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NTTファイナンスBizカードはポイント還元率が魅力!特徴や審査基準を全解説

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法人カード

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NTTファイナンス Bizカードは、法人代表者や個人事業主を対象としたビジネスカードです。

ポイント還元率が高くポイント交換方法も豊富なので、使用頻度が高い人に向いています。

また、ビジネスシーンで使える付帯サービスも充実しており、導入することでより仕事がしやすい環境が作れます。

この記事ではNTTファイナンス Bizカードをより詳しく、下記に分けて全解説します。

本記事のポイント

    どのようなビジネスカードを使用しようか迷っている人やNTTファイナンス Bizカードについて知りたい人は、ぜひチェックしてみてください。 

    岩田昭男

    岩田昭男 / 消費生活ジャーナリスト

    日本でのクレジットカードの黎明期から取材を始めてとうとうキャッシュレスの時代までやってきました。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済、ウエアラブル決済など次々と新しいツールが出てきては消えていきますが、これからもその浮沈を見つめつつ上手な利用方法をアドバイスしていきたいと思います。
    【専門家の解説】

    法人カードでありながら、年会費無料とポイント還元率の高さを売りにして成功しているカード。
    年会費は永年無料で、しかも、ポイント還元率は1%と高いので、一般のカードとしても十分に通用します。

    長い間人気を保っているのは、NTTという看板もあるが、この一般カード的な装いが受けているからではないでしょうか。

    なかでも、見逃せないのがポイントの利用範囲の広さ
    貯めたポイントは、ポイント移行だけでなく、キャッシュバック、ギフトカード、電子ギフト、カタログギフト、景品などから交換先を選べます。

    しかし、私の経験からいうと、法人カードは個人カードとは目的が少々違っています。
    例えば交換する景品ですが、自分だけで得しようという気持ちではいけません。
    あくまで会社の役に立つ景品を選ばなくてはならない。
    それで社員は悩む訳ですが、その思いにスムーズに答えてくれるのがこのカードです。

    ポイント交換先にギフトカードやカタログギフトがいくつかあるので、取引先への贈り物や冠婚葬祭のお礼にも使うことができます。
    また、カタログギフトからは同僚や部下達と休憩時間につまむスナックなどを選ぶこともできます。

    さらに、福利厚生のサービスは官公庁で採用されているベネフィット・ステーションと提携して、約140万件以上の優待サービスを用意、健康やスキルアップをサポートするサービスからレジャー施設の優待まで提供できます。
    法人カードの場合は、社員に配る使用者カードを使えば、わざわざ自社で福利厚生を検討する必要はなくなります。これは大きな経費削減になります。

    それに追い風になっているのが最近の法人カードの変質。
    これまではお堅い一辺倒だった法人カードでしたが、個人事業主がスタートアップ起業を立ち上げだしたので、一般カードのようなビジネスカードが求められるようになってきました。
    このカードに時代が近づいてきたということです。

    他の法人カードについては、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。

    岩田昭男さん
    岩田昭男さん

    消費生活ジャーナリスト
    株式会社岩田昭男事務所

    SNSYouTubeFacebook

    1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。

    主力はクレジットカード&電子マネーの研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。

    主な著書としては、

    Suica一人勝ちの秘密」(中経出版・現カドカワ)
    「信用力」格差社会」(東洋経済新報社)
    信用偏差値」(文春新書)
    クレジットカード・サバイバル戦争」(ダイヤモンド社)
    「ドコモが銀行になる日」(PHP)
    キャッシュレス覇権戦争」(NHK出版)
    また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。

    ウエブは、「岩田昭男の上級カード道場」、まぐまぐでメルマガを毎月二回発行。

    2021年からYouTubeチャンネル「岩田昭男のキャッシュレス道場」オープン。

    趣味は「猫」と「キートン」

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    NTTファイナンス BizカードはNTTファイナンスが発行するビジネスカード

    「NTTファイナンス Bizカード」は、金融、決済サービスを展開しているNTTファイナンス株式会社が発行しているビジネス向けのクレジットカードです。

    個人事業主と法人代表者が対象となっており、「Web明細編集サービス」や「福利厚生優待サービス」などビジネスシーンで役に立つ付帯サービスが充実しています。

    ビジネスカードを使うことで私用、公用といったお金の区別がしやすくなるだけでなく、経費管理が一本化でき楽になったり振込手数料が削減できたりと経費管理面でもメリットが多いところが特徴です。

