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セゾン法人カードを徹底比較!ビジネスとビジネスプロの違いも合わせて解説

セゾン法人カード5種類の違いを徹底比較!ビジネスとビジネスプロの違いも合わせて解説

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ビジネス(個人事業主・小規模法人向け)ビジネス プロ(中規模法人向け)
カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンゴールド・ビジネス プロ・カード

セゾン・アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プロ・パーチェシング・カード

申込公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ
年会費
上段:初年度
下段:次年度以降

無料

22,000円(税込)(※2)

永年無料

永年無料

27,500円(税込)
27,500円(税込)

3,300円(税込)
3,300円(税込)
11,000円(税込)
11,000円(税込)
追加カードの年会費3,300円(税込)無料1,100円(税込)1,100円(税込)1,100円(税込)
入会資格個人事業主・法人事業者個人事業主・法人事業者中小規模法人代表者 (未成年者除く)中小規模法人代表者 (未成年者除く)中小規模法人代表者 (未成年者除く)
申し込み時の登記簿謄本・決算書の提出不要不要必要必要必要
カード発行枚数最大9枚最大9枚最大100枚最大100枚最大100枚
ETCカード
無料
無料
無料無料なし

※ビジネス プロのカード画像は公式サイトより引用(セゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメリカン・エキスプレス®・カードセゾンゴールド・ビジネス プロ・カードセゾン・アメリカン・エキスプレス®・ビジネス プロ・パーチェシング・カード
※2 2025年6月1日以降、商品性改定に伴い年会費33,000円(税込)へ変更

ビジネスを効率的に展開する上で、法人カードの存在は欠かせません。

特に「セゾン法人カード」は、その多彩なラインナップと充実した特典で多くの企業から支持を集めています。

しかし、セゾンの法人カードは「ビジネス」と「ビジネスプロ」の2種類に分かれており、さらに計5種類のカードから選ばなければならないため「どれが自社に最適かわからない」と迷う人も少なくありません。

本記事では、セゾン法人カードの種類や特徴、選び方のポイントについて詳しく解説します。ビジネスの規模や目的に合わせた最適なカード選びの参考にしてください。

セゾン以外のおすすめ法人カードについては、こちらの記事で解説しています。

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セゾン法人カード「ビジネス」と「ビジネス プロ」の違い

セゾン法人カード(ビジネスカード)は、株式会社クレディセゾンが提供する法人・個人事業主向けのクレジットカードです。

一般的な個人向けクレジットカードとは異なり、ビジネスにおける経費管理や資金繰りの改善、業務効率化などを目的として設計されています。

セゾン法人カードは大きく分けて2種類のカードラインナップがあります。

ビジネスビジネス プロ
入会資格個人事業主・法人事業者法人事業者(株式会社、合同会社など)
審査対象個人与信(代表者の信用情報)法人与信
申し込み時の登記簿謄本・決算書の提出不要必要
年会費無料~22,000円(税込)3,300円~27,500円(税込)
与信審査代表者個人の信用情報による法人の事業実績や信用情報による
追加カード最大9枚まで最大100枚まで
ポイント還元永久不滅ポイント利用額の0.5%~1%のキャッシュバック
キャッシュフロー最大56日間最大84日間
特典個人事業主向けサービスが中心ビジネス向け優待サービスが充実

セゾン法人カードの特徴は、中小企業や個人事業主でも取得しやすい審査基準と、ビジネスに特化した多彩な特典・サービスにあります。

また、アメリカン・エキスプレス®との提携カードも多数展開しており、国内外問わず幅広いビジネスシーンで活用できます。

それぞれのより細かな違いについて詳しく見ていきましょう。

個人事業主や小規模法人には『ビジネス』がおすすめ

「ビジネス」シリーズは、個人事業主や小規模法人向けのカードです。

個人与信での審査となるため、代表者個人の信用情報が重視されます。法人登記簿謄本や決算書の提出が不要なため、創業間もない企業や個人事業主でも申し込みやすいのが特徴です。

