40代からの転職は厳しいと言われる5つの理由!おすすめの職種・成功のポイントを解説
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「40代の転職は厳しい?」
「40代で転職した人が転職は難しいって言ってたけど、やっぱり大変?」
40代で転職を考えているならば、どうしても年齢が気になりますよね。
しかし「40代だから」と年齢で転職を諦める必要はありません。
ただ、20代〜30代と比較すると、40代の転職は厳しく難しいものになるでしょう。
大手転職エージェント「doda」の調査では、年代別の転職成功者において40歳以上は13.9%と、20代・30代と比べて少ないというデータも出ています。
- (引用元
- 転職成功者の平均年齢調査|doda)
40代は求人数が少なく、難易度が高まるため、転職を成功させるためには事前の対策が重要になります。
そこで本記事では、40代の転職事情を徹底解説し、厳しいと言われている40代でも転職を成功させる方法をご紹介します。
40代の方の転職体験談も載せているので、ぜひ参考にしてみてください。
転職するか迷っているなら、まずは転職エージェントに相談しよう
転職エージェントを利用すれば、キャリア相談から求人紹介まで、様々なサポートを受けられます。
40大におすすめの転職エージェントは、以下の通りです。
エージェント名 | 特徴 |
---|---|
リクルートエージェント |
|
FROM40 |
|
doda |
|
ビズリーチ |
|
それぞれの特徴を把握して上手く活用し、希望する企業への転職を成功させてください。
幅広く求人情報を探したい方は、おすすめの転職エージェント比較ランキングや、おすすめの転職サイト比較ランキング・40代におすすめの転職サイト9選も併せてご覧ください。
キャリアカウンセラー / 株式会社キャリエーラ
監修者藤井佐和子さん
JCDA認定CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)、EQGA公認EQトレーナー、大阪商工会議所主催 メンタルヘルス・マネジメント取得などの資格を保有するキャリアアドバイザー・ダイバーシティコンサルタント。
株式会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア株式会社)にて8年間勤務。その後独立し、個人向けキャリアカウンセリングやダイバーシティの研修・講演を手掛ける株式会社キャリエーラを立ち上げ、フリーのコンサルタントとして延べ17,000人以上のキャリアカウンセリング。大学の非常勤講師としてキャリア教育や就職指導を行うほか、数多くの企業・幅広い業界で年間200日以上の講演、キャリアセミナーを実施。
▼著書
藤井佐和子さんの著者ページ
受かる人はここが違う!履歴書・職務経歴書 採用される書き方
受かる人はここが違う!転職面接 採用を勝ち取る技術
どんな職場でも求められる人になるためにいますぐはじめる47のこと
「あなたには、ずっといてほしい」と会社で言われるために、いますぐはじめる45のこと
大学選びをはじめからていねいに【改訂版】
女性の転職・再就職パーフェクトガイド(新星出版社)
これで採用!!転職完全サポートブック(新星出版社)
朝、会社に行ける自分養成講座(ソーテック社)
10パーセント脱力生活 ココロ篇(NHK出版)
伝え上手で、キャリア・アップ! 働く女性のハッピー法則(リヨン社)
履歴書・職務経歴書の書き方 完全サポートブック(新星出版社)
これで採用!!転職面接完全サポートブック(新星出版社)
女性社員に支持されるできる上司の働き方(WAVE出版)
女性に「ついていきたい」と言われる上司の仕事術(WAVE出版)
女性のためのライフワークバランス講座: カウンセリング事例でわかる女性のキャリア形成術 女性の転職 [転職鉄板ガイドシリーズ](株式会社まんまるeねっと)
産休・育休中の不安がスーッと解消される がんばりすぎないお仕事復帰BOOK
▼コラム執筆
日経woman連載
企業・個人を豊かにするキャリアデザインの考え方
▼セミナー・イベント・講演出演
女性管理職のスキルアップ講座(東京都産業労働局)2022年10月18日
女性リーダー育成のステップ(ダイバーシティ研究会)2021年6月18日
リケジョ100人 サンデーモーニング女子会 特別講演「女性がキャリアを築くためにいますぐ絶対にやっておくべき3つのこと」 2018年7月1日
管理職向けセミナー ~女性社員が働き続けやすい職場づくりのカギ~
「自分らしいキャリア」を真剣に考えるWoman’s Career Meeting
▼動画配信
日経woman キャリアデザイン講座
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- 40代の転職が厳しい・難しいと言われる5つの現実
- 理由1.そもそも40代向けの求人は少ない
- 理由2.年収が下がるリスクがある
- 理由3.即戦力となる経歴・スキルが求められる
- 理由4.企業が40代の採用に積極的でない
- 理由5.担当者に扱いづらいと思われやすい
- 【調査結果】転職エージェントを活用すると40代の年収の維持に効果的
- 転職後の年収アップ金額に約27万円もの差がついている
- 転職を経験した40代が実感した「転職エージェントを利用してよかった理由」とは
- 「よく分からないから」という理由で転職チャンスを逃すのはもったいない!
