正しい転職のやり方6STEP!おすすめ転職サイト・エージェントも紹介
2022-07-19
『ナビナビ』は、複数の企業と提携し情報を提供しており、当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし当サイト内のランキングや商品の評価に関して、提携の有無や支払いの有無が影響を及ぼすことはございません。
また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。※提携機関一覧
「今の職場に問題がある…」「キャリアアップを目指したい!」など、転職を考える理由は人それぞれです。
どのような理由であっても、初めての転職となれば、どうやって転職活動を進めていけば良いのか分からず不安になりますよね。
本記事では、正しい転職のやり方を知っていただくために、転職活動の手順をはじめ、転職サービスの活用方法や転職に失敗しないための方法をご紹介します。
転職活動の全体像を把握して、自信を持って転職活動をスタートさせてください。
はじめに|転職活動で抑えておきたいポイント
- 転職のスケジュールは、余裕を持って立てる
(転職活動にかかる期間は平均3~6ヶ月) - 転職活動は在職中に始める
(金銭的・心理的な負担はできるだけ減らす) - 転職エージェントを活用する
(時間の節約・書類選考率アップが叶う)
転職活動は、焦らず慎重に進めることが大事です。
早ければ3ヶ月程で転職が決まることもありますが、期間に縛られず、「これでもか」と言えるくらい自己分析と企業調査に力を入れてください。
また、転職活動には「転職エージェント」の利用がおすすめです。
転職エージェントでは、専属のアドバイザーがマンツーマンで求人探しから面接日の調整などのサポートしてくれます。
なかでも特におすすめなのが、業界トップクラスの10万件以上の求人を保有しており、転職者満足度No.1の「doda」です。

- (引用元
- doda)
dodaはキャリア相談や面接対策など、サポート面が評価されており、転職者満足度No.1と評価されています。
転職サイトとして求人検索も可能ですが、必要に応じてエージェントサービスも利用できるため、サービスを使い分けることも可能です。
完全無料で利用できますし、合わなければ簡単に退会することができるので、早めに登録を済ませておきましょう。
目次
- 【転職方法】大まかな流れを6STEPでチェック!
- ステップ1.自己分析
- ステップ2.転職サービスに登録して求人探し
- ステップ3.応募書類の作成
- ステップ4.求人に応募する
- ステップ5.面接対策
- ステップ6.退職手続き
- 【成功のコツ】転職に失敗しないための4つのポイント
- ポイント1.余裕のあるスケジュールを立てる
- ポイント2.転職活動は在職中に行う
- ポイント3.企業分析をしてミスマッチを防ぐ
- ポイント4.まずは書類選考通過に注力する
【転職方法】大まかな流れを6STEPでチェック!
まずは、転職活動の全体像を掴んでいきましょう。
一人で転職活動を行う場合と転職サイトや転職エージェントなどのサービスを利用する場合では、少々順序や期間が変わってくることもありますが、大筋では上記の流れで進めていきます。
それでは、各ステップについて詳しく解説していきます。
ステップ1.自己分析
転職活動を始める上で一番初めにやるべきことは自己分析です。
自己分析がしっかりできていれば、求人探しでも、選考でも躓くことが少なくなります。
転職活動をスムーズに進めていくためにも、まずは自分を知ることから始めていきましょう。
自己分析のポイント
自己分析では、なぜ転職したいのか、企業にアピールできることは何かなど、あなたの考えを明確にしておきましょう。
特に以下の4つを考えておくと、その後のステップでも役立ちます。
自己分析のポイント
- 転職で解決したい悩みは何?
- 今の会社では悩みを解決できない?
- 転職後にどんな人材になりたい?
- 自分の強みと弱みは何?
「自己分析のやり方がわからない」という人は、次に紹介する「グッドポイント診断」を活用してみてください。
グッドポイント診断も試してみよう

- (引用元
- リクナビNEXT)
大手転職サイトリクナビNEXTには、「グッドポイント診断」という無料で自己分析を行えるツールが用意されており、自分の強みや弱点を発見するのに役立ちます。
質問に答えるだけで「あなたの特徴」「どんな仕事に向いているか」を言語化することが可能です。
質問数が300問ほどで多く回答には30分ほどかかりますが、その分診断の精度が高いので、時間のある時にぜひ試してみてください。

