栄養士におすすめの転職サイト・エージェントを徹底比較|未経験からの転職事情も紹介
最終更新日:
- 編集者

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また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。※提携機関一覧
栄養士が転職を成功させるには、自分に合った転職サービスを選ぶことが大切です。
転職の選択肢を広げたい場合は、転職サイトと転職エージェントを併用して栄養士向けの求人情報を確認するとよいでしょう。
転職エージェントでは転職支援サービスを受けられるため、転職活動に不安がある方にもおすすめです。
栄養士の転職に強い特化型転職サイト・エージェントを比較
サービス名 | サービスの種類 | 対象年齢 | 特徴 | 栄養士向けの求人数 | キャリア相談 | 求人の提案 | スカウト機能 |
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ジョブメドレー | 転職サイト | 全年代 |
| 約11,300件 | ![]() | ![]() | ![]() |
マイナビコメディカル | 転職エージェント | 20代・30代におすすめ |
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栄養士転職ナビ公式サイト | 転職エージェント | 全年代 |
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栄養士人材バンク公式サイト | 転職エージェント | 全年代 |
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doda | 転職サイト・ 転職エージェント | 全年代 |
| 約600件+ 非公開求人 | ![]() | ![]() | ![]() |
リクナビNEXT | 転職サイト | 全年代 |
| 約350件 | ![]() | ![]() | ![]() |
リクルートエージェント | 転職エージェント | 全年代 |
| 約1,000件+ 非公開求人 | ![]() | ![]() | ![]() |
マイナビエージェント | 転職エージェント | 20代・30代におすすめ |
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※2023年11月時点
本記事では、栄養士の転職におすすめの転職サイトと転職エージェントをご紹介します。
未経験からの転職事情や、栄養士のキャリアアップに役立つ資格などについても解説するので、ぜひ参考にしてください。
栄養士への転職を成功させるならdoda!
キャリアアップや年収アップを目指す栄養士の方におすすめの転職エージェントは「」です。
dodaは業界トップクラスの求人数を保有しているため、きっと条件に合った求人が見つかるでしょう。
dodaには求人情報だけでなく、適正年収がわかる「年収査定」や、人気企業に転職できるかがわかる「合格診断」などさまざまなコンテンツがあります。

- (参考元
- doda)
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- 栄養士の転職に強い特化型転職サイト・エージェント
- ジョブメドレー|医療・介護・保育業界の求人が豊富
- マイナビコメディカル|医療・介護職種に特化
- 栄養士転職ナビ|栄養士・調理師の転職支援に特化
- 栄養士人材バンク|マッチング度の高い求人を紹介
- 栄養士の転職におすすめの総合型転職サイト・エージェント
- doda|転職サイトと転職エージェント両方の機能あり
- リクナビNEXT|自由に求人を検索して応募できる
- リクルートエージェント|大手企業の求人が豊富
- マイナビエージェント|業界未経験からの転職支援に強い
- 栄養士の転職成功のための転職エージェント活用術
- ポイント1.カウンセリングの前に希望条件をまとめておく
- ポイント2.担当アドバイザーに転職への熱意を伝える
- ポイント3.推薦書は自分でもチェックする
- ポイント4.質の悪い担当アドバイザーはすぐに変更する
- ポイント5.複数の転職エージェントを併用する
栄養士の転職に強い特化型転職サイト・エージェント
特化型の転職サービスには、効率的に求人をチェックできたり、専門性の高いアドバイスを得られるといったメリットがあります。
ここでは、栄養士の転職におすすめの特化型転職サイトと転職エージェントについて、特徴や求人数をまとめています。
自分に向いているサービスを判断できるので、ぜひ参考にしてください。
栄養士の転職に強い特化型転職サイト・エージェントを比較
サービス名 | サービスの種類 | 対象年齢 | 特徴 | 栄養士・管理栄養士の求人数 | キャリア相談 | 求人の提案 | スカウト機能 |
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ジョブメドレー | 転職サイト | 全年代 |
| 約11,300件 | ![]() | ![]() | ![]() |
マイナビコメディカル | 転職エージェント | 20代・30代におすすめ |
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栄養士転職ナビ公式サイト | 転職エージェント | 全年代 |
| 約3,500件+ 非公開求人 | ![]() | ![]() | ![]() |
栄養士人材バンク公式サイト | 転職エージェント | 全年代 |
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※2023年11月時点
ジョブメドレー|医療・介護・保育業界の求人が豊富

