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野村證券の手数料を徹底解説!オンラインと店舗で異なる手数料をお得にする方法

最終更新日:

監修者

伊藤亮太

野村證券の手数料を徹底解説!オンラインと店舗で異なる手数料をお得にする方法
証券会社の手数料
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  • 野村證券の手数料は高いの?
  • 野村證券で取引したときにかかる手数料はいくら?

野村證券の手数料は、店舗で開設した口座とオンライン専用支店で開設した口座では、違う手数料体系が適用されます。

またオンライン専用支店では、オンライン注文と電話による注文で手数料が違っています。

野村證券の店舗で口座を開設した時の手数料を抜粋して見てみましょう。

国内株式現物取引約定代金20万円までで2,860円
信用取引約定代金20万円までで2,860円
まめ株
(単元未満株)
1注文の約定代金の1.43%
最低2,860円
外国株式

売買代金75万円までで7,810円

※71,000円以下は基本料率11%

投資信託投資信託銘柄ごとの買付金額・買付口数により異なる

※手数料は税込表記(2023年2月27日現在)

なお、取引手数料の面では、ほとんどの取引でネット証券の方がお得に取引できます。

手数料を抑えて取引したい人は、業界最安水準の手数料を誇るSBI証券楽天証券がおすすめです。

この記事では、野村證券のサービスや手数料体系について、そしてネット証券より手数料が高い野村證券で口座を開設するメリットがどこにあるかも解説します。

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野村證券の「現物取引」の手数料はオンラインと電話で異なる

野村證券の現物株の取引手数料は、オンラインと電話では異なっています。

ここでは野村證券において、最も安いコストで取引できるオンライン専用支店での口座でみていきます。

下記に表形式でまとめてみました。

オンラインサービスでの取引(抜粋)
1注文の約定代金手数料(税込)
10万円まで152円
30万円まで330円
50万円まで524円
100万円まで1,048円
500万円まで5,238円
1,000万円まで10,476円
5,000万円まで41,905円
5,000万円超一律78,571円
電話での取引(抜粋)
1注文の約定代金手数料(税込)
20万円まで1,991円
30万円まで2,619円
40万円まで3,562円
50万円まで4,505円
100万円まで7,648円
500万円まで25,143円
1,000万円まで44,000円
5,000万円まで157,143円
5,000万円超一律209,524円

約定代金に関わらず手数料0円になる取引

  • IPO(新規公開株式)
  • PO(公募・売出し株式)
  • TOB(公開買付け)
  • 立会外分売

野村證券の取引の手数料は、約定代金の金額によって増加していきます。

また1注文での金額ですので、何銘柄も売買すると、その分だけ手数料がかかる事になります。

したがってデイトレーダーのように1日に何回も取引を行う場合には、オンラインを使っても、野村證券ではかなり割高になってしまいます。

また1日定額プランといったコースも設けられていないので、ネット証券などと比べると現物株の手数料は割高に感じられます。

なお他の証券会社同様に、IPO、PO、TOB、立会外分売では、手数料がかかりません。

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野村證券の「信用取引」の手数料はオンラインと電話で異なる

野村證券の信用取引の取引手数料は、オンライン取引と電話取引では異なっています。

ここでは野村證券において、最も安いコストで取引できるオンライン専用支店での口座でみていきます。

下記に表形式でまとめてみました。

信用取引の手数料
オンライン約定代金に関わらず
1注文当たり524円(税込)
電話約定代金の1.43%
最低手数料2,860円(税込)

野村證券の信用取引の手数料は、オンラインで取引を行えば、取引金額に関わらず1注文当たり524円(税込)となっています。

また電話で注文した場合には、取引金額が増えるほど手数料が高くなっていきます。

信用取引では、売買手数料だけではなく、金利や貸し株料といったコストも重要になってきます。

野村證券のオンライン取引であれば、金利は制度信用、一般信用ともに年率0.5%となっていて、売り方にかかる貸株料は、年率1.15%となっています。

他社は取引手数料無料などとなっているところが多いのですが、金利は年率2.8%程度が多く、取引条件なしでの金利としては、野村證券の年率0.5%は、業界内でも最低水準です。

信用取引を一日や数日で決済せず、少し長めに保有する場合には、この低い金利は魅力的といえます。

なおオンライン専用支店で電話での信用取引は、一律のレートが適用されるため、金額が大きくなるほど、手数料が割高になるので注意しましょう。

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野村證券の「まめ株(単元未満株)」の手数料は割高

野村證券のまめ株の取引手数料は、オンラインと電話では異なっています。

ここでは野村證券において、最も安いコストで取引できるオンライン専用支店での口座でみていきます。

下記に表形式でまとめてみました。

まめ株の手数料
オンライン1注文の約定代金×1.10%
最低手数料550円(税込)
電話1注文の約定代金×1.43%
最低手数料2,200円(税込)

野村證券の単元未満株取引は、「まめ株」という愛称で呼ばれています。

オンライン取引では、1注文の約定代金×1.10%(税込)の手数料がかかり、電話取引では1注文の約定代金×1.43%(税込)です。

大手ネット証券が概ね約定代金×0.55%程度なのと比較すると、野村證券の「まめ株」は割高といえます。

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野村證券の「外国株式取引」の手数料はシンプル

野村證券の外国株引の取引手数料は、オンラインと電話では異なっています。

ここでは野村證券において、最も安いコストで取引できるオンライン専用支店での口座でみていきます。

下記に表形式でまとめてみました。

オンラインサービスでの取引(抜粋)
1注文の約定代金手数料(税込)
20万円まで2,389円
50万円まで5,405円
100万円まで6,160円
500万円まで22,125円
1,000万円まで36,038円
5,000万円まで188,570円
5,000万円超一律251,429円