- 40代で転職を成功させるために押さえておきたい10のポイント
- ポイント1.これまでの経験・スキルを活かせる仕事を選ぶ
- ポイント2.自分の市場価値を把握する
- ポイント3.転職に対する希望条件に優先順位をつける
- ポイント4.業界動向や企業に関する情報収集を怠らない
- ポイント5.必ず在職中に転職活動を始めておく
- ポイント6.転職エージェントを活用して選考対策を行う
- ポイント7.前向きな転職理由であることを伝える
- ポイント8.希望条件にこだわりを持ちすぎない
- ポイント9.不採用になった場合は都度分析する
- ポイント10.40代が転職しやすい業界を検討する
- 40代に活用してほしい転職エージェント4選
- 豊富な求人情報を得たいなら「リクルートエージェント」
- 年齢を気にせず求人を探せる「FROM40」
- 手厚いサポートを求めるなら「doda」
- 40代がよく利用するサービスなら「ビズリーチ」
40代の転職が厳しい・難しいと言われる5つの現実
厚生労働省による「令和3年雇用動向調査」の結果を見ると、男女ともに40代から50代にかけての転職入職率が低いことが分かります。
「入職者」とは、同一企業内の他事業所の転職者を除いた新規採用や再就職で就労した人を指します。
データから分かる通り、40代の転職入職率は、20代〜30代の転職入職率と比べ低い傾向にあるため、40代の転職活動は厳しいことが予想されるでしょう。
ここでは、40代の転職が厳しいと言われるおもな理由を、5つ挙げて解説します。
40代の転職が厳しい5つの現実
理由1.そもそも40代向けの求人は少ない
40代向けの求人は、若手向けの求人と比較すると圧倒的に少ないです。
実際にハローワークや転職サイトの求人では、35歳以下に年齢が制限されている求人が数多く存在し、若年ハローワークや若年層を募集している求人には応募できません。
本記事で紹介している転職サイト・転職エージェントの40代と検索し出てきた求人は以下の通りです。
検索キーワード「40代」に該当した求人数
サービス名 | 公開求人数 |
---|---|
リクルートエージェント | 約3,100件(※) |
FROM40 | 約16,000件 |
doda | 約26,000件(※) |
ビズリーチ | 非公開 |
※件数については、キーワード検索で「40代」による検索結果(2024年9月時点)
取扱い求人数が多い「リクルートエージェント」や、40代以降の転職に特化している「FROM40」は40代に関する求人が多いものの、「doda」に関しては、少ないことが分かるでしょう。
求人企業側には「長く活躍してもらえる若い世代を採用したい」というニーズが一定あるため、40代以上の求人は少なくなってしまいます。
厚生労働省の「従業員を雇う場合のルールと支援策」では、求人募集や採用で年齢制限を設けることは原則禁止としています。
しかし、下記ような条件がそろえば、年齢制限をかけることが可能になります。
募集・採用が若年層に限定されるケース
- 雇用期間の定めがない
- 職務経験を問わない
- 長期勤続によるキャリア形成が目的
このルールを適用して求人を出している企業も少なくないので、必然的に40代は求人が限られてしまいます。
理由2.年収が下がるリスクがある
40代で転職をする場合、年収が下がるリスクもあります。
令和3年1年間の転職入職者の賃金変動状況を見てみると、40代の約4分の1が「賃金が減少した」と答えています。
【転職入職者の賃金変動状況別割合】
賃金の変動 | 40~44歳 | 45~49歳 |
---|---|---|
増加 | 41.4% | 35.4% |
変わらない | 34.2% | 34.5% |
減少 | 23.5% | 28.8% |
40代後半のほうがより年収が下がる傾向が見られ、年齢が上がるにつれて賃金が下がることは避けられないのが現実です。
40代で転職をするのであれば、年収が下がるリスクがあることを理解しておきましょう。
理由3.即戦力となる経歴・スキルが求められる
40代の転職が厳しいと言われるのには、マネジメントスキルなどの即戦力となるスキルが求められるからという理由もあります。
少し古いデータですが、「リクナビNEXT」が2013年に実施した以下の調査の結果では、多くの企業は「コミュニケーション能力・問題解決能力・指導能力」など、マネジメント能力を持つ人材を求めていることがわかります。
【Q.貴社では今後どのような能力を持つ人材が必要になりますか?】
順位 | 求める能力 | 割合 |
---|---|---|
1 | 高いコミュニケーション能力を持ち、社外との交渉を有利に進めることができる | 54.9% |
2 | 物事に対し常に問題意識をもって、目標や課題を自ら設定し、解決策を考えられる | 54.1% |
3 | 顧客・社外関係者に難しい内容を的確に納得感高く伝えることができる | 48.4% |
4 | 日々の判断を自分で行い、その結果、しっかり責任を負うことができる | 46.0% |
5 | 予測しない状況の変化に直面しても、臨機応変に対応することができる | 39.9% |
40代であれば、特にマネジメント能力を有していることが前提と考えている企業も少なくなく、管理職やマネージャークラスの役割を期待されます。
そのため過去にマネジメント経験がない方は、転職で苦労する可能性もあるでしょう。
理由4.企業が40代の採用に積極的でない
厚生労働省企業職業安定局が企業に調査した中途採用の方針では、35歳未満に対して約95%の企業が採用に積極的である一方、35歳以上45歳未満では「良い人材であれば採用したい」45歳以上では「あまり採用は考えていない」と消極的です。
【中途採用の年齢別の採用方針】
年齢層 | 積極的に採用を強化したい | 良い人材であれば採用したい | あまり採用は考えていない |
---|---|---|---|
35歳未満 | 43.5% | 52.2% | 1.5% |
35歳以上45歳未満 | 12.21% | 64.1% | 17.4% |
45歳以上55歳未満 | 3.1% | 39.8% | 48.9% |
55歳以上 | 1.0% | 23.5% | 67.0% |
書類選考や面接時にいかにアピールをしても、40代という年齢を理由にそもそも積極的に採用を考えていない企業もあることが、40代の転職が厳しい理由の1つです。
とはいえ、良い人材であれば採用したいと答えた企業が35歳以上45歳未満では64.1%、45歳以上55歳未満では、39.8%となっており、企業が求める人材に当てはまれば、まだまだチャンスはあるとも言えるでしょう。
理由5.担当者に扱いづらいと思われやすい
40歳以上の転職者は、担当者に扱いづらいと思われやすい場合があります。
採用や新人教育に携わる人が20代30代の年下である場合も珍しくなく、いかに転職者本人が新しい環境で働きたいと思っていも「仕事についてこれるか」「周りと円滑なコミュニケーションが取れるか」などの懸念をされるかもしれません。
そのため、ほかの候補者と比較された時に採用されにくくなってしまうのが現実です。
過去10年間における40代以上の転職決定者の傾向
40代以上の転職は、若年層と比較すると不利な状況であることは間違いありませんが、転職のチャンス自体は昔よりも増えています。
大手転職エージェント「リクルートエージェント」がまとめた「40代以上の転職決定者数の推移」を見てみると、2013年から2021年にかけて約3.5倍まで増えています。
- (引用元
- 東洋経済ONLINE)
特に、2017年以降は右肩上がりで伸びているのがわかります。
転職決定者が増えている要因には、人材不足や、即戦力採用を増やしたい企業側のニーズが考えられるでしょう。
若年層と比較すると40代の転職は不利な面がありますが、40~50代の転職決定者自体は増加傾向にあります。
【調査結果】転職エージェントを活用すると40代の年収の維持に効果的
ここからは、イーデス編集部が、直近3年以内に転職をした40代を対象に独自調査を行い、「転職エージェント利用者」と「転職エージェント非利用者」の実態をそれぞれ調査しました。
アンケートの回答結果によると、転職エージェント利用者のほうが、非利用と比べて転職後の年収が下がった人の割合が少ないという結果が判明しました。
転職エージェント非利用者の18.3%が「転職後に、前職と比べて年収が下がった」と回答したのに対し、転職エージェント利用者の回答10.4%と大幅に下回っていることが数字で実証されています。
物価上昇や生活費の高騰が続く昨今、「年収を維持したまま転職をする」という観点は重要になってきます。
これから未経験業界や未経験職種にチャレンジをする方にとっても、転職エージェントの活用はおすすめです。
調査期間 | 2023年3月20日~2023年3月22日 |
---|---|
調査機関 | 調査委託先:ジャストシステム株式会社(Fastask) |
調査対象 | 直近3年以内に転職をした40代の男女 |
サンプル数 | 642名 |
調査方法 | インターネット調査 |
藤井さん
ちなみに、年収アップされた方は、今までの経験を棚卸しし活かせるスキルや実績をしっかりアピールしていました。
チームリードしたり、自ら工夫したり、改善提案をした経験などは40代に期待されることですから、それをアピールすることで採用と給与アップに繋がったのでしょう。
転職後の年収アップ金額に約27万円もの差がついている
同調査によると、転職エージェントの利用有無によって、実際にいくら年収がアップしたかにも差が出ていることがわかっています。
以下のように、転職エージェント利用者と非利用者を比較すると、転職後の年収アップ金額に約27万円もの差があるという結果が出ています。
転職エージェント利用者 | 104.8万円 |
---|---|
転職エージェント非利用者 | 77.7万円 |
100万円以上の大幅な年収アップに成功している人も少なくありませんが、40代が転職エージェントを利用して転職をした場合、年収アップ金額のボリュームゾーンは「30万~60万円未満」となっています。
自分の市場価値がどのくらいなのかを知るために、これまでの経験やスキル・年齢を踏まえて、適正な年収やポジションを把握してみましょう。
また、転職エージェントでは、企業との年収や労働条件の交渉を行ってくれる場合があります。
仕事やプライベートに忙しくとも、キャリアアドバイザーの支援を受けながら、より有利に転職活動を進めていくことが転職の成功ポイントと言えそうです。
転職を経験した40代が実感した「転職エージェントを利用してよかった理由」とは
「40代が転職エージェントを活用してよかったと思うことTOP5」では、「自分では見つけられなかった企業の求人情報を見ることができた」という理由が最も多くあげられました。
また「自分のやりたいことが整理でき、転職先選びが明確になった」など、キャリアアドバイザーがよい壁打ち相手になっているということがうかがえました。
「よく分からないから」という理由で転職チャンスを逃すのはもったいない!