- (引用元
- ジョブメドレー)
ジョブメドレーの利用がおすすめな人
- 医療・介護業界や保育業界の求人を探している
- 経験・スキルに見合ったスカウトを受け取りたい
「」は、医療・介護業界に特化した転職情報サイトです。
管理栄養士・栄養士向けの求人を多く保有しており、介護・福祉事業所、保育園・幼稚園、病院など施設形態も多岐にわたります。
また、ジョブメドレーにはスカウト機能があり、公式サイトには「スカウト経由で応募する場合は内定率が1.7倍になる」と記載されています。
自分では考えつかなかった仕事に出会える可能性もあるので、ぜひスカウトを活用して転職の視野を広げてみましょう。
なお、ジョブメドレーを利用する場合、自分で求人を検索して応募したり、企業と直接やりとりをするなど転職活動を一人で進めなくてはなりません。
そのため、選考対策に不安のない方や、マイペースに転職活動を進めたい方に向いています。
ジョブメドレーの基本情報
運営会社 | 株式会社メドレー |
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公開求人数 | 約11,300件 ※栄養士・管理栄養士のみ |
非公開求人数 | ![]() |
対応地域 | 全国 |
料金 | すべて無料 |
公式サイト |
※2023年11月時点
マイナビコメディカル|医療・介護職種に特化

- (引用元
- マイナビコメディカル)
マイナビコメディカルの利用がおすすめな人
- 医療・介護業界で働きたい
- 求人紹介や選考対策など手厚いサポートを受けたい
「」は、医療・介護業界の転職支援に特化した転職エージェントです。
キャリア相談をはじめ、求人紹介や選考対策などをサポートしてくれるので、転職に不慣れな20~30代の栄養士の方におすすめと言えます。
転職市場を熟知したキャリアアドバイザーのサポートを受けることで、転職の成功率を高められるでしょう。
マイナビコメディカルは、大手ならではの独占求人や好条件の非公開求人なども多く保有しているため、ぜひ登録して求人紹介を受けてみることをおすすめします。
マイナビコメディカル|基本情報
運営会社 | 株式会社マイナビ |
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公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:23年12月時点)
栄養士転職ナビ|栄養士・調理師の転職支援に特化

- (引用元
- 栄養士転職ナビ)
栄養士転職ナビの利用がおすすめな人
- 栄養士・管理栄養士・調理師の資格を活かしたい
- 初心者・ブランクありでもOKの仕事を探している
「栄養士転職ナビ」は、栄養士・調理師専門の転職エージェントです。
業界専門のキャリアコンサルタントが在籍しており、保育園や病院・介護施設などに向けた履歴書の書き方や面接対策など、幅広いサポートが受けられます。
正社員向けの求人がメインですが、扶養内パート・フルタイムパート・派遣といった雇用形態にも対応しているので、柔軟に働きたい主婦の方にもおすすめです。
また、研修や教育体制が充実した施設の求人も多いため、未経験業界に挑戦したい方やブランク明けの方にも仕事が見つかりやすいでしょう。
栄養士転職ナビの基本情報
運営会社 | 株式会社プレアデス |
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公開求人数 | 約3,500件 ※栄養士・管理栄養士のみ |
非公開求人数 | ![]() |
対応地域 | 全国 |
料金 | すべて無料 |
公式サイト | https://eiyoushi-tensyoku.com/ |
※2023年11月時点
栄養士人材バンク|マッチング度の高い求人を紹介

