PayPayカードの特徴やメリット・デメリットを紹介!PayPayの利用をするなら必携のクレジットカード
2022-07-19
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PayPayの利用やYahoo!ショッピングをよく利用する人にとっておすすめなのが、PayPayカードです。
PayPayカードは年会費が永年無料で、基本の還元率が1%のお得なカードです。
この記事ではPayPayカードのメリットやデメリット、 気になる審査基準について解説していきます。
Yahoo!ショッピングの利用料金をPayPayカードで支払って、お得にPayPayポイントを貯めることができますよ。

菊地崇仁 / クレジットカード専門家
PayPayカードは基本的な特典はYahoo! JAPANカードから引き継がれます。ただし、貯まるポイントがTポイントではなくPayPayポイントに変わります。
年会費は無料で一般加盟店で利用するとPayPayポイントを1%獲得できます。Yahoo!ショッピングやLOHACOではTポイントを含めて3%還元です。なお、Yahoo!ショッピングやLOHACOでのTポイントサービスは2022年4月以降に変更となり、 PayPay利用者にはポイントが分散しなくなるため、使い勝手の良いカードになるでしょう。PayPayを利用していない人にとってはポイントが使いにくく、他の1%還元のカードがおすすめです。
旧Yahoo! JAPANカードを保有していた人は、PayPayカードへの切替でショッピング保険が終了となるため注意してください。
また、PayPay利用者の場合、PayPayカードで直接PayPayにチャージしても1%のPayPayポイントは貯まりません。ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOユーザーの場合は、PayPayカードをソフトバンクやワイモバイル、LINEMOの支払いカードとして登録し、PayPayチャージ時に「ソフトバンクまとめて支払い」「ワイモバイルまとめて支払い」を利用してチャージしましょう。この場合は1%分のPayPayポイントが貯まります。
※2022年4月1日よりPayPayポイントはPayPayポイントに変更します。 PayPayポイント1ポイント=1円相当として、従来同様にお支払いでご利用いただけます。
2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。
約100枚のクレジットカードを保有、年間約150万円の年会費を支払われている、まさにクレジットカードの専門家。
一般カードからプラチナカードまで幅広い層のカードを実際に保有・利用し、日々様々なメディアにて、使った人にしか分からない信用できる情報提供を行われています。所有されているすべてのカードを月に1度は必ず利用しながら、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究されているそうです。
目次
PayPayカードのメリット

PayPayカードの年会費は永年無料
PayPayカードの年会費は無料です。入会時も次年度以降も一切かかりません。
所持コストゼロなので、気軽に持てるカードのひとつです。
国際ブランドは3つの種類から選べる
決済する国際ブランドは、JCB、Visa、Mastercardの3ブランドから選べます。
どの国際ブランドを選んでも日本国内の利用に関しては不便なく使えます。海外での利用にも使いたい方はVisaかMastercardにするとよいでしょう。
PayPayカードのポイント還元率は1%と高還元
PayPayカードのポイント還元率は1%です。カード100円の利用で1円相当のPayPayポイント貯まります。
公共料金や税金での支払いでも1%のPayPayポイントが貯まるのは、生活費を節約することにもつながりますよね。
