審査に通りやすい銀行カードローンの3つの特徴
最終更新日:
このページにはPRリンクが含まれています
また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。※提携機関一覧
銀行カードローンの利用時に多くの方が気になるのが、「審査の難易度」です。
審査を申し込みする際は、年収や勤続年数などご自身のプライベートな情報を記入しなければなりませんし、それで通過できなかった場合、ショックを受ける人も多いでしょう。
だからこそ多くの方が、「借入しやすい商品を利用したい」と考えると思います。
では、借入しやすい銀行カードローンにはどのような特徴があるのでしょうか。
また、銀行カードローンもしくは消費者金融キャッシング、どちらのほうが借入しやすいのでしょうか。
この記事では、以下を中心に解説していきます。
- 借入しやすい銀行カードローンの特徴
- 銀行カードローンの審査難易度
- 借入にオススメの銀行カードローン
飯田 道子 / ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
【専門家の解説】
消費者金融か銀行か、どちらが借りやすいのかは気になりますよね。一般的に借りやすいのは消費者金融ですが、借りやすい=自分にあっているとは限りません。銀行のカードローンの審査について知っておき、どこから借りるのがベストか、じっくりと考えることが大切です。
武藤 英次 / 美樹ライティングオフィス 代表
【専門家の解説】
年金受給者の方が生活資金に困ったときには、公的な支援制度のチェックを最優先にしましょう。
たとえば厚生労働省では「年金生活者支援給付金制度」を取り扱っています。(給付金専用ダイヤル0570-08-4092)
ほかにも公的な制度である「年金担保貸付制度」(※令和4年3月末で受付終了)や「緊急小口資金・総合支援資金」などもあります。
さらに「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金」「住宅確保給付金」などのさまざまな支援制度がありますので確認してみてください。
年金生活者が高金利のカードローンを利用するリスクは計り知れないものがあります。 可能な限り避けていただくよう、心よりお願い申し上げます。
▼銀行カードローン選びで悩んでいたら、こちらの記事を是非参考にしてください。
気になる内容をタップ
借入しやすい銀行カードローンの特徴
まず覚えておいていただきたいのですが、銀行カードローンには、「借入しやすい商品」と「借入しづらい商品」という2種類があります。
どちらも同じ銀行カードローンではありますが、審査に対して自信がなかったり、既に他社の審査でNGだったりと、何らかの事情がある場合は、できるかぎり「借入しやすい商品」を選んだほうが良いでしょう。
借入しやすい銀行カードローンの特徴をまとめると、下記のようになります。
銀行カードローンの特徴
- 金利がほかの商品より高め
- 保証会社が消費者金融会社
- 保証会社が複数ある
上記の特徴に該当している銀行カードローンは、ほかの商品よりも借入しやすい傾向があります。
その理由をそれぞれのポイントからご説明していきましょう。
金利がほかの商品より高め
カードローンの金利や融資条件は、「生じるリスクの大きさ」によって決まる傾向があります。
例えば、住宅ローンとカードローンを比較した場合、住宅ローンは使い道が住宅関連費に限定されているうえ、収入に関する要件が多く、保証人や担保も原則として必要です。
対してカードローンは、使い道が自由であることに加え、保証人や担保も必要ではありません。つまり、融資金額としては住宅ローンのほうが高額ではあるものの、その分融資条件や資金用途の部分でリスクが限定されているのです。
カードローンに関しては融資の自由度も高く、条件に関しても広いです。
したがって銀行にとっては、ある意味住宅ローンよりもカードローンのほうが、大きなリスクが発生する可能性があるともいえるのです。
一方で、このような傾向を踏まえると、「金利が高くなればなるほど利用者に求められる条件は少なくなる」とも捉えることができます。
事実として、低金利を提供している融資商品ほど利用者に対して求める条件が多くなり、審査に通過できる人の数も少なくなります。
対して、高い金利の融資商品ほど利用者に求める条件が少なく、審査通過に対する間口も広い傾向があります。このような背景から、低金利なカードローン商品よりも高金利なもののほうが、利用者から見て借入しやすいと考えられるでしょう。
