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年金受給者がお金を借りる方法 7 選|おすすめのカードローンや貸付制度を解説

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「今月の生活費が少し足りない」
「急な医療費が必要になったけれど、手持ちがない」

年金で生活する中で、このような悩みを抱えている人もいらっしゃるでしょう。

現役時代とは違い、収入が年金だけになると、急な出費への対応が難しくなることもありますよね。

この記事では、年金受給者の方が利用できる7つの借入方法を詳しく解説していきます。

「ベストな選択肢」を見つけるコツも解説していくため、ご自身の状況に合ったものを選んでいきましょう。

この記事でわかること

  • 急いで借りたいなら大手消費者金融がおすすめだが審査ハードルは高め
  • 自宅や資産を担保に、低金利でお金を借りる方法もある
  • 審査面で不利になりやすい年金受給者は闇金のターゲットになりやすいため要注意

75歳以上で今すぐお金を借りたい人は、大手消費者金融のプロミスがおすすめです。最短3分※で融資を受けることができるので、急な出費にも対応できます。

プロミス
借入金利年2.5%~18.0%
無利息期間30日間※
融資時間最短3分※

おすすめポイント

  • はじめてご契約の方に最大1,000ポイント分のVポイントをプレゼント※諸条件あり
  • Web契約で最短3分融資も可能※
  • 初めての方なら、30日間利息0円※

※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。

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年金受給者がお金を借りる7つの方法

年金受給者の方が検討できる借入方法は、大きく分けて7つあります。

それぞれ金利や融資スピード、年齢条件などが異なります。

借入先を選ぶ上で重要な判断基準となるため、それぞれの違いをきちんと理解するのが大切です。

借入方法主な特徴金利(目安)融資スピード年齢上限(目安)メリットデメリット
1. 大手消費者金融スピードが速く、手続きが簡便年4.5%~年18.0%最短即日~74歳
  • 審査が早い
  • 担保/保証人不要
  • 金利が高め
  • 年金以外の収入が必要な場合が多い
2. 中小カードローン高齢者向けの商品がある年4.5%~年18.0%最短24時間以内~80歳
  • 80歳まで申込み可能
  • 担保/保証人不要
  • 大手より時間がかかる場合がある
3. 銀行カードローン金利が比較的低い年1.5%~年14.5%最短翌営業日~69歳
  • 金利が低め
  • 安心感がある
  • 審査が厳しい傾向
  • 融資に時間がかかる
4. 生活福祉資金貸付制度公的なセーフティネット無利子~年1.5%1か月以上上限なし
  • 金利が非常に低い
  • 返済猶予期間がある
  • 融資までに時間がかかる
  • 所得などの利用条件がある
5. リバースモーゲージ持ち家を担保にする年2.0%~年4.0%1か月以上55歳以上など
  • 生前の返済負担が少ない
  • 高額融資が可能
  • 持ち家が必要
  • 相続人と要相談
6. 契約者貸付生命保険を担保にする年2.0%~年6.0%最短即日上限なし
  • 審査なし
  • 手続きが簡単
  • 解約返戻金のある保険が必要
7. 貯金担保自動貸付けゆうちょの定期貯金を担保年0.25%~年0.5%即時上限なし
  • 審査なし
  • 超低金利
  • 手続き不要
  • ゆうちょの定期貯金が必要

「明日までにお金が必要」という人には、金利は少し高くても大手消費者金融が適しています。

一方で「時間はかかってもいいから、とにかく返済の負担を減らしたい」という人には、生活福祉資金貸付制度やリバースモーゲージがおすすめです。

また、80歳に近い年齢の人であれば、中小カードローンや、年齢制限のない資産活用(契約者貸付など)が現実的な候補となります。

このように、選択肢は多岐にわたるため「どれを選べばいいかわからない」という人も多いでしょう。

次に、簡単な質問に答えるだけで選択肢を絞り込める「選び方」について解説します。

ベストな借入方法を見つけるための3つの質問

ご自身に最適な借入方法を見つけるための質問を3つ用意しました。

【質問1】とにかくお急ぎですか?(1週間以内に資金が必要ですか?)