いつものお買い物でどんどんPayPayポイントが貯まるので、普段からPayPayの利用をしている方ならポイントの使い道に迷わないので使いやすいカードと言えるでしょう。
Yahoo!ショッピングとLOHACOは3%のポイントが貯まる
PayPayカードをYahoo! ショッピングとLOHACOで使うと3%のポイント付与が受けられます。
ポイントの内訳は以下の通り
- PayPayカードの利用:1%
- Yahoo!ショッピング・LOHACOの利用:1%
- ストアポイント:1%
Yahoo! ショッピングとLOHACOをよく利用する人にとって、最もお得なカードと言えますよね。
PayPay残高へのチャージができる
PayPayの支払い方法はPayPay残高のチャージとクレジットカード決済の2種類があります。PayPay残高に直接チャージできるクレジットカードはPayPayカードのみです。
銀行口座 | 〇残高チャージ可能 |
PayPayカード | 〇残高チャージ可能 |
その他のクレジットカード | ×残高チャージ不可 |
PayPayでのクレジットカード決済に最適
PayPayでのクレジットカード決済は、その他のクレジットカードでも登録は出来ますが、PayPayポイントが付与されるのはPayPayカード決済の場合のみなので、その他のクレジットカードを使う場合は、クレジットカードのポイントは貯まりますがPayPayポイントは貯まらないので、PayPayの恩恵を受けるにはPayPayカードがおすすめです。
また、PayPayでの還元率は「PayPayステップ」の条件達成により最大1.5%まで還元率を上げることができます。
支払い方 | クレジットカードの還元率 | PayPayの還元率 |
---|---|---|
PayPayカード決済 | 対象外 | 0.5%~最大1.5%(PayPayポイント) |
その他のクレジットカード | クレジットカードにより異なる | 対象外 |
PayPayのアプリDL
PayPayについて詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
番号レスデザインでセキュリティも安心
カードに番号の記載がなく盗み見などのリスクがなくなり、安心して利用することができるセキュリティに優れたデザインと言えるでしょう。
さらに縦型のデザインも選べることも特徴の一つです。
最短7分で使える
申し込みから審査完了後、会員メニューでカード番号が発行され、バーチャルカードとしてすぐに利用できるので、物理カードが届くまで待たずにすぐ使えるというのは非常に魅力的です。
PayPayカードのデメリット

年会費無料でポイント還元1%、ショッピングガード保険も入っているPayPayカードですが、注意点も少なからずあります。
PayPayカードには海外旅行保険が付帯されていない
PayPayカードには海外旅行保険が付帯されていないため、PayPayカードで旅行代金を支払ったとしても、トラブルに巻き込まれた際の補償がありません。
カードそのものが盗難や紛失に遭った場合には、カードで不正利用された分は手続きをすれば補償されますが、病気やケガなどの医療費は賄われません。
PayPayカードの締め日・引き落とし日
クレジットカードを新しく発行する上で知っておきたいのが「締め日」と「引き落とし日」。次はPayPayカードの締め日・支払い日について解説します。
締め日・支払い日の違いが分からない、という人は先に以下の記事をご覧ください。
締め日は月末、支払い日は翌月27日
PayPayカードを利用した時の毎月の締め日と引き落とし日ですが、基本的に月末締めの翌月27日払いとなります。
金融機関が土日祝で休業日の場合は翌営業日となります。
PayPayカードのウェブ明細を利用すると、締め日の時点で支払額が把握でき、入金もしやすいのでおすすめです。
各種手続きで利用するカード会員サービスメニューにログインすれば、ウェブ明細トップ画面でカードの利用金額合計など、現在の状態が表示されます。
入金が間に合わない・残高不足の場合はどうすればいい?
