楽天カードを使ったマイルの貯め方!ANA、JALそれぞれの還元率や交換方法も解説
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楽天カードでは楽天ポイント以外に、航空会社の独自ポイントであるマイルを貯められます。しかし、楽天カードを利用すればそのままマイルを貯められるわけではありません。まずは楽天ポイントを貯めて、貯めた楽天ポイントをマイルに交換する手間が必要です。
本記事では、楽天カードを使ったマイルの貯め方をはじめ、ANA・JALそれぞれのマイル還元率や交換方法などを紹介します。クレジットカードでマイルを貯めるために楽天カードを使うメリットについても触れているので、ぜひ参考にしてください。
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楽天カードを使ったマイルの貯め方
楽天カードでマイルを貯めるには、「楽天ポイントを貯める→マイルに変換する」必要があります。そのため、マイルを貯めるためには、まずは楽天ポイントを貯めなければいけません。
楽天カードでは、100円(税抜)ごとの買い物で1ポイントが付与されます。しかし、これはベースの還元率の話であって、方法によってはポイントの二重取りや、ポイント倍率を高めることで効率よくポイントを貯められます。その具体的な方法を、次項から見ていきましょう。
日頃から買い物は楽天カード・楽天ペイで支払う
スマホ決済サービスの楽天ペイでも同じくポイントを貯められますが、楽天ペイへのチャージを楽天カードから行い、チャージ残高で支払えば最大1.5%の還元が受けられます。そのため、普段の買い物に楽天ペイを利用している人が効率よくポイントを貯めるには、楽天カードから残高をチャージして残高払いをしましょう。
会計時に必ず楽天ポイントカードを提示する
楽天ポイントカードとは、対象のお店での買い物の際に提示するだけで、ポイントをもらえるカードです。2015年12月17日以降に発行された楽天カードには、楽天ポイントカード機能も付帯しています。そのため、楽天カードで支払いをすると、楽天カード利用分と楽天ポイントカード分のポイント二重取りが可能になります。
たとえば、10,000円買い物をした際に、楽天ポイントカードを提示した場合にもらえるポイントは、100ポイントです。この会計の際に楽天カードで支払うと、楽天カード利用分としてさらに100ポイントがもらえます。なお、楽天ポイントの二重取りをするためには、楽天カードに記載されている裏面のバーコードを読み取ってもらう必要があるため、忘れずに提示するようにしましょう。
スーパーポイントアッププログラム(SPU)の利用を意識する
スーパーポイントアッププログラム(SPU)とは、楽天グループサービスを利用する際に条件を達成すれば、受け取れるポイントが最大17倍になるお得なプログラムです。SPUは常時開催されており、エントリー不要で参加可能。達成条件も難しいものではなく、「楽天市場での買い物時に楽天カードを使う」などです。
少しの工夫でポイントを貯めやすくなるため、普段から楽天グループサービスを利用している人は達成条件を確認して、買い物の際に意識するようにしましょう。
無料で楽天ポイントが貯められるサービスを利用する
楽天ポイントは、下記の方法により無料で貯めることも可能です。
方法 | 概要 |
---|---|
Rakutenウェブ検索 | 楽天が提供する検索ツール。1日5回の検索で1ポイントがもらえる |
Rakuten Point Mall | くじやスタンプラリー、ゲームなどを楽しみながらポイントが貯まるサービス。最大10,000ポイントをゲットできることも |
Rakuten スーパーポイントギャラリー | サービスへの入会やサンプルの申し込み、アンケートへの回答など、特定の条件を達成することでポイントが付与されるサービス |
Rakuten Insightアンケートモニター | アンケートへの回答でポイントがもらえるサイト |
Super Point Screen | 専用サイトで広告を見ることで、ポイントが付与されるサービス |
1回で得られるポイントは少ないものの、塵も積もれば山となります。隙間時間でできることばかりのため、少しでも早くポイントを貯めたい場合は、上記サービスの活用をおすすめします。
ポイントアップキャンペーンで得たポイントはマイル交換の対象外
