どうしても仕事ができない・自分が情けないから辛い!病気になる前に解決するには
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「どうしても仕事ができない」「自分が情けないから辛い」と感じるのは、仕事が自分に合っていないからかもしれません。
「仕事ができない」は「仕事が合っていない」からかもしれない
仕事ができないことに対して、「ミスをしないようにメモを取る」「わからないことはすぐに聞く」など具体的なアドバイスはありますが、本質的な原因として「仕事が合っていない」可能性があります。
仕事が合っていないと「業務がうろ覚えになる」「ミスを繰り返す」「勉強が進まない」といったような、やる気に影響してしまうでしょう。
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監修者藤井佐和子さん
JCDA認定CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)、EQGA公認EQトレーナー、大阪商工会議所主催 メンタルヘルス・マネジメント取得などの資格を保有するキャリアアドバイザー・ダイバーシティコンサルタント。
株式会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア株式会社)にて8年間勤務。その後独立し、個人向けキャリアカウンセリングやダイバーシティの研修・講演を手掛ける株式会社キャリエーラを立ち上げ、フリーのコンサルタントとして延べ17,000人以上のキャリアカウンセリング。大学の非常勤講師としてキャリア教育や就職指導を行うほか、数多くの企業・幅広い業界で年間200日以上の講演、キャリアセミナーを実施。
▼著書
藤井佐和子さんの著者ページ
受かる人はここが違う!履歴書・職務経歴書 採用される書き方
受かる人はここが違う!転職面接 採用を勝ち取る技術
どんな職場でも求められる人になるためにいますぐはじめる47のこと
「あなたには、ずっといてほしい」と会社で言われるために、いますぐはじめる45のこと
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▼コラム執筆
日経woman連載
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仕事ができない人によく見られる特徴と改善策
仕事ができない人によく見られる特徴の一例と改善策を以下にまとめました。
自身の仕事状況を振り返り、改善できそうな点がないかチェックしてみてください。
特徴 | 改善策の例 |
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なぜ仕事ができないのか?よく見られる11の特徴
ここでは、仕事ができない人に見られる11の特徴を解説しますので、自分に当てはまるものがないかチェックしてみてください。
特徴1.ミスが多い
人間である限り、ミスを完全にゼロにすることはできません。
しかし、何度も同じようなミスが多い場合は、ミスへの対策ができていないことが考えられます。
例えば、「前回と同じ書類の書き洩らしをしてしまった」「いつも誤字脱字が多い」など、些細なミスを繰り返していませんか?
初歩的なミスを何度も繰り返している場合は、要注意です。
改善案
・細かい作業内容や日付、納期などをメモにまとめ、わからないことは聞く
・「スケジュール管理を怠った」「注意力不足だった」など、ミスした理由を言語化し次に活かす
特徴2.同じことを何回も言われる・聞く
何度も同じことを注意される・同じ質問をする人は、仕事ができないと思われる傾向にあります。
なぜなら周囲に、「人の話を聞いていない」「言われたことを覚えようとしていない」と判断されるからです。
「この前も注意したはずだよね」「前にも同じことを説明したよね」などと頻繁に言われる場合は、注意が必要です。
人から言われたことは聞き流すのではなく、メモを取るなどしてしっかり頭に留めることが大切です。
改善案
・具体的なタスクをメモに取り、定期的に見返すことを意識し、わからないことは聞く
特徴3.スケジュール管理ができない
スケジュール管理がきちんとできない人も、仕事ができない人にみられやすい特徴です。
スケジュール管理ができないと、決められた納期までに仕事を終わらせることができません。
スケジュール管理ができない人には、以下のような傾向があります。
スケジュール管理ができない人の傾向
- 仕事の全体像を把握していない
- 今の進捗状況が何%か理解していない
決められた期限を守ることは、社会人としての信頼を得るためにとても大切です。
スケジュール管理は、"仕事ができる人"になるための必須スキルといえるでしょう。
改善案
・不要なものを処分したり、ファイルを内容ごとに分類したり、身のまわりを整理整頓する
・「タスクが完了した」「順調に業務が進んでない」など、仕事の状況をしっかり上司に報告する
・バラバラのフォルダをまとめるなど、面倒なことを後回しにしない
特徴4.報告・連絡・相談をしない
「報・連・相(ほうれんそう)」といわれる、「報告」「連絡」「相談」がしっかり行えない人も、仕事ができない人の特徴です。
「報・連・相(ほうれんそう)」は、複数人の人と協力しながら仕事を行うにあたって、絶対に身につけておくべきビジネスの基本です。
仕事における報告・連絡・相談とは?
