Pythonエンジニアに未経験から転職するには?必要な経験・スキルやおすすめの職種も紹介
最終更新日:
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「未経験からPythonエンジニアになるために必要なスキルレベルは?」
「IT経験ゼロでもPythonエンジニアになれる?」
プログラミング言語のなかでも人気が高いPythonを扱う「Pythonエンジニア」になりたいと考える方は多いです。
結論からお伝えすると、Pythonエンジニアへの転職はIT業界での実務経験や開発経験があると有利になりやすいです。
そのため、IT未経験の場合は何らかの開発経験を積んでから転職することをおすすめします。
Pythonエンジニアになる方法
この記事では、未経験からPythonエンジニアを目指すための具体的な方法を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
開発経験がある場合は「レバテックキャリア」の利用がおすすめ
他言語で開発経験があり、Pythonエンジニアを目指したい方には転職エージェント「レバテックキャリア」の利用がおすすめです。
- (引用元
- レバテックキャリア)
「レバテックキャリア」は、IT・Web業界の転職支援に特化したエージェント。
エンジニア経験者の方をおもな対象としており、キャリアチェンジのサポートも行ってくれます。
これまでの経験を踏まえて「Pythonを扱うどのような分野で活躍できるのか」を教えてくれるので、転職の方向性を迷っている方にもおすすめです。
相談だけでもOKなので、ぜひ気軽に利用してみてください。
レバテックキャリア|基本情報
運営会社 | レバテック株式会社 |
---|---|
公開求人数 | 約33,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年10月時点)
現役エンジニア
監修者守田典男さん
2001年にSierに就職。金融系、在庫管理、生産管理などさまざまな分野のシステム開発プロジェクトに参画。インフラエンジニアとして20年の経験を持つ。得意分野はデータベース技術。
国家試験である情報処理技術者試験(プロジェクトマネージャ、データベーススペシャリスト、応用情報技術者)、AWS認定試験(クラウドプラクティショナー、ソリューションアーキテクト アソシエイト、AWS Certified Database - Specialty)に合格。
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未経験からPythonエンジニアに転職するために必要な経験・スキル
Python未経験からPythonエンジニアに転職するならば、まずは「どのくらいの経験やスキルが求められるのか」を把握しましょう。
求められる具体的なレベルを知ったうえで、いまの自分が転職できるのかどうか考えてみてください。
Pythonエンジニアに転職するために必要な経験・知識
Python以外の言語での開発経験(2~3年程度)
Pythonエンジニアに転職するのであれば、エンジニアとしての開発経験が2~3年あるほうが有利です。
Pythonエンジニアの求人の多くは実務経験者を対象としているため、何らかのプログラミング言語で開発した経験があることが必須条件となっているケースも少なくありません。
求められる言語経験は求人によって異なりますが、汎用性の高い「Java」や「Ruby」のスキルを必要条件としている案件が多く見受けられます。
たとえば「レバテックキャリア」に掲載されているアプリケーションエンジニアの求人では、「Objective-C/Swift/Java/Kotlinを使用したアプリ開発の実務経験」が必須条件となっています。
- (引用元
- レバテックキャリア|2023年11月時点)
求められる条件は開発分野によって異なるため、自分が気になる仕事の求人傾向をチェックしておきましょう。
業務を行うための専門知識
Pythonエンジニアになるためには、携わりたい分野に関する専門知識も必要です。
Pythonを使用する業務は多岐にわたるため、それぞれの分野によって必要なスキルが異なることを把握しておきましょう。
以下に各分野に必要なスキル・経験をまとめたので、参考にしてください。
アプリケーション開発 (アプリケーションエンジニア) |
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人工知能開発 (AIエンジニア) |
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機械学習・データ分析 (データサイエンティスト) |
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必要なレベル感としては、いずれも2~3年の実務経験が求められます。
Pythonの経験がなくても特定の分野の専門スキルがあれば採用を掴める可能性があるため、選考の際は経験をしっかりアピールしましょう。
※Pythonエンジニアの職種や業務について詳しくは、記事後半をご覧ください。
Pythonの基礎知識
Pythonエンジニアに転職する場合、他言語の経験だけでなくPythonの基礎知識も必須です。
たとえ他言語で長年の経験があったとしても、Pythonの基本的な知識が身についていなければ採用を掴むことは難しいです。
Pythonは比較的簡単といわれていますが、インデントを揃える必要があるなど他言語とは異なるルールもあり、違いに戸惑ってしまう人も少なくありません。
そのため、エンジニア経験者がPythonエンジニアを目指す際は、Pythonの基礎知識を習得してから転職活動を始めましょう。
企業の採用担当者に熱意をアピールするためにも、Pythonでポートフォリオをつくれるレベルのスキルを身につけることをおすすめします。
【注意】完全未経験から転職するのは難しい
エンジニア経験があれば未経験からPythonエンジニアに転職することも可能ですが、開発経験が一切ない場合は転職するのが難しいです。
Pythonエンジニアを求める求人の多くはエンジニア経験者を求めており、IT業界完全未経験者を対象とした案件はほとんどありません。
また、Pythonの求人は現役エンジニアからも人気で競争率が高いため、完全未経験者が採用を掴むのはかなり難しいでしょう。
IT経験がない完全未経験者がPythonエンジニアを目指す場合、まずはWebアプリケーションの開発経験を積み、段階を踏んで転職する必要があります。
