看護師を辞めたい理由8選|後悔しないための対処法も紹介
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看護師は精神的にも肉体的にも負担が大きいため、以下のような理由から「辞めたい」と思う人も多いです。
看護師を辞めたい理由
辛くてどうしようもないなら、今の職場を辞めて転職するのも一つの方法ですが、勢いだけで仕事を辞めてしまうのはリスクが高いです。
そこでこの記事では辞めたい理由とともに、辞めたくなったら試しておきたい対処法を解説します。
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バイリンガル看護師
監修者ダシルヴァ石田牧子さん
ダシルヴァ石田牧子(だしるゔぁいしだまきこ)は、米国と日本で免許を持つバイリンガル看護師。また、外国人診療の看護師、医療英語の大学教員、精神保健分野の研究員など、さまざま分野での勤務経験がある。2021年にフリーランス・ナースとして独立し、コンサルティング、ライティング、講師、医療翻訳などの仕事に従事。順天堂大学医学部および順天堂大学の国際教養学部で医療コミュニケーション分野のゲスト講師を務める。看護師として「子育てしながら在宅でパラレルキャリアを積む」ことに挑戦中の2児のママ。
ダシルヴァ石田牧子(だしるゔぁいしだまきこ)は、『Medical Explorer』『Medical World Walkabout / 医療の世界を見渡そう』の著者でもある。
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ダシルヴァ石田牧子さんの著書一覧
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- 看護師が仕事を辞める理由とは?
- 同僚看護師と性格が合わない
- 人間関係が怖い
- 他にやりたい仕事がある
- 夜勤がきつい・体力的負担が大きい
- 給料が少ない・割に合わない
- 業務の責任の重さ・ミスが怖い
- 看護師に向いていない
- 労働時間が長くてきつい
- 【看護師を辞めてよかった?】先輩看護師の転職体験談
- 病気になる前に辞めたので新しい環境でまた働ける
- 転職時の看護師に対する評価が高かった
- つらい人間関係から解放された
- 看護師を辞めたおかげで幸せ
- 病棟以外の仕事につけた
- 規則正しい生活を送れるようになった
- 異動先で温かく迎えられた
- 看護師が転職に成功する5つのコツ
- コツ1.転職先に求める条件に優先順位をつける
- コツ2.幅広い職種や業界に目を向けて求人を探す
- コツ3.先輩や友人の看護師から情報収集
- コツ4.口コミサイトを活用して情報収集
- コツ5.転職サイトを活用
看護師が仕事を辞める理由とは?
退職を検討している人は、他の看護師がどのような理由で辞めているのか気になるでしょう。
ここでは、実際に看護師を辞めて他職種に転職した人の主な退職理由を8つご紹介します。
看護師を辞める理由
同僚看護師と性格が合わない
同僚看護師と性格が合わず、仕事を続けるのがつらくなって看護師を辞める人は多いです。
看護師の仕事は激務のため、心に余裕がなくなって周囲への気遣いができなくなることもあります。
悪気はないのに、きつい言葉や態度で職場の人間関係を悪くしてしまうこともあるでしょう。
同僚看護師と性格が合わず、看護師を辞めたいと考える人は多いです。
人間関係が怖い
職場の雰囲気が悪く、人間関係に恐怖心を抱いている看護師も多いです。
厳しい上下関係や看護師同士の派閥に恐怖を感じ、看護師を辞めてしまう人もいます。
他にやりたい仕事がある
看護師として働いているうちに、他にやりたい仕事が見つかる場合も多いでしょう。
看護師としてのキャリアアップを視野に入れて、「現場を変えたい」「看護師を育成したい」など、マネジメントに興味を持つ人も多いです。
やりたい仕事が見つかって退職するのは、非常にポジティブな理由といえます。
やりたい仕事があるなら、積極的に転職活動を進めると良いでしょう。

監修者
「看護師を育成したい」などマネージメントや教育に興味があるのなら、そのようなキャリアの構築に力を入れている病院への転職や、大学院への進学も視野に入れると良いでしょう。
転職の際に、看護の大学院プログラムがある大学附属病院などを狙うと、教育や研究にかかわる機会がより得やすいため、おすすめです。
夜勤がきつい・体力的負担が大きい
看護師の仕事は、精神的にも肉体的にも負担が大きい仕事といえます。
特に夜勤の仕事は、スタッフが少ないうえに入院患者の急変や急患に対応しなければいけないため、きついと感じている看護師が多いです。
夜勤がつらく、精神的・体力的に負担が大きいと感じているなら、体を壊す前に退職を検討しましょう。

