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アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードとは?年会費やメリットを解説

最終更新日:

法人カード プラチナ

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個人事業主や中小の会社経営者にとって頼りになるのがビジネスカードです。

経費管理や経費削減になるだけでなく、キャッシュフローにゆとりができ、付帯サービスも利用できます。

メリットの多いビジネスカードですが、その中でも重要なのがステータス。

アメックスは世界で通用するステータスですが、その中でも最高位に位置するのがアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードです。

日本で最高峰のビジネスカードと呼ばれており、法人経営者なら誰でも手にしておきたいカードでしょう。

今回は最高峰といわれるアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードをご紹介します。

至れり尽くせりのサービスをはじめ、申し込み方法、どのような方におすすめなのか、など魅力のすべてをお伝えします。

菊地崇仁

菊地崇仁 / クレジットカード専門家

約100枚のクレジットカードを保有し、約130万円の年会費を支払っている。一般カードからプラチナカードなどのプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中。
【専門家の解説】

個人事業主や会社のオーナーの場合、個人のプラチナ・カードではなく、ビジネス・プラチナ・カードにすると、年会費を経費にできてお得です。

プライオリティ・パスやホテルの上級会員特典などはどちらも同じです。
ただし、新しい特典が追加となった場合は、個人のプラチナ・カード⇒ビジネス・プラチナ・カードの順で追加されており、若干のタイムラグがあるようです。

プラチナ・カードとビジネス・プラチナ・カードはほぼ利用できる特典は同じですが、まったく同じではありません
例えば、個人向けのプラチナ・カードの場合は海外利用分のポイントも3倍になる特典がありますが、ビジネス・プラチナ・カードではこの特典はありません。
一方、ビジネスカードの場合はクラブオフを利用できます。社内の福利厚生の充実に役立てることが可能です。

現在は、入会前でもそれぞれの特典を比較することができますので、自分にあった特典のあるカードを選ぶようにしましょう。

ほかの法人プラチナカードについては、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。

  • 株式会社ポイ探 代表取締役

    監修者菊地崇仁

    1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。

    2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。ポイント探検倶楽部に掲載されているポイントは約230種類。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られる。

    約100枚のクレジットカードを保有、年間約150万円の年会費を支払っている、まさにクレジットカードの専門家。
    一般カードからプラチナカードまで幅広い層のカードを実際に保有・利用し、日々様々なメディアにて、使った人にしか分からない信用できる情報提供を行っています。所有されているすべてのカードを月に1度は必ず利用しながら、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中。

    三児の父であり家計のやりくりをすべて担当。ポイントのみならず、クレジットカードや保険なども守備範囲で、近年は投資にも挑戦している。

    【主な著書】
    新かんたんポイント&カード生活 (自由国民ムック)

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    編集者イーデス編集部

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アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードとは? 

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードは、個人事業主や会社などの法人や企業を対象としたクレジットカードです。法人向けの優待特典がいくつか付帯されているビジネスカードとなっており、アメックスの中でも最上位のカードとして知られております。

付帯サービスには、プラチナ・セクレタリー・サービスという出張や接待での手配など、さまざまな要望を電話一本で24時間365日聞いてくれるサービスなどがあります。出張や接待など取引先へ遠出することが多い場合には、かなり活躍するカードと言えるでしょう。

ちなみにビジネスカードとは、カードの利用枠が個人カードと比べて大きい、従業員用に追加でクレジットカードを発行できる、といったビジネスに使いやすい機能が備わっている個人事業主や法人向けのクレジットカードのことです。

ビジネス・プラチナ・カードとゴールド・カード、グリーン・カードの違い

以下では、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード以外の比較対象としてゴールド・カードとグリーン・カードも一緒にご紹介します。それぞれの特徴を確認し、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの魅力をチェックしてみてください。

カード名

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード

年会費初年度:165,000円(税込)
2年目以降:165,000円(税込)
初年度:36,300円(税込)
2年目以降:36,300円(税込)
初年度:13,200円(税込)
2年目以降:13,200円(税込)
ポイント還元率
発行スピード
利用限度額
ETC年会費
電子マネー
連携可能な経費計算システム弥生会計ラインアップ・クラウド会計ソフト freee会計弥生会計ラインアップ・クラウド会計ソフト freee会計弥生会計ラインアップ・クラウド会計ソフト freee会計
旅行傷害保険(補償額)
  • 国内旅行保険(最高5,000万円)
  • 海外旅行保険(最高1億円)