はい → 【質問2】 へ進んでください。

いいえ → 【質問3】 へ進んでください。

【質問2】(お急ぎの人へ)生命保険やゆうちょ銀行の定期貯金はありますか?

はい → おすすめの借入方法:「生命保険の契約者貸付」や「ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付け

審査なしで、しかも低金利でスピーディーに借りられる可能性があります。まずはご自身の資産を確認してみましょう。

いいえ → おすすめの選択肢:「大手消費者金融カードローン

とくに急いでいる場合は「大手消費者金融」が最適です。最短即日で融資を受けられる可能性が高いです。もし75歳を超えている場合は「中小カードローン」も検討してみてください。

【質問3】(お急ぎでない方へ)ご自宅(持ち家)を担保にしても良いとお考えですか?

はい → おすすめの借入方法:「リバースモーゲージ

ご自宅に住み続けながら資金を調達でき、毎月の返済負担を利息のみに抑えられる商品もあります。高額な資金が必要な場合にも適しています。

いいえ → おすすめの選択肢:「生活福祉資金貸付制度

国の制度を利用することで、金利負担を最小限(無利子または低金利)に抑えられます。生活費の補填や医療費など、目的に応じた資金を用意できるでしょう。

もちろん、この3つの質問だけですべてが決まるわけではありません。

「家族にバレたくない」「対面で相談したい」など、大事にしたい要素は人それぞれですよね。

あくまで目安として捉えていただき、先ほどの比較表や、これから解説する「各方法の詳細」を参考に、ご自身が一番納得できる方法を吟味してみてください。

年金担保貸付制度は廃止されたため利用できない

7つの借入方法について解説していく前に、1点先に知っておいてほしいポイントがあります。

それは「年金担保貸付制度の廃止」です。

「年金を担保にお金を借りられる制度があったはず」そう記憶されている人もいらっしゃるかもしれません。

たしかに、かつては「年金担保貸付制度」という公的な仕組みが存在しました。

しかし、この制度は令和4年(2022年)3月末をもって、新規の申込み受付を完全に終了しています。

つまり、現在はもう利用することができません。

したがって、もし「年金を担保にお金を貸します」と宣伝している業者を見かけたら、それは違法な業者(いわゆる闇金)である可能性が非常に高いです。決して利用してはいけません。

「公的制度の代わりになりますよ」などと甘い言葉で勧誘してくるかもしれませんが、騙されないよう注意しましょう。

もし闇金を利用してしまうと、法外な金利を請求されたり、年金証書を取り上げられたりして、生活が破綻してしまうリスクが極めて高くなります。

そもそも、年金担保貸付制度が廃止された理由は、返済のために受け取れる年金額が減り、かえって生活が苦しくなってしまうケースが多発したからです。

「生活費を補うために借りたのに、その返済でさらに生活が困窮する」という悪循環を断ち切るために、政府は制度の廃止を決定しました。

「年金を担保にする」という方法は、もう過去のものです。

しっかりと覚えていただいたうえで、次の章から具体的な借入方法を解説していきます。

年金受給者がお金を借りるための7つの方法を詳しく解説

それぞれメリットだけでなく、デメリットや注意すべきポイントもしっかりと押さえておきましょう。

良い面と悪い面の両方を知っておけば「こんなはずじゃなかった」という後悔も防ぎやすくなります。

  • 急いでお金を借りたいなら大手消費者金融カードローン
  • 75歳を超えているなら中小カードローンもおすすめ
  • 低金利カードローンを利用したいなら銀行カードローン
  • 持ち家を担保にできる&時間に余裕があるなら不動産担保型生活資金
  • 特定の資産があるなら生命保険の契約者貸付やゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付け
  • 公的セーフティネットである生活福祉資金貸付制度

