【経験者談】大手企業へのエンジニア転職ってどう?中小との違いを解説!
2022-04-13
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「エンジニアとして中小企業に勤めてるけど、大手に転職したい」「エンジニアになるなら、大手で働きたい!」
大手企業は給与が高く福利厚生が充実しているイメージがあるので、中小企業よりも安定感があって良いと考えている方も多いでしょう。
もちろん大手企業で働くメリットは多いですが、いくつかのデメリットもあります。
この記事では、大手企業でエンジニアとして働くメリット・デメリットを解説します。
中小企業との違いについても解説するので、どちらが自分の理想の働き方に近いか検討してみてください。
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目次
大手と中小企業の仕事内容・求められるスキルの違い
同じエンジニア職でも、大手企業と中小企業では仕事内容や求められるスキルに違いがあります。
ここでは、大手企業と中小企業の違いを3つ紹介します。
大手企業と中小企業の違い
大手企業の定義ってあるの?
「大手企業」の明確な定義はありません。
しかし、中小企業基本法で「資本金3億円以下、従業員数300人以下、製造・建設・運輸その他の業種に当てはまる事業」は中小企業であると定められています。
そのため、この基準以上であれば大企業だと判断できるでしょう。
従業員数や資本金などの情報は、企業ホームページのIR情報に掲載されていることがあるので、チェックしてみてください。
違い1.関わるシステムの規模
大手企業と中小企業では、関わるシステムの規模が違います。
大手企業の案件は、銀行や証券などの金融系や行政のシステムなど、大規模なものが多いです。
信頼度が高い大手企業だからこそ、絶対に障害を発生させてはいけないような重要なシステムを任されていると言えます。
社会的な影響が大きいシステムに関わるのは、やりがいを感じられるでしょう。
しかし、大規模になればなるほど個人の影響は小さく感じられるので、「自分が作った」という達成感は少ないかもしれません。
違い2.担当する作業工程
「エンジニア」と聞くと、ひたすらプログラムを書き続ける仕事をイメージする方も多いでしょう。
確かに、中小企業の新人は、プログラミングやシステムの構築作業を担当する傾向があります。
しかし、大手企業では早い人だと1年目から要件定義やシステムの設計に関わることができます。
大手企業ではプログラミングなどの作業は中小企業に外注して、社員はそれ以外の仕事をする機会が多いです。
違い3.求められるスキル
大手企業と中小企業では、必要とされるスキルに違いがあります。
中小企業ではプログラムを組む仕事が多いので、プログラミングスキルが重要です。
一方の大手企業では、プログラミングスキルよりも、コミュニケーション力が求められる傾向があります。
なぜなら、エンジニアとして取引相手と会話しながらシステムの仕様を調整したり、外注の仕事を管理したりする機会が多いからです。
将来的には、プロジェクトを成功に導くためのマネジメントスキルも求められるでしょう。
大手企業のエンジニアとして働くメリットとデメリット