診断ツールが用意されている転職サイトは他にもありますが、リクナビNEXTほど充実した診断を受けられるものはなかなかありません。
「自己分析したいけど、何から始めていいかわからない」という方は、まずはグッドポイント診断も試してみてください。
ステップ2.転職サービスに登録して求人探し
自己分析が終わったら、いよいよ求人探しです。
具体的な転職サービスは、後半で紹介していますが、以下では転職サービス別の特徴を紹介しておきます。
- 転職エージェント:アドバイザーが求人を探して紹介してくれる
- 転職サイト:自分で求人を探す
- ヘッドハンティング型サイト:情報を登録しておくとスカウトが届く
- ハローワーク:ハローワークに設置してある検索機で求人を探し、気になる求人を窓口に持っていく
「転職のやり方がわからない」という方は、転職エージェントを使うのがおすすめです。
転職エージェントではアドバイザーがマンツーマンで求人探しを手伝ってくれるので、迷うことなく進められます。
ちょっとした疑問は、LINEなどのチャットツールを利用して相談できるサービスもあるため、細かい悩みも解消しやすいです。
転職サービス以外に口コミサイトで情報を集めよう
求人探しの際には、企業研究も同時に行いましょう。
働きたい業界の特徴や将来性などを踏まえて、応募する企業の比較検討を行い、あなたが具体的にどのように活躍できそうかをイメージしてみましょう。
情報を集める方法としては、公式サイトのチェックはもちろん、実際に働いていた元社員や現社員の口コミを閲覧できる口コミサイトの利用が挙げられます。
転職会議 | キャリコネ転職 | Openwork | Light house(旧:カイシャの評判) | |
口コミ数 | 300万件以上 | 100万件以上 | 1200万件 | 100万件以上 |
登録 | 必須 | 必須 | 必須 | 不要 |
開設条件 | 投稿or口コミパス購入(980円) | キャリア情報の入力or口コミの投稿 | 会社評価レポートor転職サービス登録orプレミアム会員(1,000円) | なし |
求人検索 | 有り | 有り | 有り | 無し |
特徴 | 口コミの登録企業は18万社以上。会員数は国内最大級 | 給与明細ページがあり年収の実態がわかりやすい。 | 業界最大級の口コミ数。転職サービスへの一括登録が可能。 | エン・ジャパンが運営。会員登録なしで口コミが閲覧できる。 |
たとえば「転職会議」では口コミパスを購入すれば自由に口コミを閲覧できます。
企業に応募する前に、あまりにもネガティブな評判が多くないか、条件面で求人情報と齟齬が見られないかなどをチェックしておくとよいでしょう。
ステップ3.応募書類の作成
次に、履歴書や職務経歴書などの企業へ提出する書類を作成します。
どちらも「あなたがどんな人物であるのか」を企業が判断するための重要な書類です。
履歴書の書き方
履歴書には、学歴や職歴をはじめ、資格・趣味特技・志望動機など、あなたがどんな人物で、どんな人生を歩んできたのかをすべて記入します。
これをもとに、企業はあなたを面接するべきか判断します。

- (引用元
- 履歴書の書き方(全体)|マイナビ転職)
職務経歴書の書き方
職務経歴書とは、過去に従事した業務の具体的な内容、職務上の役職やポジションをまとめて記載する書類です。
履歴書と違い、仕事の知識や取り組み方など具体的な実務能力を記載します。
職務経歴書の形式には、大きく分けて「編年体式」と「キャリア式」がありますので、目的や状況に応じて決めましょう。
あなたにおすすめの形式は?
- 同じ職種が続いている方
⇒ 編年体式:業務経験を時系列順に順番に並べる - 最新のキャリアをアピールしたい方
⇒ 逆編年体式:編年体形式とは逆に最新の職歴から伝える - 複数の職種・スキルを持っている方
⇒ キャリア式:企業勤務年数に関係なく職務内容で区切る
職務経歴書の仕上がりは、選考の通過率に大きく関わります。
見やすいレイアウトを工夫するなどして読みやすさを心掛け、あなたを採用するメリットを最大限に伝えましょう。
職務経歴書のテンプレートは、リクナビNEXTの『ダウンロードですぐに使える!職務経歴書テンプレート』からダウンロードできるため、ぜひ活用してみてください。
職務経歴書の書き方がわからない!という場合は
履歴書や職務経歴書の書き方がわからない方は、dodaの「レジュメビルダー」の利用をおすすめします。
レジュメビルダーはdodaに登録すると使える機能で、ガイドに沿って項目を埋めるだけで簡単に職務経歴書を作成できます。