それぞれ詳しく解説していきます。

急いでお金を借りたいなら大手消費者金融カードローン

「冷蔵庫が壊れてしまった」「急な入院費が必要になった」など、どうしてもすぐにお金が必要なときもありますよね。

そんなタイミングで最も頼りになるのが、大手消費者金融のカードローンです。

最大の魅力は、なんといっても「審査スピード」です。多くの会社が「最短即日融資」に対応しており、早ければ申込みをしたその日のうちにお金を受け取れます。

手続きもすべてWebで完結するケースも多く、わざわざ店舗に行く手間がかかりません。

ただし、注意点もあります。

それは、多くの大手消費者金融で「年金以外の安定した収入」が求められることです。

つまり、パートやアルバイトなどで、年金とは別に定期的な収入があることが前提となるケースも少なくありません。

したがって、大手消費者金融カードローンは次のような人におすすめです。

  • とにかく早く資金が必要な人
  • 年金以外の定期収入がある人
  • 担保・保証人なしで手軽に借りたい人

大手消費者金融ごとに、年齢の上限や融資スピードなどの特徴をまとめました。

業者名年齢上限融資スピード(最短)特徴
プロミス74歳最短3分※上限年齢が高く、70代の方も申込み可能
アコム69歳最短20分※利用者数が多く、実績が豊富
アイフル69歳最短18分※初めての方でも相談しやすい体制

※プロミスの審査・融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。
※アコムの審査・融資時間:お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※アイフルの審査・融資時間:申込の状況によっては、希望に沿えない場合があります。

ご自身が70歳を超えている場合は、プロミスが第一候補になります。

申込み可能な年齢上限が74歳と、大手の中では最も高く設定されているためです。

また大手消費者金融の多くは、初めて利用する方向けに「無利息期間」を設けています。

「次の年金支給日には返せる」といった短期の利用であれば、無利息期間をうまく活用して利息の負担をゼロ、あるいはごくわずかに抑えることも可能です。

金利は年4.5%~18.0%程度と、銀行ローンなどに比べると高めに設定されています。

それでも「スピード」と「利便性」を最優先したい場合には、非常に有力な選択肢と言えるでしょう。

75歳を超えているなら中小カードローンもおすすめ

大手消費者金融の多くは70歳前後を上限としています。

しかし中小規模の消費者金融(中小カードローン)のなかには、年齢上限が高めに設定されている業者も存在します。

中小消費者金融の大きな特徴は、大手とは異なる独自の審査基準を持っている点です。

機械的なスコアリングだけでなく、現在の生活状況などを踏まえて柔軟に審査してくれる可能性があります。

とくに、以下の2社は対象年齢が高めに設定されており、75歳を超えている人でも利用しやすいでしょう。

サービス名年齢上限年金のみでの申込特徴
ベルーナノーティス80歳相談可能利用者の多くが高齢者層。
セゾンファンデックス80歳相談可能独自の審査基準を持つ。まとまった資金が欲しい人向けのフリーローンも提供。

どちらも80歳まで申込みが可能なのは、非常に大きなメリットですよね。

ただし、注意点もあります。

大手と同様に審査は必ず行われますし、金利も年15.0%~18.0%程度と決して低くはありません。「誰でも借りられる」わけではなく、あくまで返済能力があるのが前提です。

融資までのスピードも、大手ほどスピーディーに進むとは限らず、数日かかる場合もあります。

それでも「年齢を理由に門前払いされる」という不安が少ないため、ほかの手段が利用できない場合の「最後の砦」として相談してみる価値は十分にあるでしょう。

「もうどこでも借りられないかもしれない」と悩む前に、一度問い合わせてみるのもおすすめです。

低金利カードローンを利用したいなら銀行カードローン

急いで借りる必要はないけれど、返すときの負担は少しでも減らしたいときは、銀行カードローンが有力な選択肢になります。

消費者金融の上限金利が年18.0%程度なのに対し、銀行カードローンは年14.5%程度と、金利が低めに設定されているのが一般的です。長く借りれば借りるほど、金利差は返済総額に大きく影響してきます。

しかしその反面、審査はより慎重に行われる傾向があります。

とくに高齢の人は「安定した返済能力があるか」を厳しくチェックされる可能性が高いです。年金収入だけでなく、預貯金やほかの資産状況なども総合的に判断されるケースが多いでしょう。

