PayPayマネーで仮想通貨の取引が可能!ビットコインの購入方法を解説
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- PayPayで仮想通貨が買えるようになったって本当?
- PayPayなどの電子マネーと仮想通貨の違いがわかるようでわからない…
キャッシュレス決済のPayPayそのものでは、仮想通貨(暗号資産)取引は行えません。
しかし2023年7月より、LINE BITMAXと連携することで、PayPayマネーで仮想通貨の購入や出金ができるようになりました。
「PayPay連携サービス」を使えば、次のような取引が可能です。
PayPay連携サービスでできること
PayPay連携サービスを利用する際は、次のような流れでアカウントを連携しましょう。
PayPay連携サービスの始め方
この記事では、PayPay連携サービスとは何か、そのメリットや注意点などを解説します。PayPayマネーを使って仮想通貨を買う際の参考にしてください。
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サービスの都合上「仮想通貨」「暗号資産」という言葉を併用する場合がありますが、どちらも同じ意味です。
本記事では、以下の一覧に記載されている、金融庁・財務局から暗号資産交換業者として登録を受けている業者のみ紹介します。
暗号資産交換業者一覧
スキラージャパン株式会社 代表取締役 / スキラージャパン株式会社
監修者伊藤亮太
伊藤亮太は「スキラージャパン株式会社」の取締役を務めるFP(ファイナンシャル・プランナー)。
慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻を修了しており、在学中にCFP®を取得。
その後、証券会社にて営業・経営企画・社長秘書・投資銀行業務に携わる。
現在は富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。
▼書籍
7日でマスターNISA&iDeCoがおもしろいくらいわかる本
図解即戦力 金融のしくみがこれ1冊でしっかりわかる教科書
ゼロからはじめる! お金のしくみ見るだけノート
株で勝ち続けるための 上がる銘柄選び黄金ルール87
など株式会社エイチームライフデザイン
編集者イーデス編集部
「ユーザーが信頼して利用できるWEBメディア」を目指す編集部チーム。実際のユーザーの声や業界知識の豊富な専門家の協力を得ながら、コンテンツポリシーに沿ったコンテンツを制作しています。暮らしに関するトピックを中心に、読者の「まよい」を解消し、最適な選択を支援するためのコンテンツを制作中です。
■書籍
初心者でもわかる!お金に関するアレコレの選び方BOOK
■保有資格
KTAA団体シルバー認証マーク(2023.12.20~)
■許認可
有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可・許可番号:23-ユ-302788)
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PayPayマネーで仮想通貨が買える!「PayPay連携サービス」とは
電子マネーのPayPayは買い物や支払い、オンラインでの決済など、日常生活のあらゆるシーンで活用されています。
2023年7月には、暗号資産取引サービスの「LINE BITMAX」と連携することが発表されました。
LINE BITMAXと連携する「PayPay連携サービス」では、次のような取引が可能となります。
PayPay連携サービスでできること
それぞれどのようなサービスかくわしく紹介していきましょう。
PayPayマネーを使って、LINE BITMAXで仮想通貨が買える
LINE BITMAXのアカウントと連携することで、PayPayマネーを使ってビットコインなどの仮想通貨を購入できます。
仮想通貨の購入は、通常取引所にて別途入金手続きを行う必要がありますが、PayPay連携サービスを活用することでPayPayマネーの残高から直接仮想通貨を購入できるようになります。
購入は1円からできますので、これまで「仮想通貨に興味があるけど、なかなか踏み出す勇気がない」、「いきなり大きな金額を投資するのはこわい」と考えていた人も、気軽にチャレンジしやすいでしょう。
LINE BITMAXの預り金残高をPayPayマネーに出金(チャージ)できる
PayPay連携サービスでは、LINE BITMAXの預かり残高をPayPayマネーへ出金(チャージ)することも可能です。
これまで仮想通貨取引所からの出金は、事前に登録した金融機関口座あてに行うことが多く、電子マネーへ出金(チャージ)する方法はありませんでした。