最大9枚までの追加カード発行が可能で、支払いサイクルは最大56日間となっています。

経費の一元管理を目的とする個人事業主や、少人数の法人に適したカードといえるでしょう。

ポイント還元は永久不滅ポイントを採用しており、貯まったポイントはさまざまな商品と交換したり、JALマイルに移行したりできます。

後述するアメックスブランドのカードは、ステータス性が高く、国内外での信頼度も高いため、ビジネスシーンでの活用価値が高いといえます。

ただし、法人与信のカードと比較すると、利用限度額が低めに設定される傾向があるため注意が必要です。

大型の設備投資や仕入れなどで、高額な決済を頻繁に行う場合には不向きな場合があります。

従業員数50名以上の中規模法人は『ビジネス プロ』がおすすめ

「ビジネス プロ」シリーズは、中規模以上の法人を対象としたカードです。

法人与信での審査となるため、会社の信用力や事業実績が重視されます。申し込み時には法人登記簿謄本や直近の決算書などの提出が必要です。

このシリーズの特徴は、最大100枚までの追加カード発行が可能な点と、支払いサイクルが最大84日間という点です。

従業員数が多く、部門やプロジェクトごとに経費管理をしたい企業や、キャッシュフロー改善を図りたい企業に適しています。

また、利用金額に応じて0.5%~1.0%のキャッシュバックが自動的に適用されるため、経費削減効果も期待できます。

特に経費支出が多い企業ほど、このキャッシュバック制度のメリットは高まるでしょう。

一方で、設立間もない企業や信用情報が十分に蓄積されていない企業、決算内容に不安がある企業には審査通過のハードルが高い可能性があります。

セゾン法人カードの『ビジネス』の違いを比較

セゾン法人カードの「ビジネス」シリーズには、2種類のカードがあります。

個人事業主や小規模法人向けに設計されたこれらのカードは、それぞれ異なる特徴を持っています。

カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

年会費初年度:
無料
2年目以降:
22,000円(税込)(※2)
永年無料
追加カードの年会費3,300円(税込)無料
入会資格個人事業主・法人事業者個人事業主・法人事業者
申し込み時の登記簿謄本・決算書の提出不要不要
キャッシュフロー最大56日間最大56日間
キャッシュバックなし(永久不滅ポイント)なし(永久不滅ポイント)
カード発行枚数最大9枚最大9枚
ETCカード
無料
無料
特長高額な旅行保険と充実した特典年会費無料でアメックスブランドを持てる
申込

※2 2025年6月1日以降、商品性改定に伴い年会費33,000円(税込)へ変更

「ビジネス」シリーズは、個人与信による審査で、決算書や登記簿謄本が不要です。

また、永久不滅ポイントが貯まり、有効期限がないため長期で使えば使うほど経費削減に貢献しやすくなっています。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

3.57
年会費初年度:無料
2年目以降:22,000円(税込)(※2)
ポイント還元率0.5~1.0%(※1)
国際ブランド
  • american_express
電子マネー
  • applePay
  • id
  • quicpay
発行スピード最短3営業日
追加カード

ETCカード

家族カード

ETCカード発行手数料無料
ETCカード年会費無料
ETCカード発行期間3〜10日程度
マイル還元率(最大)1.125%
旅行保険国内旅行保険海外旅行保険
ポイント名永久不滅ポイント
締め日・支払日締め日:毎月10日・支払い:翌月4日
申し込み条件高校を卒業した満18歳以上
必要書類登記簿謄本 or 印鑑証明書 ・代表者の本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)

注目ポイント

  • 様々な業種の経費支払いが「優待価格」で!
  • 一流ホテルの宿泊など、プラチナ会員限定サービスがあり!
  • 追加カードも本会員とほぼ同条件のサービスを享受!
  • 上質の空港関連サービスを受けながら最大1.125%でマイレージが貯まる!
公式サイトへ
補足事項
  • 1 永久不滅ポイントは通常1,000円(税込)の利用毎に1ポイント貯まります。1ポイント5円相当のアイテムと交換の場合となります。交換商品によっては、1ポイントの価値は5円未満になります。
  • 電子マネーチャージ時の永久不滅ポイントに関して:通常ポイントは2,000円(税込)の利用毎に1ポイント貯まります。ボーナスポイントは対象外。
  • 2 2025年6月1日以降、商品性改定に伴い年会費33,000円(税込)へ変更

