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楽天証券の手数料コースはどれがおすすめ?超割/いちにち定額/ゼロコースの違いを解説

最終更新日:

監修者

青野泰弘

編集者

小林 梨沙

楽天証券の超割コースといちにち定額コースの違いは?おすすめはどっち?
証券会社の手数料
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  • 楽天証券で株を取引するときの手数料ってどのくらいかかるの?
  • 楽天証券の手数料コースはどれがおすすめ?

楽天証券の手数料は、「超割コース」と「いちにち定額コース」と「ゼロコース」の3種類のコースが用意されています。

そのうち「ゼロコース」を選択すれば、約定金額・回数にかかわらず、一律で国内株式の取引手数料が無料になります。

また、日本株の取引以外の手数料は、選択したコースに関わらず次のようになっています。

外国株約定代金によって異なる
海外ETF

約定代金によって異なる

※一部の米国ETFは買付手数料無料

投資信託買付手数料0円
国内債券0円
外国債券

0円

※別途為替スプレッドがかかる

※ 2023年2月27日現在

この記事では、楽天証券の手数料コースが本当におすすめなのか、違いや特徴をまとめて解説します。

初心者はゼロコースがおすすめ!
国内株式の取引手数料が無料

楽天証券の
公式サイトはこちら
【掲載情報について】
2024年2月13日時点の情報を掲載しています。
  • 行政書士/ファイナンシャルプランナー / 青野行政書士事務所

    監修者青野泰弘

    同志社大学法学部卒業後、国際証券に入社。
    その後、UFJキャピタルマーケッツ証券、トヨタファイナンシャルサービス証券(現:東海東京証券)、オリックスフィナンシャルプロダクツ、コスモ証券にて、債券の引き受けやデリバティブ商品の組成などに従事。
    2012年に、FPおよび行政書士として独立。2017年日本FP協会相談員、2018年日本FP協会広報スタッフを担当。

    ▼保有資格
    日本証券アナリスト協会検定アナリスト(CMA)
    プライマリープライベートバンカー
    行政書士
    ファイナンシャルプランナー(CFP®)

    • SNS
  • イーデス編集部 / 株式会社エイチームフィナジー

    編集者小林 梨沙

    1989年生まれ、愛媛県松山市出身。

    大学卒業後、株式会社ブリッジインターナショナルに入社。外資系教育サービス会社にて、薬機法や品質マネジメントシステムのインサイドセールスを担当。その後、スーパーバイザーとして、日系大手企業のインサイドセールスプロジェクトの立ち上げを行う。

    2019年に株式会社エイチームフィナジーに入社。FX、新規事業開発部を経て、イーデスの編集者に就任。

    気になる内容をタップ

    楽天証券の手数料コースはどれがおすすめ?