  • 国内旅行保険(最高5,000万円)
  • 海外旅行保険(最高1億円)
  • 国内旅行保険(最高5,000万円)
  • 海外旅行保険(最高5,000万円)

大きな違いは年会費です。年会費が高いカードほどステータスが高くなり、あわせてサービスも手厚くなります。

ビジネスカードと個人カードの違い

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは個人向けのクレジットカードです。以下では個人事業主・法人向けのビジネスカードとの違いについて解説します。表でまとめましたので参考にしてみてください。

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードアメリカン・エキスプレス・プラチナ・ビジネス・カード
本会員年会費(税込)初年度:165,000円(税込)
2年目以降:165,000円(税込)
初年度:165,000円(税込)
2年目以降:165,000円(税込)
申し込み対象者個人個人事業主・法人
名義個人名義個人名義・法人名義
海外旅行傷害保険最高補償額 (本会員本人)最高1億円最高1億円
空港ラウンジ世界140ヶ国1,400カ所以上世界140ヶ国1,400カ所以上
プライオリティパスありあり
その他追加カードを発行可能

個人用カードとビジネスカードではそもそも申し込み対象者が違います。個人用はその名の通り個人が対象者、ビジネスカードは個人事業主・法人が対象者です。ちなみにビジネスカードの場合は、カードの名義を個人と法人の両方から選べます。

また、ビジネスカードの場合は追加カードを発行できます。「社員に配布したい」「役員に法人カードを持たせたい」という場合には、追加カードを発行します。追加カードを発行すれば、引き落としを法人口座で統一できるため、会社の経費の精算が楽になるでしょう。

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プラチナ・カードについては、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの基本情報 

ステータスの高いビジネスカードは持っているだけで安心感があります。

最高峰ともいわれるアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードですが、どのようなカードなのか、基本情報を紹介します。

年会費

年会費は165,000円(税込)です。

ビジネスカードの中には年会費無料のものもあるので、10万円を越えるとさすがに高いと思われるかもしれません。

ただ、最高峰といわれるステータスを有するカードでもあり、年会費もそれに見合っているといえるでしょう。

これから付帯サービスなどについて紹介していきますが、充実した満足度の高いサービスを受けられるとわかれば、必ずしも高い年会費とは思われないでしょう。

ポイント還元率

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードのポイント還元率は、0.3~1.0%と平均的な還元率となっております。年会費の金額の割にはあまり高いとは言えないため、ポイント還元率を最重要視している方にはおすすめできません。

ただ、ポイント還元率は極めて低いというわけでは無いため、付帯するサービスが色々とある側面を踏まえれば、十分に利用価値があると言えます。

ポイントを有効に使うためには、ポイント・プログラムについて知っておく必要があります。

大切な2つの点について説明しましょう。

  1. 日常の利用(ショッピング・公共料金)で貯まる
  2. メンバーシップ・リワード・プラスに登録で有効期限は無制限

ポイントは日常のさまざまなシーンで貯めることができます。ショッピングだけでなく、公共料金の毎月の支払いでも貯まるので、カード払いにしておけば無駄なく貯めることが可能です。貯まるポイントは、100円=1ポイント。

月間の利用合計額ではなく、利用1件ごとの金額で精算され、100円未満はポイントがつきません。

また加盟店の中にはNHKのようにポイントが加算されない所や、電力・ガス・水道などの公共料金のように200円=1ポイントの所もあります。基本的にポイントの有効期限は最大3年間です。

ただし「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録した場合は有効期限が無期限になります。

「メンバーシップ・リワード・プラス」は有料のプログラムですが、アメックス・ビジネス・プラチナ・カード会員は無料登録ができます。

最後にアメックス・ビジネス・プラチナ・カードはどのような方にふさわしいのか、おすすめしたい方について説明します。

追加カード

個人事業主なら経営に携わる家族に、法人代表者なら社員に追加カードが発行できます。追加カードを発行する費用は4枚目までかかりません。

そのため、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの年会費が165,000円(税込)であることを考えると、4人に持たせることで1人あたり33,000円(税込)の年会費という計算になってお得になります。

