ソフトバンクグループの株の買い方!株主優待・今後の株価予想も
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ソフトバンクグループの株の買い方は、次の7STEPです。
- 証券会社の管理画面にログイン
- 銘柄検索で「ソフトバンクグループ」または「9984」(銘柄コード)を入力して検索
- 条件に当てはまる銘柄が表示されたら、間違いがないか確認して選択
- 株価が急激に変動していないか、確認したら注文
- 注文する数量を100株単位で入力し、「指値」か「成行」を選ぶ
- 「指値」の場合は、注文する株価を入力する
- 入力内容に間違いが無ければ、決定して注文する
以前はありましたが、今は廃止されて配当金のみです!
ソフトバンクグループは、株主優待がないものの、配当金を数年おきに増配傾向もあることから投資先のひとつとして検討したい銘柄と言えるでしょう。
一方、投資会社としての側面もあるため、投資先の会社の業績次第で大化けする可能性もあれば、失敗する可能性があることを理解しておく必要があります。
また、携帯事業の子会社である「ソフトバンク」も2018年に上場しているため、株を買う時はソフトバンクグループ(9984)とソフトバンク(9434)を間違えないように注意しましょう。
※本記事で取り扱うのはソフトバンクグループ(9984)です。
この記事では、ソフトバンクグループ(9984)の株の買い方を紹介するとともに、気になる株主優待・配当金、今後の株価予想まで、まるっとお伝えします。
最後まで読むことで、どうやったらソフトバンクグループに投資することができるのか、投資するメリットは何か、という事が分かります。
ソフトバンクへの投資を考えている人は、まずこの記事を読んで参考にしてください。
ソフトバンクグループ
銘柄コード | 9984 |
---|---|
上場市場 | 東証プライム |
株主優待 | なし(配当金のみ) |
証券会社 | 手数料(税込) ※2021年11月9日の終値(6,808円)で算出 |
---|---|
SBI証券 | 535円 |
楽天証券 | 535円 |
松井証券 | 1,100円 |
マネックス証券 | 535円 |
auカブコム証券 | 535円 |
公式サイトはこちら
【掲載情報について】
2024年7月16日のデータを掲載しています。
※株価予想は2021年11月19日時点の情報となります。
※最新情報は、公式サイトなどからご確認ください。
行政書士/ファイナンシャルプランナー / 青野行政書士事務所
監修者青野泰弘
同志社大学法学部卒業後、国際証券に入社。
その後、UFJキャピタルマーケッツ証券、トヨタファイナンシャルサービス証券(現:東海東京証券)、オリックスフィナンシャルプロダクツ、コスモ証券にて、債券の引き受けやデリバティブ商品の組成などに従事。
2012年に、FPおよび行政書士として独立。2017年日本FP協会相談員、2018年日本FP協会広報スタッフを担当。
▼保有資格
日本証券アナリスト協会検定アナリスト(CMA)
プライマリープライベートバンカー
行政書士
ファイナンシャルプランナー(CFP®)イーデス編集部 / 株式会社エイチームフィナジー
編集者小林 梨沙
1989年生まれ、愛媛県松山市出身。
大学卒業後、株式会社ブリッジインターナショナルに入社。外資系教育サービス会社にて、薬機法や品質マネジメントシステムのインサイドセールスを担当。その後、スーパーバイザーとして、日系大手企業のインサイドセールスプロジェクトの立ち上げを行う。
2019年に株式会社エイチームフィナジーに入社。FX、新規事業開発部を経て、イーデスの編集者に就任。
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ソフトバンクグループの株を買うために必要なもの
実際に、ソフトバンクグループの株を買うには、下記の2つがあればOKです。
用意するものはとてもシンプルですが、実際にどれくらいの資金を用意すれば良いのでしょうか?
基本的に、日本国内の証券会社であればどこでもソフトバンクグループ株を取引できますが、その際に注意しなければならないことも、次で詳しく説明します。
ソフトバンクグループの株を買うための「資金」
ソフトバンクグループの株価は、2024年7月16日の終値で11,425円です。
実際に投資する場合は100株単位となるので、この100倍の資金の「1,142,500円」が必要になります。
ソフトバンクグループの株を買うには…
11,425円×100株=1,142,500円の資金が必要!