保証会社が消費者金融会社
意外と知られていないポイントではありますが、保証会社が消費者金融の商品は、比較的借入しやすい傾向があります。
なぜかというと、消費者金融は過去の実績から、キャッシング審査における独自の判断基準を有しているからです。
対して消費者金融以外の保証会社は、キャッシング審査における豊富な実績を有していないため、別商品の融資に利用していた基準をベースに判断を行います。
当然ながら、キャッシングよりもほかの融資商品のほうが、審査基準は厳格であるケースが多いため、結果として借入しにくくなるのです。
ちなみに、保証会社が消費者金融であるカードローンは、金利が高く設定されているケースも多いです。先述したように、金利面において高金利な商品のほうが借入しやすい傾向にあるのは、このように消費者金融が保証会社になっている関係性も影響しているといえます。
▼保証会社について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。
保証会社が複数ある
銀行カードローンによっては、保証会社を2つ設けている場合があります。
このような商品では、1社の審査を受けた後万が一落ちてしまった場合にもう1社へ審査を依頼するケースが多いため、通常のカードローンよりも審査を受けるチャンスが多いと捉えることができます。
審査を受けるチャンスが多ければその分借入できる可能性も高くなりますので、このような特徴に該当している商品のほうが、借入のハードルは低いでしょう。
借入しやすい銀行カードローンには、このような特徴があります。銀行カードローンの利用を検討中の方は参考にしてみてください。
2級FP技能士
監修者 武藤英次の一言コメント!
銀行カードローンの保証会社の情報は、どこを見たら良いのか疑問を持たれるかもしれません。
原則として銀行融資商品には商品内容の詳細をまとめた一覧表が用意されています。
銀行公式サイトで閲覧できますので探してみましょう。
ちなみに銀行によっては見つかりにくい場所にあるケースがあるのが難点で、たとえば三井住友銀行 カードローンなどは私でもちょっぴり見つけるのに苦労したほどです。
しかしながら商品内容の一覧には保証会社はもちろん、借入利率や返済方法など重要な情報がびっしり載っています。
文字が多いせいもあって読まない人が大半なのですが、本当なら一度は目を通しておきたいところです。
武藤さん
キャッシングとカードローンではどちらの方が借入しやすい?
よく誤解されるのですが、現在のキャッシング商品とカードローン商品はほとんどの場合、ほぼ同様の融資商品を指しています。
例を挙げると、消費者金融であるプロミスは「キャッシング・カードローンはプロミス」と表現しています。さらに、消費者金融業者であるアコムも、「カードローン・キャッシングのことならご相談ください」と表現しています。
この例からも分かるように、キャッシングとカードローンはほぼ同様の商品を指す言葉なのです。
しかし従来は、以下のように分類されていました。
- キャッシング...カードを発行しない融資商品
- カードローン...専用のカードを発行する融資商品
従来の分類で捉えると、キャッシング商品のほとんどが消費者金融の取扱いだったことから、
- 消費者金融が取扱う商品...キャッシング
- 銀行が取扱う商品...カードローン
というように捉える方が多くなったのだと考えられます。
このような前提でいえば、銀行が取扱う商品であるカードローンよりも消費者金融が取扱う商品であるキャッシングのほうが、借入しやすいという結論になるでしょう。
事実として、銀行カードローンよりも消費者金融のほうが、申し込み条件は広く設定されている場合が多いです。
申し込み条件が広いということはすなわち、それだけ対象になる人も多いということですから、キャッシングのほうが借入しやすいという結論になるのです。
▼キャッシングとカードローンの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
監修者 飯田 道子の一言コメント!
今やカードローンとキャッシングにほとんど違いはありません。ただ、消費者金融は即日融資や無利息期間があり借りやすい。銀行は即日融資に対応していないが低金利で借りられるなどのメリットがあります。自分が利用しやすい方を選ぶのがベストなのは言うまでもありません。どちらから借りるにしても、計画的に利用しましょう。
飯田さん
2級FP技能士
監修者 武藤英次の一言コメント!