【経験レベル別】未経験からPythonエンジニアに転職する方法
ここでは、未経験からPythonエンジニアに転職する方法を経験レベル別に解説します。
何らかの言語で2~3年の開発経験があるエンジニアの方は【開発経験がある場合】。
IT業界の経験が一切ない未経験の方は【完全未経験の場合】をご覧ください。
Pythonエンジニアを目指す方法
【開発経験がある場合】Pythonを学んだ後に転職する
2~3年の開発経験があり、アプリ開発やデータ分析など特定の専門知識がある場合は、Python未経験であってもスムーズに転職できる可能性が高いです。
ただし、Pythonの基礎知識がゼロの状態で内定を獲得するのは難しいです。
そのため、他言語で開発経験があるエンジニアの方は、Pythonを学んでから転職活動を行いましょう。
開発経験がある人がPythonエンジニアになるステップ
ステップ1.独学やプログラミングスクールでPythonを学ぶ
まずは、Pythonの基礎知識を身につけることから始めましょう。
エンジニア経験者がPythonを学ぶ際は、基本文法のほか、携わりたい仕事の分野に応じてプラスアルファの知識を身につけることが大切です。
アプリケーションエンジニアとして働きたいなら、Django・Flasなどのフレームワーク。
AIエンジニアとして働きたいなら、機械学習やディープラーニングをあわせて学ぶ必要があります。
独学でも問題ありませんが、効率よくスキルを身につけたいならばプログラミングスクールの受講がおすすめです。
Pythonに特化したプログラミングスクールなら「Aidemy Premium」がおすすめ
「Aidemy Premium (アイデミープレミアム)」は、Pythonに特化したプログラミングスクール。
以下のようなコースが設けられており、自分の目的に合わせてPythonを学ぶことができます。
- AIアプリ開発講座
- データ分析講座
- 自然言語処理講座
カリキュラムでは、AIアプリの開発・データ分析・分析モデルの作成などを経験できるので、ぜひチェックしてみてください。
Aidemy|基本情報
運営会社 | 株式会社アイデミー |
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受講形態 | オンラインのみ |
対象地域 | 全国どこでも |
年齢制限 | なし |
受講料(税込) | 327,800円〜1,078,000円 |
学べる言語 | Python |
受講期間目安 | 3ヵ月~9ヵ月 |
(最終更新:23年8月時点)
ステップ2.ポートフォリオを作成する
Pythonについて学んだ後は、ポートフォリオを作成しましょう。
「エンジニアにポートフォリオが必要なの?」と思われるかもしれませんが、未経験の職種に転職する際は熱意をアピールするためにも作成するのがおすすめです。
現在のスキルレベルを伝える材料にもなるので、できるだけ作成して選考の際に提示するようにしましょう。
以下に分野・職種別におすすめのポートフォリオをまとめたので、ぜひ参考にしてください。
- アプリケーション開発を行う「アプリケーションエンジニア」の場合
⇒ Webアプリケーション - 人工知能を開発する「AIエンジニア」の場合
⇒ 画像認識プログラム - データ分析を行う「データサイエンティスト」の場合
⇒ 機械学習モデル……など
作成したポートフォリオはGitHubに公開して採用担当者にコードを見てもらえる状態にしておくとよいでしょう。
守田さん
ポートフォリオを作成する際は、すでに存在するシステムをそのまま開発するのではなく、オリジナルの要素を加えることがポイントです。
「類似のシステムはありますが、〇〇という理由から△△の機能があったら便利だなと考えてPythonで実装しました」などと説明できるようにしましょう。
オリジナル要素の追加に際し、苦労した点や課題などをあわせて説明できるとさらによいです。
ステップ3.転職エージェントに相談する
ポートフォリオを作成した後は、転職エージェントに相談しましょう。
転職サイトを使って求人に応募することも方法のひとつですが、競争率が高いPythonエンジニアの転職ではエージェントを利用するのがおすすめです。
転職サイトとは異なり、選考対策などもサポートしてくれるため、ぜひ積極的に活用してみてください。
なお、エンジニア経験者が転職エージェントを使う場合は、IT業界に特化している「レバテックキャリア」を利用するのがおすすめです。
各職種に精通したアドバイザーが経験をヒアリングしてアピールすべき点を教えてくれるので、Python未経験から転職する場合も安心です。
【完全未経験の場合】Webアプリ開発の経験を積んでから再転職する
Pythonの求人は競争率が高く、内定を獲得するのは容易ではありません。
IT経験がまったくない完全未経験者がいきなりPythonエンジニアになるのは難しいため、段階を踏んで転職する必要があります。
スムーズに転職するためには、比較的難易度が低く求人数も多い「Webアプリケーション開発」の仕事で経験を積んでからPythonエンジニアを目指すのがよいでしょう。
ここでは、完全未経験からWebアプリケーション開発を行うPythonエンジニアになるステップを解説します。
完全未経験者がPythonエンジニアになるステップ
AI開発やデータ分析を行いたい場合は……
Pythonを使ってAI開発やデータ分析を行いたい場合、Webアプリケーション開発の経験は必須ではありません。
ただし、人工知能の専門知識や統計学の知識が必要であるため、スキル習得の難易度は高いです。
以下の記事ではAIエンジニアになる方法を解説しているので、AI開発に興味がある方はぜひご覧ください。
ステップ1.Webアプリケーション開発の経験を積める職場に転職する
完全未経験から転職する場合、まずはWebアプリケーション開発の経験を積める職場に転職しましょう。
Pythonを扱う求人は「未経験可」が少なく競争率も高いため、以下のようにRubyやPHPを使ってWebアプリ開発できる求人を狙うのがおすすめです。
- (引用元
- ワークポート|2023年11月時点)
RubyやPHPでのWebアプリ開発経験が2~3年あれば「エンジニア経験者」として評価されるため、Python求人にも応募しやすくなります。
働きながらプログラミング・データベースの知識を身につけて、スキルとしてアピールできるようにしましょう。