ちなみに、発行可能枚数に制限はありませんが、5枚目以降は1枚あたり13,200円(税込)の年会費がかかりますので注意してください。

また、追加カードは4枚目までプラチナ・カードとゴールド・カードの2種類から選ぶことができ、5枚目以降は自動でゴールド・カードとなります。

法人で追加カードを発行すれば、経費管理や事務作業の効率化に役立ちます。ですので、必要に応じて発行することをおすすめします。

ETCカード

アメックス・ビジネス・プラチナ・カードはETCカードを発行できます。ETCカードを社用車に利用すれば、高速料金やガソリン代などの経費計算がやりやすくなり、経理業務の効率化に繋がるでしょう。

また、年会費は無料です。発行できるETCカードは5枚までで、1名あたり1枚のETCカードを発行できるので覚えておきましょう。

実際に発行したい場合には、本人確認書類(運転免許証など)、登記事項証明書、実質的支配者の申告書が必要で、決算書や確定申告などの書類は不要です。

メタル製のカード

本会員用のアメックス・ビジネス・プラチナ・カードはメタル製です。

プラスチック製とは違い、重厚感とスタイリッシュな輝きがあり、最高峰のステータスカードにふさわしい存在感があります。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの申込み条件

ステータスの高いプラチナカードの場合、ほとんどのケースでは使用状況や信頼度に応じて、カード会社から招待を受けることで申し込むことができるようになります。しかし、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの場合は自分で申し込むことが可能です。

通常は手に入れにくいプラチナカードですが、アメックス・ビジネス・プラチナ・カードなら契約できると最短で入手できるため、プラチナカードに魅力を感じている人にはおすすめと言えるでしょう。

申込みの際は、「個人名義」か「法人名義」かを選びます。引き落としは選んだ名義と同じ口座から引き落とされるので、目的に合わせて名義は選択するようにしてみてください。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの利用限度額

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードは利用限度額に一律の制限が設けられていません。申込者の利用状況や年収などの条件によって限度額は変動し、さらには一時的に引き上げることもできる点が特徴です。

基本、利用限度額は年収の5%と決められているため、年収によって限度額は変化します。ただ、5%だと少ないと考える方も多いかと思いますが、利用状況によっては一時的に限度額を引き上げることもできるので安心してください。

具体的には以下のポイントを厳守すれば限度額の引き上げが徐々に行われます。

  • 引き落とし日を守る
  • 利用限度額以上の買い物をする
  • カードを長期間使い続ける

正しく利用を続けていれば、自然と限度額が引き上げされていく仕組みとなっています。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの利用限度額については、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの6つのメリット

アメックス・ビジネス・プラチナ・カードは最上級のステータスにふさわしいメリットがたくさんありますが、その中から代表的なものを6つ紹介します。

メリット

所持しているだけで受けられるサービスや特典といった満足度に直結するメリットや、ポイントで年会費が払えるなど実用的な面でのメリットがあります。以下で詳しく説明していきますので確認してみましょう。

セカンド・ビジネス・プラチナ・カードの発行

基本のアメックス・ビジネス・プラチナ・カードとは別に、もう1枚のセカンド・ビジネス・プラチナ・カードが持てます。

年会費無料で2つ目のプラチナカードが持てるのは大きなメリットです。

セカンドカードはプラスチック製です。メタル製の基本カードは自動販売機などで磁気による読み取りに反応しない場合があります。そのような時にセカンドカードを使用します。

2つのカードの引き落とし銀行口座は同じで、利用明細が別々になります。

セカンドカードを固定費引き落とし用にすれば、経費業務が楽になります。もし基本カードを紛失したり、破損したりした場合は手続きに時間がかかりますが、その間、セカンドカードで代用することも可能です。

ポイントで年会費が払える

ビジネスカードのメリットの1つがポイントですが、アメックス・ビジネス・プラチナ・カードはポイントを年会費に充てることができます。ポイントの詳細についてはあとで説明しますが、アメックスのカードはポイントが付きやすいのが特徴です。

