エンジニアの転職年齢の限界は何歳?ミドルでも転職成功する3つのポイント
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「エンジニアって何歳まで働けるの?」「35歳定年説があるから、35歳が限界?」
エンジニアに転職したいけれど年齢が気になっている方は、多いのではないでしょうか。
特に「エンジニアは35歳が定年」という説もあり、不安に感じている方もいるかもしれません。
しかし、今ではこの説は「昔の話」と言われています。
そこでこの記事では、「エンジニア35歳定年説」が昔の話と言われる理由や、ミドル世代のエンジニアが転職する際の注意点、転職を成功させるためのポイントなどを詳しく紹介します。
「もう歳だから、転職は難しいかも」と感じているエンジニアの方に役立つ内容なので、ぜひご覧ください。
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- ITエンジニアは35歳以上でも転職可能!ただし注意点もある
- 注意点1.必ずしも開発業務の仕事が続けられるとは限らない
- 注意点2.ミドル〜シニアエンジニアは扱いづらいと思われる可能性がある
- 注意点3.年収が下がる可能性もある
- 注意点4.年下が上司になる可能性がある
- 35歳以上のエンジニアでも転職が成功する3つのポイント
- ポイント1.即戦力として活躍できそうな企業に応募する
- ポイント2.希望条件にこだわりすぎない
- ポイント3.自分に合った転職エージェントを利用する
「エンジニア35歳定年説」は昔の話と言われる理由
転職が当たり前となった現代では、35歳を過ぎでもエンジニアとして転職する人は増えています。
ここでは「エンジニア35歳定年説」がなぜ昔の話といえるのか、その理由をご紹介します。
IT業界全体が人手不足だから
エンジニア含め、IT業界の人手不足は深刻です。
以下の調査のように、「IT人材が不足している」と感じている企業は全体の6割以上、人材確保の方法は「中途採用」が8割以上となっています。
人手不足が深刻化している理由として、「ITを活用する企業が増えてきたこと」「エンジニアの質の高さを求めている企業が多いこと」が挙げられます。
エンジニアは専門的な知識やスキルが必要です。
未経験者でもチャレンジしやすいIT・Web業界であっても、即戦力となる人材に育つまでには時間がかかり、人手不足が解消しないという現状があります。
そのため年齢に関係なく、優秀な人材が求められているのです。
転職者の年齢が上がってきているから
以下は、転職サービス大手のdodaが公表している転職成功者の平均年齢の推移です。
- (引用元
- 転職成功者の年齢調査 | doda)
2008年〜2021年にかけて、約3歳ほど転職成功者の平均年齢が上がっています。
年齢よりスキルや経験が重視されるから
エンジニアの転職ではスキルや経験が非常に強い武器になるため、35歳を過ぎても転職できます。
例えば以下のようなスキル・経験は、転職する際のアピールポイントです。
35歳の転職で武器になるスキルや経験
- 扱えるプログラミング言語の種類・数
- エンジニアとしての経験年数
- 関わったプロジェクトの種類・規模
- プロジェクトでのポジション など
エンジニアは、事務・営業といった他の職種とは異なり、仕事に必要とされるスキル・経験が明確です。
自分のスキルや経験が転職先の希望にマッチしていれば、多少年齢が高くても問題になりません。
ITエンジニアは35歳以上でも転職可能!ただし注意点もある
「エンジニア35歳限界説」は昨今の転職事情に当てはまりませんが、「35歳を過ぎても転職は大丈夫」と思い込むのは危険です。
ここでは「35歳を過ぎてのエンジニア転職の注意点」を詳しくご紹介します。
注意点1.必ずしも開発業務の仕事が続けられるとは限らない
35歳を過ぎてから転職する場合、開発業務ではなく管理職に回される可能性が高いです。
転職サイト大手の「type」の調査によると、技術職として働くエンジニアの約4割が、「開発業務から離れなければならないタイミングがある」と回答しています。
さらに役職別に「どのタイミングで完全に開発業務から離れなければいけないか?」という質問に対しては、課長クラス(33〜45歳くらい)が最多で37%でした。
「35歳を超えると開発業務から完全に離れなければならない」と感じているエンジニアが多いようです。
キャリアパスとして開発業務から管理職へ回される人が多い理由は、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーなどの管理職が不足しているためです。
そのため、「ずっとコードを書き続けたい」「現場から離れたくない」というエンジニアの場合、希望にかなった仕事ができない可能性もあるので注意が必要です。
「一生開発に関わりたい!」なら?