なお、未経験可の求人を探す際には、未経験者のIT転職に強い「ワークポート」の利用がおすすめです。
ステップ2.働きながらPythonを学ぶ
Webアプリ開発を経験できる職場に転職できた場合は、働きながらPythonを学びましょう。
学ぶタイミングとしては、RubyもしくはPHPの基礎がある程度身についてからがおすすめです。
並行で学んだ場合、構文や書き方の違いに混乱してしまったり、1つの言語の理解を深めるのに時間がかかってしまう可能性が高いです。
そのため、RubyやPHPを1年程度学んでしっかり理解できるようになってからPythonの勉強を始めましょう。
守田さん
RubyやPHPを学ぶ際は、それぞれのプログラミングの特徴を知っておくとスムーズに習得しやすいです。
Rubyは「オブジェクト指向言語」、PHPは「Web開発に特化した動的型付け言語」という特徴があります。
各言語の特徴を理解することでコードの意味を理解しやすくなるため、インターネットや書籍で知識を身につけるのがおすすめです。
また、RubyやPHPには便利なフレームワークやライブラリがあるので上手に活用しながら開発するとよいでしょう。
Pythonを学ぶ方法については、記事後半にまとめているのでぜひ参考にしてください。
ステップ3.最低2年以上の経験を積んで再転職する
Webアプリ開発の経験が2年以上あれば、Pythonエンジニアとして採用してもらえる可能性も高まります。
プログラミングの基礎がしっかり身についた状態で再転職をしましょう。
なお、再転職の際には転職活動を手厚くサポートしてくれる転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントを利用すれば、Webアプリ開発の経験を活かせるPython求人をスムーズに紹介してもらえます。
「レバテックキャリア」や「ワークポート」などIT求人に強みを持つエージェントを上手に活用し、転職活動をサポートしてもらいましょう。
今すぐPythonエンジニアを目指したいなら「プログラミングスクール」を利用するのがおすすめ
Pythonエンジニアへの転職は難易度が高いため、完全未経験者は段階を踏んで転職するのがおすすめですが「今すぐに転職したい」という方もいると思います。
段階を踏まずに今すぐPythonエンジニアを目指したいならば、プログラミングスクール経由で転職することも手段のひとつです。
- (引用元
- SAMURAI ENGINEER)
「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」のWebエンジニア転職コースでは、PHP・Ruby・Python・Javaのいずれかを選んでスキルを習得できます。
カリキュラム修了後には求人紹介や選考対策をサポートしてもらえるので、自力で転職するよりも成功率を高められるでしょう。
万が一内定を獲得できなかった場合には全額返金保証を受けられる(※条件あり)ので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
SAMURAI ENGINEER|基本情報
運営会社 | 株式会社SAMURAI |
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受講形態 | オンラインのみ |
対応地域 | 全国どこでも |
転職保証コースの年齢制限 | 満20歳~31歳 |
転職先 | 首都圏の企業 |
受講料(税込) | 693,000円~880,000円 |
学べる言語 | PHP・Ruby・Python・Javaから選択 |
受講期間目安 | 16週間~24週間 |
(※2023年11月時点)
Pythonエンジニアの職種と仕事内容・求人例も紹介
Pythonは汎用性の高い言語であるため、さまざまな職種で活用されます。
ここでは、Pythonエンジニアのおもな職種と仕事内容を解説するので、転職の方向性を迷っている方はぜひ参考にしてください。
Pythonエンジニアのおもな職種
アプリケーションを開発する「アプリケーションエンジニア」
1つ目は、さまざまなアプリケーションを開発する「アプリケーションエンジニア」です。
アプリケーションエンジニアは、ソフトウェアの要件定義・設計・開発まで担当します。
PythonはAIのイメージがあるかもしれませんが、汎用プログラミング言語のひとつなので、以下のようなアプリケーション開発も可能です。
- Webアプリケーション
- 業務効率化ツール
- デスクトップアプリケーション
- 組込みアプリケーション
とくにWebアプリを開発する案件は多く、Pythonの経験が浅くても他言語での開発経験があれば内定を獲得できる可能性があります。
その他の職種と比較すると転職の難易度が低いため、IT未経験から転職するのであればアプリケーションエンジニアを目指すとよいでしょう。
アプリケーションエンジニアの求人例
転職エージェント「ワークポート」には、以下のような求人が掲載されていました。
- (引用元
- ワークポート|2023年11月時点)
ワークポートには未経験可の求人も多いので、ITの経験が浅い方もぜひチェックしてみてください。
人工知能を開発する「AIエンジニア」
2つ目は、人工知能(AI)を開発する「AIエンジニア」です。
AIエンジニアは、人工知能の仕様を検討してアルゴリズムを開発し、大量のデータを入力して学習させることで、人工知能を構築します。
AI開発ではRやC++といった言語が使用されることもありますが、とくに利用されているのがPythonです。
Pythonは人工知能で利用される計算処理がライブラリとして多く提供されており、構文もシンプルでわかりやすいため、今後もメインで使われると考えられます。
Pythonを扱えるAIエンジニアは将来性にも期待できるため、ぜひ転職の選択肢のひとつに入れてみてはいかがでしょうか。
AIエンジニアの求人例
転職エージェント「レバテックキャリア」には、以下のような求人が掲載されていました。
- (引用元
- レバテックキャリア|2023年11月時点)
レバテックキャリアでは「Python」の条件を設けて求人を検索できるので、ぜひチェックしてみてください。
データ分析を行う「データサイエンティスト」
3つ目が、データ分析を行う「データサイエンティスト」です。
データサイエンティストは、AIを用いて蓄積された膨大なデータを分析して結論を導きだし、ビジネス上の意思決定を支援するのが仕事です。
データ分析を行う際には、AIに大量のデータを読み込ませて予測ができるように学習させる技術「機械学習」を行います。
