【転職のプロに聞く】40代におすすめの転職エージェント・サイト|女性向けも紹介
2022-06-23
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40代で転職エージェントを利用する際は、どのサービスを利用するのが良いのでしょうか?
いざ転職活動を始めようと思っても、エージェントごとにどのような特徴があるのか、どのエージェントを使えば安心して転職活動を進められるのか、サービス選びで悩んでしまうと思います。
そこで本記事では、数ある転職エージェントの中から、40代におすすめの転職エージェントを目的別に分けて紹介していきます。
40代の転職は不安な点も多いですが、だからこそ入念に情報を集めていただき、ぜひ前向きに転職活動に踏み出していただければと思います。
1999年に株式会社インテリジェンスへ入社。2005年に株式会社キープレイヤーズを設立。3,000名以上の経営者の相談と、11,000名以上の個人のキャリアカウンセリングを行う。また、メドレー、クラウドワークスなど過去55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数200回以上。
目次
はじめに|40代の転職エージェントの選び方と一覧表

多くの40代が懸念していることかもしれませんが、中高年向けの求人はどうしても若手向けより少なくなります。
少しでも選択肢を広げるために、「リクルートエージェント」や「doda」など求人数の多い大手エージェントは確実に登録しておくと良いでしょう。
合わせて、希望の業界や職種があるならば、特定の条件に強みを持つエージェントも追加で押さえておくべきです。大手が取り扱っていない求人を紹介してもらえる可能性があります。
また、「ビズリーチ」などのヘッドハンティング型サービスや「リクナビNEXT」といった求人掲載型(自身で応募するタイプ)の転職サイトも登録を済ませておくのがおすすめです。
特にビズリーチは、人事担当者や社長から直接スカウトが届く場合もあり、思いもよらない優良求人に出会える可能性があります。
そもそも転職エージェントとは?
転職エージェントは、担当のキャリアアドバイザーがついて、求人紹介や書類作成のアドバイス、面接の日程調整、条件交渉などをサポートしてくれるサービスです。
登録後に担当のキャリアアドバイザーと面談を行い、その後は2人3脚となり転職活動を進めていく流れとなります。
転職エージェントは、企業側から「人材紹介料」を貰うことで収益を上げているため、求職者側は一切料金を払う必要はありません
ネット上には公開されていない求人も紹介してもらえるなど、転職活動の情報収集には欠かせないサービスと言えるため、できる限り活用することをおすすめします。

40代におすすめの転職エージェント・サイト一覧
\まず登録/
全40代
転職エージェント名 | 特徴 |
---|---|
リクルートエージェント | ・業界トップクラスの求人数 ・地方でも求人が見つかりやすい |
doda | ・転職サイトとして求人探しだけの利用も可能 ・転職者満足度No.1 |
JACリクルートメント | ・年収600万円以上の求人が充実 ・30代以上をターゲットとするエージェント |
女性
転職エージェント名 | 特徴 |
---|---|
type女性の転職エージェント | ・女性の転職に特化した転職エージェント ・女性のキャリアアドバイザーが多く在籍 |
パソナキャリア | ・女性の転職にも力を入れている転職エージェント ・女性利用者からの満足の声も多い |
リブズキャリア | ・女性に特化した転職サービス ・年収400万円以上の女性向け |
エンジニア
転職エージェント名 | 特徴 |
---|---|
レバテックキャリア | ・IT・エンジニアに特化した転職エージェント ・キャリアアドバイザーの専門知識が豊富 |
ギークリー | ・IT・Web・エンジニアに特化した転職エージェント ・ゲーム関連のエンジニア求人に強みを持つ |
ワークポート | ・エンジニア求人を多く保有する総合型エージェント ・総求人の約6割がIT・クリエイティブ系 |
ハイキャリア
転職エージェント名 | 特徴 |
---|---|
JACリクルートメント | ・管理職や高年収の求人が多い ・年収600万円以上向け |
Spring転職エージェント | ・高年収の求人数が多い ・職種別に担当キャリアアドバイザーが分かれている |
クライス&カンパニー | ・実績豊富なキャリアアドバイザーがサポート ・経営幹部クラス向け |
外資
転職エージェント名 | 特徴 |
---|---|
ランスタッド | ・世界最大級の転職エージェント ・外資系求人も豊富 |
ロバート・ウォルターズ | ・外資系転職に特化した転職エージェント ・語学力を活かした転職におすすめ |
マイケルペイジ | ・18年に渡り外資系転職をサポート ・外資系転職のスペシャリストが転職をサポート |
転職サイト
転職エージェント名 | 特徴 |
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・リクルートが運営するハイキャリア向けサイト | |
ビズリーチ | ・登録するだけで高年収のスカウトが届く ・市場価値の把握に役立つ |
リクナビNEXT | ・転職者の8割が利用する転職サイト ・サービスが使いやすく、求人探しを行いやすい |
FROM40 | ・40代50代のミドル層に特化したサイト ・経歴に自信がない40代にもおすすめ |
注意事項
- はじめから無理に1社に絞り込まず、まずは複数のサービスを並行して活用し、相性の良いサービスを絞り込んでいくことをおすすめします。
40代全般におすすめの転職エージェント
転職エージェント名 | 特徴 |
---|---|
リクルートエージェント | ・業界トップクラスの求人数 ・地方でも求人が見つかりやすい |
doda | ・転職サイトとして求人探しだけの利用も可能 ・転職者満足度No.1 |
JACリクルートメント | ・年収600万円以上の求人が充実 ・30代以上をターゲットとするエージェント |
リクルートエージェント