監修者
例えば米国では、日勤専従か夜勤専従の2択で、日本のように日勤と夜勤を交互に繰り返す働き方はほとんどの場合ありません。
なぜなら、そのような過酷なスケジュールで働いてくれる看護師がいないからです。
日勤と夜勤を繰り返すのが体力的に辛いのは当たり前のこと。
夜勤を減らす、日勤か夜勤どちらかの専属にしてもらう、日勤だけの職場に転職する、などを検討しましょう。
給料が少ない・割に合わない
「仕事がハードなわりに給料が少ない」と感じている看護師は多いです。
看護師の仕事は肉体的にハードなうえ、「患者の命を守る」という責任から精神的にも負担が大きい仕事といえます。
「仕事に対して給料が見合っていない」という理由から、看護師を辞めてしまう人も多いです。

監修者
日本の看護師の給料は他の先進国と比べても低く、「割りに合わない」と感じるのは無理もありません。
他職種への転職を検討する場合は、給料だけでなく、自分の興味やスキルに合った分野を探しましょう。
業務の責任の重さ・ミスが怖い
看護師の仕事は患者の命に関わるため、プレッシャーやストレスを感じる機会が多いです。
責任の重さに耐えられなくなり、看護師を辞めてしまう人も多いです。

監修者
医療事故への不安感は、職場の文化よって大きく異なる可能性があります。
個人的努力だけに頼るのではなく、施設全体で積極的に医療事故予防に取り組んでいる病院では、不安感は減るかもしれません。
転職の際には、施設の安全文化や対策面も下調べをしましょう。
看護師に向いていない
「自分は看護師に向いてない」と感じて、看護師を辞めてしまう人もいます。
看護師は患者と接する機会が多いので、「人に興味がない」「コミュニケーションをとるのが苦手」という人は、看護師に向いていないと感じるでしょう。
看護師に向いていないと感じたら、なぜそう感じたのか冷静に振り返って整理してみましょう。
しっかり自己分析をすることで、どんな仕事が向いているかが見えてきます。

監修者
看護師として培った医療知識やコミュニケーションスキルは、他の分野でも重宝されることが多いです。
他に挑戦したい分野があるのであれば、他職種への転職も選択肢の一つとして検討するのも良いでしょう。
労働時間が長くてきつい
「労働時間が長くてきつい」という理由で看護師を辞めてしまう人もいます。
看護師の職場は人手不足のうえ、緊急事態によって残業が発生することもあり、労働時間が長くなりがちです。
働き方改革で看護師の労働時間を見直す動きもありますが、全ての施設や病院で改善されているわけではありません。
長時間の労働により、体調を崩してしまう看護師もいます。
体力的にきついなら、体を壊す前に転職や退職を視野に入れてみてください。

監修者
勤務時間に関しては、転職で解決することも多いです。
残業のあるなしや、勤務体制は、働く診療科や施設の特徴などにより大きく異なるためです。
転職の際に、希望の勤務時間で働ける職場に絞って求人を探しましょう。
看護師の離職率は11%以上

正規雇用看護師の離職率は「11.5%」、新卒の離職率は「8.6%」(参考:日本看護協会|2020 年 病院看護実態調査)です。
つまり、1年間に、約10人に1人の看護師が職場を辞めています。

- (引用元
- 日本看護協会|2020 年 病院看護実態調査)
また、看護師資格を持つ約225万人のうち、約71万人は潜在看護師のため、3人に1人は看護師として働いていません(参考:厚生労働省|看護職員の現状と推移)。
このことから、「看護師が転職する」「看護師を辞める」というケースは珍しくないことがわかります。
看護師を辞めても、資格を活かして働ける職業は多いため、無理に看護師を続ける必要はありません。
看護師としての経験を活かせる新しい職場を探したい人は、転職サイトの利用がおすすめです。
「「看護師を辞めたい」と思った時に登録すべき転職サイト」では、看護師を辞めたい人におすすめの転職サイトをご紹介しているので、チェックしてみてください。
看護師を辞めたいと思った時にやるべき5つの対処法

看護師を辞めてしまうと、場合によっては後悔してしまう可能性があります。
辞めてから後悔しないためにも、いきなり看護師を辞めるのではなく、まずは以下の「辞めたいと思った時の対処法」を試してみてください。
辞めたい時の対処法
ストレスを抱え込まずに相談する
看護師を辞めたいと悩んでいるなら、一人でストレスを抱え込まずに、身近な人に本音を打ち明けてみましょう。
悩みながら仕事を続けていると、余計にストレスを溜め込んでしまいます。
話しやすい同僚や先輩看護師に相談すれば、自分とは違った意見やアドバイスをもらえるでしょう。
また、誰かに話すことで頭が整理されて、「もう少し頑張ろう」という気持ちになれる可能性もあります。
辞めたいと思った場合は、一人で悩まずに誰かに頼ることも大切です。