- (引用元
- 栄養士人材バンク)
栄養士人材バンクの利用がおすすめな人
- 応募先の施設の雰囲気・評判を詳しく知りたい
- 希望条件に合った求人だけを効率的に探したい
「栄養士人材バンク」は、管理栄養士・栄養士専門の転職エージェントです。
在籍しているキャリアコンサルタントは常に日々情報収集を行っており、応募先の施設の条件面だけでなく立地や雰囲気・評判など、細かい部分まで熟知しています。
そのため、精度の高いマッチングが可能になり、入社後のミスマッチが起こりにくくなります。
求栄養士人材バンクは、求人紹介のほかにも応募書類に関するアドバイスや面接対策なども行ってくれるので、安心して転職活動を進められるでしょう。
栄養士の転職におすすめの総合型転職サイト・エージェント
ここでは、栄養士の転職に利用したい総合型の転職サイト・転職エージェントについてに、特徴や求人数をまとめています。
総合型のサービスは、幅広い業界・職種の求人を保有しているため、栄養士の資格を活かせる仕事の幅が広がります。
なお、転職サイトと転職エージェントでは、取り扱う求人に違いがあるため、どちらにも登録して求人をチェックするとよいでしょう。
栄養士におすすめの総合型転職サイト・エージェントを比較
サービス名 | サービスの種類 | 対象年齢 | 特徴 | 求人数 | 栄養士向けの求人数 | キャリア相談 | 求人の提案 | スカウト機能 |
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doda | 転職サイト・ 転職エージェント | 全年代 |
| 200,000件以上 (※非公開求人を含む) | 約600件+ 非公開求人 | ![]() | ![]() | ![]() |
リクナビNEXT | 転職サイト | 全年代 |
| 約102,300件 | 約350件 | ![]() | ![]() | ![]() |
リクルートエージェント | 転職エージェント | 全年代 |
| 約407,500件+ 非公開求人 約276,500件 | 約1,000件+ 非公開求人 | ![]() | ![]() | ![]() |
マイナビエージェント | 転職エージェント | 20代・30代におすすめ |
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※2023年11月時点
doda|転職サイトと転職エージェント両方の機能あり
- (引用元
- doda)
「」は、人材業界大手の「パーソルキャリア株式会社」が運営する転職エージェントです。
転職支援を受けられる「エージェントサービス」と、自分自身で自由に求人を検索できる「転職サイト」の両方の機能を持つため、本格的に転職活動を始める前にひとまず情報を収集したい方にもおすすめです。
dodaは、オリコン顧客満足度調査において20代の支持を集めており、「担当者の対応」と「企業との交渉力」を高く評価されています。(参照:ORICON)
サポートが手厚く、とくに面接対策には定評があるため、面接に不安がある方はキャリアアドバイザーに相談するとよいでしょう。
doda|基本情報
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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求人数 | 200,000件以上(非公開求人を含む) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
(最終更新:23年12月時点)
リクナビNEXT|自由に求人を検索して応募できる

- (引用元
- リクナビNEXT)
「」は、「株式会社リクルート」が運営する社会人のための転職サイトです。
さまざま業界・職種の求人を保有しており、数ある転職サイトの中でもトップクラスの求人数を誇ります。
介護施設・病院・保育施設・企業の社員食堂など栄養士向けの求人が充実しているので、どのような求人が掲載されているかチェックしてみましょう。
なお、キャリアアドバイザーによる転職サポートはありませんが、転職エージェントにはない求人が掲載されている点はメリットと言えます。
自分のペースで転職活動を行いたい場合や、転職エージェントに相談する時間がない場合などは、リクナビNEXTを活用して求人を探してみましょう。
リクナビNEXT|基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
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公開求人数 | 約100,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:23年12月時点)
リクルートエージェント|大手企業の求人が豊富

- (引用元
- リクルートエージェント)
「」は、「株式会社リクルート」が運営する大手転職エージェントです。
非公開求人を含めると70万件以上の豊富な求人を保有しており、他の転職エージェントでは見つからない条件でも、リクルートエージェントなら見つかる可能性があります。
とくに大手・上場企業の求人を多く保有しているため、経験・スキルを試したい栄養士の方にもおすすめです。
利用の際はキャリアアドバイザーに希望条件をしっかりと伝え、希望に合う求人を提案してもらいましょう。
リクルートエージェントの基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
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公開求人数 | 約365,000件 |
非公開求人数 | 約233,000件 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
公式サイト |
(最終更新:23年12月時点)
マイナビエージェント|業界未経験からの転職支援に強い

