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SMBC日興証券のメリット・デメリットは?NISAやIPO投資の強みも紹介

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  • SMBC日興証券って大手証券会社だけどデメリットってあるの?
  • SMBC日興証券で取引するメリットや強みってなにがあるの?

SMBC日興証券は、大手総合証券ならではのきめ細やかなサービスが強みの証券会社で、メリット・デメリットは次のとおりです。

SMBC日興証券のデメリット

SMBC日興証券のメリット

大手総合証券でありながら手数料が安いなどのメリットがあり、また、IPOの取扱件数が多く主幹事にもよくなる点が強みです。

ただし、中国株など一部の商品の取扱がないといったデメリットもあるので、口座開設後、「取引したい投資商品を取引できない」といったことにならないように気をつけましょう。

この記事では、SMBC日興証券のサービスのメリット・デメリットを紹介します。

最後まで読めば、SMBC日興証券のサービスの中から、自分に合ったものを選んで利用できるようになるでしょう。

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SMBC日興証券のデメリット

SMBC日興証券のデメリットは下記のとおりです。

SMBC日興証券のデメリット

それぞれの詳細について説明します。

総合コースの手数料が高い

SMBC日興証券では、対面取引の「総合コース」を選ぶこともできます。

総合コースはサポートが充実している反面、ダイレクトコースより手数料が高いのがデメリットです。

例えば現物株の場合、ダイレクトコースは、約定代金10万円までの手数料は税込137円です。

総合コースの手数料は、オンライン取引であっても、約定代金100万円までで約定代金×0.8855%(最低1,925円)です。

約定代金が10万円なら、10万円×1.265%=1,265円(税込)となり、最低手数料の1,925円が適用されるため、ダイレクトコースの約14倍の手数料がかかることになります。

もしも支店の担当営業マンに電話して発注した場合の手数料は、100万円までで約定代金×1.265%(最低5,500円)ですので、さらに高くなります。

総合コースは丁寧なサポートが魅力ですが、手数料がかなり割高でコストがかかることに注意しましょう。

IPOで同一資金による複数申込ができない

IPOで当選したいなら、できるだけ多くのIPOに申し込む必要がありますが、その分資金がかかるため、資金の少ない人にとっては困難です。

その点、同一資金で複数のIPOに申し込めると、資金の使い回しができ、資金の少ない人には有利になります。

どういうことかというと、例えば、A社のIPOに50万円、B社のIPOに30万円かかる場合、A社とB社のIPOで必要な総額の80万円ではなく、A社の50万円分だけあれば、A社もB社も申し込めるのが、同一資金で複数のIPOに申し込めるケースです。

