事故車を修理する費用相場はいくら?修理期間・流れとおすすめ修理先も紹介
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事故車の修理を検討している方の中には、以下のように悩む方も少なくないはずです。
よくある悩み・疑問
- 事故車修理の費用ってどれくらいかかるんだろう……
- 修理代によっては、修理するより新しく買い替えた方がお得なんじゃないか……
- 廃車にして新車に買い替えるなら、どの業者に頼むのが良いのかな……
本記事では、事故車の修理費用の相場や、修理と買い替えの判断基準、買い替える場合のおすすめ廃車買取業者をご紹介していきます。
この記事を読むことで、事故車を修理すべきか廃車にすべきか判断し、おすすめの修理先や廃車買取業者を見つけることができるように解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。
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監修者増田真吾さん
和太鼓とROCKを愛する自動車ライター。
国産車ディーラー、車検工場でおよそ15年自動車整備士として勤務したのち、大手中古車販売店の本部業務を経験。
その後、急転直下で独立しフリーの自動車ライターに転身。国家資格整備士と自動車検査員資格を保有し、レースから整備、車検、中古車、そしてメカニカルな分野まで幅広い知見を持つ。
▼保有資格
2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士(国土交通省)
自動車検査員(国土交通省・運輸支局)
国内自動車メーカー技能認定資格2級株式会社エイチームライフデザイン
編集者イーデス編集部
「ユーザーが信頼して利用できるWEBメディア」を目指す編集部チーム。実際のユーザーの声や業界知識の豊富な専門家の協力を得ながら、コンテンツポリシーに沿ったコンテンツを制作しています。暮らしに関するトピックを中心に、読者の「まよい」を解消し、最適な選択を支援するためのコンテンツを制作中です。
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事故車の修理費用・期間をパーツごとに解説
事故車の修理にかかる費用相場と修理にかかる期間を、修理するパーツ・部品ごとにご紹介します。
ご自身の事故車の修理費用と修理期間が気になる方は、ぜひ参考にしてください。
故障部分 | 修理費用相場 | 修理期間 |
---|---|---|
エンジン修理 ※オーバーホールをする場合 | 20万~100万円 | 10日前後~1ヶ月 |
フレーム交換・修理 | 10万(軽い歪み)~100万円(大きい歪み) | 数日~1か月 |
バンパー交換 | 1万~10万円 | フロントバンパー=2日程度 リアバンパー=4日程度 |
ボンネット交換 | 3万~10万円 | 1日~1週間程度 |
ドア修理 | 1.5万~5万円 | 軽い傷の場合=数時間 |
ドア交換 | 10万円~(車種による) | ドアの交換=1週間以上 |
フロントガラス交換 | 5万~10万円 | 半日~数日程度 |
リアガラス交換 | 2万~5万円 | 半日~数日程度 |
※表内の費用相場は独自調査によるものです。故障・損傷の度合いや修理工場などにより、修理費用及び期間は異なるためご注意ください。
ご自身の車の修理代費用の総額をおおよそですが予想できたのではないでしょうか。
修理費用の相場を見てみると、思っていたよりも高額だったというケースがあると思います。
修理費用や期間を見て買い替えようか迷っている方に向けて、次の章では事故車を修理するか買い替えるかの判断基準をご紹介していきます。
事故車の「修理」と「買い替え」の判断基準
ここでは、事故車を修理に出して乗り続けるべきか、廃車にして買い替えるべきかを判断するための基準を解説します。
事故車の「修理」と「買い替え」の判断基準
走行可能なら修理、不可能なら廃車
事故車の中には、修理しても走行できないような損傷具合の場合もあります。走行できないほどの故障具合の場合、廃車に出すのが唯一の選択肢です。