- 報告:仕事の進捗状況、結果を報告すること
- 連絡:これから行う仕事についての確認や、連絡をすること
- 相談:問題発生時に目上の人に指示を仰いだり、アドバイスを求めること
報・連・相を徹底することで仕事がスムーズに進むことはもちろん、ミスの早期発見にもつながります。
逆に、報・連・相がおろそかになっていると、社員同士での認識に誤解が生じてしまったり、重大な問題に発展してしまうこともあります。
「自分の独断で仕事を進めることが多い」「一人で考え込んでしまう癖がある」という人は、要注意です。
改善案
・進め方に変更があるときや業務が完了したときなど、仕事の状況をしっかり上司に報告する
特徴5.わかったふりをする
言われたことに対し、わかったふりをして「はい」「わかりました」などと返事をしてしまうのも注意が必要です。
やるべきことをきちんと把握しないまま仕事を進めても、当然よい結果は得られないでしょう。
理解不足で仕事を進めたせいで、ミスをしてしまったり、会社に損害を負わせることにもなりかねません。
部下が「はい」と返事をすれば上司は「言ったことを理解した」と解釈するので、少しでもわからないことがある場合は、指示を受けた時点で質問をしましょう。
改善案
・指示内容や納期などをしっかりとメモに取り、わからないことはすぐに聞く
特徴6.スキル不足
「毎回与えられた仕事をこなせない」「仕事の内容を理解できない」と感じる場合、スキル不足かもしれません。
人それぞれ仕事を覚えるスピードや成長具合は異なりますが、スキル不足の状態に甘んじるのはNGです。
問題意識を持たないまま仕事を続けていても、一向にスキルが上がることはありません。
「人と比べてどういった点が不足しているのか」など、常に自分のスキルについて意識し、努力をすることが大切です。
改善案
・「単純に業務に必要なスキルが不足していた」「実力不足で納期までに間に合わなかった」など、ミスした理由を言語化し、次に活かす
・「数時間プログラミングを勉強する」「会議で3回以上発言する」など、毎日仕事に関する小さな目標をたてる
特徴7.言い訳ばかりする
言い訳ばかりするのも、仕事ができない人に共通する特徴です。
ミスをしたときに、なにかと言い訳をしてしまうことはありませんか?
言い訳をするということは、言い換えればミスを反省しないということ。
自分のミスを責任転嫁してしまうケースが多く、成長につながりません。
その結果、何度も同じミスを繰り返してしまう人も多いです。
ミスを次につなげるためには、言い訳をせず、しっかりと自分の中でミスした事実を受け止めて改善することが大切です。
改善案
・「スケジュール管理を怠った」「注意力不足だった」など、ミスした理由を言語化し次に活かす
特徴8.自発的に行動しない
自発的に行動しない人は、周りから「仕事ができない」と評価されてしまう傾向にあります。
いつも受け身で指示待ちだと、「頼りにならない」「やる気がない」と思われてしまうのです。
アルバイトなどの場合は、指示に従って最低限の仕事を行えばしっかりと評価されますが、正社員の場合は「自発的な行動力」も求められます。
『仕事は与えられるものではなく、自ら生み出すもの』と意識することが大切です。
改善案
・「残っているタスクはないのか」「業務が滞り、困っている人はいないか」など、周りの状況を良く確認する
特徴9.レスポンスが遅い
レスポンスが遅いと、おのずと仕事の効率も低下してしまいます。
この特徴に当てはまる人は、「後でいいや」が癖になってしまっているケースが多いです。
細かい作業を後回しにしてしまい、すぐに行動をしないため、結果的にすべての仕事が遅くなってしまうのです。
いつも仕事がギリギリな人は「仕事ができない」と思われてしまう傾向にあるので、注意しましょう。
また、メールなどのレスポンスが遅いことで「重要な伝達をうっかり忘れてしまった」などのミスを引き起こしてしまうことも少なくありません。
メールチェックなどは、スキマ時間を利用して小まめに行うことが大切です。
改善案
・できるだけメールは早めに返信するなど、面倒なことを後回しにしない
特徴10.ネガティブな言動が多い
ネガティブな言動は、自分はもちろん、周りのモチベーションも低下させてしまいます。
「疲れた」「仕事をしたくない」など、ネガティブな発言をしていませんか?