証券会社の中には、同一資金で複数のIPOに申し込める会社もあり、例えば、大和証券やみずほ証券は同一資金の重複申込が可能です。

しかし、残念ながら、SMBC日興証券ではそれができません。

その分、資金効率が悪く、申し込むIPOの数が増えると、必要資金も比例して増えてしまうのが、SMBC日興証券のデメリットといえます。

資産家でない投資家に対するIPOの配分が少ない

SMBC日興証券のIPOでは全体の10%しか抽選に配分しません。

90%は支店の預かり資産の多い投資家などに振り分けられるため、一般の投資家にとって、当選のハードルは高いといえるでしょう。

なお、抽選に配分される10%に関しては、1人1票の完全平等抽選で行います。

また、ダイレクトコースでは、IPOで外れた場合に、最大5%の配分を目途にステージ別抽選を行われます。

ステージ別抽選は、最低ランクのブロンズと最高ランクのプラチナとで、当選確率には25倍も差があるため、資金の少ない人にとって、当選のハードルはかなり高いです。

このように、SMBC日興証券のIPOは、基本的に預かり資産の多い人を優遇する方針であるため、一般の投資家には不利なことがデメリットです。

資金が少ない人は、マネックス証券など、割当数の100%を抽選に回す証券会社を選ぶことをお勧めします。

IPOで当選した場合に辞退すると、ペナルティがある

IPOで当選した際に、やむを得ずキャンセルすることがあるかもしれません。

ただし、SMBC日興証券のIPOについては注意が必要です。

なぜなら、当選後のキャンセルに対し、ペナルティが課せられるからです。

このことが、SMBC日興証券のデメリットの一つといえます。

なお、同社のペナルティは、

  • 購入キャンセルの翌日から1か月間は新規のIPO申し込みができなくなる
  • すでに申し込んでいるIPO申し込みについては、すべて無効になる

です。

キャンセル後に気になるIPOがあっても、タイミングによっては新規の申し込みはできず、チャンスを逃すことになります。

また、すでに申し込んでいるIPOの中で、当選したいと考えているものがあっても、それも無効になってしまうのです。

そのため、「購入するかどうか迷っているけれど、とりあえず申し込んでみよう」と考えているIPOに関しては、SMBC日興証券からは申し込まない方が賢明です。

なお、SBI証券(※)、野村證券岡三オンラインマネックス証券などは購入辞退してもペナルティがかかりません。

  • ※IPOチャレンジポイントを使用した場合はポイントが消滅します

先物・オプション取引は取り扱っていない

SMBC日興証券では、

  • 株式
  • 債券
  • 投資信託
  • 日興ファンドラップ
  • 年金・保険
  • 投信つみたて
  • iDeCo
  • 日興FX

などの商品を取り扱っていますが、先物・オプション取引の取り扱いはありませんので注意が必要です。

「日経225先物を取引したい」という人にとっては、ニーズを満たせません。

そのため、先物・オプション取引をしたいのなら、これらの商品を取り扱っている他の証券会社で口座開設する必要があることがデメリットです。

先物・オプション取引については、SBI証券や楽天証券などの大手ネット証券では取り扱っています。

もしも一つの証券会社で株だけでなく先物・オプション取引も行いたい、という場合は、これらの商品を全て取り扱っている他の証券会社で口座開設をする方が良いでしょう。

オンライン取引で外国株を取引する場合、中国株しか取引できない

SMBC日興証券では外国株の取引ができますが、同社で取引できるのは米国株と中国株のみとなります。

ただし、ダイレクトコースも総合コースもオンラインで取引する場合は中国株しか取引できません。

米国株を取引する場合は、ダイレクトコースも総合コースも電話注文をする必要があります。

その分、手数料は高くなってしまうことに加え、電話注文であるためタイムラグが発生してしまい、オンライン取引のようなスピーディーな発注はできません。

売買したいタイミングでの発注ができない可能性があるため、「今すぐに売買したい」という場合には大きなデメリットになるでしょう。

米国株をオンライン取引したい場合は、マネックス証券など、米国株のオンライン取引を提供している他の証券会社を利用した方が良いでしょう。

docomoユーザー以外は、dポイントを利用するための手続きが面倒

SMBC日興証券では、dポイントを貯めたり使用したりすることができます。

dポイントは、docomoの携帯電話を利用することで貯められるため、docomoユーザーは面倒な手続きをしなくても、簡単に貯めたり使用したりできます。

そうでない人の場合は、dポイントクラブに入会するための手続きを行う必要があります。

そのためには、dアカウントを作成し、アカウントを利用者情報登録に登録したうえで、dポイントカード、d払い、dカードを作成してアカウントと紐づける必要があり、手間がかかります。

一度作成すると、SMBC日興証券はもちろん、普段の買い物でも貯めたり使えたりするため便利ですが、そのための手続きを別途行わなければならないことが、デメリットです。

