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ビジネスローンは無担保でも利用OK!?事業資金を調達する際の注意点も紹介

ビジネスローンは無担保でも利用OK!?事業資金を調達する際の注意点も紹介

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事業用の融資というと、自社物件を担保にして、あるいは連帯保証人を立てて借入するというイメージをお持ちではないでしょうか。

しかし、ビジネスローンと言われるローン商品の多くは、無担保での借り入れが可能となっています。

担保が必要な借り入れに比べて借入金額の上限が低くなることは否めませんが、その分審査もスピーディで資金用途も問われないなど利便性の高い商品も数多くあります。

本稿では、無担保で利用できるビジネスローンの概要や注意点、メリット・デメリットなどについてご紹介します。

本記事の執筆者について

田中 裕晃さん

田中 裕晃 / 大峰FP事務所 代表

京都市出身、京都府立大学 文学部史学科卒業、京都府立大学大学院 文学研究科史学専攻 博士前期課程修了(文学修士(歴史学))、大手賃貸仲介業者に就職、新人賞獲得。店長職を経験後、売買仲介業者として独立。その後、株式会社大峰の代表取締役に就任、大峰FP事務所を開設し、現在に至る。

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おすすめ無担保ビジネスローン

無担保で利用できるビジネスローンは数多くあります。そのなかでも、無担保で利用できると人気の「AGビジネスサポート」「融資枠型ビジネスローン あんしんワイド」「PayPay銀行ビジネスローン」ついてまず紹介しましょう。

AGビジネスサポート

AGビジネスサポートの事業者ローン(ビジネスローン)は次のような内容です。


融資対象者法人または個人事業主
※申込時年齢 満20歳~満69歳まで
融資額50万円~1,000万円
契約利率
(実質年率)
3.10%~18.0%
担保不要
保証人原則不要
※ただし、法人の場合は代表者の連帯保証が必要
返済方式及び返済期間・回数元利均等返済:最長5年(60回以内)
元金一括返済:最長1年(12回以内)
遅延損害金
(実質年率)
20.0%
契約時締結費用印紙代(実費)

返済は一括返済と毎月返済では、返済方法が異なります。

毎月返済する「元利均等返済」に関して、返済例を挙げて説明します。

元利均等返済の場合の返済例

(実質年率15.00%での毎月の支払金額/元利合計 但し、50万円は実質年率18.00%)

返済回数/借入金額50万円200万円500万円1000万円
1年(12回)4万5,900円18万600円45万1,300円90万2,600円
3年(36回)1万8,100円6万9,400円17万3,400円34万6,700円
5年(60回)1万2,700円4万7,600円11万9,000円23万7,900円

元利均等返済の返済額は上記の例を参考にして頂くこともできますし、金融機関などのローンシミュレーションで計算することも可能です(金利、返済期間、借入金額を入力すればすぐに返済額が求められます)。

AGビジネスサポートのビジネスローンの特徴として、以下が挙げられます(元金一括方式も選択できます)。

  • 担保、連帯保証人不要で借り入れが可能であること
  • 利用限度額の上限が1000万円とそれなりに大きいこと
  • 返済が元利均等返済方式であること

次に紹介するPayPay銀行の商品と比較してもらえると分かりやすいのですが、より通常の事業融資に近い商品と言えるでしょう。

AGビジネスサポート「事業者ローン」
利用限度額審査時間融資までの時間
1,000万円最短即日※最短即日※
借入金利無利息期間サービス土日の借入
年3.1%~18.0%--

※申込時間帯によっては対応できない場合あり

おすすめポイント

  • 法人・個人事業主 専用
  • まとまった資金繰りの際に!
  • 無担保・無保証で自由に借り入れ!

