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おすすめのビジネスローン10選!審査は甘い?審査落ちの原因も徹底解説

独自審査で借りやすいおすすめのビジネスローン12選!融資審査が甘いのは本当?法人・個人事業主それぞれに最適な事業者ローンを紹介

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個人事業主であれ会社経営者であれ、事業を継続していくには常に資金繰りを考えなければなりません。

仕入れの支払いから売上の入金までにタイムラグがある業種ほど、運転資金の必要性がより高いと言えるでしょう。

本来、運転資金は自己資金ですべてを賄うというのが理想ですが、現実的にそれが可能な経営者は少ないのではないでしょうか。

そのため、金融機関等外部からの借入で資金調達しなければならないのです。

では、運転資金を調達したいときはどこから借りればいいのでしょうか。

また、どのくらいの金額を借りればよいのでしょうか。

ここでは、運転資金の概要と調達方法について解説します。

この記事でおすすめするビジネスローンは以下の通りです。各社の詳しい内容は記事でご確認ください。

迷ったらまずはコレ

おすすめのビジネスローン

融資枠型ビジネスローン あんしんワイド

創業期や赤字でも借りられるビジネスローン!
決算書や事業計画不要でネット完結!

年0.9%~12.0%※

AGビジネスサポート「事業者ローン」
最短即日融資が可能!
累計15万口座以上の契約実績!

年3.1%~18.0%

塚越一央からのコメント

ファイナンシャルプランナー

ビジネスローンは事業資金専用のローン商品で、法人経営者と個人事業主だけが利用できます。従って、事業を営んでいない個人は、利用できません。

借りたお金は、開業資金や設備資金、運転資金等の事業資金の支払いにだけしか使えません。ビジネスローンの取扱い機関は、消費者金融、銀行、信販、クレジットカード会社です。

  • ファイナンシャルプランナー / 塚越FP社労士事務所

    監修者塚越 一央

    東京都立大学法学部を卒業後、大手都市銀行および銀行系のシンクタンクに41年間勤務。
    定年退職を機に1級ファイナンシャル・プランニング技能士および社会保険労務士のダブルライセンスで「塚越FP社労士事務所」を立ち上げ、現在に至る。
    日本FP協会東京支部主催の「神保町FPフォーラム」に参加し、相続のセミナー講師および相談員を務める。
    また、外部メディアへの記事執筆や監修、コンサルティング業務を手掛ける。

    経営理念「お客様に喜んでいただき、信頼される仕事を目指します」

  • 株式会社エイチームライフデザイン

    編集者イーデス編集部

    「ユーザーが信頼して利用できるWEBメディア」を目指す編集部チーム。実際のユーザーの声や業界知識の豊富な専門家の協力を得ながら、コンテンツポリシーに沿ったコンテンツを制作しています。暮らしに関するトピックを中心に、読者の「まよい」を解消し、最適な選択を支援するためのコンテンツを制作中です。

    ■書籍
    初心者でもわかる!お金に関するアレコレの選び方BOOK

    ■保有資格
    KTAA団体シルバー認証マーク(2023.12.20~)

    ■許認可
    有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可・許可番号:23-ユ-302788

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ビジネスローンとは利用目的が事業資金に限定された商品

ビジネスローンとカードローンの比較

ビジネスローンとは金融機関の融資商品の中で、原則、利用目的を事業資金に限定している商品です。

開業資金や設備資金などの資金を調達するために利用されます。

ローンの種類ビジネスローンカードローン
特徴
  • 原則、利用目的を事業資金に限定している
  • 法人経営者か個人事業主のみ利用できる
  • 連帯保証人が必要な場合がある
  • 利用目的が限定されていない
  • 法人経営者や個人事業主でなくても利用できる
  • 連帯保証人は必要ない

ビジネスローンの利用目的は事業資金であることから、法人経営者と個人事業主のみ借り入れをおこなえます。

事業を営んでいない個人は利用できず、生活資金など事業資金以外のお金を借り入れたい場合は、カードローンを利用する必要があります。

\こんなリアルな声、あります/
41歳男性・理容室経営・新潟36歳女性・カフェオーナー・東京29歳男性・動画クリエイター・大阪52歳男性・工務店経営・愛知33歳女性・セラピスト・福岡46歳男性・農業経営・山梨30歳女性・美容インフルエンサー・神奈川38歳男性・イベント業・京都27歳女性・ハンドメイド作家・宮城49歳男性・整体院経営・栃木32歳女性・ヨガ講師・奈良40歳男性・輸入販売業・東京35歳女性・オンライン英会話講師・鹿児島43歳男性・解体業・広島26歳女性・フードトラック運営・福岡
個人事業主でも借りられるって聞いたけど、ちゃんと実績がないとやっぱり無理なのかな…不安でした。創業3ヶ月でもOKと聞いて申し込んだけど、自己資金もチェックされてた。甘くないなと実感。フリーランスでもチャンスあるって本当だった!書類さえ揃えれば審査は通った。赤字決算でも借りられるって本当?と半信半疑だったけど、事業計画をしっかり書いたのが効いたかも。開業届さえ出していれば対象になるって知って、もっと早く調べておけばよかったと思いました。農業って審査に通りにくいと聞くけど、地域支援型のビジネスローンに救われた。ネット収入でも“事業”と見てもらえて、ちゃんと通りました。嬉しかった!売上の浮き沈みがある業種でも、最近の入出金データを出したらOKに。最初は無理かもと思ってたけど、クラウド会計のデータ提出でスムーズに。地元の信用金庫では断られたけど、ネット系のローンで融資が通った!自己資金が少ないのがネックかと思ったけど、月々の安定収入が評価されたみたい。法人じゃなくても、個人事業でここまで融資してくれるのはありがたい。英語教室を拡大したくて申し込んだけど、面談時の熱意が通じた気がする。現場系って信用されにくいと思ってたけど、事業実績がカギだったっぽい。キッチンカーでもローン組めるって知らなかった!設備費用が助かった〜

ビジネスローンは何に使える?