    NTTファイナンス Bizカードの概要が分かったところで、次の章では大きな魅力となるポイントサービスについてご紹介します。

    NTTファイナンス Bizカードはポイントが利用しやすい

    ここでは、NTTファイナンス Bizカードの大きな特徴である、ポイントサービスについてご紹介します。

    通常のショッピングでの還元率は1%

    NTTファイナンス Bizカードを使い買い物をすると、常時1%のポイントが貯まります。

    例えば、1,000円の買い物をしたとすると10ポイント、10,000円買い物をしたとすると100ポイント溜まるので、使用頻度が高ければ短時間でもどんどんポイントが貯められるでしょう。

    通常、ビジネスカードのポイント還元率は0.4%~1%未満が多いため、常時1%還元は高還元率となりお得に利用できるところが大きな魅力です。

    ポイントの利用方法が多彩に揃っている

    NTTファイナンス Bizカードはただポイントを貯めるだけでなく、貯めたポイントが有効活用できるところも大きな特徴です。

    ポイントの有効期限は2年間、1ポイントは1円相当となります。

    ポイントの利用については下記の6つの方法から自由に選択可能です。

    1. キャッシュバック
      10,000ポイントで10,000円分として、カードの請求金額に充当できる。
    2. ギフトカード
      VJAギフトカードや図書カード、QUOカードなどのギフトカードと交換できる。
    3. 電子ギフト
      Amazonギフト券やnanacoギフト券、Edyギフト券など使用したい電子ギフトと交換できる。
    4. カタログギフト
      ポイント数に応じたカタログギフトの中から、好きな商品と交換できる
    5. ポイント移行
      スターバックスカードポイントやTポイント、ポンタポイントなどに移行できる。
      ANAマイルにも移行できるが、最低10,000ポイントからで交換レートは10,000ポイント=4,000マイルとなっている。
      マイル移行には6~8週間ほどかかるので、前もって準備をする必要がある。
    6. 景品
      筆記用具や家電製品など多種多様な景品から選択でき、ポイントに応じて交換できる。

    基本的に10,000ポイントから交換できるものが多いです。

    現在のポイント数は利用明細やウェブ上の会員専用ページから手軽に確認できるようになっています。

    NTTファイナンス Bizカードならではのポイントシステムが把握できたところで、他の魅力的な付帯サービスもチェックしてみましょう。

    NTTファイナンス Bizカードならではの付帯サービス

    NTTファイナンス Bizカードの魅力は、ポイントシステムだけではありません。

    ここからは、NTTファイナンス Bizカードを利用することで使えるお得な付帯サービスを紹介します。

    ビジネスシーンで使える「Web明細編集サービス」

    NTTファイナンス Bizカードには「Web明細編集サービス」が付帯しており、複雑な経費管理を簡略化することが叶います。

    Web明細編集サービスを使えばいつでも経費状態を確認することができるので、資金繰りをチェックしたいときや長期的な計画を立てたいときに便利です。

    過去データはPDFやCSVで保存可能で、必要なときにすぐに見返すことができます。

    また、メモ機能が備わっているため忙しいときでも
    「何のために使った費用なのか」
    「いつの仕事に反映されるのか」
    など残しておけば、後々混乱することもありません。

    法人の場合は、法人代表者の他にWeb担当者にも編集権限を与えることができ、管理しやすくなっています。

    福利厚生が優待価格で「ベネフィット・ステーション」

    自身や社員の福利厚生として活用できる「ベネフィット・ステーション」が優待価格で使えるようになります。

    2019年4月時点で140万件以上の優待サービスが用意されており、健康やスキルアップをサポートするサービスから余暇を満喫できるレジャー施設の優待サービスまで多種多様