監修者
悩みを1人で抱え込まないことはとても重要ですが、「転職を考えている」ことは職場の人に伝えない方がベターです。
転職をする・しないに関わらず、働き続けるのが気まずくなったり、職場の人に冷たくあしらわれる可能性もあるからです。
転職について職場の人に話すのは、上司に退職を申し出た後にしましょう。
辞めたいと思ったら一旦休んでみる
辞めたいと思ったら、思い切って一旦休んでみるのがおすすめです。
休みを取ったら、仕事のことをなるべく考えずに思いきり、リフレッシュしてください。
おすすめのリフレッシュ法
- 朝起きたら近所を散歩
- 10分程度の瞑想
- 美味しいものを食べに行く
- 趣味に没頭
- ゆっくりお風呂に浸かる
朝日を浴びながら散歩をすると、セロトニン(精神を安定させる神経伝達物質)が分泌されて気持ちが落ち着きます。
心が疲れている時は、ぜひ朝の散歩をしてみてください(参考:e-ヘルスネット|厚生労働省)。
また、軽い運動をすることで血流が良くなり、頭がすっきりとしてストレスが軽減されるでしょう。
異動が可能なら異動願を出す
規模の大きい病院で働いているなら、異動願を出して職場を変えてもらいましょう。
職場環境を変えれば気分も変わり、以前より働きやすくなる場合もあります。
病棟が変わると人間関係や業務内容がガラリと変わるので、辞めたいと思っていた悩みが解決することも多いです。
現状を変えるためには、思い切って異動願を出してみましょう。
割り切って仕事に集中
「職場の人間関係がつらい」という悩みは、仕事に集中することで解決できる場合もあります。
SNSには「つらくて辞めたいけど、患者さんに感謝されると嬉しい」という声も見られました。
周りの看護師との関係も大切ですが、患者に寄り添うことが本来の看護師の仕事です。
職場環境や人間関係などは一旦忘れて、目の前の業務に集中すれば、気がついたら改善することもあるかもしれません。
割り切って仕事に集中することも、辞めたいという気持ちを抑える方法の1つです。
見切りをつけて転職を決意
どうしても現状を改善できないなら、見切りをつけて転職を決意しましょう。
転職によって自分にぴったりの職場が見つかる可能性もあるので、転職は決してネガティブなことではありません。
また、転職をきっかけにキャリアアップのチャンスを掴めることもあります。
嫌な職場で働き続けるよりも、働きやすい職場で生き生きと働いた方が看護師として成長できる可能性が高いです。
転職をポジティブに捉えて、積極的に行動しましょう。
「看護師を辞めたい…でも辞められない」その3つの事情とは?

「看護師を辞めたい」と考えているものの、退職できない人もいるでしょう。
ここでは、看護師を辞めたいけど辞められない場合の解決策を詳しくご紹介します。
看護師を辞められない事情
事情1.奨学金のお礼奉公中のため辞められない
看護師を辞められない理由でよく挙げられるのが、奨学金返済に関する問題です。
看護師の中には、「辞めたいけどお礼奉公中だから退職できない」と悩んでいる人も多いです。
「お礼奉公」とは、病院や施設に奨学金を負担してもらう代わりに、資格取得後に決められた年数その場所で働くことです。
しかし、奨学金を返済してないからといって、絶対に退職できないわけではありません。
労働基準法第十六条に、以下のように定められています。
簡単にいえば、病院側は「奨学金を返済していないから退職させない」と看護師に言うことはできないということです。
もちろん退職しても奨学金の返済を続ける義務はありますが、少なくとも「奨学金があるから絶対に退職できない」ということはありません。
トラブルが心配な場合は、あらかじめ弁護士や転職サイトのキャリアアドバイザーなどに相談しておくと良いでしょう。
事情2.退職を認めてもらえない
看護師は、退職の意思を伝えても、上司に認めてもらえないケースも多いです。
病院やクリニックの場合、新しい人員を補充しても戦力になるまでには時間がかかるからです。
そのため、「新しい人が入るまでの1ヶ月でいいから」などと退職を引き留められてしまうこともあるでしょう。
しかし、民法第六百二十七条では「退職(雇用の解約)の申入れ」について、以下のように定めています。
(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
- 引用元
- 民法|e-Gov法令検索
正社員の看護師であれば、退職を申し出てから2週間後には退職可能です。
辞めることを決意したら、毅然とした態度で退職の意思を伝えましょう。
どうしても退職を認めてもらえない場合には、「」などのサービスを利用する選択肢もあります。
退職で悩んだら「退職代行ガーディアン」に相談してみよう