何かの都合で入金が間に合わない・口座の残高が不足している場合は、後日PayPayカードの指定口座へ振り込みましょう。
請求額と指定口座については24時間対応の自動音声で案内しているので、以下のダイヤルに問い合わせをしましょう。
PayPayカード コンタクトセンター | 0570-09-8181(自動音声サービス:24時間受付) ※上記番号をご利用いただけない場合は、093-330-8484へお問い合わせください。 |
---|---|
PayPayカード カスタマーサポート窓口 | 0120-990-634(24時間受付) |
※情報元:
コンタクトセンターの電話番号(PayPayカード公式サイト)
カスタマーサポート窓口の電話番号(PayPayカード公式サイト)
ここまでPayPayカードの基本的な情報について記載いたしました。ここからはPayPayカードでキャッシングをしたい方に向けて、利用限度枠や金利、返済方法などの情報をお伝えいたします。
PayPayカードのキャッシング利用
PayPayカードはショッピングだけでなく、目的のない用途、自由なお金として使えるキャッシングも可能なクレジットカードです。
PayPayカードのキャッシング枠、利用限度額の増枠、返済方法について解説します。
PayPayカードのキャッシング枠
PayPayカードのキャッシング枠は、公式サイトでははっきり書かれていませんが、基本は500,000円までだと考えられます。
国内・海外のATMで1回の操作につき取り扱える金額が10,000円~500,000円までの10,000円単位だからです。
キャッシングの金利は実質年率18%、遅延損害金は実質年率20%で、他のクレジットカードと変わりません。
全国の銀行・コンビニなどのATMでキャッシングが利用可能なほか、WEBからもネットキャッシングを申し込めます。
ネットキャッシングは24時間申し込み可能です。自分の銀行口座に振り込まれるタイミングは、14:49までの申し込みなら当日中、14:50を過ぎれば翌営業日の9:00以降となります。
お申し込みのタイミング | お振り込みのタイミング | ||
---|---|---|---|
登録口座がPayPay銀行以外 | 登録口座がPayPay銀行 | ||
平日 | 0:00〜8:59 | 当日9:00以降 | 最短数分でお振り込み |
9:00~14:49 | 最短数分でお振り込み | ||
14:50~23:59 | 翌営業日9:00以降 | ||
金融機関休業日 (土・日・祝日など) | 0:00〜23:59 | 翌営業日9:00以降 |
キャッシングは、いつでも利用できる手軽さが魅力ですが、同時に使い過ぎの問題に注意しないといけません。
キャッシングの限度額の増枠
キャッシングの限度額の増枠は、公式サイト内の「ご利用可能枠の増枠」ページから行うことができます。増枠申請をすると増枠審査が行われ、審査を通過するとメールにて結果が通知、増額処理が完了します。
増枠申請できない方の基準について、公式の記載は以下の通りです。
増枠申請できない方の基準
- 入会後、6カ月以内
- 現在設定されている利用可能枠が上限枠に達している方
- 年収証明書が未提出(年収証明書の提出後に増枠申請可能となる)
- 前年度ご本人様税込み年収が0万円
審査の際は、新規カードを作るよりも厳しめの審査となりますので、新規にカードを作ってから収入が減少していたり、毎月の支払いを遅延していたりということがあると、増枠申請が通らない場合も十分あり得ます。
また、「前年度ご本人様税込み年収」で、もともと入力していた年収よりもかなり少ない数字に変更すると、審査に通らない可能性が大きくなります。
キャッシングの返済方法
キャッシングの返済方法は、1回払いとリボルビング払いの2通りあります。
リボ払いの場合、200,000円以下なら10,000円、200,000円以上1,000,000円の場合は20,000円、1,000,000円を超えると40,000円を毎月支払うことになります。
返済期間については、1回払いが60日以内、リボ払いが原則5年以内、60回以内です。ただし、利用残高が300,000円以内であれば、原則として3年以内、36回払いで終了となります。
そもそもキャッシングとは何か、あまりよくわからないという方には以下の記事もおすすめします。
PayPayカードの支払い方法と手数料
PayPayカードでショッピングをした場合の支払方法と手数料について見ていきましょう。
PayPayカードの支払いは、以下の通り大まかに分けて4種類あります。
- 1回・2回払い
- 分割払い
- リボ払い
- ボーナス払い
それぞれについて解説していきます。
1回払い・2回払い
当月一括払いとなる1回払いと当月と翌月支払う形の2回払いは、キャッシングと違って金利や手数料が発生しません。基本的に使っていきたい支払方法です。