「一生コードを書いて食べていきたい」という場合は、スペシャリストを目指したり、フリーランスに転向したりすることで、開発職を続けながらステップアップすることが可能です。
フリーランスエンジニアについては「フリーランスエンジニアになるまでの流れを4STEPで解説!実態やおすすめエージェントも紹介」で詳しく解説をしているので、気になる方は参考にしてみてください。
注意点2.ミドル〜シニアエンジニアは扱いづらいと思われる可能性がある
ミドル(35〜54歳)、シニア(55歳以上)のエンジニアは、「職場で扱いづらい人」と見られる可能性もあります。
技術系デジタルメディアの「日経XTECH」の調査によると、シニアエンジニアが受け入れられにくい理由として、以下のような結果が出ました。
【シニア層のエンジニアが受け入れられにくい理由】
「頑固で扱いづらい」という回答が一番多く上がっている点からも、転職先で良い関係を築くためには周囲の意見を受け入れることがポイントになるでしょう。
注意点3.年収が下がる可能性もある
これまでの経験を活かせず、自身の専門性が低い分野に転職すると収入が下がる可能性があります。
エンジニアは経験やスキル、実績が積み上がってくると、それに伴って年収が上がっていくことが一般的です。
年収を下げたくない場合は、自分のこれまでの経験や専門分野を活かせる職場に転職しましょう。
また、年収を交渉しなかったことによって年収が下がるケースもあります。
以下は、転職サイト大手の「リクナビNEXT」の調査で判明した、年収交渉をした人としていない人の転職後の年収の違いに関してのグラフです。
年収交渉によって年収が大幅に増えているわけではありませんが、減少は抑えられています。
年収が減るのを防ぐためにも、可能な限り年収交渉を行うのがおすすめです。
「年収交渉なんて無理」という場合は?
「年収をあげて欲しいなんて言ったら、悪いイメージを持たれてしまう…」と不安に感じる場合は、転職エージェントに年収交渉を任せると良いでしょう。
転職エージェントは、年収交渉や条件交渉などを代わりに行ってくれるサービスです。
転職エージェントについては「年齢が気になるエンジニアにおすすめの転職エージェント」で詳しく紹介しています。
注意点4.年下が上司になる可能性がある
35歳以上で転職をすると年下が上司になる可能性があります。
IT業界は他の業界と比較して管理職へのステップアップが早く、30代の管理職も少なくないため、年下の上司に当たる可能性も高くなります。
35歳以上のエンジニアでも転職が成功する3つのポイント
ここでは35歳以上のエンジニアでも転職が成功するポイントを3つご紹介します。
ポイント1.即戦力として活躍できそうな企業に応募する
30代のエンジニア転職では即戦力としての人材を求める企業が多いです。
これまでの経験や実績を考えて、即戦力として活躍できそうな企業に応募すると、転職の成功確率が高くなり、年収アップにも繋がりやすいです。
「自分のスキルや経験にマッチする企業を探すのが大変」という方は、転職エージェントに相談することをおすすめします。
年齢が気になるエンジニアにおすすめの転職エージェントについては後半で紹介します。
ポイント2.希望条件にこだわりすぎない
35歳以上で転職をする場合、年収や大手などの希望条件にこだわりすぎないことが重要です。
転職の希望条件には下記のようなものが挙げられます。
転職の希望条件
- 年収
- 仕事内容
- 勤務地
- 福利厚生
- 残業時間
- ネームバリュー
自分の希望条件すべてを満たす企業を探していると、いつまでも転職することができません。
転職活動するにあたって、「自分は何を重要視しているか」の優先順位をつけましょう。
例えば、開発職にこだわりがある人は、年収や勤務地についてはある程度の範囲で妥協する必要があります。
最も重要視する希望条件以外について「どこまでなら妥協できるか」を事前にまとめておくと、スムーズに転職活動を進められます。
ポイント3.自分に合った転職エージェントを利用する
エンジニアの転職を成功させるためにも、転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントとは、以下のように求人紹介に加え、提出書類の作成や面接対策など転職のサポートをするサービスのことです。
転職エージェントを使うべきなのは、以下のような方です。