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは、「ビジネス」シリーズの最上位に位置するプレミアムカードです。

最高1億円の海外旅行傷害保険やプライオリティ・パスの無料提供など、プレミアムな付帯サービスが充実している点が特徴の1枚です。

海外出張が多い経営者や、接待でレストランやホテルを頻繁に利用する人に最適なカードといえるでしょう。

また、買い物で貯まる永久不滅ポイントは海外でのショッピング利用でポイント2倍になるほか、JALマイルへの交換率も最大1.125%と高く設定されています。

主な特典・サービス

  • 海外旅行傷害保険(最高1億円)
  • 国内旅行傷害保険(最高5,000万円)
  • プライオリティ・パス無料登録
  • プラチナ会員専用コンシェルジュサービス
  • 永久不滅ポイント(海外利用でポイント2倍)

海外取引や出張が多い個人事業主や、一定規模の経費支出がある企業の経営者におすすめです。

付帯サービスを積極的に活用することで、年会費以上の価値を得られるでしょう。

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

年会費初年度:永年無料
2年目以降:永年無料
ポイント還元率0.5~2.0%(※1)
国際ブランド
  • american_express
電子マネー
  • id
  • quicpay
発行スピード最短3営業日
追加カード

ETCカード

ETCカード発行手数料無料
ETCカード年会費無料
ETCカード発行期間【Netアンサー/パーソナルアンサーからお申し込み】
お申し込み後、最短3営業日後にご自宅へカードを発送いたします。
【クレジットカード・ETCカード同時申込】
クレジットカードの審査・発行後、1~2日程度でETCカードを発行します。
ポイント名永久不滅ポイント
締め日・支払日締め日:毎月10日・支払日:翌月4日
申し込み条件個人事業主またはフリーランス、経営者の方(高校生を除く)
必要書類ご本人様の確認資料(運転免許証、パスポートなど)のみ。登記簿謄本や決算書のご提出は不要。

注目ポイント

  • AWSなどのビジネスサービス利用でポイントが4倍に!
  • 永年無料で良コスパの法人カード!
  • 追加カードが9枚まで年会費が永年無料!
  • 登記簿謄本・決算書不要で申し込みが可能
  • ETCカードの発行無料
公式サイトへ
補足事項
  • 電子マネーチャージ時の永久不滅ポイントに関して:通常ポイントは2,000円(税込)の利用毎に1ポイント貯まります。ボーナスポイントは対象外。
  • 1 永久不滅ポイントは通常1,000円(税込)の利用毎に1ポイント貯まります。1ポイント5円相当のアイテムと交換の場合となります。交換商品によっては、1ポイントの価値は5円未満になります。

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは、カードフェイスの色がコバルトブルーのビジネスカードです。

個人事業主向けのサービスに特化しており、他社の一般カード並みの年会費で充実した特典・サービスを受けられるカードです。

開業前の人でも気軽に申し込みができるカードといわれており、ネット社会で独立起業するビジネスパーソンが増加する状況に対応したカードといえます。

特筆すべき点として、Yahoo!広告やクラウドサービスの決済に利用すると、永久不滅ポイントが4倍になる特典があることです。

Web関連のビジネスを展開している個人事業主には大きなメリットとなるでしょう。

主な特典・サービス

  • 年会費永年無料
  • 追加カード年会費も無料(最大4枚)
  • ビジネス・アドバンテージ(優待サービス)
  • 特定のWeb関連サービス利用でポイント4倍
  • ETCカード年会費無料

経費支出がそれほど多くない個人事業主や、法人カードを初めて持つ人におすすめです。

年会費負担がなく、必要に応じて追加カードも無料で発行できるため、コスト意識の高い事業者に適したカードとなっています。

伊藤亮太からのコメント

ファイナンシャルプランナー

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、これから事業を展開したいと考える個人事業主やスタートアップ事業主におすすめのクレジットカードです。
年会費が無料と法人カードにしてはコストが抑えれています。
ステータス性もあり、最初に保有する法人カードとして良いと考えます。

