
カードローン借り換え審査を通しやすくする方法を徹底解説!
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「カードローンを利用しているけど、なかなか返済が終わらない…」
支払い金利が良い条件のカードローンだと思ったから選んだのに、イマイチ満足できていない人がとても多いです。
そのような場合は、カードローンを「借り換え」することが最善策となります。
とはいえ、実際はどのカードローンに借り換えすれば良いのか、何に気をつければ良いのかが分かりにくいかもしれません。
迷ったら、今よりも低金利かつ総返済利息を少なくできるカードローンを選ぶこと。
それでもやっぱり不安だという方へ、ここではカードローンの借り換え審査について詳しく触れていきます。

新井 智美 / ファイナンシャルプランナー
【専門家の解説】
現在利用しているカードローンの金利が高いなどの理由で返済が進まない場合、今よりも低い金利が適用されるカードローンに借り換えることで金利負担を少なくできます。ただ、借り換えには、新規申し込みと同様に審査を通過する必要があります。そのため、申し込みの時よりも年収などの属性が悪くなっている場合は、審査に通らない可能性がありますので注意しておきましょう。また、本文に記載されているとおり、他社からの借り入れが既にあるという理由で審査に通りにくくなる可能性は否めません。借り換えを考えた際には、できるだけ現在の借入額を減らすような努力もあわせて行うよう心掛けましょう。

塚越 一央 / 塚越FP社労士事務所 代表
【専門家の解説】
借り換えの審査は、どうしても厳しくなります。なぜなら、すでにカードローンを利用していて、借入残高があるからです。対策としては、事前に借入残高を減らしておくことが考えられますが、それよりも「借り換え用の金利」があるカードローンを選ぶことが、賢い選択だと考えます。
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借り換えの審査基準について
借り換えする際に必ず必要なのは、新規申し込み時と同様の審査を受けることです。
ただし、新規申し込み時の審査よりも審査基準は厳しくなる傾向があります。
なぜかというと、既に「他社の残高」があるからです。したがって、新規申し込み時よりも高い返済能力を求められます。
借り換え審査でもっとも重視されるポイントは、「ちゃんと返済してくれそうな人かどうか」です。
そのポイントを判断するための基準となる項目が以下の項目です。
項目 | 要点 |
---|---|
住居の種類 | 住居の種類とは、現在居住している住居が賃貸なのか、もしくは購入したものなのか、という内容を表しています。 購入住宅は引っ越しなどの心配がないことに加え、もしカードローンを返済できなくなった場合でも売却可能な資産があると判断されるため、審査時の評価はプラス評価となります。 |
住宅ローンの有無 | 住宅を購入している場合、基本的には毎月住宅ローンを返済しています。 したがって、住宅ローンの返済額を加味した上で借り換えの融資額が決定されます。 住宅ローンの毎月返済額が高ければ高いほど、借り換え融資を受けることのできる金額は少なくなります。 |
年収 | 単純に年収が高ければ高いほど返済能力が高いと判断されます。 したがって、年収が高い人ほど大きな金額の融資を受けることができます。 |
勤務先の事業規模 | 事業規模の大きな企業ほど安定度が高いと判断されます。 特に、借り換えローンの場合、通常の申し込み時より融資枠が大きくなる傾向があるため、返済の長期化も考えられます。 したがって、企業の安定度が重視される場合が多いです。 |
職業 | 職業的に収入が安定しているかどうかを判断されます。 |
雇用形態 | 正社員、契約社員、期間社員、派遣社員、アルバイト・パートの順に評価されます。 特に、借り換えの金額が大きくなればなるほど、雇用形態の安定度が重視される傾向があります。 |
勤続年数 | 勤続年数は、収入の安定度を判断するための重要な要素となっています。 長ければ長いほど審査時にプラス評価となります。逆に、勤続1年未満の場合、審査時にマイナス評価となることがあります。 |
過去の返済履歴 | 借り換え審査の場合、過去の返済履歴が特に重要視されます。 個人信用情報に過去の延滞履歴が記載されていた場合、借り換え審査に落ちてしまう確率は高くなります。 |
他社の借入件数 | 借り入れしている件数が多いほど、借り換え審査に通る確率は低くなります。 |
他社の借入合計額 | 他社の借入金額が大きければ大きいほど高い返済能力が求められるため、借り換え審査の基準も厳しくなります。 |
上記の項目を総合的に判断し、借り換え審査の可否が決定されます。
次章は、ここまでの内容を踏まえて「借り換え審査を通りやすくする方法」に触れていきます。
1級ファイナンシャルプランニング技能士
監修者 塚越 一央の一言コメント!
お金を借りた場合、毎月の返済が重要になります。毎月の返済額は、1カ月の収入から支出を差し引いた余裕資金の範囲内で決めてください。そして余裕があれば、どんどん繰り上げ返済をして、早く完済できるように努めてください。

