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ルールはたった一つだけ。FP資格を持つタレント・武藤十夢の“しんどくない”お金との付き合い方

ルールはたった一つだけ。FP資格を持つタレント・武藤十夢の“しんどくない”お金との付き合い方

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いつの時代も付きまとう“お金”のこと。特に先行きが不透明な現代を生きる私たちにとって、お金をどう貯めて、増やして、使っていくべきなのか、という悩みは尽きません。


将来のためにお金は貯めておきたい。でも、食費は月に1万円!なんていう、過度な節約はなかなか続かない。一体どうすれば? と、漠然とした不安を抱えている人は多いのではないでしょうか。


そこでお話を伺ったのは、AKB48出身で俳優・タレントの武藤十夢さん。AKB48在籍時に気象予報士の資格、2021年にはファイナンシャル・プランニング技能検定2級(FP2級)の資格も取得し、現在も情報番組などでお金に関する発信を続けています。


そんな武藤さんに心地よいお金との付き合い方について伺いました。クレジットカードをあえて使い分けないといった「シンプル管理」をする理由とは?

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お金の使い方を学んだ、幼少期の「コンビニ体験」

ーーAKB48時代にFP2級の資格を取得したとのこと。元々、お金について学びたいというお気持ちがあったのでしょうか?

大学・大学院で経済学を専攻していたというのもあり、以前から関心はありました。そのおかげか、お仕事でも投資関係の雑誌連載を持たせていただいていたこともあり、お金について考える機会は多かったように思います。

資格を取得したのはコロナ禍で、自分の時間も増えていたタイミング。せっかくだから何か自分に生かせる資格の勉強をしよう、と考えたときに思いついたのがFPという資格でした。仕事に生かせるというのはもちろんですが、自分の実生活にも役立つ知識が身に付くというのが魅力的に感じて。

ーー実際にFP2級の勉強をして、お金に対する考え方に何か影響はありましたか?

私の場合、会社員ではないですし、お給料や年収が見通せるわけでもないので、お金の貯め方や使い方などは一般的な例は当てはまりにくいです。ただ、どこで支出を見直すべきか、固定費をどう抑えるかなど、参考になる部分は大いにありました。

ーー実際に自身の支出を見直すきっかけにもなったのですか?

はい。特に保険は自分が加入している保険の保障内容や保険料を見直しました。ついでに、飼っているペットの保険の内容を再確認。調べてみたら、私の保険料よりも高いのと、保障が厚過ぎる内容だったのでもう少し現実的なものに加入し直しました。

ーーコロナ禍の時間を活用して資格の勉強をしたり、資格勉強で得た知識をご自身の生活で活用したりと、とても真面目で堅実な印象を受けます。幼い頃から堅実なタイプだったのですか?

まさに。お小遣いをもらっても、自分の机の引き出しに貯めておくような子どもでした(笑)。

武藤さん

ーーなんと! 小さい頃なんて、欲しいものがたくさんあるじゃないですか。

これは親の教育のおかげだなと思うのですが、お金を使うときに「どう使うか」を考える癖がついていたんだと思います。

幼い頃、よくコンビニに連れていってもらっていたのですが、「好きなものを一個だけ買っていいよ」と言われていたんです。値段ではなく、個数縛り。10円の駄菓子を選んでも、数百円するものを選んでもOKというルールでした。

そんな中で「今、何を買えば一番得なのか」を考える癖がついたように思います。あわせて、無駄にものをたくさん買う、ということもしないようになったのでしょうね。

ーー無数に商品が並ぶコンビニの中で一つだけ選びとるのは、確かに思考力が鍛えられそうです。武藤さんは16歳でAKB48に加入され芸能活動をスタートされましたが、当時からお金の管理はご自身で行っていたのですか?

高校生のときは両親に管理してもらっていました。自分がいくら給料をもらっているのかは把握しておらず、月に3万円を現金で手渡してもらい、それでやりくりをしていました。大学生になってからは親から通帳を渡され、まるごと自分で管理するようになりましたね。

ーー突然自分で管理するようになるというのは、戸惑いもあったのではないですか? 自由に使えるお金が増えると、あれもこれも!とお金を使ってしまいそうです。

それが、大学在学中の頃から気象予報士資格の猛勉強をしていて。友人やメンバーとご飯にも行かず、毎日受験生のような生活を送っていたので、お金を使う暇も余裕もなかった、というのが正直なところ。

「お金を使う」ということよりも集中しなければいけないことをつくるというのは、いい節約方法かもしれないですね(笑)。

武藤さん

使い分けに迷うくらいなら。クレカ1枚+家計簿アプリでシンプル管理

ーーご自身でお金の管理をするようになってからは、月の支出状況をどのように管理しているのでしょう?