ここでは、大手企業でエンジニアとして働くメリットとデメリットについてそれぞれ解説していきます。
大手でエンジニアが働くメリット
まずは、大手企業で働くメリットを解説します。
大手企業で働くメリット
メリット1.給与が高い
大手企業のエンジニアの給与水準は、安定して高いと言えるでしょう。
「800万~1,000万円」の年収ゾーンの多くを占めるのが超大手企業で、中小企業や派遣・受託になると「300万~600万円帯」まで下がります。
もちろん会社や年齢によっても異なりますが、平均すると大手企業の給与は中小企業に比べて高い傾向があります。
求人票で、新卒の月収や年収だけを見ると「大手企業と中小企業の年収に差はあまり無いのでは?」と思うかもしれません。
しかし、大手企業はボーナス支給や評価制度がしっかり管理されているため、スキル次第でどんどん年収がアップする可能性があります。
また、残業代もしっかりと支給されるので、忙しい年や業績が良い年は想定以上の年収を得られることもあります。
中小企業の年収については、以下の記事を参考にしてみてください。
メリット2.福利厚生が整っている
エンジニアとして働き続けるためには体調やメンタルヘルスの管理が重要なので、健康やリラクゼーションの福利厚生が充実しているという特徴があります。
育児休暇や時短勤務などの制度が整っているため、産休後に職場復帰して働き続ける女性も多いです。
大手企業で働いていると社会的な信頼度も高いので、カードやローンの審査も通りやすく、30代前半でマイホームを購入する人もいます。
メリット3.研修・社員教育が充実している
教育制度が整っているのも、大手企業で働くメリットの一つです。
大手企業の新人研修は、人数が多いので外部の研修機関で実施されることが多いです。
研修で社会人としてのマナーやプログラミングの知識を身につけられる上、現場配属後もOJTトレーナーによる教育が行われることもあります。
大手企業では社員教育のカリキュラムがしっかりとしているので、新卒でプログラミングの知識がない人でも安心です。
しかし、中小企業やベンチャー企業だと、ここまで手厚い教育体制が整っていない可能性があります。
入社してすぐに現場に配属され、何も分からないまま放置されたり、知識がないのに難易度の高い仕事を担当させられたりすることもあります。
大手でエンジニアが働くデメリット
次に、大手企業で働くデメリットを紹介します。
大企業で働くデメリット
デメリット1.お客様と下請けの板挟みになりやすい
大規模なシステム開発を行うには、自社の社員だけでは負担が大きいので、別の会社にも作業を依頼(下請け)します。
大企業の社員はお客様と要件のすり合わせを行い、決められた手順通りに開発するのは「下請け」の会社にお願いすることが多いです。
そのため、大企業の社員はお客様からの要求に応えつつ下請けの会社に作業を依頼する中で、両者の板挟みになることがあります。
例えば、お客様から「もっと納期を早くしてほしい」と言われても、下請けの会社からは「これ以上急ぐのは無理だ」と反対されることも少なくありません。
エンジニアの中には、職場での人間関係にストレスを感じ、精神的に追い詰められてしまう人もいます。
しかし、仕事の管理やマネジメントスキルが身に付くというメリットはあるでしょう。
デメリット2.企業体質が古い・取り扱うシステムが古い
企業体質が古いことも、大企業のデメリットの一つです。
大企業の中には「上から言われたことは絶対」という風潮が根強く残っていることがあり、時には労働基準法に違反するような過酷な労働を強いられる場合もあります。
生産性の低い会議が多かったり、オフィスカジュアルが許されなかったりと、価値観が古く作業効率につながらないことを押し付けられる現場もあります。
取り扱うシステム自体も非常に古く、セキュリティが甘かったり作業用の端末が古かったりするため、スムーズに仕事が進まないことも少なくありません。
以下のツイートにも記載されているように、大手企業が扱うような大規模なシステムは改修が難しいため、20年以上も前からアップデートされておらず、老朽化しているものがあります。
デメリット3.プログラミングスキルが身につきにくい
大手企業でエンジニアとして働いても、プログラミングスキルが身につかないことがあります。
大企業や行政サービスのシステム開発現場では、「前例踏襲」の傾向があり、新しいシステムが導入されることは少なめです。
例えば、金融や行政インフラのシステムは、問題が発生すると社会的な影響が大きいので、「絶対に障害で止まらない」ということが求められます。
そのため、そういったシステムのプログラミングは、経験の少ない大手企業のエンジニアではなく、作業に慣れている下請けの企業の人に担当してもらうことが多いです。
このように、大手企業で長くエンジニアをしていても、プログラミングスキルが身につかないということもあります。
大手企業のエンジニアを目指す方法

