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ミニ株・単元未満株とは?デメリットは?利用する前に知っておきたいポイントを解説

ミニ株・単元未満株とは?デメリットは?利用する前に知っておきたいポイントを解説

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ミニ株(単元未満株)とは、通常100株(単元株)でしか買えない株を、最低1株単位から購入できるサービスです。

ミニ株や単元未満株は、資金の少ない人はもちろん、株初心者や、リスクを抑えて株取引を始めたい人にもおすすめです。

しかし、手数料が割高だったり、取引できる証券会社が限られていたりと、通常の株取引とは異なる点があるので気を付けましょう。

    この記事ではミニ株・単元未満株とは何か、どんなメリット・デメリットがあるかなど、実際に取引を始めるために必要な情報を解説します。

    最後まで読めば、ミニ株を利用して株式投資をするかどうかを判断でき、自分に合った証券会社でミニ株を始めることができるでしょう。

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    • 株式会社400F 執行役員CGO(Chief Growth Officer) / 株式会社400F

      監修者林 和樹

      京都大学卒業後、2007年トヨタFS証券(現:東海東京証券)入社。2012年エイチームへ入社し、翌年に金融メディア事業を立ち上げ。最盛期には売上高72億円の事業に育てる。2019年エイチームフィナジーを設立し、代表取締役社長に就任。保険代理店業務を開始する。2022年5月より現職。個人理念は『お金の不安が意思決定の制約にならない世界を創る』。趣味はボディメイク。

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    • イーデス編集部 / 株式会社エイチームフィナジー

      編集者小林 梨沙

      1989年生まれ、愛媛県松山市出身。

      大学卒業後、株式会社ブリッジインターナショナルに入社。外資系教育サービス会社にて、薬機法や品質マネジメントシステムのインサイドセールスを担当。その後、スーパーバイザーとして、日系大手企業のインサイドセールスプロジェクトの立ち上げを行う。

      2019年に株式会社エイチームフィナジーに入社。FX、新規事業開発部を経て、イーデスの編集者に就任。

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      ミニ株・単元未満株とは?

      ミニ株(単元未満株)とは、最低1株単位で株が購入できるサービスです。

      通常の株取引では株は100株単位からしか購入できませんが、ミニ株(単元未満株)であれば100株未満の単位で取引できるため、少額から株取引が始められます。

      例:株価45,000円の株を買う場合

      投資初心者も気軽に始めやすいですね!

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      ミニ株と単元未満株の違い

      本記事ではミニ株と単元未満株を同義で扱っていますが、単元未満株とはサービス内容が異なる「株式ミニ投資」をミニ株と呼ぶケースもあります。

      株式ミニ投資と単元未満株はどちらも、100株以下の単位で株が買えるサービスですが、売買できる最低単位に違いがあります。

      最低売買単位
      単元未満株1株
      株式ミニ投資10株

      ミニ株取引の際は、どちらをの制度を指しているかしっかり確認しましょう!

      ミニ株・単元未満株のメリット

      ミニ株・単元未満株のメリットには「少額で投資できる」「損失額が少なくてすむ」などがあり、投資初心者でも始めやすいという特徴があります。

      ミニ株・単元未満株のメリット

      これらのメリットについて、それぞれ詳しく見てみましょう。

      メリット①:少額で株式投資ができる

      ミニ株のメリット:100/1の資金で取引できる

      ミニ株は、通常の株式投資の100分の1単位から投資ができるので、その分必要となる資金が少なくて済みます。

      株式投資を始めるためのハードルが低くなるのと同時に、本来なら投資するのが資金的に難しい株価の高い銘柄も、投資対象として考えられるようになります。

      例:東京エレクトロン(8035)に投資する場合

      東京エレクトロン(8035)の 株価

      22,645円
      ※2020年4月10日時点終値

      東京エレクトロン(8035)の株が ミニ株なら数万円の資金で買える

      通常の株取引なら約230万円かかるところ、ミニ株なら約23,000円の資金で投資できますね!