銀行カードローンがおすすめな人な人の特徴は以下です。

  • 時間に余裕があり、金利を抑えることを優先したい人
  • 年金以外に安定した収入がある人
  • 普段から取引のある銀行に相談したい人

普段から公共料金の支払いや年金受け取りで利用している銀行であれば、これまでの取引実績がプラスに働く場合もあります。

まずは、ご自身が口座をお持ちの銀行に、シニア向けのプランがないか確認してみましょう。

たとえば、三菱UFJ銀行カードローンの「バンクイック」なら収入が年金だけの人も申し込み可能です。

お申し込みいただけます。原則安定した収入がある方であれば、お申し込みいただけます。

カードローン「バンクイック」のよくあるご質問

三菱UFJ銀行のバンクイックについて詳しく知りたい人は「三菱UFJ銀行バンクイックの審査~返済方法まで徹底攻略!口コミ・評判も」をご参照ください。

持ち家を担保にできる&時間に余裕があるなら不動産担保型生活資金

もし、ご自宅(持ち家)をお持ちで、資金が必要になるまでに時間の余裕があるなら、公的制度である「不動産担保型生活資金」を検討してみるのもおすすめです。

「不動産担保型生活資金」とは、都道府県の社会福祉協議会が実施している制度で、簡単に言うと「ご自宅を担保に、国から生活費を借り入れる」仕組みです。

一般的に「リバースモーゲージ」とも呼ばれます。

この制度の最大の特徴は、生きている間は返済の必要がない、または利息のみの支払いで済むという点です。

項目内容
対象者原則65歳以上の低所得世帯
貸付限度額土地の評価額の70%程度(月額30万円以内)
金利年3%または長期プライムレートのいずれか低いほう
返済方法契約者が亡くなった際に、担保不動産を売却して一括返済
保証人推定相続人の中から連帯保証人が1名必要

毎月の返済に追われることなく、住み慣れた自宅で生活を続けながら資金を確保できるのは、精神的な負担も少なく済みそうですね。

ただし、利用するにはいくつかハードルもあります。

まず、担保となる不動産の価値が重視されるため、マンションは対象外となる場合が多いです。マンションは土地の価値が評価されにくいため、持ち家であるのが条件となります。

また、将来的に自宅を売却して返済することになるため、ご家族(推定相続人)の同意が不可欠です。「実家を残してほしい」と考えているお子さんがいる場合、トラブルの原因になりかねません。

不動産担保型生活資金を利用する際は、ご家族と十分に話し合い、全員が納得した上で手続きを進めてください。

特定の資産があるなら生命保険の契約者貸付やゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付け

もし、特定の資産を持っているなら、それを活用しつつ審査なしで資金を調達できる方法もあります。

新たに借金をするというよりは「ご自身の資産を一時的に現金化する」というイメージに近いかもしれません。

具体的には、以下の2つの方法があります。

  • 生命保険の契約者貸付
    解約返戻金(解約したときに戻ってくるお金)の一定範囲内で借入できる制度
  • ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付け
    ゆうちょ銀行の総合口座に預けてある「担保定額貯金」や「担保定期貯金」を担保に貸付を受けられる制度

