スタートアップ・ベンチャー企業に転職するメリット・デメリット!注意点やリスクも徹底解説
最終更新日:
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業務の裁量が大きく、やりがいを感じやすいスタートアップ企業に魅力を感じる人は多いと思います。
しかし、スタートアップへの転職にはリスクも存在します。
本記事では、スタートアップへの転職を検討している方に向けて、メリット・デメリットなど押さえておくべき情報を解説します。
スタートアップ企業のメリット | スタートアップ企業のデメリット |
---|---|
業務の裁量が大きい | 年収が下がる可能性がある |
会社の成長を実感しやすい | ワークライフバランスが崩れやすい |
経営者の視点を学べる | 雇用の安定性に欠ける |
記事後半ではスタートアップへの転職におすすめのエージェントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
転職の方向性を迷っているなら「リクルートエージェント」に相談しよう
「スタートアップに興味があるけど、転職すべきか迷っている」という場合は、転職エージェントに相談してみましょう。
- (引用元
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リクルートエージェント|基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
公開求人数 | 約500,100件 |
非公開求人数 | 約242,400件 |
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料金 | すべて無料 |
登録免許 | 厚生労働省有料職業紹介事業: 13-ユ-313011 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
(最終更新:24年12月時点)
特定社会保険労務士・元 労働局職員 / 社会保険労務士法人岡佳伸事務所
監修者岡 佳伸さん
大手人材派遣会社、自動車部品メーカーなどで人事労務を担当した後に、厚生労働省管轄下 労働局の職員(ハローワーク勤務・厚生労働事務官)としてキャリア支援や雇用保険給付業務、助成金関連業務に携わる。
現在は特定社会保険労務士(社会保険労務士法人岡佳伸事務所 代表)・キャリアコンサルタント・1級ファイナンシャル・プランニング技能士として活躍中。
各種実務講演会講師および社会保険・労務関連記事執筆・監修、TV出演、新聞記事取材などの実績多数。
▼セミナー・講演・研修実績
東京商工会議所主催「トラブルにならない採用・問題社員・雇用調整対策セミナー」
東京商工会議所主催「令和4年度改正点を反映!雇用関係助成金セミナー」
公益社団法人東京ビルメンテナンス協会主催「「副業・兼業の最新ガイドラインとトラブル事例」
▼取材・メディア掲載
日経新聞、読売新聞、女性セブン等に取材記事掲載。
NHK「あさイチ」2020年12月21日、2021年3月10日にTVスタジオ出演。報道内容の監修も実施。
▼労務に関する解説DVD
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- スタートアップへの転職におすすめのエージェント・転職サイト
- 【大手】リクルートエージェント|業界トップクラスの求人数
- 【大手】doda|転職サイトとしても利用可能
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- 【特化】プロコミット|高い提案力が魅力
- 【特化】アマテラス|スタートアップ・ベンチャー特化の転職サイト
スタートアップ企業とは?ベンチャーとの違いも確認
スタートアップ企業とは、革新的な技術やビジネスモデルを用いて新規事業に取り組む企業のことを指します。
明確な定義はありませんが、短期間での急成長を目指す創業1~3年程度の企業をスタートアップと呼ぶケースが多いです。
また、混同されやすいですがスタートアップはベンチャー企業の一つと考えることができます。
ベンチャー | |
---|---|
新規の事業やサービスを行う企業 | |
スタートアップ | 一般的なベンチャー |
|
|
ベンチャーという言葉は広義であり、スタートアップは「ベンチャーのなかでも革新的なイノベーションで短期間での急成長を目指す企業」といえます。
たとえば、現在ではメガベンチャーとなった「メルカリ」も、新市場を開拓してイノベーションを起こしたスタートアップ企業のひとつです。
スタートアップに転職するメリット
スタートアップの採用支援を行う「株式会社Stellify」の調査では、スタートアップ企業に魅力を感じるポイントとして以下が挙がっていました。
- (引用元
- 株式会社Stellifyのプレスリリース)
※スタートアップ企業への転職に関心のある男女100名(20−50代)が回答|2023年4月調査