さらにその上をいきたいという方は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードはいかがでしょうか?
プラチナカードの割には年会費は22000円(税込)と安いわりには、海外旅行傷害保険の補償は最高1億円、国内旅行傷害保険の補償は最高5000万円と高額です。
プライオリティ・パスも発行できますし、コンシェルジュの利用もできます。
ステータス性を特に重視し、ある程度売り上げや利益、現預金がある事業者などはプラチナカードを目指してみるのも良いでしょう。

セゾン法人カードの『ビジネス プロ』の違いを比較

セゾン法人カードの「ビジネス プロ」シリーズには、3種類のカードがあります。

それぞれ特徴や付帯サービスが異なるため、自社のビジネススタイルや利用目的に合わせて選ぶことが重要です。

カードセゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメリカン・エキスプレス®・カードの券面画像

セゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンゴールド・ビジネス プロ・カードの券面画像

セゾンゴールド・ビジネス プロ・カード

セゾン・アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プロ・パーチェシング・カードの券面画像

セゾン・アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プロ・パーチェシング・カード

年会費27,500円(税込)3,300円(税込)11,000円(税込)
追加カードの年会費1,100円(税込)1,100円(税込)1,100円(税込)
入会資格中小規模法人代表者 (未成年者除く)中小規模法人代表者 (未成年者除く)中小規模法人代表者 (未成年者除く)
申し込み時の登記簿謄本・決算書の提出必要必要必要
キャッシュフロー最大84日間最大84日間最大84日間
キャッシュバック1.0%0.5%0.5%
カード発行枚数最大100枚最大100枚最大100枚
ETCカード無料無料なし
特長最上位クラスの付帯特典、プラチナ専用コンシェルジュコストパフォーマンスに優れたゴールドカードカードの発行が任意の名義で可能
申込公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ

※カード画像は公式サイトより引用(セゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメリカン・エキスプレス®・カードセゾンゴールド・ビジネス プロ・カードセゾン・アメリカン・エキスプレス®・ビジネス プロ・パーチェシング・カード

ビジネス プロシリーズは、いずれも法人与信による審査で、支払いサイクルが最大84日間です。

また、利用金額に応じたキャッシュバックが自動的に適用されるため、経費削減効果が期待できます。

カードによって年会費と付帯サービスの充実度が異なるため、自社のニーズに合ったカードを選びましょう。

セゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメリカン・エキスプレス®・カード

年会費27,500円(税込)
追加カードの年会費1,100円(税込)
入会資格中小規模法人代表者(未成年者除く)
申し込み時の登記簿謄本・決算書の提出必要
キャッシュフロー最大84日間
キャッシュバック1.0%
カード発行枚数最大100枚
ETCカード無料
旅行傷害保険海外旅行保険・国内旅行保険

セゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメリカン・エキスプレス®・カードは、ビジネス プロシリーズの最上位に位置するプレミアムカードです。

年会費は27,500円(税込)ですが、その分高い付加価値を提供してくれます。

利用金額の1.0%が自動的にキャッシュバックされるため、経費支出が多い企業にとっては年会費以上の還元を受けられる可能性が高く、実質的なコスト削減につながるでしょう。

また、海外旅行傷害保険が最高1億円まで付帯し、プラチナ会員専用のコンシェルジュサービスも利用できます。

海外出張や取引先との接待が多い企業にとって、安心と便利さを提供してくれるカードです。

主な特典・サービス

  • 利用金額の1.0%自動キャッシュバック
  • 海外旅行傷害保険(最高1億円)
  • 空港ラウンジサービス(プライオリティ・パス無料登録)
  • プラチナ会員専用コンシェルジュサービス
  • ビジネス・アドバンテージ(優待サービス)

海外取引や出張が多い中規模法人や、年間の経費支出が多く還元率を重視する企業におすすめです。

付帯サービスを活用することで、ビジネスがよりスムーズに進行するでしょう。

セゾンゴールド・ビジネス プロ・カード

年会費3,300円(税込)
追加カードの年会費1,100円(税込)
入会資格中小規模法人代表者(未成年者除く)
申し込み時の登記簿謄本・決算書の提出必要
キャッシュフロー最大84日間
キャッシュバック0.5%
カード発行枚数最大100枚
ETCカード無料
旅行傷害保険海外旅行保険・国内旅行保険