- (参考:
- doda)
- ガイドに沿って項目を埋めるだけで職務経歴書が作れる
- 入力ステップは「①職務経歴②スキル③自己PR」だけ
- 例文と人事担当がみるポイントを確認しながら入力可能
作成した書類はWordやPDF型式でダウンロードできるので、すぐに応募書類として使えます。
「何を書けばいいかわからない」という方は、早速使ってみましょう。
ステップ4.求人に応募する
準備が整ったら、希望条件にあった企業に応募します。
応募する際には、最初から1社に絞るのではなく同時に複数社への応募がおすすめです。
「1社受けてみてダメだったから次の会社に応募する」というやり方では、転職活動の期間が長引いてしまうからです。
とは言え、やみくもに何社も同時に応募すると「面接日が被ってしまった」「どこに応募したか忘れてしまった」など困ることもあるので、管理できる範囲で応募しましょう。
何社応募するかですが、大手転職サイトdodaによると、転職成功者(doda登録者)の平均応募社数は22.2社というデータが出ています。

- (引用元
- 転職成功者の「平均応募社数」|doda)
ただし、同時に22社に応募数すると管理が難しくなるので、まずは優先度が高い5~10社程度に応募した方がいいでしょう。
応募するか迷った時はどうすればいい?
求人を探していると、応募すべきか判断に迷う時が来るはずです。
そんな時は、とりあえず応募をしてみるというやり方をおすすめします。
「そんな中途半端な状態で応募してもいいの」と思う方もいるかもしれませんが、応募時点では志望動機がはっきり決まっていなくても問題ありません。
そもそも求人票だけでは、企業の実態を正確に把握することは困難です。
そのため面接で企業の人と会話をして、自分に合う企業か見極めていくことが重要です。
もし合わないと感じたら辞退もできるので、気になる企業があればとりあえず応募をしてみましょう。
志望理由の書き方
志望理由を考える時は、まずは会社の情報を集めるところから始めていきましょう。
会社についてきちんと把握していないと、志望理由がどこの会社にも当てはまるありきたりな内容になってしまう可能性もあるので、まずはその会社にしかない強みを探すことが重要です。
情報収集のやり方は、企業のHPだけでなく、新聞や雑誌のインタビュー記事や決算説明資料にも目を通しておくと良いでしょう。
企業の強みや課題が見えてきたら、自身の強みと紐づけて志望動機を考えていきます。
志望理由を考える際のポイント
- 競合他社ではなく、その会社だから選んだことを伝える
- 自分の経験や能力が活かせることを伝える
- その会社で今後取り組みたいことを伝える
- 前職ではできなかったことが叶えられることを伝える
志望理由は面接でも必ず聞かれる質問なので、自分の言葉で伝えられるように準備をしておきましょう。
ステップ5.面接対策
面接試験で大切になるのは、「顔を合わせる試験」という認識を持つことです。
多くの人は質問にうまく答えることに意識が向きがちですが、それ以上に「自分がどう見られているか」という点を意識することが重要です。
面接に臨む際には、以下のポイントを押さえておきましょう。
面接対策
- 身だしなみ
⇒ 服装・髪型・スーツの着こなし・装飾の有無など - マナー
⇒ 集合場所への到達時間・入退出時の動作・言葉遣い・聞く姿勢など - コミュニケーション面
⇒ ハキハキ話せるか・質問に対して適切な適切な答えを返せるか・言葉に窮する場面がないかなど
面接試験は一般的に、一次・二次・最終面接の3段階です。
一次・二次面接は人事部・配属予定の部署の担当者・管理職が行い、最終面接は配属部署の責任者・企業の上層部が担当することが多いと言われています。
大手転職エージェント「doda」の調査によると、面接の回数は平均2.2回という結果が出ています。
規模の大きな企業は面接回数が多くなる傾向が見られますが、どのような企業であっても2~3回ほどの面接を見込んでおきましょう。
面接試験では、書類だけでは確認出来ない「あなたの人柄・態度・会話能力・論理的思考」などを見られます。
聞かれるであろう質問の回答を事前に用意したり、入退出の練習といった面接対策は怠らないようにしましょう。
最終面接対策まとめ
一次・二次面接に通れば、内定を出すかどうかを判断される最終面接です。
最終面接まで行くと採用率が高いとは言え、必ず内定が出る訳ではありません。
最後まで気を抜かず、しっかりと面接対策を行いましょう。
最終面接対策
- 一次・二次面接と同じ質問をされても、要約せず同じように答えること
- 入社後自分がどうなりたいかなど、将来のキャリアについて明確に答えること
- 企業の経営方針・事業理念に沿った回答を答えること
- 待遇面の確認は、最終面接までに終わらせておくことが無難
ステップ6.退職手続き
晴れて入社が決まった後は、退職の準備に進んでいきます。
退職の方法は以下のように進めていきます。
退職届の手続き
- 退職届の作成・提出
- 会社関係者との交渉・退職日の決定
- 名刺・社会保険証・社員証の返却、年金手帳・離職票などの受け取り
- 業務引き継ぎ、関係各所への報告・あいさつ
上記のような事務手続きは、面倒に感じるかもしれませんが、円満に退社するためにはしっかりと行いたいところです。
【目的別】自分にあった転職サービスを選ぼう
「転職の流れは分かったけれど、求人探しにも書類作成にも時間がかかりそうだし大変そう…」という方も多いのではないでしょうか?
面倒、難しそうという方におすすめなのが、転職支援サービスです。
転職支援サービスには大きく分けて、転職エージェント・転職サイト・スカウト型サイトがあります。
転職エージェント | ||
---|---|---|
リクルートエージェント | doda | マイナビエージェント |
転職サイト | ||
リクナビNEXT | キャリトレ | マイナビ転職 |
スカウト型サイト | ||
ビズリーチ | iX転職 | リクルートダイレクトスカウト |
その中でもキャリアや年齢に関係なく利用しやすいのは、転職エージェントと転職サイトです。

