エンジニア新卒2年目で転職できる?メリットデメリットや成功のポイントを解説
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「新卒2年目のエンジニアだけど転職したい」
「環境を変えたいけど、2年目で転職するのは早いだろうか?」
新卒で入社して2年経つと、会社の良い面も悪い面も見えてきて転職を考える瞬間もあるでしょう。
しかし、いざ転職するとなるとスムーズに転職できるのか心配になると思います。
そこで本記事では、新卒2年目のエンジニアが「転職すべきか」を判断できるよう、おもに下記の内容を解説します。
本記事で紹介するおもな内容
- エンジニア2年目の転職状況
- エンジニアが2年目で転職するメリット
- 転職を成功させるポイントと注意点
- 新卒2年目のエンジニアにおすすめの転職エージェント
若手エンジニアの転職活動に役立つ情報が満載なので、ぜひ参考にしてください。
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現役エンジニア
監修者守田典男さん
2001年にSierに就職。金融系、在庫管理、生産管理などさまざまな分野のシステム開発プロジェクトに参画。インフラエンジニアとして20年の経験を持つ。得意分野はデータベース技術。
国家試験である情報処理技術者試験(プロジェクトマネージャ、データベーススペシャリスト、応用情報技術者)、AWS認定試験(クラウドプラクティショナー、ソリューションアーキテクト アソシエイト、AWS Certified Database - Specialty)に合格。
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エンジニアは2年目でも転職できる
結論からお伝えすると、エンジニアは新卒2年目でも転職することが可能です。
というのも、エンジニアは人材不足の企業も多く、未経験者や経験の浅い人材も積極的に採用しているところが多いのです。
また「2年目で転職するのは早すぎるのでは?」と思われるかもしれませんが、1つの会社を2年で辞めることは珍しくありません。
実際に「マイナビ転職」が20~39歳の転職経験者に「初めて退職した時期について」アンケートを取ったところ、3年目に次いで2年目に退職している人も多いことがわかりました。
<初めての退職は入社何年目の時?>
- (引用元
- マイナビ転職)
転職理由は「人間関係のトラブル」「労働環境への不満」などさまざまですが、ミスマッチを感じているのであれば早めに転職を決断することも選択肢のひとつです。
エンジニアの離職率は?
新卒者の3年以内の離職率調査において、情報通信業の離職率は27.4%となっています。(参考元:新規大卒就職者の離職状況(平成30年3月卒業者)P3|厚生労働省)
10人に2人以上が3年以内で離職していることから「エンジニアが新卒2年目で転職するのは珍しくない」といえるでしょう。
エンジニアが2年目でも転職できる理由
「経験の浅い2年目エンジニアが転職して採用されるのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。
そこでここでは、エンジニアが「2年目でも転職できる」といえる理由や根拠を解説します。
転職先が見つかるか不安な方は、ぜひチェックしてください。
エンジニアが2年目でも転職できる理由
理由1.第二新卒の需要は高い
新卒2年目のエンジニアは「第二新卒」にあたり、企業からの需要が高い年代です。
第二新卒とは新卒で入社した企業を3年以内で離職した人材のことで、以下のような理由から「ニーズ高い」といわれています。
企業が第二新卒を採用する理由
- ビジネスマナーが身に付いているため、新卒と比較して教育コストを抑えられる
- 柔軟性に優れており、企業風土になじみやすい
- まだまだ若くポテンシャルや成長に期待できる
実際に「マイナビ転職」が中途採用活動実績のある企業652社に対してアンケートを実施したところ、60%以上の企業が「第二新卒の採用に積極的」と回答しました。
- (引用元
- マイナビ転職)
ポテンシャル採用が期待できる2年目エンジニアは、経験が浅くても十分内定を獲得できる可能性があります。