いつも上記のような発言をしていると、やる気がないと思われてしまったり、場の雰囲気を悪くしたりする可能性があります。
ネガティブな感情は表に出さず、自分の中で留めておきましょう。
また、なぜネガティブな気持ちになってしまうのか考え、ポジティブな思考に切り替えることも大切です。
改善案
・「後回しにしていた書類整理を1ヶ所だけおこなう」「来週までに提出する資料を半分まで進める」など、毎日仕事に関する小さな目標をたてる
特徴11.やる気がない
いくら周囲が熱心にアドバイスをしたり、改善策を提示したりしても、肝心のやる気がなければ「仕事ができない人」のままでしょう。
仕事のやる気がない場合、そもそも改善のための努力をしようという気にならないからです。
下記のような状態になっていたら要注意です。
- 入社したときの初心を忘れている
- 会社に行くのが嫌でたまらない
- 同期や同僚が成果を出していても、一緒に喜んだり「次こそは自分も」と熱意を出したりできず、どうでもいい
やる気がない状態を放置したまま仕事をしていても、状況が改善するはずがありません。
やる気が出ない場合は、「なぜこの仕事を選んだのか」という原点に返ってみると効果的です。
自分が抱いていた最初の目標と現在の状況がかけ離れていた場合、原点回帰することで何をすべきかが見えてきます。
改善案
・「残業せずに定時に帰る」「10件アポイントを取る」など、毎日仕事に関する小さな目標をたてる
「仕事ができない」から脱却するためのヒント
ここからは、「仕事ができる人」になるためのヒントを紹介します。
心がけ次第で明日からでも実践できるものばかりなので、ぜひチェックしてみてください。
ヒント1.メモを取りわからないことは聞く
仕事の流れやポイント、ノウハウなどをメモするのは今すぐできる解決策のひとつです。
「簡単なことだからもう覚えた」とそのときは思っても、いざ同じ場面になったら、案外忘れてしまっているものです。
「ここは大切なポイント」と感じたときは、迷わずメモを取りましょう。
万が一忘れてしまっても、もう一度メモを読み返せば、すぐに思い出せるはずです。
些細なことでもメモする習慣をつけると、上司や先輩に何度も同じ質問をせずに仕事を進めることができるので「できない自分」を改善する一歩になります。
ヒント2.身のまわりを整理整頓する
普段から整理整頓を心がけることも、仕事ができる人になるための解決策として有効です。
散らかった机の上で仕事をしても、気が散って仕事に集中できません。
また、散らかった状態では「〇〇が見つからない」という事態に陥ることも多いです。
貴重な仕事の時間を探し物に費やしてしまうのは、非常にもったいないことです。
不要なものを処分したり、ファイルを内容ごとに分類したり、整理整頓することで必要な情報をすぐに調べられるため、段取りよく効率的に仕事ができます。
常に整理整頓を心がけて、仕事を無駄なくスッキリ行える環境を作っておきましょう。
ヒント3.仕事の状況をしっかり上司に報告する
仕事を進める上でわからないことが出てきた場合、自己判断で動くのではなく、上司や先輩に確認して仕事を進めましょう。
仕事ができる人は、わからないことがあったときに自分の勝手な解釈で動かず、潔く周囲の人に相談した上で仕事を進めています。
また、仕事の区切りで、上司に進捗状況や問題点を報告すること(いわゆる「報連相」ができること)も、大切なポイントです。
区切りごとにこまめに報告をすると、上司も仕事の進み具合を把握でき、仕事がいつまでに完成するかの予測も立てられます。
間違いがあった場合も都度指摘してもらえるため、ミスにも早く気づけるでしょう。
このように、仕事の区切りでしっかり報告を行うだけでも、ミスを減らすことができ「仕事ができない人」からの脱却につながります。
仕事が期限に間に合わない場合
「今●%まで終わっておりますが、期限までに終わりません。あと●日あれば完成します」と今の状況を具体的に、正確に伝えましょう。
報告を受けることで上司も「まだ2日の遅れなら大丈夫だな!」「他の部下にも手伝ってもらおう」など、正確な判断をすることができ、仕事がスムーズに運びます。