ポイントアップキャンペーンとは、毎月5と0のつく日に楽天市場でした買い物を対象にポイントがプラス1倍されるキャンペーンです。さらに楽天カードで決済すればSPUによりポイントがプラス2倍されるため、100円1ポイントの通常分とあわせて最大4倍のポイントがもらえます。
ただし、ポイントアップキャンペーンによって得たポイントは期間限定ポイントであるため、マイルには変換できません。有効期限が定められている期間限定ポイントは、特定のキャンペーンなどで進呈されたポイントが該当し、進呈の翌月末日23:59までに使い切らなければ消失します。なお、前項で紹介したSPUによって獲得したポイントも、一部のサービスを除いて期間限定ポイントとなる点には注意が必要です。
楽天ポイントからANAマイルに変換する場合
楽天ポイントは、2ポイントを1マイルとしてANAマイルに変換できます。還元率は0.5%です。
交換申請は、1つの楽天IDかつ1つのANAお客様番号につき、24時間に1回まで。1回5,000ポイントまでで、月に上限20,000ポイントまでが交換可能です。交換申請後のキャンセルはできないことと、以下のポイントについてのANAマイルへの交換もできません。
期間限定ポイント | キャンペーンなどで獲得した有効期限のあるポイント |
---|---|
提携先から交換したポイント | JCBカード、DCカード、Oricoカードなどの提携企業、および楽天証券などの楽天グループから交換したポイント |
楽天ポイントからANAマイルへの還元率0.5%
前述のとおり、楽天ポイントからANAマイルに変換する場合の還元率は0.5%です。楽天2ポイントで1ANAマイルに変換できます。OricoカードやJCBカードなど、他社のカードで集めたポイントは500ポイントから1,000ポイント以上で交換可能なのに対し、楽天ポイントは50ポイントから2ポイント単位で交換可能。「マイルが少しだけ足りない」というケースでも無駄なく交換しやすいメリットがあります。
楽天ポイントからANAマイルへの交換方法
楽天ポイントからANAマイルへの交換は次の手順で行います。交換申請からマイル登録が完了するまで約1週間かかります。
STEP.1
楽天PointClubから「楽天ポイントに換えるページ」にアクセスする
STEP.2
「楽天ポイントから他のポイントに交換する」をクリックする
STEP.3
リストから「ANA」を探し、「交換する」をクリックする
STEP.4
「必要事項」を記入して、「確認画面へ」をクリックする
ANAマイルから楽天ポイントへの交換も可能ですが、10,000マイル以上から10,000マイル単位での交換になるため、簡単に交換はできません。
楽天ポイントのままであれば楽天グループサービスでの支払いや提携店での支払いに使えていたため、交換するポイント数は必要最低限におさえるのが得策です。
楽天ポイントからJALマイルに変換する場合
楽天ポイントはJALマイルにも変換できます。JALマイルに変換する場合もANAマイルと同じく、還元率は0.5%です。
交換の条件も同じで、1つの楽天IDかつ1つのJALお客様番号につき24時間に1回まで。1回5,000ポイントを上限に、月に20,000ポイントまで交換できます。交換申請後は、キャンセル不可な点や交換できないポイントの条件も同じです。
期間限定ポイント | キャンペーンなどで獲得した有効期限のあるポイント |
---|---|
提携先から交換したポイント | JCBカード、DCカード、Oricoカードなどの提携企業、および楽天証券などの楽天グループから交換したポイント |
楽天ポイントからJALマイルへの還元率
楽天ポイントからJALマイルに変換する際は、楽天2ポイントで1JALマイルに変換でき、その還元率は0.5%です。50ポイントから交換できますが、交換申請後のキャンセルは受け付けていません。
JALマイルから楽天ポイントへの交換も可能ですが、こちらは3,000マイルからの交換になるため、3,000マイル(=1,500ポイント)以下のポイントへの交換はできない点に注意が必要です。そのため、交換するポイント数は必要最低限にすることをおすすめします。
楽天ポイントからJALマイルへの交換方法
楽天ポイントからJALマイルへの交換方法は次のとおりです。
STEP.1
楽天ポイント特典ページよりJMBお客様番号と楽天会員IDの紐付け登録を行う(初回限定)
STEP.2
JMB会員ページにログインする
STEP.3
交換ポイント数を入力する
STEP.4
入力内容を確認して申請する
交換申請からマイル登録までには、約1週間から10日かかります。
楽天カードを使って効率よくマイルを貯めるメリット
