今からイーサリアム(ETH)を買うべき?今後の価格予想や将来性を解説!
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- イーサリアムは今後も値上がりが期待できるのかな?
- 今からイーサリアムを買って大損しないかな…
結論からいうと、イーサリアムは将来性が期待できる暗号資産(以下「仮想通貨」とする)だと考えられます。
イーサリアムの将来価格に期待できる理由
これから仮想通貨取引を始めるなら、以下の点に注意してイーサリアム取引をスタートしてみましょう。
イーサリアム取引をする前に知っておくべき点
- 一時的な下落予想もある
- 世界的な仮想通貨規制強化の影響を受ける可能性がある
- 手数料がかかる
- 流通量が減る恐れがある
イーサリアムならではの特徴や注意点を知って、取引するかを検討してみましょう!
この記事では、これからイーサリアム取引を始める方や現在保有している方に向け、イーサリアムの将来性や今後の期待値を解説します。イーサリアム取引に適した仮想通貨取引所も紹介するので参考にしてください。
2023年9月20日時点の情報を掲載しています。
サービスの都合上「仮想通貨」「暗号資産」という言葉を併用する場合がありますが、どちらも同じ意味です。
本記事では、以下の一覧に記載されている、金融庁・財務局から暗号資産交換業者として登録を受けている業者のみ紹介します。
暗号資産交換業者一覧
スキラージャパン株式会社 代表取締役 / スキラージャパン株式会社
監修者伊藤亮太
伊藤亮太は「スキラージャパン株式会社」の取締役を務めるFP(ファイナンシャル・プランナー)。
慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻を修了しており、在学中にCFP®を取得。
その後、証券会社にて営業・経営企画・社長秘書・投資銀行業務に携わる。
現在は富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。
▼書籍
7日でマスターNISA&iDeCoがおもしろいくらいわかる本
図解即戦力 金融のしくみがこれ1冊でしっかりわかる教科書
ゼロからはじめる! お金のしくみ見るだけノート
株で勝ち続けるための 上がる銘柄選び黄金ルール87
など株式会社エイチームライフデザイン
編集者イーデス編集部
「ユーザーが信頼して利用できるWEBメディア」を目指す編集部チーム。実際のユーザーの声や業界知識の豊富な専門家の協力を得ながら、コンテンツポリシーに沿ったコンテンツを制作しています。暮らしに関するトピックを中心に、読者の「まよい」を解消し、最適な選択を支援するためのコンテンツを制作中です。
■書籍
初心者でもわかる!お金に関するアレコレの選び方BOOK
■保有資格
KTAA団体シルバー認証マーク(2023.12.20~)
■許認可
有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可・許可番号:23-ユ-302788)
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イーサリアムの今後は「十分に期待できる」
イーサリアムは決済・送金の役割よりも、主にブロックチェーンを活用したアプリケーション開発などの用途で利用されている仮想通貨です。
2023年9月25日時点の時価総額は、ビットコインに次ぐ世界第2位の約28兆1,660億円となっています。
イーサリアムの今後に期待できる理由は以下の通りです。
イーサリアムの今後に期待できる理由
ビットコインと連動して値上がりする傾向があるから
ここ1年ほどの価格チャートを確認すると、仮想通貨時価総額で世界1位のビットコインとイーサリアムの値動きは非常によく似ています。
そのため、ビットコインが値上がりするのであれば、イーサリアムも同じように値上がりが期待できると考えられます。
なお、2023年8~9月時点において、仮想通貨市場は盛り上がりを見せている状況です。
ビットコインについても2022年12月の1BTC(ビットコイン)=217.6万円から、2023年9月24日時点で394.1万円と、81%ほど値上がりしています。
また、イギリスの大手銀行「スタンダード・チャータード銀行」はビットコインの今後について、2023年9月現在、2万7,000ドルほどの価格が2024年末までに12万ドルに達する可能性があると見ています。