多くのメリットがある転職エージェントですが、40代の転職者の利用は5人に1人にとどまっています。
それは一体なぜなのか、「転職エージェントを活用しなかった理由TOP5」についても、イーデス編集部独自のアンケート調査によって明らかにしました。
ここで注目したいのは、26.6%もの人が「どのようなサービスが受けられるのかよく分からなかったから」という理由で転職エージェントを利用しなかったという事実です。
転職はそう何度も経験することではないため、大事な転職活動を何となくの自己流で進めてしまうのは、非常にもったいないことです。
数ある転職エージェントの中から「どれが自分にあっているのか分からない」という人のために、口コミを元にしたおすすめの転職エージェントは記事後半で紹介しておりますので、エージェント選びの参考にしてみてください。
40代で転職を成功させるために押さえておきたい10のポイント
20~30代に比べれば40代の転職入職者は少ないですが、きちんと対策を立てれば40代で転職を成功させることも不可能ではありません。
ここからは、40代の転職を成功させるポイントを詳しくご紹介します。
40代の転職を成功させるポイント
ポイント1.これまでの経験・スキルを活かせる仕事を選ぶ
40代の転職を成功させるためには、これまでの経験スキルを活かせる職種を選ぶことが重要です。
なぜなら、即戦力として活躍できる実力があれば、年齢がネックになりづらいからです。
特に即戦力を求めるベンチャー企業や、管理職の欠員募集であれば、年齢よりも経験が重視されるので、40代でも十分チャンスがあります。
また、大手転職エージェント「リクルートエージェント」の転職分析者を分析したデータによれば、40代の転職決定者に多いのは「異業種×同職種」と「同業種×同職種」の転職です。
【転職決定者の分析|キャリア移行比率】
40~44歳 | 45~49歳 | |
異業種×同職種 | 33.9% | 30.2% |
同業種×同職種 | 30.9% | 29.9% |
異業種×異職種 | 24.0% | 27.3% |
同業種×異職種 | 11.1% | 12.6% |
転職して新しい仕事に挑戦してみたいという気持ちもあると思いますが、過去の経験・スキルが活かせる職場を選ぶことが転職成功への一番の近道です。
転職活動を始める際には、これまでのキャリアを振り返り、自分の強みを探してみましょう。
「異業種×異職種」転職に多い職種
「異業種×異職種」転職は、接客・販売系職種が65.4%と最大であり、マーケティング、事務、経営企画も約半数近くが越境転職です。
また、機械・電気・建設・SE・ネット専門職といった技術系職種も、比較的「異業種転職」の割合が高いことが分かります。
「異業種×異職種」転職に多い職種
- 接客・販売・店長・コールセンター
- マーケティング
- オフィスワーク事務職
- 経営企画・事業企画・業務企画
「リクルートエージェント」の転職決定者分析(2009年度~2020年度)からは、業種も職種のどちらも未経験で転職した方に多い職種が読み取れます。
「異業種×異職種」では職種によって、転職確率が上がる傾向があります。
そのため、40代の転職で異業種への転職を検討している方は、どの職種にするかどうかも転職成功の鍵と言えるでしょう。
ポイント2.自分の市場価値を把握する
40代の転職活動は、自分の市場価値を把握することが大切です。
市場価値とは、文字通り「市場における自分の価値」を指しており、人材の「需要」と「供給」の関係で決まります。
市場価値を構成する5つの要素
- 専門性
- スキル
- 経験
- 実績
- 再現性
自分にはどの程度の市場価値があるのか、自身のキャリアの棚卸しをしたり、ほかの人との比較をしたりすると、自身に合った就職先を絞り込みやすいでしょう。
自分の市場価値が低いと感じた場合は、資格を取得したり、積極的に社外のコミュニティーに参加して人脈を広げるなどしてから転職に臨むのも一つです。
ポイント3.転職に対する希望条件に優先順位をつける
40代で転職をするのであれば、転職で実現したいことに優先順位を決める必要があります。
年収・待遇・やりがいなど、多くの条件を提示していては、希望に合う求人はなかなか見つかりません。
40代で転職を成功させるためにはすべての条件を叶えようとするのではなく、優先順位を決めることが重要です。
例えば、「休日の多い職場で働きたい」という希望が第一条件であれば、年収が下がることはある程度覚悟しておく必要があります。
転職活動を始める前に、今一度自分が転職で何を叶えたいのか考えてみましょう。
転職の優先順位をつけるのに便利なツール
優先順位のつけ方が分からないという方は、「doda」の「転職タイプ診断」を受けてみましょう。
いくつかの質問に答えるだけで、以下のような優先順位シートを作成できます。
- (引用元
- 転職タイプ診断|doda)
診断が終わると、「あなたが何を重視するタイプなのか」と「今の仕事の満足度」が表示されます。
- (引用元
- 転職タイプ診断|doda)
診断は10分以内に終わるので、空き時間に気軽に使ってみてください。
「転職タイプ診断」は、会員登録をしなくても受けられますが、dodaに登録しておけば、診断後に仕事探しもまとめてできるので、登録しておいた方が便利でしょう。
エージェントサービスに登録で非公開求人を確認!
転職の希望条件はパートナーとも相談しておこう
転職は、人生の一大イベントです。
特に給料に関しては、パートナーとの生活にも関わる大事な部分です。
相手の生活や人生にも関わってくるため、じっくりと話し合い、お互いに納得のいく条件を確認しておくとよいでしょう。
事後報告にならないよう、相談しながら転職活動を進めていきましょう。
ポイント4.業界動向や企業に関する情報収集を怠らない
「転職の成否は情報収集で決まる」と言ってよいほど、情報収集は大切です。
日々変わる転職市場の情報を集めるためには、人脈やさまざまなサービスを活用することをおすすめします。
転職動向の情報収集源
友人・知人
同世代で転職した人からの情報は、実際に面接で聞かれた質問や、転職活動での具体的な注意点を知るのに役立ちます。
「友人に聞くのは気が引ける…」という方でも、最近はSNSで匿名で情報収集したり、インターネットなどで転職者の声を聞くこともできます。
他にも、ハローワークの転職グループワークや転職フェアなどで、ミドル世代に向けた交流会が開催されているので、参加して仲間を作るのもおすすめです。
知人へ相談できる場合はリファラル採用制度(すでに働いている社員が人材を紹介する)を導入している会社もあるので、頼れる知人がいれば、一度相談してみましょう。
「縁故転職」は意外に多い!