毎月5日までの利用金額を、当月27日に支払うという流れになります。2回払いの場合は、当月27日と翌月27日の2回に分けて支払います。
分割払い
PayPayカードの分割払いは、1回~24回の希望の回数で分割払いが可能です。「1回払い」「2回払い」の手数料はかかりません。3回払いで実質年率12.19%、24回で14.95%の手数料がかかります。
リボ払い
月々の支払コースを決めて、毎月一定額を支払う方法をリボ払いと言います。入会時、カードに設定されているリボ払いコースの元金は3,000円で設定されており、買い物時に指定することも、後からリボ払いに変更することもできます。
現在、リボ払いサービスは現在3パターンあり、通常の買い物時に「リボ払い」と申告する方法のほか、先に登録しておくことで毎月のお支払い金額をフラットに調整できる「まるごとフラットリボ」と、1回払い・ボーナス1回払いの指定された明細をリボ払いに支払い金額を一部または全部スキップできる「これだけスキップリボ」に変更することが可能。いずれもウェブから簡単に手続きできます。
ショッピングのリボ手数料はキャッシングと同様、実質年率18%です。リボ払いは毎月一定額の支払いになるため資金管理がしやすいですが、利息の負担が膨らみがちなので、利用は最小限に抑えたいところです。
ボーナス払い
夏・冬2回の支払日に一気に返済する方法です。
夏は8月27日、冬は1月27日が引き落とし日となります。ボーナス払いは1回払いのみで、手数料はかかりません。
キャッシングもできる、利便性の高いPayPayカード。
ただ、実はいくつか細かいながらも気をつけなくてはいけないポイントがありますので、ご紹介いたします。
PayPayカードの審査難易度
PayPayカードの審査難易度は、同じ流通系カードの楽天カードと同じぐらいで、比較的通りやすいと言えます。
PayPayカードの申込条件は、18歳以上で安定した継続的な収入があることです。ただし、高校生は申し込めません。
また、所定の審査はあるため、申し込み条件に合致していても審査に通過できない場合があります。
PayPayカードの審査に落ちる原因
PayPayカードの審査に落ちる原因はいくつか考えられます。
審査に落ちる原因
- 年収が200万円未満
- 30代以上なのにクレジットヒストリーが全くないスーパーホワイト
- 信用情報に何らかの傷がある
- 他社クレジットカードで年収3分の1以上の借入残高がある
これらの条件に1つでも合致すると、審査の通過は難しくなるでしょう。
PayPayカードは一度落ちても大丈夫
PayPayカードの審査に一度落ちた場合、原因がはっきり分かっているのであれば、その原因を解消するように動きましょう。
その上で少なくとも6ヶ月以上開けてもう一度申し込めば、審査に通過する可能性が出てきます。
例えばクレジットヒストリーのない人なら、携帯端末の購入費用を一括で支払わないで、携帯電話代と一緒に分割払いする手が有効です。
こうすることで、良いクレジットヒストリーが作れます。年収であれば200万円以上になるよう、少し時間をかけて頑張るしかありません。
まずは、なぜPayPayカードの審査に落ちたのか、原因をしっかりと分析することが重要です。
学生でも申請可能
18歳以上かつ高校生でなければ、学生でも申請は可能です。大学生や短大生、専門学校生でも、アルバイトなどで安定した収入があれば、審査に通過できる可能性は十分にあります。
ただし、楽天カードなど別の流通系カードに申し込んで審査に落ちた場合は、両方落ちてしまう可能性も考えなくてはなりません。
慌てて一度に複数のカード会社に申し込まず、審査に落ちたら一旦半年以上待って、それからもう一度挑戦してみましょう。
PayPayカードの口コミ・評判
『PayPay祭』などに代表されるPayPay関連の豊富なキャンペーンが人気の一つではありますが、ナンバーレスカードタイプのシンプルなデザインがユーザーからもかなり好評のようです。
PayPayカードめちゃくちゃかっこよくないか??????
- 引用元
- @sm_hn
paypayカード着弾!
デザインかっこいい
paypayカード、ブラックカードみたいでかっこいいです!
どやれますね!
- 引用元
- @722weet
※Twitter上での口コミ・評判を引用
まとめ
PayPayの利用やYahoo!ショッピングやLOHACOをよく利用する人にとっておすすめなのがPayPayカードです。
基本のポイント還元率も1%と高還元なのですが、Yahoo!ショッピングやLOHACOではいつでも合計で3%のポイント付与があります。
貯まるポイントもPayPayポイントと、汎用性が高いポイントで使い道に困ることもなく、おすすめのクレジットカードといえますね。