ヒント4.ミスした理由を言語化して次に活かす
ミスをしたときは、原因を把握することが大切です。
「なぜミスをしたのか」が曖昧な状態だと、また同じミスを繰り返してしまう可能性が高いからです。
ミスをしたときは、以下のポイントに着目し、原因を言葉にしてメモなどに残しておきましょう。
ミスの原因を探る方法
- ミスの根本的な原因はなにか
- どういった手順で作業を行い、ミスが起こったのか
- 一連の手順中に不備はなかったか
原因を探ることで、おのずと対策が見えてくるはずです。
ヒント5.面倒なことを後回しにしない
面倒な作業や仕事でも後回しにせず、「どうせやるのだから、今やってしまおう」と、逆に優先的に片付けるとよいでしょう。
後回しにしていると、その事が気になり他の仕事もおろそかになってしまうからです。
気になっていた部分がスッキリ片付けば、気持ちが楽になって、他の仕事もサクサク進むでしょう。
なお、「STUDY HACKER」で精神科医の樺沢紫苑さんが述べているように、朝は集中力が最も高い時間であるため、朝一で面倒な仕事を片付けておくのが理想です。
ヒント6.周りの状況をよく観察する
仕事中に手が空いたとき、下記のポイントに注意して周囲を観察するとよいでしょう。
- 仕事量が多く大変そうな人がいないか
⇒自分に時間があれば手伝えるため、チーム全体の進捗アップにつながる - 上司の指示・確認がなくても進められそうな仕事はないか
⇒手が空いたときに自分が率先して着手することでチーム全体のプラスになる - できる人はどのように仕事を進めているか
⇒自分も真似して実践することでスキルアップにつながる - 上司・同僚・顧客がどのような状況のときに喜んでいるか
⇒自分が仕事上で求められているニーズを掴める
このように、スキマ時間に周りを観察することを習慣づければ、その時に何をすべきか見えてくるため自発的な行動力につながります。
さらに、仕事ができる人から学びを得たり、どのように仕事をすれば周囲が喜んでくれるかを把握したりもできるため一石二鳥です。
しかし、仕事を覚え始めたばかりの新人の方や、元々受け身な性格の人の場合、指示待ち人間からいきなり脱却することは難しいですよね。
まずは手が空いた時に「自分にできることはないか」という視点から、周囲を観察することから初めてみてはいかがでしょうか。
ヒント7.毎日仕事に関する小さな目標をたてる
「仕事がつまらない」「やる気がでない」「ネガティブな感情になってしまう」という方は、毎日仕事に関する小さな目標をたてることをおすすめします。
大きな仕事をしていると、なかなか目に見える成果がなく「つまらない」と感じてしまいますよね。
仕事に対するマンネリ感をなくすためには、その日のうちに達成できそうな小さな目標をたてることが有効です。
たとえば「今日はここまでの作業を達成する」「達成したら、帰りにご褒美にビールを飲む」という目標を掲げてみてはいかがでしょうか?
目標のラインが明確になり「達成したらご褒美がある」と思えることでモチベーションがアップするはずです。
スキル不足を感じている人は「今日はここまで勉強する」という目標を立てるのもよいでしょう。
例えば、デキる上司や先輩の長所を取り入れたいと思っても、一夕一朝ですべてをマネすることはできません。
そのため、「今日は資料を作る日だから、先日の上司の資料を見直してみよう」など、少しずつ勉強すれば、無理のないスピードで成長できます。
どうしても仕事ができないと感じたら?打開のためのヒント
「改善策を試してみたけれど、やっぱり仕事ができない」と感じる方もいらっしゃいますよね。
そんな方は、以下のポイントに着目してみてください。
「自分は仕事ができない人間だ」「努力しても無駄だった…」といった状況を打開できるヒントになるかもしれません。
2~3ヶ月は努力を続ける
すぐに結果を求めず、努力して心がけている事が自然に行えるようになるまで、最低でも2~3ヶ月は辛抱強く続けてみましょう。
自分を変えるのは案外難しいもので、努力を始めたからといって、すぐに結果はでません。
