東京メトロ利用者必見!東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」
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東京メトロが発行しているPASMOと一体型のクレジットカードが東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」です。
東京メトロをよく利用する人なら、東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」のメリットやデメリットに興味はありませんか?
今回の記事では、東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」の概要やメリットやデメリットをはじめ、ポイント還元率や旅行傷害保険など、他のTo Me CARDとの違いも併せてご紹介していきます。
記事を読み進めることで、自分が東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」を持つべきなのか判断できるようになります。
スキラージャパン株式会社 代表取締役 / スキラージャパン株式会社
監修者伊藤亮太
伊藤亮太は「スキラージャパン株式会社」の取締役を務めるFP(ファイナンシャル・プランナー)。
慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻を修了しており、在学中にCFP®を取得。
その後、証券会社にて営業・経営企画・社長秘書・投資銀行業務に携わる。
現在は富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。
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東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」の概要をカンタンに解説
東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」は東京メトロが発行しているPASMO搭載型のクレジットカードです。
通勤や通学で日常的に東京メトロを利用する人にとって利便性が高く、同じTo Me CARDのTo Me Card (一般)やソラチカカードよりも東京メトロでポイントが付きやすいのが特徴です。
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伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー
皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。
【専門家の解説】
To Me CARD Prime PASMOは、PASMO機能が付いた大変便利なクレジットカードです。
特にメトロを普段から利用する方は、メトロポイントが乗る度に付与されますので気づいたらポイントがざくざく貯まっている可能性があります。
PASMOのオートチャージ機能もついていますので、残金が少なくなってもオートチャージにより金額が補てんされます。
注意点は、オートチャージは全国どこでもできるわけではないこと。
PASMOやSuica営業エリアを離れるとオートチャージができなくなり、残金までしか利用できなくなりますのでご注意ください。
年会費がかかるものの、年間の利用金額によっては無料になります。
是非効率的に利用して、コスト面でもお得なクレジットカード生活をしてください。
なお、平常時の還元率が0.5%である点はデメリットです。
使うならメトロ中心に考えるべきでしょう。
東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」 の年会費
東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」の年会費は、初年度無料で2年目以降は2,200円(税込)です。
PASMO搭載型のTo Me CARDは、To Me CARD Prime PASMOとゴールドカード、ANA To Me CARD PASMO JCB (ソラチカカード)があります。
ソラチカカードとは本会員の年会費は同じですが、家族会員の年会費は東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」のほうが低いです。
ゴールドカードの年会費は初年度から11,000円(税込)なので、ゴールドカードと比べるとかなり負担が少なく済みます。
東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」のポイント還元率
東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」は、カード会社のポイントと東京メトロのポイントを貯められます。
まず、東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」をカード利用で貯められるポイントは、メトロポイントに移行するのが還元率が高い方法です。
カード会社のポイントはメトロポイント以外のポイントへも移行可能ですが、ポイント換算率は下がりますので、メトロポイントへの交換がおすすめです。
東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」のカード会社は株式会社ジェーシービーと三菱UFJニコス株式会社があり、それぞれポイントの名称が異なります。
カード会社 | ポイントの名称 | ポイント付与 | メトロポイントへの換算率 | 還元率 |
---|---|---|---|---|
株式会社ジェーシービー | Oki Dokiポイント | 月末の利用合計金額1,000円で1ポイント | 1ポイント=5メトロポイント (5円相当) | 0.5% |
三菱UFJニコス株式会社 | わいわいプレゼント |
また、東京メトロの乗車でもメトロポイントを貯めることができます。
- 平日:10メトロポイント
- 土休日:20メトロポイント
(1メトロポイント=1円相当)
このように、東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」は、東京メトロの乗車でポイントが貯めやすく使いやすいカードになっています。
国際ブランドは3つから選べる
東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」の国際ブランドは、下記の3種類から選択可能です。
国際ブランド | カード会社 |
---|---|
JCB | 株式会社ジェーシービー |