Pythonは機械学習向けのライブラリやフレームワークが充実しているため、データサイエンティストの仕事に使われることが多いです。
ただしデータサイエンティストの仕事は専門性が高く、未経験からの転職は非常に難しいです。
PythonやAIの知識だけでなく、高度な数学や統計の知識が必要なので大学や専門学校で学んだ経験がある方におすすめです。
データサイエンティストの求人例
転職エージェント「レバテックキャリア」には、以下のような求人が掲載されていました。
- (引用元
- レバテックキャリア|2023年11月時点)
レバテックキャリアには上記のような高年収求人も充実しているので、高い専門性を活かして転職したい方はぜひ一度相談してみてください。
Pythonエンジニアへの転職におすすめの転職エージェント
未経験からPythonエンジニアを目指す場合は、「転職エージェント」を利用するのがおすすめです。
転職エージェントを利用すると求人探しや選考対策をサポートしてもらえるため、転職活動をスムーズに進められます。
なお、エンジニア経験者の方がPythonを扱うアプリケーションエンジニアやAIエンジニアに転職したい場合は「レバテックキャリア」。
IT業界未経験者の方が開発経験を積むために転職したい場合は、「ワークポート」を利用するのがおすすめです。
ここでは、転職エージェントのなかでもおすすめの3社を紹介するので、ぜひ利用してみてください。
サービス名 | 特徴 |
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レバテックキャリア |
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ワークポート |
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リクルートエージェント |
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エンジニア経験者の転職なら「レバテックキャリア」
- (引用元
- レバテックキャリア)
「レバテックキャリア」は、IT・Web業界の転職に特化したエージェント。
エンジニア経験者向けの求人が多く、スキルを活かして転職しやすいことが特徴です。
他言語での開発経験がありPythonエンジニアになりたい場合は、これまでの経験を活かせる求人を提案してくれるので、効率よく転職活動を進められるでしょう。
また、IT業界に精通したアドバイザーが相談にのってくれるため、Pythonエンジニアにキャリアチェンジすべきか迷っている方にもおすすめです。
完全無料で利用できるので、まずは気軽に相談してみてください。
レバテックキャリア|基本情報
運営会社 | レバテック株式会社 |
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公開求人数 | 約33,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年10月時点)
未経験からの転職なら「ワークポート」
- (引用元
- ワークポート)
「ワークポート」は、未経験からIT業界に転職したい方におすすめのエージェント。
「業界・職種未経験者歓迎」の求人が充実しており、Webアプリケーション開発の経験を積める仕事を探すのに適しています。
ポテンシャル採用を狙える求人も多いので、経験ゼロで挑戦できる求人をスムーズに見つけられるでしょう。
また、登録後はコンシェルジュが志望動機の書き方などをアドバイスしてくれるため、初めての転職でも安心です。
未経験からエンジニアに転職したいのであれば、最優先で登録しておきましょう。
ワークポート|基本情報
運営会社 | 株式会社ワークポート |
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公開求人数 | 約100,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年10月時点)
求人の選択肢を広げられる「リクルートエージェント」
- (引用元
- リクルートエージェント)
「リクルートエージェント」は、業界トップクラスの求人数を保有する転職エージェント。
IT業界に特化しているわけではありませんが、経験者向け・未経験者向けともに豊富な求人を保有しています。
登録しておくことで求人の選択肢を広げられるので、レバテックキャリアやワークポートとあわせて利用するとよいでしょう。
また、リクルートエージェントは首都圏以外の求人も充実しているので、地方都市で転職したい方にもおすすめです。
リクルートエージェント|基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
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公開求人数 | 約470,000件 |
非公開求人数 | 約230,000件 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
登録免許 | 厚生労働省有料職業紹介事業: 13-ユ-313011 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
(最終更新:24年10月時点)
未経験からPythonを学ぶ人におすすめの資格と学習方法
「Pythonの学習をしよう」と思っても、資格や学習方法が数多くあると迷ってしまうものです。
そこでここでは、Pythonを学ぶ人におすすめの資格と学習方法について解説します。
守田さん
IT開発経験がない場合は、プログラミングスクールでの受講がおすすめです。
プログラミング言語の習得は「ここまでやれば大丈夫」というゴールが見えにくいため、独学だとゴール設定や学習計画を立てにくく挫折しやすいです。
また、わからないところが出てくると自力で解決できず学習が止まってしまいがちです。
プログラミングスクールでは決まったカリキュラムに従って計画的に学習が進められる上、わからないところは講師に質問できるので、挫折するリスクを抑えられます。
おすすめの資格2選
Pythonエンジニアに特別な資格は不要ですが、資格があれば知識レベルやスキルを示す指標になります。
企業に一定のスキルを持っていることをアピールできるため、ぜひ取得を検討してみてください。
