仮想通貨(ビットコイン)の半減期とは?直近で半減期が予想される狙い目の暗号資産も紹介
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- 仮想通貨の半減期って何?
- これから半減期が訪れる仮想通貨を知りたい!
仮想通貨の半減期とは、仮想通貨のマイニング(採掘)における報酬が半分になる時期のことです。
仮想通貨の採掘量や発行量を減らして価値を高めることを期待して設けられています。
特に、2024年はビットコインの半減期の到来が予測されており、その前後は仮想通貨市場が盛り上がるのではないかと注目されています。
2024〜2025年に半減期が訪れると予測されている仮想通貨
- 2024年4月:ビットコインキャッシュ(BTH)
- 2024年5月:ビットコイン(BTC)
- 2024年8月:イーサクラシック(ETC)
- 2025年12月:クアンタム(QTUM)
この記事では、仮想通貨の半減期とは何か、取引にどのような影響があるのかなどを解説します。
2023年10月13日時点の情報を掲載しています。
サービスの都合上「仮想通貨」「暗号資産」という言葉を併用する場合がありますが、どちらも同じ意味です。
本記事では、以下の一覧に記載されている、金融庁・財務局から暗号資産交換業者として登録を受けている業者のみ紹介します。
暗号資産交換業者一覧
スキラージャパン株式会社 代表取締役 / スキラージャパン株式会社
監修者伊藤亮太
伊藤亮太は「スキラージャパン株式会社」の取締役を務めるFP(ファイナンシャル・プランナー)。
慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻を修了しており、在学中にCFP®を取得。
その後、証券会社にて営業・経営企画・社長秘書・投資銀行業務に携わる。
現在は富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。
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仮想通貨(ビットコイン)の半減期について解説
仮想通貨の中には「半減期」という時期が定められているものがあります。半減期の概要や効果を説明します。
仮想通貨の半減期とは
仮想通貨の半減期とは、マイニング(採掘)の報酬が半分になる時期のことです。
意図的に報酬を減らすことで仮想通貨が多くマイニングされるのを抑制し、発行量を減少させて価値を高める役割があります。
マイニングとは仮想通貨の取引を承認する作業のことで、中央管理者がいない仮想通貨では、市場参加者がマイニングを行うことで送金などの取引が成り立つ仕組みとなっています。
マイニングを行う人は承認作業に対して報酬を受け取れますが、半減期を迎えるとこの報酬が半分に減額されます。
仮想通貨には多くの種類がありますが、半減期の有無は銘柄によって異なっており、すべての銘柄に半減期があるわけではありません。
仮想通貨の半減期がある理由
仮想通貨で半減期を設定するのは、コインの希少価値を保つためです。
たとえばビットコインのマイニングでは、当初は1ブロックあたり50BTCの報酬が付与されていましたが、その後複数回の半減期を迎えたことで、現在の報酬は6.25BTCまで減額されています。
多くの電力を消費するビットコインのマイニングでは、電気代などのランニングコストがかかるため、「この報酬では採算が取れない」と感じた人は、次第にマイニングから手を引くこととなります。
これにより、半減期を迎えるたびにマイニングを行う人が自然淘汰されていき、「どんどん新しいコインが発掘されて希少価値が下がる」ということを避けられる仕組みです。
ビットコインのチャートからみる、半減期と値動きの関係性
ビットコインではおよそ4年に1度のペースで半減期を迎えますが、過去の半減期ではどのような値動きを見せていたのでしょうか。
下記のチャートは、ビットコインが2020年5月11日に半減期を迎えたときの価格推移を示したものです。

画像引用:CoinMarketCap
2020年4月1日には約67万円だった価格が、半減期直前の5月9日には約107万円まで上昇し、その後5月末まで高値圏で推移を続けています。
仮想通貨の半減期は「絶対に価格が上昇する」と言い切れるものではありませんが、希少価値の上昇への期待から資金が流入しやすいことが分かります。
こうした仮想通貨の値動きや実際の取引レートは、仮想通貨取引所のサイトで確認できます。気になる方は口座開設だけでもしておくのが賢明です。
