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退職金の運用におすすめの方法は?失敗しないための考え方や活用したい投資信託ランキング

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退職金の運用におすすめの方法は?失敗しないための考え方や活用したい投資信託ランキング
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  • 退職金は運用したほうがいいの?
  • 退職金の運用におすすめの方法は何?

「人生100年時代」といわれる昨今、定年退職はまだまだ人生の半ばであり、その後の生活に向け資産を増やし続ける必要があります。

定年退職や早期退職などの退職金を運用する際、おすすめの方法は以下の3つです。

退職金の運用におすすめの方法

ただし「利益が出そうだ」というイメージだけで、退職金の全額を運用に回すことはおすすめできません。

退職金を運用する場合は、資金の用途を整理して運用方法を考えましょう。

この記事では、退職金の運用におすすめの方法や、失敗しないための考え方を解説します。

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  • ファイナンシャルプランナー

    監修者石原玄紀

    中京大学経済学部卒業後、FP事務所に入社。2005年にはCFPを取得。
    その後、トヨタファイナンシャルサービス証券(現:東海東京証券)、東海東京ウェルス・コンサルティングにて、経営企画や営業、大手税理士法人への出向、富裕層部署の相続コンサルタントとして従事。
    2020年にIFA(独立系金融アドバイザー)「きわみアセットマネジメント」へ初期メンバーとして入社後、2023年に独立。
    中京大学付属中京高校で資産形成に関する授業の実施経験もあり。

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【人生100年時代】退職金を運用するべき3つの理由

人生100年時代、退職金を運用するべき理由は、以下の3点です。

退職金を運用するべき3つの理由

理由①定年退職後の人生は長い

現在の定年退職の年齢は、60歳から65歳に移行しつつあります。

その一方で、男性の平均寿命は81.47歳、女性は87.57歳を示しており、定年退職後の人生が20年以上残されていることを物語っています。
※参考:令和3年簡易生命表の概況|厚生労働省

「老後には2,000万円の貯金が必要」というニュースが話題になったように、退職後の人生を豊かに暮らすためには、豊富な生活資金が必要です。
※参考:金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」

少しでも生活に使えるお金を増やすためにも、退職金の一部だけでも資産運用に回すことを検討しましょう。

理由②年金受給開始までに時間がある

一般的に年金の受給開始時期は65歳とされています。

60歳に定年退職を迎えた場合、多くの人は現役時代に比べ大幅に収入が減少するため、退職金を取り崩しながら生活する必要に迫られるでしょう。

今後長く続く老後の期間を考えれば、少しでも退職金の減りを抑えておきたいところ。

そのためにも全額を貯金するのではなく、資産運用による増加を目指す必要があります。

理由③インフレが進み、物価が上がるおそれがある

近年では、あらゆる分野での物価上昇が話題になっています。

2023年は円安の進行もあり、今後も物価の上昇は継続すると考えられます。

その結果、今まで100円で買えたものが150円以上払わなければいけなくなる時代もやってくるかもしれません。

仮に1,000万円の退職金をもらったとしても、数年後の1,000万円は今と同じ価値を持っていない可能性もあるでしょう。

そんな状況に備えるためにも、資産運用で退職金を少しでも増やしておくとよいでしょう。

退職金運用におすすめの方法3選

退職金を運用する方法の中で、特におすすめできるのは以下の3つです。

退職金運用におすすめの方法3選

それぞれの概要やメリット、デメリットを説明しましょう。

退職金定期(定期預金)