20代後半になるとポテンシャル採用の可能性は低くなるため、キャリアチェンジを考えているならば早めに行動したほうがよいでしょう。
守田さん
1年以上開発プロジェクトで業務を行ったなど、何かしらの経験があれば、少なくともIT未経験から転職するよりは企業からの評価はよいです。
未経験OKの求人であれば、より転職の確度が高いといえるでしょう。
理由2.IT業界は人手が不足している
先ほどもお伝えしたとおり、IT業界ではエンジニア不足が深刻化しています。
アクサス株式会社がITエンジニアの採用責任者に対して実施したアンケートでは、約8割の企業が「エンジニア不足に陥っている」と回答しました。
- (引用元
- アクサス株式会社のプレスリリース)
こうしたエンジニア不足を解消するため、企業は中途採用で新たな人材を確保する動きを見せています。
実際に人気転職サイト「リクナビNEXT」では、ITエンジニアの求人が2万件以上掲載されていました。(2023年3月時点)
これは事務職の約1.5倍の求人数であり、転職サイトを見てもエンジニアの需要が高いことがうかがえます。
経験の浅い入社2年目で転職をするなら、売り手市場である今がチャンスといえるでしょう。
第二新卒歓迎の求人も多いので、まずは求人をチェックするところから始めてみてはいかがでしょうか。
即戦力として採用される可能性も……
一般的にエンジニアは「2~3年で戦力になる」といわれているので、経験やスキルをアピールできれば即戦力として採用を狙える可能性もあります。
たとえば新卒から今まで同じ分野での開発経験があるならば、十分「実務経験がある」とアピールできるでしょう。
なお即戦力としての採用を狙う場合は、これまでの業務経験を活かせる求人を選ぶことが大切です。
エンジニアが2年目で転職するメリット
ここからは、2年目で転職するメリットについて解説します。
早期の転職はデメリットばかりが注目されがちですが、メリットも存在するので転職を迷っている方はぜひ参考にしてください。
エンジニアが2年目で転職するメリット
メリット1.職場環境を変えられる
新卒2年目で転職するメリットのひとつが、人間関係や労働時間をはじめとした職場環境を変えられることです。
新卒のころは、会社のネームバリューや漠然としたイメージだけで企業選びをしていた方も多いでしょう。
その結果、「思い描いていた仕事内容ではない」「やりがいを感じられない」といったミスマッチを感じている方も多く存在します。
我慢して働き続けるという選択もありますが、不満を感じている状況では仕事へのモチベーションがなかなか上がりません。
2年目になると新卒のころとは企業選びの着眼点が変わってくるため、より自分にあった職場を選べる可能性があります。
メリット2.未経験の仕事に挑戦しやすい
新卒2年目の転職は、未経験の仕事にも挑戦しやすいタイミングです。
第二新卒にあたる2年目エンジニアは経験よりもポテンシャルを重視される傾向があるため、スキルがなくても採用を掴めるチャンスがあります。
エンジニアの仕事は以下のようにさまざまなので、領域を変えることで新たなやりがいを見出せる可能性もあるでしょう。
また、第二新卒として扱われる入社2年目であれば、未経験の分野であってもイチから教育してもらえることが多いです。
現在の仕事内容にやりがいを見出せない場合は、別の分野への転職を検討してみてはいかがでしょうか。
メリット3.年収が上がる可能性がある
3つ目のメリットは、転職によって現在よりも年収が上がる可能性があることです。
IT業界では人手不足の企業が人材確保のため高給与を提示することも多く、「現職で昇給を狙うより転職したほうが年収が上がりやすい」といわれています。
実際に「Forkwell」が行ったエンジニアの転職回数と年収に関する調査では、多くの年代で「転職未経験者よりも転職経験者のほうが平均年収が高い」という結果が出ています。
- (引用元
- Forkwell)
現職で大幅な昇給をするには見合うだけの成果を上げる必要がありますが、高給与を提示している企業に転職すればすぐに年収を上げることも不可能ではありません。
現職の年収に不満がある方は、転職で年収アップを狙うことも手段のひとつです。
エンジニアのなかで高年収の職種は?