- (引用元
- 退職代行ガーディアン)
退職代行サービスとは、退職の手続きを本人に代わって代行会社が進めてくれるサービスのことです。
看護師の退職なら、「」に相談してみましょう。
LINEでやりとりできるため、仕事が忙しい看護師でもスムーズに退職手続きを進めることが可能です。
利用料金が明確で追加料金も発生しないため、安心して利用できます。
退職できずに悩んでいるなら、最後の手段として退職代行の利用も検討してみてください。
退職代行ガーディアン|基本情報
運営組合 | 東京労働経済組合 |
対応エリア | 全国 |
料金 | 29,800円(税込) |
追加料金 | なし |
相談方法 | LINE・電話 |
支払方法 | クレジットカード 銀行振込 |
- (最終更新:23年9月時点)
事情3.家族や周りの人に引き留められる
「看護師の仕事を辞めたい」と思っても、家族や周りの人に反対されることがあります。
「あなたの今後が心配だから」という理由で、周囲から退職を反対される看護師は多いです。
また、看護師になるには高額の学費がかかるため、「これまでにかかった費用が無駄になる」と反対される人もいます。
しかし、看護師を辞めるのは自分なので、最終決定権は自分にあるということを忘れてはいけません。
周囲の意見は大切ですが、振り回されることなく自分の意思を強く持ち続けることが重要です。

監修者
「戻ろうと思えばいつでも看護師に戻れる」というのが、看護師資格を持つ人の強みです。
近しい人に反対されるのであれば、転職の目的や今後の計画など、ポジティブな視点で説明してみましょう。
転職してみてやはり看護師に戻りたくなったら「いつでも看護師に戻れる」ということも伝えると、理解を得やすいかもしれません。
看護師を辞めたら幸せ?辞めるべき人・そうでない人の特徴

「辞めたいけど、本当に看護師を辞めても大丈夫?」と、不安を抱える看護師も多いでしょう。
ここでは、「看護師を辞めるべき人とそうでない人」の特徴をご紹介します。
看護師を辞めるべきか迷っているなら、ぜひ参考にしてください。
辞めるべき人
看護師をすぐにでも辞めるべき人の特徴は以下の通りです。
辞めるべき人
パワハラやいじめを受けている
パワハラやいじめで苦しんでいる看護師は、すぐに転職を検討しましょう。
パワハラやいじめを受けると業務に支障をきたしたり、心や身体の病気になったりする可能性があるからです。
看護師は人の命に関わる仕事なので、厳しい指導が行われるのも珍しくありません。
しかし、行き過ぎた指導によって過度なプレッシャーを感じ、業務のミスに繋がることもあります。
パワハラだと感じたら上司に報告し、それでも改善されないなら転職を検討しましょう。
サービス残業が当たり前
サービス残業が当たり前の職場は、労働基準法に違反しているため辞めるべきです。
看護師の職場は人手不足のところが多く、患者の急変や入院などの不測の事態に対応しなければいけません。
限られた人数で対応するため、残業が生じることは良くあります。
しかし、残業代が出ないサービス残業は、労働基準法に違反しています。
労働基準法 第三十七条
使用者が、第三十三条又は前条第一項の規定により労働時間を延長し、又は休日に労働させた場合においては、その時間又はその日の労働については、通常の労働時間又は労働日の賃金の計算額の二割五分以上五割以下の範囲内でそれぞれ政令で定める率以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。(以下略)
労働基準法を遵守していない職場で働いているなら、退職を検討するようにしましょう。
過去の残業代の支払いについては職場の総務課に相談し、それでも支払われない場合は、最寄りの「労働基準監督署」に相談するのがおすすめです。
体調に支障をきたしている
職場環境が原因で体調に支障をきたしている場合は、転職を検討しましょう。
無理に仕事を続けることは、「うつ病」などの精神疾患の原因になります。
一度うつ病になってしまうと、仕事に復帰できなくなってしまうことも珍しくありません。
「元気が出ない」「ご飯を食べられない」などの体調不良が続く場合は、看護師を辞めて、自分に合った仕事への転職を検討してみましょう。
辞めるべきではない人
看護師を辞めたいと思っても、辞めるべきではない人もいます。
そこで、もう少し続けた方がいい「辞めるべきでない人」をご紹介します。
辞めるべきでない人
楽になるために辞めたいと思っている
看護師を辞めたい理由が「仕事がつらいから」という場合は、すぐに辞めてしまうのは危険です。
楽になるために転職すると、転職先でつらいことがあった場合、またすぐに辞めたくなる可能性が高いからです。
何度も転職を繰り返すと、転職の採用時に不利になる場合もあります。
どのような仕事でもつらいことはあるので、転職先は慎重に検討しましょう。
自己分析や情報収集をしっかりと行い、自分に合った仕事を見つけてから転職するのがおすすめです。
やりがいを感じられない
仕事にやりがいを感じられない人は、焦って看護師を辞めないようにしましょう。
看護師にはさまざまな転職先があり、今の職場だけが看護師として働ける場所ではないからです。
職場が変われば仕事内容も変わり、やりがいを感じられる可能性もあります。
まずは「病棟の異動」や「施設を変える」など、働く場所を変えてみることから始めましょう。
いきなり看護師を辞めるのではなく、自分に合う分野を探してみてください。
辞めるか判断に迷ったら
「看護師を辞めるか判断できない」と迷ってしまう人は、以下の行動を取ってみてください。
辞めるか判断に迷ったら
現在の職場環境は本当に良くないのか振り返ってみる
「辞めたい」という感情だけで退職した場合、後悔してしまう看護師が多いです。
辞めてしまう前に、「残業の多さ」「給与水準」「人間関係」など、現在の職場環境を客観的に振り返ってみてください。
改めて考えてみると、現職の待遇の良さに気づいたり、仕事を効率化する方法が思いついたりするかもしれません。
改善できることがあれば、現場に残るという選択肢も出てくるでしょう。
一時的な感情で退職を決めるのではなく、冷静に現状を振り返ることも大切なポイントです。
転職サイトを利用して転職のプロに相談してみる
「辞めたいけどどうしよう…」と悩んでいるなら、看護師向けの転職サイトに登録して転職のプロに相談してみると良いでしょう。
転職サイトのキャリアアドバイザーは、「現職を辞めて転職すべきか」という相談にも親身にアドバイスしてくれます。
他にも、求人探しや面接対策など、転職に関するさまざまなサポートを無料で受けられます。