革新的な事業や、新規事業に携わることによる経験値アップ・スキルアップに魅力を感じている人が多いようです。
ここでは、上記で挙がっているポイントやそのほかのメリットについてさらに詳しく解説していきます。
スタートアップに転職するメリット
社労士 岡さん
スタートアップは歴史が浅く企業基盤が固まっていないところが多いため、倒産や廃業、事業譲渡などにより企業自体がなくなってしまう危険性があります。
そのようなリスクはありますが、一方で企業が成長した場合は、上場を果たしストップオプションなどを付与されることがあるかもしれません。リスクが大きい分リターンも大きいといえます。
メリット1.業務の裁量が大きい
スタートアップに転職するメリットとして、業務の裁量が大きいことが挙げられます。
創業から浅くメンバーが少ないスタートアップでは、必然的に個々の業務範囲が広く裁量も大きくなるケースが多いです。
場合によっては業務の仕組みづくりに携わることもあり、やりがいを感じる人が多く見受けられます。
実際に、JISSUIとNRIが行った⼤企業からスタートアップへの転職経験に関する調査でも「転職して仕事の楽しさや裁量が大きくなった」と回答している人が9割にのぼります。
※JISSUI:一般社団法人社会実装推進センター、NRI:株式会社野村総合研究所
また、同アンケート調査では「スタートアップに転職したことで仕事が充実している」という声も挙がっていました。
スタートアップへの転職体験談
30代/大手証券会社→コンピューター・ハードウェアSU
年収は下がったが仕事面では裁量がとても大きくなり、意思決定もできる立場になったので非常に充実している
業務の裁量が大きくやりがいを感じやすい点は、スタートアップだからこそのメリットといえるでしょう。
メリット2.会社の成長を実感しやすい
ゼロからスタートするスタートアップは、会社の成長を実感しやすい点も魅力です。
スタートアップは短期間での急成長を目指す企業なので、会社のステージが目まぐるしく変化します。
新規事業の初期段階から携わり、利益が生じるまで成長した際には大きな達成感を得られるでしょう。
また、JISSUIとNRIが行った⼤企業からスタートアップへの転職経験に関する調査では「自分が会社を支えている実感がある」という声も挙がっていました。
スタートアップへの転職体験談
30代/⼤⼿IT企業→エネルギー系SU
⾃分が会社を⽀えていると本気で思えるようになり、やりがいがある。
創業から間もないスタートアップはメンバーが少ない場合も多く、「自分は会社に欠かせない存在である」という実感も得やすくなります。
会社と自分の距離が近く、成長や発展による達成感・充実感を得やすい点もスタートアップならではの魅力です。
風通しがよい点も魅力
メンバーが少ないスタートアップは、ポジションに関係なく自由に発言できる社風の企業が多いです。
また、少数チームだからこそ「団結しやすい」「利益を上げた際に喜びを強く分かち合える」というメリットもあります。
メリット3.経営者の視点を学べる
スタートアップでは、経営者の考えや視点を学べる可能性があります。
創業して間もないスタートアップはメンバーが少なく、社長や幹部とも近い距離で接する機会が多いです。
なかには社員に経営戦略や目標設定を具体的に話してくれる社長もいるため、将来起業を考えている人にとって大きな学びとなるでしょう。
また、シード期・アーリー期の企業では、以下のように幹部候補の人材を募集していることもあります。
- (引用元
- アマテラス|2024年2月時点)
経営幹部になると責任が大きくなりますが、意思決定できる範囲も格段に広くなります。
経営のノウハウを身につけたい方は、経営幹部候補として転職することもぜひ視野に入れてみてはいかがでしょうか。
スタートアップに転職するデメリット・注意点
業務の裁量が大きくやりがいを感じやすいスタートアップですが、デメリットも存在します。
転職を検討している際には、生じ得るリスクについてもしっかりと把握しておきましょう。
スタートアップに転職するデメリット・注意点
社労士 岡さん
スタートアップは企業規模が小さく経営基盤が固まっていないため、転職後に経営危機や、さらには倒産に追い込まれる危険性があります。
また成長スピードが早い場合は、過重労働になったり、かなり高い実績を求められたりすることがあるかもしれません。
仕事が上手くいかなくなった場合に備えて、他でも通用する能力を日ごろから身に付けておきましょう。
デメリット1.年収が下がる可能性がある
スタートアップに転職する際には、年収が下がる可能性があります。
新規事業に着手したばかりのスタートアップは売上の目途が立っていない状態のため、創業して間もないフェーズでは社員の給与水準が低い傾向にあります。
実際に、JISSUIとNRIが行った⼤企業からスタートアップへの転職経験に関する調査でも「大手からスタートアップに転職して年収が下がった」と回答している人が約半数にのぼります。
<⼤企業からスタートアップに転職して、変化があったもの>
また「エン・ジャパン」が行ったアンケートでは、「成果を上げても自分に還元されない」という声も見受けられました。