楽天カードを使ってマイルを貯めるメリットは次のとおりです。
マイルを貯めるメリット
- 還元率がよい
- マイル移行手数料が無料
- クレジットカードの年会費が無料
- 楽天カードの優待・付帯サービスが受けられる
楽天ポイントからマイルに交換する際の還元率はそれほど高くありません。しかし、それでもマイルを貯める決め手となるのは、楽天カードのポイント還元率です。
年会費無料の他社カードに比べると、ポイント還元率が高く設定されているため、後述しますがマイルの還元率が低くても結果的にもらえるマイルの数が増えることもあります。また、楽天カードはマイルを貯めやすいうえに、優待・付帯サービスが受けられる点もカードを使うメリットとして挙げられるでしょう。
マイル還元率の低さを補うポイント還元率
下記の表のとおり、楽天ポイントのマイル還元率は、残念ながら無料のクレジットカードのなかでも高いとはいえません。マイル還元率が高いクレジットカードはほかにもありますが、ここで注目すべきなのはポイント還元率。マイル還元率の低いデメリットがあったとしても、高いポイント還元率であればデメリットを帳消しにできるからです。
なお、マイル還元率はANAの公式サイトを参照しています。
カード名 | マイル還元率 | ポイント還元率 | ポイント名 |
---|---|---|---|
楽天カード | 0.5% | 1.0%~3.0% | 楽天ポイント |
JCBカード | 3.0% | 0.1%~1.0% | Oki Dokiポイント |
Oricoカード | 0.6% | 1.0%~2.0%※ | オリコポイント |
エポスカード | 0.5% | 0.5% | エポスポイント |
セゾンカード | 3.0% | 0.5% | 永久不滅ポイント |
※入会から6か月間は還元率が2.0%
上記のなかでポイント還元率は、楽天市場が最も高い3.0%です。これはキャンペーン等ではなく、楽天市場の買い物を楽天カードで行った場合の還元率であるため、この条件を満たせばいつでも3.0%の還元が受けられます。一方、ほかのクレジットカードのポイント還元率は0.5%から2.0%です。
たとえば10,000円の買い物をした際に得られるポイントは、楽天カードの場合300ポイントです。しかし、ポイント還元率1.0%のOricoカードでは、100ポイントしかもらえません。
ここからマイル換算すると、楽天カードの場合は15マイルもらえることになりますが、Oricoカードでもらえるマイルは6マイルです。そのため、ポイント還元率を考慮したマイル還元率でいうと、楽天カードは「還元率がよい」ことになります。
マイル移行手数料が無料
楽天ポイントをマイルに変換する際には手数料がかかりません。他の多くのカードでも手数料が無料なケースもありますが、カードの種類やマイル移行のコースによっては年間手数料が発生することもあります。
たとえばJCBカードの場合、ANA JCB一般カードなどの対象カードで「マイル自動移行コース10マイル」を選択すると、年間5,500円(税込)の手数料がかかります。他にもダイナースクラブカードでは、年間参加料として6,480円(税込)の手数料が発生するため、元は取れるかどうかの注意が必要です。
楽天カードはマイルの移行手数料が無料であるため、損益分岐点を計算する必要がありません。そのため、特に損益分岐点の計算が面倒な人におすすめです。
クレジットカードの年会費が無料
マイルの還元率だけを考えた場合、結論として最適なクレジットカードは航空会社が発行しているカードになります。しかし還元率は1.5%程度と高還元が期待できる反面、5,000円以上の年会費がかかってきます。一方、マイル還元率は航空会社のクレジットカードや他のクレジットカードに劣りますが、楽天カードは年会費が無料です。無料にもかかわらず、0.5%の還元が受けられるのです。
楽天カードであれば、航空会社が発行するクレジットカードで還元されるマイルの3分の1をタダで取得できます。極力費用を発生させずに賢くマイルを貯めたいのであれば、楽天カードはおすすめです。
楽天カードの優待・付帯サービスが受けられる
楽天カードに加入すると、下記の優待・付帯サービスを受けられます。
優待・付帯サービス名 | 概要 |
---|---|
セキュリティ対策 | 不正検知システム、本人認証サービス |
海外旅行トラブルサポート | 海外緊急サービス、紛失・盗難対応 |
海外旅行時の優待サービス | 海外レンタカー10%オフ、手荷物宅配優待サービス、 楽天カード会員様 専用ハワイラウンジの無料利用 |