SMBC日興証券のメリット

SMBC日興証券のメリットは下記のとおりです。

SMBC日興証券のメリット

それぞれの詳細について説明します。

オンライン取引と対面取引の2つから口座を選べる

SMBC日興証券は、大手総合証券です。

そのため、口座開設の際、オンライン取引である「ダイレクトコース」と担当営業マンが付く「総合コース」のうち、1つを選んで口座開設することができます。

ダイレクトコースはPCやスマートフォンを使って自分のタイミングで取引したい人に向いています。

取引だけでなく、各種手続きを行う際にも自分で調べて行わなければなりませんが、その分、手数料を抑えられます。

一方、総合コースは担当営業マンに発注したり、相場の状況を質問したりできるだけでなく、様々な手続きをサポートしてもらえます。

その分、手数料は高くなりますが、ダイレクトコースに比べるとサポートはかなり手厚いので、安心して取引できるでしょう。

なお、総合コースの場合も、PCなどを使用したオンライン取引は可能です。

2つのコースには、それぞれ一長一短ありますが、自分に合った方のコースを選べる選択肢の広さが、SMBC日興証券のメリットと言えます。

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IPOに強い

SMBC日興証券はIPOに強い証券会社です。なぜなら、主幹事になることが多いからです。

2022年に同社は23件のIPOで主幹事を務めています。

つまり、2022年に同社は47社のIPOを取扱い、平均すると毎月約4件のIPOを行った、ということになります。

さらに、平均で毎月1、2件は主幹事のIPOがあることになるため、当選本数が多くなるのも魅力的です。

IPOは抽選がある分、できるだけ多く参加して当選の機会を増やすことが大切です。

SMBC日興証券はIPOの取り扱い件数が多いため、IPOに参加する機会も増え、また、主幹事のものであれば、当選の可能性も高くなるのがメリットです。

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ダイレクトコースにはIPO優遇特典がある

SMBC日興証券では、ダイレクトコースの顧客向けに、IPO優遇特典を提供しています。

IPO優遇特典では、顧客の預かり資産に応じ、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの4つのステージに分け、ステージが上がる程、当選確率が上がるようにしているのが特徴です。

ブロンズの場合の抽選票数は1人1票ですが、シルバーになると1人5票、ゴールドになると1人15票、プラチナになると1人25票と、大幅に抽選票数が上がります。

シルバーの場合は「預かり資産1,000万円以上または信用建玉金額1,000万円以上」と、ハードルが高いですが、資産がある人で、特にIPO投資に力を入れたいと考えている人にとっては非常に魅力的です。

1,000万円以上の大きな金額を使って取引したいと考えている人にとって、当選確率が上がるSMBC日興証券のIPO優遇特典は大きなメリットと言えるでしょう。

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大手総合証券でもオンラインの手数料は安い

野村證券や大和証券など、SMBC日興証券以外にもオンライン取引を提供している大手総合証券はあります。

しかし、大手総合証券の中ではSMBC日興証券のダイレクトコースの手数料は安いのがメリットです。

例えば、約定代金10万円までの取引手数料を比較した場合、SMBC日興証券は税込137円ですが、野村證券は税込152円、大和証券は税込1,100円と、SMBC日興証券よりも割高です。

大手ネット証券の方がSMBC日興証券のダイレクトコースよりも手数料は安いですが、コストだけでなく、サービス全般を勘案したうえで大手総合証券のオンライン取引を選びたい、という人には、SMBC日興証券のダイレクトコースの手数料の安さは、魅力的であると言えるでしょう。

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動画によるセミナーが豊富

SMBC日興証券では、セミナーを開催しています。

全国の支店など会場で行うセミナーもありますが、2023年2月21日現在は新型コロナウイルスの影響もあって、相続や贈与に関するセミナー以外は会場で開催されていないようです。

ただ、動画によるネットセミナーは豊富で、今後のマーケット見通しやアナリストによる各銘柄の投資戦略、テクニカル分析などのセミナーがこまめに掲載されています。

また、株のみならず、投資信託、債券、年金保険などの商品に関するものや、SMBC日興証券が提供するツールやサービスに関するセミナーも動画が掲載されています。

様々なセミナーが開催されているのは、投資初心者にとっては心強いでしょう。

多くの選択肢の中から観たいセミナーを選べるのが、SMBC日興証券のメリットです。

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問い合わせ窓口の種類が豊富

SMBC日興証券で問い合わせをする場合、電話やメールによる問い合わせはもちろん、LINEやチャットによる問い合わせもできます。

また、スマートフォン用に「日興スマートメニュー」を2019年7月にスタートし、電話、メール、チャットによる問い合わせの他、よくある質問なども掲載しています。

顧客の利用頻度の高いメニューを視覚的に分かりやすく表示し、目的に合ったメニューが簡単に探せるのが特徴です。

このように、SMBC日興証券では、問い合わせ窓口を複数設置し、様々な方法で問い合わせができるようにしています。

自分にとって最も利用しやすい問い合わせ方法を複数の選択肢の中から選べるのはもちろん、例えば、電話で問い合わせをしてつながらなかった場合に、代わりにチャットで問い合わせをする、というように、問い合わせがスムーズにできなかった時に、他の問い合わせ方法を選択できるメリットがあります。

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少額から株の取引が可能なサービスを複数提供している

SMBC日興証券は、株の少額投資ができるサービスを提供しています。

同社で提供しているのは、株式るいとう、キンカブ、日興フロッギーの3種類です。

株式るいとうは、株やREIT、ETFを月1万円以上1,000円単位で購入でき、1口座あたり20銘柄まで選べます。

キンカブは東証上場銘柄のうちSMBC日興証券が定める銘柄を対象に、金額か株数を指定して1銘柄100円以上100円単位で投資できるサービスで、dポイントを利用して購入することもできます。