どちらも、すでに積み立てているご自身の資産を担保にします。

そのため面倒な審査が不要で、金利も非常に低いのが大きなメリットです。

特別な申込手続きもほとんど必要なく、ATMですぐに引き出せるケースもあります。

ただし、生命保険の契約者貸付の場合、借りたお金と利息が解約返戻金を超えてしまうと、保険契約そのものが失効し強制解約となってしまうリスクがあります。

大切な保障を失わないよう、計画的な利用が必要です。

ゆうちょ銀行の場合も、貸付上限は預入金額の90%以内、かつ300万円までに限られます。

「貯金があると思っていたのに、想定よりも借入可能額が少なかった」というケースもあるため、まずは通帳を確認してみましょう。

公的セーフティネットである生活福祉資金貸付制度

「資産もないし、カードローンも難しい」という場合は、セーフティネットとして利用可能な「生活福祉資金貸付制度」がおすすめです。

生活福祉資金貸付制度とは、低所得世帯や高齢者世帯を対象に、低利子または無利子で資金の貸付を行う制度で、自治体によって運営されています。

単にお金を貸すだけでなく、地域の民生委員などが相談に乗り、生活再建に向けた支援もセットで行ってくれるのが大きな特徴です。

年金受給者の人であれば「低所得者世帯」や「高齢者世帯」として支援を受けられる可能性があります。

連帯保証人がいれば無利子、いなくても年1.5%程度と、民間業者では実現できないほど金利が低く設定されています。

また生活費の補填、医療費、介護費、転居費など、さまざまな目的で利用できます。

ただし、この制度で受け取れるのは「給付(もらえるお金)」ではなく、あくまで「貸付(借りるお金)」です。いつかは返済しなければなりません。

そのため、審査もしっかり行われます。現状の年金額や借入状況から「返済は難しい」と判断されれば、残念ながら利用できません。

また、借金返済のための資金としては利用できない点にも注意が必要です。

「自分は利用できるだろうか?」と気になった人は、まずはお住まいの地域の「社会福祉協議会(社協)」に連絡し、相談してみましょう。

年金受給者でもカードローン審査に通るための5つのポイント

金融機関が見ているのは「年齢」や「職業」だけではありません。

最も重視しているのは、「貸したお金を、約束通りに返済してもらえるかどうか」です。

そのため、借りたお金をきちんと返せる人物であることを証明できれば、年金受給者であっても審査に通る可能性は十分にあるでしょう。

この章では、審査担当者に「この人なら大丈夫だ」と思ってもらうための、5つの具体的なポイントを解説していきます。

  • 年金を含めた収入を効果的に見せるコツ
  • 生活の安定性をアピールできる家族構成や居住形態の申告方法
  • 希望借入額は「必要最小限」に設定する
  • 信用情報を確認しておく
  • 同時に複数のカードローンに申込んではいけない

少しの工夫や準備で、審査結果が大きく変わることもあります。

年金を含めた収入を効果的に見せるコツ

審査時には、年金振込通知書や年金証書といった「収入を証明する書類」を提出する必要があります。

しかし実は、もっと多くの書類を提出し、より多額の収入をアピールできるかもしれません。

収入源が複数あれば、万が一どちらかが減っても返済が滞るリスクが低いと判断されやすくなるでしょう。金融機関にとっても、大きな安心材料となります。

具体的には、以下のような書類が有効です。

  • パート・アルバイト収入がある場合: 直近2~3か月分の給与明細書、または源泉徴収票
  • 個人年金保険に加入している場合: 支払通知書や年金証書
  • 不動産収入(家賃収入など)がある場合: 確定申告書の控え、賃貸契約書、家賃が振り込まれる通帳のコピー

