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まめ株とは?野村證券の単元未満株について【取引ルール・売買手数料など】

最終更新日:

監修者

青野泰弘

編集者

小林 梨沙

まめ株とは?野村證券の単元未満株について【取引ルール・売買手数料など】
野村證券の評判・口コミ
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  • まめ株ってどんなサービスなの?
  • まめ株のメリット・デメリットは?

まめ株とは、野村證券が提供している単元未満株サービスの名称です。

少額から始めることができるため、まとまった資金を用意するのが難しい人や、失敗が怖いから少額で投資に挑戦したいという人にはおすすめです。

ただし、取引できる商品に制限があったり、大きな利益は狙えなかったりと、デメリットもあるので注意しましょう。

この記事では、まめ株の特徴やメリット・デメリットを紹介します。

最後まで読めば、まめ株とはどういうサービスなのか、メリット・デメリットも含めて、理解することができます。

【掲載情報について】
※本記事の掲載情報は、2022年11月11日時点のものです。
※最新情報は、公式サイトなどをご確認ください。

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取引金額約定ごと定額制
10万円152円
30万円330円
50万円524円
100万円1,048円
  • 行政書士/ファイナンシャルプランナー / 青野行政書士事務所

    監修者青野泰弘

    同志社大学法学部卒業後、国際証券に入社。
    その後、UFJキャピタルマーケッツ証券、トヨタファイナンシャルサービス証券(現:東海東京証券)、オリックスフィナンシャルプロダクツ、コスモ証券にて、債券の引き受けやデリバティブ商品の組成などに従事。
    2012年に、FPおよび行政書士として独立。2017年日本FP協会相談員、2018年日本FP協会広報スタッフを担当。

    ▼保有資格
    日本証券アナリスト協会検定アナリスト(CMA)
    プライマリープライベートバンカー
    行政書士
    ファイナンシャルプランナー(CFP®)

    • SNS
  • イーデス編集部 / 株式会社エイチームフィナジー

    編集者小林 梨沙

    1989年生まれ、愛媛県松山市出身。

    大学卒業後、株式会社ブリッジインターナショナルに入社。外資系教育サービス会社にて、薬機法や品質マネジメントシステムのインサイドセールスを担当。その後、スーパーバイザーとして、日系大手企業のインサイドセールスプロジェクトの立ち上げを行う。

    2019年に株式会社エイチームフィナジーに入社。FX、新規事業開発部を経て、イーデスの編集者に就任。

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    まめ株(単元未満株)の特徴・取引ルール

    まめ株(単元未満株)の特徴・取引ルール

    まめ株は、野村證券が提供する単元未満株の取引サービスの名称です。

    ほかの証券会社でも、同じように単元未満株の取引サービスを提供しているところがあり、名称はそれぞれ異なります。

    まめ株は、単元に満たない数量を1株単位で取引することができます。

    そのため、通常の単元株よりもはるかに少ない資金で取引を始めることができるのです。

    野村證券のまめ株なら1株から買える

    引用元:まめ株(単元未満株)|野村証券

    同じ予算でも複数の銘柄に振り分けることができるので、リスク分散の効果も期待できます。

    また、単元株では配当金を受け取れる企業も多いのですが、まめ株も保有株数に応じて配当金を受け取ることができます。

    取引ルール①:取引できる銘柄

    取引所買付売却

    東京証券取引所
    (1部・2部・マザーズ・JASDAQ)

    名古屋証券取引所
    (1部・2部・

    セントレックス)

    福岡証券取引所
    (本則市場・Q-Board)

    札幌証券取引所
    (本則市場・アンビシャス)

    まめ株では、東京証券取引所に上場している銘柄と、名古屋証券取引所に上場している銘柄のほとんどが取引可能です。

    また、福岡と札幌の証券取引所に上場している銘柄は、売却のみ可能となっています。

    ただし、次の条件のいずれかに該当する銘柄は、取り扱っていません。

    まめ株で取引できない銘柄

    • 1単元が1株の銘柄
    • 整理銘柄
    • 野村證券取扱対象外の銘柄
    • 国内金融商品取引所上場の外国株式
    • 日本銀行出資証券

    参照元:お取引のルール(まめ株(単元未満株))|野村証券

    取引ルール②:取引手数料

    まめ株の取引手数料

    約定金額×1.100%(税込)