日興フロッギーは、様々な企業の紹介記事を基に、気になる企業の株や、REIT、ETFなど約3,700銘柄が100円から買えるサービスで、購入にはdポイントを利用することもできます。

少額から株式投資をしたい人向けの選択肢が幅広いのが、SMBC日興証券のメリットの一つです。

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NISA(つみたて投資枠)の本数が大手総合証券の中ではかなり多い

SMBC日興証券のNISA(つみたて投資枠)は、他の大手総合証券に比べて多いのが特徴です。

同社では、2024年1月12日現在、143本の対象ファンドがあります。

他の大手総合証券の場合、NISA(つみたて投資枠)で取引できるファンドは本数が限定されているケースもあります。

例えば、NISA(つみたて投資枠)で取引できるファンドは、野村證券の場合は19本、大和証券は36本、そして、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は27本になります。

それと比較すると、SMBC日興証券の143本という本数は、かなり多いと言えるでしょう。

NISAで取引できるファンドの本数が多ければ、それだけ選択肢の幅が広がります。

できるだけ多くの中から比較・検討したうえで、NISAのつみたて投資枠で取引するファンドを決めたい、という人にとって、SMBC日興証券の対象ファンドの本数が多いのは、大きなメリットです。

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三井住友銀行との口座連携サービスが利用できる

SMBC日興証券では、オンライントレードの「日興イージートレード」と三井住友銀行のインターネットバンキング「SMBCダイレクト」との口座連携サービスを提供しています。

「バンク&トレード」というこのサービスは、日興イージートレードとSMBCダイレクト間を都度ID・パスワードの入力をすることなくログインできたり、即時入出金ができたりと便利です。

また、SMBC日興証券口座の不足発生時に、SMBCダイレクト口座から不足分の資金を自動で振り替えたり、SMBC日興証券と三井住友銀行の各口座や商品残高の状態や推移を一つの画面で確認できたりと、管理しやすくなります。

さらに、手数料が優遇されたり、ダイレクトコースの場合はIPO優遇特典のステージ判定に三井住友銀行の口座残高が含まれるなど有利になります。

三井住友銀行に口座を持っている人にとって、メリットの大きいサービスと言えるでしょう。

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投信アシストサービスで、投資信託のより詳しい内容を知ることができる

SMBC日興証券では、「投信アシストサービス」を提供しています。

電話により投資信託の運用状況を定期的に報告したり、ファンド情報やマーケット情報などのメールを配信してくれたりするサービスで、自分で運用状況を確認しなくても、SMBC日興証券の方から情報を提供してくれることが大きなメリットです。

また、「投アシプラス」というサービスに別途申込むと、センターのPCと顧客のPCに同時に同じ資料を表示したうえで、運用状況などを詳しく解説するなど、きめ細やかなサービスをしてくれるのが特徴です。

投信アシストサービスも投アシプラスも、総合コースの人のうち、投資信託の預かり残高が1,000万円以上の個人限定サービスです。

1,000万円以上の大きな資金で投資信託を運用したい、という人にとって、丁寧なサポートを行ってくれる投信アシストサービスは大きなメリットになるでしょう。

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ダイレクトコースは信用取引の手数料が無料

SMBC日興証券では、ダイレクトコースの場合に信用取引の手数料が無料になるのがメリットです。

ネット証券の中には、信用取引の手数料を無料にしている会社もありますが、総合証券の場合、大抵の場合は取引手数料がかかります。

例えば、野村證券の場合、オンラインサービスの信用取引の手数料は、約定代金に関わらず1注文あたり税込524円、大和証券のオンライントレードの場合は、約定代金50万円までで税込314円です。

その点、SMBC日興証券はダイレクトコースに限り、信用取引の取引手数料は約定代金に関わらず無料ですのでコストを抑えられます。

金利や貸株料などは別途かかりますが、取引手数料が無料というのは、信用取引をよく行う人にとってメリットです。

コストを抑えられるため、取引金額が大きくなるほど、そのメリットを享受できるでしょう。

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日興カードを利用すると、出金手数料がお得になる

SMBC日興証券では、「日興カード」を発行しています。

日興カードを使用すると、三井住友銀行や三菱UFJ銀行など、提携金融機関のATMを利用してSMBC日興証券の証券口座への入出金ができるのが特徴で、入金時の手数料はかかりません。