実際には、この金額に加え、証券会社に支払う手数料が必要です。
手数料は次に解説します。
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ソフトバンクグループの株を買うための「証券口座」
証券会社の手数料は、各社で異なります。また、取引する金額によっても異なります。
ソフトバンクグループを取り扱っている5大ネット証券の手数料を比較したので証券会社選びの参考にしてください。
※2024年7月16日の終値(11,425円)で算出
※1約定ごとの手数料で計算
証券会社 | 手数料 (税込) | 株価 | 購入金額 | ||
---|---|---|---|---|---|
SBI証券(※1) | 0円 | + | 11,425円 × 100株 | = | 1,142,500円 |
楽天証券(※2) | 0円 | + | = | 1,142,500円 | |
松井証券(※3) | 2,200円 | + | = | 1,144,700円 | |
マネックス証券 | 640円 | + | = | 1,143,140円 | |
auカブコム証券 | 約定金額×0.099%(税込)+99円【上限:4,059円】 | + | = | 1,143,730円 |
※1 25歳以下は国内株式現物の取引手数料が無料、インターネットコース・電子交付サービスの設定で国内株式(現物・信用)の取引手数料が無料。
※2 手数料コースを「ゼロコース」に設定で国内株式(現物・信用)の取引手数料が無料。
※3 25歳以下は国内株式(現物・信用)の取引手数料が無料。
SBI証券(※1)はインターネットコースで口座開設かつ電子交付サービスの設定をすることで、楽天証券(※2)は手数料コースを「ゼロコース」に設定することで、手数料は0円になります。
※1 25歳以下は現物の取引手数料が無料、インターネットコース・電子交付サービスの設定で取引手数料が無料。
※2 手数料コース「ゼロコース」に設定で手数料無料。
松井証券は1日定額プランしかなく、25歳以下の場合は約定代金合計に関わらず手数料は0円、26歳以上の場合は約定代金合計100~200万円までの手数料が2,200円になります。
マネックス証券は、1約定ごとの手数料コースでは、約定代金合計100~150万円までの手数料は640円(税込)になっていますが、店舗型の証券会社などでは手数料だけで数千円になるところもあるため格安に設定されています。
マネックス証券も1日の約定代金合計で手数料が決まるコースもあるのですが、合計100~300万円までは2,750円(税込)かかります。
auカブコム証券は、約定代金合計100万円超の場合、1約定ごとの手数料コースは「約定金額×0.099%(税込)+99円」が手数料になります。(※上限:4,059円)
1日の約定代金合計で手数料が決まるコースもありますが、合計100~200万円までは2,200円(税込)かかります。
今後、同社の株価の上昇が続いた場合、手数料が変わってくる可能性もありますので、ソフトバンクグループの株価動向には注意してください。
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ソフトバンクグループの株の買い方・売り方
それでは、ネット証券での具体的な買い方・売り方を紹介します。
証券会社ごとに多少の違いはありますが、ほとんど同じなのでどの証券会社を選んでも参考にしていだだけます。
ソフトバンクグループの株の買い方
- 証券会社の管理画面にログイン
- 銘柄検索で「ソフトバンクグループ」または「9984」(銘柄コード)を入力して検索
- 条件に当てはまる銘柄が表示されたら、間違いがないか確認して選択
- 株価が急激に変動していないか、確認したら注文
- 注文する数量を100株単位で入力し、「指値」か「成行」を選ぶ
- 「指値」の場合は、注文する株価を入力する
- 入力内容に間違いが無ければ、決定して注文する
株の注文で重要なのは、間違いがないかしっかりと確認することです。
銘柄や数量、株価などを間違えても、約定してしまえばキャンセルできないので、よく確認してから発注しましょう。
買いたい銘柄を探すには、銘柄の名前か銘柄コードが必要です。
名前は一部でも出てくるので安心してください。
※今回のソフトバンクグループは全てカタカナなので関係ないのですが、漢字の間違いには気をつけましょう。
ソフトバンクグループの株の売り方
- 証券会社の管理画面にログイン
- 自分が保有している株の一覧を表示する
- 「ソフトバンクグループ」を選んで、「売却」を選ぶ
- 売却する数量を確認して、「指値」か「成行」を選ぶ
- 「指値」の場合は、売却する希望株価を入力する
- 入力内容に間違いが無ければ、決定して注文する
持っている株を売る場合も、買う時と同様に間違いが無いように気を付けなくてはいけません。
売る時もやはり、約定してしまえばキャンセルできないので、注文を間違えないように、きちんと確認しましょう。
売る時は、自分が持っている株の中から選ぶことになります。
検索する必要はないのですが、似たような名前の株を持っている時は間違えないように気をつけましょう。
株の買い方・売り方をさらに詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
ソフトバンクグループの株で株主優待はもらえる?
ソフトバンクグループの株で株主優待はもらえません。
株主還元の内容を見直し、2019年3月末をもって、株主優待を廃止しています。
そして、株式を分割し、配当金をこれまでの実質2倍にすることを発表しました。
優待回数 | 2回/年 |
---|---|
権利確定月 | 3月/9月 |
優待対象者 | 100株以上 |
※現在は廃止されています
優待内容
- ソフトバンク携帯の利用料金から6か月間・最大1,100円(税込)割引
- ソフトバンクタブレットの利用料金から6か月間・最大550円(税込)割引
- ワイモバイル携帯利用料金から6か月間・最大550円(税込)割引
- インターネットの基本料が6か月間・無料もしくは割引
※409円(税込)~最大1,639円(税込)
株主優待を廃止した代わり株式分割を行ったことで、これまでの2分の1の金額でソフトバンクループ株を購入できるようにしました。
一方で、配当金は据え置きとなったことから、実質的に従来から2倍の増配と同様の形となり、既存のソフトバンクグループの株主にとって配当面では恩恵があると言えるでしょう。
ただ、これまでの優待内容に魅力に感じていた株主にとっては、魅力は無くなってしまったも同然です。
そのため、優待目的の株式投資には向かない銘柄であるといえます。
優待目的で株を探したい人は、以下の記事を参考にしてください。
ソフトバンクグループの株で配当金はもらえる?