  • 退職者または退職予定者を対象とした特別プランの定期預金
  • 高金利が設定された商品がある
  • 預金金額・期間に上限がある

退職金定期とは、退職者または退職予定者を対象とした特別プランの定期預金です。

一般的な定期預金に比べ、満期までの期間が非常に短くなっていますが、高金利の利息が設定されているのが特徴です。

金利や期間は商品によって異なりますが、一般的に3か月程度の短期間の商品は高金利1年程度の商品ではやや低い金利が設定されています。

また、全額外貨建ての高金利商品など、より投資としての側面が強い商品もあります。

投資色が強くなるほど短期間で大きなリターンを得られる可能性はありますが、一方で為替差損による損失リスクには注意が必要です。

満期前に解約すると特別金利が適用されない場合もあるため、一定期間資金が拘束されるリスクも考えておきましょう。

退職金定期の金利目安

退職金定期の金利目安は、預入期間が3か月なら年2.0~7.0%、1年では年0.2~2.0%程度とされています。

円預金のみで運用する商品は比較的金利が低く、投資信託や外貨預金と組み合わせた商品は高金利になる傾向があります。

預入金額も金利を変える要素のひとつで、預入金額によって金利に段階を設ける商品もあります。

また、金利は低めではあるものの、3か月周期で自動更新する実質期限無しの商品もあるため、拘束してもいい資金と期間を考慮し、預け入れる銀行を検討するとよいでしょう。

投資信託・ETF

  • 投資家から集めた資金を特定のテーマに基づいて運用する金融商品
  • ETFは上場投資信託と呼ばれており、証券市場で取引ができる
  • 1商品で分散投資ができる
  • 比較的安定した値動きをするが、爆発的な価格上昇は期待しにくい

投資信託やETFは、投資家から集めた膨大な資金を専門家が株式や債券などで運用する金融商品です。

「特定の業界の株式でのみ運用」「ある株価指数に連動するように運用」など商品ごとに定められたテーマに基づいた運用が行われます。

投資信託とETFに違いはあるの?

「価格の変動タイミング」や「購入できる金融機関」に違いがあります!

詳しくはETFとは?投資信託との違いやメリット・デメリットを初心者向けに簡単に解説の記事で解説していますので、チェックしてみてください!

どちらも数十~数千の株式・債券などで構成される商品のため、1社の株価の高騰・暴落に価格が大きく左右されない安定性があります。

上昇も下落も比較的緩やかですので、爆発的な価格上昇はあまり期待できないでしょう。

ただし、株価指数の数倍の値動きを目指すレバレッジETF(SOXLなど)は非常に大きな値動きをするため、リスクも考慮に入れた投資が望まれます。

貯蓄型保険

  • 保険と貯蓄の両方の要素を兼ね備えた保険
  • 毎月の保険料が積み立てられ、解約払戻金・満期保険金が受け取れる
  • 掛け捨てに比べて保険料は割高だが、加入期間に応じて払戻金が増額される
  • 早期に解約すると払戻金が減る・なくなる

貯蓄型保険とは、保険と貯蓄の両方の要素を兼ね備えた金融商品です。

払い込んだ保険料が積み立てられ、解約時には解約払戻金、満期後には満期保険金を受け取れます。

掛け捨ての保険に比べると保険料は割高ですが、保険料を払い込んだ期間が長くなればなるほど払い戻し率が上がるため、実質的な保険料を低く抑えられます。

とはいえ、早期に解約するほど払い戻し率は低く、払込期間によっては解約払戻金がなくなるケースもあります。

あくまで長期契約を前提として利用するようにしましょう。

また、保険料は生命保険料控除の対象となりますので、所得税や住民税の節税効果も期待できます。

退職金運用には「終身保険」がおすすめ

貯蓄型保険には以下のような種類があります。

貯蓄型保険

  • 終身保険
  • 養老保険
  • 個人年金保険
  • 学資保険

しかし、「終身保険」を除くこれらの保険の多くは60~65歳までに満期が訪れるため、ほとんどの場合退職金の運用に選ばれる貯蓄型保険は「終身保険」に限定されます。

終身保険は契約後は一生涯死亡保障を受けられる保険です。

貯蓄型の終身保険は一定期間以上保険料を支払い続けると、解約時に保険料の総支払額以上の解約払戻金を受け取れます。

途中解約をしない限り大きなリターンが得られるため、退職金の運用先として非常におすすめです。

退職金の運用で失敗しないためには「資金の色分け」から始める

退職金を運用する前に、以下のように資金を色分けすることから始めるのがおすすめです。

それぞれの資金をある程度イメージした上で運用方法を考えましょう!

