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野村證券の外国株はオンライン取引がお得!ネット証券との手数料比較も

最終更新日:

監修者

青野泰弘

野村證券の外国株はオンライン取引がお得!ネット証券との手数料比較も
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  • 野村證券で外国株の取引をするメリット・デメリットは?
  • 野村證券のオンラインサービスで外国株を売買したい

野村證券の外国株式は、委託取引のほか、VWAPギャランティー取引や国内店頭取引ができるという特徴があります。

注文時点で取引価格を確定させたい場合や、市場における価格変動リスクを低減させたい場合は、野村證券が相手方となる、国内店頭取引を行うことが可能です。

また、野村證券では、2020年2月から、オンラインサービスを使った外国株の取引が可能になりました。

野村證券のオンライン取引は、電話取引に比べると手数料が安く済みます。

しかし、野村證券のオンライン手数料は、大手のネット証券と比べると割高になってしまうので、とにかく株取引の手数料を安く済ませたい人は、SBI証券や楽天証券などでの取引を検討する方が良いかもしれません。

この記事では、手数料や注文時間など、野村證券の外国株式取引の具体的な内容や、オンラインサービスの使い方について解説します。

最後まで読めば、野村證券の外国株式について概要を理解することができ、スムーズに取引を始めることができるでしょう。

【掲載情報について】
2022年11月10日時点の情報を掲載しています。

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野村證券の外国株サービスの特徴・魅力

特徴①
取引手法は、外国株式委託取引、外国株式VWAPギャランティー取引、外国株式国内店頭取引の3種類

野村證券の外国株式の取引方法は、3種類あります。

ただし、オンラインで取引をする場合、委託取引しかできない点には注意が必要です。

外国株式委託取引投資家からの注文を野村證券が取次ぎ、現地の証券会社経由で現地市場で執行される
外国株式VWAPギャランティー取引

現地市場における株式売買のVWAP値(出来高加重平均価格。

市場で成立した価格を価格毎の出来高で加重平均した価格を基準にした価格)で行う取引。

※米国、豪州、香港市場の外国家株式で取引が可能

外国株式国内店頭取引投資家の注文に対して、野村證券が相手方となって取引を成立させる相対取引。

通常、取引価格は、現地市場における終値よりも、買付価格は高く、売却価格は低くなる

ネット証券では、外国株式VWAPギャランティー取引や外国株式国内店頭取引を行える証券会社は少ないため、3種類の方法から選んで取引が行えるのは、野村證券の大きな特徴の1つと言えます。

投資家から特に指定しない場合、野村證券の外国株式の取引は、外国株式委託取引になります。

一方で、注文時点で取引価格を確定させたい場合や、市場における価格変動リスクを低減させたい場合は、野村證券が相手方となる、国内店頭取引も利用可能です。

※参照元:外国株式|野村證券

特徴②
アメリカ、香港、ドイツ、オーストラリアの株式やETFがオンラインで取引可能

野村證券では、電話注文のほかに、オンラインでも外国株式の注文が可能です。

オンラインでの注文は、電話注文に比べて、手数料が安くなるという特徴があります。

2022年11月10日現在、オンラインでは外国株式とETF合わせて、約1,200銘柄の売買が可能となっています。

※参照元:株価検索-検索結果|野村證券

特徴③
投資情報やレポートなど情報量が多い

外国株式の売買をする際には、世界のマーケット情報をいち早く確認する必要があります。

野村證券では、世界の株式市場や為替市場について、「マーケットアウトルック」というレポートを活用することができます。

また、野村證券の専門家が、成長が期待される分野や銘柄を選定して紹介する「Nomura21 Global」や、世の中で話題になっている旬なテーマに関連する国内外の銘柄を紹介する「銘柄ピックアップ」も便利です。

為替については、「国際金融為替ウィークリー」や「国際金融為替マンスリー」を活用してみましょう。

これらのレポートは、金融のプロが、主要国や地域の景気、金利、為替、株価見通しについて分析したレポートなので、信頼性が高いと言えます。

野村證券で口座を開設し、オンラインサービスに申し込んでいる投資家のみが、レポートの閲覧が可能です。

※参照元:マーケットアウトルック|野村證券

野村證券の外国株の取扱市場・銘柄

取扱市場


  • アメリカ(NY証券取引所、NASDAQ、BATS)
  • 香港(香港証券取引所)
  • ドイツ(ドイツ取引所(XETRA市場))
  • オーストラリア(オーストラリア証券取引所)

オンラインサービスの取扱銘柄数
アメリカ741銘柄
香港232銘柄
ドイツ42銘柄
オーストラリア22銘柄
アメリカETF157銘柄

(2022年11月10日現在)

