ハッチ・ワーク (148A) 【IPO初値予想・上場情報】
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ハッチ・ワーク(148A)
予想レンジ：1.0倍〜1.5倍
メリット
- オファリングレシオが低い
- 調達金額が少ない
デメリット
- 上位株主にVC比率が多い
| 上場日 | 2024/3/26 |
|---|---|
| 申込期間 | 2024/3/8~2024/3/14 |
| 当落発表日 | 2024/3/15 |
| 上場市場 | グロース |
| 当選口数 | 3,487口 |
| 主幹事企業 | ＳＭＢＣ日興証券 |
A2.0倍～
B1.5倍〜2.0倍
C1.0倍〜1.5倍
D～1.0倍
- ※専門家の初値予想の平均値で評価A〜Dを算出しています
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【専門家評価】ハッチ・ワークの初値予想
個人投資家
黒澤さんの評価
「96ut.com」などの投資情報サイトを運営する個人投資家
初値予想：1,800円～2,200円
予想レンジ：1.0倍～1.5倍
専門家の解説
月極駐車場や貸し会議室・レンタルオフィスといった賃貸ビジネスで効率化を図って、オーナー、管理会社、ユーザーそれぞれにWin-Winとなるようサービス展開をしている。遊休活用ビジネスとも比較されそう。グロース・小型・情報通信業となれば初値高騰条件が揃っているように思えるが、残念なのが業績推移。直近の売上は横ばい傾向、さらに利益に関しては赤字拡大となっている。時期的にはコロナ禍で失速したとも取れるため、順調に回復しそうなところで上場を急いだようにも見える。現状の段階での上場を投資家がどう評価するかが見もの。初値ではとりあえず需給でなんとかなる予想も、上場日は同時上場含め過密日程となるため思っているよりも買いが入らない可能性も意識したい。
金融ライター
佐藤真奈美さんの評価
投資会社でファンド運用を行う金融ライター
初値予想：1,680円～2,520円
予想レンジ：1.0倍～1.5倍
専門家の解説
株式会社ハッチ・ワークは、月極駐車場オンライン管理システムの開発や提供を手掛ける企業です。月極駐車場仲介サービスの「at PARKING」を運営するほか、貸会議室サービスや会議室シェアサービスなども展開しています。調達金額が少なく、オファリングレシオが低めな点は評価できます。一方、売上比率が高い点はマイナスポイントです。売上はコロナ禍真っ只中で減少した後、回復基調にあるものの伸び悩んでいます。加えて、赤字続きとなっていることも心配な点です。また、上位株主に複数のベンチャーキャピタルが含まれていて、期間のロックアップだけでなく、価格のロックアップがかかっている点も懸念されます。同日にほかのIPOが予定されているため、人気が分散しやすいことも不安材料といえるでしょう。IPOで注目されやすいIT系の業種ですが、以上の理由から、初値の値上がりにはあまり期待できないかもしれません。
個人投資家
SHOさんの評価
IPO投資を中心とした個人投資家・ブロガー
初値予想：1,700円～2,200円
予想レンジ：1.0倍～1.5倍
専門家の解説
ハッチ・ワーク（148A）は月極駐車場検索ポータルサイト、月極駐車場オンライン管理システム、貸会議室のポータルサイトなどを運営しています。小型（吸収金額5.9億円）ですが、IPOラッシュ中の4社同時上場になるため、それでも多少なりとも影響を受けると思います。また、VCの保有株が多く、公開価格の1.5倍でロックアップが解除されるのも懸念材料です。使っていない土地、空間、時間などを有効活用する遊休ビジネスは競合が多く、目新しさにも欠けます。また、売上は堅調に推移しているものの成長性があまり感じられず、利益も連続赤字なので、事業面で人気を集めるのは難しそうです。よって、ハッチ・ワークは規模の小ささでどこまで買いを集められるかがポイントになると思いますが、人気化しやすいIT関連の小型IPOのわりには初値はあまり伸びないかもしれません。
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ハッチ・ワークの公開価格・初値
| 想定価格 | 1,680円 |
|---|---|
| 初値予想 | 1,680円～2,520円 |
| 仮条件 | 1,680円～1,800円 |
| 公開価格 | 2,160円 |
| 初値 | 2,815円 |
- ※初値予想は専門家予想の下限～上限を記載しています
- ※本記事の初値予想はあくまで予想であり、結果を確約するものではありません。
想定価格の1,680円を基準とすると、初値売りの予想利益は0円～84,000円です。
ハッチ・ワークのIPOスケジュール
| 申込期間（ブックビルディング期間） | 2024/3/8~2024/3/14 |
|---|---|
| 当落発表日 | 2024/3/15 |
| 購入期間 | 2024/3/18~2024/3/22 |
| 上場日 | 2024/3/26 |
- ※証券会社によりスケジュールが異なる場合があります
ブックビルディング期間中に取り扱いのある証券会社から申込を行いましょう。
なお、当選しても購入期間中に購入申込を行わなかった場合は購入できなくなってしまうため注意しましょう。
当選しても購入申込しなかった場合、ペナルティが課される証券会社もあります。
SBI証券（※）、野村証券、岡三オンライン、マネックス証券、などは購入辞退してもペナルティがかかりません。
- ※IPOチャレンジポイントを使用した場合はポイントが消滅します
ハッチ・ワークの当選本数
| 公募株数 | 161,900株 |
|---|---|
| 売出株数（OA含む） | 186,800株 |
| 当選株数合計 | 348,700株 |
ハッチ・ワークの単元株は100株なので、当選本数は3,487本です。
ハッチ・ワークの主幹事・幹事会社
| 証券会社名 | 割当率 | 割当株数 |
|---|---|---|
| （主）ＳＭＢＣ日興証券 | 93.6％ | 283,800株 |
| SBI証券 | 2％ | 6,000株 |
| 岡三オンライン | 1％ | 3,000株 |
| 東海東京証券 | 1％ | 3,000株 |
| 松井証券 | 1％ | 3,000株 |
| アイザワ証券 | 0.5％ | 1,500株 |
| 極東証券 | 0.5％ | 1,500株 |
| 東洋証券 | 0.5％ | 1,500株 |
主幹事の証券会社は、幹事の証券会社よりも割り当てられるIPO株数が多くなっています。
そのため、主幹事会社で応募したほうが比較的当選する確率は高いといえます。
ただし、人気の証券会社では応募者数も多く、当選倍率が高くなることも考えられます。
ハッチ・ワークの基本情報
| 会社名 | ハッチ・ワーク |
|---|---|
| 銘柄コード | 148A |
| 上場市場 | グロース |
| 設立 | 2000/6/26 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 資本金 | 100,000,000円 |