事業を行うのに必要な資金を「事業資金」といいます。

事業資金はさらに、以下の3つに分類することができます。

事業資金の種類
開業資金
  • 店舗の賃貸契約費用
  • 内装工事費
  • 法人登記費用
  • 備品購入費(レジ、机など)
設備資金
  • 製造機械の導入
  • PCや業務用ソフトの購入
  • 社用車の購入
  • オフィス什器の更新
運転資金
  • 仕入れ代金
  • 人件費(給与)
  • 家賃・水道光熱費
  • 広告宣伝費
  • 外注費

すべて字面からイメージできると思いますが、開業資金は新規に事業を立ち上げる時に必要な資金、設備資金は事業に必要な設備(事務所や店舗、機械、パソコンなど)を用意するのに必要な資金、運転資金は事業を継続していくために必要な資金を指します。

\こんなリアルな声、あります/
34歳男性・Web制作会社経営・東京47歳女性・パン屋経営・長野30歳男性・中古車販売業・愛知42歳女性・ネイルサロン経営・福岡36歳男性・出張清掃業・埼玉31歳女性・作家・高知45歳男性・コンサル業・大阪28歳女性・アパレルブランド運営・兵庫39歳男性・板金加工業・富山50歳女性・介護事業・茨城33歳男性・DJ・東京48歳女性・フラワーショップ経営・愛媛26歳男性・YouTuber・北海道40歳男性・漁業・長崎29歳女性・保育事業・京都
機材を一気に買い替えるタイミングで申請。設備資金として認められた!人手不足解消のために人材採用費用で使ったけど、問題なかったです。車の仕入れ資金に使えるか不安だったけど、在庫購入OKで安心した。店舗の改装費用で利用。内装業者への支払いに間に合って助かった。広告費にも使えるって意外だった!Google広告費用をここから捻出。出版にかかる印刷費や販促費用にも使えて、やりたいことが一気に実現できた。事務所移転費用+引っ越し費用までOKだったのはありがたかった。海外展示会の出展費用にも使えた。旅費までカバーできてびっくり。材料費の仕入れに使ったけど、柔軟に用途が選べるのがいいですね。新規スタッフ用の制服や備品費用で申請。審査もスムーズだった。機材投資したくてローン利用。まさか音楽機材までOKとは!新しい冷蔵庫の導入費用で使えました。花の鮮度が保てるように!撮影用のスタジオ借りる資金に活用。運営費にも対応しててよかった!船のメンテナンス費用って通るのかな…と思ったらOKでホッとした。託児スペース開設の資金にしました。子どものための環境づくりにも役立つ!

必ず借りられるビジネスローンはない

ビジネスローンに限った話ではありませんが、基本として「必ず借りられるローン」というものはありません。

ローンを利用する際には審査が必ずあり、その審査に通らなければいかなる理由があっても契約はできません。

仮に審査なしで利用できるようなローンがあった場合、それは違法なサービスの可能性があります。

また、ブラックリスト入りしている状態の人も審査に通る可能性はかなり低いため、「ブラックでもOK」などと謳っている事業者があれば、それも同様に違法業者である可能性が高いでしょう。

なお、ブラックリスト入りしている人の申込みに対して「必ず審査を通過させてはいけない」といった法律はないため、中小消費者金融の一部では、ブラックリスト入りしていても現状を考慮して審査に通ることがあります。

このケースは稀といえるため、少しでも怪しいと感じたら金融庁の「貸金業者登録一覧」を確認してみましょう。

貸金業者登録一覧には金融庁に登録されている事業者が記載されているため、記載されていれば安心して利用して問題ないです。

ビジネスローンの審査は甘い?

ビジネスローンの利用を検討している方のなかには、「ビジネスローンの審査は甘いの?」と気になっている方がいるでしょう。

そのように考える理由として、一部では「ビジネスローンの審査は激甘」という声もある点が挙げられます。

しかし結論からいうと、ビジネスローンの審査は甘くありません。

審査を甘くした場合、融資をおこなった企業が貸し倒れて利息を回収できない可能性が高いためです。

ただし、法人が融資を受ける方法のなかでは比較的借りやすいとされてはいるため、資金繰りに困っている場合には選択肢の一つとして知っておいて損はないでしょう。

ビジネスローン銀行融資公的機関
審査難易度比較的柔軟な審査やや厳しい傾向あり事業計画による
融資スピード最短即日1週間~数週間以上
実質年率(金利)~年18.0%~年10.0%低金利(無利息もあり)
融資上限額数百万円数千万円~数億円数百万円~数千万円
担保・保証人原則不要必要原則不要