転職エージェントも転職サイトもどちらも利用したいという方には、両方の機能を併せ持つ「doda」がおすすめです。
その他にもキャリアに自信のある人は、登録しておくだけで企業からオファーが来るスカウト型サイトを利用する方法もあります。
ここからは3つのサービスの違いを詳しく紹介します。
なお、どの転職サービスも利用料金はかかりません。
転職活動は、情報収集を入念に行うことがなにより大事なため、上記の転職サービスは全て活用することをおすすめします。
手厚いサポートが欲しいなら「転職エージェント」
転職エージェントとは、転職支援を無料で行ってくれる転職サービスです。
「キャリアアドバイザー」や「コンサルタント」と呼ばれる担当者がついて、あなたの転職を徹底的にサポートしてくれます。

転職エージェントでは転職活動に役立つ様々なサービスを行っていますが、基本的に無料で利用できます。
転職エージェントの利用をおすすめする人
- 初めて転職する人
- 働きながら転職活動したい人
- 転職のやり方が分からなくて不安な人
どこに登録するか迷ったら、まずは下記の2つのエージェントに登録しておけば問題ありません。
エージェント名 | 求人数 | 特徴 |
---|---|---|
doda | 公開求人 12,800件 | 転職サイトとしてもエージェントとしても利用できる |
リクルートエージェント | 公開求人 157,100件 | 取り扱い求人数は業界最多 |
- (最終更新
- 2022年1月時点)
転職エージェントの選び方は、下記記事をご覧ください。
【転職エージェント】利用の流れ
転職エージェントに登録すると、以下のような手順で転職活動が進んでいきます。

求人の紹介だけでなく、履歴書や職務経歴書の添削や、面接対策もサポートしてくれるので、積極的に活用していきましょう。
また内定が出たらサービス終了というわけではなく、給与や入社日の交渉なども間に入ってサポートしてくれるので、困った時は相談してみることをおすすめします。
転職活動をマイペースに進めたいなら「転職サイト」