Pythonに関連する資格で初心者~中級者の方におすすめなのが、以下の2つです。
Pythonに関するおすすめ資格
Python 3 エンジニア認定基礎試験
「Python 3 エンジニア認定基礎試験」はPythonの文法や基本的な知識が問われる試験で、Python初心者やプログラミング未経験者におすすめです。
Python 3 エンジニア認定基礎試験はどの現場でも通用する認定資格であるため、取得しておくとスキルの証明になります。
どの職種を目指す際にも有効な資格なので、ぜひ取得を検討してみてください。
試験時間 | 60分 |
試験方法 | コンピュータ試験 (CBT:Computer Based Testiong) |
受験料金 | 一般:11,000円(税込) 学割:5,500円(税込) |
問題数 | 40問(選択式) |
合格ライン | 70% |
(参考元:Odyssey|2023年11月時点)
Python 3 エンジニア認定データ分析試験
「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」は、Pythonを使ったデータ分析の方法や基本的な知識が問われる試験です。
AIや機械学習、データ分析分野に関連した内容に加えて、データ解析ライブラリ「Pandas」「NumPy」や、データ分析用ツール「JupyterNotebook」についても出題されます。
データ分析に関する出題がメインなので、データサイエンティストやAIエンジニアを目指す方は取得しておくとよいでしょう。
なお、初心者がいきなり取得するのはややハードルが高いので、Python 3 エンジニア認定基礎試験を取得した後に挑戦するのがおすすめです。
試験時間 | 60分 |
試験方法 | コンピュータ試験 (CBT:Computer Based Testiong) |
受験料金 | 一般:11,000円(税込) 学割:5,500円(税込) |
問題数(方式) | 40問(選択式) |
合格ライン | 70% |
(参考元:Odyssey|2023年11月時点)
おすすめの書籍3選
Pythonの知識は書籍を読んで身につけることも可能です。
ここでは、知識の習得や資格取得に役立つおすすめの書籍を紹介します。
Pythonの学習におすすめの書籍
Python 1年生 体験してわかる!プログラミングのしくみ
「Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ」
Python初心者向けのテキストで、対話方式でプログラミングを学習できる本
プログラミングを全く学んだことがない方におすすめの書籍です。
プログラミングの基礎が丁寧に解説されているので、基礎固めにぴったりの一冊です。
全編フルカラーで読みやすく、初学者でも挫折せずに読み切ることができるでしょう。
独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで
「独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで」
プログラマーになるためのスキルを独学できる本
Pythonを少し勉強した脱・初心者向けの書籍です。
Pythonを独学する人向けの内容になっており、実務でよく使う構文に絞って解説されていることが特徴です。
技術書にしては珍しく300ページほどで読み切れるので、すきま時間に勉強できます。
シゴトがはかどる Python自動処理の教科書
Pythonを使ってさまざまな業務を自動化するための知識を学べる本
Pythonを使って業務効率化をしたい方におすすめの一冊です。
Excel操作の自動化やメールの自動送信など、業務の効率化をPythonで実現する知識を得ることができます。
「Pythonで自分の仕事が楽になった」という体験は、プログラミング学習のモチベーションにつながります。
ぜひ書籍で学習して、実際の業務で実践してみましょう。
おすすめの学習サイト2選
手を動かしながらPythonを学びたい方には、学習サイトの利用がおすすめです。
学習サイトではサイト上でコードを書きながら学べるため、実践的な感覚で勉強できます。
ここでは、おすすめの学習サイトを2つご紹介します。
おすすめの学習サイト
Progat
- (引用元
- Progate)
「Progate(プロゲート)」は、スライド形式でプログラミングを学べる学習サイト。
スライドはポップなイラストと簡単な文章で構成されており、 直感的に学べることが特徴です。
また、月額990円~すべてのレッスンを閲覧できるので、コストパフォーマンスにも優れています。
Pythonについては全7コースあり、レベルに応じて学習できるのでぜひチェックしてみてください。(※2023年11月時点)
プロゲート|基本情報
運営会社 | 株式会社Progate |
対象地域 | 全国 |
受講形態 | オンラインのみ |
料金 | 基本0円(プラス会員は月額990円~) |
(最終更新:23年8月時点)
完全独学が不安なら
「独学で勉強したいけど、完全に一人で勉強をするのは不安」という方は、独学コースがある「忍者CODE」の受講がおすすめです。
- (引用元
- 忍者CODE)
忍者CODEの特徴
- テキスト業界最安クラスの98,000円(税込)で独学できる(分割9,800円/月の支払いも可能)
- 原則無期限でチャットサポートが受けられる
- 24時間slackで相談可能
- 講師はメンター経験豊富な現役クリエイター
プログラミングスクールの中では珍しい「独学プラン」が用意されており、業界最安値の98,000円で受講できます。
「独学プラン」は買い切り型なので、一度申し込んでしまえば無期限でチャットサポートや学習コンテンツが利用可能です。
わかりやすいと定評がある動画教材を使って、体系的に勉強を進めることができます。
また、24時間いつでも質問できるチャットサポートがあるため、学習中の疑問をすぐに解消できます。
その他にも、忍者CODEでは転職や副業のサポートを受けられるプランもあるので、興味のある方はそちらも検討してみてください。
忍者CODE|基本情報
運営会社 | 株式会社ラグザス・クリエイト |
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受講形態 | オンライン |
対象地域 | 全国 |
年齢制限 | なし |
受講料(税込) | ・挫折させない独学プラン:98,000円(税込) ┗追加費用なしの買い切り型 ※その他、転職・副業サポートありのプランもあり |