- (引用元
- マイナビエージェント)
「」は、経験の浅い若手層の転職支援に強い転職エージェントです。
業界・職種未経験歓迎の求人も保有しており、とくに栄養士資格保持者を募集する治験コーディネーターの求人が豊富です。(参照:マイナビエージェント|2023年11月時点)
サポート面では、求人紹介をはじめ、書類添削・模擬面接や企業とのやりとりの代行などを行ってくれます。
また、マイナビエージェントは、平日の夜間や土曜日にも転職相談を受け付けてくれるため、在職中で仕事が忙しい方にもおすすめです。
マイナビエージェント|基本情報
運営会社 | 株式会社マイナビ |
---|---|
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:23年12月時点)
栄養士は未経験から転職できる?
ここからは、栄養士の未経験転職について解説していきます。
栄養士の資格を持っていない方、資格を活かして未経験業界で活躍したい方のどちらの場合も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
栄養士の未経験転職
未経験から栄養士になるには2~4年かかる
栄養士として働くには、2〜4年制の栄養士養成施設で必修科目を履修した後に、都道府県知事から免許を取得しなくてはいけません。
厚生労働省から指定を受けている栄養士養成施設には、夜間や通信教育のカリキュラムは存在しないので、昼間の学校に2~4年間通う必要があります。
そのため、社会人が未経験から栄養士を目指す場合は、いったん退職して学校に通うことになるでしょう。
さらに管理栄養士を目指すならば、国家資格を取得するための勉強や実務経験が必要になります。