スタートアップへの転職体験談
36歳/男性
どんなに成果や利益を上げても、まずは会社への投資が優先され、自分には何も還元されていないと感じてしまった。
(引用元:エン・ジャパン)
創業して間もないフェーズでは、利益を安定させるため、社員への還元よりも会社の存続を優先して予算配分する場合も少なくありません。
大企業や安定している中小企業からスタートアップに転職する場合、年収が下がる可能性があることを把握しておきましょう。
年収ダウンを防ぎたい場合は……
年収ダウンを防ぎたい場合は、「リクルートエージェント」などの転職エージェントに企業との条件交渉を代行してもらうのがおすすめです。
記事後半では、スタートアップへの転職におすすめのエージェントを紹介しているのでぜひチェックしてみてください。
デメリット2.ワークライフバランスが崩れやすい
スタートアップへの転職では、ワークライフバランスが崩れてしまうリスクがあります。
創業して間もないスタートアップはメンバーが少なく、個々の業務負担が大きくなりやすいためです。
実際に「Yahoo!知恵袋」には、「スタートアップに就職したが月の残業時間が100時間を超えている」という投稿も見受けられました。
Yahoo!知恵袋の投稿
新卒でITベンチャー(スタートアップ)へ就職した者です。
現在、月300時間労働、残業月140時間という状況で、給料も時給換算したら770円程度なのですが、これはまずいのでしょうか?(後略)
(引用元:Yahoo!知恵袋)
現在、月100時間以上の残業をさせた企業は処罰の対象となるため、投稿者のような状態に陥っている人は少ないと考えられます。(参考元:労働基準法 第三十六条|e-Gov法令検索)
しかし「平均よりも残業時間が多い」「休日出勤が発生する」といったスタートアップは存在するでしょう。
理想のワークライフバランスを実現するためには、企業研究を念入りに行い転職後の働き方を具体的にイメージしておくことが大切です。
デメリット3.雇用の安定性に欠ける
スタートアップは雇用の安定性に欠ける点にも注意が必要です。
ゼロからのスタートとなるスタートアップは、売上の目途が立っていなかったり、予算が少ない企業も少なくありません。
新規事業で利益を獲得できなかった場合は倒産のリスクもあるため、将来に不安を感じる人は多いです。
実際に、スタートアップの採用支援を行う「株式会社Stellify」の調査では、スタートアップへの転職で懸念する点として「将来が不安」と回答した人が多く見受けられました。
- (引用元
- 株式会社Stellifyのプレスリリース)
短期間での急成長を目指すスタートアップは、短期間のうちに廃業・倒産してしまうリスクもあります。
安定性を最優先するのであれば、別の企業への転職を検討したほうがよいでしょう。
失敗を防ぐ|スタートアップに転職すべきか迷ったときの判断基準
スタートアップへの転職にはリスクがあるため、転職を考える際には慎重になる必要があります。
ここでは「転職すべきかどうか」迷った場合の判断基準を解説するので、ぜひ参考にしてください。
転職すべきか迷ったときの判断基準
社労士 岡さん
スタートアップに転職する場合、経営者に共感が出来るかどうかが鍵になります。
人員が少なく、経営者との距離が近いスタートアップでは、経営者の「思い」や「考え方」に共感出来ないと、一緒に働くのが苦しくなってしまうかもしれません。面談を重ねる、試しに働いてみる、食事を一緒にする等で経営者を知ることも重要になると言えます。
判断基準1.自分に適性があるか考える
まずは、自分にスタートアップで働く適性があるかどうか考えてみましょう。
以下に該当する方は、スタートアップで活躍しやすいといえます。
スタートアップはこんな人におすすめ
- 安定よりも変化を求める
- ゼロから何かを生み出すことが好き
- メンバーや会社と近い距離でいたい
- 裁量や責任が大きい業務を担当したい
- 幅広い業務に携わりたい
反対に「安定性を重視する」「仕事とプライベートをしっかり区別したい」「1つの業務に集中して取り組みたい」という方にスタートアップはおすすめできません。
スタートアップは安定期の企業とはまったく環境が異なるので、自分に適性があるかどうかしっかり考えましょう。
判断基準2.リスクを許容できるか考える
次に、スタートアップに転職することで起こり得るリスクを許容できるかどうか考えてみてください。
スタートアップに転職するリスク
- 現職より年収が下がる可能性がある
- 現職より福利厚生や手当が少ない可能性がある
- 短期間で廃業・倒産してしまう可能性がある
- 個々の負担が大きく仕事がハードになる可能性がある
記事中盤で解説したとおり、スタートアップへの転職にはデメリットやリスクもあります。
上記のようなリスクを許容できない場合、スタートアップへの転職は見送ることも検討したほうがよいでしょう。
ミドル期・レイター期の企業に転職することも手段のひとつ
「スタートアップに転職したいけどリスクが気になる」という場合は、ミドル期・レイター期にある企業への転職を検討することも選択肢のひとつです。
