車検費用を払うお金がないときの対処法!車検代を安くする方法ややってはいけない注意点を解説
最終更新日:
このページにはPRリンクが含まれています
また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。※コンテンツ制作ポリシーはこちら
「車検期限が迫っているのに、数十万円も現金を用意できない」と焦っている人もいるでしょう。
自身の現状に合った対処方法を見つけ、車検切れの不安から解放されたいと感じていることかと思います。
この記事では、車検のためのお金がない人に向けて、状況やニーズごとにおすすめの対処法を解説します。
- クレジットカードが使えるなら、クレジットカード支払いに対応した業者を選ぶ
- 消費者金融や銀行カードローンだけでなく、自社ローンでお金を用意するのもおすすめ
- 車検切れの車には決して乗ってはならない
気になる内容をタップ
【状況別】車検費用を払うお金がないときの最適な対処法
車検費用を払うお金がないときの最適な対処法は、ひとつではありません。状況によって、選ぶべき手段は大きく異なります。
焦って手当たり次第に動いても、かえって状況を悪化させる恐れがあります。
まずは以下の「3つの質問」で自分の状況を整理し、最適な方法を見極めましょう。
→ YESなら「カード分割・後払い」
→ NOならQ2へ
→ YESならQ3へ
→ NOなら「どうしても払えない場合の最終手段」
→ YESなら「中小消費者金融」または「自社ローン」
→ NOなら「大手消費者金融カードローン・銀行カードローン」
過去の延滞や債務整理に関する情報は「信用情報機関」に保管され、カードローンの審査時にチェックされます。
審査に不利になるような情報が残っているか心配な人は、各機関に開示請求することも可能です。
ただし車検切れが迫っており、開示請求する時間が残されていない可能性もあるでしょう。
その場合は、ご自身の記憶を頼りに、より確実な方法を選ぶのが賢明です。
この記事でご紹介する解決策の特徴と、向いている人は以下のとおりです。
| 解決策 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| クレジットカード活用 |
|
|
| カードローン・マイカーローン |
|
|
| 中小消費者金融・自社ローン |
|
|
| 自社ローン車検 |
|
|
| 最終手段 |
|
|
それぞれひとつずつ、具体的に解説していきます。
対処法①クレジットカードで車検費用を分割・後払いにする
ひとつ目の対処法は、手持ちのクレジットカードを利用して車検費用を分割・後払いにする方法です。
最大のメリットは、新たな審査が不要である点です。
すでに持っているカードの「ショッピング枠」を利用するため、利用限度額の範囲内であれば誰でもすぐに使えます。
また、利用額に応じてポイントが貯まるのも魅力的ですね。
ただし、車検費用には「法定費用(重量税・自賠責保険など)」と「車検基本料・整備費用」の2種類があり、法定費用は現金払いのみとする業者も多いです。
全額をカードで払える業者ばかりではありません。
全額カード払い対応の業者を選ぶメリットと注意点
全額カード払いに対応している業者を探すメリットは、数万円から十数万円かかる車検費用全額に対してポイント還元(通常0.5~1.0%程度)が受けられることです。
現金払いではポイントをもらえないため、実質的な節約になります。
一方で注意すべきなのが「事務手数料」です。
全額カード払いに対応していても、店側が負担する決済手数料分(3~5%程度)を「事務手数料」として利用者に請求するケースがあります。
ポイント還元分以上の出費となり、結局損をしてしまう可能性もあります。
したがって、全額カード払いを利用する際は「手数料無料」または「手数料がポイント還元率以下」の店舗を選ぶのがおすすめです。
対処法②大手消費者金融カードローン・銀行マイカーローンで現金を調達する
ショッピング枠の余裕がない場合や、そもそもクレジットカードを持っていない場合は「現金を借りて支払う」のもおすすめです。
現金を調達できれば、現金払いのみの格安車検業者やユーザー車検代行なども選択肢に入ります。
結果的に、車検費用総額を安く抑えられる可能性が高くなるでしょう。