- (引用元
- 日本栄養士会)
管理栄養士との違いは?
栄養士は、養成施設を修了することで免許を取得できます。
しかし、管理栄養士になるためには、管理栄養士養成施設に通った後に国家試験に合格する必要があり、最短でも4年はかかります。
管理栄養士の国家試験の難易度は高く、令和5年度にいたっては合格率56.6%と例年よりも低い水準でした。(参照:国家試験合格発表|厚生労働省)
管理栄養士は、栄養士に比べより専門的な業務へ活動の幅を広げられ、キャリアアップの選択肢も豊富になるでしょう。
管理栄養士の資格は、専門性が担保されていることから転職の際に有利に働きます。
また、女性の比率が高い職種であり、ライフステージの変化による退職などで人手不足になりやすいという実情があるため、常に一定の求人を見込めるでしょう。
栄養士・管理栄養士資格を活かせば未経験業界にも挑戦可能
高齢化や生活習慣病の増加などが深刻化している中、栄養士の需要は益々高まっていくと考えられています。
栄養士や管理栄養士の資格保持者は、食に携わる分野であれば未経験の業界でも活躍できるでしょう。
資格や実務経験を活かせる業種は幅広いため、転職先を検討する際は業種にこだわり過ぎず探してみることをおすすめします。
栄養士や管理栄養士が活躍する職場には、主に医療施設・教育施設・社会福祉施設・行政・食品メーカーの新商品開発部門や研究部門などが挙げられます。
栄養士・管理栄養士が活躍できる職場
- 保育園・幼稚園・学校
- 介護・福祉事業所
- 学校
- 病院・クリニック・保健所
- 歯科診療所
- 治験施設支援機関
- 行政(市区町村役所・保健所・保健センターなど)
- 一般企業(製薬会社・食品メーカー・休職委託会社など)
- 薬局・ドラッグストア
- 美容・エステサロン
- スポーツ・フィットネスクラブなど
(参照:栄養士転職ナビ)
基礎栄養学分野・調理学分野・食品学分野・公衆衛生学分野・医学系分野など、栄養士に関わる分野の専門性を高めることで、さらなるキャリアアップにもつなげやすくなるでしょう。
栄養士の仕事内容と平均年収
ここでは、栄養士の仕事内容と平均年収について解説します。
栄養士の仕事事情
栄養士の仕事内容
栄養士の仕事内容は、主に栄養に関する指導と、食事の管理および提供です。
施設に入室している方やその従業員が健康でいられるように献立を考えたり、学校や地域の方に向けて栄養に関するアドバイスをしたりと、さまざまな仕事があります。
栄養士の転職先は多岐にわたるので、働く場所によっても仕事内容は異なるでしょう。
たとえば、食事の提供ひとつとっても、園児に対する食事・傷病者に対する食事・スポーツ選手に対する食事と、献立は対象者によって大きく変わります。
どのような人に向けて栄養指導や食事の提供をしたいかというのも、栄養士の職場選びの軸となるでしょう。
栄養士の平均年収
転職サイト「」の統計データによると、正社員として働く栄養士の平均年収は322万円です。(2023年10月時点)
ただし、実際の給与幅は約300万~1,000万円と幅が広いので、経験・スキルや職場によっても給与は大きく異なると言えます。
転職にあたって年収や労働条件に関する希望がある方は、転職エージェントに相談することをおすすめします。
「今よりも年収を上げたい」「年収が下がってもいいからワークライフバランスを重視したい」というような希望を率直に伝え、条件に合う求人を提案してもらいましょう。
栄養士のキャリアアップに役立つ資格
栄養士としてさらなるキャリアアップするためには、管理栄養士を目指すだけではなく、別の資格を取得するという道もあります。
ここでは、栄養士のキャリアアップに役立つ資格をご紹介するので、自身が描くキャリアプランにおいてどのような資格があると有利になるか考えてみてください。
栄養士のキャリアアップに役立つ資格
糖尿病療養指導士
「糖尿病療養指導士」とは、糖尿病患者やその疑いがある方に向けて、食事や生活習慣などの指導を行う資格です。
管理栄養士の資格を持っていれば、糖尿病療養指導士の検定試験を受験できます。
糖尿病は、進行すると命に関わる重篤な症状を引き起こすこともある病気であり、現在日本人の6人に1人は糖尿病予備軍と言われています。
糖尿病療養指導士の資格を取得し、糖尿病に関する専門知識を身に付けることで、医療に従事する栄養士として大きくステップアップできるでしょう。
日本糖尿病療養指導士(CDEJ)と地域糖尿病療養指導士(LCDE)の違い
糖尿病療養指導士には、日本全国どこでも通用する「日本糖尿病療養指導士(CDEJ)」と、各地域ごとに独自に認定が行われる「地域糖尿病療養指導士(LCDE)」の2種類があります。
より専門的に糖尿病の予防と治療に関わる場合には、認知度と信頼度が高い「日本糖尿病療養指導士」の資格を取得するとよいでしょう。
一方「地域糖尿病療養指導士」には、資格取得までの費用や移動の手間がかかりにくくいというメリットがあり、地域に根差した糖尿病の予防と治療に取り組みたい方におすすめの資格です。
食品保健指導士
「食品保健指導士」とは、健康食品についての正確な情報を消費者に提供する、健康食品の専門アドバイザーです。
管理栄養士や栄養士の資格保持者には、食品保健指導士の講習会の受講資格があり、講習後の認定試験に合格すれば「食品保健指導士」として認定されます。
また、消費者だけでなく、企業の相談や指導に応じることも可能になり、安全かつ高品質な製造と販売を行うためのサポートをするという業務もあります。
健康や栄養に関する相談を受ける栄養士・管理栄養士にとって、食品保健指導士の知識はスキルアップにつなげやすいでしょう。
フードコーディネーター
「フードコーディネーター」は、食に関する実践的な知識に基づきフードビジネスの企画やコーディネートを行う仕事です。
フードコーディネーターの資格を取得することで、食のブランドやトレンド作り、商品の開発や飲食店の運営など、食の専門家として働けるようになります。
有資格者の多くは、開発・演出・運営のいずれかの分野に携わっており、さまざまな分野のスペシャリストと連携・協力して、新たな食生活・食ビジネスの創造や改善を提案する「食のトータルクリエイター」として活躍しています。
フードコーディネーターの仕事
食の開発 |
|
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食の演出 |
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食の運営 |
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(参照:日本フードコーディネーター協会)
フードコーディネーターとして評価されるようになれば、知識と経験を活かして独立開業することも夢ではないでしょう。
栄養士の転職成功のための転職エージェント活用術
転職エージェントを使って転職活動を行うならば、サービスを最大限に活用しましょう。
ここでは、転職エージェントを100%使いこなすポイントをご紹介します。
理想の転職を叶えるために、ぜひ参考にしてください。
転職エージェントを最大限に活用するポイント
ポイント1.カウンセリングの前に希望条件をまとめておく
転職エージェントとの初回面談の前には、転職先に求める条件(転職の軸)を自分なりにまとめておきましょう。
あらかじめ希望条件が明確になっていれば、アドバイザーに紹介された求人を選定する際に迷いが生じにくくなります。
また、担当アドバイザーに熱量が高い求職者と認識されることにより、転職サポートにもより力を入れてもらえるでしょう。
なお、希望条件を決める際には、「必ず叶えたい条件」と「叶ったら嬉しい条件」を明確に分けておくことが大切です。
転職ではすべての希望が叶えることが難しいからこそ、自分の中での優先度を明らかにし「最低限これだけ叶えば問題ない」という条件を決めておきましょう。
どうしても転職の軸が定まらない場合は、担当アドバイザーに正直に伝えて「本当に転職するべきか」を一緒に考えてもらうことをおすすめします。
ポイント2.担当アドバイザーに転職への熱意を伝える
担当アドバイザーには、「希望に合った求人が見つかればすぐにでも転職したい」という熱意を伝えておきましょう。
なぜなら、担当アドバイザーに「転職する気がない人」と認識されてしまうと、他の転職希望者のサポートを優先されてしまう可能性があるからです。
すぐに転職する気がなくても、転職エージェントに登録すること自体は問題ありまんが、「情報収集のためだけに登録した人」と思われないようにする努力も必要です。
「新着で良い求人はありませんか?」「この企業の求人は出ていますか?」というように、担当アドバイザーにこまめに連絡を入れておくと、より熱意が伝わりやすくなるでしょう。
ポイント3.推薦書は自分でもチェックする
転職エージェントを経由して求人に応募する場合、担当アドバイザーが企業に向けて推薦書を書いてくれることがあります。
第三者からの推薦となるので、推薦書を見た企業が応募者に対して良い印象を持つ可能性が高くなるでしょう。
しかし、中には推薦書を雑に作成する担当アドバイザーにあたってしまうケースもあります。
たとえば、経歴がそのまま写されただけであったり、誰にでも使い回しできる薄い内容を書かれてしまうこともあります。
そのため、推薦書を出してもらう際は「面接時に推薦書の内容とズレがないようにしたい」と伝えて、内容を確認させてもらいましょう。
ポイント4.質の悪い担当アドバイザーはすぐに変更する
質の悪い担当アドバイザーからサポートを受けると、転職活動が思うように進まない可能性が高くなります。
また、担当者の対応によってストレスが溜まれば、ただでさえ大変な転職活動の大きな障害にもなるでしょう。
とくに以下のような特徴がある場合は、注意が必要です。
質の悪い担当アドバイザーの特徴
- レスポンスが悪い
- 求人や業界に詳しくない
- 有益なアドバイスをくれない
- ミスが多い
- 思いやりが感じられない
- 対応が上から目線
- マナーが良くない
- 希望条件を無視した求人ばかり紹介してくる
- 求人への応募を強引に勧めてくる
一般的に転職エージェントでは担当者の変更を受け付けており、Web上で簡単に申請できるケースも多いです。
ただし、状況によっては担当者を変更してもらえないケースもあるので、そのような場合は他の転職エージェントに切り替えることを検討しましょう。
ポイント5.複数の転職エージェントを併用する
転職エージェントは1社に絞るのではなく、必ず複数のエージェントに登録しておきましょう。
なぜならば、転職エージェントを併用することで間口が広がり転職を成功させやすくなるからです。
たとえば、複数のエージェントから求人紹介を受けることで、現時点で市場に上がっている求人情報を網羅できます。
また、各エージェントのアドバイザーから多角的な意見をもらうことで、転職に対する知見も広がります。
転職エージェントを利用して転職活動を行うならば、3~4社の転職エージェントに登録して面談を受けてみましょう。