出金に関しては、三井住友銀行のATMを利用した場合には曜日を問わず無料、東京スター銀行とセブン銀行については、時間帯や曜日によって無料になります。

三井住友銀行や東京スター銀行のATMがあるエリアの人にとって、この2行のATMを使えば出金手数料が無料になるのは大きなメリットです。

それ以外の地域の人も、セブン銀行のATMを利用すれば出金手数料を抑えられる点は大きなメリットと言えるでしょう。

なお、提携金融機関でも時間帯によっては利用できない時間があるので、その点には注意が必要です。

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dポイントが貯められる・使える

SMBC日興証券は、ダイレクトコースの場合、dポイントを貯めたり使えたりします。

貯められるのは、下記の場合です。

  • 国内株の現物株の取引
    →取引手数料税込200円ごとに1ポイント(ステージが上がると最大で5ポイント)。
  • オンライントレードor「日興フロッギー+docomo」
    →キンカブの売り取引か100万円超の買い取引で、売買代金500円ごとに1ポイント。
  • 「日興フロッギー+docomo」の記事閲覧
    →「+3dポイント」のアイコンが付いた記事閲覧で、1記事あたり3ポイント。
  • 投信つみたてプラン
    →積立金額に応じて毎月最大300pt。
  • THEO+ docomoでたまる
    →運用残高に応じて毎月ポイントが貯まり、1年間で最大18,000ポイント。

※2023年2月21日現在

貯めたポイントは、docomoユーザーの人が日興フロッギー経由でキンカブを取引した場合に、1ポイント1円として利用可能です。

コストを抑えて取引したい人にとって大きなメリットになるでしょう。

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SMBC日興証券の利用が向いている人

  • 大手証券会社の安心感を求める人
  • 気軽に問い合わせしたい人
  • 日常的にdポイントを貯める・使う人

SMBC日興証券の特徴としては大手の安心感になります。

金融取引になるため、企業規模・取引実績が豊富な証券会社を使いたい人にはSMBC日興証券は候補のひとつとして検討してもよいでしょう。

また、大手で店舗もあることから相談しやすい環境が整えられています。

電話・メールだけでなく、LINE、チャットといった気軽な方法でも問合せできるのでスムーズな相談ができます。

さらにはdポイントを使ったり、貯めたりもできるのでdポイントのユーザーなら活用したいところです。

アンケートなどに答えるだけでもdポイントがもらえたり、期間限定ポイントも使うことができるのでポイント投資の活用のしやすさもSMBC日興証券のメリットといえるでしょう。

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SMBC日興証券の利用が向いていない人

  • 手数料を抑えたい人
  • 取引する商品の幅を広げたい人

SMBC日興証券では取引手数料がネット証券に比べると割高になります。

そのため、取引コストを抑えたい人は、ほかの証券会社の利用も検討する必要があるかもしれません。

しかし、オンライン取引となる「ダイレクトコース」では手数料を抑えることもできるため、証券会社をどう活用したいかも含めて総合的に判断するとよいでしょう。

また、多くの商品を将来的に取引したいのであれば注意が必要です。

SMBC日興証券では先物・オプション取引ができなかったり、外国株においては米国株・中国株に限られてきます。

取扱いしている商品は各証券会社で異なってくるため、もし、今後取引してみたいサービスがあるのであれば、事前にチェックしておきましょう。

ただ、もし投資を始めてから興味を持つサービスがあっても、証券口座は複数社での口座開設もできるので安心してください。

複数口座を持つことでIPO投資の抽選を有利にできたりもするので、口座開設の目的を考えてみましょう。

まとめ

SMBC日興証券は、IPOに強い、「キンカブ」といった少額投資にも力を入れているなど、大手総合証券ならではの強みがあるだけでなく、資金が少ない人でも使いやすいようなサービスを提供しています。

ポイントサービスについても、SMBC日興証券ではdポイントを貯められるため、お得に取引したい人には便利です。

オンライントレードで外国株を取引する場合に中国株しかできないなどのデメリットはありますが、ネットでも対面でも使いやすい証券会社であると言えます。

オンラインと対面の両方のサービスを提供していますので、それぞれのサービス内容と手数料とを勘案し、どちらで口座開設するのか決めると良いでしょう。

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30万円275円
50万円440円
100万円880円

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2024年11月12日

佐藤 真奈美

佐藤 真奈美

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