借入額が低めで金利が高い点から貸付側のリスクは他と比べると低いため、審査も比較的優しめであることが予想されます。

ただし、上記3つを比較した場合に審査に通る可能性が高めというだけであり、単体で見れば「審査が甘いローン」ではないため間違えないように注意してください。

赤字決算でも借りられる可能性があるビジネスローンも存在

通常、銀行などの融資では赤字決算や債務超過の状態では融資が難しくなるのが一般的です。

しかし、近年では決算が赤字でも利用できる可能性のあるビジネスローンも存在します。

赤字でも利用できる可能性がある理由として、決算書の数値だけに依存しない審査を行っている点が挙げられます。

過去の決算内容だけで判断せず、現状の売上やキャッシュフローなどを考慮して審査が行われるため、現状が過去よりも改善傾向にあれば審査に通る可能性もゼロではありません。

担保や保証人を設定すれば審査が通る可能性は上がる

担保・保証人とは、ローン返済が滞った際に、金融機関が貸した資金を回収するための手段です。

担保は不動産などの資産を提供すること、保証人は契約者に代わって返済義務を負う人(連帯保証人が一般的)を指します。

これらを設定すると、金融機関のリスクが軽減されるため、ビジネスローンの審査に通りやすくなるでしょう。

ビジネスローンの場合、担保には一般的に不動産や売掛金、預貯金などが用いられます。

担保となるものがなければ有担保ローンは利用できませんが、無担保ローンであれば申込みのハードルは低いです。

しかし、貸付側のリスクが高くなることから審査に通る可能性は低くなります。

ノンバンクは銀行系よりも審査が甘いといわれている

ノンバンクとは、銀行のような預金業務を行わず、貸付業務を専門とする金融機関のことです。

一方、銀行系とは、都市銀行や地方銀行、信用金庫などの一般的な銀行を指します。

ビジネスローンの審査は甘くないものの、上限金利を高く設定すると貸し倒れリスクを軽減できることから、上限金利の高いビジネスローンは比較的審査に通りやすい傾向にあります。

ノンバンク系ビジネスローンは銀行系・銀行ビジネスローンより金利が高く設定されている反面、審査に通りやすい点が魅力です。

審査に通りやすいビジネスローンに申込みたい場合は、ノンバンク系ビジネスローンを検討するとよいでしょう。

銀行系・銀行ビジネスローンよりも金利が高いデメリットはあるものの、審査に通りやすいうえに融資までの期間が短いメリットがあります。

\こんなリアルな声、あります/
38歳男性・建設業・岐阜31歳女性・ハンドメイド販売・宮崎44歳男性・中古品輸出業・東京29歳女性・グラフィックデザイナー・大阪47歳男性・訪問介護業・神奈川33歳女性・エステサロン経営・広島36歳男性・不用品回収業・埼玉40歳女性・翻訳業・長野28歳男性・アプリ開発者・東京43歳女性・写真館経営・岩手35歳男性・農業・栃木50歳男性・タクシー個人営業・福岡26歳女性・アクセサリー販売・東京41歳男性・イベント制作業・京都34歳女性・ECショップ運営・兵庫
“審査甘い”って言っても結局書類はちゃんと見られる。油断は禁物ですね。審査ゆるいと聞いたけど、会計アプリのデータ提出が必要で意外とちゃんとしてた!決算書不要ってあったけど、売上の根拠は結構突っ込まれて聞かれたな。“甘い”というより柔軟。創業間もない自分でも通ったのはありがたい。税金滞納してても通るって噂あったけど、実際はNGだった。やっぱ甘くない。オンライン完結でスピーディだけど、口座の入出金データは結構しっかり見られた。他社で落ちたけど、クラウド系のビジネスローンは通った。審査基準が違うのかも?確かに金利は高いけど、すぐ借りられて審査も早いのは本当だった!資本金ゼロ、保証人ナシでもOKだったから“甘い”の意味が少しわかった気がする。“誰でも通る”わけじゃないけど、ちゃんと事業してれば通りやすいと感じた。地銀と比べるとだいぶ通りやすかった。ネット系の方が柔軟。売上の証明は求められたけど、過去の遅延とかは大目に見てもらえた感じ。“即日OK”は嘘じゃなかったけど、ちゃんと事業の説明は求められた。書類審査がラクってだけで、全体としては“普通に見られる”って印象。感覚的には“優しい”審査。ちゃんとやってる人にチャンスをくれる感じ。

法人におすすめの独自審査を行うビジネスローン7選

【ノンバンク系】おすすめのビジネスローン5選

おすすめのノンバンク系ビジネスローンを7つ紹介します。

以下の表でビジネスローンの基本情報をまとめました。

利用限度額実質年率即日融資融資対象担保保証人

AGビジネスサポート「事業者ローン」

50万円~1,000万円年3.1%~18.0%丸法人/個人事業主不要原則不要

ファンドワン「事業者向けビジネスローン」

30万円〜500万円年10.0%~年18.0%丸法人不要不要

アクト・ウィル「信用保証融資」

最大500万円年10.0%~年20.0%丸法人不要不要

GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」

最大1,000万円年0.9%~年14.0%バツ法人不要不要

セゾンファンデックス「事業者向け不動産担保ローン」

最大5億円年2.9%~年9.9%バツ法人/個人事業主必要原則不要

MRF「不動産担保ローン(長期間元金据置プラン)」

最大3億円年4.4%~年9.9%丸法人/個人事業主必要不要

オージェイ「無担保融資(ビジネスローン・事業資金融資)」

30万円~1億円年10.0%~年18.0%丸法人/個人事業主原則不要原則不要

即日融資に対応しているものは上限金利が年18.0%と高く設定されているものが多いため、利息負担を少しでも抑えたいのなら即日融資を諦めて、GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」や不動産担保ローンの利用を検討したほうが良いでしょう。

