三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)は法人代表者&個人事業主必見ビジネスプラチナカード
最終更新日:

『イーデス』は、複数の企業と提携し情報を提供しており、当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、各企業から報酬を受け取ることがあります。ただし当サイト内のランキングや商品の評価に関して、提携の有無や報酬の有無が影響を及ぼすことはございません。
また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。※提携機関一覧
三井住友カードが発行しているビジネスカードのなかでもっともステータスが高いカードが、三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)です。
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)とは何なのかや、持つことでのメリットやデメリットについて興味がある、詳しく知りたいと思っていませんか?
この記事では三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)の概要やメリット、デメリットと合わせて、他のランクの三井住友ビジネスカード for Ownersとの違いについても解説していきます。
ポイント還元率、旅行傷害保険の内容や、他のビジネスカードとの違いについても詳しくご紹介します。記事を読み進めることで、自分が三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)を持つべきかどうか判断できるようになります。
他の法人プラチナカードについては、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。
気になる内容をタップ
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ) の概要をカンタンに解説
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)とは、三井住友カードが発行している経営者専用のプラチナカードで、国際ブランドはVisaとMastercard®があります。
ビジネスカードかつプラチナカードなので、申し込み資格は、満30歳以上の個人事業主もしくは法人代表者の方に限られています。
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)を持つことで、ビジネスカードとしてのサービスと、プラチナカードとしてのサービス両方を受けられます。
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ) の年会費
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ) の年会費は、下記の通りです。
本会員 | 55,000円(税込) |
---|---|
パートナー会員1名につき | 5,500円(税込) |
他の三井住友ビジネスカード for Ownersの年会費は、
- ゴールドカード:11,000円(税込)
- クラシックカード:1,375円(税込)
なので、群を抜いて高額な年会費です。
年会費が高額な分サービスも群を抜いて充実しているのが大きな特徴です。
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)のポイント還元率
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)のポイント還元率は基本的には0.5%ですが、前年度の利用額が大きい場合はボーナスポイントをもらえるので、還元率が上がります。(※)
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
さらに、6ヵ月間のカード利用額合計が50万円以上になると、三井住友カードVJAギフトカードをもらえる特典もあります。
合計利用額の0.5%相当額(2,000円以上最高30,000円まで)のギフトカードを、5月と11月の年2回もらえます。
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)のポイントシステムであるVポイントは、毎月の利用金額の合計額200円につき1ポイント貯まります。
さらに、前年度のクレジットカードの利用額に応じてボーナスポイントをもらえます。
前年度のカード利用額 | 今年度の買い物とボーナスポイント |
---|---|
50万円~100万円未満 | 50万円で100ポイント 以降10万円ごとに20ポイント |
100万円~300万円未満 | 50万円で150ポイント 以降10万円ごとに30ポイント |
300万円~ | 50万円で300ポイント 以降10万円ごとに60ポイント |
例えば100万円利用した人がもらえるポイントは下記のようになります。
- 利用額に応じたポイント:1,000ポイント
- ボーナスポイント:前年度の利用額に応じて0ポイント~600ポイント
- 合計:1,000~1,600ポイント
1ポイントは最高1円相当であることより、上記のポイントは5,000~8,000円相当となるため、ポイント還元率は通常は0.5%ですが、最高0.8%まで上がります。
キャッシングリボが利用可能
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)は、個人事業主であれば、利用額を設定することでキャッシングリボを利用可能です。利用枠の設定はカードの申し込みと同時または後日申し込みすることで可能です。
申し込みには、
- 確定申告書B第一表(控え)
- 青色申告決算書(控え1ページ目)または収支内訳書(控え1ページ目)
の提出が必要なので、少し時間がかかることがあります。
利用枠は0~100万円なので、急に事業用資金が必要になった時に便利です。
ただし、金利が15.0%と、5%前後の銀行の無担保ローンに比べるとかなり高額なため、常に使うのではなく、一時的に資金調達が必要な時のみ利用するのがおすすめです。
限度額は200万円~500万円
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)の利用限度額は200万円~500万円とかなり高額です。
クレジットカードの審査に通過すれば無担保で利用できるというのは、経営者にとって大きなメリットです。
他のクラスの三井住友ビジネスカード for Ownersの限度額は下記のようになっています。
ゴールド | 50~200万円 |
---|---|
クラシック | 10~80万円 |
プラチナカードを持つような経営者であれば、毎月の経費が100万円を超えるような事業規模の人も少なくないでしょう。
利用してから引き落としまで1~2ヵ月ほどかかることを考えても、限度額200万円~500万円というのは経営者にとって必要な金額です。
このように、三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)は、高額な年会費のビジネスカードですが、ポイント還元率はそう高くありません。
その代わり、事業資金などに利用できる金額が大きく心強いといえます。
次の章では、三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)のメリットをご紹介していきます。
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ) のメリット