融資枠型ビジネスローン あんしんワイド

融資枠型ビジネスローン あんしんワイドの詳細は次の通りです。

融資対象者次の条件をすべて満たす法人
・ 当社の法人口座(円普通預金口座)を持っていること
・ 営利法人であること(会社の種類が、株式会社、有限会社、合同会社、合名会社、合資会社であること)
・ 日本に登記上の法人住所があること
融資額

10万円以上1,000万円※(10万円単位・審査のうえ決定)

※GMOお得意さま応援ローン特約は10万円以上50万円以内(10万円単位・審査のうえ決定)

契約利率
(実質年率)
年0.9%~12.0%※
※GMOお得意さま応援ローン特約の場合は年14.0%
担保不要
※一部特約はGMOインターネット株式会社が保証
保証人不要
返済方式及び返済期間・回数

①約定返済
毎月25日に前月末の利用残高の5%(1円未満切り捨て)ならびに前月分利息を引き落とし
②随時返済(全額ないし元金の一部)


返済は毎月残高の5%以上ならびに前月分利息を引き落とし(残高50万以下は金利のみ)のため、回数指定なし

遅延損害金
(実質年率)
14.0%
契約時締結費用印紙代(実費)

融資枠型ビジネスローン あんしんワイドは、法人専用のビジネスローンです。

金利も比較的低めに設定されており、必要書類も少ないという利点があります。

融資枠型ビジネスローン あんしんワイド

融資枠型ビジネスローン あんしんワイド
利用限度額審査時間融資までの時間
10万円以上1,000万円※最短2営業日最短2営業日※
借入金利無利息期間サービス土日の借入
年0.9%~12.0%※--

※金利:GMOお得意さま応援ローン特約の場合は年14.0%
※融資時間:GMOお得意さま応援ローン特約の場合は、法人口座開設後、最短で2営業日程度
※限度額:GMOお得意さま応援ローン特約の場合は10万円以上50万円以内

おすすめポイント

  • 創業初年度の法人でも借り入れが可能
  • 審査申込~借入まで最短で2営業日程度
  • GMOあおぞらネット銀行の法人口座を開設直後でも申込可能

PayPay銀行のビジネスローン

PayPay銀行のビジネスローンの詳細は次の通りです。

なお、「個人事業主向け」と「法人向け」の2通りありますが、融資対象者が違うだけで商品内容は同じです。

融資対象者法人または個人事業主
※申込時年齢 満20歳~満69歳まで
※日本国籍を有している、または外国籍で日本での永住権を有している
融資額500万円
契約利率
(実質年率)
年2.8%~年13.8%
1年毎に金利見直し
担保不要
保証人原則不要
※ただし、法人の場合は代表者の連帯保証が必要
返済方式及び返済期間・回数定額返済
(返済額は下記の返済表参照)
契約期間1年
(自動更新)
※5年毎に再契約
遅延損害金
(実質年率)
20.0%
契約時締結費用印紙代(実費)

返済方法と返済額

前回の借入直後の借入残高約定返済額
(元本+利息)
10万円未満1万円
10万円以上100万円未満3万円
100万円以上200万円未満5万円
200万円以上300万円未満7万円
300万円以上400万円未満8.5万円
400万円以上500万円以下10万円

PayPay銀行のビジネスローンも担保、連帯保証人不要である点は共通ですが、借入金額の上限が500万円であること、返済方式が定額(リボルビング払い(=リボ払い))であることが特徴です。

AGビジネスサポートの商品よりも融資限度額の上限が低く、カードローンと同じリボ払いであることから、よりカードローンに近い手軽な商品だということが言えるでしょう。

なるべく早く返済したいならAGビジネスサポート毎月の返済負担を軽くしたいならPayPay銀行と、事業の状態などに合わせて選ぶようにしてください。

▼ビジネスローンの申込については、こちらの記事をご参考にしてください。

法人が無担保ビジネスローンを利用する際には注意が必要

個人事業主がビジネスローンを利用する際は基本的に担保も連帯保証人も必要ありません。

一方、法人が利用する場合は代表者が連帯保証人になる必要があります。

前項でご紹介した2社の商品でも、但し書きにそのような表記があったことにお気づきでしょう。これは一般的に「代表者保証」と呼ばれるもので、法人が借入する際の条件になっていることがよくあります。

ローンを貸出する金融機関等の立場で考えると、法人に対して貸し出しをし、まったく保証人を取らないとすると、その会社が倒産した場合に貸したお金を回収することが出来なくなってしまいます。

この仕組みを悪用すると、会社を設立し、会社名義でお金を借り、計画倒産すれば、返済せずに逃げることも可能です(詐欺罪ですが)。お金を貸した金融機関は泣き寝入りするしかありません。