「今すぐには転職しないが相談だけしたい」という場合でも対応してもらえるので、転職に関する情報を集めつつ、辞めるかどうかを判断しましょう。
「「看護師を辞めたい」と思った時に登録すべき転職サイト」では、看護師におすすめの転職サイトをご紹介しているので参考にしてください。
新人看護師の転職は慎重に!

新人看護師が転職する際は、転職先の幅が狭まってしまう可能性が高いため、慎重に検討しましょう。
看護師としてのスキルや経験不足により、応募できる求人数が少ないからです。
その他にも、以下のような注意点があります。
新人看護師転職の注意点
- 他職種への転職で看護師のキャリアを活かせない
- ブランクができると看護師に戻りにくい
- 「すぐ辞めそう」と思われる
同じ職場での勤続年数が数年あれば、採用側が「長く働いてくれそう」と好印象を持ってくれます。
そのため、退職理由が明確でない場合は、今の職場に留まる方がメリットは大きいです。
他職種への転職でも看護師のキャリアを活かせることは多いため、経験が無駄になることはありません。
【看護師を辞めてよかった?】先輩看護師の転職体験談

ここでは、看護師を辞めて良かったと感じている先輩看護師の体験談をご紹介します。
実際に転職した看護師の意見なので、参考になるはずです。
先輩看護師の体験談
病気になる前に辞めたので新しい環境でまた働ける
頑張って働いても、病気になってしまっては意味がありません。
職場環境がつらい場合は、うつ病などを発症してしまう可能性があります。
精神的な疾患は、現在の職場で働けないだけでなく、働く意欲そのものを奪い取ってしまいます。
病気になる前に辞めることで心と身体を守れるので、辞める決断も大切でしょう。
転職時の看護師に対する評価が高かった
看護師の仕事は患者の命に関わるので、責任が重い仕事です。
また、患者や医師との連携により培われたコミュニケーション能力は、どのような職場でも必要とされるスキルです。
そのため、看護師として働いた経験は転職市場でも評価が高く、需要があるといえます。
病院以外の施設も含めて、勤務先の視野を広げてみると良いでしょう。

監修者
看護師の医療知識や、コミュニケーションスキルの価値に気がつかない看護師さんも多いです。
転職活動をして初めて、転職市場で需要があると気がつく場合がほとんどでしょう。
明確な目的やビジョンがある場合には、他職種への転職を検討してみましょう。
つらい人間関係から解放された
人間関係の問題を解決して、「現職の環境を変えよう」と前向きに頑張る人もいます。
しかし、我慢できないほど人間関係が悪化しているなら、現職を辞めて次の仕事を探す方が良いこともあります。
人間関係の悩みがない職場で看護師の本来の仕事に注力することは、自分の為だけでなく、患者の為にもなるでしょう。
看護師を辞めたおかげで幸せ
看護師は安定した職業なので、「辞めるのはもったいない」と考える人も多いでしょう。
しかし、安定しているからといって、つらい環境で働いていると身体を壊しかねません。
長く幸せに働くためには、自分に合った職場を見つけることが重要です。
病棟以外の仕事につけた
病棟で勤務している看護師は、転職を検討するケースが多いです。
病棟の仕事は忙しく、人間関係が複雑であるため辞めたいと考える看護師は少なくありません。
病棟以外に転職すれば、看護師を辞めたいと思う人も減るでしょう。
看護師の仕事を辞める前に、病棟看護以外の職場への転職を検討してみてください。
規則正しい生活を送れるようになった
看護師の仕事は夜勤が多く、生活が不規則になりがちです。
夜勤シフトを挟むことで寝る時間がズレてしまい、睡眠不足や睡眠障害に悩まされる看護師は多くいます。
転職して日中勤務の仕事に就けば、生活リズムの乱れを改善できるでしょう。
睡眠不足や睡眠障害で悩んでいる人は、日中勤務の仕事への転職を検討してみてください。
異動先で温かく迎えられた
職場の人間関係が理由で、辞めたいと感じている看護師はたくさんいます。
そのため、転職先を探す際は、人間関係を含めて環境が良い職場かどうかを見極めることがが重要です。
働く環境が良いかどうかは、求人情報だけで把握することはできません。
求人票を見ているだけでは、実際の様子まではわからないからです。
転職先の情報を収集する際は、口コミサイトや転職サイトを活用しましょう。
次章では口コミサイトの活用方法についても解説しているので、参考にしてください。
看護師が転職に成功する5つのコツ