借入先としては、主に「消費者金融」と「銀行」の2つの選択肢があります。状況やニーズに合わせて選ぶのが重要です。
大手消費者金融のメリット|即日融資・無利息期間で法定費用もカバー
「車検切れまであと数日しかない」という緊急時には、アコムやプロミスなどの大手消費者金融が最適です。
最大のメリットは審査スピード。最短数分~数十分で審査が完了するため、最短即日でお金を用意できます。
また業者によっては、初めて利用する人向けに「無利息期間」も用意されています。次の給料日やボーナスですぐに返済できれば、利息ゼロで車検費用を立て替え可能です。
契約もWeb完結で進められるため、誰にも会わず、店舗に行く手間も省けます。
とくにプロミスは、最短3分※で審査が完了するほか、アプリの使い勝手も良くおすすめです。
※プロミスの審査・融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。
| 借入金利 | 年2.5%~18.0% |
|---|---|
| 無利息期間 | 30日間※ |
| 融資時間 | 最短3分※ |
- はじめてご契約の方に最大1,000ポイント分のVポイントをプレゼント※諸条件あり
- Web契約で最短3分融資も可能※
- 初めての方なら、30日間利息0円※
※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
銀行カードローン・マイカーローンは金利が低めだが早めに申込もう
もし車検満了日まで時間的な余裕があり、少しでも金利を抑えたいのであれば、銀行系のローンが適しています。
銀行カードローンは、消費者金融よりも金利が低めに設定されています。
さらに、使い道が限定されている「マイカーローン」であれば、年1~5%程度の低金利で利用できる場合も。
ただし、銀行の審査は警察庁データベースへの照会が必要なため、即日融資はできません。
とくにマイカーローンは審査が厳格で、融資実行まで1~2週間かかることも多いです。
「明日までに払わないといけない」といった切羽詰まった状況には向いていないため、早めに申込んでおきましょう。
対処法③大手消費者金融の審査に不安があるなら中小消費者金融もおすすめ
「過去にクレジットカードの支払いを遅延したことがある」「大手消費者金融の審査に落ちてしまった」など、過去の金融トラブルが原因で大手消費者金融の審査に落ちてしまっても、諦めるのはまだ早いです。
「中小消費者金融」であれば、審査に通る可能性がまだ残されています。
大手とは違う「独自審査」の仕組みと柔軟性
大手消費者金融は「スコアリングシステム」を使って機械的に審査を行っています。
審査スピードは早いですが、過去の借入状況や金融トラブルといった「信用情報」に傷があると、自動的に弾かれてしまいがちです。
一方で中小消費者金融では、一人ひとりの事情を聞き取る「独自審査」を行っているのが特徴です。
過去の履歴よりも「現在、返済能力があるか」を重視してくれます。
かつて金融トラブルを起こしてしまったとしても、現在働いていて安定した収入があれば、柔軟に対応してもらえる可能性があります。
中でも「エイワ」などの対面審査を行う業者は、事情を直接話せるため融通が利きやすく、午前中までに申込めば即日融資も可能です。
大手がダメでも、諦めずに中小消費者金融を探してみましょう。

| 借入金額(実質年率) | 無利息期間 | 融資限度額 |
|---|---|---|
| 年17.9507%~19.9436% | なし | 最大50万円 |
闇金に注意しよう
審査に通りたいからといって「ブラックOK」「誰でも融資」といった甘い言葉に飛びついてはいけません。
そのような業者は十中八九、闇金です。一度でも関わると、法外な利息で返済を迫られるだけでなく、犯罪トラブルに巻き込まれるリスクもあります。
正規の貸金業者は必ず「登録番号」を持っています。
怪しいと思ったら、金融庁の「登録貸金業者情報検索入力ページ」で番号を検索し、正規の業者であることを必ず確認してください。
対処法④自社ローン車検なら信用情報を確認されない
どこからもお金を借りられず、クレジットカードも使えない。
それでも、生活や仕事のために車がどうしても必要な人におすすめなのが「自社ローン」に対応している車検業者です。