前述した、仕事ができるようになる改善策を繰り返し実践してみてください。
続けていくうちに、少しずつ変化がみられるはずです。

藤井さん
なかなか結果が出ない場合、同じように頑張り続けるのではなく、手を変え品を変え、頑張ってみることです。
その行動は、「工夫できる」こととして、転職時のアピールにつなげることだってできるのです。
また、面接では、頑張ったが結果につながらなかったことを正直にお話したことも評価されることもあります。
採用する側は、結果だけを見たいのではありません。
仕事を結果につなげるために、「どのように努力する人なのか」を聞きたいと思っているのです。
「残念ながらその時は結果につながりませんでしたが、〇〇のように努力しました」とアピールしてみましょう。

藤井さん
「2~3ヶ月頑張ってそれでも無理だったら転職しようと思っているが、どう思うか?」と相談に来られる方もいらっしゃいます。
「6ヶ月は長すぎて難しいが、2~3ヶ月なら頑張れそう」とおっしゃるケースも。
まずは2~3ヶ月の期限で設定することで、「ダメなら辞めてもいいんだ」とプレッシャーも少なくなるようです。
そんな方には、今の状況を我慢して頑張るのではなく、打破すべく努力の仕方を変えてみることをおすすめしています。
「我慢して頑張り続けてダメでした」ではなく、「短い期間でも色々アプローチを変えて努力した」という行動は、たとえ2~3ヶ月でも転職の際にしっかりとしたアピールになります。
上司や先輩に相談してみる
上司や先輩に相談するのも、ひとつの手段です。
「仕事ができなくて悩んでいる」と、恥ずかしがらずに相談してみましょう。
「仕事ができない」と悩んでいるのは、あなただけではありません。
バリバリ仕事ができる上司や先輩だって、「仕事ができないのではないか」と悩んだり落ち込んだりした経験があるはずです。
食事の機会や、飲み会の席などで思い切って相談してみるのもいいかもしれません。
きっと親身になって相談に乗ってくれ、苦しい時期の乗り切り方をアドバイスしてくれるでしょう。
思い切って気持ちを打ち明ければ、上司や先輩との信頼関係も深まる可能性があります。
うつ病やADHDなどの可能性を考慮する
一生懸命に努力し、丁寧に仕事をしても、周囲と同じような仕事ができない人もいます。
しかし、自分に悪気がなく、最善の努力をしているのなら、「自分はダメなやつだ」と自分を責めすぎないことが大切です。
ADHDという生まれつきの注意欠陥の疾患であったり、知らずにうつ病にかかっていたりする可能性もあるからです。
ADHDで陽性の結果が出たり、自分がうつ病であることを確認できれば、適切な治療を受けることで症状が改善する可能性があります。
周囲の理解も得やすくなるでしょう。
そもそも今の仕事が合っているのか考える
何をやってもどうしても上手くいかないと感じた時には、一度立ち止まって 「そもそも今の仕事が合っているのかどうか」を考える必要があります。
例えば以下のような場合です。
仕事が合っていない場合の例
- 人と関わる事が苦手なのに営業職についている
- コツコツした作業が苦手なのに単純作業をする仕事をしている
- 飲み会が多い職場で、自分には無駄と感じることが多い
「できるだけ同じ職場で働き続けたい」と考える方も多いですが、向いていない仕事をダラダラと続けるのは時間がもったいないです。
仕事自体が合わないと感じている場合は、転職も視野に入れましょう。
少しでも「仕事を変えたい」という気持ちがあるのなら、まずは求人探しだけでも行っておくことをおすすめします。
転職サイトの求人は日々更新されているため、タイミングを逃すと自分に合う求人を見逃してしまう恐れがあります。
求人のチェックだけでも早めに行っていれば希望に合う案件を見つけやすくなりますし、「本気で転職したい!」と思った時にいつでも動けるようになります。
仕事を変えたい方におすすめの
転職エージェント3選
1

転職者の6割以上が利用している大手転職エージェント!
幅広い業界の求人を保有。
2

業界トップクラスの求人数!
転職サイトとしても気軽に求人を探せる。
3

20代・第二新卒から特に人気!