転職サイトは、Webサイトに公開されている求人を、いつでも自由に検索・閲覧できる転職サービスです。
希望の求人を見つけた場合には、転職サイト上で応募し、選考に進んでいきます。
転職エージェントとは異なりキャリアアドバイザーはつかないので、急かされることなく自分のペースで進められるメリットがあります。
転職サイトはたくさんありますが、求人数が多く使いやすいのは次の2つのサイトです。
エージェント名 | 求人数 | 特徴 |
---|---|---|
doda | 公開求人 12,800件 |
|
リクナビNEXT | 公開求人 53,700件 |
|
- (最終更新
- 2022年1月時点)
その後、年齢や業界に特化した特化型の転職サイトに登録すれば、幅広く求人をチェックできます。
転職サイトがおすすめな人
- 自分のペースで転職活動をしたい人
- 転職のやり方を理解している人
- とりあえず求人だけチェックしたい人
転職サイトの選び方をもっと詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください。
【転職サイト】利用の流れ
転職サイトの利用の方法は、以下の通りです。
内容 | 詳細 | |
---|---|---|
① | 会員登録 |
|
② | 求人探し |
|
③ | 書類選考 |
|
④ | 面接 |
|
⑤ | 合否判定(内定) |
|
⑥ | ・条件交渉 ・退職準備 |
|
転職サイトは、これまでに転職経験があり、自分のペースで転職活動を進めていきたい方には向いているでしょう。
ただし、求人紹介、書類添削や面接対策、条件交渉の代行などのサポートは受けられないため、特に初めての転職に不安のある方は、転職エージェントを利用することをおすすめします。
なお、転職サイトでマイペースに求人を探しつつ、転職エージェントにも登録してサポートしてもらうという活用法もOKです。
経歴に自信があるなら「ヘッドハンティング型サイト」
スカウト型サイトを利用すると、 求職者が企業やヘッドハンターからの「スカウト」を受ける形で転職活動を進められます。
プロフィールや経歴を登録することで、それを見てあなたに興味を持った企業やヘッドハンターから、「採用試験を受けてみませんか?」というオファーが来ます。
つまり、転職希望者が応募企業を探すのではなく、企業側が採用したい人材を探す仕組みのサービスなのです。
【図解|一般的な転職サイトとの違い】

スカウト型サイトが取り扱う求人は、高年収・高待遇の案件が多いことが特徴です。
ある程度の経歴が無いとスカウトは来ないため、経歴に自信がある方におすすめの転職方法と言えます。
また、スカウト型サイトを利用した「待つだけの転職活動」では、スピーディーな転職が難しい場合もあり、先が見えないという不安もあります。
そのため、スカウト型サイトを利用するなら、スカウトを待ちつつも並行して転職サイトや転職エージェントを利用しましょう。
ヘッドハンティング型サイトをおすすめする人
- キャリアやスキルに自信がある人
- ハイキャリアの転職を狙っている人
スカウト型転職サイトを使うなら、次の2社は求人数が多くハイキャリア向けなので優先して登録しておきましょう。
サイト名 | 公開求人数 | 特徴 | コンサルタント数 |
---|---|---|---|
リクルートダイレクトスカウト | 約10万件 |
| 1,000人以上 |
ビズリーチ | 約7万件 |
| 1,000人以上 |
- (最終更新
- 2022年1月時点)
【ヘッドハンティング型サイト】利用の流れ
ヘッドハンティング型サイトを使った転職活動の方法は、以下の通りです。
転職サイトの利用の方法は、以下の通りです。
内容 | 詳細 | |
---|---|---|
① | 会員登録(審査) |
|
② | 企業からのスカウト待ち |
|
③ | 書類選考 |
|
④ | 面接 |
|
⑤ | 合否判定(内定) |
|
⑥ | 条件交渉/退職準備 |
|
ハローワークを使った転職はどう?