      メリット②:損失額が少なくてすむ

      株のメリット:取引単位が少ないので損失が小さくなる

      株式投資の魅力の一つが値上がり益の獲得ですが、それは同時に値下がりによる損失を被るリスクを負うことになります。

      しかし、ミニ株は取引単位が少ないので、投資額も比較的少なくてすむため、大きな損失を負うことはありません。

      投資を始めたばかりの頃は、大きな利益を狙うよりも損失をなるべく小さく抑えることが肝要です。

      その観点から考えると、ミニ株はちょうどいい株式投資の練習になると言えるでしょう。

      例:株価2万円の銘柄を購入後、株価が1割下がった場合

      株価が1割下がった場合も、1/100の損失で済む

      通常の株取引なら20万円の損失ですが、ミニ株なら2,000円での損失で済みますね!

      メリット③:積立投資や分散投資がしやすい

      株を少数で買うことができるミニ株は、同じ銘柄を繰り返し購入することで「積立投資」になり、異なる銘柄を少しずつ買うことで「分散投資」になります。

      積立投資は、購入コストを均一化することになるので、高値掴みをすることなく投資できます。

      また、分散投資は、株価の下落リスクを抑える意味があるので、投資においてはリスクを抑えるという意味で重要な投資法です。

      通常の株で分散投資をやろうとすると、コストが高くなってしまうのでなかなかできないことも多いですが、ミニ株であれば投資金額が少額である分、このようなリスクを抑えた投資手法が手軽にできるのです。

      メリット④:株式投資の練習になる

      投資初心者の場合、いきなり株式投資を普通に行うのは資金面でも不安という人も少なくありません。

      しかし、デモ口座などではリアリティが足りず、上手く練習できないという人もいるでしょう。

      ミニ株の場合は、通常の投資と同じように少額ながらも売買による損益が生じるので、デモ口座とは違い、取引の結果が資産へと反映されます。

      その金額は通常の株式投資に比べると少額にとどまりますが、自己資金を使って利益の獲得と損失の発生をリアルに体験できるのが大きな特徴です。

      実は、「自分のお金を使って練習する」ことが投資の世界では非常に大切です。

      「デモトレードでは成績が良いのに、実際の取引では全然ダメ」ということにならないよう、ミニ株投資で株式相場に慣れると良いでしょう。

      実際の取引では目標を立て、その目標を達することができたら通常の株式投資に切り替える、ということが可能なのも、ミニ株投資のメリットです。

      筆者体験談

      証券会社に勤務していた頃、顧客からの声で多かったものの中に「デモトレードでは利益が出たのに、実際の取引になると、損失ばかり出てしまう」というケースがありました。

      要は「証券会社が何かインチキしているんじゃないか?」ということを言いたかったようなのですが、そんなことができるはずもありません。

      また、証券会社を退職した後、仕事で個人投資家の方のお話しを聞く機会が何度かあったのですが、皆さん口をそろえて

      「デモトレードなら勝てる。でも、実際のトレードになった途端、勝てなくなる」

      と言っていました。

      どうしてこのようなことが起きるのか、はっきりとした理由は分かりません。

      ですが、やはり自分のお金で取引するとなると、デイトレードとは気持ちの持ちようが違うのか、それまで冷静に判断できていた場面でも、途端にできなくなってしまうようです。

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      ミニ株・単元未満株のデメリット

      ミニ株・単元未満株のデメリットには「取り扱っている証券会社が少ない」「銘柄が限られている」などがあり、普通の株取引と比べ制限がかかってしまうという特徴があります。

      ミニ株・単元未満株のデメリット

      以上の5つのデメリットを詳しく解説していきます。

      デメリット①:取り扱っている証券会社が少ない

      ミニ株(単元未満株)のデメリットの1つ目は、取り扱っている証券会社が少ないことです。

      通常の株式取引は証券取引所での取引を証券会社が取り次いでいるため、どの証券会社でも同様に取り扱っています。

      しかし、ミニ株は証券会社が独自に展開しているサービスです。

      証券会社によっては取り扱いのない場合もあるため注意しましょう。

      また、実際にはミニ株の注文をそのまま株式市場に流すわけではなく、ミニ株の注文を取りまとめた上で相対取引を行っています。

      そのため、通常の株式投資は手数料などに注目して証券会社を選べばいいのですが、ミニ株については「ミニ株を扱っているか」という点にまずは注目して証券会社を選ぶ必要があります。