「マイナビ転職」の調査によると、エンジニアの中でもシステムアナリストやシステムコンサルタントは平均年収が高い傾向にあります。(参考元:2022年度版 職種別 モデル年収平均ランキング|マイナビ転職)
新卒2年目で上記のような職種に転職するのはハードルが高いですが、専門スキルが身に付く職種に転職することで年収アップにつながる可能性があります。
エンジニアが2年目で転職するデメリット
ここまで、エンジニア2年目で転職するメリットを挙げましたが、一方でデメリットもあります。
メリットとデメリットを比較して、どちらがあなたにとって重要か考えてみてください。
以下に特に気をつけておくべきデメリットを3つ挙げていきます。
エンジニアが2年目で転職するデメリット
希望する条件で転職できない可能性がある
エンジニアは技術的スキルや経験年数で評価されることが多いため、2年目だと転職市場で不利に働く可能性があります。
例えば、フロントエンドの開発経験を持っていたとしても、さらに長い経験年数が応募条件になっていた場合、応募することができません。
また、応募できる求人が見つかっても、経験不足のために希望するポジションや給料にすぐには到達できない場合があります。
まだ経験が浅いために、希望する条件での転職が難しい可能性がある点は、考慮に入れて転職を検討する必要があるでしょう。
守田さん
年齢的に若いことから未経験の仕事にも挑戦しやすいですが、経験が活かせないために評価としては新卒と変わりません。
その場合、新卒のほうが採用される可能性があります。
未経験の仕事にチャレンジするとはいえ、少なからず自分の経験が活かせる仕事を選択し経験やスキルをアピールしましょう。
「すぐに辞めるのでは」と思われる
新卒で入った会社を2年で辞めると、早く辞める人と見られる可能性があります。
日本の職場では長く働くことを重視する傾向があるため、新しい会社から見て不利になるかもしれません。
例えば、新しい会社の面接で「なぜ2年で前の会社を辞めたのか?」と聞かれたとき、その理由に説得力がないと、面接官はあなたが「新しい職場でも早く辞める可能性がある」と考えるかもしれません。
キャリアが不安定になる
早めの転職は、キャリアを不安定にさせてしまう可能性もあります。
転職を早く考えると、新しい職場の役割や文化、成長の機会が思ったほど良くないと感じる可能性があります。
これが再度の転職を考えるきっかけになることもあります。
具体的には、新しい会社での仕事が思ったほど面白くなかった場合、また転職を考えることになります。
するとキャリアの進行がスムーズでなくなり、自己成長の機会を逸する可能性があります。
頻繁な転職は、自信や仕事への満足感を下げる可能性がありますし、自分のキャリアの方向性について疑問を持つようになると、長期的な成功に影響を与える可能性があります。
2年目のエンジニアが転職を成功させるポイントと注意点
新卒2年目のエンジニアでも転職は可能ですが、転職活動のやり方を間違えると失敗してしまう可能性があります。
転職で失敗しないためにも、エンジニアが転職を成功させるポイントを知っておきましょう。
新卒2年目がやりがちな失敗もご紹介するので、これから転職活動を始める方はぜひ参考にしてください。
転職を成功させるポイント
守田さん
企業から見れば、2年目での転職となると「またすぐに転職するのでは」という点を気にします。
そのため転職理由を必ず聞かれると考えたほうがよいでしょう。
よって、転職の目的と希望条件を明確にすることが必須です。
「どうして転職を決断したのか」「今回の転職では長期的に働けると考えた理由」をしっかり伝えないと2年目の転職が悪い印象にとられてしまうので注意が必要です。
ポイント1.転職の目的と希望条件を明確にする
転職活動を始める際には、転職の目的と希望条件を明確にしておきましょう。
「転職して何を変えたいのか?」ということをあらかじめ明確にしておけば、企業選びで迷いづらくなります。
まずは、以下のように「現在の不満」と「解決方法」を考えてみてください。
現状の不満と解決方法の例
- 残業が多く、自分の時間を確保できない
→月平均残業時間が少ない企業へ転職する - 仕事にやりがいを見出せない
→自分が興味を持てる分野に転職する - 年収が低く、モチベーションが上がらない
→年収が高い職種に転職する
また、現在抱えている不満を「現職に残る形で解消できないのか」もあわせて検討してみてください。
現職では納得した働き方ができないのであれば、転職を決断しやすくなるでしょう。
新卒時と同じ失敗に注意
2年目の転職で意識したいのが、新卒時と同じ失敗を繰り返さないことです。
たとえば、新卒時に知名度や規模ばかりを重視して企業を選んでいた場合、転職時に同じ選び方をするのは危険です。
同じ失敗を繰り返さないためにも、転職の目的を明確にして希望条件に合う求人を探しましょう。
特に「残業時間の多さ」「土日出勤の有無」などは不満につながりやすい部分なので、しっかり条件を決めておくことをおすすめします。
ポイント2.スキルと経験の棚卸しを行う
エンジニアが転職活動を始めるにあたり重要なのが、スキルと経験の棚卸しと行うことです。
転職活動では「現在どのようなスキルがあり、どうやって会社に貢献できるのか」という点が重視されます。
スキルや経験を重視されるというのは、新卒のころと大きく異なる点です。
面接では「職務経験を教えてください」「これまでの経験を入社後にどのように活かせますか?」といった質問をされることが多いので、準備しておきましょう。
スキルと経験の棚卸しをする際には、下記について書き出してみてください。
スキルと経験の棚卸のやり方
- 関わったプロジェクトの概要は?