厚生労働省による「令和2年転職者実態調査」では、知人・友人からの紹介で縁故転職をする方が多いことが分かっています。
【転職者の募集方法別事業所割合】
転職者の募集方法 (複数回答) | 割合 |
---|---|
ハローワーク等の公的機関 | 57.3% |
求人サイト・求人情報専門誌、新聞、チラシ等 | 43.2% |
縁故(知人、友人等) | 27.6% |
自社のウェブサイト | 26.6% |
民間の職業紹介機関 | 24.8% |
※以下省略 |
お互いを良く知ったうえでの転職であれば、スキルや性格のミスマッチは起きにくいと言えるでしょう。
企業口コミサイト
実際に働いたことのある方からのリアルな情報を知りたい方は、ぜひ企業口コミサイトを使ってみてください。
例えば、日本最大級の企業口コミサイト『転職会議』は、全国で700万人以上が利用しています。
- (引用元
- 転職会議)
現役の社員や元社員の方の口コミが掲載されており、社内の雰囲気をはじめ、「月の平均残業時間」や「有休消化率」といった情報まで収集できます。
求人票だけでは分からない情報を知ることができるため、ぜひ活用してみてください。
転職会議|基本情報
運営会社 | 株式会社リブセンス |
---|---|
口コミ登録企業数 | 約204,000社 |
口コミ数 | 375万件以上 |
求人数 | 約390,000件 |
料金 | ・口コミ1件以上投稿で30日間無料 ・口コミパス980円(税別)で30日間無料 |
- (最終更新:23年9月時点)
転職エージェント
転職エージェントからの情報も、転職活動をスムーズに進めていくためには欠かせません。
転職エージェントが持っている情報の多くは、実際に企業担当者から直接聞いたり、エージェントが面接に同席して仕入れた生の情報です。
「こういう人物が求められている」「面接では必ずこの質問がある」など、転職エージェントでしか聞けない情報を得られるのでメリットも大きいでしょう。
また、各業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しているため、業界の動向や転職事情についての情報も聞けます。
最新の転職事情を把握するためには、転職エージェントの活用もおすすめです。
藤井さん
大手エージェントでは、メディカル、製造業、サービス業など専門分野ごとにサポート担当が分かれています。
また、その中でも営業、事務、管理部門、法務、など、職種別にサポートが分かれていることもあります。
まずは、自身の経験と転職したい業界や職種をある程度伝えることで、専門に特化したキャリアサポートを得ることができるでしょう。
会社によっては、担当者同士が連携してサポートしてくれることもありますから、まずはご自身の要望を幅広く伝えてみましょう。
また、ご自身がどのように活躍したいのかを伝えることで、「外資が良いのでは?」「アーリーステージの会社が良いのでは?」といった提案も受けられます。
40代の転職におすすめの転職エージェントは、記事後半にて詳しく紹介しています。
ポイント5.必ず在職中に転職活動を始めておく
転職を検討するのであれば、在職中に転職活動を行い、次の転職先が決まったら会社を辞めるという手順を踏みましょう。
会社への不満が多いと、転職先が決まる前に勢いに任せて会社をやめてしまう方もいますが、勢いでやめてしまうことには大きなリスクが伴います。
仕事を辞めるリスク
- 収入が途絶えてしまう
- 良い転職先がすぐに見つかるとは限らない
- やりたい仕事ができなくなる など
転職活動に割ける時間が少なくて不安という方は多いかもしれませんが、平日の空いた時間や土日の休日のタイミングを活用すると、次の職場までスムーズに転職できます。
できるだけ離職期間が長くならないように、転職活動は在職中に始めておきましょう。
ポイント6.転職エージェントを活用して選考対策を行う
40代で転職活動をする場合、思うように書類選考に通らず、なかなか面接にこぎ着けられないという方も少なくありません。
そこで、おすすめなのが転職エージェントに選考対策をサポートしてもらうことです。
転職エージェントとは、キャリアアドバイザーが転職希望者と企業の間に入って転職をサポートしてくれるサービスです。
転職エージェントでは、応募書類の添削や模擬面接などの選考対策を実施しており、サービスは基本的に無料で受けられます。
また、キャリアアドバイザーが推薦状を作成してくれる場合もあるため、選考通過率を上げられるでしょう。
40代は若い世代と比較すると転職で苦労することも多いので、転職エージェントのサポートを受けることを強くおすすめします。
藤井さん
【40代の方が転職エージェントを利用する際の注意点】
40代の方の傾向は、大きく二手に分かれます。
「この年齢では厳しいのでは」と不安を抱えている方と、「これだけ実績があるんだからいい会社で活躍できるだろう」と自信を持っている方です。
自己認識と実際の評価が異なることがありますので、過小評価、過大評価しすぎず、自身の今までの経験を事実ベースで洗い出してみましょう。
特に過小評価タイプの方は、こんなことアピールになるんだろうか、と書類に記載しないことがあります。
ちょっとしたことだと思っても、まずはやったことは事実として書き出してみてください。
一方、後者の過大評価タイプの方は、実際の求人ニーズとアピールしたいことがマッチしているかどうか、客観的なアドバイスをエージェントからもらうようにしましょう。
ポイント7.前向きな転職理由であることを伝える
面接で転職理由を聞かれたら、前向きな内容を伝えましょう。
実際には40代における転職理由は自己都合の場合が多く、内訳もネガティブな内容になりがちです。
40代の自己都合による離職の理由トップ6
- 満足のいく仕事内容でなかったから(30.3%)
- 労働条件(賃金以外)がよくなかったから(24.2%)
- 会社の将来に不安を感じたから(23.9%)
- 人間関係がうまくいかなかったから(22.0%)
- 賃金が低かったから(21.0%)
- 能力・実績が正当に評価されないから(19.5%)
しかし、理由をそのまま正直に伝えてしまうと、企業側は「逃げの転職」「不満を持ちやすい人だ」と不信感やマイナスな印象を持ちやすいでしょう。
例えネガティブな内容の退職理由だったとしても、伝え方を工夫することで、前向きな印象を与えられます。
ポイント8.希望条件にこだわりを持ちすぎない
転職する際、希望条件にはこだわりを持ちすぎないことが転職成功へのポイントです。
40代ともなると、前職でそれなりの地位を与えられ、高い給料をもらっている人もいるでしょう。
しかし、特に給料水準や肩書・地位などのこだわりは実現しづらい可能性があります。
40代の転職時によくあるこだわり
- 同じ給料水準で働きたい
- 職場は近い方が良い
- 肩書や地位が欲しい など
例えば給料であれば、事前に業界の平均年収を確認し、現実的な希望を伝えるのがおすすめです。
ポイント9.不採用になった場合は都度分析する
選考を受けた際、不採用になった場合は、都度面談結果の分析を行いましょう。
問題点を明確にすることで次につながりやすくするためです。
一般的に選考結果の理由は聞いても教えてもらえない場合が多いでしょう。
転職で不採用になるよくある原因
- 企業・業界研究が不足している
- 考えや方向性が定まりきっていない
- 志望動機から意欲を感じられない
- スキル・経験が不足している など
原因分析を行う機会を設けるためにも、都度の選考に対して、当日中にメモ書きやノートに書いて状況を整理することが重要です。