      場合によっては、すでに口座を開設している証券会社でミニ株を取り扱っていないために、他の証券会社で改めて口座を開設することになるかもしれません。

      ミニ株の取り扱いがあるおすすめ証券会社は以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

      デメリット②:銘柄が限られる

      ミニ株(単元未満株)は、証券会社が独自に扱っているサービスなので、取引できる銘柄も限られているというデメリットがあります。

      また、証券会社ごとに取り扱う銘柄も異なるため、自分が気になる銘柄をミニ株で取引したい場合は、それを取り扱う証券会社を探す必要があります。

      探した結果、どの証券会社も取り扱っていないこともありえます。

      気になる銘柄で自由に取引できない点は、ミニ株のデメリットとして大きいでしょう。

      ミニ株のおすすめ銘柄は以下の記事で紹介しています。

      デメリット③:売買時間が決まっている

      ミニ株(単元未満株)は売買時間が決まっているため、買いたい・売りたい時に取引できないというメリットがあります。

      ミニ株の取引は、リアルタイムではなく前場と後場の開始直後(寄り付き)に限られます。

      そのため、取引時間内に大きな値動きがあって、それに合わせて売買したいと思っても、実際の取引にはタイムラグが生じてしまいます。

      つまり、リアルタイムの株価の動きには対応できません。

      「どんどん株価が上がっているから」と思って注文を出しても、自分が買おうと思った時の株価では買えず、もっと高い株価で買うことになってしまう可能性も大いにありますので注意しましょう。

      リアルタイムでミニ株を取引できる
      数少ない証券会社

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      デメリット④:手数料が高い

      ミニ株(単元未満株)には手数料が高いというデメリットもあります。

      ミニ株の手数料は約定代金に一定の割合をかけた金額となることが多く、相場は50円~100円程度です。

      一見すると安いように思うかもしれませんが、取引する株数が1株でも50円かかるということは、通常の100株単位での取引では5千円かかるのと同じです。

      100株での取引手数料が100円や200円程度であることを考えると、かなり割高ということがわかるでしょう。

      どの証券会社がいちばん手数料を抑えられるのかな?

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      デメリット⑤:指値注文ができない

      先述のとおり、ミニ株(単元未満株)は始値でしか売買できないというデメリットがあります。

      それに加えて指値注文ができず、発注は成行注文のみとなっています。

      そのため、予定していた株価から大きく外れた金額での約定となる可能性もあります。

      ミニ株で買えるおすすめ銘柄を紹介します。

      おすすめポイントも簡単にまとめたので、参考にしてください!

      SUBARU
      (7270)
      米国輸出のウェイトが高い、自動車業界大手の一社
      日本航空
      (9201)
      過去の失敗を踏まえ、堅実な経営を続けている
      日本特殊陶業
      (5334)
      自動車部品の排気系センサーで世界40%のシェアを占める
      SPK
      (7466)
      21期連続増配、財務も健全で業績も安定している
      三菱UFJリース
      (8593)
      20年連続増配、売上高が堅調に推移していて安定性がある
      リコーリース
      (8566)
      上場以来24期連続増配、配当性向が約23%と余裕がある
      トランコム
      (9058)
      19期連続増配、10年で株価が3倍超になっている
      サンドラッグ
      (9989)
      18期連続増配、店舗数が増え、規模を拡大中
      KDDI
      (9433)
      利益剰余金4兆円、5G事業の本格始動が控えている
      NTTドコモ
      (9437)
      自己資本比率70%以上、有利子負債なしで安定性が抜群

      これらは、ミニ株初心者にもおすすめできるように、次の3点を重視して選びました。

      1. 中長期投資スタンスで投資できる
      2. キャピタルゲイン狙いは、中長期的に値上がりしそうである
      3. インカムゲイン(配当)狙いは、減配・無配リスクが低い

      コロナウィルスの影響もあり、株価が大きく変動する恐れもありますので、必ず最新の情報を確認して、購入するかどうかの判断をしましょう。

      その他のミニ株おすすめ銘柄が知りたい人は以下の記事もご覧ください。

      ミニ株・単元未満株の取引ができるネット証券6選

      ミニ株は、すべての証券会社で取引できるわけではありません。

      ここでは、ミニ株の取引ができるおすすめネット証券を紹介します。

      手数料自動積立NISA公式サイト
      SBI証券買付・売却無料公式
      楽天証券

      買付無料

      売却11円/回

      ※ただしスプレッドがかかる

      公式
      マネックス証券

      買付のみ無料(※1)