クレジットカードデビットカードを1枚ずつ持っているのですが、それを家計簿アプリと連携させて自動的に支出状況が見えるようにしています。現金も念の為持ち歩いていますが、アプリへの自動連携も踏まえて、できる限りカードで支払いをするようにしていますね。

ーークレジットカードを1枚のみ、というのは意外です。かなりシンプルな活用法ですよね。

確かにそうですね。今はいろいろとお得なカードがたくさんありますから、いくつも持ちたくなるときはあるのですが、そこはグッとこらえて1枚におさえるようにしているんです。

理由は2つあって、ひとつは、特定のポイントを集中して貯めるため。もうひとつは、使い分けに悩む時間の方がもったいないからです。

ーー「使い分けに悩む時間がもったいない」はグサリとくる言葉です。

クレジットカードを契約してみたはいいものの、結局使わなくなることって多くないですか? もちろん、支払い内容に応じてカードを使い分けながら上手にポイントを貯めていくのが苦じゃなかったり、使い分ける方が管理しやすかったりする人もいると思います。

そうした方は、むしろ複数枚カードを持っていた方がメリットも大きいと思います。

ただ私のように「これはどのカードで払うのがいいのか」と毎回迷うくらいなら、シンプルにしてしまった方がストレスなく管理できるような気がするんです。

ーーデビットカードも活用されている、というのも興味深いです。クレジットカードと同じようにポイントやキャッシュバックで還元されるものもありますしね。

自分でお金を管理し始めてすぐの頃は、現金以外のものは実体がないように思えてなんだか怖くて。そこで、クレジットカードを作る前はデビットカードで自分のお金の使い方を練習していました。クレジットカードは何となく怖い……という方にもおすすめしたいですね。

デビットカードのメリットは、銀行口座と直結しているから、今持っている金額以上のものは購入できないこと。決済と同時に引き落とされるから、リアルタイムで管理できるのもうれしいポイント。

まずはデビットカードで生活をして、自分のお金の使い方の傾向を知ってからクレジットカードに移行すれば、カードだからといって使い過ぎてしまう……などということは避けられるのではないでしょうか。

武藤さん

ガチガチに決め過ぎない。自分に合った「支出ルール」

ーー月々の支出状況をクレジットカードと家計簿アプリとの連携で半自動化し管理するのは、面倒くさがりな人でも続けやすいと感じました。他にも、お金に関してご自身で決められているルールなどはありますか?

あまりガチガチに管理をしているわけではないのですが、唯一必ず守っているマイルールが貯蓄分や固定費とは別に「1カ月の間で使っていい金額を決めて、その中でやりくりする」ということ。

よく節約方法のひとつに、食費をいくら、交際費をいくら、など細かく決めて運用するというやり方を聞きますが、私の場合は品目の制限は設けずに、トータルの上限額だけ決めています。

ーーなぜ品目の制限は決めていないのでしょう?

そこまで細かくルールを作ってしまうと、使い道の融通がきかなくなって、ストレスが溜まってしまうと思って。

私は毎月15日ごろにその月の支出状況をチェックして、余裕がありそうだったらエステサロンに行ったりお洋服やコスメを買ったり、疲れているときにはタクシーに乗ってもOK……といった感じで、柔軟にお金を使ってもいいということにしています。

そうすると、月の後半に使えるお金がご褒美のように感じて、日々の細かな節約や工夫が苦じゃなくなるんです。

ただ、さすがにあまりにしんどい節約は続きませんし、それがストレスになるのは本末転倒。ですから、支出については「1カ月に使える金額はいくら」というゆるいルールにしているんです。

ーー節約を面倒に感じてしまうことはないですか?