    楽天証券の手数料は、以下の3種類のコースから選択できます。

    ゼロコース

    取引金額・回数に関わらず手数料無料で取引できるコース

    超割コース

    1回ごとの取引金額で手数料が決まるコース

    国内株・外国株の取引手数料1%~2%がポイントバック

    いちにち定額コース

    1日の取引金額の合計で手数料が決まるコース

    現物+信用取引合計100万円まで手数料0円

    以前までは「超割コース」と「いちにち定額コース」の2種類しかありませんでしたが、2023年10月から「ゼロコース」が追加されました。

    なお、手数料コースに関わらず、IPO、立会外分売、貸株サービスは、取引手数料0円です。
    ※2023年2月27日時点

    ここでは、3コースの特徴やメリット・デメリットをまとめて紹介します。

    ゼロコース

    楽天証券のゼロコースとは

    約定代金・回数に関わらず取引手数料が0円のコース

      ゼロコースがおすすめな人

      • 手数料を安くしたい人

      ゼロコースは、その名のとおり取引手数料が一律0円になるコースです。

      そのため、取引スタイルに関わらず手数料を安くしたいすべての人におすすめの手数料コースです。

      なお、ゼロコースを利用するには「SOR/Rクロス」の利用に同意する必要があります。

      SOR(スマート・オーダー・ルーティング)/Rクロスとは

      複数の取引市場の中から、最も好条件の市場を自動的に選択して注文を執行する仕組みのこと

      Rクロスは、楽天証券が運営する独自の注文のマッチングシステムを指す

      ゼロコースのメリット

      ゼロコースのメリットは約定金額や回数に関わらず手数料が0円になるという点に尽きます。

      いちにち定額コースも1日の合計約定金額100万円までは手数料無料ですが、100万円を超えると2,200円以上の手数料がかかってしまいます。

      また、超割コース(大口優遇)も常に手数料が0円になりますが、適用条件の達成には多額の投資資金が必要なため、投資初心者には不向きと言えます。

      その点、ゼロコースは「SOR/Rクロス」の利用に同意するだけで適用されるため、これから投資を始める人でも手軽に利用できます。

      楽天証券の口コミ

      投稿日:2024年2月7日

      手数料ゼロコースやべえ

      100万以上で手数料かかるからチキってたけど、こんなん無限にトレード出来んじゃん

      引用
      Twitter

      楽天証券の
      公式サイトはこちら

      ゼロコースのデメリット

      手数料面ではデメリットのないゼロコースですが、約定金額が高くなるという声もあがっています。

      ゼロコースの利用条件である「Rクロス」は楽天証券独自の注文マッチングシステムで、ダークプールと呼ばれる取引前の注文の情報が開示されていない私設取引所を利用しています。

      そのため「実際には通常の取引よりも高く約定しているのでは?」と考える人がいるようです。

      真偽は定かではありませんが、気になる人は「いちにち定額コース」か「超割コース(大口優待)」利用すると良いかもしれません。

      また、楽天証券と同じく手数料が一律0円になる手数料コースを取り扱っているSBI証券では取引方法の制限はかからないため、楽天証券にこだわりがない人はSBI証券も検討してみましょう。

      国内株式個人取引シェアNo.1!

      SBI証券の
      公式サイトはこちら

      超割コース

      楽天証券の超割コースとは

      1回の取引ごとに取引手数料がかかるコース

      超割コースがおすすめな人

      • 楽天ポイントを貯めたい人
      • 1日の取引回数や金額が少ない人
      • 配当金や株主優待目的で株を買いたい人
      • 大口優遇の適用条件を満たせる人

      超割コースは、株を買った時、株を売った時、どちらも手数料がかかるので、取引回数が多くなればなるほど手数料も多くなります。

      そのため、デイトレードのように1日に何度も売買を繰り返す人にはおすすめではなく、取引回数が少ない人におすすめのコースと言えます。

      超割コースの手数料は、1回の取引金額5万円まで税込55円となっていて、ネット証券の中でも最安水準です。

      また、特定の条件を満たすと超割コース(大口優遇)が適用され、約定金額や回数に関わらず一律0円で取引できるようになります。

      1回の取引金額手数料(税込)
      現物取引信用取引
      ~5万円55円99円
      ~10万円99円
      ~20万円115円148円
      ~50万円275円198円
      ~100万円535円385円
      ~150万円640円
      ~3,000万円1,013円
      3,000万円~1,070円

      ※制度信用取引の場合、金利が年率2.80%(大口優遇の場合、金利は年率2.28%)、貸株料が年率1.10%かかります。
      ※一般信用取引の場合、上記手数料に加え、無期限は年率2.80%(大口優遇の場合、金利は年率2.10%)、貸株料が無期限は年率1.10%、短期は年率3.90%かかります。  
      ※いちにち信用の場合、年率0.00%(1注文の約定金額100万円以上の場合)または1.80%(1注文の約定金額100万円未満の場合)の貸株料がかかります。
      ※2023年10月1日より、手数料コースを「ゼロコース」に設定で手数料無料。

      超割コースのメリット

      超割コースの大きなメリットは、国内株と外国株の取引手数料に応じて楽天ポイントが付与される点です。

      通常は取引手数料の1%がポイントバックされますが、大口優遇の判定条件を達成した場合は取引手数料の2%がポイントバックされます。

      楽天ポイントや楽天証券ポイントを貯めたり、使ったりしてお得に取引したい人は、超割コースがおすすめです。

      マロンさん(40代男性)