セゾンゴールド・ビジネス プロ・カードは、プラチナカードほどの高額なサービスは必要ないものの、一定の付加価値は求めるビジネスパーソンに最適なカードです。

年会費は3,300円(税込)と、一般カードと同程度に抑えられています。

利用金額の0.5%が自動的にキャッシュバックされるため、一定の経費削減効果が期待できます。

また、国内・海外旅行傷害保険が付帯しているため、出張時の心強い1枚となるでしょう。

主な特典・サービス

  • 利用金額の0.5%自動キャッシュバック
  • 国内・海外旅行傷害保険
  • ETCカード年会費無料
  • 国内空港ラウンジ
  • 最大84日間の支払いサイクル

コストパフォーマンスを重視する中小企業や、国内での利用が中心となる企業におすすめです。

必要十分な付帯サービスと、リーズナブルな年会費のバランスが取れたカードとなっています。

セゾン・アメリカン・エキスプレス®・ビジネス プロ・パーチェシング・カード

年会費11,000円(税込)
追加カードの年会費1,100円(税込)
入会資格中小規模法人代表者(未成年者除く)
申し込み時の登記簿謄本・決算書の提出必要
キャッシュフロー最大84日間
キャッシュバック0.5%
カード発行枚数最大100枚
ETCカードなし
旅行傷害保険なし

セゾン・アメリカン・エキスプレス®・ビジネス プロ・パーチェシング・カードは、ビジネス プロシリーズのなかで最も柔軟性が高いカードです。

任意の名義でカード番号を発行できるため、再発行手続きの手間の削減や管理業務の負荷を軽減できます。

利用金額の0.5%が自動的にキャッシュバックされる点や、支払いサイクルが最大84日間である点はほかのビジネス プロカードと同様です。

主な特典・サービス

  • 利用金額の0.5%自動キャッシュバック
  • 最大84日間の支払いサイクル
  • ETCカード年会費無料
  • 任意の名義でのカード発行
  • 最大100枚までの追加カード発行

付帯サービスは先の2枚より控えめであるため、付帯サービスよりも実質的な経費削減や資金繰り改善を重視する企業におすすめです。

特に仕入れや資材調達などの管理や、部署ごとの会計管理に特化したカードといえるでしょう。

セゾン法人カードの選び方

セゾン法人カードは種類が豊富なため、自社のビジネスに最適なカードを選ぶためのポイントを押さえておく必要があります。

ここでは、カード選びの主な基準について解説します。

セゾン法人カードを選ぶ際は、上記のポイントを総合的に判断し、自社のビジネスニーズに最も合ったカードを選ぶことが重要です。

特に、申し込み条件や年会費、利用限度額や付帯サービスなどは、ビジネスの規模や特性によって最適な選択肢が異なります。

申し込み条件が自社に合っているか選ぶ

セゾン法人カードを選ぶ際、まず確認すべきなのは申し込み条件です。

「ビジネス プロ」シリーズは法人事業者向けで、登記簿謄本や決算書の提出が必要になります。

一方、「ビジネス」シリーズは個人事業主でも申し込み可能で、必要書類も本人確認書類のみとシンプルです。

ただし、以下のような場合は審査が厳しくなる可能性があります。

  • 設立から1年未満の法人
  • 代表者の信用情報に問題がある場合
  • 特定の業種(風俗関連業など)
  • 過去に金融事故歴がある場合

自社の状況に合わせて、審査に通りやすいカードを選びましょう。

年会費の有無で選ぶ

年会費は法人カード選びの重要な基準です。

セゾン法人カードのなかでは、セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードが、永年無料で最もコストパフォーマンスが高いといえます。

経費削減を最優先する個人事業主には最適な選択肢でしょう。

年会費がかかるセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードや、セゾンゴールド・ビジネス プロ・カードは、その分充実した付帯サービスが期待できます。