また、上記で紹介したほとんどの商品が赤字決算でも利用できる可能性があります。

今後の計画書や直近の通帳の入出金明細を参考に審査を実施するため、内容次第では審査に通過するかもしれません。

AGビジネスサポート「事業者ローン」

AGビジネスサポート「事業者ローン」ページ
引用元:AGビジネスサポート株式会社

AGビジネスサポートのおすすめポイント

  • 最高1,000万円までの融資を受けられる
  • 即日融資を受けられる
  • 契約はWebで完結する

AGビジネスサポートの気になる点(デメリット)

  • 金利がやや高め
  • 事業計画書などの必要書類の種類が多い

AGビジネスサポートの「事業者ローン」は、最高1,000万円までの融資を受けられるビジネスローンです。

実質年率は年3.1%~18.0%で、即日融資が可能となっています。

金利は高めですが、その分貸付側のリスクは抑えられているため、審査は比較的優しい可能性があります。

また、AGビジネスサポートは赤字決算でも申込み可能で、決算の内容だけでは融資可能かどうかを判断しないと公式サイトで明言しています。

そのため、決算の内容は悪くても現状が改善傾向にあれば契約ができるかもしれません。

Q 赤字決算・債務超過・銀行リスケ中でも検討可能か。

A 検討可能です。

過去の財務内容だけでなく現状のご商売に鑑み融資実行の可能性を検討してまいります。

まずはお気軽にお申込み・ご相談ください。

AGビジネスサポート
融資対象法人/個人事業主
融資スピード最短即日
審査時間最短即日
利用限度額50万円~1,000万円
実質年率年3.1%~18.0%
担保・保証人原則不要
申込条件法人経営者は75歳まで/個人事業主は69歳まで

ファンドワン「事業者向けビジネスローン」

ファンドワン「事業者向けビジネスローン」のおすすめポイント

  • 即日融資を受けられる(審査は最短40分)
  • 資金調達事情を知り尽くしたベテランスタッフが対応

ファンドワン「事業者向けビジネスローン」の気になる点(デメリット)

  • 担保なしだと最大で500万円までしか借りられない
  • 上限金利だけでなく下限金利も比較的高め
  • 個人事業主は利用できない

ファンドワン「事業者向けビジネスローン」は最大で500万円まで借りられる、金利が年10.0%~年18.0%のローンです。

「赤字決算、保証人を用意できないといった場合でも気軽にご相談ください」と公式ページでも記載しているため、過去の決算内容が悪くても借入できる可能性があります。

また、消費税の準備や各税金等の対応といった使途でも利用できるため、運転資金だけでなく税金の一時的な対処のために利用するのもおすすめです。

融資対象法人
融資スピード最短即日
審査時間最短40分
利用限度額30万円~500万円
実質年率年10.0%~年18.0%
担保・保証人不要
申込条件記載なし

アクト・ウィル「信用保証融資」

アクト・ウィル「信用保証融資」のおすすめポイント

  • ニーズに合わせた迅速な融資が可能
  • 審査は最短60分で完了
  • 30日間の無利息期間あり

アクト・ウィル「信用保証融資」の気になる点(デメリット)

  • 返済期間が12か月以内とやや短め
  • 上限金利が年20.0%と高め
  • 融資可能額が500万円とやや低め

アクト・ウィル「信用保証融資」は最大借入額が500万円、金利が年10.0%~年20.0%のローンです。

運転資金や当座決済資金、仕入資金、つなぎ資金として利用できます。

また、審査の柔軟性と借りやすさを重視しているため、赤字決算や債務超過といった状況でも相談が可能です。

事業の将来性などを考慮して審査してくれるため、スタートアップの企業にも適しているでしょう。

融資対象法人
融資スピード最短即日
審査時間最短即日
利用限度額最大500万円
実質年率年10.0%~年20.0%
担保・保証人不要
申込条件記載なし

GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」

GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」のおすすめポイント

  • 融資枠内で借入と返済を繰り返せる
  • 決算書不要
  • 証書貸付ではないため都度契約が不要

GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」の気になる点(デメリット)

  • 個人事業主は利用できない
  • 即日融資には対応していない

GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」は法人向けの融資枠型ローンです。最大借入額は1,000万円で、金利は年0.9%~年14.0%になります。

比較的上限金利は抑えられているため、利息負担を少しでも抑えたい人には最適でしょう。

また、証書貸付型とは違って融資枠型のシステムを採用しており、枠内であれば返済後も自由に借入が可能です。

審査は決算書ではなく「申込みされた日の属する前月から2か月以上連続した入出金明細」を参考にするため、直近のキャッシュフローを重視して行われます。

そのため、決算書の内容が悪くても審査には大きく影響を与えないでしょう。

融資対象法人
融資スピード最短2営業日
審査時間最短2営業日
利用限度額最大1,000万円
実質年率年0.9%~年14.0%
担保・保証人不要
申込条件
  1. GMOあおぞらネット銀行の他の商品・サービスにおいて未収、延滞、またはその他利用制限がなされていないこと
  2. 法人口座がGMOあおぞらネット銀行Webサイトに提出する所定の提携企業を通じて口座開設されたものでないこと
  3. GMOあおぞらネット銀行に届け出ている登録情報、およびfreee入出金管理に同期した銀行口座の入出金明細情報等に虚偽や更新漏れ等がなく、当該情報がローンの審査に利用されることに同意していること
  4. 別途定める本商品規定に同意できること
  5. 申込み時点で社会保険料の支払いに延滞がないこと