      5

      手数料1%をポイントバックしてくれるところに魅力を感じています。それに多額の投資をしているわけではないので、超割コースでも20万以内が多いのでかなり手数料も安いので満足しています。手数料に関しては安いのでかなりメリットがあります。

      • 手数料 5.0
      • 取引ツールの使いやすさ 5.0
      • 取扱銘柄 5.0
      • 銘柄検索のしやすさ 5.0
      • サポートの手厚さ 4.0

      A.Oさん(40代女性)

      3

      超割コースは最大2%のポイントキャッシュバックがあるので、ポイ活している人向き。信用取引手数料はタダのためうれしいですが、もう少しキャッシュバックの比率を上げてほしいです。超割コースの取引手数料は約定金額によって変わってくるのですが、5万円までなら55円。10万円まででも99円。どちらも100円を切るので、コスパがいいかなと思います。取引回数が少ない人にはおトクなプランだと思います。

      • 手数料 3.0
      • 取引ツールの使いやすさ 4.0
      • 取扱銘柄 3.0
      • 銘柄検索のしやすさ 3.0
      • サポートの手厚さ 3.0

      また、下記のいずれかの条件を満たすと大口優待が適用され手数料が一律0円になるので、まとまった金額での取引を考えている人にもおすすめできます。

      大口優遇の達成条件

      • 本日の信用取引の新規建約定金額の合計が3,000万円以上
      • 1カ月の信用取引の新規建約定金額の合計が3億円以上
      • 本日の15:30時点の信用建玉残高が3,000万円以上
      • 1カ月の貸株平均残高が3,000万円以上
      • 1カ月の投資信託平均残高が3,000万円以上

      楽天証券の
      公式サイトはこちら

      超割コースのデメリット

      取引金額や取引の種類によっては、他社よりも手数料が高い場合があります。

      楽天証券の超割コースでは、5万円までの取引手数料はネット証券の中でも最安水準ですが、10万円を超えると話は変わります。

      例えば、DMM株ですと、現物の取引手数料は、取引金額10万円まで88円(税込)、20万円まで106円(税込)で、楽天証券より安いです。

      また、信用取引ですと、SBIネオトレード証券auカブコム証券(デイトレ信用)の取引手数料は無料で、楽天証券よりお得になるでしょう。

      しかし「ゼロコース」も加わったことで、楽天証券でもこれらの証券会社と同じ水準での取引が可能になりました。
      楽天証券|国内株式 取引手数料”ゼロコース”変更受付スタート!

      イトウタイキさん(30代男性)

      5

      もっと安い証券会社もありますが、何度もトレードするわけではないので、積み立て投資としては手数料はあまり変わらないのと、楽天ポイントが付くので、このままで問題ないと考えています。大口優遇を適用して欲しいですが、条件達成が一般人にはちょっと金びしいのかなと思うので星4つです。

      • 手数料 4.0
      • 取引ツールの使いやすさ 4.0
      • 取扱銘柄 3.0
      • 銘柄検索のしやすさ 3.0
      • サポートの手厚さ 5.0

      いちにち定額コース  

      楽天証券のいちにち定額コースとは

      現物取引と信用取引を合算した1日の合計取引金額で取引手数料が決まるコース

      いちにち定額コースがおすすめな人

      • 1日の約定金額合計が100万円以下の人
      • デイトレードで1日に何度も取引する人

      いちにち定額コースは、1日の取引金額の合計に対して手数料がかかり、1日100万円未満の取引であれば手数料0円です。

      1日の取引回数が多い人や、100万円未満の少額取引をする人は、手数料を抑えられるのでおすすめです。

      さらに、デイトレーダー向けに「デイトレード割引」も提供していて、ある株を買ってその日のうちに売却した場合、売却の約定代金が手数料算出約定代金の対象外となります。

      ※ 2023年10月1日より、手数料コースを「ゼロコース」に設定で手数料無料。

      取引金額手数料(税込)
      現物取引+信用取引の1日の合計金額
      ~100万円0円
      ~200万円2,200円
      ~300万円3,300円
      300万円以降100万円増加ごとに1,100円追加