資金の色分け①日々の生活資金・緊急予備資金

定年退職後は多くの場合収入が激減するため、退職金を取り崩しながら生活する必要に迫られます。

近い将来に必要になるとわかっている分は運用に回さず、いつでも使えるように手元に置いておきましょう。

普段生活費を預けている銀行口座に預けておくのが無難です。

また、急な出費があったときのために、緊急予備資金も確保しておくと安心です。

これは元本保証のある預貯金として残しておくのが理想的です。

もし投資に回すとしても、元本保証があり短期間で資金の拘束が外れる退職金定期のような投資先を選びましょう。

資金の色分け②3〜5年後に使用する資金

車の購入や家の修繕費、転居費用など3~5年後には使う予定のお金は、元本を減らさない形で確保・運用しておくことが重要です。

円建ての退職金定期や元本保証型の投資信託といった安全性の高い運用を行い、使用する予定の期日までに元本を割り込まないようにしましょう。

資金の色分け③10〜15年後に使用する資金

孫の挙式費用や老人ホームの入居費用など、10年後以降に使う予定のお金は積極的に運用するとよいでしょう。

この資金はある程度長期的な運用に回せますので、海外ETFや米国市場をベンチマークとした投資信託、貯蓄型保険といった運用方法が選択できます。

資金の色分け④投資可能な余剰資金

生活資金や予定されている必要資金を除いた残りのお金が余剰資金です。

こちらの資金は自由に資産運用に使うことができるので、長期運用する商品の追加資金にしたり、より分散投資をするために他の金融商品を買ったりするとよいでしょう。

投資信託・ETFの運用におすすめの証券会社

ここまでの解説を踏まえ、退職金の運用におすすめの証券会社をご紹介します。

投資信託・ETFの運用におすすめの証券会社

①楽天証券

楽天証券のおすすめポイント

  • 投資信託の購入に楽天ポイントが使える
  • 楽天カードでの投資信託購入にポイント還元あり
  • 全ての投資信託、国内ETF173銘柄、米国ETF15銘柄の買付手数料無料

楽天証券はSBI証券に並ぶ国内最大級のネット証券会社です。

2,500本を超える投資信託の買付手数料は一律で無料で、国内ETF194銘柄、米国ETF15銘柄の買付手数料も無料となっています。
※2023年10月25日現在

また、楽天グループの子会社である楽天証券では、楽天ポイントを投資信託の購入に使用できます。

普段の買い物で貯めた楽天ポイントを投資に回せるのは楽天証券だけの大きなメリットです。

※2023年10月25日現在

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②SBI証券

SBI証券のおすすめポイント

  • 投資信託の買付手数料が無料
  • 購入できる投資信託の種類が国内最大級
  • 国内ETF123銘柄、米国ETF10銘柄の買付手数料が無料
    ※国内ETF:2023年9月7日時点/米国ETF:2023年10月25日時点

SBI証券は国内最大級のネット証券会社のひとつです。

選べる投資信託の種類は2,599本と国内最多クラス。その全ての買付手数料が無料であるため、低コストでの投資信託運用が可能です。
※2023年10月25日現在

またETFの運用コストも非常に安く、国内ETFは123銘柄、米国ETFは10銘柄が買付手数料無料のため、手軽かつリターンが大いに期待できるETF投資が可能です。
※国内ETF:2023年9月7日時点/米国ETF:2023年10月25日時点

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よくある質問

退職金の運用にNISAはおすすめ?

A.利益が非課税になるのでおすすめです。

NISAは年間120万円までの株式・ETF・投資信託等で発生した収益が非課税となる制度です。

NISA枠内で運用した金融商品からいくら利益が出ても非課税ですので、高収益を狙えるETFの運用がおすすめです。

退職金の運用を元本確保型商品だけで運用するのはおすすめ?

A.老後資産を減らさずにキープできますが、増やすという点ではおすすめできません。

元本確保型商品は、多くの場合低金利に設定されています。

老後に向けて資金の増加を目指すには十分なリターンは得られないかもしれませんが、すでに十分な老後資金が確保されているようなら、元本を減らさないことを前提とした投資は有効です。

資金を確保しつつ増加を目指すなら、一部を元本確保型商品で運用しつつ、高配当の商品への分散投資を検討してみましょう。

退職金の運用はどこに相談すればいいの?

A.ファイナンシャルプランナーに相談するのがおすすめです。

退職金の運用方法に悩むようなら、ファイナンシャルプランナーへの相談がおすすめです。

銀行などの金融機関はどうしても自社の商品を勧めるため、中立的な意見を求めにくい傾向があります。

その点、独立したファイナンシャルプランナーは中立の立場から資産状況を分析し、今後の運用についてのアドバイスをくれるでしょう。

まとめ

退職金は老後の生活資金となる大切なお金です。

老後資金に2,000万円の貯蓄が必要といわれる現代において、退職金の運用は老後の生活を左右する重要な役割を担っています。

退職金の運用方法は、目的や期間によってさまざまな選択肢があります。

退職金以外の資産によっても適切な運用方法は大きく変わりますので、自分の資産状況にあった運用方法を選びましょう。

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