    最低売買手数料は、550円(税込)です。

    まめ株の取引手数料は、通常の株取引(単元株)の売買手数料とは異なるので気を付けましょう。

    参照元:お取引のルール(まめ株(単元未満株))|野村証券

    取引ルール③:注文時間

    注文受付時間帯 取引日 取消注文受付日
    ・時間帯
    平日
    6:00~14:00
    当日当日:
    6:00~14:00
    平日
    15:35~翌2:00
    翌営業日

    当日:
    15:35~翌2:00

    翌営業日:
    6:00~14:00

    休日(土・日・祝)
    6:00~翌2:00
    翌営業日

    終日

    翌営業日 6:00~14:00

    なお、約定価格は、端株取次業者が指定した市場での取引日の終値となります。

    参照元:お取引のルール(まめ株(単元未満株))|野村証券

    まめ株(単元未満株)のメリット

    まめ株(単元未満株)のメリット

    メリット①:少額で株の取引ができる

    1株単位から売買できるので、まめ株は少額で株取引ができます。

    そのため、例えば同一銘柄を少しずつ買い続けることで、時間が分散され、高値掴みのリスクも軽減できます。

    また、異なる業種のたくさんの銘柄を少しずつ買っていけば、分散投資ができるのでリスク軽減にもなります。

    野村證券のまめ株なら分散投資もしやすい


    引用元:まめ株(単元未満株)|野村証券

    実は、株価が3,000円以下の会社はかなり多く、特に今はコロナショックや不安定な世界情勢でにより株価低迷が長期化しています。

    そのため、3,000円あれば多くの日本株の銘柄を投資対象にできます。
    (※2022年11月11日時点)