      ※制度信用取引の場合、上記手数料に加え、金利が年率2.80%(大口優遇の場合、金利は年率2.28%)、貸株料が年率1.10%別途かります。
      ※一般信用取引の場合、上記手数料に加え、無期限は年率2.80%(大口優遇の場合、金利は年率2.10%)、貸株料が無期限は年率1.10%、短期は年率3.90%かかります。
      ※いちにち信用の場合、年率0.00%(1注文の約定金額100万円以上の場合)または1.80%(1注文の約定金額100万円未満の場合)の貸株料がかかります。
      ※2023年10月1日より、手数料コースを「ゼロコース」に設定で手数料無料。

      いちにち定額コースのメリット

      いちにち定額コースの1番のメリットは、1日の合計金額が100万円までの場合、手数料0円になる点でしょう。

      取引毎に手数料がかかる超割コースと比べると、いちにち定額コースの手数料0円は、取引コストの節約になります。

      1日に100万円未満の取引する人には、いちにち定額コースがおすすめと言えます。

      ※ 2023年10月1日より、手数料コースを「ゼロコース」に設定で手数料無料。

      C.Mさん(40代女性)

      4

      株主優待目的の少額株購入のみの為、いちにち定額コースでは手数料がかからずその点は満足しています。元々idecoやNISAを始めるために証券会社を作成していたので、それら手数料が安く楽天市場でのポイント優遇もあるので、良いと思ってます。

      • 手数料 5.0
      • 取引ツールの使いやすさ 3.0
      • 取扱銘柄 3.0
      • 銘柄検索のしやすさ 3.0
      • サポートの手厚さ 3.0

      あこさん(40代女性)

      4

      主に100株で10~20万くらいの日本株を運用しているので、値動きが激しい時は頻繁に売買することで100万円以上の取引になってしまい手数料を取られてしまうけれど、通常であれば1日100万円以上の取引になることは少なく、実質手数料無料で売買できるのはありがたいからです。また、同じ日であれば、同じ株の売買の手数料が片道無料になるのも助かります。

      • 手数料 4.0
      • 取引ツールの使いやすさ 3.0
      • 取扱銘柄 3.0
      • 銘柄検索のしやすさ 3.0
      • サポートの手厚さ 4.0

      楽天証券の
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      いちにち定額コースのデメリット

      いちにち定額コースは、超割コースとは違い、取引手数料に応じたポイント付与のサービスがありません。

      楽天ユーザーで、楽天ポイントを取引で貯めたいと考えている人は、超割コースを選ぶ必要があります。

      また、他のネット証券と取引手数料のみを比較した場合、いちにち定額コースが必ずしも割安であるとは言えません。

      例えば、auカブコム証券は、信用取引の場合は取引手数料が無料です。

      デイトレードを信用取引で行い、1日の取引合計金額が200万円を超えた場合、手数料が発生する楽天証券に対し、auカブコム証券は手数料0円です。

      ※ 楽天証券:2023年10月1日より、手数料コースを「ゼロコース」に設定で手数料無料。

      KNさん(50代男性)

      4

      ネット証券の競争の激化で以前に比べても手数料はずいぶん安くなっています。いちにち定額コースなら1日の取引が総額100万円以内なら手数料無料なので少額取引の場合は非常にお得です。ただし「国内株式現物取引」、「国内株式制度信用取引」、「国内株式一般信用取引」の各々の上限が100万円のSBI証券には見劣りします。

      • 手数料 3.0
      • 取引ツールの使いやすさ 3.0
      • 取扱銘柄 3.0
      • 銘柄検索のしやすさ 3.0
      • サポートの手厚さ 3.0

      証券会社を決める上では、ポイント投資、取扱商品、取引ツール、情報量などもポイントになってきます。

      手数料だけでなく、総合的なサービス内容を確認した上で、決めましょう。

      楽天証券の手数料コースは他の主要ネット証券より高い?  

