PayPayカードの明細は?確認方法と発行方法を解説!
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PayPayカードの利用明細は、ウェブ明細で発行されます。
PayPayカードの利用明細を確認する方法
- PayPayカード(あと払い登録なし)を利用している場合
- ①「PayPayカード会員メニュー」にアクセスする(スマートフォン専用)
- ②会員メニュー上部の[請求額]から[利用明細]をタップする
- ③支払い予定月を選択して、利用明細を確認する
- PayPayカード・ヤフーカードの「あと払い」を利用している場合
- ①キャッシュレス決済アプリ「PayPay」のホーム画面にある「あと払い」の[請求額]で確認する
PayPayカードは利用金額や引き落とし日などすべてペーパーレス化をしており、24時間ウェブで確認ができるのが特徴です。
便利ではありますが、紙の明細書で家計を管理したいケースもあるでしょう。
この記事ではウェブ明細の確認方法と確認できる期間のほか、紙の明細書を発行する方法も解説していきます。
PayPayカードについては、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
スキラージャパン株式会社 代表取締役 / スキラージャパン株式会社
監修者伊藤亮太
伊藤亮太は「スキラージャパン株式会社」の取締役を務めるFP(ファイナンシャル・プランナー)。
慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻を修了しており、在学中にCFP®を取得。
その後、証券会社にて営業・経営企画・社長秘書・投資銀行業務に携わる。
現在は富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。
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PayPayカードは原則ウェブ明細
PayPayカードはウェブ明細発行が基本となっているため紙の利用明細書が届くことは原則としてありません。
そのためPayPayカードユーザーは、
- ウェブ明細の確認方法
- 紙の明細書が欲しい時の発行方法
- 利用明細が送付されるケース
について知っておく必要があります。
上記それぞれの方法について確認していきましょう。
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伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー
皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。
【専門家の解説】
PayPayカードに限らず、今やどのカードも明細はWebが主体となりつつあります。
PayPayカードでも原則Webとなっており、Yahoo!JapanのIDとパスワードがあれば、いつでも明細を確認できます。
紙と異なり、見たいときにいつでもすぐ確認できます。紛失の恐れもありません。
ただし、IDとパスワードの管理は大切です。
なお、キャッシングやリボルビング払いをした場合などには、利用明細書がハガキで郵送されます。
かんたんウェブ明細の確認方法
PayPayカードの利用明細は「カード会員サービスメニュー」の「ご利用明細」から確認することができます。
カード会員サービスメニューはYahoo!JAPANのトップページからログインすることができ、ログインするためには「Yahoo!JAPAN ID」と「パスワード」が必要です。
Yahoo!JAPAN IDを忘れてしまったという場合は「登録したメールアドレス」と「生年月日」の2つからYahoo!JAPAN IDを検索することができます。
パスワードを忘れてしまったという場合は、パスワードを再設定することで再度ログインできるようになります。
ただしパスワードを再設定してもログインできない場合は「シークレットID」が設定されていることが考えられます。シークレットIDの利用停止手続きを行ってから、再度ログインを試してみるようにしましょう。
PayPayカードの利用明細を確認するためにはカード会員サービスメニューへのログインが絶対条件となります。いつでも利用明細を確認できる環境にしておくためにもYahoo!JAPAN IDとパスワードを忘れないようにしっかりと覚えておくようにしましょう。
紙の明細書が欲しい時の発行方法
紙の明細書が欲しい時は「ご利用明細」の画面から「ご請求明細の印刷」で表示された利用明細画面を自分で印刷することになります。
PayPayカードの利用明細はウェブ明細が基本となっているため、紙の利用明細を郵送してもらうサービスそのものを利用することができないのです。
そのため、ユーザー自身でオンライン発行した明細書を印刷することになります。
具体的な方法については後述する「明細の印刷・保存方法」にてご紹介していきます。
利用明細書が送付されるケース
PayPayカードでは下記のような利用や支払いがあった場合、例外として利用明細がハガキで郵送されます。
- キャッシング利用があった場合
- 分割払いをした場合
- リボルビング払いをした場合
- ボーナス払いをした場合
- 口座振替登録の手続きが完了していない場合
- カード会社が利用明細書の送付が必要だと判断した場合
PayPayカードの利用明細をどうしても郵送してもらいたい場合は、キャッシング利用や分割払いなどをするという奥の手がありますが、金利手数料がかかるリスクを忘れてはなりません。
そのためPayPayカードでショッピング1回払いをしたものについては画面上で利用明細を閲覧し、必要に応じて印刷・保存をすることになります。
ここまでPayPayカードが原則ウェブ明細であることを説明し、紙の利用明細を発行したい時の発行方法と利用明細書が郵送されるケースについて解説しました。
続いてPayPayカードで利用した明細を「確認できる期間」について確認していきましょう。
確認できる明細の期間
PayPayカードで確認できる利用明細の期間は「確定分」と「仮確定」で異なります。
「確定分」と「仮確定」それぞれで確認できる期間をお伝えします。
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伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー
皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。
【専門家の解説】
ここで気になるのが、いつまで明細をWebで確認ができるかということ。
確定申告などに利用する方は特に要注意です。
明細は、当月分を含めて過去13カ月分の確認ができます。
逆に言えば、13カ月より前のものが確認できません。