看護師の転職を成功させるには、5つのポイントがあります。
転職して後悔しないためにも、転職活動の際は以下のポイントを押さえておきましょう。
転職成功のコツ
コツ1.転職先に求める条件に優先順位をつける
転職を決断したら、まずは条件に優先順位をつけましょう。
優先すべき条件が明らかになることで、転職先を選ぶ際の基準がはっきりします。
重視したい目的 | 転職先に求める条件 |
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プライベートの時間を確保したい! |
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ストレスの少ない環境で働きたい! |
|
転職の目的によって求める条件は異なるので、しっかりと把握しておきましょう。
コツ2.幅広い職種や業界に目を向けて求人を探す
転職先を探すときは、病院やクリニックにとらわれずに、視野を広げるようにしましょう。
「病院看護の経験しかないから転職するとしても病院」「看護師だからクリニックや病院が妥当」などと決めつけてしまうと選択肢が狭くなります。
以下のように、看護師経験がある人を求めている職場は病院以外にもたくさんあります。
看護師経験が求められる病院以外の施設
- 介護施設
- 美容クリニック
- 保育園
- 看護系大学の教員
看護師資格を生かせる仕事はたくさんあるので、幅広い職種や業界の求人を探してみるのがおすすめです。

監修者
これらの職種は、勤務時間が一定で残業も少ない傾向にあるため、プライベートを充実させたい看護師さんにおすすめです。
また、病院とは違った仕事のやりがいを感じられるかもしれません。
私も、看護師の資格を生かして大学の教員やインターナショナルスクールなどで勤務しましたが、病院やクリニックとは違うスキルを磨けました。
コツ3.先輩や友人の看護師から情報収集
転職活動を進めるうえでは、情報収集が重要です。
勤務先の環境や待遇、仕事内容などをできる限りリサーチしましょう。
ネット上の求人サイトなどでも情報収集できますが、実際の現場の情報は、実際に働いている人から聞くのが一番です。
まずは、先輩や友人の看護師などから、現場の状況をヒアリングして情報を集めましょう。
コツ4.口コミサイトを活用して情報収集
先輩や友人の看護師へのヒアリングだけで情報を集められない場合は、全国の看護師が投稿している口コミサイトを利用するのがおすすめです。
看護師専用の口コミサイトである「ナスコミ」は、看護師のリアルな病院の口コミを検索できるサイトです。

- (引用元
- ナスコミ)
働きながら転職活動する場合でも、隙間時間に口コミサイトを見れば、効率良く職場の雰囲気をチェックできます。
ナスコミは無料で利用できるので、気軽に登録してみてください。
コツ5.転職サイトを活用
看護師が転職するなら、転職サイトの活用がおすすめです。
転職サイトでは、看護師の転職専門のアドバイザーが求人を探してくれます。
応募書類の添削や模擬面接もしてくれるので、仕事が多忙な看護師でも働きながら転職活動を進めることが可能です。
「看護師を辞めたい」と思った時に登録すべき転職サイト

看護師転職サイトは数10社以上のサービスがありますが、中でもおすすめは求人数が豊富でサポートも手厚い以下3サイトです。
【おすすめ看護師転職サイト3選】 | ||
---|---|---|
転職サイト名 | 公開求人数 | 対応エリア |
看護roo! | ◎ 約5万件 | ◎ 全国 |
レバウェル看護 (旧:看護のお仕事) | ◎ 約8万件 | ◎ 全国 |
ナース人材バンク | ◎ 約3.3万件 | ◎ 全国 |
(※最終更新:2022年10月|公開求人数は「常勤のみ」の件数です)
まず初めの1社を選ぶならば、求人数・サポート共に充実している「」がおすすめです。
しかし、手厚いサポートをしてくれるかは、担当者の良し悪しにも左右されるため「このサイトを使えば安心」と言い切れるサイトはありません。
相性の良い担当者を見極められるように、転職サイトは2~3社まとめて登録しておくことをおすすめします。
求人数・サポート共に充実している『看護roo!』