スタートアップ・ベンチャー企業のステージ
シード | 創業していない準備中の段階 |
---|---|
アーリー | 創業して間もない段階 |
ミドル | 事業が拡大し、成長している段階 |
レイター | 経営が安定している段階 IPOやM&Aを検討する場合もある |
ビジネスモデルを確立できているミドル期・レイター期は、売上の目途が立っておらず不安定なシード期・アーリー期と比較して安定感があります。
なお、どのステージの企業に転職すべきか迷ってしまう場合は、「リクルートエージェント」などの転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
スタートアップへの転職におすすめのエージェント・転職サイト
スタートアップへ転職する際は、エージェントや転職サイトを活用するのがおすすめです。
スタートアップの情報はネット上で入手しにくいですが、エージェントを活用すれば企業の内部情報を教えてもらえます。
なお、スタートアップの求人はそれほど数が多くないため、求人数が多い「大手総合型エージェント」は最優先で登録しておくのがポイントです。
ここで紹介する「リクルートエージェント」「doda」は、業界トップクラスの求人数を誇っているのでどちらも登録しておきましょう。
加えて、スタートアップの求人に強みを持つ特化型エージェント・転職サイトも1~2社登録しておけば、希望にマッチする求人を見逃しにくくなります。
ここからは、スタートアップへの転職におすすめのエージェント・転職サイトを紹介するので、ぜひ気になるサービスをチェックしてみてください。
スタートアップへの転職におすすめのサービス
サービス名 | 特徴 |
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【大手】 リクルートエージェント |
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【大手】 doda |
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【特化】 Goodfind Career |
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【特化】 プロコミット |
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【特化】 アマテラス |
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【大手】リクルートエージェント|業界トップクラスの求人数
- (引用元
- リクルートエージェント)
「リクルートエージェント」は、業界トップクラスの求人数を保有する大手総合型エージェント。
求人数が圧倒的に多く、スタートアップやベンチャー企業の案件も充実しています。
転職支援実績も豊富で手厚く親身なサポートを行ってくれるため、安心して利用できるでしょう。
また、首都圏はもちろん地方の求人も充実しているので、札幌・名古屋・大阪・福岡などでの転職にもおすすめです。
転職の選択肢を大きく広げられるサービスなので、ぜひ登録してみてください。
リクルートエージェント|基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
公開求人数 | 約500,100件 |
非公開求人数 | 約242,400件 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
登録免許 | 厚生労働省有料職業紹介事業: 13-ユ-313011 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
(最終更新:24年12月時点)
【大手】doda|転職サイトとしても利用可能
- (引用元
- doda)
「doda」は、リクルートエージェントと同様に豊富な求人を保有する大手総合型転職サービス。
アドバイザーから手厚いサポートを受けられるのはもちろん、エージェントサービスを付けずに自分で求人を探して直接応募することも可能です。
臨機応変に使い分けられるので「ひとまずどのような求人があるか確認したい」「必要な時だけサポートしてほしい」という方にもおすすめです。
また、dodaの求人検索ページでは社員の平均年齢・従業員数・設立年数といった細かな条件を設けられるため、自分に合う企業を探しやすいでしょう。
- (引用元
- doda)
スタートアップに転職するか迷っている段階でも活用できるサービスなので、ぜひ登録してみてください。
doda|基本情報
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
求人数 | 200,000件以上(非公開求人を含む) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年12月時点)
エージェントサービスに登録で非公開求人を確認!