      他の主要ネット証券と比較して、楽天証券の手数が高いのか安いのか、取引商品別に確認してみましょう。

      国内株式の手数料比較

      楽天証券では3種類の手数料コースを用意していますが、同様に3種類のコースを用意しているところと、そうでないところがあります。

      今回は、株価7,733円・100株(約定代金は773,300円)の現物取引にかかる手数料を比較します。

      1約定ごとの手数料比較
      (超割コースとの比較)
      手数料取引にかかる金額楽天証券との差
      楽天証券535円773,835円
      SBI証券535円773,835円0円
      松井証券-円
      auカブコム証券535円773,835円0円
      マネックス証券
      535円773,835円0円

      ※2023年2月27日現在
      ※取引にかかる金額とは、約定代金と手数料の合計額
      ※SBI証券は、25歳以下は国内株式現物の取引手数料が無料、インターネットコース・電子交付サービスの設定で国内株式(現物・信用)の取引手数料が無料。
      ※楽天証券は、手数料コースを「ゼロコース」に設定で国内株式(現物・信用)の取引手数料が無料。
      ※松井証券は1約定毎の手数料体系はない
      ※auカブコム証券は、約定代金が50万超の場合、約定金額×0.099%(税込)で計算(小数点以下切捨て)
      ※マネックス証券は、「マネックストレーダー株式スマートフォン」を使用した場合で、約定金額×0.1%で計算

      1日の約定代金合計の手数料比較
      (いちにち定額コースとの比較)
      手数料取引にかかる金額楽天証券との差
      楽天証券(※)0円773,300円
      SBI証券(※)0円773,300円0円
      松井証券(※)1,100円774,400円+1,100円
      auカブコム証券0円773,300円0円
      マネックス証券550円773,850円+550円

      ※取引にかかる金額とは、約定代金と手数料の合計額。
      ※2023年2月27日現在
      ※ 楽天証券:手数料コースを「ゼロコース」に設定でも国内株式(現物・信用)の取引手数料が無料。
      ※ SBI証券:25歳以下は国内株式現物の取引手数料が無料、インターネットコース・電子交付サービスの設定でも国内株式(現物・信用)の取引手数料が無料。
      ※ 松井証券:25歳以下は国内株式(現物・信用)の取引手数料が無料。

      手数料0円コースの有無
      楽天証券
      SBI証券
      松井証券
      auカブコム証券
      マネックス証券

      1約定ごと・1日定額制のどちらの場合も、楽天証券は割安ですが、SBI証券マネックス証券auカブコム証券と比較すると同額です。

      さらに楽天証券SBI証券については、2023年10月時点で手数料コースの選択肢が増えており、楽天証券であれば「ゼロコース」に設定すると、約定代金に関係なく国内株式(現物・信用)の売買手数料が無料(※)になります。
      ※ Rクロス・SORの利用が必要。

      SBI証券の場合は、インターネットコース・電子交付サービスの設定により、国内株式(現物・信用)の売買手数料が無料になるので、初心者の方も始めやすいでしょう。

      上記3社以外の証券会社については、楽天証券よりも手数料が割高ですので、できるだけコストを抑えたい場合は楽天証券がおすすめです。

      ただし、楽天証券をはじめSBI証券マネックス証券auカブコム証券は、各社独自のサービスを展開しているため、手数料に加えて、サービス内容を比較することもおすすめします。

      楽天証券の
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      米国株式の手数料比較

      米国株を楽天証券で取引する場合、手数料体系は次のとおりです。

      米国株の手数料体系

      • 取引金額2.22米ドル以下:
        無料

      • ~4,444.45米ドル未満:
        約定代金の0.495%(税込)

      • 4,444.45米以上:
        22米ドル(税込)