      公式
      auカブコム証券52円公式
      岡三オンライン月額220円~公式
      SMBC日興証券無料
      ※ただしスプレッドがかかる
      公式

      ※1 売却手数料は「約定金額の0.5%(税込:0.55%)」

      上の表の比較ポイントにNISA口座の利用可否を入れていますが、ミニ株の取引では、NISA口座を利用するのもおすすめです。

      ミニ株の場合も、通常の株取引同様に、得た利益に対して税金が発生しますが、NISA口座を利用すれば、年間最大240万円分の利益が非課税となります。

      ここからは、各社の特徴をそれぞれ紹介するので、自分に合った証券会社を見つけてください。

      SBI証券 「S株」

      国内株式の個人取引シェアNo.1を誇るSBI証券は、「S株」という名称で1株から取引可能な単元未満株のサービスを提供しています。

      また、ミニ株を取り扱っている証券会社で唯一、コスト0円でミニ株取引が行なえます。

      S株の他にも多数の金融商品を取り扱っているので、単元未満株から始めてこれから色々と投資をしていきたいと考えている方は、SBI証券に口座を開設しておくとまず間違いはないでしょう。

      ただ、自動積立投資ができないなどのデメリットもあるため、もしも自分が希望する投資スタイルに対応していないようなら、他の証券会社の利用についても検討したほうがいいでしょう。

      サービス名S株
      手数料
      (ネット注文)

      【買付時】無料

      【売却時】無料

      取扱銘柄買付東証
      売却東証
      名証
      福証
      (Q-Board含む)
      札証
      (アンビシャス含む)
      NISA口座
      自動積立投資
      取引時間前場、後場

      参照元:単元未満株(S株)とは|SBI証券

      SBI証券の
      公式サイトはこちら

      楽天証券 「かぶミニ」

      楽天グループが運営する楽天証券 では「かぶミニ」という単元未満株サービスを扱っています。

      かぶミニをはじめとしたその他の投資商品の購入代金に楽天ポイントが使えるため、普段から楽天ポイントを利用している人にぴったりの証券会社です。

      ただし「かぶミニ」はサービスが始まってから日が浅いこともあってか、取扱銘柄数が他社と比べて少なくなっている点には注意しましょう。

      サービス名かぶミニ
      手数料
      (ネット注文)

      【買付時】無料

      【売却時】11円/回

      ※別途スプレッド(0.22%)が加算
      取扱銘柄買付東証
      売却東証
      NISA口座
      自動積立投資
      取引時間前場

      楽天証券の
      公式サイトはこちら

      マネックス証券 「ワン株」

      マネックス証券は、IPOの抽選が完全平等であることや米国株の取扱数が多いことなどから人気の証券会社です。

      マネックス証券の単元未満株サービスは「ワン株」といい、以下の点がメリットとなって多くの投資家に選ばれています

      • 買付手数料が無料
      • ワン株で買った株を貸株サービスに預託することで金利収入が得られる

      ただし、取引時間が後場の始値に限られるため、取引のチャンスが1日に1回しかないという点はデメリットとなるでしょう。

      サービス名ワン株
      手数料
      (ネット注文)

      0円(買付手数料)

      売却手数料は「約定金額の0.5%(税込:0.55%)」
      ※最低手数料48円(税込:52円)

      取扱銘柄買付東証
      名証
      売却東証
      名証
      福証
      札証
      NISA口座
      自動積立投資
      取引時間後場

      参照元:取引ルール|マネックス証券

      マネックス証券の
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      auカブコム証券 「プチ株」

      三菱UFJフィナンシャル・グループの証券会社であるauカブコム証券では、「プチ株」という単元未満株のサービスを提供しています。

      メリットは、約定代金が9000円までなら、手数料が最安の52円という点です。

      また、自動積立投資の「プレミアム積立」も気軽にできる金額設定で、投信が毎月100円以上、プチ株®が毎月500円以上からとなっています。
      (2020年6月15日時点)