学べる言語・技術 | bootstrap・JavaScript・Git HTML/CSS3・ RubyRuby・Figma・MariaDB・Flask・Spring・Java・PHP・MySQ・jQuery・Python |
受講期間 | 無期限 |
(最終更新:24年1月時点)
Google Colaboratory
- (引用元
- Google Colab)
「Google Colaboratory」は、ブラウザ上でPythonをコーディングできるサービス。
Pythonを記述して実行できるため、基礎知識を身につけた後のコーディング練習に活用できます。
Googleアカウントがあれば無料で利用することもできるため、学習のコストを押さえたい方にもおすすめです。
「Python入門」という初心者向けのページも用意されているので、ぜひ活用してみてください。
おすすめのプログラミングスクール2選
独学でプログラミングを学習するとエラーが起きた時につまずいてしまったり、効率が悪くなりがちです。
そのため、独学が不安ならばプログラミングスクールで講師に学習をサポートしてもらうのがおすすめです。
ここでは、Pythonを学べる「Aidemy Premium」と「テックアカデミー」をご紹介します。
おすすめのプログラミングスクール
Aidemy Premium
- Pythonに特化したプログラミングスク―ル
- 人工知能やデータ分析について学べる
- 不明点はチャットでいつでも質問できる
「Aidemy Premium (アイデミープレミアム)」は、Pythonに特化したプログラミングスクール。
AIやデータ分析の分野を中心に学べるため、AIエンジニアやデータサイエンティストを目指したい方におすすめです。
具体的には「AIアプリ開発講座」「データ分析講座」「自然言語処理講座」などが設けられており、自分の目的に合わせてPythonを学ぶことができます。
カリキュラムでは、AIアプリの開発・データ分析・分析モデルの作成などを経験できるので、ぜひチェックしてみてください。
Aidemy|基本情報
運営会社 | 株式会社アイデミー |
---|---|
受講形態 | オンラインのみ |
対象地域 | 全国どこでも |
年齢制限 | なし |
受講料(税込) | 327,800円〜1,078,000円 |
学べる言語 | Python |
受講期間目安 | 3ヵ月~9ヵ月 |
(最終更新:23年8月時点)
TechAcademy(テックアカデミー)
- (引用元
- テックアカデミー)
- 知名度が高い定番のプログラミングスクール
- 講師は現役エンジニア
- 毎日15時から23時の間は講師が質問にすぐ回答してくれる
「TechAcademy(テックアカデミー)」は、幅広いコースを提供しているプログラミングスクール。
厳しい選考を通過した現役エンジニアが講師となって指導してくれるため、安心して学習を進められます。
また、Pythonに関連するコースには「Pythonコース」「AIコース(中級者向け)」「データサイエンスコース(中級者向け)」があります。
AIコースとデータサイエンスコースは中級向けなので、初心者の場合は「Pythonコース」を受講するとよいでしょう。
なお、Pythonコースは「機械学習」にフォーカスを当てたカリキュラムとなっているので、AIやデータ分析に興味のある方におすすめです。
どのコースを選ぶべきか迷ってしまう場合はメンターにアドバイスをもらうことも可能なので、気になる方はぜひ気軽に相談してみてください。
Pythonエンジニアの実情と将来性
ここでは、Pythonの人気やPythonエンジニアの需要について解説します。
Pythonと他のプログラミング言語を比較しながら見ていきましょう。
人気ランキング【1位】
プログラミングに関する世界的な指標を提供する「TIOBE Software」が発表した2023年11月のプログラミング言語人気ランキングでは、Pythonが1位にランクインしています。
順位 | 言語 | レーティング |
---|---|---|
1 | Python | 14.16% |
2 | C | 11.77% |
3 | C++ | 10.36% |
4 | Java | 8.35% |
5 | C# | 7.65% |
6 | JavaScript | 3.21% |
(参考元:TIOBE Index|2023年11月時点)
※評価は、世界中の熟練したエンジニアの数、コース、サードパーティ ベンダーの数に基づいています。
とくに目を見張る点はその伸び率で、2018年から急激に人気が伸びていることがわかります。
Pythonは機械学習やAIなどの分野での開発に使えることから、近年急速に人気が高まっています。
ここ数年で多くの医療者がデータサイエンスを利用しました。
データサイエンスは今後も伸びていく分野であり、データサイエンスの現場でもっとも人気の高いPythonの需要はさらに高まっていくでしょう。
年収ランキング【4位】
Pythonエンジニアは、平均年収も高い傾向にあります。
以下は、エンジニア専門の求職・学習サービス「paiza」が調査した2022年の言語別平均年収です。
順位 | 言語 | 平均年収 |
---|---|---|
1 | Scala | 682.9万円 |
2 | TypeScript | 667.1万円 |
3 | Go | 659.0万円 |
4 | Python 3 | 644.7万円 |
5 | Kotlin | 644.1万円 |
6 | Rudy | 638.3万円 |
(参考元:paiza株式会社)
4位というとあまり順位が高く感じられないかもしれませんが、年収上位の言語と大きな差はなく、数ある言語の中では高めといえます。
また、転職エージェント「レバテックキャリア」の調査によると、Pythonを扱うデータサイエンティストやAIエンジニアの平均年収は800万円以上となっています。(参考元:レバテックキャリア|2023年10月時点)
Pythonの年収が高いのは、AI分野での活用が見込まれていることが大きな理由です。
日本ではこれまでpythonを利用した開発があまり行われてこなかったため、普及が遅れているという現状があります。
そのため、Pythonエンジニアは日本で希少性が高く、売り手市場となっています。
求人数ランキング【3位】
Pythonは求人数も増加傾向にあります。
以下は、転職エージェント「レバテックキャリア」の求人数をもとにしたプログラミング言語別の求人数ランキングです。
順位 | 言語 | 求人数 |