塚越さん
カードローンの借り換え審査を通りやすくする方法
カードローンの借り換え審査を通りやすくするには、以下4つのポイントを押さえておく必要があります。
- できる限り借入残高を減らしておく
- 利用限度額ごとに適用金利が明確なカードローンを選ぶ
- 延滞しない
- 勤続1年以上経ってから申し込みする
これらのうち一番簡単な方法が、「利用限度額ごとに適用金利が明確なカードローンを選ぶ」ということです。
これはどういうことかというと、あきらかにその金融機関が借り換えに対して前向きであるため、借り入れに対して理解があるということです。
具体的な例を挙げると、みずほ銀行カードローンが該当します。
このカードローンは利用限度額が上がるごとに金利が低くなるように設定されており、利用者が求めやすい状況があります。
1級FP技能士・CFP
監修者 新井 智美の一言コメント!
カードローンの特徴は、取り扱う金融機関によって異なります。お金を借りる時は、どうしても審査の通りやすさや利用者向けのサービスに目が行きがちですが、返済がしやすいかどうかも重要なポイントです。お金を借りた以上は、必ず返さなければなりません。カードローンを利用する際には、借りやすさだけでなく、返済のしやすさも考慮しながら、申し込むカードローンを選ぶようにしてください。

新井さん
みずほ銀行カードローン
※審査時間・融資時間:みずほ銀行の口座を持っている場合は最短当日~1週間程度、持っていない場合は2~3週間程度かかります。借入金利:住宅ローンの利用で、みずほ銀行カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
金利が若干低めのカードローンを選択することで、お得に借り換えを行うことができ、返済に対して前向きになりやすくなります。
つまり、借り換え審査に通りやすくするには、利用するカードローンの選び方が非常に重要だということです。
次章では、借り換え以外に返済を楽にする方法についてご紹介します。
1級ファイナンシャルプランニング技能士
監修者 塚越 一央の一言コメント!
お金を借りた場合、毎月の返済が重要になります。毎月の返済額は、1カ月の収入から支出を差し引いた余裕資金の範囲内で決めてください。そして余裕があれば、どんどん繰り上げ返済をして、早く完済できるように努めてください。

塚越さん
FPが教える借り換え以外に返済を楽にする方法
借り換え以外で返済を楽にする方法は、約定返済額が切り替わるところまでなるべく早く返済することです。
この方法は、カードローンの約定返済額が借入残高によって段階的に設定される仕組みを利用します。
例えば、100万円を借り入れしている場合は20,000円、100万円以下になれば15,000円、というように、約定返済額が切り替わるポイントがあるのです。
その切り替わるポイントまで頑張って返済することができれば、その後の返済が楽になります。
1級ファイナンシャルプランニング技能士
監修者 塚越 一央の一言コメント!
お金を借りた場合、毎月の返済が重要になります。毎月の返済額は、1カ月の収入から支出を差し引いた余裕資金の範囲内で決めてください。そして余裕があれば、どんどん繰り上げ返済をして、早く完済できるように努めてください。

塚越さん
1級FP技能士・CFP
監修者 新井 智美の一言コメント!
もし、複数社から借り入れており、約定返済額が切り替わるまでの返済を行うことが難しい場合は、おまとめローンの利用も検討してみましょう。まとまった金額を比較的低金利で借り入れることができ、借り入れた金額については、現在の借入先への返済に充てることができます。ただし、おまとめローンは通常のカードローンと異なり、返済に特化したローンであるため、追加で自由に借りることはできません。それぞれの特徴をよく理解したうえで、借り換え先や借り換える商品を選ぶようにしましょう。

新井さん
まとめ
カードローンを借り換えする場合、カードローンの選び方が非常に重要なポイントです。
しっかりとポイントを押さえ、快適なカードローンライフを実現しましょう。
さらにカードローンの借り換えについて詳しく知りたい方は「カードローンの借り換えおすすめ4選!低金利の銀行で返済を楽にするメリット」も合わせてチェック!
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- ※プロミス:※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
- ※アコム:※審査時間・融資時間:申込時間や審査により希望に添えない場合があります。
- ※アイフル:※申込の状況によっては、希望に沿えない場合があります。
1級FP技能士・CFP
監修者 新井 智美の一言コメント!
過去に延滞などの金融事故を起こしている場合は、借り換えの審査に通る可能性が低くなります。何らかの方法でお金を借り入れ、返済している間は、必ず期限までに返済すること心掛けましょう。また、どうしても期限までにお金が用意できない場合は、そのままにしておくのではなく、事前にカードローン会社に電話をして指示を仰ぐことで延滞扱いを防げる場合があります。
新井さん