      ※ 2023年2月27日現在

      ここでは、マクドナルド(MCD)100株(約定代金は26,678USD)の現物取引にかかる手数料を比較してみましょう。

      手数料取引にかかる金額楽天証券との差
      楽天証券22ドル26,700ドル
      SBI証券22ドル26,700ドル0ドル
      松井証券22ドル26,700ドル0ドル
      auカブコム証券22ドル26,700ドル0ドル
      マネックス証券22ドル26,700ドル0ドル

      ※2023年2月27日現在の前日終値(266.78ドル)で計算
      ※取引にかかる金額とは、約定代金と手数料の合計額
      ※各証券会社の手数料は約定代金の0.495%(税込)、上限22ドル

      上記5社については米国株の手数料が同じになっています。

      取扱銘柄数や取引ツール、取引可能時間なども比較した上で、どの証券会社で取引するか決めると良いでしょう。

      楽天証券の
      公式サイトはこちら

      投資信託の手数料比較

      楽天証券では、投資信託の購入手数料が0円です。

      ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)を1口(2,193円)取引した場合にかかる手数料を比較してみましょう。

      手数料取引にかかる金額楽天証券との差
      楽天証券0円2,193円
      SBI証券0円2,193円0円
      松井証券0円2,193円0円
      auカブコム証券0円2,193円0円
      マネックス証券0円2,193円0円

      ※2023年2月24日の基準価額(2,193円)で計算
      ※取引にかかる金額とは、約定代金と手数料の合計額

      投資信託を取引する場合、主要ネット証券は買付手数料が無料のため、かかるコストは横並びです。

      そのため、投資信託に関しては、他のメリットを比較するのが良いでしょう。

      楽天証券の場合、投資信託の保有残高に応じてポイントが付与され、貯まったポイントで投資信託、日本株、バイナリーオプションの取引ができるのがメリットです。

      SBI証券松井証券でもポイントが付与されますが、SBI証券は投資信託しかポイント投資をできませんし、松井証券は投資信託の積立投資を行う場合のみの利用になります。

      普段から楽天サービスを利用している楽天ユーザーなら、ポイントが貯まりやすく使い勝手も良い楽天証券を選ぶのがおすすめです。

      楽天証券の
      公式サイトはこちら

      楽天証券でお得に取引するには?

      楽天証券でお得に取引をするには手数料以外に、楽天ポイントにも注目しなければなりません。

      楽天証券では、楽天ポイントを投資信託や日本株(現物)、バイナリーオプションの購入に使えます。

      現金を使わずに投資できるため、取引手数料を含めた購入金額全体から考えた場合、実質的には手数料も割引されたことになるためさらにお得です。

      取引を通じて楽天ポイントを貯めるには以下の設定を行いましょう。

      楽天ポイントを貯める設定のやり方

      ①楽天ポイントコースに変更する

      楽天証券でポイントを貯める際に注意したいのは、2種類のポイントがあるということです。

      楽天証券では、「楽天ポイントコース」と「楽天証券ポイントコース」の2つのコースを用意しています。

      楽天ポイントコースを選ぶと、楽天グループで利用できる楽天ポイントが、株などの取引を通じてポイントバックされます。

      また、楽天ポイントコースを選んだ場合、ポイント投資できる商品の種類が多く、投資信託、日本株(現物)、バイナリーオプションについて、ポイントを利用して取引できます。

      一方、楽天証券ポイントコースは、株などの取引を通じて楽天証券ポイントがもらえますが、メリットはJALマイレージバンクに交換できることくらいしかないため、楽天ポイントほどの使いやすさはありません。

      また、楽天証券ポイントを使って投資することも可能ですが、その場合は、投資信託にしか利用できないため、利用範囲が狭いのがデメリットです。

      なお、楽天証券ポイントを楽天ポイントに1:1の割合で交換することも可能です。

      ただし、楽天証券ポイントから交換した楽天ポイントは、ポイント投資で使う際に制限があり、バイナリーオプションには使用できる一方、株の取引や投資信託の購入には使えません。