    反対に株価が高い、いわゆる値嵩株も1株から買うことができます。

    メリット②:配当や株主優待目的の取引も可能

    まめ株では、配当も保有株数に応じてもらうことができます。

    株主優待は、単元未満株に関しては実施していない企業がほとんどです。

    ただ、少数ですが、1株から株主優待を実施している企業もあるので、その場合はまめ株でも株主優待をもらうことができます。

    また、企業によっては、アンケートの回答や抽選で優待をもらえるケースもあります。

    その場合も、ほとんどは1単元以上保有していないともらえないのですが、中には1株からもらえる企業もあります。

    メリット③:株式投資初心者にも使いやすい

    まめ株なら少額で取引できるので、投資初心者でも安心して株取引に少しずつ慣れていくことができます。

    もし損をしても、大きな損失になりにくいため、練習としても最適でしょう。

    まめ株で取引をしながら、取引方法やチャートの見方などを実践で学んでいき、自信がついてから単元株の取引を始める、ということも可能です。

    まめ株(単元未満株)のデメリット

    まめ株(単元未満株)のデメリットは次の7つです。

    まめ株(単元未満株)のデメリット

    デメリット①:リアルタイムで取引ができない

    まめ株では、注文してすぐに約定となるリアルタイムでの取引はできず、取引日の終値での取引となります。

    注文時間取引が実行されるタイミング

    平日
    6:00~14:00

    その日の終値での取引になる

    平日
    15:35~翌日2:00

    翌営業日の終値での取引になる

    休日(土・日・祝)
    6:00~翌日2:00

    以上のように、実際に取引が実行される時間にタイムラグがあるので注意が必要です。

    参照元:お取引のルール(まめ株(単元未満株))|野村証券

    デメリット②:注文は成行注文のみ

    株の注文方法には成行注文や指値注文がありますが、まめ株では成行注文しかできません。

    注文を出した時間帯によって約定されるタイミングが決まるため、注文を出した時から価格が大きく変動してしても、約定されてしまうのです。

    売却注文を出してから約定までの間に株価が下落してしまい、損となってしまうこともあり得るので気を付けましょう。

    参照元:まめ株(単元未満株)買注文|野村証券
    まめ株(単元未満株)売注文|野村証券

    デメリット③:取引できない銘柄がある

    まめ株では、主要な銘柄の取引はできます。

    しかし、札幌証券取引所や福岡証券取引所にだけ上場している企業は、買付ができず、売却のみ可能となっています。

    そのため、地方の企業で将来有望と思われる企業が見つかっても、札幌証券取引所または福岡証券取引所に単独上場している銘柄であれば、投資できません。

    デメリット④:手数料が高い

    まめ株の手数料は、売買代金の1.1%(税込)で、最低でも550円(税込)がかかります。

    野村證券のオンライントレードでの手数料は、10万円までなら152円(税込)なので、比較すると、割高なことがわかるでしょう。

    ちなみに、単元未満株取引で最も手数料が安い「auカブコム証券」ですと、手数料は売買代金の0.55%(税込)、最低でも52円(税込)で、野村證券よりもかなり安いです。

    しかし、同じくauカブコム証券で現物取引をした場合の手数料は、5万円以下なら55円(税込)のですので、単元未満株の取引にかかる手数料は、他社でも割高となっています。

    auカブコム証券の
    公式サイトはこちら

    デメリット⑤:利益が小さい

    まめ株は1株単位での取引なので、得られる利益も少なくなります。

    たとえ買った株が大きく値上がりしても、取引株数が少ない分、その恩恵も小さくなってしまいます。

    例:1株1万円で買った株に好材料が出て、1日で500円値上がりした場合

    1単元での取引なら、500円×100株=5万円の利益を1日で得られたことになる

    1株だと500円の利益にしかならない

    デメリット⑥:株主総会には出席できない

    会社の株を持っていると、株主になります。

    株主には、株主総会に出席する権利が生じるのですが、単元未満株は株主総会の議決権を認められていないため、株主総会に出席することができません。

    そのため、例えばまめ株でトヨタ株を購入して株主になったとしても、トヨタの株主総会には出席できないのです。

    ただし、それ以外の剰余金配当請求権、残余財産分配請求権といった株主の権利については認められています。

    参照元:お取引のルール(まめ株(単元未満株))|野村証券

    デメリット⑦:空売りできない

    まめ株は、信用取引に対応していないので、空売りができません。

    つまり、株価が下がった時に利益を狙うことはできません。

    そのため、下げ相場になると利益を得るのが難しくなるので、注意しましょう。

    まめ株と他のミニ株・単元未満株サービスを比較

    証券会社名
    (サービス名)

    手数料公式サイト
    野村證券
    (まめ株)

    約定代金の1.1%

    最低手数料550円

    公式
    auカブコム証券
    (プチ株)

    約定代金の0.55%

    最低手数料52円

    公式
    マネックス証券
    (ワン株)

    買付時:0円

    売却時:約定代金の0.55%

    最低手数料52円

    公式
    SBI証券(※1)
    (S株)

    買付時:0円

    売却時:0円

    公式
    楽天証券(※1)
    (かぶミニ)

    買付時:0円

    売却時:0円

    約定単価は0.22%スプレッド(差額)を加算

    公式
    岡三オンライン
    (単元未満株)
    2万円まで220円
    3万円まで330円
    10万円まで660円
    以降、10万円増加ごとに660円増加
    公式
    SMBC日興証券
    (キンカブ)

    無料

    ※売りの場合のみ0.5%スプレッド(差額)を乗せる
    (100万円以下の場合)

    公式

    ※2020年4月22日時点
    ※1 SBI証券と楽天証券は単元未満株取引の売買手数料を0円に引き下げ(2023年10月時点)

    上記のうち、まめ株以外でおすすめの証券会社はSBI証券です。

    SBI証券は、ミニ株に対応している証券会社で唯一取引手数料もスプレッドもかかりません。

    より少額で取引できる点は他の証券会社と比較しても大きなメリットですね!

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    まめ株(単元未満株)のよくある質問

    ここでは、まめ株のよくある質問にお答えします。

    その他のまめ株に関するよくある質問は、野村證券の公式サイトでも確認できます。

    質問①まめ株とミニ株の違いは?