いつが狙い目?2024〜2025年の半減期予測カレンダー
2024~2025年に半減期を迎えることが予測されている銘柄は、次の通りです。
半減期が到来する時期(予測) | 仮想通貨の種類 |
---|---|
2024年4月 | ビットコインキャッシュ(BTH) |
2024年5月 | ビットコイン(BTC) |
2024年8月 | イーサリアムクラシック(ETC) |
2025年12月 | クアンタム(QTUM) |
特に、2024年5月のビットコインの半減期には多くの投資家が注目しています。
その前後にはビットコインキャッシュやイーサリアムクラシックの半減期も予測されているため、仮想通貨市場が大きく動く可能性もあるでしょう。
2024年はビットコインの半減期!?ビットコインを購入したいタイミングとは
半減期の前後は価格が大きく変動しやすいため、取引のチャンスと捉える投資家も少なくありません。
ビットコインの次回の半減期は、2024年5月頃と予測されています。
先ほど紹介した2020年5月の値動きを見ても分かるように、価格が変動し始めるのは「半減期を迎えるよりも前」のタイミングです。
半減期の値動きを活かして利益を狙うためには、半減期を迎えるよりも前にコインを保有しておく必要があります。
ただし、ビットコインは値動きが大きいことから、いきなりまとまった金額を投資することはおすすめできません。
よりリスクを抑えるためには、半減期に向けて数回にタイミングを分けながら投資するとよいでしょう。
ビットコインの購入には取引所での口座開設が必要です。本記事内でおすすめの取引所を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
半減期の時期は変動する可能性がある
ビットコインの次回の半減期は確定しているものではなく、あくまで現時点での「予測」です。
「ビットコインの半減期は約4年に1度」という予測は、「ブロックの組成スピード」から推測されています。
ビットコインの場合、21万ブロックが組成されるごとに半減期を迎えることとなっており、1ブロックを組成するのには約10分かかります。
つまり、「21万ブロック✕10分」で約4年となる計算です。
ただし、ブロックの組成スピードは、マイニングに使う機械が高度化するなどの要因で速まることも考えられます。
その場合は、ビットコインの半減期が想定よりも早く訪れることもあるかもしれません。
アルトコインの半減期が到来したらどうすればよい?半減期の活用方法
半減期はビットコインだけでなく、アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)にも訪れます。
アルトコインの半減期を活かした取引方法を紹介します。
半減期前
半減期を迎える前は、「仕込みの時期」です。
半減期にはコインの希少価値を高める役割があるため、半減期をきっかけに価格が上がりやすい傾向にあります。
半減期が予測されているアルトコインは、予測されている時期よりも前に保有しておくことを検討しましょう。
ビットコインと同様に、複数回に分けて購入することでリスクの低減につながります。
半減期到来時・到来後
半減期を迎えると、希少価値が高まることと投資家の注目を集めることから、価格が上がりやすくなります。
保有しているアルトコインの価格が上昇したら、利益確定のタイミングを探りましょう。
とはいえ、利益確定のタイミングは購入のタイミングよりも難しいものです。
価格が上昇しているのを見ると「もっと上がるのでは?」と思うのは自然なことですが、半減期到来後は利益確定を行う投資家が多く、徐々に価格がピークアウトしていくことも珍しくありません。
しっかりとタイミングを逃さず利益確定するためには、あらかじめ「◯%利益が出たら売却する」など目安を決めておくことが大切です。
なお、アルトコインの価格はビットコインの価格に影響されやすい傾向にあります。
価格が連動することも十分考えられるので、アルトコインで取引を行う際は、ビットコインの値動きも注視するようにしましょう。
半減期に向けて口座開設!おすすめの仮想通貨取引所3選
仮想通貨の取引を行うためには、仮想通貨取引所で口座開設を行う必要があります。
仮想通貨の半減期に向けておすすめの仮想通貨取引所3選
※半減期が予測されているアルトコインを扱っている取引所を選定
DMM Bitcoin
DMM Bitcoinでは、2024~2025年に半減期の到来が予測されている下記の仮想通貨を取り扱っています。
DMM Bitcoinが取り扱う仮想通貨の例
