単元未満株(ミニ株)の手数料は高い?手数料負けしない証券会社の選び方を紹介
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- 単元未満株(ミニ株)で取引きしたいけど手数料って高いの?
- 資金が少ない人にもおすすめな、ミニ株対応の証券会社を比較したい!
単元未満株(ミニ株)は1株から取引できる、初期費用が少なくて済むなどの特徴があります。
しかし、取引手数料は通常の単元株取引よりも割高なケースが多いため注意が必要です。
この記事では、単元未満株(ミニ株)の取引にかかる手数料について説明します。
最後まで読めば、単元未満株(ミニ株)に向いた証券会社を選べるようになり、できるだけ手数料を抑えて取引できるでしょう。
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2023年2月24日時点の情報を掲載しています。
行政書士/ファイナンシャルプランナー / 青野行政書士事務所
監修者青野泰弘
同志社大学法学部卒業後、国際証券に入社。
その後、UFJキャピタルマーケッツ証券、トヨタファイナンシャルサービス証券(現:東海東京証券)、オリックスフィナンシャルプロダクツ、コスモ証券にて、債券の引き受けやデリバティブ商品の組成などに従事。
2012年に、FPおよび行政書士として独立。2017年日本FP協会相談員、2018年日本FP協会広報スタッフを担当。
▼保有資格
日本証券アナリスト協会検定アナリスト(CMA)
プライマリープライベートバンカー
行政書士
ファイナンシャルプランナー(CFP®)
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単元未満株(ミニ株)の取引手数料が高い理由
通常の株取引では、定額制の手数料コースが用意されている証券会社もありますが、単元未満株の取引では、取引ごとに手数料がかかるコースのみの証券会社が多いです。
1日の取引量が多い人であれば、より手数料が高くなってしまいます。
こういった理由から、通常の株取引と単元未満株の手数料を比較すると、単元未満株の手数料は高いと言われているのです。
ただし、SBI証券ではミニ株取引の売買手数料が0円となっています!
公式サイトはこちら
単元未満株(ミニ株)手数料を証券会社別に比較
ネット証券・スマホ証券の単元未満株の手数料を比較すると、下表のとおりです。
証券会社 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | auカブコム証券 | SMBC日興証券 |
---|---|---|---|---|---|
サービス名 | S株 | かぶミニ | ワン株 | プチ株 | キンカブ |
手数料体系 | 買付手数料:無料 売却手数料:無料 | 買付手数料:無料 売却手数料:無料 ※スプレッド 0.22% | 買付手数料:無料 売却手数料:約定代金×0.55% | 約定代金×0.55% | スプレッド 100万円以下:0%(買付) 100万円超:1.0%(買付・売却) |
最低手数料 | 0円 | なし | 52円 | 52円 | なし |
公式サイト | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 |
※手数料は税込表記
手数料がかかることが一般的なミニ株取引ですが、唯一SBI証券だけは売買手数料無料、スプレッドなしです。
楽天証券も売買手数料は無料ですが、スプレッドに手数料が含まれています。
SBI証券はミニ株取引以外のサービスも充実しているので、初心者にもおすすめの証券会社です!
単元未満株は、取引する株数が少ない分、手数料が割高になる可能性があります。
株価や取引株数などを踏まえて手数料を比較し、どの証券会社を使うか考えましょう。
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単元未満株/ミニ株でも手数料負けしにくい証券会社
単元未満株は取引株数が少ないため、単元株と比較するとどうしても手数料面では割高になります。
手数料負けしたくないなら、SBI証券を選ぶのが無難ですが、他の商品スペックなども考慮して別の証券会社を選びたいこともあるでしょう。
そんな人におすすめしたいのが、ポイントサービスです。
実は、証券会社の中には、ポイントサービスが使えるところがあります。
例えば、マネックス証券では「マネックスポイント」という独自ポイントを提供していますが、マネックスポイントは株式手数料に充当可能で、単元未満株(ワン株)にも使用できるのです。
1マネックスポイント=1円として利用できますので、これを利用することで、割高な単元未満株の手数料負担を軽減することができます。
単元未満株取引で1株1,000円の銘柄を50株購入した場合の手数料は税込275円ですが、マネックスポイントを275ポイント使用すれば、無料となります。
他には楽天証券もポイントサービスに対応しています!
また、楽天証券はスプレッドが手数料としてかかります。
スプレッドとは、購入時と売却時の株価に上乗せされる手数料のことです。
例えば株価が1,000の銘柄の場合、本来は1,000円で売買できます。
しかし、楽天証券ではこの1,000円に手数料を上乗せするため、株価は1,002円など1,000円より高い価格で表示され、その価格で売買することになるのです。
楽天証券の場合、1取引につき一律で0.22%のスプレッドがかかります。
できる限り手数料負けしないよう、割安な手数料で単元未満株を取引したいと考えているなら、楽天証券も選択肢に入れると良いでしょう。
まとめ
単元未満株は1株から取引できるため、資金が少ない人が株の取引を始めるのに便利です。
ただし、手数料が単元株より割高なケースが多いため、注意しましょう。
株を始める際、お目当ての銘柄の購入代金にばかり目が行きがちですが、取引の際には手数料がかかります。
単元未満株の場合、購入時、売却時のどちらにも手数料がかかるケースが多いため、手数料のコストを見落とさないようにしましょう。
各社のサービス内容を比較したうえで、自分にとって良いと思える証券会社を選んで単元未満株取引を行いましょう。
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