貸金業者や金融業者などを通さず、お店と直接「分割払いの契約」を結ぶ方法です。
信用情報がチェックされないため過去に延滞や債務整理をしていても利用できる可能性がある
自社ローンの最大の特徴は、審査時に個人の信用情報を参照しないことです。
信用情報とは、個人がこれまでに行ったお金の借り入れや支払いに関する記録のことです。
具体的には、クレジットカードやローンの契約内容や、支払いの遅れがあったかどうかなどがまとめられています。
自社ローンの場合、お店が独自の基準で審査を行うため、過去に長期延滞や債務整理をしていたとしても借りられる可能性があります。
審査で主に重視されるのは
- 現在、支払い能力があるか
- 連絡が確実につくか
- 保証人を用意できるか
といった、現時点での返済能力です。
人柄や勤続年数などが評価されれば、利用できる可能性は十分にあります。
自社ローン車検を利用する際の注意点
ただし、リスク回避のために手数料などが上乗せされ、通常の車検よりも総額が割高になる傾向があります。
また、支払いが遅れた場合に備えて、エンジンを遠隔で停止させる「GPS装置」の取り付けを条件とする業者も増えています。
さらに、自社ローン車検を行っている店舗は全国的に見てもまだ少ないです。
近所で見つけるのが難しいかもしれないため、気になる人は早めに探してみましょう。
対処法⑤どうしても払えない場合の最終手段
どのローン審査も通らず、自社ローンも利用できない。そんな八方塞がりの状況でも、まだ打てる手はあります。
公的制度や「車を手放す」という選択肢を含めた最終手段について解説します。
親・知人にお金を借りる|借用書を作るのがおすすめ
まず検討すべきなのは、親や親族に頭を下げてお金を借りる方法です。
借りる際は、口約束ではなく必ず「借用書」を作成しましょう。
返済の意思を目に見える形で示すだけでなく、贈与税が課税されるリスクを防ぐためにも重要です。
言い出しづらいかもしれませんが、きちんと返済計画を立てたうえで、正直に事情を説明してみましょう。
公的融資は原則として車検に使えないが例外もある
社会福祉協議会が行っている「緊急小口資金」などの公的融資は、原則として借金返済や遊興費には利用できません。
しかし「車がないと通勤できず、失業してしまう」という特段の事情がある場合に限り、認められる例外ケースも稀にあります。
公共交通機関の利用が難しい地域に住んでいる人なら、利用できる可能性もゼロではありません。
気になる人は、自治体の担当窓口にて相談してみましょう。
車検を通さず一時抹消や売却をして維持費をカットする手もある
最終的な選択肢として、無理に車検を通さず、状況が整うまで一時的に車を手放す方法もあります。
「一時抹消登録」をすれば、ナンバープレートを返納して自動車税の支払いを止められます。
車検切れのまま放置するよりも出費が抑えられ、経済状況が改善すれば再登録して乗ることも可能です。
また、走行距離が10万kmを超えている車や年式が古い車は維持費が高いため、思い切って売却や廃車にするのも賢明な判断です。
車の維持費という固定費そのものをカットでき、生活の立て直しにも繋がるでしょう。
動かなくなった車であっても、廃車買取業者なら数万円で買い取ってくれる可能性があります。
車検費用が高くなる理由と少しでも安く抑える節約術
車検費用は、回を重ねるごとに高くなっていきます。車の経年劣化や税制上のルールによって、乗れば乗るほど維持費が上がる仕組みになっているからです。
なぜ高くなるのかという「原因」を知れば、安く抑えるための「対策」も見えてきます。
やみくもに支払うのではなく、削れる部分と削れない部分を正しく理解し、賢く節約しましょう。
10万km超え・年式が古い車は重量税重課と部品の交換費用で高くなる
車検費用が高騰する最大の要因は「年式(新車登録からの経過年数)」と「走行距離」の2つです。
それぞれなぜ車検費用を押し上げてしまうのか、その理由について把握しておきましょう。
法定費用は年数によって高くなる重課税である
まず、どこで車検を受けても同じ金額がかかる「法定費用」の中には、年数とともに増える項目があります。
それが「自動車重量税」です。
エコカー減税対象車を除き、新車登録から13年が経過すると税額は約39%アップし、さらに18年経過すると重課税され、金額が跳ね上がります。