【特化】Goodfind Career|スタートアップへの支援実績が豊富
- (引用元
- GoodfindCareer)
「Goodfind Career」は、スタートアップ・ベンチャーに特化した転職エージェント。
スタートアップ特化で6,000名のキャリア支援があり、専門性が高いことが特徴です。(参考元:Goodfind Career)
また、求人数は多くありませんが「高い成長率が見込めて、勝てる理由を持つ企業」のみが厳選されています。
保有求人の質が高いので、スタートアップへの転職で失敗してしまうリスクを軽減できるでしょう。
「スタートアップに転職すべきか迷っている」という段階でも相談を受け付けているので、ぜひ利用してみてください。
GoodfindCareer|基本情報
運営会社 | スローガン株式会社 |
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公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年12月時点)
【特化】プロコミット|高い提案力が魅力
- (引用元
- プロコミット)
「プロコミット」は、優良成長企業・ベンチャー・スタートアップに特化した転職エージェント。
成長スピードが早いスタートアップを深く理解し、求職者の能力を活かせるステージにある企業を紹介してくれることが特徴です。
経験やスキルはもちろん、ポテンシャルや性格的な能力も最大限に活かせる求人を提案してくれるので、転職のミスマッチを防ぎやすいでしょう。
また、プロコミットはベンチャー・スタートアップ企業とのつながりが深く、一般には公開されていない非公開求人も豊富に保有しています。
他社にはない優良求人を紹介してもらえる可能性もあるので、ぜひ登録してみてください。
プロコミット|基本情報
運営会社 | 株式会社プロコミット |
---|---|
公開求人数 | 約100件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年12月時点)
【特化】アマテラス|スタートアップ・ベンチャー特化の転職サイト
- (引用元
- アマテラス)
「アマテラス」は、スタートアップ・ベンチャーに特化した転職サイト。
エージェントではないので求人紹介や転職サポートは受けられませんが、気軽に求人をチェックできます。
求人には、企業のステージ(シード・アーリー・ミドル・レイター)やメンバーの経歴が掲載されており、各企業の概要を把握できます。
「どのようなスタートアップ企業があるのか」眺めるだけでも参考になるので、転職するかどうか決まっていない場合も活用できるでしょう。
気軽に求人をチェックしたい方や、自分で求人に応募したい方はぜひ利用してみてください。
アマテラス|基本情報
運営会社 | 株式会社アマテラス |
---|---|
公開求人数 | 約320件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 (特に東京都が充実) |
料金 | 無料 |
※2024年2月時点
スタートアップ・ベンチャーに強いサービスをさらに知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
スタートアップへの転職を成功させるポイント
成長過程にあるスタートアップに転職する際は、通常と異なる視点からの対策が必要です。
以下の3つは特に重要なポイントなので、ぜひ転職活動前に目を通してみてください。
スタートアップへの転職を成功させるポイント
社労士 岡さん
経営者をよく知るという面からも、スタートアップに転職する場合は知人や友人の紹介による入社のほうがよいでしょう。
転職サイトや転職エージェントを活用する場合は、面談などを通じて経営者と接する機会を多く持つことが重要です。