      そのため、楽天証券ポイントを効率よく貯めたい・使いたいという場合は、楽天ポイントコースへの変更を行った方が良いでしょう。

      楽天証券で口座開設をすると、最初は楽天証券ポイントコースに設定されているので、楽天ポイントコースへの変更を忘れずに行ってください。

      ②ハッピープログラムに申込む

      ①に加えて行いたいのが、「ハッピープログラム」への申し込みです。

      ハッピープログラムとは、楽天銀行と楽天証券の口座連携サービスである「マネーブリッジ」に申込んだ人限定のサービスです。

      楽天銀行ユーザーの人も、そうでない人も、楽天証券で楽天ポイントを有利に貯めるには、マネーブリッジに申し込んでおいた方が良いでしょう。

      なお、楽天証券の場合、証券口座の申し込み時に楽天銀行口座の同時開設申し込みができます。

      もしも楽天銀行口座を一緒に開設したいと考えている場合は、同時開設をしてマネーブリッジに申込みましょう。

      マネーブリッジは、楽天銀行の普通預金金利が、通常の年0.02%(税引き)から最大年0.10%(税引前)と5倍もアップしたり、楽天証券での買い注文時に証券口座の残高が不足していた場合に、楽天銀行の預金残高から不足資金を自動入金されたりする「自動入出金(スイープ)」がついていたるなど、便利なサービスです。

      ハッピープログラムを利用しない場合でも、金利優遇サービスはお得ですし、自動入金サービスは資金移動の手間が省けて便利ですので、楽天銀行に口座開設しておくことをおすすめします。

      なお、ハッピープログラムを利用しない場合は、

      • 国内株式取引(現物・信用)
      • 外国株式取引(米国株式、中国株式、アセアン株式)
      • 先物・オプション取引(株価指数先物・オプション、商品先物)
      • 海外先物
      • 金・プラチナ取引

      の取引に対してポイントが付与されますが、ハッピープログラムを利用すると、それに加えて

      • FX
      • 個人向け国債

      の取引でもポイントが付与されるようになります。

      また、

      • 国内株式(現物・信用)
      • 外国株式(アセアン株式・アセアンETFは除く)
      • 米国株式信用(信用新規、返済)
      • 日経225先物(ラージ・ミニ)
      • 日経225オプション

      ※ 2023年2月27日現在

      の取引に関しては、獲得ポイントはハッピープログラムに申込んでいない場合と変わりませんが、「手数料4,000円につき取引件数1件に換算」という条件が追加されます。

      件数を獲得するほど会員ステージが上がり、ステージが上がると、楽天銀行の毎月のATM利用手数料や他行振込手数料の無料回数、楽天ポイントの獲得倍率が優遇されてお得になります。

      このように、楽天証券で手数料をお得にするためには、楽天ポイントが欠かせず、そのためには、ハッピープログラムに申込んだ方が、効率よく楽天ポイントを貯められるようになります。

      なお、楽天カードを持っている場合、投信積立の引き落とし方法で楽天カードクレジット決済を選べば、決済額100円につき最大1ポイントの楽天ポイントが貯まります。

      貯めたポイントは楽天グループ各社で利用可能です。

      もちろん、ポイント投資でも使うことができますので、取引手数料を少しでも抑えたい場合のメリットは大きいでしょう。

      楽天証券の
      公式サイトはこちら

      まとめ

      楽天証券の手数料は、他の証券会社と比較した場合に割安であると言えます。

      元々の手数料が割安に設定されているうえ、楽天ポイントを利用したり還元したりすることで、さらにコストを抑えて投資できるのがメリットです。

      普段から楽天グループのサービスを利用している人は、楽天証券でポイントを利用することで、手数料をさらに抑えて投資することができるでしょう。

      また、ポイントが付与されるので、それを使って楽天グループのサービスに利用すれば、できるだけ現金を使わずに済みます。

      その分を貯金に回すなどして、上手にやりくりすると良いでしょう。

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      楽天証券の手数料コースに関する口コミ・評判根拠

      調査方法インターネットによる調査(ランサーズ)
      調査対象楽天証券の証券口座利用者
      調査期間2021年8月24日~27日
      有効回答数20名

      > 楽天証券の口コミ・評判はこちら

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