融資枠型ビジネスローン あんしんワイド
借入金利年0.9%~12.0%※
無利息期間-
融資時間最短2営業日※

おすすめポイント

  • 創業初年度の法人でも借り入れが可能
  • 審査申込~借入まで最短で2営業日程度
  • GMOあおぞらネット銀行の法人口座を開設直後でも申込可能

※金利:GMOお得意さま応援ローン特約の場合は年14.0%
※融資時間:GMOお得意さま応援ローン特約の場合は、法人口座開設後、最短で2営業日程度
※限度額:GMOお得意さま応援ローン特約の場合は10万円以上50万円以内

セゾンファンデックス「事業者向け不動産担保ローン」

セゾンファンデックス「事業者向け不動産担保ローン」のおすすめポイント

  • 最高融資金額が5億円と高額
  • 上限金利が年9.9%以下と低め
  • 赤字決済でも借入できる可能性が高い

セゾンファンデックス「事業者向け不動産担保ローン」の気になる点(デメリット)

  • 不動産を担保に入れる必要がある
  • 融資金額が500万円からと少額の融資に対応していない
  • 担保の審査などもあるため審査完了までに最短でも3営業日はかかる

セゾンファンデックス「事業者向け不動産担保ローン」は、最大借入額が5億円、金利が年2.9%~年9.9%の有担保ローンです。

これまでのローンとは異なり、不動産を担保にしなければいけないため、返済できなかった場合には不動産を手放さなければいけないリスクを負います。

ですが、不動産を担保にする分、貸付側のリスクが減少するため赤字決算や銀行のリスケ中でも借入できる可能性があります。

注意点として、不動産自体に大きな価値がなければ担保として十分な役割を果たさないため、審査に通らないこともあるでしょう。

また、審査に通っても担保の価値がなければ高額の借入ができない可能性もあります。

融資対象法人/個人
融資スピード記載なし
審査時間最短3営業日
利用限度額最大5億円
実質年率年2.9%~年9.9%
担保・保証人担保必要/保証人不要
申込条件個人事業主は原則、申込時満20歳以上70歳以下、完済時85歳未満の方。
日本国籍または永住許可を有する方。

MRF「不動産担保ローン(長期間元金据置プラン)」

MRF「不動産担保ローン(長期間元金据置プラン)」のおすすめポイント

  • 上限金利が9.9%と抑えられている
  • 最大借入額3億円と高額にも対応
  • 担保予定の不動産が第2番順位以下でも融資可能

MRF「不動産担保ローン(長期間元金据置プラン)」の気になる点(デメリット)

  • 融資までに数日かかる

MRF「不動産担保ローン(長期間元金据置プラン)」は不動産を担保に利用できる、金利が年4.4%~年9.9%のビジネスローンです。

最大借入額は3億円と高額で、使途は事業資金の範囲内であれば自由に使えます。

また、決算内容が原因でリース会社に融資を断られた場合でも、融資を受けられる可能性のある商品です。

公式ページでも以下のように記載しています。

決算内容でリース会社に融資を断られたが可能ですか?

可能です。ただし、赤字から黒字への転換計画、資金繰り表等での収支(改善)状況の検証をさせて頂きます。

よくあるご質問|MRF

黒字計画が立っていれば融資を受けられる可能性はあるため、赤字が続いている人でも相談してみてはいかがでしょうか。

融資対象法人/個人事業主
融資スピード数日
審査時間数日
利用限度額最大3億円
実質年率年4.4%~年9.9%
担保・保証人担保必要/保証人不要
申込条件記載なし

オージェイ「無担保融資(ビジネスローン・事業資金融資)」

オージェイ「無担保融資(ビジネスローン・事業資金融資)」のおすすめポイント

  • 最短即日融資
  • 最大1億円の借入が可能

オージェイ「無担保融資(ビジネスローン・事業資金融資)」の気になる点(デメリット)

  • 審査内容によっては担保・保証人が必要になるケースがある
  • 上限金利年18.0%とやや高め

オージェイ「無担保融資」は金利が年10.0%~年18.0%、最大借入額が1億円の無担保ローンです。

即日融資に対応しており、急な資金需要に対して迅速な対応ができる点を強みにしています。

無担保ローンではありますが、審査内容によっては担保・保証人が必要となる可能性もあるため、無担保での借入が難しくなることもあるかもしれません。

有担保での貸付となった場合には、不動産・動産・売掛債権などの担保が必要です。

また、即日融資を受けるためには早めの時間帯に申込むことが大切で、時間帯によっては即日融資が受けられない可能性もあるため注意してください。

融資対象法人/個人事業主
融資スピード最短即日
審査時間最短即日
利用限度額最大1億円
実質年率年10.0%~年18.0%
担保・保証人原則不要
申込条件記載なし