- 使用言語や開発環境は?
- 担当範囲や役割は?
- 保有している資格は?
新卒2年目は経験よりもポテンシャルを評価されやすいとはいえ、前職での経験を全くアピールしないのはマイナスになります。
入社してから真面目に仕事に向き合ってきたことをアピールするためにも、経験とスキルの棚卸しを入念に行いましょう。
ベテランと比べられると不利になる?
スキルや経験に関しては、ベテランにかないません。
たとえば、経験者を1名採用したい企業に新卒2年目エンジニアとベテランエンジニアが同時に応募した場合、新卒2年目はどうしても不利になってしまいます。
新卒2年目はスキルや経験を伝えることも必要ですが、ポテンシャルや熱意をアピールすることも大切です。
熱意をアピールするためには、志望動機を明確にし「その会社だけの魅力」や「その会社で成し遂げたいこと」を伝えるのが有効です。
ポイント3.企業研究を念入りに行う
転職後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためには、企業研究を念入りに行うことが大切です。
新卒時の企業選びでは、踏み込んだ情報までキャッチしていなかったことで失敗している人も多いのではないでしょうか。
同じ失敗を繰り返さないためにも、転職時には下記のポイントをリサーチしましょう。
転職時にリサーチしたいこと
- 残業時間や休日出勤の有無
- 具体的な業務内容
- 教育体制やスキルアップ制度
- 昇給・昇進の仕組み
まずは求人票に書かれた情報をしっかり確認し、不足している情報は企業ホームページや業界誌などを活用して情報収集してください。
口コミをチェックするなら「転職会議」がおすすめ
ポイント4.転職エージェントにサポートしてもらう
新卒2年目で転職活動をする場合は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
転職エージェントとは、キャリア相談をはじめ、求人紹介や選考対策など転職活動をトータルでサポートしてくれるサービスです。
新卒2年目の転職活動では「どんな会社が自分に向いているのかわからない」「なかなか内定が出ない」といった壁に直面しがちです。
そういった場合にも、転職のプロに相談することで解決方法をアドバイスしてもらえます。
初めて転職活動では特に心強いサービスなので、積極的に利用しましょう。
新卒2年目のエンジニアにおすすめの転職エージェント
転職エージェントにはさまざまな種類があるので、どこに登録するか悩む人も多いでしょう。
ここからは、新卒2年目のエンジニアにおすすめの転職エージェントを3つご紹介します。
エンジニアに特化したエージェントや、求人数の多いサービスを紹介するので、転職エージェント選びで迷っている人方ぜひ参考にしてください。
ワークポート |
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レバテックキャリア |
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doda |
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キャリアが浅い人向けの求人が豊富な「ワークポート」
- (引用元
- ワークポート)
「ワークポート」は、IT業界の求人が豊富な転職エージェントです。
エンジニア向けの求人も充実しており、経験の浅い人でも応募できる求人を数多く扱っています。
転職活動支援アプリ「eコンシェル」を無料で利用することができ、アプリ上で面接のスケジュール管理・応募求人の管理・アドバイザーとのやりとりなどが可能です。
IT業界に強いキャリアアドバイザーが在籍しているので、最新の業界動向や転職ノウハウを教えてもらいながら安心して転職活動を進められるでしょう。
ワークポート|基本情報
運営会社 | 株式会社ワークポート |
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公開求人数 | 約100,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年9月時点)
IT・WEB業界に特化した「レバテックキャリア」
- (引用元
- レバテックキャリア)
「レバテックキャリア」は、15年以上にわたりIT・WEB業界の転職支援をしてきた転職エージェントです。
大手企業からベンチャー企業まで幅広い求人を扱っているため、会社の規模感にこだわらず自分にあった求人を探せます。
また、レバテックキャリアは書類通過率アップにつながる職務経歴書の添削や企業別の面接対策を実施していることも特徴です。
「なかなか内定が出ない」と悩んでいる方は、レバテックキャリアでプロの力を借りてみてはいかがでしょうか。
レバテックキャリア|基本情報
運営会社 | レバテック株式会社 |
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公開求人数 | 約27,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年9月時点)
たくさんの求人から選びたいなら「doda」
- (引用元
- doda)
「doda」は、業界トップクラスの求人数を誇る転職サービスです。
幅広い業種・職種に対応している総合型のサービスですが、エンジニアやIT業界の転職支援にも力を入れています。
公式サイトでは「IT・Webエンジニアの転職ページ」も設けられており、言語やフレームワークを指定して求人を効率的に絞り込めます。
また、dodaは「転職サイト」として使えることも魅力のひとつです。
自分で求人を検索して応募することも可能なので、自分にあったスタイルで転職活動を進められるでしょう。
たくさんの求人を確認したい方や転職活動をマイペースに進めたい方は、ぜひ利用してみてください。
doda|基本情報
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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求人数 | 200,000件以上(非公開求人を含む) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年9月時点)
エージェントサービスに登録で非公開求人を確認!