不採用になってしまった場合は、次に選考を受ける企業で成功確率を上げるためにも、なぜ落ちたのか分析するようにしましょう。
ポイント10.40代が転職しやすい業界を検討する
40代であっても転職しやすい業界が存在します。
40代が転職しやすい業界
- 飲食
- 福祉
- 運送
- 建設 など
上記のように、常に人手不足の業界であれば、年齢に関わらず転職しやすいでしょう。
しかし「転職しやすい」と侮るのはいけません。
業界を絞って転職活動をするにしても、自分の市場価値を把握し、転職に対する自身の希望条件に優先順位を考えることが大切です。
未経験の業界に転職を志望する場合、業界・企業研究はもちろん、ES添削や面接対策なども行い、転職活動を進めましょう。
40代の転職でおすすめの5つの職種
40代の転職でおすすめの職種は以下の5つです。
40代の転職でおすすめの5つの職種
それぞれの職種が40代の転職になぜおすすめなのか、理由を紹介します。
営業
営業は、年齢や経験を問わず採用されやすい傾向があります。
商材に対する知識は入社後に身につける必要があるものの、これまでの経験・スキルが評価されれば転職活動で有利です。
営業にはコミュニケーション能力ややる気が重視されるため、今まで営業の仕事をしたことがなかった人も、人と接する機会が多い人であれば、経験を活かしやすいでしょう。
ただし、営業は取り扱う商品の深い理解や思い入れが必要なため、求人を出している企業がどのような商品を扱っているかを確認する必要があります。
転職サイト・転職エージェント別の営業職求人数
転職サイト・転職エージェント別の営業職求人数
サービス名 | 求人数 |
---|---|
リクルートエージェント | 約82,000件 |
FROM40 | 約60件 |
doda | 約58,000件 |
ビズリーチ | 約15,000件 |
(2024年9月時点)
各転職サイト・転職エージェントの営業職求人数は、それぞれ差があるものの、特に「リクルートエージェント」や「doda」などの大手転職サイトにおいて求人数が多いのが分かります。
ドライバー
ドライバー不足は「低賃金」「長時間労働」といった理由から年々深刻化しているものの、インターネット通販の普及や物流網の発達により、非常に需要が高いと言えます。
ドライバーとして働く場合は、運転免許が必要不可欠です。
ドライバーに必要な免許
- 物流ドライバー:第一種運転免許
- タクシードライバー:第二種運転免許
転職を希望する場合はどのような資格が必要なのかをしっかりと確認しましょう。
転職サイト・転職エージェントのドライバー求人数
転職サイト・転職エージェントのドライバー求人数
サービス名 | 求人数 (2024年9月時点) |
---|---|
リクルートエージェント | 約3,700件 |
FROM40 | 約100件 |
doda | 約2,900件 |
ビズリーチ | 非公開 |
ビズリーチは求人数が非公開になっていますが、他の転職サイトにおいては、ドライバーの求人も多く用意されています。
介護
介護業界は40代の方も転職しやすく、経験を積んで資格を取得することでキャリアアップを目指せる職種です。
少子高齢化が進む日本において、介護職は景気に左右されず働ける上に、体力があればと特別なスキルがない方でもチャレンジしやすい職種となります。
仕事を通して必要なスキルを身につけられる上に、実務の経験年数に応じて取得できる資格もあるので、介護職の資格や経験が無い人も活躍できる仕事と言えるでしょう。
転職サイト・転職エージェント別の介護職求人数
転職サイト・転職エージェント別の介護職求人数
サービス名 | 求人数 (2024年9月時点) |
---|---|
リクルートエージェント | 約420件 (公開求人約390件+非公開求人約30件) |
FROM40 | 約16,000件 |
doda | 約980件 |
ビズリーチ | 非公開 |
各転職サイトにも、多くの求人が掲載されているため、一度チェックしてみるのをおすすめします。
コンサルタント
コンサルタントとは、クライアントの経営課題を明らかにし、解決するための策を指南していく仕事です。
コンサルティングとしての業務経験がない方であっても、起業や経理・マネジメントの深い知見を持っている方であれば、十分に活躍できる仕事と言えるでしょう。
コンサルタントには経営、IT、戦略などの種類があるため、どの分野で自身の経験・知識を活かせるかを見極めることが転職成功へのポイントです。
コンサルタントの種類
コンサルタントは多種多様に存在します。主な分類は以下の通りです。
コンサルタントの種類 | 特徴 |
---|---|
経営コンサルタント | 経営の全てに携わり、経営者と一緒に企業を成長させていくパートナー的存在 |
ITコンサルタント | システム面で経営をサポートし、業務の円滑化、連携の仕組みづくりを行う |
戦略コンサルタント | 企業の抱える課題を解決するため、戦略計画策定から業務改善、M&A戦略などのコンサルティングを提供する |
コンサルタントという仕事をしたことがなくても、今まで経験した仕事内容から専門家としてコンサルタントになることも可能です。
自身の経験やスキルがコンサルタントとして活かせるのかどうかは、転職エージェントなどの第三者の目から見てもらい、判断すると良いでしょう。
警備員
指定された場所の警備を行う警備員の仕事は、40代の未経験でも活躍可能です。
警備員の仕事には、工事現場の警備からイベント会場の警備、施設警備など様々な仕事があります。
求人数は多くはありませんが、未経験OKや年齢不問の求人も多く、正社員の雇用が期待できる求人も少なくありません。
指導教育責任者や交通・施設・雑踏検定などの資格を持つ人、または過去に数年間管理業務経験のある人であれば、管理職候補の求人にも応募できるでしょう。
40代の転職活動の始め方
ここからは、40代の具体的な転職活動の始め方を紹介します。
40代の転職活動の始め方
転職活動を行うと決めた40代以降の人は、ぜひ目を通してみて、自身に合った方法を探してください。
転職サイトで求人を探す
転職サイトを利用して求人を探す方法は、パソコンやスマホから隙間時間を使ってもできるため、最も身近と言えるでしょう。
各サイトごとに違いはあるものの、一般的には以下の流れで転職活動を行います。
転職サイトを利用した転職活動の流れ
- 転職サイトに登録
- レジュメ登録
- 求人検索
- 応募
- 書類選考・面接
- 内定
転職サイトによっては登録したレジュメを見て企業からスカウトが来る機能を有している場合もあるため、学歴や資格・スキルなどを漏れなく登録するようにしてください。
求人検索を行う際は条件を設定しなければ多くの企業がヒットしてしまい、選びきれない可能性があります。
給料や働き方など、転職の希望条件を明確にした上で、絞り込み機能を上手に活用しましょう。
公共支援サービス(ハローワーク)を利用する
転職と言うと「公共支援サービス(ハローワーク)」の利用を考える人もいるでしょう。
ハローワークは、地元企業の求人を多く扱っていたり、ハローワークにしか求人を出さないという企業もあるため競争率が低い可能性があるなどのメリットがあります。
一方で、企業自身が求人票を作成しているため、掲載している募集要項と実際の仕事内容が異なるケースがあるのがデメリットです。
公共支援サービス(ハローワーク)を利用した転職活動の流れ
- 求職申込み手続きを行う
- 求人検索
- 仕事探しの相談をする
- 応募
- 書類選考・面接
- 内定
地元の優良中小企業に転職したい場合や、未経験の業界にチャレンジするために職業訓練を受けたいという場合は、ぜひハローワークを利用してみてください。