年会費をポイントで支払えるのは、165,000円(税込)が高いと思っている方には大きなメリットでしょう。

プラチナ・セクレタリー・サービス

セクレタリーとは秘書のことですが、アメックス・ビジネス・プラチナ・カードではビジネスでもプライベートでも24時間365日、カード会員からの要望や相談に対応してくれる「プラチナ・セクレタリー・サービス」を提供しています。

秘書がいない個人事業主や中小企業の経営者にとって、メリットの多いコンシェルジュサービスです。

さらにビジネス関連、トラベル関連、その他にわけて具体的にサービス内容を紹介します。

ビジネス関連のサービス

例えばプラチナ・セレクタリー・サービスにおけるビジネス関連のサービスには以下のようなものがあります。

【主なサービス・特典】
主な特典概要
ホテルや飛行機の予約ホテルや飛行機の予約をしてくれるため、出張の手間を最小限に済ませることが可能です。
おすすめのレストラン紹介出張先で急遽取引先と食事をする必要が出たりした際に役立ちます。

出張先でのビジネスを円滑に進めるのに役立つサービスが揃っております。

トラベル関連のサービス

続いてトラベル関連のサービスには以下のようなものがあります。

【主なサービス・特典】
主な特典概要
航空券のチケット予約やそのほかの航空機関連サービス航空券のチケット予約や航空機のアップグレード、座席の位置指定など。
観光地や穴場の紹介プライベートでも旅先の見逃せない観光地やガイドに載っていない穴場なども教えてもらえます。

海外旅行は人によっては不安感を抱くこともあるかと思います。そういった場合でも、上記のようにコンシェルジュがいつでも対応してくれるという環境が整っていれば、安心して旅行に行くことができるでしょう。

そのほかのサービス

そのほかのサービスでは、普段利用しなくても知っておくと得するサービスをご紹介します。

【主なサービス・特典】
主な特典概要
パーティーのセッティング取引相手が誕生日だった場合に、急遽セッティングが必要になっても対応してくれます。
お店の紹介買い物におすすめのショッピングモール、おすすめのレストランなど旅行などの関連でなくても対応してくれます。
花のプレゼントの手配現地で花を準備したい場合に、依頼することで対応してくれます。

少し頼みにくいような無理な注文でも応えてくれます。もちろん限界はありますが、幅広く対応してくれるので困った際はまず問い合わせてみるだけでも価値があると言えるでしょう。

世界的な有名ホテルの上級会員資格が得られる

世界には名だたる有名ホテルがありますが、アメックス・ビジネス・プラチナ・カード会員なら、それら高級ホテルの上級会員資格が得られます。

一般的に上級会員資格を取ろうとすると、年間の宿泊数などのハードルがあって簡単に会員にはなれないだけでなく、年間登録料が必要な場合もあるのです。

対象ホテルとしては、

  • シェラトン、ウェスティンホテル
  • マリオット
  • リッツカールトン
  • ヒルトン

など。

会員になると部屋のアップグレード、アーリーチェックイン、レイトチェックアウト、朝食無料、ウェルカムプレゼントなどのサービスを受けられます。

付帯サービス・特典が充実

充実した付帯サービス・特典がアメックス・ビジネス・プラチナ・カードの特徴です。

その中の一部をご紹介します。

世界1,400ヵ所以上の空港ラウンジが使える

カード会員は世界130ヵ国500空港1,400ヵ所以上の空港ラウンジを自由に使用できます。

アメックスの上級カード会員専用ラウンジが利用できるので、海外出張の多いビジネスマンや経営者にとってはありがたいサービスです。

特に海外の空港に設置されているアメックス会員専用の「センチュリオンラウンジ」は上質のインテリアで、シャワー、食事、会議スペース、Wi-Fi、コピー、PCなどが利用できます。