個人事業主にもおすすめのビジネスローン5選

法人におすすめのビジネスローンに続いて、個人事業主にもおすすめのビジネスローンを5つ紹介します。

利用限度額実質年率即日融資融資対象担保保証人

アコム「ビジネスサポートカードローン」

1万円~300万円年12.0%~年18.0%丸個人事業主担保は不要保証人は原則不要

アイフル「事業サポートプラン」

  • 無担保ローン:1万円~500万円
  • 不動産担保ローン:100万円~1億円
  • 無担保ローン:年3.0%~年18.0%
  • 不動産担保ローン:年3.0%~年12.0%
バツ法人/個人事業主
  • 無担保ローン(個人プラン):原則不要
  • 無担保ローン(法人プラン):原則不要
  • 不動産担保ローン:原則不要
  • 無担保ローン(法人プラン):原則必要
  • 不動産担保ローン:原則必要

レイク「レイク de ビジネス」

1万円~500万円年4.5%~年18.0%丸個人事業主担保は不要原則不要

プロミス「自営者カードローン」

〜300万円年6.3%~年18.0%丸個人事業主担保は不要原則不要

オリコ「CREST for Biz」

最大300万円年6.0%~年18.0%バツ個人事業主不要不要

個人事業主におすすめのローンは借入限度額が法人向けのものよりも低い傾向にあるため、選択する際は借入限度額にも注目してみましょう。

また、金利も全体的に高めの傾向があるため、金利優遇など利息負担を抑えられる特典があるかどうかも確認してみるのも大切です。

アコム「ビジネスサポートカードローン」

アコム「ビジネスサポートカードローン」のおすすめポイント

  • 年収の3分の1を超える借り入れを行える
  • 即日融資を受けられる
  • アコムのカードローンから切り替えられる

アコム「ビジネスサポートカードローン」の気になる点(デメリット)

  • 上限金利は年18.0%と高め
  • 業歴1年以上は必要

アコムの「ビジネスサポートカードローン」は、個人事業主を対象とした、最高300万円までの融資を受けられるビジネスローンです。

総量規制の対象外であり、年収の3分の1を超える借入も行えます。

すでにカードローンを利用している場合は、ビジネスサポートカードローンへの切り替えが可能です。

インターネット・電話・郵送で申込みをおこない、必要書類を提出して審査を受けます。

営業時間内に申込めば、最短で即日融資を受けることが可能です。

申込みに際して、個人事業主として業歴1年以上が条件となっているため、開業したての人は利用が難しい点には注意が必要です。

確定申告書の写しが必要になるため、確定申告が済んでいない人も同様に申込みができません。

融資対象個人事業主
融資スピード最短即日
審査時間最短即日
利用限度額1万円〜300万円
実質年率年12.0%~年18.0%
担保・保証人不要
申込条件業歴1年以上の個人事業主

アイフル「事業サポートプラン」

アイフル「事業サポートプラン」のおすすめポイント

  • 無担保ローンと不動産担保ローンの2種類が用意されている
  • 不動産担保ローンであれば1億円まで融資を受けられる
  • 無担保ローンの個人プランであればWebで完結する

アイフル「事業サポートプラン」の気になる点(デメリット)

  • 不動産担保ローンの場合は即日融資が難しい
  • 法人での契約の場合はWeb完結できない

アイフルの「事業サポートプラン」とは、1万円からの借入が可能なビジネスローンです。

無担保であれば1万円~500万円まで、不動産を担保にすれば100万円~1億円まで融資を受けられます。

Webや電話で申込み後に必要情報を提出して、審査に通過したら借入できる流れです。

無担保ローンの個人プランの場合は、来店は不要でWeb申込みで完結できます。

融資対象法人/個人事業主
融資スピード最短翌日
審査時間最短翌日
利用限度額
  • 無担保ローン:1万円~500万円
  • 不動産担保ローン:100万円~1億円
実質年率
  • 無担保ローン:年3.0%~年18.0%
  • 不動産担保ローン:年3.0%~年12.0%
担保・保証人
  • 無担保ローン(個人プラン):担保・連帯保証人は原則不要
  • 無担保ローン(法人プラン):連帯保証人は原則必要/担保・第三者連帯保証人は原則不要
  • 不動産担保ローン:連帯保証人は原則必要/担保・第三者連帯保証人は原則不要
申込条件無担保ローンの法人プランでは2期分の決算書を提出する

レイク「レイク de ビジネス」

レイク「レイク de ビジネス」のおすすめポイント

  • 年収の3分の1を超える借り入れをおこなえる
  • 即日融資を受けられる
  • 最高500万円までの融資を受けられる

レイク「レイク de ビジネス」の気になる点(デメリット)

  • 上限金利は年18.0%と高め
  • 開業資金としては利用できない

レイクの「レイク de ビジネス」は、個人事業主を対象とした、最高500万円の融資を受けられるビジネスローンです。

年収の3分の1を超える借入が可能で、借入可能額は1万~500万円となっています。

申し込む場合、フリーダイヤル(0120-851-900)に電話をかけて審査を受けます。

自動契約機で19時30分までに手続きが完了すると、即日で融資を受けられます。

また、レイクdeビジネスは開業資金として利用できません。

公式ページには「自営業として安定した収入があれば申込みが可能」と記載されているため、すでに事業を開始している人が対象となるためです。

融資対象個人事業主
融資スピード最短即日
審査時間最短即日
利用限度額1万~500万円
実質年率年4.5%~年18.0%
担保・保証人不要
申込条件満20歳~70歳の個人事業主