この状況から考えると、連動して価格が動く傾向があるイーサリアムについても値上がりが期待できます。
ネットワークに余力があり、ステーキング比率が上昇する可能性があるから
仮想通貨のステーキングとは、保有で得られる報酬のことです。
多くの人が同じ仮想通貨を持つことでブロックチェーンが安定的に稼働できるため、その対価として支払われます。預金の利回りのようなものと解釈するとよいでしょう。
保有するだけで資産が増える点から、ステーキングは売買やマイニング以外の仮想通貨での資産形成方法の1つとして注目を集めています。
イーサリアムの場合、現時点でネットワークに余力があるため、これからステーキング比率が上昇する可能性があります。
積極的な売買までは望んでいなくても、仮想通貨で資産形成したいという人の参入が増える可能性もあるでしょう。
アップデートによる改善が期待できるから
2022年秋、イーサリアムは大型アップデートを行いました。
コンセンサスアルゴリズムがPoW(プルーフ・オブ・ワーク)からPoS(プルーフ・オブ・ステーク)へと移行され、エネルギー効率がアップしました。
PoWとPoSの違いは以下のとおりです。
違いのある項目 | PoWの場合 | PoSの場合 |
---|---|---|
マイニングの承認方法 | 人が手作業で行う | 作業が特に不要 |
消費電力 | 比較的多くの電力が必要 | PoWに比べ省電力 |
さらに2023年〜2024年に予定されているイーサリアムのアップデートは、たびたび発生していた送金遅延の解決を目的としています。
このアップデートが行われた場合、各種手続きの処理速度が上がり、イーサリアムの人気はさらに高まると考えられます。
半減期がないため、安定した値動きが期待できるから
ビットコインなどの他の仮想通貨には発行上限が定められています。
発行上限を定めると希少価値が出やすくはなりますが、マイニングの半減期も設けられるというデメリットもあります。
しかし、イーサリアムには発行上限はありません。発行上限がないため安定供給が実現でき、半減期もありません。
イーサリアムは安定的な値動きを好む方にはおすすめの仮想通貨といえます。
これまでのイーサリアムの価格動向と値動きの傾向
イーサリアムのこれまでの価格動向、そして値動きの傾向を解説します。
これまでのイーサリアムの価格動向をチェック
2016〜2017年に高騰!
イーサリアムは2013年11月に誕生した仮想通貨です。
2016年3月にアップデートが行われ、1ETH(イーサリアム)=500円程度だったところから1,700円近くにまで急上昇しました。
その後価格は落ち着きますが、2016年6月には1ETH=2,100円台にまで上昇。
これは大規模プロジェクトのICO(Initial Coin Offering、新規仮想通貨公開のこと)にイーサリアムが活用されたことが理由と考えられます。
2017年になると、イーサリアムを企業でも活用する動きが生じたことで期待が高まり、5月に1ETH=5,000円台、6月には1ETH=4万円台を突破しています。
なお、2016年~2017年はイーサリアムに限らず仮想通貨そのものが注目され、全体的に価格が上昇した年でもありました。
2018年の仮想通貨大暴落
イーサリアムは2018年1月に1ETH=約19万円にまで上昇しましたが、その後は下降しています。2018年12月になると1ETH=1万円台となりました。
この時期、代表的な仮想通貨である「ビットコイン」が大幅下落しており、イーサリアムなど他の仮想通貨の下落も「ビットコイン暴落」につられたものだと考えられています。
また、世界各国でICO規制が行われたことが仮想通貨大暴落につながったという見方もあります。
2020年末のアップデート後に初めて20万円の大台を突破
2019年2月、イーサリアムはアップデートを実施し価格上昇に転じました。
さらに、2019年12月、2020年1月と2度のアップデートを経て価格は上昇トレンドに乗り、1ETH=3万円台後半にまで上昇しました。
しかし、2020年3月になると新型コロナウイルスの影響により再び下落に転じ、1ETH=1万円台前半になります。
その後も新型コロナウイルスの流行は続きましたが、「DeFi(分散型金融)」「NFT(非代替性トークン)」ブームに乗り、2020年8月上旬、1ETH=4万円台にまで回復しています。