空港サービス

ラウンジ以外にも充実した空港サービスがあるので、それらについて紹介します。

【主なサービス・特典】
主な特典概要
国際線手荷物無料配達羽田空港(国際線)、成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港にて、行きと帰りに自宅から空港までスーツケース2個を無料で配送できます。
大型手荷物宅配優待JALグループのJAL ABCが提供している「大型手荷物宅配」が優待価格で利用できます。
国内ホテル・旅館プレミアムプラン国内の厳選されたホテルや旅館の「国内プラン・国内旅館プレミアムプラン」が利用できます。客室確保、アーリーチェックイン、レイトチェックアウト、手荷物無料宅配などのサービスを受けられます。
エアポート送迎サービス海外旅行の出発と帰国時に、提携タクシー会社の車をチャーターすることができるサービスで、指定場所と空港までを格安料金で送迎してくれます。車種はベンツやアルファードなどハイグレードな車が配車されるので、旅行で疲れていてもゆったり快適に移動可能です。
そのほかのサービス空港パーキングの割引・優待や、成田国際空港と関西国際空港では専任スタッフが到着ロビーから空港の駅改札口・バス停まで荷物を運んでくれる「無料ポーターサービス」、中部国際空港では無料で荷物を預けられる「空港クロークサービス」などがあります。

空港の利用は何かと手間が増えがちですが、当カードのサービスを活用すれば手間を最小限に抑えることができます。

国内・海外の旅行傷害保険が充実

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードでは、本会員は海外の旅行傷害保険が自動付帯されます。

出発前に手続きする必要がなく、便利で安心できるサービスです。補償には海外の補償と国内の補償の2種類があるため、それぞれを以下の表にまとめておりますので確認してみましょう。

保険付帯補償金額詳細
海外の補償自動付帯/利用付帯最高1億円死亡・後遺傷害・傷害治療・疾病治療・救援者
国内の補償自動付帯/利用付帯最高5,000万円死亡・後遺障害

どちらも自動付帯となっていますので、仮にアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードを出張先で利用していなくても、保険の適用対象となります。

ビジネス・ワランティ・プラス

このサービスはカード購入した商品の自然故障と偶発的な事故による損害を補償するものです。

偶発的事故には火災・破損・水漏れ・盗難が含まれます。

自然故障の場合はメーカー保証の期間が終了した後に適用され、メーカーと同等の修理補償が受けられます。

メディカル・コンサルテーション

病気で治療を受けている場合、「セカンドオピニオン」や「優秀専門医の紹介」をしてくれるサービスです。

治療中でなかなか改善の兆しが見えない場合に、日本の医学界を代表する専門医が治療法や症状に適した専門医を紹介してくれます。

また各種健診料金の割引、生活習慣・食生活のなどの無料相談もできます。

ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン

本サービスは、全国約150店舗のレストランで所定のコース料理を2名以上で利用すると1名分が無料になります。

選りすぐりのお店ばかりですので、接待や記念日、社内のレクリエーションなど幅広く利用したくなるでしょう。

事前に会員登録が必要で、毎年4月~9月、10月~3月の各期間内に本カード決済を1回以上利用することで、翌半年間で1店舗につき1回まで楽しむことができます。

DELL Technologies 優待特典

Dellの対象店(オンラインショップ・電話による通信販売)で、アメックス・ビジネス・プラチナ・カードを利用すると最大7,000円のキャッシュバックを受けることができます。

事前登録後に、対象店でカード決済をすることで、①4月1日~9月30日、②10月1日~3月31日の各対象期間で最大7,000円のキャッシュバックがもらえます。

ステータスの高さ

アメックス・ビジネス・プラチナ・カード最大のメリットはやはりステータスの高さです。

ご紹介した各種サービスもステータスに見合った内容になっています。

日本で最高峰のステータスを保持している満足感は、ほかのビジネスカードでは得られない、アメックス・ビジネス・プラチナ・カードならではのメリットです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの3つのデメリット