このような悩みに対して、転職エージェントでは専任のキャリアアドバイザーがついてサポートを行ってくれます。
なお、エージェントは企業から報酬をもらうビジネスなので、求職者は完全無料で利用可能です。
登録しておけば、希望に合った求人を探して紹介してくれるので、仕事をしながらでも転職活動を進められます。
また、登録したら必ず転職するという決まりはないため、「まだ転職するかわからない」という方も、とりあえずの気持ちで登録しておくと良いでしょう。
年齢が気になるエンジニアにおすすめの転職エージェント
どの転職エージェントが自分に合っているか悩んでしまう方もいるでしょう。
この章では、「エンジニアとして転職したいけれど年齢が気になる」という方におすすめしたい転職サービスを3社ご紹介します。
レバテックキャリア |
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ビズリーチ |
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リクルートエージェント×IT |
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転職エージェントは何社登録するのが普通?
エージェントによって持っている求人が異なるため、登録する際は複数利用することをおすすめします。
1社だけでは応募できる求人が十分に集まらない可能性が高いので、3~4社には登録しておいた方が良いでしょう。
キャリアアップしたいなら「レバテックキャリア 」
- (引用元
- レバテックキャリア)
レバテックキャリアをおすすめする理由
- 初回提案での内定率90%
- IT・Web業界に精通するキャリアアドバイザーが在籍している
- 企業ごとの対策に力を入れている
レバテックキャリアは、IT転職のプロフェッショナルが揃っている転職エージェントです。
「30代活躍中」の求人数は2,559件、「40代活躍中」の求人数は375件あります。(※2022年3月時点)
レバテックキャリアは、キャリアアドバイザーのサポートに定評があり、利用者からの評価もトップクラスです。
キャリアアドバイザーが定期的に研修を行ったり、業界情報のアップデートに取り組んでおり、満足のいくサポートが受けられるでしょう。
企業ごとの面接対策にも力を入れていますので、現状からキャリアアップを目指しているならぜひ利用することをおすすめします。
レバテックキャリア|基本情報
運営会社 | レバテック株式会社 |
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公開求人数 | 約40,300件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:25年1月時点)
企業からスカウトを受けたいなら「ビズリーチ」
- (引用元
- ビズリーチ)
ビスリーチをおすすめする理由
- 企業からスカウトがくるので、自分で求人を探す必要がない
- ハイクラス向けの求人が多い
- 現職で忙しくても、受け身で転職活動を始められる
ビズリーチはハイクラス転職に特化した人気のスカウト型転職サービスです。
レジュメ登録を行っておくだけで、企業や優秀なヘッドハンターから希望にマッチした求人のスカウトが届きます。
「今の仕事が忙しくて転職活動する時間がない」という方には、特におすすめの転職サービスです。
またビズリーチは、高年収の求人が幅広く掲載されており、中でもIT・エンジニア系は、大手から伸び盛りのベンチャーまで優良企業が充実しています。
登録は無料で行えるので、まずは会員登録だけ済ませていつでも情報を掴める準備をしておきましょう。
ビズリーチ|基本情報
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
---|---|
公開求人数 | 約148,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 登録無料 |
(最終更新:25年1月時点)
たくさん求人をチェックしたい30代には「リクルートエージェント×IT」
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リクルートエージェント×ITをおすすめする理由
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リクルートエージェント×IT