私、節約大好きなんですよ。エコバッグは持ち歩くようにしていますし、タクシーも滅多に利用しません。電車に乗るときも、時間に余裕さえあれば一番運賃が安いルートで行くくらい。

結局大事なのは「使うことに罪悪感を覚えない」ということだと思います。

例えば、エコバッグを持ち歩いたり電車賃を切り詰めたり、ちょっとした“チリつも”な節約を頑張っていれば、ちょっと疲れたときに「いいや、今日はタクシー乗っちゃえ」って罪悪感なく思えるんです。

そこで「あぁ、タクシー乗っちゃった……」って思ったら、メンタルが削られるじゃないですか。将来の楽しみや楽ちんさのための蓄積だと思えば、節約もそこまでつらくなく取り組めるんです。

ーーなるほど。確かに、同じタクシー代でも、捉え方によってストレスが変わってきますね。

基本的には、頑張って切り詰めて無理をして……というより、自分が楽しいと思えることだけをやっていけばいいんだと思うんです。すごくシンプルですけど(笑)。

私の場合、コロナ禍で料理をするようになったらすごく楽しくなって、今では「好きだから」という理由で自炊をするようになりました。

エコバッグを持ち歩くのも、「今日も持って来れた!」という達成感というか、ポイントを貯めるような感覚。「面倒だな」と思わないギリギリの、自分にとってちょうどいいルールを見つけるのが、大切なのかもしれません。

武藤さん

自分の「お金に対するスタンス」を理解しておくのが大事

ーーお金は管理するだけでなく「どう増やすか」ということも重要ですよね。武藤さんは、資産運用法として投資にも取り組んでいると伺いました。

NISA投資信託、個別株などをやっています。とはいえ、投資はまだまだ初心者ですから、これからもっと勉強したいなと思っています。もう少し、貯蓄から投資に回す割合を増やしても良いかも、と考えているところです。

ーー投資の運用状況も、日々チェックしているんですか?

気が向いたときに見る、という感じです。でも、以前FXをしていたときは毎日、いや、毎分毎秒気になってしまって、本当に大変でした。

それこそアイドルとして劇場公演にも出演している時期でしたが、出番の直前ギリギリまで舞台袖でスマホで動向をチェックして、出番を終えて舞台袖に戻ったらすぐにまたチェックする、みたいな。

これは良くないなと思い、自分がそこまで気になってしまうほどの金額は投資しないとか、あるいは投資信託のように一回設定すれば置きっぱなしでOK、というタイプの投資に注力するようにしました。

ーー自分の生活が蔑ろになってしまうほど気になってしまうのは、確かにストレスですよね。

おかげで今は、平穏な心で投資に取り組めています(笑)。

ーーここまでの武藤さんのお話を伺っていると、資産形成において「苦にならない」「ストレスを覚えない」心地よい距離感を上手に保たれている印象を受けます。

確かに「ストレスなく続けられるか」というのは大事にしているかもしれません。あと単純に、お金が貯まっていくのが好きというのはありますね。通帳の残高を見るのも、楽しくて。

それと、やっぱり、何かやりたいことができたときに、お金が必要になる場面って少なくないですよね。そうしたとき、躊躇せず使えるようにはしておきたいと思っています。

ーー今後、さらに工夫・チャレンジしていきたいことはありますか?

最近、物価がものすごく高いじゃないですか。卵とかも高くて、しばらく買うのを控えていたのですが、なかなか下がる見込みがないようなので諦めて買うことにしました。

なんだかこれって、自分自身のお金へのスタンスに近い気がしていて。物価が下がるのを待つより、自分で考えた方が早いなって思ったんです。

クレジットカードやアプリなどを活用しながら支出の管理や節約をしっかりして、それでもどうにもならないものは自分で増やせないか検討してみる。今貯蓄しているお金についても、今後はもう少し投資割合を増やしていきたいです。

とはいえ、少なくとも30歳までは自分自身に投資するのが一番利回りがいいはず、と思うようにしています。

ーー気象予報士、FPの資格などもまさに「自分への投資」ですね。

そうですね。気象予報士の資格も最初はテレビ番組の企画からスタートしたものですが、途中からは番組のサポートなしで勉強していたので、費用も自分で出していました。

チャンスがしょっちゅう巡ってくるわけではありませんから、これからも自分の勉強や経験には躊躇なく投資するようにしたいですし、そのためにもお金についてはきちんと考えていきたいなと思います。

武藤さん

取材・執筆:太田冴
撮影:曽我美芽
編集:はてな編集部

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