縁故・知り合い経由の紹介をもらう
縁故・知り合い経由で紹介・推薦をもらうことも、転職活動に有効な方法です。
縁故・知り合い経由の紹介を利用した転職活動の流れ
- 面接(顔合わせ)
- 内定
縁故・知り合い経由の紹介のメリットは、通常の採用スケジュールを踏まず、いきなり顔合わせ程度の面接で内定が決まる可能性があることです。
もちろん紹介者との関係性によって通常のスケジュールで選考が行われる場合もあります。
転職者にとっても、紹介をしてくれた人から会社の様子を詳しく聞けるといったメリットが考えられるでしょう。
また、社員から友人や知人などを紹介してもらえるリファラル採用では、企業側がインセンティブ設計をしているケースもあり、知り合い経由で積極的に採用活動をしている場合も少なくありません。
知り合いの中で、人材を募集している企業があれば、連絡をとってみてはどうでしょうか。
転職エージェントに登録して求人を紹介してもらう
40代の転職活動には、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントを利用した転職活動の流れ
- 登録
- キャリアカウンセリング
- 求人紹介
- ES添削・面接対策
- 書類選考・面接
- 内定
転職エージェントに登録すると、専任のキャリアアドバイザーによる転職支援が受けられます。
担当者とは求人紹介の前に、転職における希望条件や自身の就活状況、持っているスキルや経験のすり合わせを行いますので、自身に合った求人紹介が受けられる点がメリットです。
選考の前に、企業に合わせたES添削や面接対策などの適切な準備を行ってくれるため、初めて転職活動を行う40代の人も、安心して活動が可能です。
40代に活用してほしい転職エージェント4選
ここからは、40代が転職活動を始める際に登録をおすすめしたい転職エージェントをご紹介します。
なお、ここでは特におすすめの4つのサービスを紹介していますが、それぞれ併用することをおすすめします。
転職エージェントはそれぞれ保有している案件が異なりますし、強みが異なるからです。
特に40代になると紹介求人が少なくなるため、気になるエージェントはまとめて登録しておきましょう。
40代におすすめの転職エージェント
サービス名 | 得意分野 | 対象年齢 | 特徴 | 求人数 (2024年9月時点) | キャリア相談 | 求人の提案 | スカウト機能 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
リクルートエージェント公式サイト | 求人情報の豊富さ | 全年代 |
| 約457,000件+非公開求人 約238,000件 | |||
From40公式サイト | 中高年向けの求人 | 40代・50代以上 |
| 約16,000件+非公開求人 | |||
doda公式サイト | 転職サポート体制 | 全年代 |
| 約260,000件 (非公開求人含む) | |||
ビズリーチ公式サイト | ハイクラス転職 | 全年代 |
| 約132,000件+非公開求人 |
藤井さん
40代で初めての転職活動される方もいらっしゃることと思います。
キャリア相談では、「何から手を付けたらいいのかすら分からない」「世の中にどんな会社や仕事があるのか分からない」と情報不足で二の足を踏まれている方に度々お会いします。
まずは情報収集をするためにも、転職エージェントに登録してみるとよいでしょう。
また、40代の求人は若手向け求人に比べると少ないのは事実です。
エージェントによっては「紹介できるものがない」または「少ない」と言われることもありますから、複数エージェントに登録してみることをおすすめします。
例えば、大手のエージェントでは紹介されるものがマッチしなかったが、小規模のエージェントに行ったらすぐに見つかった、というケースもあります。
自分に合う転職先を見つけるためには、諦めずにいくつか当たってみましょう。
豊富な求人情報を得たいなら「リクルートエージェント」
- (引用元
- リクルートエージェント)
「リクルートエージェント」は、業界トップの求人数を誇る転職エージェントです。
「圧倒的に多い求人数の中から求人をチェックできる」という強みは、40代までに培ったキャリアやスキルに合わせた求人を紹介してもらえるでしょう。
また、これまでに37万人以上の転職者を支援してきた実績とノウハウを活かした丁寧なサポートを提供してくれるため、40代からの転職活動が不安な方でも、安心して進められます。
豊富な求人数を持つリクルートエージェントを活用することは、そもそもの求人の母数が少ない中高年が転職を成功させるためにマストと言えるでしょう。
リクルートエージェント|基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
公開求人数 | 約450,000件 |
非公開求人数 | 約230,000件 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
登録免許 | 厚生労働省有料職業紹介事業: 13-ユ-313011 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
(最終更新:24年9月時点)
40代利用者の口コミ・評判
リクルートエージェント の口コミ
40代/男性
求人のクオリティが高い
求人のクオリティが高かった点でした、とはいえ紹介された求人の中には雇用条件の悪いものもありましたので非常に良かったとは言えない程度です、紹介された求人は全部で6件でしたがクオリティが高く希望に合った求人は2件だけでしたが見つかっただけでも良かったと思いました。
(引用:イーデス調査)
リクルートエージェント の口コミ
40代/男性
安心して転職活動が進められた
常に電話やメールを通して連絡が取れ、安心して転職活動が進められました。また担当のキャリアアドバイザーの方のお人柄も良く、特には冗談を交えリラックスさせてくださったりと親近感があり、連絡、相談がしやすかったのも、転職活動を成功されられた要因かと思います。
(引用:イーデス調査)
実際にリクルートエージェントを使って転職できたという口コミと、稼ぐ力をつけるためにリクルートエージェントをこれから利用しようと意気込みを語る人の口コミです。
リクルートエージェントは、一般の求人サイトには掲載していない、多数の「非公開求人」を保有しているため、公開求人を見て条件に合わないと思っても、登録の上利用してみるのが良いでしょう。
実績豊富なアドバイザーが充実した転職サポートを行ってくれるため、本人が気づかない長所を洗い出し、転職成功への足がかりを作ってくれます。
年齢を気にせず求人を探せる「FROM40」
- (引用元
- From40)
「FROM40」は、40代50代向けの求人サイトとして最大級の求人数・会員登録数を誇る転職サイトです。
基本的にプロフィールを登録し、待っているだけでスカウトが届くため、自身はどのような仕事が合っているか分からない人も、ぜひ利用してみてください。
条件に合致した企業からのスカウトのため、選考もスムーズに進む傾向があります。
年収600万円以上のエグゼクティブ、ITエンジニア、営業職など、Web上で多くの特集が組まれているため、どのような道に進みたいかを決める参考資料としても活用できます。
From40|基本情報
運営会社 | 株式会社ダトラ |
---|---|
公開求人数 | 約16,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年9月時点)