    利用者が使ってみたいサービスを選択できるようになっています。

    法人カードの場合、社員に配布する使用者カードを活用すれば、わざわざ自社で福利厚生を検討する必要がなくなりとても便利です。

    出張時の海外損害保険が手厚い

    出張で海外に行くことが多い場合も考慮し、万が一に備えた補償やサービスが揃っているところも嬉しいポイントです。

    主に下記の4つの付帯サービスが用意されています。

    付帯サービス

    1. カード盗難保険
      カードの盗難、紛失に遭った場合、第三者に不正利用されても連絡をした日から60日前以降の被害額を負担してくれる。
    2. 海外・国内旅行傷害保険
      ゴールドカードの場合は最大1億円レギュラーカードでも最高2,000万円の傷害補償が付帯している。
    3. 海外アシスタンスサービス(ゴールドカードのみ)
      出張先や旅行先の情報提供や、現地で緊急事態に遭遇したときのアドバイスを日本語で受けることが可能。
    4. ラウンジ利用サービス(ゴールドカードのみ)
      国内の主要空港にある「ゴールドカード専用ラウンジ」やハワイホノルルにある専用ラウンジを無料で使える。

    海外出張をより快適に、そしてより安全に楽しめるサービスが揃っているため、出張の頻度が多い人にもおすすめです。

    VisaビジネスオファーやAmazon Businessが利用できる

    ビジネスシーンで役立つ「Visaビジネスオファー」や「Amazon Business」が付帯されており、登録することで利用できるようになります。

    Amazon Businessは、お得な法人価格での商品の購入や迅速な発送サービスを選択できるところが特徴です。

    1つのアカウントをチーム共有し承認制にすることもできるため、無駄なコストを抑え効率よく業務ができる仕組みが作れます。

    Visaビジネスオファーは、NTTファイナンス Bizカードの国際ブランドが「Visa」ということもあり使用できる付帯サービスです。

    ビジネスツールオフィス用品の優待提供ホテルや旅行の割引など幅広いサービスが揃っているので、用途に合わせて活用できます

    このように、ビジネスシーンに寄り添う付帯サービスが揃っているところも注目すべきところでしょう。

    NTTファイナンス Bizカードの魅力的な付帯サービスが理解できたところで、実際に審査を受けるときの基準をご紹介します。

    NTTファイナンス Bizカードの審査基準

    NTTファイナンス Bizカードの審査基準は、法人として申し込みをするか個人事業主として申し込みをするのかにより異なります。

    ここでは、それぞれの審査基準をご紹介します。

    岩田昭男

    岩田昭男 / 消費生活ジャーナリスト

    日本でのクレジットカードの黎明期から取材を始めてとうとうキャッシュレスの時代までやってきました。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済、ウエアラブル決済など次々と新しいツールが出てきては消えていきますが、これからもその浮沈を見つめつつ上手な利用方法をアドバイスしていきたいと思います。
    【専門家の解説】