三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)には、審査や経費、資金繰りに関して、ビジネスカードならではのメリットが充実しています。
どのようなメリットがあるのかを具体的にご紹介していきます。
審査に登記簿謄本や決算書は不用
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)を申し込む時、代表者本人の免許証などの確認資料のみを提出すればいいので、登録簿謄本や決算書は不要です。
登録簿謄本や決算書が不要であることで、他社のビジネスカードを作るときにかかってしまう手間や時間を省略できるため、迅速に手続きできるのは大きなメリットです。
経費の管理をしやすくする
経費の支払いを三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)にまとめることで、経費の管理が効率的になります。
例えばこんなメリットも
- 請求や振り込みなどの事務処理の減少
- 支払先をカードにまとめることで支払い手数料を削減
- 経費を毎月の明細で一覧で確認することができ全体像を把握しやすくなる など
経費を三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)に一本化することで管理しやすくなり、経費削減にも繋がります。
締め日と支払日が2種類から選べる
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)の締め日と支払い日は、下記の組み合わせから選べます。
- 15日締め翌月10日払い
- 月末締め翌月26日払い
例えば
1月16日に利用したものは
- であれば2月15日締めで3月10日の支払い
- であれば1月31日締めで2月26日の支払いになります。
資金繰りの都合によって選べるので、経営者にとってありがたいメリットです。
このように、三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)は申し込みの書類は少なく済み、届いた後は経営者にとって便利な機能が充実しています。
次の章では、三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)に付帯している、プラチナカードならではのサービスをご紹介していきます。
プラチナならではの充実したサービス

三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)には、プラチナカードならではのプレミアムなサービスが付帯しています。
本会員はもちろん、パートナーカードの会員も、本会員のカードの機能・サービスをそのまま利用可能です。
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)の多彩な付帯サービスを、利用シーンごとにご紹介していきます。
出張で便利
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)は、ビジネスでの出張が多い人のためのサービスが大変充実しています。
国内外の旅行傷害保険が付帯(自動付帯)しているのはもちろんですが、出張が快適になる、下記のようなプラスアルファのサービスが付帯しています。
コンシェルジュサービス
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)のコンシェルジュサービスは、24時間365日対応してくれる、プラチナカードならではのサービスです。
例えば
- 旅行手配
- レストランの手配
- 旅先でのトラブル対応
- チケットの手配
- 必要な情報の提供
上記の対応など多岐にわたって対応してくれるので、プラチナカードとしてのサービスで、一番利用の幅が大きいです。
秘書がいない経営者の人でも、秘書代わりに使えるので便利なサービスといえます。
空港ラウンジサービス
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)を提示すると、三井住友カードの提携ラウンジを本人と同伴者1名が無料で利用可能なので、待ち時間に仕事をしたい場合などに役立ちます。
さらに本会員は、メンバーズセレクションでプライオリティ・パスを選ぶと、プライオリティ・パスの提携ラウンジを利用できるようになります。
それぞれ利用できるラウンジは下記のとおりです。
無料利用 | 利用可能ラウンジ | |
---|---|---|
三井住友カードの提携ラウンジ | 会員+同伴者1名 | 国内主要空港 |
プライオリティ・パスの提携ラウンジ | 本会員のみ | 世界130ヵ国1,000ヵ所以上 |
このように、国内外の空港でラウンジを利用できるため、出張が多い経営者の人にとってメリットが大きいサービスです。
国際線手荷物無料宅配
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)には国際線に搭乗する時、出発・帰国それぞれ、国際線手荷物を2個まで優待で宅配してくれるサービスがあります。
優待の内容は国際ブランドによって異なります。
Mastercard® | 無料 |
---|---|
Visa | 1個500円 |
対象空港:成田、羽田、中部、関空
着替えは自宅へ送って自分は会社へ直行、ということも可能ですし、家族旅行の場合は荷物を2個にまとめることで重い荷物を持たずとも手ぶらで帰れます。
回数制限はないので、海外に行く回数が多ければ多いほどメリットが大きいです。
接待で便利
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)の特典には、接待でも便利に利用できるものがたくさんあります。
いくつか代表的なサービスをご紹介します。
プラチナグルメクーポン ダイニング by 招待日和(Mastercard®限定) | 2名以上のコース料理、会員1名分が無料 |
---|---|
Visaプラチナダイニング(Visa限定) | レストランの割引や優待 |
三井住友太平洋マスターズ招待 | ペア観戦入場券プレゼント 食事券・飲物券・大会記念品提供 |
宝塚歌劇優先販売 | 会員用のSS席優先販売 |
食事やゴルフ・演劇などの優待があらかじめ用意されているので、接待相手の好みに合わせて手配すると喜んでもらえます。
もし好みのものが見つからない時は、コンシェルジュに相談するといくつかの案を提案してくれるので接待でも大変役立ちます。
オフタイムのサービスも充実
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)はビジネスカードですが、オフタイムに役立つサービスも充実しています。
例えば、下記のようなものがあります。
- USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)では1アトラクション同伴者最大4人まで待ち時間なし
- ツアーやホテルの優待
- メンバーズセレクション(名医によるセカンドオピニオンサービス、プライオリティ・パス、上質なアイテムや食の逸品への交換のうちいずれか無料)
オフタイムにプラチナカードのサービスを利用することで、優雅な時間を過ごすことができます。
このように、三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)のプラチナカードのサービスによって、出張・接待・オフタイムとビジネスも生活も豊かになります。
次の章では、デメリットをご紹介しますので、メリットと合わせて把握していきましょう。
先に知っておこう!三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ) のデメリット