例えば1.5トンの普通車の場合、通常は24,600円ですが、13年超で34,200円、18年超で37,800円にもなります。
10万kmを超えると部品交換費用が高くなる
次に「整備費用」です。
走行距離が10万kmを超えたあたりから、車の重要部品が交換時期を一斉に迎えます。
とくに高額なのが「タイミングベルト」や「ウォーターポンプ」といったエンジンの重要部品や、ブレーキ関係の部品です。
これらを交換すると、整備費用だけで5~10万円プラスされるケースも珍しくありません。
「まだ走れるから」と交換を渋ると車検に通らないため、どうしても支払わざるを得ない費用となります。
ユーザー車検や相見積もりで「車検基本料」をカット可能
法定費用や必須整備費用を削ることは難しいですが、「車検基本料(代行手数料・検査料など)」は工夫次第で大幅にカットできます。
法律で定められた金額ではなく、業者の利益となるため、業者選びや依頼方法によって数万円単位で差がつきます。
相見積もりで比較する
車検基本料を抑える上で最も簡単かつ効果的なのが、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」です。
車検費用を抑えたいのであれば、1社だけで車検業者を決めるのではなく、必ず2~3社ほどに見積もりを依頼し、比較するのがベストです。
一般的に、ディーラーは点検項目が多く費用も高めです。
一方、車検専門フランチャイズ店(コバックなど)やガソリンスタンドは価格競争が激しく、基本料を安く設定しています。
「A店ではこの価格だった」と他店の見積もりを提示すれば、値引き交渉にも活用できるでしょう。
ユーザー車検に挑戦する
難易度が高いものの最も大きく車検費用を抑えられる方法は、業者に任せず自分で陸運局に車を持ち込んで検査を受ける「ユーザー車検」です。
代行手数料(通常1~2万円程度)が一切かからないため、ほぼ法定費用のみで車検を通せます。
ただし、平日の日中に時間を確保する必要がある上、ある程度の車の知識や事前の予習が必要です。
整備不良で不合格になると再検査の手間がかかるため、ハードルは高めです。
車検費用の内訳は?「法定費用」と「車検基本料」の違い
車検費用を賢く抑えるためには、車検費用の内訳について詳しく理解しておく必要があります。
車検費用は大きく分けて、以下の3つで構成されています。
- 法定費用(どこで受けても一律・節約不可)
- 車検基本料・整備費用(業者によって変動・節約可能)
- 部品代・消耗品代(車の状態による)
それぞれの項目を詳しく見ていきましょう。
法定費用(重量税・自賠責保険・印紙代)はどこでも一律・節約不可
法定費用とは、国や保険会社に支払うお金のことです。
法律で金額が定められているため、ディーラー、カー用品店、ガソリンスタンド、ユーザー車検など、どの店舗で車検を受けても金額は変わりません。
内訳は以下の3つです。
- 自動車重量税
- 自賠責保険料
- 印紙代(検査手数料)
合計すると、軽自動車でも約3万~4万円、普通車なら4万~6万円程度かかります。
自動車重量税
自動車重量税は、その名の通り「車の重さ」に応じて課税される国税です。
通常、次回の有効期間分(2年分)を車検時にまとめて納税します。自家用乗用車の場合、重さが0.5トン増えるごとに税額が高くなります。
また、年式による「経過年数」も重要です。
初度登録から13年経過、さらに18年経過のタイミングで税額が上がる「重課税制度」が適用されます。
つまり、車が古くなるほど自動車重量税も高くなるのです。
自賠責保険料
自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は、公道を走るすべての車に加入が義務付けられている「強制保険」です。
事故を起こした際に被害者を救済するための、最低限の対人補償が備わっています。
金額は「車種(普通車・軽自動車)」と「保険期間(24か月・25か月など)」によって一律で決まっています。
保険会社による違いはないため、どこの代理店で支払っても金額は同じです。
印紙代(検査手数料)
印紙代とは、国や軽自動車検査協会に検査を行ってもらうための手数料です。
金額は車種や「どこで車検を受けるか」によって細かく異なりますが、概ね1,000円~2,000円程度です。