そういったことがないように、あらかじめ代表者個人に連帯保証人になってもらうことで、万一会社が倒産しても代表者個人に責任追及することが可能になります。

反対に法人側の立場で言うと、会社が倒産してしまったとしても、代表者個人はその債務から逃れることはできないということです。

会社が返済をしない場合、最悪代表者の自宅や預金などの資産が差し押さえられてしまうリスクがあるのです。

つまり、個人事業主が自分の名義で借入するのと、法人が代表者保証をして借入するのとでは、同じリスクを抱えているということになります。

法人名義だからリスクが少ないということはありませんので、個人で借りる場合と同じ程度に慎重になる必要があるということを忘れないでください。

無担保ビジネスローンのメリットとデメリット

ここでは、無担保ビジネスローンのメリットとデメリットについてご紹介します。

無担保ビジネスローンのメリット

  • 担保や連帯保証人(代表者保証を除く)が不要なので気軽に利用できる
  • 通常の事業融資に比べて審査が早い
  • 担保ありの融資と違い諸費用がほとんどかからない(印紙代のみ)
  • 事業融資や担保融資よりも必要書類が少なくて済む
  • 総量規制の対象外である

担保がないということは、物的担保(通常は不動産)、あるいは人的担保(連帯保証人)に対する審査が必要ないということになります。

▼土地や家を担保にお金を借りることについてはこちらで詳しく解説しています。

従って、物件調査費用などは当然掛かりませんし、抵当権設定の費用も必要ありません。

連帯保証人を探してお願いするという手間や労力もいりません。

申し込み時点でするべきことも最小限ですし、審査結果までスピード感があります。こういった諸点から、比較的気軽に利用できると言えるでしょう。

また、個人が借入をする場合には総量規制で貸し出しの上限額が定められていますが(年収の3分の1まで)、ビジネスローンは総量規制の対象外です。

資金繰りに困っている場合はありがたいポイントです。

無担保ビジネスローンのデメリット

  • 担保ありの融資に比べ借入金額の上限が低い
  • 担保ありの融資に比べ金利が高い

担保がないということを貸し出す側の立場から見ると、貸し倒れするリスクが高まるということになります。

従って、高額な貸し出しは出来ないということになりますので、借入金額は限定的になります。

また、リスクのある分儲けを確保しないとバランスが取れませんので、金利の設定は高めになってしまいます。

メリットとデメリットを総じて言うと、無担保のビジネスローンは利便性は高いが金額的には限定され、かつコストもかかるといった特徴になります。

この特徴を良く踏まえたうえで、効率よく利用する方法を検討してください。

ビジネスローンで事業資金を調達する際の注意点

ビジネスローンで資金調達する場合の注意点は、次の通りです。

必要な資金はいくらなのかしっかりと見極める

ビジネスローンのメリットは気軽に利用できることだと述べました。だからといって、無計画に借りるべきではありません。

その資金は本当に必要なのか、いくらくらい必要なのかということをきっちり考えるべきでしょう。

ビジネスローンの中には必要書類として事業計画書を提出しなければならないものもあります。

事業計画書というと面倒だと感じる方もいらっしゃるでしょうが、資金の使途や事業の中での位置付けなど、第三者に説明できるくらいに整理しておくことは重要です。

たとえ提出が不要であったとしても、借入検討段階で事業計画書を作成しておくことで、より健全な経営が可能となるでしょう。

借り入れた資金の返済計画を立てる

必要とする金額を借りることができれば、今度はきちんと返済しなければなりません。借りてからどうやって返済していくかを考えるのではなく、借入検討段階で返済計画も立てる必要があるのです。

前項の事業計画というのは、いくらの資金が何のために必要かということを整理するだけでなく、どのように、またいくらずつ返済していくのか、返済できる見込みはちゃんとあるのかということも同時に考えてください。

