三井住友カード プラチナプリファードと他プラチナカードを比較!最適の1枚を選ぼう
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三井住友カード発行でポイントがどんどんたまると人気の三井住友カード プラチナプリファード。
三井住友カードに興味がある方、またプラチナカードを考えている方、三井住友カード プラチナプリファードと他のカードとの違いが気になりませんか。
さらに、どんな人におすすめのカードなのか知りたいと思いませんか。
そこでこの記事では、下記について紹介してきます。
他のカードとの比較を中心に三井住友カード プラチナプリファードの特徴を紹介していきます。

菊地崇仁 / クレジットカード専門家
新型コロナウイルスの影響もあり、プラチナカードやブラックカードの特典が使えない事も増えています。
各社特典の見直しをしている中、新しく誕生したのがプラチナプリファードです。
ポイントに特化したプラチナカードとなり、特典は最小限のため、一般的なプラチナカードに付帯するようなサービスを期待していると期待外れになります。
基本還元率は1%、宿泊施設などを利用すると10%還元までアップ。
コンビニやスーパーなどでもポイントアップがあり、オールマイティーな1枚と言えます。
年間利用額に応じてのボーナスポイントも優秀です。
ただし、年会費が33,000円(税込)のため、ある程度の利用金額が必要で、最低でも200万円程度は使う人向けカードとなります。
ベストは400万円程度利用する方です。この場合、年会費無料で還元率が1%のカードよりもお得に利用できます。
三井住友プラチナカードについては、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
株式会社ポイ探 代表取締役
監修者菊地崇仁
1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。
2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。ポイント探検倶楽部に掲載されているポイントは約230種類。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られる。
約100枚のクレジットカードを保有、年間約150万円の年会費を支払っている、まさにクレジットカードの専門家。
一般カードからプラチナカードまで幅広い層のカードを実際に保有・利用し、日々様々なメディアにて、使った人にしか分からない信用できる情報提供を行っています。所有されているすべてのカードを月に1度は必ず利用しながら、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中。
三児の父であり家計のやりくりをすべて担当。ポイントのみならず、クレジットカードや保険なども守備範囲で、近年は投資にも挑戦している。
【主な著書】
新かんたんポイント&カード生活 (自由国民ムック)
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ちょっと知っておくと得をする便利な機能
国際ブランドはVisaのみで、Visaのタッチ決済に対応している、新しい技術を導入したプラチナカードです。
ここでは上記記事に書かれているカードの特長に加えて、ちょっと知っておくと得をする便利な機能について紹介していきます。
詳しく見ていきましょう。
選べる支払日
三井住友カード プラチナプリファードは、支払日を15日締め10日払いまたは月末締め翌月26日払いのいずれかから選択することができます。
また、支払日を給料日などに合わせて選べることから、自分の状況に合わせて無理なく使っていけるカードです。
スタイリッシュでセキュアなデザイン
三井住友カード プラチナプリファードのカードデザインはとてもシンプル。
ブラックまたはプラチナホワイトのシックな2種類のデザインから選択できます。
さらにナンバーレスカード(カード券面に会員番号の記載がなく、Vpassアプリ上で確認するタイプ)、またはスタンダードカード(カード裏面に会員番号が記載あるタイプ)のいずれかのタイプが選択可能です。
プラチナカードにふさわしい高級感あるスタイリッシュなデザインであると同時に、セキュリティ対策にも力を入れたデザインとなっており、安心して利用できます。
旅行時に便利な空港ラウンジサービス
出張などの旅行時にも三井住友カード プラチナプリファードを持っていると、空港ラウンジが利用できとても快適な時間を過ごすことができます。
対象となるのは国内の主要空港、およびハワイ ホノルルの空港内にあるラウンジです。
一般的なプラチナカードのような、プライオリティ・パスの無料特典は付帯していません。
海外に行く機会が多い人にとっては少し物足りないですが、社会情勢を考えるとこれで十分な人も多いでしょう。
この章では、三井住友カード プラチナプリファードのちょっと知っておくとお得な機能を紹介しました。
次の章では、三井住友カード プラチナプリファードと、三井住友カードでも人気のあるプラチナとゴールドとの違いについて紹介していきます。