民間の整備工場で受ける場合と、陸運局に持ち込むユーザー車検とで数百円の差が出ますが、節約効果としてはごくわずかでしょう。
車検基本料・整備費用は業者によって変動する
車検費用を節約するうえでメインターゲットとなるのが「車検基本料」と「整備費用」です。
どちらも業者が自由に価格を設定できる「サービス料金」にあたるため、依頼先によって数万円単位で差が開くケースも多いです。
車検基本料|代行手数料・検査料
車検基本料は、いわゆる「業者の利益」になる部分です。主に以下の2つで構成されています。
- 24か月定期点検料:車の健康状態をチェックするための費用
- 検査代行手数料:ユーザーに代わって陸運局などで手続きを行うための手数料
一般的に、ディーラーはサービス品質が高いため、基本料も高め(1万円~3万円程度)に設定されています。
一方、車検専門フランチャイズ店やガソリンスタンドは「基本料1万円以下」「早期予約で割引」など、低価格を売りにしているケースが多いです。
そのため、業者を変えるだけでも1万円~2万円の節約が可能です。
整備費用|部品代・工賃
「車検の見積もり」が業者や人によって変動する最大の要因が「整備費用」です。
「今のうちに交換しておくと安心です」という予備整備が大量に含まれていると、請求額は一気に跳ね上がります。
例えば「バッテリー」「タイヤ」「ワイパーゴム」などの消耗品は、車検の合否には直接関係ないことも多いです。
「車検に通る最低限の整備だけお願いします」と伝え、緊急性の低い部品交換をカットすれば、数万円単位で費用を圧縮できます。
なぜ車検代は「現金一括」と言われるのか?
「車検代が高くて払えない」と悩む人をさらに追い詰めるのが「現金一括払い」のルールです。
クレジットカードを使えれば支払いを翌月に回せますが、現金一括の場合はすぐにお金を用意しなければなりません。
現金一括で支払わなければならない理由について、わかりやすく解説していきます。
法定費用は利益ゼロの「預かり金」だからカード手数料によって赤字になる
現金支払いを求められる最大の理由は、費用の大半を占める「法定費用」にあります。
先ほどお伝えした通り、法定費用は業者が国や保険会社にそのまま支払う「預かり金」です。業者の利益は1円も含まれていません。
もし法定費用をクレジットカード払いにすると、カード会社へ支払う「加盟店手数料(決済額の3~5%程度)」が発生します。
利益ゼロの法定費用に対して手数料を払うと、業者はその分だけ損をしてしまうのです。
そのような手数料負担を避けるために「法定費用だけは現金」というルールが業界標準となっています。
全額クレジットカード払いができる業者の見分け方
しかし近年は、ユーザーの利便性を優先して「法定費用を含む全額カード決済OK」とする業者が増えてきています。
手数料を負担してでも集客を増やしたい、大手チェーン店などが中心です。
見分けるポイントは、公式サイトや看板に「法定費用もカードOK」「全額クレジットカード払い可」と明記されているかどうかです。
単に「カードOK」とだけ書かれている場合は、法定費用は現金のケースが多いため、事前の確認が必須です。
全額カード払いに対応してもらえる可能性が高い業者
具体的に、全額カード払いに対応している可能性が高いのは以下の業者です。
| 区分 | 具体例 | クレジットカード後払いの特徴・注意点 |
|---|---|---|
| 大手ガソリンスタンド | ENEOS、コスモ石油など | 自社クレジットカード利用で割引などの特典が付く場合が多い |
| 大手カー用品店 | オートバックスなど | 一部店舗のみ対応。対応可否は店舗ごとの判断に左右されやすい |
| 自動車ディーラー | トヨタなど | TS CUBIC CARDなど自社発行カード限定で、全額後払いを認めるケースがある |
| 車検予約サービス | 楽天Car車検の加盟店 | 「クレジットカード払い可」で絞り込み検索でき、対応店舗を確実に探せる |
ポータルサイトで検索するときは「クレジットカード可」かどうかだけでなく、備考欄に「法定費用は現金のみ」という記載があるか必ずチェックしましょう。
車検に使えるお金がなくても無車検の車に乗ってはいけない