運営会社 株式会社リクルート 公開求人数 約99,400件
非公開求人数 約67,600件
対応地域 全国、海外、リモート 料金 すべて無料 (最終更新:25年1月時点)
ミドル層エンジニアのキャリアを3つ紹介
ミドル層のエンジニアにはどのようなキャリアがあるでしょうか。
ミドル層のエンジニアのキャリアの具体例を3つご紹介します。
プロジェクトマネージャー(PM)としてプロジェクトの責任者に
プロジェクトマネージャーに向いている人
- 責任者としてプロジェクトに関わりたい
- 裁量権を持ってプロジェクトを進めたい
- 進捗管理が得意
プロジェクトマネージャー(PM)はプロジェクトの責任者としてプロジェクトの進捗、品質を管理する役割を持ちます。
プロジェクトのキックオフからクローズまでを責任者として担当するので、様々なプロジェクトに関わりたい人にはおすすめです。
PMには、以下のように求められるスキルが非常に多いです。
PMに求められるスキル
- タスク管理能力
- 技術力
- プレゼン能力
- コミュニケーション能力
- 不具合時の対応力 など
求められるスキルは高いものの、「プロジェクトをやりきった!」という達成感を味わうことのできる仕事です。
管理職として部下をマネジメント
管理職に向いている人
- 人材の育成に興味がある
- プロジェクトの成功よりも人の成長に興味がある
- 人から相談されることが多い
管理職はプロジェクトを管理するPMと違い、部下が活躍できるように管理するのが主な仕事です。
小規模な会社だと管理職がPMを兼任していたり、開発をすることもあるので、管理職といっても企業によって役割は変わってきます。
管理職として求められるスキルは様々ですが、「相談しやすい」「なんでも話を聞いてくれる」といった人間性が重要になります。
人材の育成、部下の成長に興味があり、親しまれやすい人にはおすすめの職種です。
シニアエンジニアとして開発チームをリード
シニアエンジニアに向いている人
- 開発エンジニアとして働き続けたい
- 現場でコードを書いていたい
- 専門分野をとことん突き詰めたい
シニアには「上役」という意味があり、シニアエンジニアは技術者のスペシャリストとして開発チームをリードする役割を果たします。
シニアエンジニアは以下のようなスキルが求められます。
シニアエンジニアに求められるスキル
- 専門分野への精通
- 仕事の早さ、高い処理能力
- チームへわかりやすく説明する能力
- 新しい解決方法を生む発想力 など
技術職のリーダーとして、開発をしながらチームをまとめるシニアエンジニアであれば、「開発職を続けたい」という希望も叶えられます。
ただし、求められるスキルは相当高いので専門分野をストイックに学べる人にはおすすめですが、そうではない人には難しい職種です。
自分の専門分野が好きで、学び続ける自信がある人は目指してみましょう。
まとめ
「エンジニアとして転職したいけれど年齢によって不利になるのでは?」と不安になることもあるでしょう。
かつては「35歳が転職のリミット」と言われることもありましたが、今はそうではありません。
エンジニア転職に年齢が関係ない3つの理由
- IT業界全体が人手不足
- 転職する年齢が上がってきている
- 年齢よりスキルや経験が重視される
また、35歳以上のエンジニアでも転職を成功させるためのポイントは以下の3つです。
エンジニア転職を成功させるための3つのポイント
- 即戦力として活躍できそうな企業に応募する
- 希望条件にこだわりすぎない
- 自分に合った転職エージェントを利用する
転職に不安がある場合や、自分の経験やスキルのアピールの仕方が分からないなど、対策をじっくりするためにも転職エージェントを活用しましょう。
【おすすめの転職エージェント】
レバテックキャリア | キャリアアップを考えている人におすすめ |
ビズリーチ | 企業からのスカウトを受けたい人におすすめ |
リクルートエージェント×IT | 業界トップクラスの求人数から選びたい人におすすめ |
「年齢的に転職が難しいかも」と不安になっている場合は、まずは気軽に相談するところから始めてみてください。
※本記事内に使用している情報は、下記のサイトより引用しています。
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