ポイント1.将来のキャリアを明確にする
スタートアップへ転職する際は、将来のキャリアを明確にしておくことが大切です。
「やりがいを持って働きたい」「会社をゼロから成長させたい」という思いだけでは、会社が成長した後に目標を見失ってしまう可能性があるためです。
スタートアップの成長はシード・アーリー・ミドル・レイターと進みますが、レイター期にはM&Aが行われる場合もあります。
M&Aにより企業が買収された場合、経営体制や社風が大きく変わってしまう可能性も考えられるでしょう。
スタートアップは早いスピードでフェーズが変化するため、以下の点についてはあらかじめ方向性を考えておくことをおすすめします。
スタートアップへ転職する前に考えておくべきこと
- 今回の転職で長期的なキャリア形成を図るのか、中期的なキャリア形成を図るのか
- レイター期以降は会社に留まるのか、再転職するのか
スタートアップのキャリアパス
メンバーが少ないスタートアップは比較的昇進しやすいケースが多いので、長く働いてポジションアップを狙うことも選択肢のひとつです。
また、スタートアップでの経験を活かして他のスタートアップに転職したり、独立をする選択肢もあります。
さまざまな選択肢があるので、転職前にある程度方向性を考えておきましょう。
ポイント2.企業研究を深くまで行う
スタートアップへ転職する際は、企業研究を深くまで行うことが大切です。
企業研究は通常の転職活動でも行いますが、スタートアップはインターネット上で情報を収集できないケースも少なくありません。
そのため、「リクルートエージェント」などの転職エージェントを使って情報収集することがポイントです。
以下のような点は求人票に掲載されていないことも多いので、よく確認しておきましょう。
求人応募前に確認しておくべきこと
- 社長の人柄や経営方針
- 現在の企業フェーズ(シード・アーリー・ミドル・レイター)
- 想定される残業時間・休日出勤の有無
- IPO・M&Aなど出口戦略(EXIT戦略)の方向性
特にシード期・アーリー期のスタートアップは、企業体制が整っていないケースも多いです。
すべてを正確に把握するのは難しいですが、「どういった働き方になりそうか」を推測できるくらいの情報は収集しておきましょう。
企業の口コミサイトも活用しよう
ポイント3.非公開求人を確認する
スタートアップの求人を探す際は、非公開求人を紹介してもらうことをおすすめします。
スタートアップは経営幹部などコア人材を求めていることも多く、一般には求人が公開されていない場合も少なくありません。
「人材紹介は信頼できる転職エージェントに任せている」という企業も多いので、エージェントに登録して非公開求人がないか確認することをおすすめします。
大手「リクルートエージェント」のほか、スタートアップ業界とのつながりが深い「Goodfind Career」「プロコミット」なども活用すると求人の選択肢を広げられるでしょう。
スタートアップへの転職に関するQ&A
最後にスタートアップへの転職に関するQ&Aをまとめました。
スタートアップへの転職に関するQ&A
「スタートアップはやめとけ」と言われるのはなぜ?
回答
「スタートアップはやめとけ」と言われる理由としては、おもに以下が挙げられます。
- 年収が下がってしまう可能性がある
- チームの規模が小さく個々の業務範囲が広くなりがち
- 安定性に欠ける
記事中盤の「スタートアップに転職するデメリット・注意点」でも解説したとおり、スタートアップへの転職にはリスクもあります。
大手と比較すると安定性に欠けるため、「やめとけ」と言われることもあるようです。
スタートアップへの転職には向き・不向きがあるので、自分に合っているのか慎重に検討しましょう。
スタートアップへの転職でよくある後悔は?