VISA | 三菱UFJニコス株式会社 |
Mastercard |
JCBタイプはJCBの加盟店のみでの利用となりますが、ニコスタイプはニコスとVISAまたはMastercardの加盟店で利用できます。
国内での利用の場合は、VISA・Mastercard・JCBのいずれもほとんどのお店で使用可能です。
海外での利用を考える場合は、日本人がよく行く観光地であれば利用可能な場合が多いですが、特にJCBは使えない国も多いです。
行く機会が多い国の事情を考慮したうえで国際ブランドを選ぶのがおすすめです。
このように、東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」は、同じカードでも家族会員の年会費が違ったり、選べる国際ブランドに違いがあります。
ポイント還元率については、集計期間の違いはありますが、ほぼ同じ内容です。
次の章では、東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」を持つメリットを解説していきます。
東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」 のメリット
東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」を持っていることで、東京メトロを便利でお得に利用することができます。
どのように便利でお得なのか、具体的にご紹介していきます。
PASMOが一体型
東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」はPASMO一体型なので、搭載されているPASMOへのオートチャージに利用することができます。
初期設定では、PASMOの残額が2,000円以下のときに改札機から入場すると3,000円がチャージされる設定になっています。
金額や条件は1,000円単位で、1,000円~10,000円まで変更が可能です。
利用する頻度や金額によって変えられます。PASMOの残高が少なくなってもわざわざ券売機でチャージしなくてもいいので、混雑時も並ばずに済みます。
オートチャージでポイントが貯まる
東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」をオートチャージに利用すると、チャージした金額に応じたクレジットカード会社のポイントが貯まります。
JCBブランドならOki Dokiポイント、ニコスならばわいわいプレゼントです。ポイント付与率は通常利用と同じ0.5%です。
他のクレジットカードでは、PASMOなどの電子マネーへのチャージはクレジットカードのポイント付与対象外になる場合が多いですが、東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」ならポイントが付く点は、普段PASMOを利用する人にとってメリットです。
定期券搭載可能
東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」には、定期券を搭載することができるので、通勤や通学で定期券を使う人にとってとても便利です。
搭載できる定期券は、
- 東京メトロ
- 東急電鉄
- 東武鉄道
- 京急電鉄
- 相模鉄道
- 京王電鉄
上記で発売している定期券です。
東京メトロで発売している定期券のうち、西武鉄道・東武鉄道との特殊連絡定期券(2区間定期券)は搭載できません。
現在使用している定期券が磁気定期券であれば、定期券の情報を移し替えることも可能です。
定期券・クレジットカード・PASMOを1枚にまとめることができるので、たくさんカードを持ちたくない人にとって大きいメリットがあります。
乗車ポイントが貯まる
メトロポイントPlusに登録して東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」で東京メトロに乗車すると、乗車するたびにメトロポイントが貯まります。
1乗車あたりの付与ポイントは下記のとおりです。
東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」 | To Me CARD一般カード | ソラチカカード | |
---|---|---|---|
平日 | 10ポイント | 2ポイント | 5ポイント |
土休日 | 20ポイント | 6ポイント | 15ポイント |
同じTo Me CARDの一般カードやソラチカカードと比べるともらえるポイントが多い点は、東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」のメリットです。
また、メトロポイントPlus加盟店の自販機や店舗でPASMOを利用することでもメトロポイントが貯まります。
自販機 | 100円1ポイント |
---|---|
店舗 | 200円1ポイント |
貯まったポイントは、PASMOへのチャージやANAマイルなどへ移行できます。
ポイントの付与に定期券区間は除外されますが、利用するたびにポイントをもらえるのは、東京メトロをよく利用する人にメリットがあります。
年間の利用額によってボーナスポイントがもらえる
東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」を利用することで、年間の利用額に応じて東京メトロのボーナスポイントをもらえます。
年間利用額 | ボーナスポイント | 付与率 |
---|---|---|
30万円 | 100ポイント | 0.03% |
50万円 | 300ポイント | 0.06% |
100万円 | 1,000ポイント | 0.1% |
また、JCBでは「JCBスターメンバーズ」、ニコスでは「わいわいup」という翌年度の獲得ポイント優遇サービスがあります。
その詳細は下記の通りです。
前年度の利用額 | 100万円以上 | 50万円~100万円未満 |
---|---|---|
ボーナスポイント | 20% | 10% |
年間100万円以上利用することで、ボーナスポイントが20%付くので、カード利用によるポイント付与率が上がります。
年間利用額に対するボーナスポイントを加算するとかなりお得になります。
貯まったポイントをメトロポイント経由でPASMOへチャージして使うことで、実質的に運賃が割引になるので、PASMOを利用する人にとってメリットがあります。
このように、東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」には、東京メトロやPASMOを利用する人にとってのメリットがたくさん付帯しています。
次の章では、デメリットを解説しますので、メリットと併せて見ていきましょう。
先に知っておこう!東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」 のデメリット