三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)は、サービス面では非の打ちどころはありませんが、費用面でのデメリットがありますので、具体的にご紹介していきます。
年会費がかかる
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)は、年会費が高額(50,000円)です。
ポイント還元率もいいとは言えないので、プラチナカードならではの付帯サービスを積極的に活用することがおすすめです。
例えば、旅行や食事、探し物などは全てコンシェルジュに依頼することで、秘書1人分以上の働きをしてくれることもあります。
高額な年会費は一見デメリットですが、たくさん活用することで金額以上のメリットを受けることができます。
メリットとデメリットを踏まえ、次の章では三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)はどのような人におすすめなのかをご説明していきます。
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ) はこのような人におすすめ

三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)は、プラチナカードのサービスを受けられるビジネスカードなので、このような人におすすめです。
プラチナならではの手厚いサービスを求める経営者
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)は、プラチナカードの行き届いたサービスを必要としている会社役員や個人事業主におすすめです。
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)は、ポイントでのメリットは少ないですが、サービスが充実しているため、ポイントでの還元以外のサービスを求める人におすすめといえるからです。
出張や接待が多い経営者
出張や接待が多い経営者は、付帯サービスを活用する機会が多いのでおすすめです。
手配はコンシェルジュ、利用は付帯サービス、支払いは三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)とすることで、サービスをフル活用できるからです。
このように、三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)はサービスを求める人、活用できるようなライフスタイルの人におすすめです。
まとめ
今回の記事では、三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)について解説してきました。ポイントを振り返ります。
7つのポイント
- 三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)はプラチナカードかつビジネスカード
- 年会費は本会員55,000円(税込)、パートナー会員5,500円(税込)
- ポイント還元率は通常0.5%、最高0.8%
- 限度額は200万円~500万円、個人事業主はキャッシングリボ使用可能
- 経費の管理がしやすい
- 申し込みに必要な書類が少ない
- コンシェルジュサービスをはじめ、プラチナカードならではのサービスが充実している
このように、三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)はビジネスカードのメリットとプラチナカードのメリットを兼ね備えたカードです。
今回の記事を読んで自分にとってメリットがあると判断した経営者の方は、是非検討してみてください。
まずはビジネスカードを作ってみたいという人は、こちらのクラシックカードもおすすめです。
本記事の編集者について

イーデス編集部
専門知識がないと難しい金融商品を、正確で詳しく、わかりやすく伝えるために、記事企画・推敲・構成・編集・情報の更新を行っております。