若手向けの求人が豊富。
「仕事ができない自分」と思い込むのは損!周囲が悪因であるケース3選
自分がいくら正しい努力をしても状況が好転しないこともあります。
それはもしかすると、自分ではなく職場環境に問題があるのかもしれません。
本章では、周囲に悪因があるケースを紹介します。
ケース1.上司や同僚がキャパオーバー
仕事を教えるべき上司や同僚がキャパオーバーである場合、下につく新人は放置されてしまいます。
何も教えてもらえない場合、「仕事ができなくて周囲に申し訳ない」「自分は辞めたほうが良いのかも」と感じてしまう人もいるでしょう。
そのようなケースでは、まずは自分自身で改善してもらい点を考えた上で、上司に相談する機会を設けてみることをおすすめします。
なお、上司から指導の時間を取ってもらえないケースでは、指導者側も「放置して申し訳ないな」と感じていることも多いです。
上司が忙しいことを理解しつつ、その時の自分ができる精一杯のことを行い、指導者側が落ち着いたタイミングで少しずつ仕事を教わるようにしましょう。
ケース2.パワハラ気質など上司の性格に問題がある
パワハラ気質など上司の性格に問題があるため、「自分は仕事ができない人間だ」と思い込まされていたり、会社での立場を落とされたりしている可能性もあります。
心理相談研究所オールイズワンの代表である石原加受子さんは「みんなの仕事場」にて、「マウンティング上司」の定義や特徴を下記のように述べています。
あなたの上司に当てはまった場合、あなたの仕事に問題があるわけではなく、上司の人間性に問題がある可能性が高いです。
【マウンティング上司の定義】
(前略)部下にプレッシャーを与えて萎縮させ、自分が優位に立ちたいということが、仕事以上に日々の行動原理になっている人たち(後略)
(引用:あなたの職場にもいる「マウンティング上司」に負けないための傾向と対策~オールイズワン 代表 石原 加受子氏インタビュー~|みんなの仕事場)
マウンティング上司の特徴
- 「黙って言うとおりにやれ」など高圧的に振舞う
- 「君のためを思ってやってあげたのに、裏切るのか?」など見返りを求めることにより部下をコントロールする
- 「君はどこの大学出たの?」「有名な○○さんも言っていることだけど」など、相手を理詰めで否定する・本や新聞に頼った物言いをする・学歴自慢をするなど、相対的に自分の立場を高めて優位性を保とうとする
- 理想を抱いて部下にやらせようとするが、曖昧で具体性に欠け、「あれだけ説明したんだ。言い訳は通用しないよ」などといい、具体的な指示を出せない。それでは部下ができないのは当然であるのに、部下が補うのが当然と思っている など
仕事ができない人が上司である場合の対策は、後述「仕事ができない人が上司のケース」をご覧ください。
ケース3.期待の裏返し
相手に「こういう結果を出して欲しい」と強く求めてしまうあまり、違うことをされると、「そうじゃないんだ!」と感情的に怒る人がいます。
上司や先輩がこのような人であった場合、期待の裏返しであなたを怒ったり、注意したりしている可能性もあるでしょう。
ネットの口コミでも「怒りは期待の裏返しである」という声が散見されます。
「明らかに自分ばかり怒られている」という場合、それだけあなたが期待されているということでもあります。
上司の人間性に問題がある場合は別ですが、正論で注意を受ける場合は、「言われているうちが花」です。
「自分は怒られてばかりだ」と気を落とすのではなく「期待されている」とプラスに考え、正す努力を積み重ねていき、いつか期待に応えられるようにしましょう。
まとめ
毎日の心がけで"仕事ができる人"になることは可能です。
今の状況をより良く改善していくために、以下のことを意識するようにしましょう。
仕事ができる人になるには『日々の意識』が大切
- まずは自分の欠点を把握しよう
- 欠点を踏まえて改善策を試し、仕事に対する意識を変えよう
- 意識を習慣化しよう
大切なのは、努力し続けることや「失敗は次の成功への糧だ」ととらえられる前向きな気持ちです。
本記事で紹介した改善策を、ぜひ試してみてください。
また、必要に応じて、本記事で紹介しているおすすめのサービスの利用も検討しましょう。
本記事で紹介しているサービス | 説明 |
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藤井さん
仕事ができるようになるためには、小さな目標を立てて達成させていくことが大切です。
一見地道なアクションプランですが、習慣づけると「自己管理能力」「主体性」が身に付きます。
実はこのスキルは、転職の面接時にも役立つのです。
というのも、企業が人材採用する際、「即戦力」となる人を求めているからです。
即戦力になる人とは、受け身ではなく、わからないことがあれば自分から聞いたり、言われなくても行動して、結果を出す人です。
結果を出すためには、ゴールに向けて自分を管理し、着実に行動する必要があります。
そんな行動スキルが身についていると、面接でもアピールになりますし、実際、転職先でもすぐに評価されるでしょう。