お金がないからと言って、車検切れの車には決して乗ってはいけません。バレないだろうというのは甘い考えです。
近年は「Nシステム(ナンバー自動読取装置)」が普及しており、無車検車を自動で検知するシステムも導入が進んでいます。
もし無車検で公道を走ると、違反点数6点、つまり即座に免許停止となります。
加えて、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金という重い罰則が科されます。
自賠責保険も切れている場合は「違反点数12点=免停90日」「1年6か月以下の懲役または80万円以下の罰金」と罪が跳ね上がり、交通刑務所に収容させられる可能性も。
さらに、万が一その状態で事故を起こした場合、自賠責保険も任意保険も適用されません。
被害者への賠償金が全額自己負担となり、人生が破綻するリスクすらあります。
どれほど不便でも、無車検運行だけは必ず避けてください。
次回の車検費用を安く抑える方法3選
今回の車検をなんとか乗り切ったら、次の車検で同じ苦労をしないための準備を始めましょう。
2年後の負担を減らすためのコツを3つ紹介します。
- 複数業者で「相見積もり」を取り、不要な整備項目をカットする
- 知識があるなら「ユーザー車検」で手数料を最小限にする
- 日頃からこまめにメンテナンスを行い高額な部品交換費用をカットする
早めに意識しておきたいポイントあるため、今のうちにきちんと理解しておきましょう。
複数業者で「相見積もり」を取り、不要な整備項目をカットする
車検費用は業者により異なるため、見積もりを取っておくのがベストです。車検満了日の1~2か月前には見積もりを取り始めましょう。
その際、なるべく条件を揃えておくのがおすすめです。
「車検を通すために必須の整備」と「後でもよい推奨整備」を明確に分けた上で見積もりを作成するよう、業者に依頼してみましょう。
複数の見積書を比較すれば、不当に高い整備費用を請求されているかどうかも一目瞭然です。
知識があるなら「ユーザー車検」で手数料を最小限にする
車の知識に自信があるなら、次回はユーザー車検に挑戦するのもひとつの手です。
平日の休みを確保する必要がありますが、代行手数料(1~2万円)を完全にカットできます。
ただし、法定点検(24か月点検)は義務であるため、車検前後どちらかのタイミングで必ずプロに点検してもらいましょう。
日頃からこまめにメンテナンスを行い高額な部品交換費用をカットする
「車検のときだけ整備する」という乗り方をしていると、車検時に高額な部品を一気に交換することになり、車検費用が跳ね上がってしまいます。
半年ごとのオイル交換や、タイヤの空気圧チェックなど、日頃のメンテナンスをこまめに行うことで、車検時の大きな出費を防げます。
車検に使えるお金がないときのよくある質問
車検費用の支払いは待ってもらえる?
基本的に、車検費用の支払いを待ってもらう(ツケ払い)のは難しいでしょう。とくに法定費用は即金払いが原則です。
ただし、一部の個人整備工場などでは、古くからの付き合いがあれば相談に乗ってくれる可能性もゼロではありません。
また大手販売店や資金繰りが安定している業者なら、相談に乗ってもらえる可能性もあります。
逆に、経済的に余裕のない業者は対応してもらえない可能性が高いです。
車検を受ける前に、丁寧に相談してみるのがおすすめです。
車検費用を支払わないとどうなる?
当然ながら、費用を払わなければ車検証は交付されません。
車検証がない状態で公道を走れば、免許停止および刑事罰の対象となります。
また整備が終わっているのに支払いをせず放置すると、車検費用に加えて保管料を請求される可能性があります。
最悪の場合は民事訴訟に発展し、車を引き上げられてしまう恐れもあるため、車検費用は必ず支払いましょう。
もし期日通りの支払いが難しい場合は、早めに相談してみるのがおすすめです。
まとめ
車検費用を支払うお金がなくても、お金を用意するための方法はいくつか残されています。
ご自身の状況に合わせてベストな方法を選び、早めに対処しておくのがベストです。
最も避けるべきなのは、車検を受けないまま車に乗り続けることと、闇金業者に手を出してしまうこと。
「少しだけなら大丈夫」と自己判断せず、この記事で紹介したような正規の方法でお金を工面しましょう。
.jpg)