PayPay連携サービスによるLINE BITMAXとの連携は仮想通貨業界で初の仕組みとなっており、より便利に取引所や電子マネーを活用できるようになっています。
PayPay連携サービスを利用するメリット・注意点
PayPay連携サービスのメリットや注意点として、次のような点が挙げられます。
PayPay連携サービスを利用するメリット
PayPay連携サービスを利用する注意点
メリット①入金手続きが不要
PayPay連携サービスの大きなメリットとして、入金手続きが不要である点が挙げられます。
通常、仮想通貨取引所で仮想通貨を購入するときは、オンライン入金や振込入金などで別途入金手続きを行う必要がありました。
入金方法によっては反映までに時間がかかることもあり、「すぐに仮想通貨を購入したい」というときに不便を感じることも少なくありません。
しかしPayPay連携サービスでは、購入時に「PayPayマネーで購入」のボタンを押すだけで、PayPay残高から購入資金がチャージされます。
別途入金手続きを行う手間がかからないため、取引チャンスを逃しにくいでしょう。
メリット②1円から仮想通貨を購入できる
PayPay連携サービスによる仮想通貨の購入は、1円から行えることも特徴です。
仮想通貨の購入と聞くと、「まとまった資金が必要なのでは?」というイメージを持つ人もいるかもしれません。
また、仮想通貨は値動きの変動幅が激しいことから、「大きな金額を投資するのは怖い」と感じる人もいるでしょう。
しかし、PayPay連携サービスでは1円から仮想通貨を購入できるため、投資経験が浅い人でも気軽にチャレンジしやすいメリットがあります。
なかなか仮想通貨取引を始める勇気が出ないという人は、まずは少額投資からスタートしてみるとよいでしょう。
注意点①買付・出金に上限額が定められている
PayPay連携サービスで注意したいのが、買付・出金手続きに上限額が定められている点です。
買付・出金の上限額
- 24時間:50万円
- 30日:200万円
24時間や30日で定められた上限額を超えると買付・出金手続きが行えなくなるため、まとまった金額で取引したい人にとっては不便かもしれません。
また、LINE BITMAXで「スマホでかんたん本人確認」を完了していない場合については、出金上限額が10万円となります。
スマホでかんたん本人確認は、マイナンバーカードをスマートフォンにかざしたり、顔写真を撮影したりすることで完了できますので、手続きを済ませておくとよいでしょう。
注意点②購入できるのは販売所のみ
仮想通貨の取引には「販売所形式」と「取引所形式」の2種類があり、下記のようなメリット・デメリットがあります。
販売所形式 | 取引所形式 | |
---|---|---|
メリット | 取引が簡潔で分かりやすい | 低コストで売買できる |
デメリット | コストが高くなりやすい | 取引の方法がやや複雑 |
このうち、PayPay連携サービスで購入できるのは販売所形式のみとなっています。
取引所形式はサービスの対象外となっていることから、「低コストで取引したい」「上級者向けの取引にチャレンジしたい」という人は物足りなく感じるかもしれません。
LINE BITMAXの公式サイトはこちら
PayPay連携サービスを利用する方法
PayPayとLINE BITMAXの連携は、下記の手順によって手続きを行います。
LINE BITMAXの口座を持っていない方は、まずは「LINE BITMAXの口座開設の流れ」を参考に口座開設手続きを進めてください。
PayPay連携サービスの始め方
1. LINE BITMAXのホーム画面で仮想通貨を選択する
引用:LINE BITMAX
PayPay連携サービスは、LINE BITMAX上から手続きを行います。PayPayアプリからは設定できないため注意しましょう。
まず、LINE BITMAXのホーム画面に表示されている仮想通貨の中から、購入する銘柄を選択します。
表示された仮想通貨のチャートの下に「買う」のボタンが表示されますので、タップして進みましょう。
2.「PayPayマネーで購入」を選択する
引用:LINE BITMAX
LINE BITMAXの販売所では、「いますぐ注文」と「予約注文」の2つの注文方法があります。
このうち、PayPay連携サービスが利用できるのは「いますぐ注文」のみです。
「いますぐ注文」のタブ内に「PayPayマネーで購入」が表示されますので、タップして進みましょう。
3.利用規約を確認する
引用:LINE BITMAX
次に、PayPay連携サービスの利用に関する規約と個人情報利用に関する同意の画面が表示されます。
それぞれ内容を確認し、「確認しました」のボタンをタップしてください。
4.連携する情報を確認する
引用:LINE BITMAX