野村證券のオンラインサービスでは、取扱市場に上場されている銘柄のうち、野村證券が選定するETFや株式が取引可能です。

なお、野村證券が選定する取扱銘柄は、随時変更されます。

オンラインサービスの取扱銘柄は、野村證券のマイページ、またはマイページにログインしなくても野村證券公式HPの商品ページ「外国株式」から確認できます。

※参照元:「外国株式」に関するよくあるご質問|野村證券

野村證券の外国株の取引時間

市場取引時間(日本時間)
アメリカ23:30~翌6:00
(夏時間は22:30~翌5:00)
ドイツ17:00~翌1:30
(夏時間は16:00~翌0:30)
香港10:30~17:00
オーストラリア9:00~15:00
(夏時間は8:00~14:00)
注文時間市場執行日国内約定日
アメリカ株・国内営業日
6:00~21:10
当日執行翌営業日
ドイツ株・国内営業日
6:00~15:10
当日執行翌営業日
香港株

【当日注文】
・国内営業日
6:00~16:30

【予約注文】
・国内営業日
16:30~26:00
・国内非営業日
6:00~26:00

当日注文:当日

予約注文:翌営業日

当日注文:当日

予約注文:翌営業日

オーストラリア株

【当日注文】
・(標準時間)国内営業日
・6:00~14:30
(夏時間)国内営業日
6:00~13:30

【予約注文】
・(標準時間)国内営業日
14:30~26:00
・(夏時間)国内営業日
13:30~26:00
・国内非営業日
6:00~26:00

当日注文:当日

予約注文:翌営業日

当日注文:当日

予約注文:翌営業日

各市場の注文について、以下のような注意点があります。

  • 国内非営業日にはアメリカ株、ドイツ株の注文不可
  • アメリカ株、ドイツ株において繰越注文となった場合、国内非営業日にも現地で発注される
  • アメリカ株、ドイツ株において繰越注文となった場合、国内営業日6:00~8:30頃まで注文の取消不可
  • 香港株、オーストラリア株の当日注文の受付けは、市場クローズ時間の30分前まで
  • 国内非営業日には、香港株、オーストラリア株の注文は予約注文となる
  • 香港株、オーストラリア株の予約注文は、現地営業日であっても国内非営業日の場合は発注されない
  • 香港株、オーストラリア株の当日注文の取消は、当日注文受付時間締め後(予約注文受付開始後)は受付不可

※参照元:お取引のルール(ご注文の執行日/受付時間帯)|野村證券

野村證券の外国株の売買手数料

オンライン注文
注文の約定代金国内手数料
~20万円2,389円
~30万円3,142円
~40万円4,274円
~50万円5,405円
~75万円5,866円
~100万円6,160円
~150万円8,045円
~200万円11,817円
~250万円15,420円
~300万円18,857円
~500万円22,125円
~1,000万円36,038円
~2,000万円70,400円
~3,000万円137,447円
~5,000万円188,570円
~5,000万円超一律251,429円
電話注文
1注文の約定代金国内手数料
~20万円2,986円
~30万円3,929円
~40万円5,343円
~50万円6,757円
~75万円7,333円
~100万円7,700円
~150万円10,057円
~200万円14,771円
~250万円19,276円
~300万円23,571円
~500万円27,657円
~1,000万円45,048円
~2,000万円88,000円
~3,000万円171,810円
~5,000万円235,714円
5,000万円超一律314,286円

野村證券の外国株取引では、同一日に同一銘柄、同一取引について、複数の注文が約定した場合、1日を通した合計売買金額に対して手数料が計算されます。

そのため、1注文ごとに手数料を計算するのに比べ、割高になることがあります。

さらに、外国株の取引では、国内での売買手数料のほかに、外国金融商品市場での取引にかかる手数料や税金などが必要となります。

これらの手数料や税金は、国や地域によって異なっています。

野村證券における外国株の売買手数料は、オンライン注文と電話注文で、金額が異なります。

オンライン注文よりも電話注文の方が手数料が高くなるため、営業マンなどに相談せずに、自分で売買の投資判断が行える場合は、オンライン注文を選択すると良いでしょう。

また上記の手数料は、オンライン専用口座での手数料となります。店舗・支店で外国株を購入する場合、71,000円超75万円以下の売買金額で7,810円の手数料が必要になります。

支店経由の場合、オンライン注文や電話注文よりもさらに手数料が高くなる点には注意しておきましょう。

※参照元:オンライン専用支店の手数料|野村證券

野村證券の外国株の注文方法(オンラインサービス)

※参照元:お取引のルール(外国株式)|野村證券

手順①
野村證券で口座開設・オンラインサービスへの申し込み

まずは、野村證券で口座を開設し、オンラインサービスに申し込みを行います。

口座開設だけでは、オンラインでの取引は行えないので、別途申し込みが必要です。

なお、オンラインサービスは、日本在住の投資家のみが対象です。

また、野村證券の口座開設をオンライン専用支店で手続きしている場合は、オンラインサービスへの別途申込は不要です。

オンラインサービスへの申し込みは、取引店や氏名などの必要事項を「オンラインサービスのご利用申込画面に入力します。

申し込み後、3~4営業日で初期パスワードが届き、利用可能となります。

※参照元:お取引のルール(外国株式)|野村證券

手順②
PC、スマホ、タブレットにてPCサイトにログイン

PC、スマホ、タブレットにてPCサイトにログイン後、メニュー画面の「取引」―「外国株式/ETF」画面から、外国株式の注文が可能です。

なお、外国株式は、野村株アプリからは注文ができません。

手順③
取引画面から注文(指値・成行の指定、決済通貨の指定、注文有効期間の選択など)