東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」は、東京メトロでの利用がとても便利な反面、機能が限られているため、誰にでもメリットがあるカードという訳ではありません。
どのようなデメリットがあるのかを具体的にご紹介していきます。
基本のポイント還元率が低い
東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」を利用した場合のポイント還元率は基本で0.5%、年間利用額によるボーナスポイントを加算してもそう高くありません。
ポイント還元率が低いため、ショッピング利用には向かず、乗車ポイントの付与率の高い東京メトロでの利用に集中させるのがおすすめです。
他のPASMOにはオートチャージ設定できない
東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」は、付帯しているPASMOへのオートチャージはできますが、他のPASMOへのオートチャージはできません。そのため、紛失などが心配でクレジットカードとPASMOを分けたい人にとってはデメリットです。
他のPASMOへのオートチャージをしたい人は、PASMO非搭載型のTo Me CARD(一般)またはTo Me CARD(ゴールド)がおすすめです。
オートチャージ可能なエリアが限られている
東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」で便利な機能の一つであるオートチャージですが、対応エリアがPASMOエリア(首都圏)、首都圏・仙台・新潟の各Suicaエリアに限られています。
対応エリアを利用することが少ない人はオートチャージできないので、メリットが少なくなります。自身が良く利用するエリアで最適なクレジットカードを使用するのがおすすめです。
このように、東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」は利用の仕方やよく利用するエリアによっては、メリットが少ないカードです。メリットと併せて見ることで、自身に合っているのかどうか判断しましょう。
次の章では、東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」をどのような人におすすめできるのかを解説していきます。
東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」はこのような人におすすめ
東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」は東京メトロでのサービスが充実しているクレジットカードなので、このような人におすすめです。
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伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー
皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。
【専門家の解説】
東京メトロを普段使いしている方は、To Me CARD Prime PASMOを使いこなすと大変メリットが大きいですよ。
是非利用してみてください。
東京メトロ沿線に住んでいる人
東京メトロ沿線に住んでいる人であれば、東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」のメリットをたくさん受けられるのでおすすめです。
- PASMOとして利用
- 乗るたびに付与されるメトロポイント(定期券区間以外)
- オートチャージ(カード会社のポイントも貯まる)
- 定期券購入(メトロポイントとカード会社ポイントがダブルで貯まるため)
など、毎日の生活の中で自然に東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」のメリットを受けられます。
特に、定期券を東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」で購入した場合、クレジットカード利用によるポイントに加えてメトロポイントが1,000円につき5ポイント貯まり、通常の倍の付与率になります。
東京メトロ沿線在住であればお得なので、ぜひ持っておきたいカードです。
営業仕事などで東京メトロによく乗る人
営業などの移動が多い仕事で東京メトロによく乗る人にも東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」はおすすめです。
- オートチャージを利用できることで乗車券購入やチャージの時間短縮
- 東京メトロへの乗車ごとに乗車ポイントが付く
などが理由です。
急いで移動したい時などにとても便利なので、仕事での移動で東京メトロの利用が多い人に東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」は便利です。
このように、東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」は東京メトロ沿線の在住者や、仕事でよく利用する人にとって、メリットとなる部分が大きいため、おすすめのクレジットカードです。
まとめ
今回の記事では、東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」について解説してきました。
ポイントをおさらいします。
- 東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」は東京メトロが発行しているクレジットカード
- クレジットカード会社は株式会社ジェーシービー、VISA+三菱UFJニコス株式会社、Mastercard+三菱UFJニコス株式会社の3種類
- 年会費初年度無料、2年目以降2,200円(税込)だが年間のショッピング50万円以上で無料
- 家族会員の2年目以降の年会費はJCBタイプ440円(税込)、ニコスタイプ1,100円(税込)
- 基本のポイント還元率は0.5%、年間の利用額に応じてボーナスポイントあり
- PASMOを搭載、オートチャージ対応しているが他のPASMOへのオートチャージは不可
- 定期券搭載可能
- 乗車するごとに平日10ポイント、土休日20ポイントをもらえる
このように、東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」は東京メトロでの利用が大変便利なクレジットカードです。
今回の記事で解説してきた内容から自身に合っていると判断した人は、是非東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」を利用してみてください。