「大手企業のエンジニアになりたい」と思っても、どうすれば採用されるか分からないという方もいるでしょう。
そこで、大手企業のエンジニアを目指す方法を新卒と中途採用の場合に分けて解説します。
自分に当てはまる方をチェックしてみてください。
エンジニアを目指す方法
新卒の場合
新卒で大手企業への就職を目指すなら、以下の2つの方法が考えられます。
新卒で大手企業へ就職する方法
方法1.派遣やアルバイトから入社
企業によっては、簡単なコーディングやデータ入力などの作業をアルバイトや派遣の人に依頼することがあります。
学生のうちに大手企業で派遣やアルバイトで仕事を行い、気に入ってもらえると人事に話を通してもらえて正社員として採用されることがあります。
現場の社員はスキルの高い人の入社を望んでいるため、スキルをアピールできれば正社員登用のチャンスも大いにあるでしょう。
方法2.学生時代の実績をアピールする
自分でシステムを作った経験があれば、面接時に大きなアピールポイントになります。
しかし、プログラミングができることだけをアピールすると、「新人研修で身に付ければ良いだけだ」と言われてしまうかもしれません。
そのシステムを作った理由や、入社後にスキルをどのように活かしていきたいかをしっかり説明できれば、採用されやすくなります。
転職(中途採用)の場合
既に社会人として働いている方が、大手企業への転職(中途採用)を目指すなら、以下の2つの方法が考えられます。
大手企業へ転職する方法
方法1.大手企業の社員からスカウトを受ける
大手企業に転職する方法として、「社員からスカウトを受ける」という方法があります。
20代の若手のエンジニアは需要が高いので、知人や取引先からのスカウトで転職することも珍しくありません。
実際に現場で仕事をしている方は、若手であっても「エンジニアとしてのスキルが高い」と捉えられます。
そのため、色々な会社のエンジニアに会う機会が多ければ、スカウトを受けるチャンスもあるでしょう。
紹介を受けて転職したいなら、レジュメ登録だけでスカウトを受けられる「ビズリーチ」に登録しておくのもおすすめです。
職務経歴書を登録すれば、あとはスカウトを待つだけなので、受け身で転職活動を進めることができます。
方法2.転職エージェントを利用する
大手企業の求人を探すなら、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントとは、キャリアの相談や求人紹介など、転職に関する様々なサポートを受けられるサービスのことです。

転職エージェントで受けられるサービス
- 転職相談
- 希望にあった求人の紹介
- アドバイザーによる書類の添削・面接対策
- 面接日などのスケジュール調整
- 年収交渉などの代行
転職エージェントを利用すれば、転職活動が初めての人でもスムーズに転職活動を進められます。
次の章では、大手企業に転職したいエンジニアにおすすめの転職エージェントを紹介します。
大手企業への転職におすすめの転職エージェント
転職エージェントや転職サイトにはそれぞれ特徴があり、得意とするサポートに違いがあります。
ここでは、転職者の評価が高い転職エージェントを3つ厳選して紹介します。
レバテックキャリア |
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ビズリーチ |
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ワークポート |
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転職エージェントは複数利用がおすすめ
転職エージェントはそれぞれ保有している求人が異なるので、気になった転職エージェントは全て登録するのがおすすめです。
なるべく多くのエージェントを使って情報収集をして、転職を成功させましょう。
年収にこだわりたいなら「レバテックキャリア」

- (引用元
- レバテックキャリア)
レバテックキャリアは、IT・Web業界を専門にしているハイクラス向けの転職エージェントです。
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公開求人数 | 約14,480件 |
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(最終更新:22年1月時点)
スカウトを待つだけ!「ビズリーチ」

- (引用元
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積極的にスカウトを受けたいという場合は、スカウト型転職サイト「ビズリーチ」の利用がおすすめです。
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※登録後にレジュメ登録をしっかり行うと、スカウトが届きやすくなります。
ビズリーチ|基本情報
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
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公開求人数 | 約69,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 登録無料(一部有料3,278円〜5,478円) |
(最終更新:22年1月時点)
未経験からの転職に不安があるなら「ワークポート」

- (引用元
- ワークポート)
ワークポートは、IT・Web業界の求人数が多い転職エージェントです。
職種未経験でも対応してくれるので、キャリアチェンジしたい方にもおすすめです。
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ワークポート|基本情報
運営会社 | 株式会社ワークポート |
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公開求人数 | 約54,000件 |
非公開求人数 | 約21,000件 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:22年6月時点)
その他の転職エージェントについて知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
まとめ
大手企業のエンジニアの仕事内容や、メリット・デメリットを紹介しました。
新卒で大手企業への就職を目指す方は、以下の方法を実践してみてください。
新卒で大手企業へ就職する方法
大手企業への転職を目指すという方は、以下の方法を実践してみてください。
大手企業へ転職する方法
大手企業への転職におすすめのエージェントは以下の3つです。
レバテックキャリア |
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ビズリーチ |
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ワークポート |
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大手企業にも良いところ・悪いところはあるので、就職・転職をする際にはしっかり考えてから選ぶようにしましょう。