修理することで走行可能な状態であれば、修理することを検討しましょう。
ただし、前述のとおり事故車の損傷部位によって、修理費用が大きく異なります。例えばエンジンの修理です。
エンジンの修理・交換の費用相場は20万円から100万円前後ほどかかります。
のちほど解説する保険の補償費用なども含めて、事故車の修理費用を許容できる場合には、修理に出して乗り続けるのが良いでしょう。
走行不可能な場合や修理費用を許容できない場合、事故車の買取は廃車買取業者に依頼するのがおすすめです。
事故車や故障車であっても、「中古パーツ」や「鉄資源」として買い取ってもらえます。おすすめの廃車買取業者については記事後半で詳しく解説します。
修理代が許容できない場合は廃車/中古車買取に出す
自動車を購入する際に、合わせて自賠責保険や任意保険に入ります。事故を起こした際には、保険の補償金で車を修復することができます。
しかし、修理の合計費用が保険の補償金よりも大きくなった場合、残った修理代を自腹で支払わなければいけません。また、全額を補償金で支払う場合は今後の保険料が高くついてしまいます。
修理に出す修理に出す前に、ご自身が加入している保険の補償内容で、自腹で支払う費用と補償金を利用することによる保険料の増加分をしっかり確認しておきましょう。
修理して乗り続ける場合に、許容できないほどの修理代がかかるようであれば、車を手放すことになるでしょう。
車が走行可能な場合は中古車買取業者に、車が走行不可な場合や損傷がひどい場合は「廃車買取業者」に買取を依頼するのがおすすめです。
ここまで修理と買い替えの判断基準をお伝えしました。まずはこの基準で事故車をどうするかの判断をしてみてください。
増田さん
記事内にあるように、修理するか廃車にするかを判断するポイントは、修理費で決めることが一般的です。
ただし、保険金で賄えるとしても、フレーム修正をしなければならないような場合は、余程の理由がない限り修理をして乗り続けることはおすすめできません。
なぜなら、フレームの修正が必要になるような損傷は、ほとんどの場合完ぺきな状態で元に戻すことは不可能だからです。
小規模なフレーム修正で見た目上は綺麗に直すことができても、後々さまざまな不具合の原因となるため、余程そのクルマに思い入れがある場合を除き、買い替えを検討した方が良いでしょう。
次の章では事故車の修理を希望する方に向けて、修理先の選び方を紹介していきます。
事故車の修理・パーツ交換でおすすめの依頼先
修理費用の相場を把握した上で修理をする判断をされた場合、どこに修理を依頼すればいいのかを詳しく説明していきます。
結論から言うと「純正パーツで修理・交換するならディーラー」、「純正ではない安価なパーツで修理・交換するなら整備工場」がおすすめです。
それぞれの特徴やメリットを詳しく説明していきます。
純正パーツで修理・交換するならディーラー
純正パーツでの事故車修理を希望する場合は「ディーラー」に修理依頼するのがおすすめです。
ディーラーでの修理では、車メーカーや販売子会社と直接の関係があるため、純正パーツを使って故障した部品を修理・交換するのが特徴です。
一方で、純正パーツは非純正パーツよりも費用が高い傾向があります。
そのため整備工場などと比べると少し修理費が高くなるものの質が高いため、車買取で高く査定されやすいことも事実です。
費用が多少高くなっても、修理後の安心感を求める方におすすめです。
純正ではない安価なパーツで修理・交換するなら整備工場
純正ではない安価なパーツで修理・交換するなら「整備工場」に依頼するのがおすすめです。整備工場は国土交通省から自動車を修理する認証を受けています。
整備工場の修理では、純正パーツではない、より安価なパーツでの修理になるため、ディーラーの修理サービスよりも安い値段で修理してくれます。
純正パーツにはこだわらずに、安価でパーツ・部品の修理を希望される方におすすめです。
ここまで事故車の修理やパーツ交換をする場合のおすすめの依頼先を解説してきました。
次章では、実際に事故車を修理に出したい方に向けて、事故車修理の流れを詳しく解説していきます。
事故車修理の流れ
車を修理するにはどういう流れで依頼し、どれくらいの期間で修理が完了するのか気になる方もいらっしゃるでしょう。