    気をつけたいのは、法人カードと個人事業主のビジネスカードでは、審査、申し込み方法で大きな違いがあることです。

    まず法人カードはこれまでのように様々な書類を用意して、郵送でのやりとりとなりますから決定までにかなりの時間がかかります。

    それに比べてこのカードのようなビジネスカードはオンラインの本人確認が中心で書類はほとんど必要ありませんからスピーディーに入会することができます。

    個人事業主であることが証明できればすぐにもカードはもらえるでしょう。

    個人事業主の審査基準

    個人事業主向けのNTTファイナンス Bizカード for ownersは、個人事業主で満20歳以上なら誰でも申し込みができます。

    申し込み時に必要な書類は、パスポートや運転免許証などの「本人確認書類」と「補完書類」です。

    補完書類は本人確認書類と申し込み書の本社所在地、自宅住所が異なる場合のみ必要で、納税証明書や公共料金領収書など住所確認ができるものを添付します。

    本人確認書類と引き落としができる個人口座の準備ができていれば、オンライン上から簡単に申し込みが可能です。

    決算書などの提出が不要なので、開業したばかりの人でも挑戦しやすいビジネスカードだと言えるでしょう。

    法人代表者の審査基準

    法人向けのNTTファイナンス Bizカードは、満20歳以上の法人代表者の人が申し込み対象となります。

    法人向けの場合は申し込み時に連帯保証人の記入が必要となるため、一気にハードルが上がります。

    申し込み時には6ヶ月以内の「登記事項証明書」と「本人確認書類」、そして個人事業主と同様に場合によっては「補完書類」が必要です。

    また、法人の場合はオンラインでの受け付けを行っておらず、入会申込書を資料請求し必要書類と入会申込書を返送し審査結果を待つことになります。

    法人代表者のカード発行ができれば、場合に応じて社員用の使用者カードをプラスすることが可能です(別途申込が必要) 。

    連帯保証人が必要な点やオンライン上での受け付けをしていない点からも、個人事業主より細かな審査をされていると考えられるでしょう。

    NTTファイナンス Bizカードを発行する際の個人事業主と法人代表者の提出書類や審査基準が分かったところで、最後にNTTファイナンス Bizカードの種類についてご紹介します。

    NTTファイナンス Bizカードの種類比較

    NTTファイナンス Bizカードには「レギュラーカード」と「ゴールドカード」の2種類があります。

    最後に、2種類のカードの違いをご紹介するので、検討するときの参考にしてみてください。

    年会費無料のコスパ重視カード「レギュラーカード」

    ランニングコストを抑えたい人に向いているのが「レギュラーカード」です。

    代表者の年会費が無料なだけでなく、追加できる使用者カードの年会費も無料なので導入費用がかかりません。

    ゴールドカードとの違いは、ETCカードの年会費や明細発行に手数料がかかる点、空港ラウンジが利用できない点ですが、これらのサービスを使わない場合はレギュラーカードでも充分でしょう。

    先ほどご紹介した付帯サービスを存分に利用できるため、ビジネスカードを導入し仕事のしやすい環境を作りたいという場合にもおすすめです。

    レギュラーカードにはないワンランク上のサービスも「ゴールドカード」

    レギュラーカードよりも手厚いサービスや補償が欲しい場合は、ワンランク上の「ゴールドカード」がピッタリです。

    年会費は個人事業主、法人代表者ともに11,000円(税込)、使用者カードは1枚あたり年会費2,200円(税込)となっています。

    レギュラーカードとの一番大きな違いは、海外旅行傷害保険額やショッピング保険額が高く設定されており、万が一のときの補償を充実させられるところです。

    他にも、空港ラウンジを無料利用できたり、ETCカードを無料で付帯できたりするのも、ゴールドカードならでは。

    出張が多くレギュラーカードよりも手厚いサービスや補償が欲しいという場合に、選んでみて欲しい1枚です。

    まとめ

    NTTファイナンス Bizカードは、個人事業主や法人代表者向けのビジネスカードです。

    ビジネスシーンを彩る付帯サービスが用意されており、導入することで経理管理や出張備品の購入などがより低コストで効率よくできるようになります。

    また、ポイント還元率が1%と高いところも大きな特徴で、NTTファイナンス Bizカードに支払いを一本化するとどんどんポイントが貯まり経費やギフト券、ANAマイルと交換できるところも魅力的。

    レギュラーカードとゴールドカードの2種類が用意されているので、ぜひ導入を検討してみてください。

    NTTファイナンス Bizカードの評判

    良い評判としては、年会費無料でありながらポイントが貯まりやすい点が特にユーザーから好評です。Web明細編集サービスを利用することで経費計算が楽になるといったメリットも挙げられていますね。

    一方ユーザーが気になっている点としては、ポイントの交換先への物足りなさや、発行までのスピードが気になるユーザーもいるようでした。

    ユーザーから好評な点

    • ポイントが貯まりやすい(26歳男性/法人)
    • レギュラーカードの年会費無料とポイント還元率が1%である点が気に入っています(42歳男性/個人事業主)
    • Web明細編集サービスがあるので経費計算が楽になる(32歳男性/法人)

    ユーザーが気になっている点

    • ポイントの交換先が増えると嬉しい(32歳男性/個人事業主)
    • 申し込みから発行までが遅いので、もう少しスピーディーにしたほうが良い(33歳男性/法人)

    NTTファイナンス Bizカードの口コミ (12件)

    本記事の編集者について

    イーデス編集部

    イーデス編集部

    専門知識がないと難しい金融商品を、正確で詳しく、わかりやすく伝えるために、記事企画・推敲・構成・編集・情報の更新を行っております。

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