三井住友カード プラチナとゴールドとの違い
この章では、三井住友カード プラチナプリファードと、三井住友カード プラチナ、三井住友カード ゴールドとを比較していきます。
自身に合っているのはどのカードなのかを確認することができるでしょう。
三井住友カードプラチナカードとゴールドカードとの比較一覧表
年会費 (税込) | 入会 資格(※1) | 通常ポイント還元率 | 旅行傷害保険 最高補償額 | |
---|---|---|---|---|
三井住友カード プラチナプリファード | 33,000円 | 満20歳以上 | 1.0% | 5,000万円 |
三井住友カード プラチナ | 55,000円 | 満30歳以上 | 0.5% | 1億円 |
三井住友カード ゴールド | 11,000円 | 満30歳以上 | 0.5% |
※1各年齢制限に加えて本人に安定継続収入のある方が対象
※2ポイントUPモールを経由して購入するとポイント+0.5~+9.5%還元。さらにプラチナ・ゴールドカード会員限定の優待特典も有。
では、詳しく見ていきましょう。
三井住友カード プラチナとの比較
三井住友カード プラチナは、三井住友カード プラチナプリファードより前から発行されていたプラチナカードで、
- プライオリティ・パス
- プラチナオファー(会員限定イベント等)
- 宿泊・レストラン・舞台などの特別優待
といった三井住友カード プラチナプリファードにはない一般的なプラチナカードらしい付帯サービスが魅力です。
ただし、ポイント還元率は三井住友カード プラチナプリファードに劣るので、
- ポイントより付帯サービスを重視したいなら三井住友カード プラチナ
- ポイントを重視したいなら三井住友カード プラチナプリファード
を選ぶといいでしょう。
三井住友カード ゴールドとの比較
三井住友カード ゴールドは、最短翌営業日に発行できるうえ、インターネット入会なら初年度年会費が無料になります。
2年目以降も年会費11,000円(税込)と他プラチナカードに比べてお手頃なうえ、旅行傷害保険最高補償額は三井住友カード プラチナプリファードと同じです。
空港ラウンジサービスもあるなど、充実した付帯サービスで利便性の面でも優れたカードです。
しかし、通常のポイント還元率は、三井住友カード プラチナプリファードに比べて低くなりますので、
- 年会費を抑えて優待サービスを充実させるなら三井住友カード ゴールド
- 高ステータスで高還元率カードを所有したい場合は三井住友カード プラチナプリファード
を選ぶといいでしょう。
この章では、三井住友カード プラチナプリファードと同じ三井住友カードのプラチナとゴールドの比較を紹介しました。
次の章では、他社のプラチナカードと三井住友カード プラチナプリファードを比べてみることにしましょう。
他社のプラチナカードとの比較
三井住友カード プラチナプリファードの特筆すべき所は、年会費やポイント付与率、付帯サービスなどが、他のプラチナカードと大きく異なる点です。
この章では、三井住友カード プラチナプリファードと下記プラチナカードとの違いを比較していきます。
詳しく見ていきましょう。
三井住友カード プラチナプリファード主なプラチナカードとの比較一覧表
名称 | 年会費 | 通常ポイント 還元率 | 旅行傷害保険最高補償額 | プライオリティ・パス | コンシェルジュ |
---|---|---|---|---|---|
三井住友カード プラチナプリファード | 33,000円 | 1.0% | 5,000万円 | × | 24時間・ 年中無休 |
JCBプラチナ | 27,500円 | 0.5%(※1) | 1億円 | ○ | 24時間・ 365日 |
ANA VISA プラチナプレミアムカード | 88,000円 | 0.5% ※マイルレートが良い | 1億円 | ○ | 24時間・ 年中無休 |
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード | 22,000円 | 0.75% | 1億円 | ○ | 24時間 (※2) |
TRUST CLUBプラチナマスターカード | 3,300円 | 0.5% | 3,000万円 | × | トラベルデスクのみ |
※1 交換する商品によりポイント還元率が異なります。(上記はJCB PREMOもしくはnanacoポイントに交換した場合ポイント還元率。
※2「カードのご利用に関するお問い合わせ」のみ9:00~21:00の対応。
ポイント還元率は高いものの、他社のプラチナカードにあるようなプライオリティ・パスの発行サービスなど、付帯サービスが少ないことがわかります。
それでは、それぞれのカードと比較していきましょう。
JCBプラチナとの比較
JCBプラチナは国内のクレジットカード会社であるJCBが発行するプラチナカード。
年会費が3万円以下と比較的低めなのに、プラチナカードならではの付帯サービスが充実しています。
ただし、基本のポイント還元率は0.5%とそう高くありません。
※ 交換する商品によりポイント還元率が異なります。(上記はJCB PREMOもしくはnanacoポイントに交換した場合ポイント還元率)