      他社では単元未満株については受付停止時間があることも多いのですが、auカブコム証券 では受付停止時間がなく、いつでも発注が可能という点もメリットです。

      ただし、単元未満株以外のサービスには特筆する点があまりありません。

      なお、同社は三菱UFJフィナンシャル・グループであるため、IPOの取扱いもあります。

      年間のIPO件数はそれほど多くありませんが、IPOでは穴場の証券会社になることもある、という点は魅力的かもしれません。

      単元未満株を取引し、将来的にIPO投資も考えている場合は、auカブコム証券 にも口座を開設しておくと良いでしょう。

      サービス名プチ株
      手数料
      (ネット注文)

      約定代金×税込0.55%

      ※最低手数料:税込52円
      ※プレミアム積立の場合:手数料0円
      取扱銘柄買付東証
      名証
      売却東証
      名証
      福証
      札証
      NISA口座
      自動積立投資
      取引時間前場、後場

      参照元:プチ株®(単元未満株)|auカブコム証券

      auカブコム証券の
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      岡三オンライン 「単元未満株」

      老舗の証券会社である岡三証券のグループ会社である岡三オンラインでは、「単元未満株」という名称でサービスを提供しています。

      ネット証券ではあるものの、老舗の店舗型証券と同じグループの会社であるため、アナリストレポートなどの提携サービスも充実しているのが特徴です。

      また、取引ツールが革新的という点でも人気があり、他社の取引ツールでは見ることができない情報も得られるメリットもあります。

      ただし、単元未満株の手数料が1約定2万円までは一律220円(税込)と、他社と比較してかなり高い点がデメリットになるでしょう。

      サービス名単元未満株
      手数料
      (ネット注文)

      【月額制】
      ~2万円:220円(税込)
      ~3万円:330円(税込)
      ~10万円:660円(税込)

      ※以降10万円毎に、660円(税込)が加算される

      取扱銘柄買付東証
      名証
      売却東証
      名証
      福証
      札証
      NISA口座
      自動積立投資
      取引時間前場、後場

      参照元:単元未満株|岡三オンライン

      岡三オンラインの
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      SMBC日興証券 「日興フロッギー」

      大手証券会社のSMBC日興証券が提供するサービス「日興フロッギー」は、企業の紹介記事やマーケット情報などを提供しているページに大きな特徴があります。

      記事を見ながらそのまま株を買うことができる仕様は、日興フロッギーならではのユニークな機能となっています。

      銘柄選びや、いつのタイミングで購入するかの判断などは、特に初心者が株を始めたときに迷いがちなことで、口座開設したものの、実際の取引をなかなか開始できない…といった悩みを解消する手助けとなってくれるでしょう。

      また、dポイントを購入資金にできたり、自分が希望する間隔・金額で自動で株を定期購入してくれる「自動積立投資」では、100円から投資することもできたりします。

      さらに、注文する金額が100万円までなら手数料無料で購入できるので、できるだけ少額で株を始めたい人には日興フロッギーがおすすめだといえるでしょう。

      上場企業の株以外にも、ETFやREITも取り扱っているので、株以外の商品も少額取引から始めてみたい人にもおすすめです。

      サービス名日興フロッギー
      手数料
      (ネット注文)

      購入:
      100万円以下0%、100万円超1%

      売却:
      100万円以下0.5%、100万円超1%

      取扱銘柄買付東証
      売却東証
      NISA口座
      自動積立投資
      取引時間前場、後場

      参照元:日興フロッギー

      日興フロッギーの
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      ミニ株・単元未満株の始め方

      ミニ株の始め方は以下の5STEPです。

      ミニ株・単元未満株の始め方

      それぞれのSTEPごとに、詳しい内容を紹介していきましょう。

      STEP①
      ミニ株の取り扱いがある証券会社を選ぶ

      まずは、証券会社でミニ株を扱っていなければ投資のしようがないので、ミニ株を扱っている証券会社をチェックしてその中から選びましょう。

      ミニ株で証券会社を選ぶときのポイント2つ

      1. ミニ株で取り扱っている銘柄数
        ミニ株は証券会社によって取扱銘柄が異なるため、取扱銘柄数の少ない会社は避けた方が良い
      2. 取引にかかる手数料
        取引コストの少ない方が利益を出しやすい。

      おすすめは取扱銘柄も豊富で、売買手数料も0円のSBI証券です!