40代利用者の口コミ・評判
FROM40 の口コミ
女性(営業アシスタント)
異業種であっても、前職の経験が活きてきます。
40代からの転職に不安を感じつつ、私は転職エージェントに登録し、数日後、エージェントからメールが届きました。私に関心を持ってくださった企業の中の一つに現在私が勤務している人材派遣会社がありました。募集要項を確認すると、勤務時間は8時半から17時まで。休日は毎週土日であることも記載されていました。
しかし、メールをくださった企業の多くは、すべて同じような勤務体系。そんな中で私が当社に入社を決めた理由は、塾業界とも共通する『人の将来を考える』仕事内容に魅かれたからです。「ここなら、今までのスキルを活かしながらプライベートも充実させられる!」と感じた私はすぐに選考に参加し、無事に内定をいただくことができました。
(引用:FROM40)
FROM40 の口コミ
(匿名)
自分の市場価値を知ることができる転職活動。
転職サイトにて、これまでのキャリアを登録し、前職と同じ食品商社での勤務を希望すると、いくつかの会社からスカウトが届きました。それも管理職としての採用を前提としたスカウトです。「え、私でいけるのかな…」と半信半疑で面接日時を設定しました。緊張しながら面接に臨んだあの日のことは今でも覚えています。人事担当者にこれまでの経歴・スキルを説明。どんな反応が返ってくるかヒヤヒヤしましたが、「ぜひ、前職の経験をウチで活かしてほしい」との言葉が返ってきました。あまりにもあっさりと決まったので思わず拍子抜けしましたね(笑)結果として即日内定をいただいたその会社にお世話になることを決めました。
(引用:FROM40)
こちらは「FROM40を利用して今までのスキルを活かしながらプライベートを充実できる企業に出会えた」という口コミと、「あっさりと管理職としての採用を前提とした転職が決まった」という口コミです。
FROM40は転職サイトとして多くの求人情報を検索できる上に、忙しい人向けのおすすめサービスとして、スカウトサービスが利用できます。
登録企業は、転職者が40代以上の人であると始めから分かっているため、スカウトされた本人も驚くほど好条件の求人があっさりと決まることもあり、まずは登録してほしい転職サイトと言えるでしょう。
手厚いサポートを求めるなら「doda」
- (引用元
- doda)
「doda」は、手厚いサポートが高く評価されている転職エージェントです。
特に面接対策に定評があり、「実践的なアドバイスをもらえるため非常に役に立つ」という声も多く見られます。
40代の転職では、これまでのキャリアをいかにアピール出来るかが非常に重要です。
dodaのアドバイザーからサポートを受けることで、万全の体制で選考に臨めるようになるでしょう。
また、dodaはエージェントサービスだけではなく、「転職サイト」としての利用も可能です。
隙間時間に気軽に求人をチェック出来るので、自分のペースで転職活動を進めたい人にもおすすめです。
doda|基本情報
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
求人数 | 200,000件以上(非公開求人を含む) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年9月時点)
エージェントサービスに登録で非公開求人を確認!
40代利用者の口コミ・評判
doda の口コミ
40代/女性
キャリアカウンセラーの人が丁寧
面接の日にものすごい台風で雨も風も強くて最悪の天気の日だったのですが、職場の最寄りの駅でキャリアカウンセラーの人が車で通りかかるということで私と他の面接者の人も車に同乗させてくれて、雨にぬれずに面接に行けて助かりました。
(引用:イーデス調査)
doda の口コミ
40代/男性
安心して比較して求人先を選べた
紹介された求人の悪かった点は一切ありませんでした、私が紹介された求人は全部で13件でしたがどの求人も希望条件にマッチしたものばかりでしたし福利厚生等もしっかりとしている会社ばかりだったので安心して比較し選ぶ事が出来ました。
(引用:イーデス調査)
転職活動を行うにあたり「まずは評判の良いdodaに登録した」「40歳過ぎたら求人が減ると思っていたが、企業からのオファーがたくさん届いた」という口コミです。
dodaは、転職エージェントと転職サイト、スカウト機能を兼ね備えた大手転職サイトとして、多くの選択肢が得られます。
「在宅勤務」や「年間休日120日以上」などの条件から求人を絞り込むこともできるため、転職を考えている人は、まずはdodaへの登録がおすすめです。
40代がよく利用するサービスなら「ビズリーチ」
- (引用元
- ビズリーチ)
テレビCMでもおなじみの「ビズリーチ」は、転職成功者の4割以上が40代以上という、非常に多くの人が利用している転職エージェントです。
(参考:40代の転職は本当に厳しいのか。成功のポイントをご紹介。|BIZREACH)
ビズリーチに登録している企業のうち、年収1,000万円以上の求人が3分の1以上を占めていることから、現職よりも高い年収を望む人もぜひ利用してみてください。
厳選された23,500社の企業と直接コンタクトが取れるため、効率的な転職活動が可能です。
登録するだけで、好条件の企業からスカウトが届く可能性もあるため、転職を検討している人は、ぜひ登録に進みましょう。
※IT業界の転職なら、エンジニアに特化した「ビズリーチ × IT」がおすすめです。
スカウトを増やすコツ
※簡易職歴書(27問/入力時間10分程度)を登録時にご記入ください。スカウト数が大幅に増加します!
ビズリーチ|基本情報
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
---|---|
公開求人数 | 約130,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 登録無料 |
(最終更新:24年9月時点)
40代利用者の口コミ・評判
ビズリーチ の口コミ
40代/男性
自分のことも整理できた
市場価値が低い40代の久しぶりの転職活動で不安で、まずはなにからすればいいのかすらわからなくなり不安で焦っている時に、アドバイザーがいてくれて心強かった。相談しているうちに、自分のことも整理できて職務履歴などから、マッチングする業種など絞りこむのに助かりました。
(引用:イーデス調査)
ビズリーチ の口コミ
40代/男性
アドバイザーの対応は非常に丁寧で良かった
アドバイザーの対応は非常に丁寧で良かったです、サポート力も高かったですしアドバイス等も的確で素直に転職活動する上で非常に助かりました、面接へのアポ取りもしてくれて必要書類の作成も手伝ってくれ不満な点は本当にありませんでした。
(引用:イーデス調査)
こちらは「ビズリーチに登録してみたら40歳でも一週間でスカウトが4件きた」「40歳超えても転職は行ける」と実感した人による口コミです。
40歳以上の転職は、自分に合う求人が少なくなる傾向があるものの、前職までのスキルや経験を活かせば、ハイクラスへの転職も叶います。
ビズリーチは経営幹部・管理職などのプロフェッショナル人材向け高年収求人を多数保有しているため、40歳以上であると諦めず、ぜひ前向きな就職活動に取り組んでください。
※IT業界の転職なら、エンジニアに特化した「ビズリーチ × IT」がおすすめです。
スカウトを増やすコツ
※簡易職歴書(27問/入力時間10分程度)を登録時にご記入ください。スカウト数が大幅に増加します!