各種保険 | カード盗難保険、海外旅行傷害保険 |
お知らせ | カード利用のお知らせメール |
楽天カードは、セキュリティ面がしっかりしているため、はじめてクレジットカードを持つ人におすすめのカードです。また、海外旅行で利用できる優待・サポートが充実していることから、海外旅行をよくする人にもおすすめです。
楽天カードを使ってマイルを貯めるデメリット
マイルを貯めるのに楽天カードを使う場合、下記のようなデメリットがあることも留意しておかなくてはいけません。
マイルを貯めるデメリット
- マイル交換できないポイントがある
- ボーナスマイルや継続マイルの対象外になる
ポイントは獲得方法によって、マイルに変換できるかどうかが決まります。たとえば、キャンペーンなどで一時的に上がった還元率により獲得した、期間限定ポイントはマイルに交換できません。
また、ANAが自社カードを対象に行っているボーナスマイルや継続マイルの対象からは外れます。ボーナスマイルは最大50%積算されるため、これの対象外となるのはデメリットです。
マイル交換できないポイントがある
先にも紹介していますが、楽天ポイントのなかでもマイルに交換できないポイントがあります。マイル交換できない楽天ポイントは下記の2種類です。
楽天ポイントの種類 | 概要 |
---|---|
期間限定ポイント | キャンペーンなどで取得した有効期限のあるポイント |
提携先から交換したポイント | JCBカード、DCカードなどの提携企業および楽天証券などの楽天グループから交換したポイント |
これら方法で獲得したポイントは、マイルに交換できません。たとえば総保有ポイントが5,500ポイントあるとして、そのうち2,000ポイントは上記の交換対象外ポイントである場合、マイル交換できるのは残りの3,500ポイントです。
「総保有ポイント=マイル交換可能ポイント」というわけではないことを留意しておきましょう。なお、これはANAであってもJALであっても同じです。
ボーナスマイルや継続マイルの対象外になる
ボーナスマイル・継続マイルとは、ANAカードに付与されるマイルのことです。ボーナスマイルはANAカードの種類別に設定されている積算率に応じて、フライトマイルとは別にもらえるマイルのことです。ボーナスマイルは入会時や会員継続時にももらえます。この継続の際にもらえるマイルが継続マイルです。
これらのマイルは、ANAカードによる優待であるため、当然のことながら楽天カードには適用されません。ボーナスマイルはANAカードの種類によって最大50%も積算されるため、飛行機によく乗る人にとってこの優待を受けられないのはデメリットといえるでしょう。
楽天カードの種類を比較
楽天カードとひと言でいっても、下記のようにさまざまな種類があります。それぞれの違いがあるため、自身に最適な1枚を選択するためにも違いを知ったうえで検討しましょう。
カード | 楽天カード | 楽天PINKカード | 楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード |
---|---|---|---|---|
申込資格 | 18歳以上の方(高校生含む) | 原則20歳以上の 安定収入のある方 | ||
年会費 | 本会員:無料 家族会員:無料 | 本会員:2,200円(税込) 家族会員:550円(税込)/人 | 本会員:11,000円(税込) 家族会員:550円(税込)/人 | |
ポイント 還元率 | 1.0%~3.0% | |||
国際ブランド | ||||
発行スピード | 約1週間~10日前後 | |||
利用限度額 | 最高100万円 | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 | |
ETC年会費 | 550円(税込) | 無料 | ||
電子マネー | ||||
旅行傷害保険 | 海外旅行で最高2,000万円補償利用付帯 | 国内・海外旅行で最高5,000万円補償利用付帯 | ||
連携可能な経費計算システム | freee マネーフォワード 弥生会計 など | - |
※会員ランクがダイヤモンド会員・プラチナ会員の方は年会費無料
楽天カードと楽天PINKカードの機能面はほぼ同じです。しかし、女性向けの楽天PINKカードでは、 女性のための保険やPINKカードだけが付けられる優待サービスなど、楽天PINKカード会員限定のカスタマイズ特典を用意しています。月々330円(税込)から追加が可能なため、これらのサービスに加入したい、優待を受けたい場合は、楽天カードよりも楽天PINKカードを選ぶのがおすすめです。