- (引用
- 看護roo!)
看護roo!の特徴
- 手厚いサポートが受けられ、特に面接対策と条件交渉には定評がある
- 「利用者満足度」96%以上。高い満足度を誇る
- 全国的に求人が豊富。特に関東・東海・関西地方の都市部の求人に強い
『』は、看護師転職ではお決まりと言えるほど人気の看護師転職サイトです。
求人数は業界トップクラスの5万件以上。面接対策や条件交渉などのサポートも丁寧なので、転職が不安な方におすすめです。
また「看護roo!」の求人情報には「キャリアパートナーのオススメポイント」が記載されているため、応募前に職場の雰囲気などをイメージしやすくなっています。
求人数とサポートの丁寧さを総合的に判断するならば、看護roo!への登録は外せないと言えるでしょう。
なお、看護rooは登録者限定に「転職ガイドブック」を配布しています。転職者に寄り添った配慮がある点も、看護roo!をおすすめできる理由の一つです。
看護師の転職には欠かせないサイトですので、優先的に登録しておくことをおすすめします。
看護roo!|基本情報
運営会社 | 株式会社クイック |
---|---|
公開求人数 | 約53,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | すべて無料 |
(最終更新:23年12月時点|公開求人数は「常勤のみ」の件数です)
職場のリアルな情報がわかる『レバウェル看護 (旧:看護のお仕事)』
レバウェル看護の特徴
- 公開求人数トップクラス
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『』は、業界トップクラスの求人数を保有する看護師転職サイトです。
年間4,000回以上の職場訪問を行なっており、病院や施設ごとの「医療方針」や「職場の雰囲気」などを詳しくヒアリングしています。
求人ページを確認すると、求人ごとのおすすめポイントや、実際に働くスタッフの声などが紹介されているため、応募前にイメージを膨らませやすいのが魅力的です。
求人ページだけでは分からない内容があれば、キャリアアドバイザーが丁寧に情報提供してくれるので、応募先をなかなか決められない人にもおすすめのサービスです。
少しでも多くの求人を見たい人や、職場の雰囲気を事前に詳しく知りたい人は、ぜひレバウェル看護も活用してみてください。
レバウェル看護 (旧:看護のお仕事)|基本情報
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
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公開求人数 | 約85,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:23年12月時点|公開求人数は「常勤のみ」の件数です)
求人数が多く職場情報も確認できる『ナース人材バンク』

- (引用
- ナース人材バンク)
ナース人材バンクの特徴
- 看護師登録者数No.1※株式会社エス・エム・エス調べ
- 老舗の看護師転職サイトだからこその安心感
- 全国幅広く求人を保有
『』は、年間10万人以上の看護師が利用している「看護師登録者数No.1」の人気転職サイトです。
2005年から運営されている老舗の転職サイトであり、医療機関との繋がりが強く、非公開求人も含めて全国幅広くの求人を保有しています。
また、各都道府県ごとに担当のキャリアアドバイザーが在籍しており、職場の雰囲気なども詳細に教えてもらえるのが魅力的です。
実績豊富で求人数も充実しているサービスであるため、看護師の転職には欠かせないサイトの1つと言えます。
全ての看護師におすすめですが、特に20代や30代のサポートに強みを持っているので、該当する人は優先的に登録しておきましょう。
ナース人材バンク|基本情報
運営会社 | 株式会社エス・エム・エス |
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公開求人数 | 約36,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:23年12月時点|公開求人数は「常勤のみ」の件数です)
看護師を辞めて違う仕事がしたい人におすすめの仕事3選

「看護師以外の働き方をしたい!」という場合は、病院やクリニック以外で看護経験を活かして働くのがおすすめです。
ここでは、看護師の経験を活かせるおすすめの仕事を3つご紹介します。
看護師以外のおすすめの仕事
医療関係の仕事
看護師としてのキャリアを活かしながら新たな分野に挑戦したい人は、医療関係の仕事がおすすめです。
例として、3つの職種と特徴をご紹介します。
医療関係の仕事例
保育園 |
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フィールドナース |
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臨床開発モニター(CRA) |
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上記の仕事のように、看護師の資格を活かしつつ、医療行為を行わない一般企業の仕事をすることも可能です。
医療関係の仕事を探すなら、病院以外の求人が豊富な「」の利用がおすすめです。
販売の仕事
販売職とは、アパレルや化粧品などの商品を店頭で売る職業です。
販売職の特徴
- 好きな商品・ブランドの販売はやりがいを感じやすい
- お客さんに商品を提案する力が求められる
- 患者とのコミュニケーション経験を活かしやすい
正社員・アルバイト・パート・派遣など、さまざまな業態で求人が出ているため、自分に合う働き方ができるのも魅力のひとつでしょう。
看護師を辞めて、プライベートの時間を大切にしながら働きたいと考えている人におすすめです。
「」の公式ホームページには、全国の販売職の求人が掲載されているので、ぜひ一度チェックしてみてください。
美容の仕事
美容関係の職種には、「美容部員」や「ネイルアーティスト」「エステティシャン」などがあります。
美容に関する職種の特徴
- 美容部員
→ デパートコスメの販売、メイクのアドバイス、メイクアップなどの業務 - ネイルアーティスト
→ ネイルにデザインを行う業務、民間資格あり - エステティシャン
→ マッサージやエステの施術、衛生管理が重要
美容系の仕事は、衛生管理やコミュニケーション能力を求められることが多いです。
看護師は清潔を保つ習慣があり、患者とのやりとりでコミュニケーション力が磨かれているため、美容系の仕事でスキルを活かしやすいでしょう。
「」には、全国の美容部員の求人が掲載されているのでチェックしてみてください。
看護師を辞めるときの正しい退職手続きの進め方