さらに上位のJCBザ・クラスを持ちたいがために、まずJCBプラチナを持つ人も多いです。
クレジットカードにステイタス性の高さやサービスの充実を求めるならJCBプラチナがいいですが、ポイント重視であれば三井住友カード プラチナプリファードを選びましょう。
ANA VISA プラチナプレミアムカードとの比較
ANA VISA プラチナプレミアムカードは、三井住友カードがANAと提携して発行しているプラチナカード。
年会費が8万円程度と高額な分、付帯サービスが充実しています。
ポイント還元率は0.5%と平凡なものの、ANAマイルへの交換を考えた場合、下記のような違いがあります。
三井住友カード プラチナプリファード | 100円ごとに0.6マイル |
---|---|
ANA VISA プラチナプレミアムカード | 200円ごとに3マイル (100円あたり1.5マイル) |
ポイントをためたいのか、ANAマイルをためたいのかが、三井住友カード プラチナプリファードにするのか、ANA VISA プラチナプレミアムカードを選ぶのかの判断基準です。
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードとの比較
セゾン・プラチナ・アメリカンエキスプレスは、クレディ・セゾンが発行するプラチナカード。
プラチナカードとしては控えめな年会費なのに、プライオリティ・パスや日常生活で活用できる付帯サービスが充実していることで人気があります。
ポイント還元率は0.5%程度と平凡ではあるものの、SAISON MILE CLUBに申し込むと、月末の利用額1,000円ごとにJALのマイルが10マイルたまるのが大きなメリット。
JALのマイルをためたい人や、プライオリティ・パスが欲しい人ならセゾン・プラチナ・アメリカンエキスプレス、ポイントを現金と同じように使いたいなら三井住友カード プラチナプリファードを選ぶといいでしょう。
TRUST CLUBプラチナマスターカードとの比較
TRUST CLUBプラチナマスターカードは、一般カード程度の年会費で持てるプラチナカード。
しかし、付帯サービスは限られていますし、ポイント還元率も一般カード程度です。
何でもいいからプラチナカードを持ちたい人にとっては、TRUST CLUBプラチナマスターカードを持つメリットがあるかもしれませんが、カードで支払う金額が高額になればなるほど、三井住友カード プラチナプリファードを選ぶとメリットが大きいです。
この章では、三井住友カード プラチナプリファードと主なプラチナカードとの違いを比較してきました。
次の章では、三井住友カード プラチナプリファードがどんな人におすすめなのかを紹介していきます。
三井住友カード プラチナプリファードはこのような人におすすめ
三井住友カード プラチナプリファードは付帯サービスが限定されていますが、ポイントがつきやすいカードです。
ここまで紹介してきた特徴や他のカードとの違いを踏まえて、三井住友カード プラチナプリファードがどんな人におすすめなのかを紹介していきます。
詳しく見ていきましょう。
ポイントのつきやすさを重視したい人
三井住友カード プラチナプリファードは通常ポイントの還元率でも1%と、他社プラチナカードに比べて高いです。
使う店によっては、さらに1〜9%ポイント加算され、さらにポイント還元率が高くなります。
たとえ付帯サービスが限られていても、ポイントのつきやすさを重視して、目に見えるお得さでカードを選びたい人におすすめです。
セキュリティ対策がしっかりしているカードが欲しい人
クレジットカードは便利な反面、偽造カードなどのリスクが伴ってしまいます。
カード番号やセキュリティコードがもれてしまうと、悪用されてしまうリスクが高いです。
三井住友カード プラチナプリファードは完全ナンバーレスタイプが選択でき、悪用されにくいよう工夫されています。
セキュリティ対策がしっかりされているかどうかを重視してクレジットカードを選びたい人にとって、三井住友カード プラチナプリファードはメリットが大きいです。
まとめ
高額な年会費が発生するプラチナカードは、付帯サービスが充実していてもポイントはいまひとつなことが意外と多いのです。
三井住友カード プラチナプリファードは他社と比較して付帯サービスよりポイントに注力したプラチナカード。
通常でもポイント還元率は1%、お店によっては1〜9%加算と、利用額が高額な人ほどメリットが大きいカードです。
旅行のためにクレジットカードを持っていた人は、旅行関連の付帯サービスが社会情勢などの影響で活用できないことも多いので、三井住友カード プラチナプリファードのようなポイント重視のカードに切り替えるのもおすすめです。
クレジットカードを使う機会が多い人は、ぜひ検討してみてください。
本記事の編集者について

イーデス編集部
専門知識がないと難しい金融商品を、正確で詳しく、わかりやすく伝えるために、記事企画・推敲・構成・編集・情報の更新を行っております。
ぜひ最後まで読んでいただき、三井住友カード プラチナプリファードと他のカードの違いを知り、その魅力に触れてみてください。