最後に、LINE BITMAXとPayPayで連携される項目が表示されます。内容を確認のうえ、「上記に同意して続ける」とタップすると、連携手続きの完了です。
仮想通貨取引所「LINE BITMAX」の特徴
PayPayマネーでの仮想通貨取引で利用する「LINE BITMAX」とは、LINEヤフーグループが提供する仮想通貨取引サービスです。
LINE BITMAXの特徴
- LINEヤフーグループによる仮想通貨取引サービス
- スマートフォンで簡単に取引できる
- 価格変動がLINEで通知される
- 取扱銘柄が少なめ
LINE BITMAXはLINEアプリから仮想通貨の購入手続きが行えることが特徴で、スマートフォンで手軽に仮想通貨を売買できます。
普段から利用しているアプリ上で手続きが行えるため、仮想通貨の取引経験がない人でもチャレンジしやすいでしょう。
また、LINEアプリで価格変動の通知が届くことも特徴です。仮想通貨は、短時間に大きな価格変動が起こることも珍しくありません。
しかしLINE BITMAXではLINEアプリで相場の急変の通知が届くため、マーケットを注視していないときでも相場の変動をキャッチできます。
ただし、LINE BITMAXでは取扱銘柄が少ない点に注意が必要です。2024年4月現在の取扱銘柄は7種類で、ビットコインなどのメジャーコインや独自コインの取り扱いに限定されています。
マイナーコインへの投資を行いたい人は、他の取引所と使い分けるとよいでしょう。
LINE BITMAXの公式サイトはこちら
LINE BITMAXの口座開設の流れ
LINE BITMAXでは、下記の手順によって口座開設を行います。
LINE BITMAXの口座開設のやり方
1.「LINE BITMAX」へアクセスする
まずはLINE BITMAXにアクセスします。LINEアプリの「ウォレット」からもアクセスが可能です。
2.「口座開設に進む」をタップして利用規約を確認する
画面上に「口座開設に進む」のボタンが表示されますので、タップして進んでください。
その後、利用規約が表示されたら、内容を確認後「同意する」をタップします。
3.必要事項を入力する
口座開設にあたって、氏名や住所、生年月日など必要事項を入力します。
入力した内容は、提出する本人確認書類と一致するか確認されますので、誤りのないように入力しましょう。
4.「スマホでかんたん本人確認」を行う
最後に、「スマホでかんたん本人確認」の手続きを行います。
スマホでかんたん本人確認には、「かざしてすぐ本人確認」と「写真で本人確認」の2種類があります。
基本的には、スマートフォンにマイナンバーカードを読み込むことで本人確認が完了します。
マイナンバーカードの読み取りに対応したスマートフォンを持っていない場合は、「写真で本人確認」を利用しましょう。
「写真で本人確認」では、本人確認書類と顔写真を撮影することで本人確認が完了します。
本人確認書類として提出できるのは、下記の書類です。
本人確認書類として提出できるもの
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード
- 運転経歴証明書
- 特別永住者証明書
本人確認の承認後、取引が開始できるようになります。
LINE BITMAXの公式サイトはこちら
PayPayなどの電子マネーと仮想通貨の違いは?
PayPayなどの電子マネーは、電子データを活用して資金の決済を行うサービスです。
店舗での買い物や公共料金の支払い、オンラインでの決済、公共交通機関の乗車賃などあらゆるところで電子マネーの決済サービスが活用されています。
そのサービス内容やキャンペーンの実施などはPayPay株式会社によって管理されています。
一方、仮想通貨はブロックチェーン技術を使ったデジタル通貨です。
ビットコインやイーサリアムをはじめとして多くの銘柄があり、「中央集権者」による管理者がいないことが大きな特徴です。
近年、ビットコインが決済の手段として使われるシーンが増えたものの、投資目的で利用されるケースが圧倒的に多いといえます。
これらの特徴から、電子マネーと仮想通貨は同じデジタル上で扱われる“お金”ではあるものの、利用される目的やシーン、管理の仕組みなどに大きな違いがあります。
まとめ
電子マネーのPayPayは、仮想通貨取引所のLINE BITMAXと連携することで仮想通貨の購入ができます。
PayPay連携サービスを利用するメリット
PayPay連携サービスを利用する注意点
PayPayマネーを使って仮想通貨取引を始めるには、下記の手順でLINE BITMAXにて口座開設を行いましょう。
LINE BITMAXの口座開設のやり方
PayPay連携サービスは1円から仮想通貨が購入できるため、投資経験が浅い人にとっても取り組みやすいサービスです。
購入手続きはスマートフォンから手軽に行えますので、ぜひこの機会に活用してみてはいかがでしょうか。