- (引用元
- ハローワーク)
転職活動といえば、ハローワーク(公共職業安定所)を使いたい方もいるでしょう。
昔は直接出向いて求人を紹介してもらう形をとっていたハローワークですが、現在はネットで求人検索することも可能です。
ハローワークが行う主なサービスは、以下の3つです。
ハローワークのサービス
- 就職支援(就職相談・セミナーなど)
- 職業訓練への受付(国や都道府県や民間が行う職業訓練への申し込み)
- 雇用保険の手続き(会社を退職した時にもらえる失業保険の手続き)
実際にハローワークを使う転職はどのような感じなのでしょうか。
ここでは、ハローワークの利用に関して、以下の項目に分けて解説します。
それでは、順に確認していきましょう。
ハローワークを利用するメリット・デメリット
まずは、ハローワークを利用するメリットとデメリットを見てみましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
|
|
ハローワークの一番のメリットは、登録したハローワーク周辺地域の求人、つまり地元求人に出会えることです。
ハローワークは『職業安定法第二節第十七条(職業紹介の地域)』において、「できる限り求職者の住所・居所の変更しなくてもよい職業を紹介するように」と定められています。
デメリットとしては、ハローワークに登録されているのはほとんどが中小企業であり、高年収・好待遇は期待できない点が挙げられます。
また、ハローワークは求人掲載費用がかからないため、採用にお金をかけられない求人も集まりやすい傾向にあります。
入社後に「求人票の内容と違う…」「実はブラック企業だった…」といったトラブルも少なくないようです。
ハローワークの利用が向いている方の特徴
デメリットを知ってしまうと、「やっぱり使わない方がいいの?」と不安になるかもしれませんね。
しかし、ハローワークでの転職活動が向いている方もいます。
- 転職の目的が明確な方
- 地元で転職したい方
- 自力で転職活動を進められる自身のある方
- 職業訓練を活用して新しいスキルを得たい方
ハローワークには幅広い求人が集まっているため、自分の力で応募するべき企業を見極められる方に向いていると言えます。
逆に、「転職の目的をはじめ、業種や働き方も決まっていない…」という方は、ハローワークだと情報が多過ぎて転職先を決めにくい可能性があります。
ハローワーク経由での応募方法
ハローワークは、上手く使いこなすことができればスムーズに転職活動を進めることができるでしょう。
【ハローワーク】利用の流れ
内容 | 詳細 | |
---|---|---|
① | 求職申込(登録) |
|
② | ・職業相談 ・各種セミナー ・求人探し |
|
③ | 応募 |
|
ハローワークの所在地は、厚生労働省が発表している『都道府県労働局所在地一覧』から確認しましょう。
「ハローワーク求人ホットライン」とは?
「ハローワーク求人ホットライン」とは、ハローワークで公開している求人票の記載内容と実際の労働条件が異なる場合の申出を電話で受け付ける窓口です。
「正社員と聞いて応募したのに実際は非正規雇用だった…」「求人票になかった勤務地を提示された…」といった問題は、下記の電話番号にすぐに報告しましょう。
ハローワーク求人ホットライン(求職者・就業者専用)
- 電話番号:03-6858-8609
- 受付時間:8時30分~17時15分(年末年始を除く全日)
【年代別】転職の方法!あなたの年代に求められるものとは?