ソフトバンクグループの株で配当金はもらえます。
ソフトバンクグループの配当について
- 配当予想:
2023年3月期は、1株当たり年間44円
(中間配当22円+期末配当22円) - 配当実績:
2022年3月期は、1株当たり年間44円
(中間配当22円+期末配当22円)
ソフトバンクグループは、今期(2022年3月期)も前期と同様、中間配当と期末配当について、それぞれ22円の年間44円としています。
また、2023年3月期も同じく1株当たり年間44円の配当予想を発表しています。
ソフトバンクグループは数年おきに増配する傾向にあります。
しかし、現状、今期の増配の可能性は低いと考えられます。
ただし、同社は2021年11月8日(月)の決算発表で、株主還元策として最大1兆円の自社株買いの実施を発表しています。
同社が保有するアリババ集団などの価値を勘案すると、足元の株価は大幅な割安であると判断し、2021年11月9日(火)~2022年11月8日(火)までの間に、自己株式を除く発行済株式の14.6%に該当する2.5億株を上限に自社株買いを実施すると決定したのです。
これを受けて翌9日(火)の同社の株価は前日比10%超と急騰しています。
ソフトバンクグループの株価予想<2021年11月最新>
ソフトバンクグループの株価は下落が続いていましたが、9月7日(火)にドイツテレコム(DTE)との戦略提携とTモバイル者に関する株式交換に合意したとの発表を受けてやや持ち直したものの、その後はもみ合いが続いていました。
しかし、11月8日(月)の2022年3月期2Q決算発表を受けて、もみ合いを脱する可能性が出てきています。
同社が11月8日(月)に発表した2022年3月期2Q決算は増収減益となり、最終利益は前年同期比80.7%減の3635.7億円となりました。
その原因は、同社が投資する中国企業の株価の大幅下落です。
中国政府がIT企業への規制を強化したため、同社の超大型ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の投資先である滴滴出行などの株価が大幅下落したのです。
ただ、このことを市場はある程度織り込んでいたと考えられます。
また、市場にとってポジティブサプライズとなったのは、今回発表した自社株買いであったと考えられます。
資金源として期待されていたドイツテレコム社へのTモバイル株の売却が一部にとどまったため、自社株買いへの期待はいったん後退していましたが、今回の発表を受けて、2Q決算発表翌日の11月9日(火)に同社株は急上昇したのです。
また、米半導体大手エヌビディア(NVDA)に売却する計画の英半導体設計大手アームに関しても、同社は強気な見方を示しています。
アームのエヌビディアへの売却に関し、欧州委員会が本格調査に入ったとの報道があったことから、今後の許認可次第で確約できないとはしながらも、現在の株価で計算すると約9兆円になっているとし、当初の約4兆円から9兆円に売却金額が増加する可能性を示したのです。
このことも市場は好感したと考えられます。
規制強化に加え恒大集団の問題もあり、同社のファンドが保有する中国株の下落の可能性はあるものの、ソフトバンクグループのアリババ株の割合減少は安心材料です。
自社株買い発表が同社の株価を下支えし、株価は堅調に推移するでしょう。
ソフトバンクグループ
銘柄コード | 9984 |
---|---|
上場市場 | 東証プライム |
株主優待 | なし(配当金のみ) |
証券会社 | 手数料(税込) ※2021年11月9日の終値(6,808円)で算出 |
---|---|
SBI証券 | 535円 |
楽天証券 | 535円 |
松井証券 | 1,100円 |
マネックス証券 | 535円 |
auカブコム証券 | 535円 |
公式サイトはこちら
ソフトバンクグループの詳細情報
ソフトバンクグループの株情報
- 銘柄コード:9984
- 上場市場:東証プライム
- 上場年月日:1994年7月22日
社名 | ソフトバンクグループ株式会社 |
---|---|
業種 | 情報・通信業 |
代表者 | 孫 正義 |
決算 | 3月末日 |
資本金 | 2,387億7,200万円(2024年3月末現在) |
住所 | 東京都港区海岸1-7-1 |
まとめ
ソフトバンクグループの株は、株価の変動が激しくなることがあるので、いつでも買っていいという訳ではありません。
トレンド買いや押し目買いなど、状況をしっかりと考えた上で買うタイミングを見計らった方が良いでしょう。
様々な事業を展開しているソフトバンクグループは、多くの要素を考慮した上で買いの判断をする必要があります。
赤字の分野も、将来的には大幅な黒字転換をするかもしれません。
そうなると、株価も大幅に上がるかもしれないのです。
ただし、あまりに赤字が大きくなると株価も下落する可能性があります。
ソフトバンクグループ株への投資は、今後の事業展開や各分野の発展具合などを見ながら、慎重に判断してください。
掲載情報について
本記事は情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。株式の投資にあたっては株価の下落により損失を被ることがあります。また、倒産等、発行会社の財務状態の悪化により損失を被ることがあります。投資の決定は、ご自身のご判断で行ってください。
ソフトバンクグループの株主優待は?