大手転職サイト「リクナビNEXT」の調査では、「転職成功者の転職エージェント利用社数の平均は4.2社」という結果が出ており、転職エージェントの複数登録は転職成功の秘訣とも言えます。
転職エージェントの登録は簡単なうえ、料金も一切かからず退会も自由なので、複数社を活用して転職活動を行いましょう。
転職エージェント登録〜内定までの流れ

ここでは、転職エージェントに登録してから内定までの流れをご紹介します。
サポート内容についても詳しく解説するので、ぜひ確認しておいてください。
転職エージェントを利用する流れ
STEP1.会員登録・ログイン
転職エージェントを利用するためには、まずはWeb上で登録を行います。
転職エージェントによって登録する際に必要な情報は異なりますが、一般的には以下のような内容を入力するだけです。
登録の際の記入事項
- 名前
- 生年月日
- メールアドレス
- 電話番号
- 職務経歴
- 勤務先名
登録が完了すると、メールや電話で登録完了の連絡が来るため、このタイミングで面談(キャリアカウンセリング)の日程を決めましょう。
STEP2.キャリアアドバイザーとの面談
面談方法は対面・電話・オンラインなど、転職エージェントによって異なります。
キャリアアドバイザーとの面談の目的は、転職先の希望や将来のビジョンなどを共有することです。
事前に職務経歴やスキルを書き出しておくとスムーズに話が進むでしょう。
キャリアアドバイザーへの要望や現職の悩みなど、転職に関することなら何でも相談できます。
STEP3.求人紹介
面談が完了すると、キャリアアドバイザーが希望に合った求人を紹介してくれます。
マッチングの精度を高めるためには、希望条件はなるべく細かく伝えておくとよいでしょう。
転職エージェントでは、一般的には公開されていない「非公開求人」を紹介してもらえることもあるので、思わぬ優良求人に出会えるチャンスがあります。