    まめ株は、野村證券が提供する単元未満株サービスのことで、株を1株単位で購入できます。

    一方で、ミニ株は、正式には「株式ミニ投資」という制度のことで、株を10株単位で購入できます。

    ※単元未満株取引のことを「ミニ株」と表記している場合もあるため、「株式ミニ投資」「単元未満株」どちらの制度かを確認するように気を付けましょう。

    また、株主優待や配当金の受取方法についても、違いがあります。

    特徴株主優待配当金

    まめ株
    (単元未満株)

    購入した株は、投資家名義で保有
    ミニ株購入した株は、証券会社名義で保有

    まめ株(単元未満株)は、投資家名義で株を保有しますが、株式ミニ投資は、証券会社が保有する株を取引するため、証券会社名義になります。

    そのため、まめ株(単元未満株)では、配当金を受け取ることができ、銘柄によっては株主優待も受け取れます。

    しかし、ミニ株では、配当金と株主優待を一旦証券会社が受け取り、資家に分配する対応になります。

    換金可能な株主優待のみの分配となるので、ミニ株では、株主優待を受け取れないケースもあることに注意しましょう。

    質問②まめ株の銘柄を選ぶときのポイントは?

    まめ株は単元未満株取引であることから取引株数が少なく、わずかな値動きで大きな利益を獲得するのは困難です。

    そのため、基本的には時間をかけて大きな値上がり益を狙うトレード戦略をとる必要があります。

    また、リアルタイムで売買することができないので、デイトレなど短期間での値上がり益(キャピタルゲイン)を狙った取引には向いていません。

    それよりも、長期間のキャピタルゲインと配当金などのインカムゲインを目的とした投資に向いています。

    これらのことを踏まえた上で選ぶべき銘柄を考えると、高配当銘柄や連続増配銘柄などがまめ株向きであると言えるでしょう。

    キャピタルゲインを狙って取引したい場合は、中長期での売買に向いている銘柄を中心に選びましょう。

    デイトレには不向きなサービスなので、これといった材料がないのに突然値上がりしているなど、一時的な株価上昇にとどまりそうな銘柄は避けた方が賢明です。

    質問③1単元の株数の変更があった場合は?

    株数が変更されても、その1単元の株数が1株超であれば、継続して取引できます。

    しかし、1単元が1株となって単元未満株制度非採用となった場合は、変更された日から単元未満株の取引対象外の銘柄となってしまいます。

    また既に保有している分の銘柄が1株未満になってしまう場合、証券会社によって対応は様々です。

    どのような対応をするのか、各証券会社に確認しましょう。

    質問④株式分割が実施された場合は?

    単元株と同じように、保有している株数に応じた分割比率で分割株数が割り当てられます。

    ただし、その際に1株未満となった場合の割当分は、証券会社によって対応は様々です。

    どのような対応をするのか各証券会社に確認しましょう。

    質問⑤単元未満株の税金は?

    単元株と同様の税率で課税されます。

    同じ銘柄の単元株を保有している場合は、合算されて課税されることになります。

    譲渡益(キャピタルゲイン)についても単元株と同様の課税になっています。

    また特定口座やNISA口座を使うこともできます。

    質問⑥同じ銘柄を大量に注文することは可能?

    同じ銘柄に対しては、複数の注文を同時に出すことはできないケースがほとんどです。

    通常は、取引タイミングごとに同じ銘柄に対しては1回の注文しかできないなど、回数が制限されています。

    そのため、大量の買付注文や売却注文をした場合は、失効となったり、単元株として取り扱うケースもあったりするなど、証券会社により対応は様々です。

    まとめ

    少額で株の取引を始めたい方は、まめ株のような単元未満株取引のサービスを利用しましょう。

    ただし、証券会社によってサービスの名称は異なっていて、扱っていない証券会社もあります。

    単元未満株の取引を考えている場合は、証券会社の口座を開設する前にサービスがあるかを確認して、手数料なども確認した上で口座を開設しましょう。

    証券会社によって、単元未満株取引のサービスの内容は大きく異なります。

    どこでも同じと思わずに、自分がどのように取引したいのかをよく考えて、その投資スタイルに合った証券会社を選びましょう。

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