「少額だから恥ずかしい」と思う必要はありません。

たとえ月数万円であっても、それが安定して入ってくるお金であれば、あなたの返済能力を底上げしてくれるはずです。

生活の安定性をアピールできる家族構成や居住形態の申告方法

申込み書に記入する「家族構成」や「居住形態」。こちらの回答内容も「生活の安定性」を伝える重要なメッセージになります。

とくにご高齢の人の審査では「同じ場所で長い期間住んでいるか」「身近な家族がいるか」が、返済能力を補強する好材料として見なされるケースも多いです。

まず、居住形態と居住年数についてです。

「持ち家」で、かつ「居住年数」が長いなら、生活基盤が安定している証明になります。

「夜逃げなどのリスクが低い」という信頼にもつながるため、強力なアピールポイントになるでしょう。

賃貸であっても、同じ場所に長く住んでいる場合は同様に評価されます。

次に、家族構成です。

ご家族と「同居」されている場合、生活コスト(家賃や光熱費など)を分担できたり、万が一のときに支え合ったりできるとポジティブに判断されます。

もし家族と別居していても、緊急時に連絡が取れるご家族がいることは、貸す側にとって大きな安心材料です。

嘘をついてはいけませんが、ありのままの事実を正確に申告するのが大切です。

希望借入額は「必要最小限」に設定する

「せっかく借りるなら、念のため多めに借りておこうかな」と考えて、必要以上の金額を希望額欄に書くのはやめましょう。

「審査をクリアできるかどうか」という目線で考えるなら、それは避けたほうが賢明です。

希望借入額は、本当に必要な最低限の金額に設定しましょう。

たとえば、10万円が必要なら、30万円や50万円とせず、正直に「10万円」と申告します。

理由はシンプルで、金融機関は「年収に対する返済額の割合(返済負担率)」を非常に重視しているからです。

借入希望額が低ければ低いほど、毎月の返済額も少なくて済みます。

つまり借入希望額が低いほうが「この金額なら、年金収入だけでも無理なく返済できるだろう」と判断されやすくなるのです。

審査をクリアした後からでも、借入額の増額申請はできます。まずは少額で契約し、毎月きちんと返済して「実績」を作ってから増額申請をするのがおすすめです。

信用情報を確認しておく

「信用情報」とは、簡単に言うと「お金に関する成績表」のようなものです。

クレジットカードの支払いやローンの返済状況などが記録されており、審査において重要な役割を果たします。

実は、ご本人に自覚がなくても、この成績表に「傷」がついているかもしれません。

とくにご高齢の人が注意すべきなのは、日常のささいな支払いの遅延です。

たとえば、スマートフォンの本体代金。毎月の通話料と一緒に分割で支払っているなら「ローン」にあたります。

うっかり引き落としができなかっただけでも「ローンの延滞」として記録されてしまう可能性があります。

また、クレジットカードの支払いも同様です。

「数百円の残高不足で引き落とせなかった」という小さなミスでも、繰り返せば信用情報に傷がつきます。

こうした遅延情報は、一般的に5年間という長い期間にわたって保管されます。

カードローンに申込む前には、これまでの支払いに遅延がなかったか、一度振り返ってみるのが大切です。

もし不安な場合は、信用情報機関に開示請求してご自身の情報を確認してみるのもひとつの手です。

信用情報機関名主な加盟機関開示請求にかかる費用取り扱っている情報
株式会社シー・アイ・シー(CIC)クレジットカード会社、信販会社、携帯電話会社などインターネット:500円
郵送:1,500円
クレジットカード/分割払い(携帯の端末割賦などを含む)
株式会社日本信用情報機構(JICC)消費者金融会社、信販会社などスマホアプリ:1,000円
郵送:1,000円
消費者金融・信販・リースなど(ノンバンク中心。金融機関会員も一部あり)
全国銀行個人信用情報センター(KSC)銀行、信用金庫、信用組合などインターネット:1,000円
郵送:1,124円~1,200円(本人開示・申告手続利用券の購入場所による)
銀行など(銀行カードローン・住宅ローンなど)

確認したい情報の内容に応じて適切な機関を選び、開示請求してみましょう。

同時に複数のカードローンに申込んではいけない

「もし審査に落ちたら不安だから、念のため別のカードローンにも同時に申込んでおこう」と考える人もいらっしゃるかもしれません。

しかし、複数のローンに同時に申込むのは避けましょう。

短期間に複数のカードローンへ申込むと、その履歴はすべて信用情報機関に記録されます。

審査時にはその情報も確認されるため、「この人は相当お金に困っているのではないか?」「他社で断られたからうちに来たのではないか?」とネガティブな印象を持たれてしまうのです。

このような状態は俗に「申込みブラック」と呼ばれ、本来なら通るはずだった審査にも通りにくくなってしまいます。

鉄則として、必ず一社ずつ申込みましょう。

もし審査に通らなかった場合は、次の業者にすぐ申込むのではなく、少し期間を空けるのが賢明です。

信用情報から申込み履歴が消えるまでの6か月間は待ち、その間に審査に落ちた原因を考えて状況を改善しましょう。

年金受給者がお金を借りる前に知るべき4つのリスク

お金を借りるということは、当然ながらリスクも伴います。とくにご高齢の人の場合「抜け出すのが困難な状況」に陥りやすいです。

しかし、事前にリスクを正しく理解し、適切な対策を講じておけば、その多くは未然に防げます。

ここからは、年金受給者の人がとくに注意すべき4つの大きなリスクと、ご自身の身を守るための具体的な「回避マニュアル」を詳しく解説していきます。

  • 返済計画が破綻しお金を返せなくなる
  • 違法な闇金業者を利用してしまい金銭的・精神的な負担が大きくなりすぎる
  • 返済しきれなかった借金も相続されてしまう
  • 年齢が上限に達して追加融資が受けられなくなる
  • 万が一のときには公的な相談窓口を頼ろう