プロミス「自営者カードローン」

塚越一央からのコメント

ファイナンシャルプランナー

個人が消費者金融からお金を借りる場合、本人の年収の3分の1を超えてはならないという総量規制のルールがありますが、ビジネスローンはそのルールの対象になりません。

銀行の融資は、審査に2週間程度時間がかかりますが、消費者金融のビジネスローンは、最短即日で融資が受けられます。また、原則無担保、無保証で申し込みができます。

プロミス「自営者カードローン」のおすすめポイント

  • ビジネスローンでありながら事業資金以外にも利用できる
  • 即日融資を受けられる
  • 最高300万円までの融資を受けられる

プロミス「自営者カードローン」の気になる点(デメリット)

  • 使途が自由な分だけ自身での資金管理が重要になる
  • 前年度の確定申告書が必要であるため開業資金には利用できない

プロミスの「自営者カードローン」は、個人事業主を対象とした、最高300万円までの融資を受けられるビジネスローンです。

利用目的を事業資金に限定していない点がビジネスローンのなかでは珍しく、プライベートな資金にも利用できます。

スピード審査に対応しており、当日融資も受けられます。

また、カードローンであるため限度額の範囲内で借入・返済が自由に行えるのは「自営者カードローン」の強みです。

上限金利も他社よりはわずかだけ抑えられている年17.8%であるため、少しでも返済負担を抑えたい人には最適な商品といえます。

融資対象個人事業主
融資スピード最短即日
審査時間最短即日
利用限度額〜300万円
実質年率年6.3%~年17.8%
担保・保証人不要
申込条件満20~65歳の個人事業主

オリコ「CREST for Biz」

オリコ「CREST for Biz」のおすすめポイント

  • 最大で年2.0%の金利優遇あり
  • 総量規制の例外貸付商品
  • 年会費無料

オリコ「CREST for Biz」の気になる点(デメリット)

  • 上限金利は年18.0%とやや高め
  • 利用可能枠は最大300万円とやや低め

オリコ「CREST for Biz」は個人事業主向けの金利が年6.0%~年18.0%のカードローンです。

カードローンではありますが、総量規制の対象外であるため、借入額が自身の収入の3分の1までに制限されることがありません。

また、CREST for Bizの入会と同時の借入なら、通常金利より最大2.0%の金利優遇が受けられます。

優遇金利が適用されると、年4.5%~年16.0%の金利になるため返済負担を抑えられるでしょう。

融資対象個人事業主
融資スピード数日
審査時間記載なし
利用限度額最大300万円
実質年率年6.0%~年18.0%
担保・保証人不要
申込条件記載なし

ビジネスローンで審査落ちする原因

ビジネスローンで審査落ちする原因

ビジネスローンに申込んだからといって、必ず審査に通過するとは限りません。

審査落ちする原因には、以下のようなものがあります。

  • 申込み書類が正しく記入できていない
  • 対象年齢に該当していない
  • 信用情報に傷がついている
  • 税金の未納がある
  • 赤字決算が続いている
  • 起業してから数年が経過していない

申込み書類に記載した情報が間違っていないか、記入漏れがないか確認しましょう。

提供会社から情報に誤りがないか確認される場合もありますが、確認されずに審査に落とされる可能性があるためです。

信用情報に傷がなく、税金に未納がない場合も、創業してから数年が経過していないことを理由に審査落ちする場合があります。

創業してから数年が経過していない場合は創業初年度から利用できるビジネスローンを選びましょう。

なお、税金未納や赤字決済などに該当する場合には、ファクタリングというお金を工面する方法もあります。

ファクタリングとは、企業が保有する売掛金(売掛債権)をファクタリング会社に売却することで、期日よりも早く現金化する資金調達方法です。

売掛金が必要にはなりますが、直近の資金繰りに頭を悩ませている人にとっては最適な方法といえます。

申込み書類が正しく記入できていない

ビジネスローンの審査において、申込み書類の不備は大きな減点要因になります。

たとえ事業内容や売上が審査基準を満たしていたとしても、必要事項の記載漏れや誤記があるだけで、審査に落ちてしまうケースは珍しくないです。

たとえば、法人名の正式名称を省略して記入したり、設立年月日を誤って入力してしまったりすると、金融機関が正確な情報を照合できず、信用度に疑問を持たれる可能性があるでしょう。

また、書類の提出漏れや添付書類の形式不備も、審査を通過できない要因になります。

上記のようなミスを避けるためには、提出前に複数回見直しを行い、可能であれば第三者にチェックしてもらうのが効果的です。

とくに初めてビジネスローンに申込む方は、専門家や税理士に書類の作成を依頼すれば、不備を未然に防げます。

対象年齢に該当していない

ビジネスローンには、多くの場合「申込者の年齢制限」が設けられています。

一般的には、満20歳以上65歳未満といった範囲が設定されており、この条件を満たしていない場合、その他の要件をクリアしていても審査に通ることはありません。

たとえば、定年後に起業してビジネスを開始したが、申込者が70歳を超えていたためにローン審査で否決されたというケースもあります。

逆に20歳未満の学生起業家が申込んでも、年齢が条件に合っていないため却下されてしまいます。

そのため、申込みの際には事前に金融機関の対象年齢を確認しておきましょう。

もし自分が条件から外れている場合は、代表者を変更して申込む、あるいは年齢制限のない融資制度を検討するといった対策が必要です。

信用情報に傷がついている

信用情報に傷がある、つまり過去に支払いの延滞や債務整理、自己破産などの履歴がある場合、ビジネスローンの審査に落ちる可能性が非常に高くなります。

金融機関は申込者の返済能力を判断する上で、個人信用情報機関の情報を必ずチェックするため、逃れる方法は基本ありません。

たとえば、過去にクレジットカードの支払いを数か月滞納した履歴が残っていると、たとえ事業の業績が好調でも「返済に対する信頼性に欠ける」と判断され、審査に通過できないケースも珍しくないです。