エンジニアの転職に関するQ&A
最後にエンジニアの転職に関するQ&Aをご紹介します。
転職準備に関することや働き方についてなど、さまざまな質問をまとめたので、これから転職活動を始める方はぜひ参考にしてください。
エンジニアの転職に関するQ&A
Q1.2年目でもポートフォリオは必要?
回答
準備しておくと選考で有利になる可能性があります。
ポートフォリオとは、過去の実績や能力を可視化するための資料のことです。
新卒2年目ではアピールできる実績が少ないかもしれませんが、用意しておくと選考で有利になる可能性があります。
過去に携わった案件がある場合は、サービスの詳細や実績をまとめておくとよいでしょう。
Q2.スキルアップのためスクールに通うのはあり?
回答
時間やお金に余裕があるならば、スクールに通うのもありです。
ただし、スクールの受講は現職を続けた状態で始めるのがおすすめです。
現職を続けた状態であれば金銭的にも精神的にも余裕ができるので、焦って転職を決めてしまう失敗を避けられます。
プログラミングスクールは「テックアカデミー」がおすすめ
- (引用元
- テックアカデミー)
「テックアカデミー」は、現役エンジニアから学べるオンラインのプログラミングスクールです。
経験豊富なエンジニアがメンター(講師)となってサポートしてくれるため、途中で挫折することなく続けられるでしょう。
16週間の受講後に求人を案内してれるコースもあるので、転職を見据えている人にもおすすめできます。
テックアカデミー|基本情報
運営会社 | キラメックス株式会社 |
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受講形態 | オンラインのみ |
対象地域 | 全国どこでも |
年齢制限 | なし ※エンジニア転職保証コースは32歳以下に限り転職を保証 |
受講料(税込) | 174,900円(税込)〜 ※12週間Liteプラン139,700円(税込)~もご用意 |
学べる言語 | PHP・Java・Ruby・HTML5/CSS3・SQL・JavaScript・Python・Swift・Kotlin・Unity・C#・Scala |
勉強時間の目安 | 週20~25時間(8週間コースの場合) |
(最終更新:23年9月時点)
Q3.二次請けから一次請けに転職できる?
回答
企業が求める能力をアピールできれば、転職できる可能性があります。
エンジニア転職を考えている方のなかには、二次請けから一次請けの会社へ転職したいと考えている人もいるのではないでしょうか?
一次請けの会社では、エンド企業の課題の吸い上げや解決に向けた提案といったスキルが求められます。
面接の際にコミュニケーション能力や課題解決能力をアピールできれば、一次請けの企業に転職できるチャンスもあります。
Q4.2年目でもリモートワークはできる?
回答
不可能ではありませんが、求人は限られます。
ここ数年でリモートワークを実施する企業も増えましたが、経験の浅い社員にいきなりフルリモートをさせる企業は少ないのが実態です。
「リクナビNEXT」を見ても、在宅勤務OKかつ第二新卒歓迎のITエンジニア求人は300件程度しかありません。
第二新卒歓迎のITエンジニア求人は約1,500件なので、比較するとかなり限られていることがわかります。(2023年3月時点)
在宅勤務ができる求人を効率的に見つけたい場合は、転職エージェントに相談して求人を紹介してもらうのがおすすめです。
まとめ
IT業界は人手不足の企業が多いため、経験の浅い新卒2年目エンジニアでも十分転職が可能です。
転職を考えている場合は、以下のポイントを踏まえたうえで転職活動を進めましょう。
転職時のポイント
- 転職の目的と希望条件を明確にする
- スキルと経験の棚卸しを行う
- 企業研究を念入りに行う
また、転職活動をスムーズに進めるためには、求人探しや面接対策をサポートしてくれる「転職エージェント」の利用がおすすめです。
以下の3社はエンジニアの転職支援に力を入れているので、ぜひ利用してみてください。
本記事で紹介した転職エージェント
ワークポート |
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レバテックキャリア |
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doda |
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