転ばぬ先の杖として、ぜひ心に留めておいてください。

返済計画が破綻しお金を返せなくなる

最も大きなリスクは、やはり「返済計画の破綻」です。

現役世代であれば、昇給やボーナスで収入が増える場合もあります。しかし年金受給者の場合、収入が大きく増えるケースは稀です。

そのため、一度返済が滞ってしまうと、遅延損害金が加算され、借金が雪だるま式に増えていくリスクが高いです。

無理なく返済を続けるためには、ご自身の「返済能力」をあらかじめシビアに見積もる必要があります。

ひとつの目安として、毎月の返済額を、手取り年金額の20%以内に設定するのがおすすめです。

手取り年金額(月)返済上限額の目安(月)
10万円2万円
15万円3万円
20万円4万円

カードローンに申込む前に、上の表を参考にしながら「万が一出費が増えても返済を続けられるか?」と、ご自身に問いかけてみてください。

少しでも不安があるなら、借入額を減らす勇気も必要です。

違法な闇金業者を利用してしまい金銭的・精神的な負担が大きくなりすぎる

「審査なし」「ブラックでもOK」「年金受給者でも即日融資」

インターネットやSNSで、このような文言を使用している事業者がいたら、ほぼ間違いなく違法な闇金業者です。

正規の審査に通りづらい高齢者は、闇金業者にとって格好のターゲットになりやすいため絶対に利用してはいけません。

もし闇金業者を利用してしまうと、さまざまな被害に遭うおそれがあります。

  • 法律で決められた上限をはるかに超える、法外な金利を請求される
  • 自宅まで押しかけてきて、大声で厳しく取り立てられる
  • ご自身だけでなく、大切なご家族まで脅迫の対象になる

カードローンの利用には、必ず審査が必要です。「審査なし」や「激甘」をアピールしている業者は、決して利用してはいけません。

正規の貸金業者は、必ず国や都道府県に登録しています。

利用したい業者が闇金かどうか不安な人は、公式サイトなどで「登録番号(例:〇〇財務局長(△)第×××××号)」をまずは確認しましょう。

その後、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で照らし合わせれば、正規の業者かどうかはすぐに見分けられます。

ご自身の身を守るためにも、少しでも不安を感じたらチェックしてみるのがおすすめです。

返済しきれなかった借金も相続されてしまう

ご自身が所有している預貯金や不動産といった「プラスの財産」だけでなく、借金も「マイナスの財産」として、相続の対象となります。

もし、あなたが借入していることをご家族がまったく知らなかったとしたら、どうなるでしょうか?

あなたが亡くなられた後、金融機関から督促状が突然届き、ご家族が返済負担を強いられることになります。

そのような事態を避けるためにも、信頼できるご家族には、借入することや契約内容を事前に伝えておくのがおすすめです。

「家族にはバレたくない」というお気持ちもわかります。しかし、万が一の際に家族が慌てず適切に対応できるよう準備しておくのも、家族への優しさであると言えるでしょう。

もし直接話しにくい場合は「エンディングノート」などに契約している金融機関名、連絡先、現在の借入額などを記しておくのもひとつの手です。

年齢が上限に達して追加融資が受けられなくなる

カードローンには「申込み可能な年齢」だけでなく「利用可能な年齢」の上限も定められています。

たとえば、74歳まで利用可能なローンの場合、75歳の誕生日を迎えた途端に追加の借入ができなくなる可能性もあります。

つまり「返済は続くのに、新たな資金源は失う」という事態に陥ってしまうのです。生活費の一部をカードローンで補っていた場合、経済状況が一気に苦しくなってしまいかねません。