---|---|---|
1 | Java | 6,946件 |
2 | JavaScript | 4,856件 |
3 | Python | 4,633件 |
4 | PHP | 4,462件 |
5 | C# | 2,760 件 |
6 | Rudy | 2,742件 |
(参考元:レバテックキャリア|2023年11月時点)
日本の開発現場においてPythonがあまり普及していなかったこともあり、数年前までは求人数が少ない傾向でした。
しかし、近年ではAIやデータ分析の分野での活用が見込まれており、徐々に求人数が増加しています。
今後はさらに求人数が増え、Pythonエンジニアの需要が高まっていくことが推測されるでしょう。
守田さん
Pythonの人気が高い理由として「汎用性が高く、AIや機械学習以外にも多くの分野で利用できる点」が挙げられます。
Pythonはライブラリを使うことでブラウザやファイルの操作ができ、これによって作業の自動化・効率化を実現できます。
上手に使えばそれまで数日かかっていた作業を数分で完了させることも可能です。
「単純作業を効率化できる」という点もPythonの人気が高い理由のひとつです。
Pythonエンジニアに転職するメリット・デメリット
ここでは「キャリアチェンジすべきか迷っている」という方に向け、Pythonエンジニアに転職するメリット・デメリットを解説します。
Pythonエンジニアに転職するメリット
まずは、転職でPythonエンジニアを選ぶメリットについて確認していきましょう。
Pythonエンジニアに転職するメリット
メリット1.初心者でもスキルを習得しやすい
Pythonはプログラミング言語の中でも習得難易度が低く、初心者でも短い学習期間で習得することができます。
習得難易度が低い理由は、Pythonがプログラムの記述や実行を手軽にできる「スクリプト言語」であるためです。
スクリプト言語は少ないコード量で記述ができることから、プログラミング初心者でも知識を習得しやすいです。
加えてPythonは習得にかかる時間が短い傾向にあるため、転職にあたって学習する際も比較的負担が少なく済みます。
プログラミング言語 | 習得に必要な時間の目安 |
PHP | 150~250時間 |
Python | 200~300時間 |
Java | 400~500時間 |
メリット2.時代遅れになる心配が少ない
Pythonは世界中でトレンドとなっている人気の言語であるため、Pythonエンジニアを選べば時代遅れになる心配が少ないです。
実際に、YouTube・Instagramなど多くの人が利用しているサービスもPythonで作られています。
Pythonで作られているおもなサービス
- YouTube
- Spotify
- Dropbox
- Evernote
プログラミング言語には誰も使わなくなってしまいサポート終了した言語も多数ありますが、Pythonはこれからもアップデートが続くことが予想されます。
時代遅れなプログラミング言語を選びたくない方は、ぜひPythonエンジニアになることを検討してみてはいかがでしょうか。
メリット3.高年収を狙いやすい
記事中盤「年収ランキング」で解説したとおり、Pythonの求人は平均年収が高い傾向にあるため、転職してキャリアアップすることで高年収を狙いやすいです。
Pythonを扱う職種の年収も高い傾向にあり、転職エージェント「レバテックキャリア」の調査によるとPythonエンジニアの年収帯は450~780万円となっています。
- Pythonエンジニアの年収帯:約450~780万円
- PHPエンジニアの年収帯:約440~720万円
- Javaエンジニアの年収帯:約405~690万円
- Rubyエンジニアの年収帯:約435~780万円
- C#エンジニアの年収帯:約435~775万円
(参考元:レバテックキャリア|2023年10月時点)
また、活用が見込まれているAIやデータ分析の分野はとくに高年収の傾向があり、データサイエンティストやAIエンジニアの平均年収は800万円以上となっています。(参考元:レバテックキャリア|2023年10月時点)
未経験から転職した場合、最初は年収が下がってしまう懸念がありますが、スキルアップ・キャリアアップすることで年収アップを狙いやすいでしょう。
Pythonエンジニアに転職するデメリット
Pythonエンジニアに転職するメリットは多くありますが、デメリットもあります。
転職してから後悔しないよう、事前にデメリットも確認しておきましょう。
Pythonエンジニアに転職するデメリット
デメリット1.求人の競争率が高い
人気のプログラミング言語であるPythonは、求人の競争率が高い傾向にあります。
転職エージェント「レバテックキャリア」が2021年12月に行った調査によると、Pythonの求人倍率は約53.1倍と非常に高い状態です。
- (引用元
- レバテック)
他の言語と比較しても圧倒的に倍率が高いため、なかなか内定を獲得できない可能性が考えられます。
未経験から転職する際はとくに不利になりやすいので、「レバテックキャリア」「ワークポート」といったエージェントに転職活動をサポートしてもらいましょう。
デメリット2.日本語の情報が少ない
Pythonは英語の文献が多く、日本語の情報が少ないです。
エラー発生時にエラー内容を検索すると英語のサイトしか出てこないこともあり、内容を把握するにはある程度の英語力が必要です。
英語が苦手な方は、翻訳サービスを利用して日本語に変換したうえで情報収集するなどの対処が必要となるでしょう。
日本語で学びやすいプログラミングを習得して転職したい場合は、日本人が開発した「Ruby」を選ぶことも手段のひとつです。
未経験からPythonエンジニアを目指す際によくある疑問
最後に、未経験からPythonエンジニアを目指す際によくある疑問をまとめました。
Pythonエンジニアを目指す際によくある疑問
在宅・フルリモートで働けるPythonの求人はある?
回答
Pythonを使った仕事は遠隔でできるものが多いため、在宅・フルリモートで働ける求人も数多くあります。
たとえば「レバテックキャリア」には、以下のように一部リモートが可能な案件が多く掲載されています。
- (引用元
- レバテックキャリア|2023年11月時点)
ただし未経験者が転職した場合、慣れるまではオフィスに通勤することが多いです。
リモート勤務可能な職場であっても、最初は通勤する可能性があることを把握しておきましょう。
Pythonの求人はどの地域に多い?