楽天プレミアムカードになると、国内外の旅行の際に最高5,000万円の補償が付帯します。また、国内外の空港ラウンジが利用できるため、旅行や出張で国内はもちろん、世界中を飛び回るという人に適しています。
一方、楽天ゴールドカードは年会費2,200円(税込)とリーズナブルにゴールドカードを持てますが、楽天プレミアムほどの優待・特典は付帯しません。旅行傷害保険は海外のみ対象で、国内は対象外。ラウンジの無料利用は逆で、国内のみが対象です。利用可能な回数も年間2回までであることも考えると、楽天ゴールドカードは年1回から2回程度の頻度で旅行や出張をする人におすすめです。
楽天カードでお得にマイルを貯めたいなら「楽天ANAマイレージクラブカード」もおすすめ
楽天カードでお得にマイルを貯めたいのであれば、楽天ANAマイレージクラブカードもおすすめです。楽天ANAマイレージクラブカードとは、「楽天カード」、「楽天Edy」、「楽天ポイント」、「ANAマイレージクラブ」の4つの機能が付帯したカードのこと。年会費などの詳細は次のとおりです。
年会費 | 本会員:初年度無料※ 家族会員:無料※1 |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0%~3.0% |
国際ブランド | Visa、Mastercard®、JCB |
電子マネー | 楽天Edy |
発行スピード | 約1週間~10日前後 |
限度額 | 最高100万円 |
ETC年会費 | 550円(税込)※2 |
追加カード | ETCカード 家族カード |
マイレージ還元率(最大) | 0.5% |
旅行保険 | 海外旅行で最高2,000万円補償利用付帯 |
ポイント名 | 楽天ポイントもしくはANAマイル |
※2年目移行は年間1回以上の利用で無料。年間0回の場合は、550円(税込)
※1 最大2枚まで
※2 会員ランクがダイヤモンド会員・プラチナ会員の方は無料
注目ポイント
- 4つの機能を1枚のカードで使える
- 楽天ポイントコース・ANAマイルコースが選べる
- ANA国内線搭乗手続きをパスできることがある
先述のとおり、楽天ANAマイレージクラブカードには4つの機能が付帯しています。そのため、わざわざクレジットカードとは別に、楽天ポイントカードやANAマイレージクラブカードを発行・保有する必要はありません。
楽天ANAマイレージクラブカードは、クレジットカード利用分をANAマイルまたは楽天ポイントのどちらに変換するかを選択可能。楽天カードでマイルを貯めるには「楽天ポイントを貯める→ANAマイルに変換する」手間が発生します。しかし、楽天ANAマイレージクラブカードでANAマイルコースを選択すれば、直接マイルを貯められます。なお、選択コースは楽天e-Naviで簡単に変更可能です。
また、楽天ANAマイレージクラブカードを持っていれば、面倒な搭乗手続きをパスできる「スキップサービス」の利用が可能です。ANA国内線の利用に限られますが、搭乗手続きなしで保安検査場に直接行けるため、搭乗までの時間を節約できます。
【楽天ANAマイレージクラブカードがおすすめの人】
- ANA国内線をよく利用する人
- マイル交換の手間をかけたくない人
- 複数のカードを持ちたくない人
楽天カードと楽天ANAマイレージクラブカードは2枚持ちできない
たとえば楽天カードをショッピング用に、楽天ANAマイレージクラブカードをANAマイル貯留用に、2枚持ちを考えている場合は注意が必要です。なぜなら楽天ANAマイレージクラブカードは、どのような組み合わせであったとしても他の楽天カードとの2枚持ちはできないからです。
そのため、すでに楽天カードを持っていて、楽天ANAマイレージクラブカードを持ちたい場合は、楽天カードから切り替えることになります。切り替えは楽天e-Naviから可能。ただし、切り替え手数料として、1,100円(税込)がかかります。
まとめ
楽天カードはポイント還元率が高いため、結果的にマイル還元率も高くなる傾向にあります。そのため、楽天カードはマイルを貯めやすいカードといえるでしょう。さらに50ポイントからマイルに交換可能なため、マイルを貯めやすく、使いやすいカードともいえます。
普段から楽天カードを使用し、ポイントを貯めているけど使い道がないという人は、マイルに交換することも検討してみましょう。ポイント数によっては、片道分の航空券を購入できることもあるため、お得に旅を楽しめるでしょう。