そのため、確定申告で必要といった場合には、少なくとも1月には前年の12カ月分の明細は確認すべきです。
確定分は当月分含めて13ヵ月前まで
PayPayカードで利用した金額の「確定分」については、当月分を含めて13ヵ月前まで確認することができます。
つまり、過去13ヵ月より前の利用明細については確認することができません。確定申告などで利用明細の保存義務がある場合は利用金額が確定したら印刷しておくようにしましょう。
仮確定は翌月分、翌々月分
PayPayカードで利用した金額の「仮確定」については、翌月分と翌々月分を確認することができます。
仮確定になっていない請求金額については「ご利用代金請求明細書」という形で確認することはできません。PayPayカードで利用した金額がいつ仮確定するのかについては「PayPayカードの締日・支払日」で詳しく解説していきます。
PayPayカードの利用明細を確認できる期間は「確定分」と「仮確定」とで異なり、確定分については当月を含めた過去13ヶ月前まで、仮確定については翌月分と翌々月分まで確認できることがわかりました。
続いてPayPayカードの利用明細を印刷して保存する方法をご紹介します。
明細の印刷・保存方法
PayPayカードの利用明細の印刷・保存する方法は下記の手順で行います。
- PayPayカードのカード会員サービスメニューにログインする
- カード会員サービスメニューから「ご利用明細」を選択する
- 確定している月を選び「ご請求明細の印刷」をクリックする
- ご利用代金請求明細書が表示されるのでブラウザの印刷機能を利用して印刷を行う
自宅にプリンターがあればそのまま紙に印刷することもできますし、PDFデータとして印刷することも可能です。
PDFデータとして利用明細を保存しておけば、自宅にプリンターがなくてもコンビニで印刷することができます。
ネットワークプリントやUSBメモリーなどを利用してコンビニのプリンターから印刷するようにしましょう。
利用明細を印刷して領収書として保存する場合の注意点
自分で印刷した利用明細書は、カード会社から送られてくる利用明細書でなくても領収書として保存することができます。
しかし、領収書とは本来購入した店舗から直接受領する書類を指しますから、クレジットカードの利用明細は厳密に言うと正式な領収書であるとは言えない点で注意が必要です。
そのためオンライン店舗であったとしても直接領収書を発行してもらうこともできる場合があるので、金額が大きい商品については念のため店舗から直接領収書を受領しておいたほうが安心です。
オンライン店舗によってはクレジットカード会社の利用明細を領収書の代わりとすることを前提に販売している場合もあります。そのような場合は店舗から直接領収書をもらえないことをきちんと記録しておけば、カード会社の利用明細だけで経費として認められるようになるでしょう。
経費について税務署から指摘があった場合、証拠証憑の保存がされておらず経費として認められるだけの根拠がなければ否認されて追加課税される恐れがあります。
金額の大きい商品を購入する前は店舗から直接領収書が発行できるかを確認してから購入するようにすると、万が一税務署から指摘を受けてもしっかりと証拠を示すことができます。
ここまでPayPayカードの利用明細の印刷・保存する方法と、領収書として保存する場合の注意点についてお伝えしました。
それでは最後にPayPayカードの利用明細が反映されるタイミングについて確認しておきましょう。
明細の反映タイミング
PayPayカードの利用明細が反映されるタイミングは、カードを利用した店舗からカード会社へ売上データが届いた時となります。
カードを利用した店舗の締日の関係で、明細に反映されるまでに数日から数週間かかることがあります。場合によっては約1ヵ月ほどかかることもあります。
そのためカード利用がリアルタイムに反映されないことも考えられるため、場合によっては支払日が翌々月になることもあります。
PayPayカードの締日・支払日
PayPayカードの締日・支払日は下記のようになっています。
- 締日:毎月末日
- 支払日:翌月27日
仮確定と確定日については下記のようになっています。
- 仮確定:毎月12日
- 確定日:毎月20日または15日
カード利用した分が月末に締められるので、その月の末日までに利用した分が明細に反映していないと翌月以降の利用分として支払うことになります。
そして末日に締め切られた合計利用金額は支払い月の12日に仮確定します。PayPayカードに登録しているメールアドレスに「ご請求金額〇月分(予定)」という内容でメールが届きます。
その後20日に金額が確定すると「ご請求金額〇月分(確定)」というメールで確定金額を確認することができます。メール内の「詳細を見る」から利用明細を確認することも可能です。
口座引き落としに設定した金融機関によって確定日が15日になることもありますが、都市銀行やゆうちょ銀行、地方銀行やネット銀行など一般的な金融機関を設定していれば20日が確定日となります。
そして、後からリボ払いに変更できる「後リボ締め切り日」は「毎月20日の22:00まで」となります。確定日が15日の金融機関を設定している場合は「毎月15日の22:00まで」となります。
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伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー
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【専門家の解説】
PayPayカードに限らず、クレジットカードの明細は毎月確認し、不正などないかどうか、支払いはしっかりできるかどうかをチェックしておきましょう。
まとめ
PayPayカードの利用明細は原則としてウェブのみであることが分かりました。確認方法や注意点、印刷・保存方法についてまとめます。
- PayPayカードの利用明細はカード会員サービスメニューにログインして確認をする
- 例外として分割払いやキャッシング利用があった場合やカード引き落とし口座が設定されていない場合、カード会社が利用明細の送付が必要だと判断した場合は、利用明細書がハガキで郵送される
- カード会員サービスメニューで確認できる利用明細は「確定分」と「仮確定」の2つがある
- 「確定分」で確認できる期間は当月を含めて13ヶ月前まで
- 「仮確定」で確認できる期間は翌月分と翌々月分まで
PayPayカードの利用明細を確認するためには「Yahoo!JAPAN ID」と「パスワード」が必要です。この2つがなければカード会員サービスメニューにログインすることができないからです。
安心してPayPayカードを利用するためにも、カード会員サービスメニューへ確実にログインできるようにしておきましょう。
これでPayPayカードを利用している人が明細の確認方法や印刷・保存方法、仮確定や確定メールが届く時期を知り、PayPayカードを安心して利用できるようになります。