まず修理の大まかな流れは以下の通りです。
事故車修理の流れ
STEP1:保険会社が提携する修理工場や、ディーラーへ修理を依頼
実際に事故に遭って車の修理が必要なケースでは、保険会社が提携している指定の修理工場か、ディーラーへの修理依頼がほとんどになるでしょう。
もし事故による損傷がひどく自走できない場合は、レッカー車を手配してもらいましょう。
STEP2:工場・ディーラーから見積書をもらう
修理を依頼する際には、まず修理内容の見積もりをもらい、それから依頼することになります。
保険の補償を利用する場合には、修理費用を補償ですべて賄える場合もあれば、一部は自己負担になる可能性もあるので、約款を確認しておきましょう。
保険の利用回数や修理費用によるものの、保険を利用すると翌年度の等級が下がり、保険料が高くなることがあります。あらかじめチェックしておくことが大切です。
事故と保険料の関係について、詳しくは「事故で保険料はいくら上がる?保険事故と等級ダウンを具体例とともに解説」を参考にしてください。
STEP3:修理費用の決定
保険を利用する場合、修理費用は修理の見積もり金額と保険会社のアジャスターと呼ばれる調整員によって決められます。
ただし、修理費用は必ずしも全額支払われるわけではなく、事故の過失割合によって修理費用が調整されることもあります。
事故による損害の大きさや、補償金額や自己負担分といった修理費用、修理する場合の今後の保険料の増加分などを加味して、修理するかどうか決めるようにしましょう。
次に事故の損害が大きく、走行不可となってしまった車を手放す場合におすすめの廃車買取業者をご紹介していきます。
事故車買取におすすめの廃車買取業者を紹介
車を修理するには費用がかかりすぎてしまう。事故車を手放して新しい車に買い替えようと決めた方におすすめなのが「廃車買取」です。
中古車の買取を行う中古車買取業者は、「走行可能な車としての価値」を重視しますが、廃車買取業者は車の各パーツや鉄資源としての価値を重視します。
そんな事故車を買取ってくれるおすすめの廃車買取業者3社を紹介していきます。
おすすめの廃車買取業者3社
事故車買取のタウ:累計取引台数100万台を突破した廃車買取業者
事故車買取のタウは、国内の損害車買取で最大手の買取業者です。買い取った廃車・損害車は、独自のインターネットシステムを通じて世界120ヵ国以上へ販売しています。
2021年1月には創業25年目にして損害車のリユース・リサイクル台数が累計100万台を突破するなど、数ある廃車買取業者の中でも最大規模を誇っています。
事故車買取のタウは、その海外での販売網の広さから、故障車だけでなく事故車や火災した車、水没車など、どんな状態の車でも0円以上で買い取ってくれます。
また、年中無休で24時間電話受付をしていることや、信頼度の高い買い取り実績があること、どんな車でも買取可能なことなどから、もっとも信頼・安心して買取・廃車依頼ができる業者の一つといえます。
ハイシャル:どんな車も0円以上で買取!当日引取も対応可
長年乗車していないボロボロの車や、事故などで大きな損傷をしてしまった車は売ることができるのか心配になりますよね。
ハイシャルであれば、どんな状態の車でも0円以上で買取保証してくれます。レッカーを使用した引取りも無料です。
全国1,000社以上の専門協力業者と提携しており、累計相談件数は25万件を突破。タウに次ぐ実績を誇ります。
申込みをするエリアや車両状況にもよりますが、午前中に依頼すれば当日の引取りができることもあります。お急ぎの方はハイシャルに相談してみるのがおすすめです。
カーネクスト:テレビCMで高い人気を誇る
カーネクストもハイシャルとおなじように、エンジンの故障で動かなくなった車や洪水などで水没してしまった車など、どんな車でも0円以上での買取を保証しています。
カーネクストはテレビCMで広く知られていることから多くの方が利用しており、ヒカカク!のような口コミサイトには数多く口コミが寄せられています。
ブランド認知度や利用者情報が充実していることなどから、信頼・安心して利用できる買取業者といえます。
電話対応の時間や契約後のキャンセル料などといった、利用体験はほとんどハイシャルと同じです。