回答
Pythonの求人は、東京や大阪などの都市部に多い傾向があります。
Pythonのみならず、IT関連の求人はIT企業が多く集まる首都圏や都市部に集中しています。
そのため、地方都市では希望に合う求人がなかなか見つからないケースも少なくありません。
Pythonの求人を地方で探したいならば、全国各地の求人数を豊富に保有する「リクルートエージェント」を優先して登録しておくとよいでしょう。
Pythonの求人は少ない?
回答
Pythonは汎用性の高いプログラミング言語であるため、Pythonを使う求人は多いです。
ただし、Python求人の多くは即戦力として活躍できる経験者を求めています。
未経験者を募集する案件は少ないため、「未経験可」の条件で探しているとPythonの求人が少ないと感じることもあるでしょう。
未経験でも応募できる求人を探したい場合は、「ワークポート」など未経験者のIT転職に強いエージェントにサポートしてもらうことをおすすめします。
40代未経験からPythonエンジニアを目指すことは可能?
回答
40代未経験からPythonエンジニアに転職する難易度は高いです。
ただし、その他の言語での開発経験やマネジメント経験があれば採用を掴める可能性もゼロではありません。
「エンジニア経験はあるけれどPythonは未経験」という方であれば、これまでの経験やスキルが評価されて採用を掴める可能性があります。
社会人経験が長い40代は管理職のポジションを求められることが多いので、とくにマネジメント経験があると有利になりやすいでしょう。
一方で、ITの経験がまったくない40代の方がPythonエンジニアに転職するのは難しいです。
40代で未経験からエンジニアを目指すのであれば、インフラエンジニアやプログラマーなど未経験可の求人が多い職種を検討したほうがよいでしょう。
また、正社員ではなかなか採用されない可能性があるため、最初はアルバイトから始めることも検討してください。
「Pythonはやめとけ」といわれるのはなぜ?
回答
Pythonは比較的簡単な言語であるため、プログラミングの基礎が身についていなくてもコードが書けてしまう場合があります。
そのため「最初にPythonを勉強するのはやめとけ」といわれることもあるようです。
Pythonの文法はシンプルでわかりやすく、Javaなど他のプログラミング言語と比較すると簡単にコードが書けます。
オブジェクト指向を理解していなくても直観的にプログラミングできてしまうため、「基礎が身につかない」といわれることも少なくありません。
ただし、AIや機械学習の仕事に携わりたいのであれば、Pythonは必須のスキルです。
また、需要が高く将来性にも期待できるので、一概に「Pythonを学ぶのはやめたほうがよい」とはいえないでしょう。
Pythonを学んでフリーランスになることは可能?
回答
Pythonを学んでフリーランスになることは可能ですが、フリーランス1本で生計を立てられるようになるまでには時間がかかります。
高単価のPython案件は実務経験者を求めているケースがほとんどで、初心者が案件を獲得するのは難しいです。
ある程度まとまった収入を確保したいのであれば、Pythonを使った実務経験が最低2年以上必要になるでしょう。
初心者の方がフリーランスとして活動したい場合、まずは「副業フリーランス」として規模の小さい案件に挑戦するのがおすすめです。
以下の記事ではPythonを使った副業やフリーランスになる方法を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
Pythonを使うアルバイト求人はある?
回答
Pythonを使うアルバイト求人は数多く見受けられます。
求人検索エンジン「Indeed(インディード)」には、以下のような求人が掲載されていました。
- (引用元
- Indeed|2023年11月時点)
なお、時給については1,200円~2,000円程度が相場のようです。
アルバイトは正社員と比べると採用のハードルが低いため、IT業界未経験者も挑戦しやすいでしょう。
まとめ
未経験からPythonエンジニアになる方法は、以下のとおりです。
- 【開発経験がある場合】
Pythonを学んだ後に転職する - 【IT業界が完全未経験の場合】
Webアプリケーション開発の経験を積める職場に転職し、段階を踏んで再転職する
2~3年の開発経験があり、アプリ開発やデータ分析など特定の専門知識がある場合は、Python未経験であってもスムーズに転職できる可能性が高いです。
一方で、完全未経験者がいきなりPythonエンジニアになるのは難しいため、まずはRubyやPHPを使ってWebアプリ開発の経験を積める職場に転職するのがおすすめです。
なお、どちらの場合も「転職エージェント」を活用して求人探しや選考対策をサポートしてもらうことをおすすめします。
以下は転職サポートが手厚いと評判のエージェントなので、ぜひ活用してみてください。
サービス名 | 特徴 |
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レバテックキャリア |
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ワークポート |
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リクルートエージェント |
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また、Pythonを独学で学ぶのが不安な方にはプログラミングスクールの受講もおすすめです。
以下のスクールにはPythonのコースが設けられているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
サービス名 | 特徴 |
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Aidemy Premium (アイデミープレミアム) |
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TechAcademy (テックアカデミー) |
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守田さん
Pythonは人気と需要が高く、この状況は今後も続くことが予想されます。
そのため、これからプログラミングを学びたい人にとってPythonはおすすめの言語といえるでしょう。
しかし、Python「だけ」を習得しても思うように業務は行えません。
Webアプリ開発経験や数学的知識など、業務に必要なその他の知識も習得する必要があります。
ITエンジニアは知識だけでなく、経験を積んで技術を身につけてこそ人材といえるので、ぜひ技術を使いこなせるよう頑張ってください。
守田さん
Pythonは他のプログラミング言語と比較してフレームワークやライブラリが充実しています。
そのため、Pythonエンジニアを目指すのであれば、何らかのフレームワークやライブラリを使ったプログラミング経験があるとよいです。
選考の際に「〇〇というフレームワーク、ライブラリは使ったことがあります」といえるのがベストです。
簡単なプログラムであれば、完全未経験者の方でも独学で作成できるので、ぜひチャレンジしてみてください。