契約時には、申込み条件だけでなく、契約書や規約に記載されている「利用可能年齢の上限」も必ず確認するようにしましょう。

万が一のときには公的な相談窓口を頼ろう

ここまでさまざまなリスクについてお話ししてきましたが、それでも万が一トラブルに巻き込まれたり、返済に困ってしまうことはあるでしょう。

一番大切なのは、ひとりで抱え込まないことです。自分ひとりで解決しようとせず、公的機関にも相談してみましょう。

多くは無料で利用でき、専門スタッフがあなたの状況に合わせて一緒に解決策を考えてくれます。

利用可能な機関は以下のとおりです。

相談窓口電話番号主な相談内容
消費者ホットライン188(いやや!)闇金被害、不審な勧誘、契約トラブル全般
法テラス・サポートダイヤル0570-078-374借金の返済問題、相続、法的な手続き全般
警察相談専用電話#9110脅迫的な取り立て、詐欺被害など、110番ほど緊急ではないが警察に相談したい場合
日本貸金業協会 相談窓口0570-051-051借入に関する相談、多重債務問題

「困った時に相談できる場所がある」と知っておくだけでも、心理的負担は大きく軽減されるはずです。

年金受給者がお金を借りる方法に関するQ&A

年金収入のみでも借入できる地方銀行は?

年金収入のみでも借りられる地方銀行は存在します。

多くの地方銀行では、シニア向けのローン商品を用意しており、年金を安定した収入として認めているケースがあるのです。

具体的には、以下のような銀行が挙げられます。

  • 常陽銀行
  • スルガ銀行
  • 横浜銀行
  • 静岡銀行
  • 福岡銀行
  • 岩手銀行
  • 西日本シティ銀行
  • 愛媛銀行
  • 琉球銀行

上記以外の地方銀行でも、年金受給者向けのプランを用意している銀行は数多く存在します。

まずは、ご自身が普段から使っている地方銀行の窓口や公式サイトをチェックしてみましょう。

長年の取引実績があれば、審査で有利になる可能性もありますよ。

年金受給者でもJAバンクでローンを組める?

結論から言うと、公的年金の受給者であれば、JAバンクでローンを申込める可能性があります。

JAバンクでは、地域によっては「年金受給者専用ローン」や「シニア応援ローン」といった商品を用意しているケースがあります。

年金をJAバンクの口座で受け取っていることを条件に、比較的低い金利で融資を行っている場合が多いです。

ただし、注意点もあります。

JAバンクのローンは、あくまで返済能力があるのが前提です。そのため、生活保護を受給されている人などは、審査をクリアできない可能性が高いでしょう。

また、JAバンクは地域ごとに運営が異なるため、お住まいの地域のJAによって商品内容や条件が異なる場合もあります。

まずは最寄りのJA窓口で、年金受給者向けのローンがあるか確認してみてください。

年金受給者でもクレジットカードのキャッシングは利用できる?

手持ちのクレジットカードを使ってお金を借りたい場合、まずはカードの裏面や利用明細を確認してみてください。

もしクレジットカードに「キャッシング枠」が付帯されていれば、審査なしですぐに利用できます。

しかし以前キャッシング枠を付帯していたとしても、現在は使えなくなっている可能性もあるため、注意が必要です。

カード会社は定期的に利用者の年収や職業、信用情報などをチェックし、利用可能枠を調整しています。

退職して年金生活になったタイミングで、キャッシング枠が減額されたり、ゼロになったりしているケースも珍しくありません。

もしキャッシング枠が付帯されていない場合、新たに利用するには審査が必要になります。

また、年金収入のみで新規のキャッシング審査をクリアするのは、ややハードルが高いのが現実です。

金利も年15.0%~18.0%程度と高めに設定されていることが多いです。

そのため無理に申し込むよりも、この記事で解説したほかの借入方法を検討するほうが、結果的に負担が少なくなるかもしれません。

まとめ

急いで借りたいなら消費者金融カードローンがおすすめですが、年金受給者の場合は審査のハードルがやや高めです。

慌てて何度も申込まず、ほかの借入方法や公的制度の活用も視野にいれて検討しましょう。

とくに重要なのは「ひとりで抱え込まないこと」と「闇金業者を利用しないこと」です。

お金に困った際は、周囲の人はもちろん、場合によっては公的機関も活用してプロのアドバイスを受けるのもおすすめです。

そしてくれぐれも「審査がゆるい」「年金受給者でもすぐに借りられる」と謳う業者は利用しないよう注意しましょう。

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