回答
スタートアップへの転職でよくある後悔としては、おもに以下が挙げられます。
- 想像よりも年収が低くて後悔してしまう
- ワークライフバランスが崩れて後悔してしまう
- 社風に馴染めなくて後悔してしまう
上記のなかで特に盲点となりやすいのが「社風に馴染めない」というケースです。
スタートアップやベンチャー企業は社内の風通しがよいイメージがあるため、人間関係に不安を持たない人もいます。
しかし、メンバーが少ない時期は人間関係が濃くなるため、社風に馴染めないと苦労する可能性があります。
また「社長がワンマンすぎてついていけない」「体育会系のノリについていけない」というケースも少なくありません。
ミスマッチのない転職を実現するためには、「リクルートエージェント」などを活用して社風に関する情報もしっかり把握しておくことが大切です。
スタートアップへの転職はミドル(30代・40代)に適している?
回答
スタートアップへの転職は、ミドルにも適しています。
スタートアップでは即戦力となる人材を求めているケースが多いので、経験豊富な30代・40代も活躍しやすいでしょう。
ただし、30代・40代からスタートアップに転職する場合、年収が下がってしまうリスクがあります。
年収を下げずに好条件で転職するためには、「リクルートエージェント」など転職エージェントに条件交渉をサポートしてもらうとよいでしょう。
スタートアップの求人を転職サイトで探すのはあり?
回答
スタートアップの求人を転職サイト(求人サイト)だけで探すのはおすすめできません。
創業して間もないスタートアップは、インターネット上に情報を出していない場合もあるためです。
スタートアップは「優れた人材を厳選して採用したい」と考えることも多く、非公開で求人の募集をかけるケースも少なくありません。
スタートアップの求人は転職サイトにも掲載されていますが、転職サイトしか確認しない場合、好条件の案件を見逃してしまう可能性があります。
求人を広く確認するためには、転職サイトのほかに「リクルートエージェント」などの転職エージェントも併用したほうがよいでしょう。
エンジニアはスタートアップに転職しやすい?
回答
IT人材を求めるスタートアップは多いため、エンジニアはスタートアップに転職しやすいです。
IT化が進む現代では、新規事業を行う際にもIT技術が必須です。
そのため、即戦力となるエンジニア経験者を求めるスタートアップは多く見受けられます。
なお、エンジニアがスタートアップの求人を探す際には、IT特化のエージェントを活用するのが効率的です。
エンジニアの転職には「レバテックキャリア」がおすすめ
まとめ
スタートアップへの転職にはリスクもありますが、「業務の裁量が大きくやりがいを感じやすい」といった魅力があります。
スタートアップ企業のメリット | スタートアップ企業のデメリット |
---|---|
業務の裁量が大きい | 年収が下がる可能性がある |
会社の成長を実感しやすい | ワークライフバランスが崩れやすい |
経営者の視点を学べる | 雇用の安定性に欠ける |
以下のような方はスタートアップの働き方に適性があるので、ぜひ転職を検討してみてはいかがでしょうか。
スタートアップはこんな人におすすめ
- 安定よりも変化を求める
- ゼロから何かを生み出すことが好き
- メンバーや会社と近い距離でいたい
- 裁量や責任が大きい業務を担当したい
- 幅広い業務に携わりたい
なお、スタートアップへ転職する際には、求人数が多い「大手総合型エージェント」とスタートアップに強い「特化型エージェント」を併用して活用することをおすすめします。
以下の転職サービスはスタートアップやベンチャーの求人が充実しているので、ぜひ利用してみてください。
スタートアップへの転職におすすめのサービス
サービス名 | 特徴 |
---|---|
【大手】 リクルートエージェント |
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【大手】 doda |
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【特化】 Goodfind Career |
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【特化】 プロコミット |
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【特化】 アマテラス |
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社労士 岡さん
スタートアップは企業規模が小さいため、経営者層との距離が近く意見が通りやすい環境です。
ただし、少数で構成されるため人間関係が深くなりがちですので、相性が悪いと仕事がしづらいなどの問題も出てくるでしょう。
そこで、知人や友人の紹介で入職したり、トライアルで仕事をしたりするなどの工夫をして転職するとよいでしょう。
社労士 岡さん
スタートアップへ転職した場合、企業規模が小さいこともあり採用後すぐに重要な仕事を任せてもらえたり、マネージャーなどの職位に就いたりすることがあります。
責任が重くなりますが、その分大きなやりがいを感じるでしょう。