給料日に現金をATMで引き出す感覚と言うのは、キャッシュレス時代以前には当たり前のものでした。
カードローンは「カードでお金を引き出す感覚」で手軽にお金を借りられる点が、当時の時代にマッチしていたわけです。
しかし最近ではキャッシュレスが急速に進んでいるため「カードレスのカードローン」のような言葉の矛盾が生じるケースも出てきています。
また「キャッシング」も本来はキャッシュ(現金)を借り受けるという意味なので、キャッシュレスだとどうなるのだろうという気もします。
いずれは「キャッシュレスローン」「〇〇ポイントローン」といった名前が生まれるのかもしれません。
武藤さん
銀行カードローンの審査難易度
「銀行カードローンの審査難易度は高い」と思っている方も多いでしょう。
しかしながら実は、銀行カードローンの審査難易度は著しく高いものではありません。なぜこのようなことがいえるのかというと、多くの銀行カードローンでは利用条件が広く設定されているからです。
例を挙げると、大手銀行のひとつであるりそな銀行のカードローン「りそなプレミアムカードローン」は、パート・アルバイトでも申し込み可能と明記されています。
他社の商品においても、パート・アルバイトを申し込み可能としているケースは多いです。
つまり、公務員や正社員に比べて収入が不安定になりやすいパート・アルバイトでも審査を通過できる点を踏まえると、銀行カードローンの審査難易度は著しく高いわけではないといえるのです。
▼銀行カードローンの審査については、こちらの記事をご参考にしてください。
▼カードローンの審査が不安な人は、審査に通るかの判断チェックシートがついたこちらの記事もぜひ参考にしてください。
ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
監修者 飯田 道子の一言コメント!
銀行のカードローンの審査は厳しいというイメージがありますが、必ずしもそうは言い切れません。各銀行では独自の基準を設けていますので、パートやアルバイトでも申し込むことができる銀行もあるなど、柔軟に対応しています。どうしても銀行から借りたいなら、条件をクリアできる銀行を探してみては?
飯田さん
2級FP技能士
監修者 武藤英次の一言コメント!
「銀行カードローンの審査難易度は決して高いものではない」というのは、大半のケースで間違いはありません。
もちろん銀行によって難易度に差はあります。
しかし銀行の数多くの融資商品の中では、カードローンの審査のハードルが低めなのは共通しています。
じつは、仮に「貸し倒れ」となって返済してもらえなくても、保証会社が「代位弁済」といって代わりに支払ってくれるので銀行は審査を厳しくする必要がありません。
そして保証会社の審査基準は、消費者金融の審査基準とそこまで大きな差異はないのです(※中には厳しい保証会社もあります)
したがって銀行カードローンの審査難易度は消費者金融より厳しいとまでは言い切れません。
武藤さん
まとめ
銀行カードローンには、さまざまな商品があります。
しかしながら、それぞれ独自の特徴を持っていて選択肢が広いからこそ、「どのカードローンを選べば良いのかわからない…」と悩んでしまう方も多いのです。
この記事のポイントをおさらいすると、以下3点です。
ここまでのおさらい
- 借入しやすい銀行カードローンには3つの特徴がある
- キャッシングとカードローンはほぼ同じ商品。
どちらかといえば、消費者金融が取扱う商品のほうが借入しやすい傾向がある - 銀行カードローンの審査難易度が著しく高いわけではない
それぞれの要件をしっかり理解した上で、ご自身の要望に応じた商品を選択するようにしましょう。
カードローンで借入する際は必ず返済計画を立て、無茶な借入は避けるようにしてください。
銀行カードローンの関連記事
人気カードローンランキング
- ※プロミス:※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
- ※アコム:※融資時間:お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
- ※アイフル:※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
監修者 飯田 道子の一言コメント!
銀行のローン商品の中で、カードローンの金利が高く設定されているのは、その自由度にあります。たとえば、住宅ローンを滞納してしまったら、生活の基盤を失うことになりますが、カードローンで借り入れたお金は自由度が高い分、返済時の気持ちに優劣が生じやすいと言う点が考えられます。回収リスクが高まる分、金利は高くなります。
飯田さん