外国株式のオンライン注文をする場合は、銘柄や株式数を指定するほか、指値・成行の指定、決済通貨の指定、注文有効期間の選択などを行う必要があります。

また、オンラインサービスでは、注文の訂正はできないため、まず注文の取消を行い、再度注文入力を行う必要があるので注意してください。

指値・成行の指定
指値・成行の指定
アメリカ株
ドイツ株
オーストラリア株

買付:指値のみ
売却:指値、成行

香港株買付/売却:指値のみ

オンライン注文では、買付は「指値」のみ、売却は「指値」「成行」(香港株を除く)が選択可能で、香港株は、買付・売却ともに「指値」のみとなります。

なお、呼値は、アメリカ株は1セント単位となっており、香港株、ドイツ株、オーストラリア株は株価により異なります。

決済通貨の指定
決済通貨
円貨決済

外貨決済アメリカ株:米ドル
ドイツ株:ユーロ
香港株:香港ドル
オーストラリア株:豪ドル

決済方法として、円貨決済と外貨決済が選択可能です。

注文有効期間の指定
当日中
間指定
アメリカ
最長7営業日注文
(受付後最初の営業日を含む)
香港
ドイツ
最長7営業日注文
(受付後最初の営業日を含む)
オーストラリア

オンラインで注文する場合、注文の有効期間は、「当日中」「期間指定」の2つから選択をします。

なお、指定できる有効期限日は、国内営業日が表示されますが、現地が営業日でない場合にはエラーになるので、有効期限日が現地営業日であることは、自分で確認しなければなりません。

また、権利確定日が設定されている銘柄の場合、権利付最終約定日の2週間前からオンラインサービスでの売買が不可となる場合があります。


特徴対応
株式市場
米国株
取扱銘柄数
(銘柄)
米国株取引
手数料
野村證券

委託取引、VWAPギャランティー取引、国内店頭取引ができる

オンライン取引も可能

米国
香港
ドイツ
オーストラリア
7682,389円
※20万円未満のオンラインサービス手数料
SBI証券

米国、中国などに加え、韓国株、ロシア株など、取引可能銘柄が多い

手数料が安く、特に米国株は手数料0米ドルから取引可能

米国
中国
韓国
ロシア
ベトナム
インドネシア
シンガポール
タイ
マレーシア

5,333

約定代金の0.495%(税込)
※下限0米ドル、
上限22米ドル(税込)
楽天証券

米国、中国、アセアン株のみだが、銘柄数は多い

手数料が安く、特に米国株は手数料0米ドルから取引可能

米国
中国
アセアン
4,799約定代金の0.495%(税込)
※下限0米ドル、
上限22米ドル(税込)
マネックス証券

米国、中国株のみだが、銘柄数は多い

中国株の手数料は約定金額の0.25%で業界最安値レベル

米国
中国
4,905"約定代金の0.495%(税込)
※下限0米ドル、
上限22米ドル(税込)

※2023年10月24日時点の各公式サイト掲載内容にて確認

大手ネット証券と比較した場合、野村證券は、VWAPギャランティー取引、国内店頭取引ができるというメリットがあります。

ただしVWAPギャランティー取引、国内店頭取引は、店舗での口座開設者のみが使えないことに注意が必要です。

VWAPギャランティー取引は、当日の立会から計算されるVWAP(出来高加重平均価格。市場で成立した価格を価格毎の出来高で加重平均した価格)で自動的に取引価格が計算されるため、投資家が発注タイミングを見極めるために、日中の株価推移をずっとチェックし続ける続ける必要がありません。

また、国内店頭取引をすれば、市場が開いていないときでも、日本時間に約定する事が可能です。

また成行注文の際に約定価格が予想以上に乱高下してしまったり、指値注文で約定が成立しなかったりするリスクを減らすことも可能です。

委託注文については、オンラインでも注文ができ、マーケット情報が充実しているという特徴があります。

ただし、野村證券のオンライン取引は、オンライン専用支店の口座から行っても、ネット証券と比べると、手数料が高いといえます。

委託注文しか行わない人や、自分で投資銘柄を選べる人は、ネット証券で外国株取引をした方が、手数料は安くなるでしょう。

銘柄によって、利用する証券会社を使い分けるなど、自分の投資スタイルに合う証券会社を選ぶことをおすすめします。

※参照元:「外国株式」に関するよくあるご質問|野村證券

まとめ

日本を代表する証券会社の1つである野村證券では、オンラインでの取引を充実させるなど、顧客のニーズに応えたサービスが拡大しています。

外国株式の取引についても、電話での店頭取引や、オンライン注文ができ、マーケット情報も豊富なので、安心して取引が行うことができます。

手数料が低いネット証券と、野村證券の充実したサービスを上手に使い分けて活用することで、スムーズに外国株式の取引を行いましょう。

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