そして2020年12月、イーサリアムのアップデートの運用がスタートすると、力強い上昇トレンドに乗ります。
そして勢いを保ったまま、翌2021年2月には、これまでの最高値だった19万円台を抜き、1ETH=20万円台まで到達しました。
2021年に再度の仮想通貨ブーム、最高値を更新
仮想通貨取引が投資家に定着したことで2021年も上昇トレンドは続き、5月には1ETH=47万円台に突入しました。
しかし、中国政府が企業の仮想通貨関連業務を禁止したことや、ビットコインでの決済を停止した世界的大企業が出てきたことで、一旦市場全体が下落傾向に陥ります。
ただ、仮想通貨ブームが完全に終わることはありませんでした。
2021年10月に米国で「ビットコインETF」の承認、米国Meta社のメタバース市場への投資などのニュースもあり、イーサリアムにも注目が集まります。
2021年11月には過去最高値の1ETH=約54万円に達しました。
2022年以降はウクライナ侵攻、FRBの利上げの影響で下落
2022年に入り、ロシアのウクライナ侵攻、米国FRBの利上げにより、不確定要素の多い仮想通貨を手放す人が増えました。
結果として仮想通貨市場全体が大幅に下落します。そして、ステーブルコインTerraが崩壊したことも市場にとって悪いニュースとなりました。
2023年〜2025年、イーサリアムはどこまで上がる?【価格予想】
前章でご紹介したように、イーサリアムの価格は大幅な上昇・下落を繰り返しながら推移しています。
今後がどうなるかが気になりますが、2023年9月時点では以下の点からイーサリアムの将来は明るいと予想できます。
大企業との連携
2017年、イーサリアムを利用する企業のために「イーサリアム企業連合(EEA)」が発足しています。
EEAには「マイクロソフト」「トヨタ自動車」「インテル」など、世界的な大企業が名を連ねています。今後もイーサリアムを利用する企業はますます増えてくると考えられるでしょう。
イーサリアムETFの上場承認の可能性(米国)
ビットコインETFのように、イーサリアムETFも米国で上場が承認される可能性が高いといわれています。
ETFとして承認されると、認知度の上昇だけでなく、価格の大幅な高騰も考えられます。
米ファインダー社がイーサリアムの今後の価格について40名以上の専門家に対し調査を行ったところ、2025年に約1.8万ドル(約265万円)、2030年には約7.2万ドル(約1,058万円)に到達するのではないかと予測されました(日本価格は1米ドル=147円で換算)。
中には「2030年に10万ドルを突破するのではないか」と考える識者もおり、イーサリアムへの期待値の高さがうかがえます。
これからイーサリアムを購入する際の注意点
これからイーサリアムを購入する際に注意したい点は以下の通りです。
これからイーサリアムを購入する際の注意点
- 一時的な下落予想もある
- 世界的な仮想通貨規制強化の影響を受ける可能性がある
- 手数料がかかる
- 流通量が減る恐れがある
イーサリアムに限らず、仮想通貨には常に価格下落リスクがあります。需給関係以外に、仮想通貨規制強化が行われる可能性もゼロではありません。
規制強化が行われると、今までのように取引できなくなる恐れもあるため、日頃から関連ニュースには目を通すよう心がけましょう。
また、取引手数料に加え、仮想通貨および日本円の入出金手数料もかかる点には気を付けましょう。
取引所で口座を開く場合は、各種手数料を比較して検討することをおすすめします。
さらに、イーサリアム独自の注意点として、通貨の流通量が減る可能性がある点が挙げられます。
ご紹介した通り、イーサリアムはPoSに移行しているため、保有で取引が承認される仕組みです。
積極的に取引を繰り返す投資家ではなく、保有で資産増を狙う投資家が集まることも考えられます。
取引が少なくなると市場の流通量が減る可能性もあるため注意が必要です。
イーサリアム取引におすすめの仮想通貨取引所4選
イーサリアム取引におすすめの仮想通貨取引所は以下の通りです。
イーサリアム取引におすすめの仮想通貨取引所
BitTrade
BitTradeは口座開設手数料や維持管理手数料といった各種手数料が無料となっており、気軽に取引を始められます。
イーサリアムやビットコインをはじめとした仮想通貨投資を2円から始められるため、初めての取引を少額から始めたいという方にもぴったりです。