転職のやり方・ポイントは、年代によって異なります。
例えば、40代の方が20代の時と同じようなやり方で転職活動を進めてしまうと、失敗する可能性が高くなります。
ここでは、20代・30代・40代に分けて、転職活動のやり方とポイントを解説します。
それでは、順に確認していきましょう。
20代に求められるのは『ポテンシャル』
20代は、経験よりもポテンシャル(潜在能力)を重視されることが多いため、未経験・異業種への転職にも挑戦しやすいと言えます。
ただし、ポテンシャル重視だからといって何も考えずに応募して採用される訳ではありません。
20代の転職を成功させるポイントは、以下の通りです。
- 新卒との差別化を図るため、職務経歴書に「できること」「任されてきたこと」を具体的に伝える
- 面接では、応募先企業の採用担当者が納得できる退職理由、仕事に対する熱意、長く働く意思をしっかりと伝える
【20代におすすめの転職エージェント】
サービス名 | 求人数 | 特徴 |
---|---|---|
ワークポート | 公開求人 50,400件 |
|
ハタラクティブ | 非公開 |
|
- (最終更新
- 2022年1月時点)
30代に求められるのは『即戦力』
30代になると、即戦力が求められます。
20代の時とは違い、いますぐに役立つ人材であるかどうかをチェックされるのです。
専門知識やリーダーシップ、さらに35歳を超えると組織を引っ張っていく力も重視されるでしょう。
- 職務経歴書や面接では推進力をアピールする
⇒ 「後輩や部下の指導・統括」「業務リーダー」「多部署や外部業者との調整役」「業務改善について提案したことがある」などの経験を具体的に述べる
【30代におすすめの転職エージェント】
サービス名 | 求人数 | 特徴 |
---|---|---|
ビズリーチ | 公開求人 70,400件 |
|
パソナキャリア | 公開求人 39,000件 |
|
- (最終更新
- 2022年1月時点)
40代以上は経験と専門性
40代になると、過去の経験や専門性が重視されます。
自分のやりたいことを重視するのではなく、経験を活かせる職場を選ぶことが転職成功の近道です。
また40代であれば管理職のポストに就くこともあるので、部下を育成するマネジメント力も求められることでしょう。
- 転職支援サービスの利用は必須
- 複数の情報源を持つことで転職の可能性を広げる
【40代におすすめの転職エージェント】
サービス名 | 求人数 | 特徴 |
---|---|---|
JACリクルートメント | 公開求人 12,200件 |
|
レバテックキャリア | 公開求人 12,600件 |
|
- (最終更新
- 2022年1月時点)
【成功のコツ】転職に失敗しないための4つのポイント
ここからは転職で失敗しないために知っておきたいポイントを4つ紹介します。
- 余裕のあるスケジュールを立てる
- 転職活動は在職中に行う
- 企業分析をしてミスマッチを防ぐ
- まずは書類選考通過に注力する
それでは、順に詳しく確認していきましょう。
ポイント1.余裕のあるスケジュールを立てる
転職に希望する条件や状況にもよりますが、転職活動にかかる期間の目安は平均3~6ヶ月と言われています。
転職活動は長期戦になる覚悟も必要ですから、まずは無理のないスケジュールを組みましょう。
スケジュールを立てる際は、勤務先に求める条件や現職の仕事状況なども踏まえて、余裕を持って計画を立てることが大切です。
ポイント2.転職活動は在職中に行う
仕事を辞める前に転職活動を始めておけば、精神的に余裕をもって進められます。
収入が途絶えることがないので、落ち着いて転職先を見極めることも出来ますし、今後のキャリアを考えたら、無職の期間は無いに越したことはありません。
在職中の転職活動のメリットは、以下の通りです。
在職中の転職活動のメリット
- 経済的な不安がないため、落ち着いて転職先を見極められる
- 収入や保険関係の空白期間が無くなる
しかし、仕事を辞める前の転職活動にはデメリットも考えられます。
在職中の転職活動のデメリット
- 仕事と転職活動を同時進行しなければならず、非常に多忙になる恐れがある
- 転職活動が長引いた場合、辞めたいのに辞められない状況が続く
転職活動にはそれになりの時間と手間がかかり、限られた時間では思うように進みません。
そこでおすすめなのが、「転職エージェント」の活用です。
あなたの代わりに転職に関する面倒な手続きをすべて代行してくれる転職エージェントを利用すれば、効率の良い転職活動を進められるでしょう。
どのエージェントを利用するべきか迷ってしまう場合は、まず「doda」などの大手サービスに登録しておけば問題ありません。
ポイント3.企業分析をしてミスマッチを防ぐ
あなたにとって理想的な企業を見つけるためには、求人票には載っていない情報も集めることが大切です。
求人票では企業の社風・詳しい業務内容・人間関係が見えてこないため、そのままだと入社後のミスマッチにつながる可能性があります。
企業分析の際には、「転職会議」などの口コミサイトを利用し、実際にその企業で働いたことのある方の声をチェックすることをおすすめします。
中には企業を誹謗中傷する過激な口コミも見受けられますが、全ての口コミを鵜呑みにするのではなく、自分で真偽を判断するよう心がけてください。
もしも自分一人で判断しかねる場合は、転職エージェントのキャリアアドバイザーにも相談してみましょう。
ポイント4.まずは書類選考通過に注力する
当然のことですが、転職活動では書類選考に通らないことには、次のステップである面接には進めません。
大手転職エージェント「マイナビエージェント」利用者の転職活動データによると、書類選考通過率は30%、さらに一次面接を通過する確率は30%で、その後の最終面接を通過して内定獲得する確率は50%でした。

- (引用元
- 転職ノウハウ|マイナビ転職)
上記の結果からは、書類通過率は決して高いとは言えないことが分かります。
面接にこぎ着けるためには、提出する書類の完成度を高めることが重要です。
経歴に自信が無い場合でも、書類選考さえ突破すれば、面接であなたの人柄や熱意を理解してもらえるチャンスを得られます。
そのため、まずは書類選考に合格するための履歴書・職務経歴書の作成に注力しましょう。
転職エージェントでは、種類選考率を高めるための書類対策を行ってくれます。
書類で伝えるべき事・伝えるべきでない事も教えてくれますし、応募する企業に合わせた対策を練ってくれるため、特に「自力で書類選考を突破する自信がない」という方はぜひ利用してみましょう。
【Q&A】転職活動に関する気になる疑問
ここからは転職活動の気になる疑問にお答えしていきます。
転職活動の気になる疑問
順に確認していきましょう。
Q1.新卒1年目でも転職できる?
A.新卒1年目でも転職は可能です。
職務経歴が浅い場合、採用してくれる企業があるか心配になりますよね。
しかし、新卒1年目であっても転職は可能です。
最近では第二新卒の採用に積極的な企業も増えているので、経験が浅いことにとらわれすぎる必要はありません。
転職エージェントの中にはハタラクティブのように第二新卒の転職に強いサービスもあるので、そのようなエージェントをうまく活用することもおすすめです。
Q2.転職エージェントの利用は費用が発生する?
A.無料で利用できます。
転職エージェントでは履歴書の添削や面接対策など、様々なサポートを行っていますが、全て無料で利用できます。
その理由は、転職エージェントの仕組みにあります。