物事にはメリットがあれば、デメリットもあるものです。

しかしアメックス・ビジネス・プラチナ・カードにおいてはメリットとデメリットは表裏一体で、使う人の考え方によって変わります。

紹介するデメリットはメリットにもなり得るということを踏まえてください。

デメリット

こちらも見ていきましょう。

会費が高い

確かに年会費が165,000円(税込)というのは高いでしょう。

ただし、これまで説明したメリットの数々を実際に享受した方なら、年会費の高さがデメリットとはいえないでしょう。

家族や社員に追加カードを4枚まで無料で発行できることや、ポイントを年会費に充当できること、最上級のステータスなどを考慮すれば高いとはいえない価格です。

追加カードはプラスチック製

本会員のカードが豪華なメタル製であるのに比べれば、プラスチック製というのはデメリットです。

ただし無料で発行される追加カードであること、メタル製では磁気に弾かれてしまう可能性などを考えれば、これもデメリットとはいえません。

サービスを使いこなせない

アメックス・ビジネス・プラチナ・カードの付帯サービスはとても充実しています。

ただし海外出張や旅行をしない方にとっては必要ないかもしれません。使いこなせないという意味において、多すぎるサービスはデメリットでしょう。

ポイントの使い方によって満足度も上がるので、次はその点について説明します。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードはこのような人におすすめ

アメックス・ビジネス・プラチナ・カードがふさわしい方、またこのような方におすすめしたいという点について説明します。

個人事業主

個人事業主にビジネスカードは欠かせませんが、最上級のステータスを手にすることで事業にも役立ちます。ステータスの高いカードは必然的に、一定の年収がある証明にもなります。

そのため、ステータスの高いカードを持っているということは、信用できる業者の証明であると言えるでしょう。 

また、家族に追加カードも無料で発行できる点を考えると、アメックス・ビジネス・プラチナ・カードがおすすめです。

会社経営者

会社経営者にとって経費管理のコストカットや経理業務の簡素化は大事な課題です。

また、交渉の現場ではカードのステータス性は重要です。

これらを実現するアメックス・ビジネス・プラチナ・カードは経営者にとって良き相棒となります。

起業する人

これから起業を考えている方にとっても、ビジネスカードは必要不可欠なカードです。

年会費無料のものもありますが、長い将来を考えた時に最上級のステータスは魅力でしょう。

実績がなくても自己申し込みできるのがアメックス・ビジネス・プラチナ・カードです。

海外・国内出張が多い人

すでにご紹介したように、アメックス・ビジネス・プラチナ・カードの付帯サービスでは、空港ラウンジの利用をはじめ、空港やトラベル関連のサービスが非常に充実しています。

土地勘のない海外で接待したり、ホテルやレストランを予約したりする苦労も、プラチナ・セクレタリー・サービスで解消できます。

海外や国内出張が多い方にはアメックス・ビジネス・プラチナ・カードがおすすめです。

経費管理を効率化したい人

会社経営において無駄な事務作業を効率化することはとても大事で、効率化によりコストカットが実現できます。

特に煩雑なのが経費管理です。

アメックス・ビジネス・プラチナ・カードにはセカンドカードや追加カードがあるので、経費や固定費専用として使用すれば経費管理がしやすくなります

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードをおすすめしない人

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードがおすすめでない人としては、以下のような場合が考えられます。

【アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの利用をおすすめしない人の特徴】

  • 年収が十分ではない
  • 年会費の負担を大きく感じてしまう
  • そもそも飛行機を使った出張などがあまりない
  • 追加カードの発行予定もない

限度額設定は年収の5%とされているため、十分な年収を得ていない場合には利用限度額が十分ではないためおすすめとは言えないでしょう。また年会費約160,000円は決して安くはないので、この負担が大きい場合にもおすすめはできません。

また、ラウンジの利用サービスなどアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードのサービス・特典を十分に活かせない場合も同様です。サービスを十分に活かせないのなら、もっと身近で活かせるような(ポイント還元率が高いなど)カードを選択した方が良いかもしれません。

まとめ

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードは、アメックスにおけるステータスの高いビジネスカードです。年会費は160,000円と決して安くはありませんが、それに見合ったサービスが色々とあります。

例えば、プラチナ・セクレタリー・サービスはビジネスでもプライベートでも24時間365日、カード会員からの要望や相談に対応してくれる秘書のようなサービスです。利用することで取引先との接待を円滑に進められることもあれば、自身の旅行を満足度の高いものになるようにサポートもしてくれます。

利用価値は十分に高く、企業で利用していれば追加カードも4枚目まで無料ですし、オンライン上で明細を発行すれば経費計上の業務の手間も最小限に抑えることが可能です。

招待制ではなく、自分で申し込みができる点も当カードのおすすめポイントと言えます。ステータスを重視したビジネスカード選びをしている方はぜひ参考にしてみてください。

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