取扱銘柄数も多いため、今後イーサリアム以外の仮想通貨取引も検討している方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
BitTradeの公式サイトはこちら
Coincheck
仮想通貨取引が初めての方におすすめなのが「Coincheck」です。
アプリやサイトが使いやすく、イーサリアム取引についても動画で説明されているため、初心者でも始めやすいのではないでしょうか。
さらに、イーサリアムであれば500円から購入可能な点も初心者にとって嬉しいポイントです。
日本円の入金手数料は以下の通りです。なお、出金手数料は1回につき1律407円となります。
銀行振込 | 無料 (振込手数料は契約者負担) | |
---|---|---|
コンビニ入金 | 3万円未満 | 770円 |
3万円以上 30万円以下 | 1,018円 | |
クイック入金 | 3万円未満 | 770円 |
3万円以上 50万円未満 | 1,018円 | |
50万円以上 | 入金金額×0.11%+495円 |
※コンビニ入金・クイック入金は入金額から手数料が差し引かれます。
Coincheckの公式サイトはこちら
BITPOINT
BITPOINTはSBIグループの「株式会社ビットポイントジャパン」が運営する仮想通貨取引所です。
大手グループ傘下のため安心して利用しやすいのではないでしょうか。
仮想通貨取引が初めての方のために、サイト内で分かりやすい説明も記載されています。イーサリアムは500円から購入可能です。
日本円の入金手数料は以下の通りです。出金手数料は月1回無料、月2回目以降は実費330円となっています。。
即時入金サービス(※) | 無料 |
---|---|
指定の金融機関の振込入金 | 入金に係る銀行振込手数料 |
※事前に指定金融機関でのネットバンキング契約が必要。 2023年9月現在、即時入金サービス指定金融機関は「PayPay銀行」「住信SBI銀行」「イオン銀行」の3行
GMOコイン
口座開設に時間がかからない点やセキュリティ性の高さから人気があり、顧客満足度も高いのがGMOコインです。
イーサリアム含め500円からの積立投資も行えるため、コツコツ投資したいという方にもおすすめできます。
日本円の入金手数料は以下の通りです。出金手数料は無料ですが、大口出金の場合は400円が必要となります。
即時入金サービス(※) | 無料 |
---|---|
指定の金融機関の振込入金 | 入金に係る銀行振込手数料 |
※事前に指定金融機関でのネットバンキング契約が必要。 2023年9月現在、即時入金の指定金融機関は「住信SBIネット銀行」「PayPay銀行」「ゆうちょ銀行」など10行
GMOコインの公式サイトはこちら
よくある質問
イーサリアムについてよくある質問に回答します。
イーサリアムの価格は今後何倍になりますか?
2024年末までに現在の4倍強の12万ドルに達する可能性があるとされています。
イーサリアムの価格は、2023年9月時点で2万7,000ドルほどです。
イーサリアムは発行上限がないため常に安定供給でき、送金遅延を解決するためのアップデートが予定されていることもあり、今後も人気が高まることが予想されます。
結果として価格も上昇すると考えるのは自然でしょう。
イーサリアムの欠点は何ですか?
流通量が減る可能性がある点です。
イーサリアムはPoSという仕組みを利用していますが、PoSでは仮想通貨を長期保有するとお得になります。
保有のみの人が増える場合、市場に流通する量が減る恐れもあります。
イーサリアムには発行上限がありますか?
発行上限はありません。
発行上限がないため、安定供給が可能です。また、半減期もないため安定的な値動きが期待できます。
まとめ
イーサリアムは、プラットフォームとしての役割が期待されている仮想通貨です。
この点が、送金や決済が主目的のビットコインなどとは大きく異なる点です。
今後、プラットフォームとして利用する企業が増えるとイーサリアムの価値は高まると考えられます。
また、発行上限が定められていない点も注目ポイントです。希少価値という観点からは弱いかもしれませんが、安定供給ができるため半減期もなく、安定した値動きでの推移が期待されます。
イーサリアムはこれから仮想通貨投資を始めたいという方にもおすすめです。
今回の記事を参考に口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。