別項でご紹介した通り、返済方式はローン商品によってさまざまです。

計画に合った返済ができるのかどうかは、ローン商品を選択する際の基準にもなりますので、しっかりと検討するようにしましょう。

日本政策金融公庫や地方公共団体の融資なども検討し上手に利用する

ビジネスローンを取り扱う事業者は数多くありますので、さまざまな条件を比較検討することが大切です。

一方で、ビジネスローンという枠にとらわれないことも重要です。

事業融資であれば、日本政策金融公庫や地方公共団体が窓口となる公的な融資も存在します。そういった融資と比較検討することも忘れないでください。

ただし、公的な融資や銀行等金融機関の事業融資は審査に時間がかかります。どうしても急ぎで資金が必要な時は、スピード重視のビジネスローンを選ぶようにしましょう。

ビジネスローン以外にも無担保で資金調達する方法もある

ビジネスローンの比較対象は公的融資ばかりではありません。次のような選択肢とも比較してみてください。

即日&少額融資ならカードローン

カードローンにもいろいろ種類がありますが、代表的なのはノンバンク系のカードローンでしょう。ビジネスローンと同じく無担保で連帯保証人の必要もありません。

個人名義のカードローンの場合、資金使途は自由であっても、事業資金には使えないというものもありますので注意してください。

法人用のカードローンは、ビジネスローンのカテゴリーに属するものです。

プロミス

プロミス
利用限度額審査時間融資までの時間
最大500万円最短3分※最短3分※
借入金利無利息期間サービス土日の借入
年4.5%~17.8%30日間

※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。

おすすめポイント

  • Web契約で最短3分融資も可能※
  • 最短10秒で振込可能(24時間振込可能な金融機関の口座を持っていること)
  • 申込、借入、返済24時間OK!

金利を抑えたいなら銀行のフリーローン

個人向けのフリーローンも比較対象になるでしょう。銀行は消費者金融よりも金利が抑えられているところもポイントです。

しかし、こちらも消費者金融系カードローンと同じく、事業資金としての利用を認めていない場合もあります。資金の用途によっては使えるケースもあるかもしれませんので、検討してみてください。

なお、事業者向けフリーローン、法人向けフリーローンのような名称のローン商品は、ビジネスローンのカテゴリーに入ります。

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローン
利用限度額審査時間融資までの時間
最大800万円最短即日※最短即日
借入金利無利息期間サービス土日の借入
年1.9%~14.5%なし-

※審査時間:審査完了までは個人差があります。また土日祝は営業していません。

おすすめポイント

  • いつもの口座で利用可能!
  • スマホで簡単申込!
  • 月々2,000円から返済可能!

債権の現金化ならファクタリング

最近流行している資金調達方法に、ファクタリングというものがあります。

これは債権を譲渡する対価として資金を得るという仕組みですが、具体的には、売掛金債権などをファクタリング事業者に買い取ってもらうということです。

手形割引に近い仕組みと言えるでしょう。まだまだ発展途上の分野ですので、違法行為を行う業者も少なくありません。利用する際は十分に注意が必要です。

まとめ

以上、無担保で利用できるビジネスローンの概要や注意点、メリット・デメリットなどについてご紹介しました。

ここまでのおさらい

  • 無担保でおすすめのビジネスローンは「AGビジネスサポート」と「PayPay銀行ビジネスローン」
  • 前者は事業融資型、後者はローンカード型に分類される
  • 無担保のビジネスローンは融資限度額や金利だけでなく、返済方式も選択時のポイントとして重要
  • ビジネスローンは利便性が高く、スピーディに融資が受けられる
  • ビジネスローンの借入は総量規制の対象外である
  • 法人の場合、代表者保証が必要になる
  • 気軽に利用できる分、事前にしっかりと事業計画、返済計画を立てることが大切

ビジネスローンの仕組みや特徴を理解すれば、事業者にとって非常に心強い味方になることは間違いありません。

メリットとデメリットを把握して、ビジネスローンを賢く利用しましょう。

AGビジネスサポート「事業者ローン」
利用限度額審査時間融資までの時間
1,000万円最短即日※最短即日※
借入金利無利息期間サービス土日の借入
年3.1%~18.0%--

※申込時間帯によっては対応できない場合あり

おすすめポイント

  • 法人・個人事業主 専用
  • まとまった資金繰りの際に!
  • 無担保・無保証で自由に借り入れ!

本記事の執筆者について

田中 裕晃さん

田中 裕晃 / 大峰FP事務所 代表

京都市出身、京都府立大学 文学部史学科卒業、京都府立大学大学院 文学研究科史学専攻 博士前期課程修了(文学修士(歴史学))、大手賃貸仲介業者に就職、新人賞獲得。店長職を経験後、売買仲介業者として独立。その後、株式会社大峰の代表取締役に就任、大峰FP事務所を開設し、現在に至る。

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  • プロミス※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
  • アコム※審査時間・融資時間:申込時間や審査により希望に添えない場合があります。
  • アイフル※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。

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