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      STEP②
      口座を開設する

      証券会社を選んだら、その証券会社に口座を開設しましょう。

      口座開設は、オンラインで申し込み、身分証明書やマイナンバー書類などはアップロードして提出すると、申し込みまでの期間が短縮できて便利です。

      最短の場合、2営業日程度で開設が完了する会社もあります。

      詳しい口座開設の方法は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

      STEP③
      口座に入金する

      口座開設が完了したら、投資資金を口座に入金します。

      その際の入金方法は、主に銀行振込かクイック入金のどちらかとなります。

      銀行振込

      証券会社から指定された銀行口座に窓口やATMから振り込む。

      どの金融機関からでも手続きできる。

      クイック入金

      インターネットバンキングを通じて即時入金する方法。

      証券会社ごとに利用できる銀行が決まっている。

        入金額はいくらでもいいのですが、入金方法によっては手数料が発生することもあります。

        必要な資金はなるべくまとめて入金した方がいいでしょう。

        STEP④
        銘柄を選ぶ

        投資資金を入金したら、いよいよ銘柄選びです。

        先述したように、ミニ株は上場企業の銘柄のすべてを買えるわけではありません。

        まずは銘柄を選んでから、その証券会社でミニ株の対象になっているか、確認する必要があります。

        ミニ株で投資するのがおすすめな銘柄

        • 100株単位での購入が難しい大型株
          資金のハードルが高くなる銘柄こそ、ミニ株で投資。
          取引する人が多い分、基本的に値動きが少なく、悪いニュースなどが出た際には注目度の高さからすぐに株価が下がる傾向がある点に注意。
        • 100株未満で株主優待をもらえる銘柄
          自社製品の割引券などは、1株以上保有しているだけでももらえる可能性がある。
          日用品や化粧品などで愛用しているメーカーがある場合は、株主優待の条件を調べると良い。

        STEP⑤
        ミニ株を売買する

        ミニ株を売買する方法は、証券会社のホームページから売買注文を出します。

        取引ツールを利用する場合、証券会社によって対応しているところと対応していないところがあるので、取引ツールでミニ株の取引が可能かどうか確認してから行いましょう。

        ミニ株の注文は、通常の株式投資と同じで銘柄を指定して注文するだけです。

        ただし、通常の株式投資とは次の点が異なるので注意してください。

        • 現物のみの売買となり、信用取引はできない
        • 指値注文やリアルタイムの注文ができない
        • 注文は成行のみなので、約定価格が自分の予想と異なる可能性がある

        ミニ株で儲けるための取引のやり方について詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

        ミニ株・単元未満株のよくある質問

        最後に、ミニ株のよくある質問を紹介します。

        ここまで紹介した内容の他にも、ミニ株について気になる点がある人は、ぜひ参考にしてください。

        Q.ミニ株はおすすめしないって本当?

        A. 大きな利益を狙いたい人や、手数料を抑えたい人にはおすすめできません。

        ミニ株は、少額で始められリスクも小さい分、狙える利益も大きくありません。

        そのため、大きな利益を狙いたい人は「利益を出したのに思ったような金額にならなかった…」となるかもしれません。

        また、ミニ株は1株あたりにおよそ50円~100円の手数料がかかってきます。

        一見安く感じますが、単元株(100株)の取引に換算すると5,000円~10,000円かかる計算になります。

        SBI証券なら、単元株の取引手数料は最大でも1,070円です。

        そう考えるとミニ株の取引手数料はかなり割高ですね…

        Q.楽天証券でミニ株は買える?

        A.楽天証券でもミニ株は購入できます。

        以前までは取り扱いがありませんでしたが、2023年4月17日より単元未満株取引の「かぶミニ」をスタートしました。

        かぶミニは業界で初めてリアルタイム取引と寄付取引の2種類で取引できます!

        寄付(よりつき)とは

        その日の取引所で最初に成立する取引のこと。

        日本では取引時間は午前と午後の部に分かれており、午前(前場)の最初の取引は寄付、午後(後場)の最初の取引を後場寄付という。

        Q.ミニ株でも株主優待・配当金はもらえる?

        A.ミニ株でも株主優待・配当金はもらえます。

        ただし、株主優待を扱っている企業の全てがミニ株での株主優待に対応しているわけではありません。

        株主優待を選ぶ際は、1株以上から株主優待が提供されるか確認しましょう。

        また「株式ミニ投資」では株主優待はもらえないので注意しましょう。

        Q.任天堂やトヨタなどの大企業の銘柄もミニ株で買えるの?