信用情報に傷がある場合は、まずCICJICCなどで自身の信用情報を開示し、記録されている内容を確認してください。

軽微な遅延であれば、一定期間が経過すれば記録は消去されます。

また、傷がある場合でも、法人名義で申込む・保証人を立てるなどの工夫をすれば、審査通過の可能性が高まるかもしれません。

税金の未納がある

税金の未納は、金融機関にとって大きなリスク要因として判断されます。

とくに法人税・消費税・所得税などの納付が遅れている場合は、企業としての信頼性が大きく損なわれ、ビジネスローンの審査落ちの要因となるでしょう。

たとえば、資金繰りが苦しく、消費税の納税を一部先送りしていたところ、金融機関に納税証明書の提出を求められ、未納が発覚して審査落ちしたというケースは珍しくないです。

このようなリスクを避けるためには、納税スケジュールをしっかり管理し、必要に応じて分納制度なども活用しながら、未納状態を作らないよう努めることが重要。

また、過去に未納があった場合でも、すでに完納していることを証明できる書類を準備すれば、審査通過の可能性を高められます。

赤字決算が続いている

赤字決算が続いていると、「返済能力に不安がある」と判断され、ビジネスローンの審査に通過するのが難しくなります。

金融機関は貸付金を回収できないと事業として成り立たないため、収益性・継続性の観点から企業の財務内容を重視します。

財務内容を確認した際、赤字が続いているのが発覚すると、事業継続に疑念を持たれてしまうでしょう。

たとえば、2期連続で営業赤字となっている企業が融資を申込んだものの、今後の返済計画に説得力がないと判断され、否決となるケースもあります。

とくに創業間もない企業や小規模事業者では、この点が審査のハードルになります。

対策としては、赤字の原因や改善計画を明確に記した「事業計画書」の提出が有効です。

黒字転換の見通しが立っている場合は、それを裏付ける資料を準備し、金融機関に納得してもらえる説明をしてください。

また、補助金や助成金の活用などで財務体質を補強しておくのも有効な手段です。

起業してから数年が経過していない

創業からの年数が浅い場合、金融機関から「経営実績が乏しい」と判断され、ビジネスローンの審査落ちの要因になります。

多くの金融機関では、最低でも2〜3期分の決算書提出を求めることがあり、それ未満だと審査通過が難しくなる傾向にあります。

たとえば、起業してからまだ1年未満の個人事業主が融資を申込んだものの、決算実績がなかったため「審査対象外」として門前払いされることもあるでしょう。

対策としては、「創業融資」や「日本政策金融公庫の新創業融資制度」など、創業初期でも利用可能な金融商品を検討するのがおすすめです。

しっかりとした事業計画書や売上予測、自己資金の割合を提示すれば、一定の信頼を得られるでしょう。

クラウド会計ソフトなどを使い、リアルタイムで資金の流れを可視化するのも、審査対策として効果的です。

ビジネスローンに関するよくある質問

Q.必ず借りられるビジネスローンはある?

ビジネスローンに申込んだとしても、必ず借りられるとは限りません。

申込んだ人全員に融資をおこなった場合、貸し倒れによって利息を回収できないリスクが高まるからです。

借り入れるためには、ビジネスローンで設けられている審査に通過する必要があります。

申込む前に申込条件を確認して必要なものを用意しておきましょう。

Q.ブラックでも借り入れできるビジネスローンはある?

原則ブラックではビジネスローンの審査に通らず、借り入れできません。

そもそもブラックとは信用情報に傷がある状態です。

個人事業主におけるブラックとは自己破産や債務整理などを行った状態であり、法人におけるブラックとは決算書で債務超過となっている状態を指します。

Q.ビジネスローンの借り換えはできる?

ビジネスローンは借り換えに対応しています。借り換えとは、とある金融機関からの借入金を他の金融機関からの借入金で返済することです。

金利の高い金融機関の借入金を金利の低い金融機関の借入金で返済することによって、利息を抑えられます。

金融機関によって融資可能額が異なるため、借入額によっては他社の借入金で完済できない場合があります。

借り換え先を検討する際、必ず融資可能額を確認しておきましょう。

まとめ

多くの会社がビジネスローンのサービスを提供しており、サービスによって利用限度額や実質年利・申込条件が異なります。

契約後に後悔しないためにも、複数の会社を比較検討したうえでどの会社に申込むか決めることがおすすめです。

申込条件を満たしていないビジネスローンに申込むと、審査結果を待つ時間を無駄にしてしまいます。

応募できる年齢や必要な業歴など申込条件をあらかじめ確認した上で、条件を満たしているものに申込みましょう。

塚越一央からのコメント

ファイナンシャルプランナー

ビジネスローンの審査は、決して甘くはありません。ノンバンク系ビジネスローンは、銀行系ビジネスローンよりも金利が高めですが、審査に通りやすい傾向はあります。

個人向けカードローンは、資金の使い道が自由なので、ビジネス資金として使うこともできます。

カードローンは融資までの時間が早いので、カードローンを検討するのも良いかもしれません。

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  • プロミス※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
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