また、キャリアアドバイザーからは、求人票だけではわからない情報を教えてもらうことも可能です。
キャリアアドバイザーが教えてくれる情報
- 転職先の社風・雰囲気
- 業界の動向・将来性
- 入社後のキャリアパス
- 書類選考や面接の難易度
入社後のミスマッチを避けるためにも、企業研究・業界研究は入念に行っておきましょう。
STEP4.応募書類の添削・応募
応募したい企業が決定すると、キャリアアドバイザーが応募手続きを行ってくれます。
応募する企業に合わせて応募書類の添削サービスを行ってくれるので、初めて転職する方でも安心です。
また、転職エージェントによっては、応募時に企業に対して推薦状を送ってくれることもあります。
推薦状には、求職者の経歴やスキル、人柄や転職理由などに加えてエージェントの推薦理由が書かれているので、選考通過率を高められるでしょう。
STEP5.面接対策・面接
書類選考に通過したら、面接試験に進みます。
都合の良い日時を伝えれば、担当者が面接日の調整を行ってくれるので、企業と直接やりとりする必要はありません。
面接にあたっては、これまでの転職支援実績から面接の傾向を教えてくれたり、模擬面接を実施してくれるため、当日は自信を持って臨めるでしょう。
STEP6.内定・入社・アフターフォロー
面接後は、キャリアアドバイザー経由で合否の連絡が届きます。
仮に残念な結果になった場合でも、担当者が企業からのフィードバックを知らせてくれるため、次の面接に活かせます。
無事内定を得たら、入社日の日程調整や給料交渉などをキャリアアドバイザーにサポートしてもらいましょう。
転職エージェントのアフターフォロー
- 勤務開始日の調整
- 給与などの条件交渉の代行
- 退職交渉
- 引き継ぎに関するアドバイス
自分ではなかなか言い出しにくい給与の交渉も代行してもらえるので、より好条件で転職できる可能性があります。
転職エージェントによっては、退職手続きに関するアドバイスをもらえるため、困ったことがある場合は相談することをおすすめします。
まとめ
栄養士の転職を成功させるには、総合型と特化型の転職サービスをうまく活用しましょう。
総合型のサービスは、幅広い業界・職種の求人を保有しているため、栄養士の資格を活かせる仕事の幅が広がります。
一方特化型には、効率的に求人をチェックできたり、専門性の高いアドバイスを得られるといったメリットがあります。
なお、転職サイトと転職エージェントでは取り扱う求人に違いがあるため、どちらにも登録することで求人情報を網羅できるでしょう。
初めての転職に臨む方や、転職活動に不安のある方は、転職エージェントに登録してサポートを受けることをおすすめします。
栄養士におすすめの転職サイト・エージェント
サービス名 | サービスの種類 | 対象年齢 | 特徴 | キャリア相談 | 求人の提案 | スカウト機能 |
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ジョブメドレー | 転職サイト | 全年代 |
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マイナビコメディカル | 転職エージェント | 20代・30代におすすめ |
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栄養士転職ナビ 公式サイト | 転職エージェント | 全年代 |
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掲載情報の根拠について
※1 転職先への定着率:厚生労働省「人材サービス総合サイト」にて公開されている、職業紹介事業の令和3年度の実績(就職者 4か月以上有期及び無期、無期雇用のうち6か月以内離職者数)を元に算出しています。事業者ごとに合算された数字です。
※2 就職者数:厚生労働省「人材サービス総合サイト」にて公開されている、職業紹介事業の令和3年度の就職者(4か月以上有期及び無期)の実績です。事業者ごとに合算された数字です。
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