        A.任天堂・トヨタを始めとした多くの大企業の銘柄が購入できます。

        まとまった資金がないと買えないような銘柄を買える点がミニ株の魅力ですね!

        Q.ミニ株を保有すると株主総会に出られるの?

        株主の権利として、株主総会に出席して議決権を行使する権利がありますが、ミニ株は単元未満株なので、その権利がありません。

        議決権は、1単元につき1つ与えられますが、ミニ株は1単元未満となるので与えられないのです。

        そのため、株主総会に出席し、株主の立場から会社の経営にも参加したいという場合は、ミニ株ではできないので、最低でも1単元を保有する必要があります。

        議決権は不要なので、あくまでも配当や株主優待といった経済的な権利だけを少額から享受したい、という人にミニ株は向いています。

        Q.株価より少ない金額でも買うことができるの?

        ほとんどの証券会社では、株価より少ない金額で株を買うことはできません。

        ただし、SMBC日興証券が提供する「日興フロッギー」 では、1株あたりの株価よりも少ない金額で注文することができます。

        なぜなら、日興フロッギーでは、指定した金額分や「キンカブ」というサービスがあるからです。

        そのため、キンカブは、1株1000円のA社株を500円分だけ買う、という買い方ができるのです。

        つまり、この場合はA社株を0.5株だけ買うことになります。

        また、単元株数に縛られないことから、1株10000円の株を0.25株だけ買う、という買い方もできます。

        ただし、キンカブで取引できる銘柄は、SMBC日興証券 が定める銘柄に限られます。

        また、金額を指定して買う場合は、1銘柄につき100円以上100円単位の金額を指定しなければなりません。

        また、単元株数に縛られないものの、指定できるのは小数点以下5位までの株数までですので、その点には注意しましょう。

        なお、キンカブは、ミニ株と同様に、買い増しを続けて1単元になれば、保護預かり口座に振り替えることで、通常の単元株同様に売却可能です。

        また、株主優待の権利を得ることもできます。

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        国内現物取引の手数料(税込)※インターネット取引の場合は、一日の約定代金の合計で手数料を算出
        取引金額約定ごと定額制
        10万円137円
        30万円275円
        50万円440円
        100万円880円

        Q.NISAを利用してミニ株を買える?

        NISA(成長投資枠)で、ミニ株を購入できます。

        ただし、NISAのつみたて投資枠は、投資信託やETFに限定されているので、ミニ株はもちろん、単元株の購入もできません。

        もし、NISA(成長投資枠)を利用していて年間の非課税枠が余っているのであれば、ミニ株の購入に充てて、上限額まで買い付けるのも良いでしょう。

        銘柄によっては、単元株ではなくミニ株を購入すると、非課税枠内で収まるものもあります。

        例えば、1株30,000円の銘柄の場合、1単元(100株)購入すると300万円必要になり、NISA(成長投資枠)であれば年間の非課税枠240万円をオーバーしてしまいます。

        このような場合に、年間投資枠内で収まるようにミニ株を活用し、30,000円×80株で240万円分を購入することもできます。

        なお、NISA(成長投資枠)でミニ株を扱っている証券会社はSBI証券など一部の証券会社限られているので、購入の前にNISAでミニ株が買えるかどうかを証券会社に確認しましょう。

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        30万円275円0円
        50万円275円0円
        100万円535円0円
        ※25歳以下は国内株式現物の取引手数料が無料、インターネットコース・電子交付サービスの設定で手数料が無料。

        まとめ

        通常の株式投資よりも少ない金額で投資できるミニ株は、投資初心者の練習として行う場合、あるいは投資に興味がある主婦や学生が投資をするのにちょうどいいサービスです。

        利用できる証券会社は限られていますが、その証券会社も人気のあるところが多く、通常の株式投資をする場合でもよく選ばれているため、メインの証券会社として選ぶのもそれほど問題はないでしょう。

        最近では、スマホでの取引に特化した手軽に投資できるミニ株のサービスも登場しているので、興味がある場合はそこから始めてみるのもいいと思います。

        実際に投資を体験して、その魅力を感じてみてください。

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