- ビットコイン(BTC)
- クアンタム(QTUM)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
DMM Bitcoinには「BitMatch注文」が行える特徴があります。BitMatch注文とは、ユーザーの注文をDMM Bitcoinが仲介して成立させる取引方法です。
BitMatch注文では、ユーザー同士の「買いたい」「売りたい」というニーズが一致することで取引が成立しますが、取引の相手方はユーザーではなくDMM Bitcoinとなります。
「販売所形式」と「取引所」を合わせた取引方法だと考えると分かりやすいでしょう。
BitMatch注文では販売所のようなスプレッドが発生しないため、「取引コストをおさえたいけど、取引所形式はハードルが高い」と感じている人におすすめの取引方法です。
DMM Bitcoinの公式サイトはこちら
Coincheck
CoinCheckでは、2024~2025年に半減期の到来が予測されている下記の仮想通貨を取り扱っています。
Coincheckが取り扱う仮想通貨の例
- ビットコイン(BTC)
- クアンタム(QTUM)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
CoinCheckには、500円から仮想通貨を購入できるという特徴があります。
値動きが大きい仮想通貨市場で「いきなり大きな金額を投資するのは怖い」と感じる人にとって、少額から気軽に取引を始められるのは大きなメリットでしょう。
また、CoinCheckの取引所形式では、ビットコインが手数料無料で売買できることも魅力のひとつです。
通常、取引所形式ではMaker、Takerにそれぞれ手数料が課されることが一般的ですが、CoinCheckではいずれも手数料無料で売買が行えます。
「少額から気軽に投資してみたい」「手数料を気にせずビットコインに投資したい」という人は、CoinCheckの利用を検討してみてください。
Coincheckの公式サイトはこちら
GMOコイン
GMOコインでは、2024~2025年に半減期の到来が予測されている下記の仮想通貨を取り扱っています。
GMOコインが取り扱う仮想通貨の例
- ビットコイン(BTC)
- クアンタム(QTUM)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
GMOコインの特徴は、豊富な取引方法を備えていることです。
一般的な販売所形式や取引所形式に加えて、レバレッジ取引・つみたて暗号資産・レンディング・ステーキングなどさまざまな取引スタイルがあり、市況や運用意向に合わせて取引方法を選べます。
たとえば、つみたて暗号資産では500円から自動積立ができるため、「半減期に向けてコツコツと買い付けていく」という活用も可能です。
ぜひ自分に合った取引スタイルを見つけてみましょう。
GMOコインの公式サイトはこちら
よくある質問
半減期が到来したあと、仮想通貨は必ず値上がりしますか?
半減期が到来しても、必ず値上がりするとは限りません。
半減期にはコインの希少価値が上がるため価格が上昇しやすい傾向にあるものの、必ず上がると言い切れるものではありません。
購入する際は、市場の動向をよく見極めるようにしましょう。
仮想通貨の半減期はどうやって予測しますか?
ブロックの組成スピードから予測できます。
たとえば、ビットコインでは21万ブロックが組成されるごとに半減期を迎えます。
1ブロックが組成されるのは約10分であることから、半減期はおよそ4年に1度だと考えられています。
ただし、組成スピードが早まることもあるため、半減期を完全に予測することは困難です。
半減期のない仮想通貨は何ですか?
イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)には半減期がありません。
ただし、イーサリアムではアップデートに合わせてマイニングの報酬が減少するなど、半減期がない銘柄でも希少価値を保つ仕組みが取り入れられています。
まとめ
仮想通貨の半減期は、コインの希少価値を保つために定められている仕組みです。
その前後には価格が大きく変動することから、取引のチャンスとして捉えている投資家も少なくありません。
2024年にはビットコインの半減期も予測されているため、今のうちに仮想通貨の取引を始めてみてはいかがでしょうか。
今回紹介した仮想通貨取引所などで無料で口座開設しておき、数少ないチャンスに備えてみてください。