40代の転職体験談
ここからは、40代の転職体験談を紹介します。
40代の転職事情が気になる方は、ぜひチェックしてください。
40代の転職体験談
就職氷河期世代でもチャンスはある
SNSでは、「就職氷河期世代にも転職のチャンスはある」という体験談が聞かれました。
バブル崩壊後の1990~2000年代の雇用環境が厳しい時期と就職活動が重なり、苦労された方は多いと思います。
あれから20年ほど経つ現在でも、就職氷河期の影響で雇用のチャンスに恵まれないという方も少なくありません。
しかし、実際に行動を起こすことで転職が叶ったというケースはあります。
そのため、安定した仕事に就きたいならば、年齢を理由に諦めず挑戦してみてください。
厚生労働省の就職氷河期世代への支援
厚生労働省では、「就職氷河期世代支援プログラム」を実施しています。
「不本意ながら不安定な仕事に就いている」「無業の状態にある」「社会参加に向けた支援を必要とする」といった場合の相談を受け付けており、状況に応じたサポートを行ってくれます。
無料で利用できるため、ぜひ活用してみてください。
未経験からIT業界に転職できた
「40代で未経験からIT業界への転職に成功した」という方もいらっしゃいます。
40歳からでも新しい知識を身につけて転職することは不可能ではありません。
ただし、40代で未経験転職に挑戦するならば、以下の点は確認しておくことをおすすめします。
40代未経験|転職前に確認するべきポイント
- 今までのキャリアが活かせるか?
- 家族に迷惑がかからないか?
- 給料や待遇が下がってもいいか?
- 年下の元で働く覚悟はあるか?
40代で未経験の状態から、IT業界へ転職を検討するならば、下記の記事も併せてご覧ください。
個人事業主に転身するという道もある
「40代で個人事業主に転身した」という体験をされた方もいます。
転職というと企業に属して働くことをイメージしがちですが、個人事業主になるという選択肢もあります。
個人事業主であれば、実力次第で年齢関係なく活躍できます。
会社に属していなくても、稼ぐだけのスキルがあれば個人事業主として活躍するという道も考えてみてはいかがでしょうか。
個人事業主として開業しやすい職種は下記の通りです。
個人事業主として開業しやすい職種
- 飲食店のオーナー
- WEBデザイナー
- プログラマー
- WEBライター
- 翻訳者
- ネットショップの運営
資格が有利になることもある
「経験や資格があると良い評価を受けられる」という声が40代の転職者から聞かれました。
確かに転職先で活かせる資格があれば、採用される確率は高まります。
また、取得しなければ業務ができない資格や、簿記やTOEICのような業務に役に立つ資格を持っている場合は、企業によっては毎月資格手当が支払われることもあります。
資格の取得が必ずしも転職を保障するわけではありませんが、転職先で活かせる実用性のある資格であれば、取得する価値はあると言えるでしょう。
40代の転職に関するよくある質問
ここからは40代の転職に関するよくある質問に回答していきます。
40代で短期間での転職歴があるのは大丈夫?
回答
短期間での転職歴があると、企業側から「すぐに辞めるのでは」と懸念されることが考えられます。
転職理由をしっかりと説明することで、マイナスの印象を払拭するようにしましょう。
短期間での転職歴があると、企業側からすぐに辞めるのではと懸念されます。
しかし、転職理由をしっかりと説明できれば、そこまでマイナスに働くことはありません。
加えて、「長く働いていきたい」という気持ちを伝えておくことも重要です。
NGなのは「周りと合わなかった」「環境が悪かった」など前職を悪く言うことです。
理由をしっかり説明できると逆に好印象を受ける場合もあるので、転職歴が気になる人は、キャリアアドバイザーにも相談しながら伝え方を工夫してください。
40代から未経験の分野に転職する際に気を付けるポイントは?
回答
40代から未経験の分野に転職する際に気を付けるポイントは以下の通りです。
- 未経験でも転職しやすい職種を選ぶ
- これまでの経験・スキルが活かせる求人に応募する
- 転職エージェントを活用する など
40代には管理能力や専門性など即戦力となる人物を求めることが多いため、未経験OKの求人が少なくなることは覚悟しておきましょう。
とはいえ、「異業種×同職種」の転職であれば、成功の可能性はより高くなります。
例えば、不動産の営業から電子機器や保険の営業に転職する場合などは、商材知識を新たに身に付ける必要がありますが、これまでの経験を活かせるでしょう。
40代の転職後、職場で浮かないためにはどうすればいい?
回答
40代で転職した際は、職場のメンバーと積極的にコミュニケーションをとりましょう。
新しい職場に早く馴染むためには、積極的にコミュニケーションをとることが一番です。
いつもにこやかに気さくな雰囲気がある人は、どの職場でも好かれます。
あまり無理をしすぎるのはよくありませんが、自分なりに周りへの働きかけを行ってみましょう。
40代の転職活動は長引く?
回答
40代の転職活動は、長期化する可能性があります。
希望条件に合致する企業がなかったり、年齢を理由に書類選考や面接で見送りとなることが考えられます。
転職活動を長期化させないためには、記事の中で紹介した40代の転職を成功させるために押さえておきたい10つのポイントを意識することをおすすめします。
まとめ
40代の転職は厳しいと言われていますが、しっかりとした下準備を行えば、転職成功の可能性は高まります。
転職で苦労しないためにも、下記のポイントを押さえておきましょう。
40代の転職を成功させる10のポイント
- これまでの経験・スキルを活かせる仕事を選ぶ
- 自分の市場価値を知る
- 転職に対する希望条件に優先順位をつける
- 業界動向や企業に関する情報収集は怠らない
- 必ず在職中に転職活動をはじめておく
- 複数の転職エージェント活用して選考対策を行う
- 前向きな転職理由であることを伝える
- 希望条件にこだわりを持ちすぎない
- 不採用になった場合は都度分析する
- 40代が転職しやすい業界を見てみる
40代で転職活動をする場合、思うように書類選考に通らず、なかなか面接にこぎ着けられない場合もあります。
そのため、選考通過率を高めるには、転職エージェントを活用し適切なアドバイスをもらうと良いでしょう。
本記事で紹介した転職エージェント
リクルートエージェント |
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FROM40 |
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doda |
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ビズリーチ |
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40代の転職活動についての関連記事
40代の転職を成功させるポイント
藤井さん
40代の転職は、厳しいと思われがちですが、決して無理ではありません。
まず、一言で「転職成功」と言っても、人それぞれの目的が異なりますから、転職で何を叶えたいのか、個々を明確にしていただくことです。
たとえ年収がダウンしたとしても、本来の目的が叶えば成功と言えるのです。
実際、「年収よりも〇〇」という目的でうまく転職できた方もいらっしゃいます。