転職エージェントは求人を出している企業から成果報酬を受け取っているため、利用者から費用を徴収しなくてもサービスを運営できるのです。
Q3.転職の意志が固まっていなくてもエージェントを利用できる?
A.転職の意志が固まっていなくても利用できます。
転職するか迷っている段階でも転職エージェントを利用することは可能です。
様々な求人を閲覧したり、キャリアアドバイザーに相談をしたりする中で、自分が本当にやりたいことが見つかってくる場合もあります。
自分のキャリアを見つめ直すきっかけとしても転職エージェントは有意義なサービスです。
もちろん転職エージェントに登録をしたけど、やっぱり転職はしないという選択も可能です。
Q4.面接に自信がない場合はどうすればいい?
A.まずはキャリアアドバイザーに相談してみましょう。
転職エージェントでは面接対策も実施しています。
面接に自信のない人はキャリアアドバイザーに模擬面接の依頼をしてみましょう。
キャリアアドバイザーとの面接対策では、面接でよく聞かれる質問や、面接官に好印象を与える受け答えの仕方を教えてもらえます。
模擬面接を繰り返すことで自信もついてくるので、本番の面接でも堂々と振舞えるようになることでしょう。
Q5.面接で退職理由を聞かれたらどう答えればいい?
A.ネガティブな転職理由だったとしてもポジティブな理由に変換しましょう。
面接では前職の退職理由を質問されることもありますが、正直に答えてしまうのはNGです。
前職の愚痴や不満を言っても、面接官に悪印象を与えてしまうだけです。
実際に退職したのがネガティブな理由だったとしても、伝え方次第でポジティブにも捉えられるので、自分の退職理由もポジティブな理由に変換してみましょう。
例えば、「前職で正当に評価されなかった」という理由でも、「自分の経験やスキルをより活かせる環境で働きたいから」という理由であればプラスイメージに繋げられます。
Q6.転職する月によって成功率は変わる?
A.求人が出回りやすい月はありますが、転職活動に季節性はそこまでありません。転職を決意したタイミングですぐに動き出すことをおすすめします。
結論から言えば、求人は年中出回っているため「この月のタイミングがおすすめ」といった時期はありません。
強いて求人が出回りやすい時期をあげるとするならば、2~3月は4月に向けた採用を行う企業も多いため求人も増える傾向にあります。
また、上半期が終わる10月に合わせて、8月~9月に採用活動を行う企業があるのも事実です。
しかし、無理に転職時期を合わせる必要はないでしょう。
転職活動は企業との巡り合わせの要素も大きいため、求人の多い時期だからと言って理想の転職先が見つかるとは限りません。
時期を見極めることよりも思い立ったらすぐに行動した方が、良い転職先に出会えることもあり、おすすめです。
まとめ
転職活動の大まかな方法は、以下の通りです。
平均的な転職活動の期間は3〜6ヶ月と言われていますが、転職活動は長期化する可能性も十分にあります。
転職活動を始める際は、あなたの希望する条件や現職の状況に合わせて、余裕のあるスケジュールを立てましょう。
「在職中だから転職活動に割ける時間がどうしても少ない…」「履歴書・職務経歴書をどう作成したら良いか分からない…」といった悩みは、すべて転職エージェントが解決してくれます。
【優先的に使いたい転職エージェント】
サービス名 | 求人数 | 特徴 |
---|---|---|
doda | 公開求人 12,800件件 |
|
リクルートエージェント | 公開求人 157,100件 |
|
- (最終更新
- 2022年1月時点)
転職のプロであるキャリアアドバイザーを味方に付けることで、効率的に転職活動を行えるでしょう。