年間の経費支出が多い場合は、ポイント還元やキャッシュバックで年会費以上のリターンが得られる可能性もあります。

利用限度額で選ぶ

ビジネスの規模や経費支出の金額によって、必要な利用限度額は異なります。

大口の仕入れや設備投資を検討している場合は、より高い限度額が設定される可能性が高い「ビジネス プロ」シリーズがおすすめです。

特にセゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメリカン・エキスプレス®・カードや、セゾン・アメリカン・エキスプレス®・ビジネス プロ・パーチェシング・カードは、大口決済を想定したカードです。

小規模な経費支出が中心であれば「ビジネス」シリーズで十分でしょう。

付帯サービスや特典が年会費に見合っているかで選ぶ

法人カードの付帯サービスや特典は、ビジネスをサポートする大切な要素です。そのため、年会費と付帯サービスのバランスを考慮して選ぶのがおすすめ。

たとえば、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは年会費22,000円(税込)となっています。

しかし、海外旅行傷害保険(最高1億円)やプライオリティ・パス無料登録など、海外出張が多い経営者にとって嬉しい特典が付帯しています。

これらのサービスを個別に契約すると年会費以上のコストがかかるため、ニーズに合致していれば十分にコストパフォーマンスが高いといえるでしょう。

一方、セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは年会費無料ながら、ビジネス・アドバンテージなどの優待サービスが利用できます。

ポイントの還元率で選ぶ

経費支出の多い企業にとって、ポイント還元率やキャッシュバック率の優先度は高いでしょう。

セゾン法人カードには、永久不滅ポイントが貯まるタイプとキャッシュバックが得られるタイプがあります。

マイル還元を重視するならセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードが最適です。

JALマイルへの交換率が高く、最大1.125%のマイル還元が受けられます。

直接的な経費削減を求めるなら、利用額の1.0%が自動キャッシュバックされる、セゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメリカン・エキスプレス®・カードがおすすめです。

必要な分だけ追加カードやETCカードを発行できるかで選ぶ

従業員数の多い企業では、追加カードの発行枚数も確認しておきましょう。

セゾン法人カードの「ビジネス プロ」シリーズは最大100枚、「ビジネス」シリーズは最大9枚の追加カードを発行できます。

小規模チームや個人事業主なら、セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードで十分でしょう。

一方、部門別の経費管理を行いたい中規模法人なら、セゾンゴールド・ビジネス プロ・カードが適しています。

セゾン法人カードを持つメリット

セゾン法人カードを持つことで、ビジネス上のさまざまなのメリットがあります。

セゾン法人カードを持つメリット

  • 有効期限のない永久不滅ポイントが貯まる
  • 決算書・登記簿不要の審査設計
  • アメックスとの提携によるステータスの高さ
  • 利用限度額の柔軟性と一時増枠サービス
  • 会員専用の特別優待

セゾン法人カードの魅力は、カードの種類に関わらず、ビジネスの成長や効率化をサポートする多種多様な特典が用意されている点です。

特に個人事業主や中小企業にとって、セゾン法人カードは使いやすく、コストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。

セゾン法人カードを持つデメリット

セゾン法人カードには多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。

セゾン法人カードを持つデメリット

  • プラチナカードは年会費が高め
  • ビジネス プロシリーズは審査が厳しい
  • アメックスの加盟店はVISAやMastercard®より少ない
  • ビジネスシリーズは利用限度額が低めに設定される傾向
  • 一部のカードではポイント交換先が限られる

上記のデメリットは、ビジネスの規模や利用スタイルによって影響の大きさが異なります。

ただし、これらはセゾン法人カード以外のカードでも同様です。自社のニーズに合わせて、メリットとデメリットを総合的に判断しましょう。

まとめ

セゾン法人カードは、その多彩なラインナップと充実した特典で、さまざまなビジネスシーンをサポートするカードです。

ビジネスの規模や目的に合わせて最適なカードを選ぶことで、経費管理の効率化やキャッシュフローの改善、コスト削減などの効果が期待できます。

特に個人事業主や中小企業にとっては、決算書不要で申し込みやすい点や、支払いサイクルによるキャッシュフロー改善効果は大きな魅力です。

単なる決済手段ではなく、ビジネスをサポートする戦略的なツールとして活用することで、その価値を最大限に引き出せるでしょう。

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