ここでは、看護師を辞める場合の正しい退職手続きについて解説していきます。
退職手続きは、以下の手順に沿って進めていきましょう。
退職手続きの進め方
退職の意思は遅くても3ヶ月前に伝える
退職の意思は、遅くても3ヶ月前には伝えましょう。
上司に伝えるのが遅くなると、人員の補充や業務の引継ぎが間に合わず、引き留められてしまう可能性があります。
職場に迷惑がかからないようにするためにも、退職を決断したら、なるべく早い段階で上司に話を通しておくことが重要です。
ボーナスの支給時期と算定期間は確認しておく
退職前に、ボーナスの支給時期と算定期間をしっかり確認しましょう。
支給時期を失念してしまうと、ボーナスを受け取らずに退職することになってしまいます。
また、算定期間前に退職してしまうと、ボーナスが減額されることもあります。
最後のボーナスは転職後の生活資金として役に立つので、しっかり受け取ってから退職するのがおすすめです。
失業保険の申請を忘れずに行う
次の転職先が決まっていない場合、失業保険の申請をして基本手当を受け取りましょう。
失業保険の受給条件は、以下のとおりです。
失業保険の受給条件
- ハローワークで求職申請を行い、求職活動を行う
- 仕事に就く意思と能力はあるが仕事に就けない状態にある
- 雇用保険の加入期間が過去2年間で通算12ヶ月以上ある
転職活動中の生活費や資金として活用できるので、条件を満たしている場合は忘れずに申請しましょう。
保険証の発行手続きを行う
次の転職先が決まっていない場合は、退職後に国民健康保険に加入するか、会社の健康保険を任意継続する必要があります。
国民健康保険の加入は、お住まいの市区町村にて手続きが可能です。
会社の健康保険の任意継続は、健康保険料を自分で負担し、会社で加入していた健康保険に継続加入する仕組みです。
退職後20日以内に会社が加入している健康保険組合での手続きが必要となるので、忘れないように注意してください。
まとめ
看護師の仕事は、精神的にも肉体的にもハードなので、辞めたいと思う人は多いです。
もし看護師を辞めたいと考えているなら、まずは以下の対処法を試してみてください。
看護師を辞めたいと思った時の5つの対処法
- ストレスを抱え込まずに相談する
- 辞めたいと思ったら一旦休んでみる
- 異動が可能なら異動願を出す
- 割り切って仕事に集中
- 見切りをつけて転職を決意
看護師を辞める決断をした場合は、転職を成功させるコツを押さえて、効率よく転職活動を進めましょう。
転職を成功させる5つのコツ
- 優先順位を付けて転職先に求める条件をはっきりさせる
- 幅広い職種や業界に目を向けて求人を探す
- 先輩や友人の看護師から情報収集
- 口コミサイトを活用して情報収集
- 転職サイトを活用
「辞めたいけど不安…」という人は、転職サイトに登録して、看護師専門のキャリアアドバイザーに相談してみましょう。
看護師転職サイトを利用すれば、応募書類の添削や模擬面接などのサポートも受けられるため、転職成功の可能性が高まります。
【おすすめ看護師転職サイト3選】 | ||
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転職サイト名 | 公開求人数 | 対応エリア |
◎ 約5万件 | ◎ 全国 | |
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◎ 約3.3万件 | ◎ 全国 |
(※最終更新:2022年10月|公開求人数は「常勤のみ」の件数です)
一人で悩まず、転職サイトなども有効に活用して、ぜひ後悔のない転職をしてください。

監修者
「辞めたいのは看護師か職場か」がはっきりしない場合は、看護師求人を一度チェックしてみるのがおすすめです。
たくさんの求人を見ても、全然働きたいと思えない場合、辞めたいのは「看護師」なのかもしれません。
「この職場だったら看護師を続けてもいいかも」と思える求人があるのなら、看護師として他の職場で働くことを検討してみてください。
もう無理!看護師を辞めたい!