2社とも申込も電話も非常に簡単にできるので、どちらを利用するか迷っている方は2社に電話してみて高い査定額を出したほうを選ぶのがベストでしょう。
ここまで故障車の買取におすすめの廃車買取業者を紹介してきました。
それぞれの解説を比較し、ご自身に合いそうな買取業者を選んでみてください。
「【決定版】廃車買取業者を徹底比較!おすすめランキングベスト7」ではより詳しくおすすめの廃車買取業者を紹介しています。気になる方は、ぜひ参考にしてください。
廃車買取業者についての詳しい選定方法は以下の記事で詳しく解説していますので、ご参照ください。
廃車で戻ってくるお金の金額や申請方法について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
増田さん
昔よりも認知されてきた中古車買取に比べ、廃車買取はまだまだ一般の方から見えない部分の多い業種です。残念ながら、中には還付金や手数料を誤魔化して不当な利益を得ている悪徳業者も少なくありません。
そのため、しっかりとした運営実績が長年あり、ホームページで手続きや手数料、還付金などを紹介している業者を選ぶようにしましょう。
【注意】ディーラーでの処分は費用がかかる
査定額が0円になった車を、ディーラーが引き取って処分することを提案されることがあります。
廃車にする際にはさまざまな手続きと「解体工場への持ち込み」が必要で、ディーラーはこの作業を代行してくれるのです。
しかしディーラーに依頼すると、手数料が数千円~3万円ほどかかるため、ディーラーに「査定額0円でさらにお金を払わなければならない」という状態になってしまう可能性があります。
廃車買取業者の中には、これらの手続き代行費用を無料にしているところも多いのでおすすめです。
まとめ
本記事では事故車の修理費用の相場や修理するべきかどうかの判断基準、おすすめの修理依頼先について詳しく紹介してきました。
事故車修理の費用相場は故障したパーツごとに異なるため、本記事に掲載した内容を参考にしてください。
もし事故車の修理代や修理期間などを考慮して、廃車を希望する場合には記事内で紹介した廃車買取業者に依頼することをおすすめします。
廃車買取業者なら車が事故によってどんな状態になっていたとしても、「パーツや部品」「鉄資源」として価値を付けられるため事故車でも買取可能です。
この記事が、あなたが納得できる形で車を手放すお手伝いになれば幸いです。
イーデス イチオシ!
買取相場より30万円高く売る!最高の決め技
- 車を高く売りたいなら、ディーラー下取りに出さない
- 査定額には決まりがなく、さまざまな要因で買取価格は決定される
- 車をいちばん高く売る方法は、複数の買取業者に競わせること
車買取業者は安く車を仕入れることで、利益を増やすことができます。買い叩かれるのを防ぐためには、 事前に車の買取価格を複数の業者に競わせることが大切です。 1回で複数業者に査定依頼できる「一括査定サイト」を利用して、納得いく査定額を引き出してください。
利用実績470万件以上(※2023年10月時点)の車の一括査定サイトを利用すれば、 30万円~60万円高い査定額が出ることもあります。時間が経過するほど車の買取相場は下がっていきます。売りたいと思ったら、早めに調べることをおすすめします。
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全国の査定相場から算出した価格を配信。
増田さん
車の修理と言っても、故障の内容や箇所、さらに車種によって費用はさまざまあります。そのため、まずはディーラーをはじめとする整備工場で見積もりを依頼しましょう。
また、工賃が高く新品部品での修理が基本となるディーラーは、比較的修理費用が割高になることがあります。
対して、一般の整備工場の中には、ディーラーよりも安い価格で修理をしてくれる場合があり、修理費を抑えたいという方は一度相談してみるといいでしょう。
ただし、ディーラーでも新品ではなく、リビルト品(再生部品)を使用してくれる場合があります。オルタネーターやエアコンのコンプレッサー、トランスミッションなどの高額な部品を交換する場合は、リビルト品を使えないか相談してみましょう。