電話での取引(抜粋)
1注文の約定代金手数料(税抜)
20万円まで2,986円
50万円まで6,757円
100万円まで7,700円
500万円まで27,657円
1,000万円まで45,048円
5,000万円まで235,714円
5,000万円超一律314,286円

野村證券で取引できる外国株は、米国、香港、ドイツ、オーストラリア、米国ETFとなっています。

香港を除けば新興国の扱いはありません。

手数料率は、市場によって変わることはないので、手数料をいちいちチェックしなくても良いので便利です。

また日本円からの投資だけでなく、外貨決済にも対応しています。

取引形態も通常ネット証券が行っている委託取引(現地の証券会社を通じて、現地の取引時間で行う取引)のほかに、国内店頭取引(野村證券が相手方となって日本時間で行う取引)の2種類があります。

そのため米国株などは、夜まで待たなくても約定できる点が、他社より優位なポイントです。

野村證券の「投資信託」の手数料は銘柄により異なる

野村證券の投資信託の手数料は銘柄により異なります。

インデックスファンドなどでは無料のものもありますが、アクティブファンドなどでは、最大5.5%(税込)の購入手数料が必要なものもあります。

また投資信託の場合、店舗、電話、オンラインなど取引チャネルが違っていても手数料は変わりません。

なお野村證券のサイトで投資信託検索をして、ファンドの詳細をみたとしても購入手数料は表示されません。

目論見書などで確認する必要があるので手間がかかります。

最近、ネット証券では投資信託の購入手数料が無料というところが増えており、手数料が必要な野村證券は割高に感じられるでしょう。

野村證券で手数料をお得にするには?

野村證券は日本最大の店舗型証券会社であり、国内の店舗数は117店舗にも上ります。
※ 2023年1月16日現在

また口座に残高のある有残口座は534.7万口座と国内最大級です。
※ 2023年1月末現在

つまり野村證券の手数料は、店舗でコンサルティングを受ける人をベースに作られているため、ネット証券などと比べると割高に感じられるでしょう。

ただ、野村證券でも割引サービスやキャンペーンを活用することでお得に取引することができます。

野村證券でお得に取引ができる方法

野村のエコ割による手数料割引

ただし店舗で口座を開いたとしても、オンラインサービスで取引を行えば、現物取引なら20%、信用取引であれば70%の取引手数料の割引が受けられます。

また個人のお客様限定で、「野村のエコ割」に登録すれば、オンラインサービスの現物取引の手数料が最大50%割引になります。

野村證券手数料1

例えば、野村證券の店頭で100万円の株を購入したとします。

手数料は現物取引でも信用取引でも同じで、0.946%+2,728円なので、12,188円(税込)となります。

これを店頭ではなくオンラインで購入すると、現物取引は20%割引の9,750円(税込)になり、信用取引であれば70%割引の3,656円(税込)になります。

またエコ割りを利用すれば、現物取引の手数料が50%割引になりますので、6,094円(税込)となります。

オンライン専用支店口座でのオンライン取引

店舗の口座でもオンラインサービスを使えば、手数料がお得になりますが、もっとお得にするには、最初からオンライン専用支店で口座を開設すればよいのです。

オンライン専用支店の口座は、オンラインを利用すれば、株式の取引手数料については、最初から店舗口座よりも低い手数料が適用されますので、お得です。

野村證券手数料2


100万円の株をオンライン専用支店口座のオンラインで取引したとします。

取引手数料は、現物取引であれば1,048円(税込)、信用取引であれば524円(税込)となります。

一方、電話で取引した場合には、現物取引であれば7,648円(税込)ですが、信用取引では14,300円(税込)と店頭での取引より高くなってしますので、注意が必要です。

キャンペーンを利用する

野村證券では取引がお得になるキャンペーンが開催されているときがあります。

例えば、毎月の投信積立の購入金額50万円までキャッシュバックされるキャンペーンなどです。

取引する前にキャンペーンを確認することで、お得に取引できたり手数料を抑えられたりできるケースもありますので、ぜひ確認してみてください。

野村證券で取引するのがおすすめな人とは?

  • 助言を受けたり、セミナーに参加したりしてみたい人
  • IPOを前金なしで申し込みたい人
  • 特徴のある投資信託を購入したい人
  • 著名なアナリストやエコノミストの情報を得て取引したい人
  • 債券の取引をしたい人

これまで述べてきたように、野村證券で取引を行う際の手数料はオンラインを使っても、大手ネット証券より割高です。

しかし、ネットだけでなく、対面でアドバイスを受けたり、セミナーに参加したい人は、野村證券を利用すると良いでしょう。

また商品の面でも、

  • IPOのブックビルディングに事前入金が必要ないこと
  • 野村證券でしか販売していない投資信託があること
  • 個人向けの円建て債券のラインナップが多いこと

なども、野村證券を選択する理由になります。

そして総合証券会社として、著名なアナリストやエコノミストによる情報が提供されることも野村證券の利点といえます。

まとめ

野村證券のサービスや手数料体系について説明してきましたが、理解いただけましたでしょうか?

野村證券は店舗型の証券会社として発展してきたため、維持コストがかかり、その分、ネット証券などと比べると手数料は高くなっています。

一方でIPOの主幹事数の多さや個人向け社債などの取扱の多さ、単独販売する投資信託などネット証券と比較して、優位に立つサービスも多くあります。

野村證券を選択するのであれば、手数料ではなく、取扱商品やサービスの質という面でえらぶとよいでしょう。

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