- (引用元
- リクルートエージェント)
リクルートエージェントの特徴
- 求人数業界トップクラス
- 地方の求人も豊富に揃えている
リクルートエージェントは、業界最大手のリクルートが運営する転職エージェントです。
保有する求人数は、21年10月現在で20万件以上。転職エージェントの中でも特に求人数が多く、ベンチャーやスタートアップの求人も幅広く提案してもらえます。
業界・職種に関わらず幅広く求人を取り扱っているサービスであるため、まずはリクルートで雑多に求人紹介を受けてみて、どのような求人が出回っているか確認してみるのが良いでしょう。
「40代でも求人をたくさん紹介してもらえた」という評判も多く上がっているため、優先的に登録を済ませておくことをおすすめします。
高野秀敏さん推薦
日本最大の求人数・実績を誇ります。圧倒的に求人数が多いのが特徴です。多くの求人を知りたいという方には特におすすめのエージェントです。
リクルートエージェント
運営会社 | 株式会社リクルート |
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公開求人数 | 約148,400件 |
非公開求人数 | 約203,000件 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
(最終更新:22年1月時点)
doda

(引用:doda)
dodaの特徴
- 転職者満足度No.1のサポート力
- 業界トップクラスの求人数
- 担当者をつけず、求人探しのみの利用も可能
dodaは、人材業界大手のパーソルキャリアが運営する転職エージェントです。
リクルートに次いで求人数が充実しており、転職活動を始める際の「まず1社」として多くの人に利用されています。
dodaは転職者満足度No.1にも選ばれているため、サポートの質の高さにも定評があります。実際の利用者の声を見ても、丁寧にサポートしてもらえたという評判が多いです。
人気や実績が高い転職エージェントであるため、優先的に登録を済ませておくことをおすすめします。
doda|基本情報(21年12月時点)
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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公開求人数 | 約109,400件 |
非公開求人数 | 約37,200件 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
JACリクルートメント
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(引用:JACリクルートメント)
JACリクルートメントの特徴
- 30代以上をメインのターゲットとする転職エージェント
- 年収600万円以上の求人が充実
- 管理職など重要ポジションの求人も多い
JACリクルートメントは、30代以上を中心としたミドル層の転職に力を入れている転職エージェントです。
オリコンのハイクラス・ミドルクラスの転職部門で1番高い評価を受けており、ミドル層の転職には欠かせないエージェントと言えます。(※2021年度オリコン調査)
年収600万円以上の求人も充実しているため、年収アップを目指している人には特におすすめです。
ミドル層の転職事情を熟知した担当者も揃っているので、頼れるキャリアアドバイザーを探している人もぜひ活用していただきたいです。
高野秀敏さん推薦
ハイクラスや外資系の転職に強いといえばJAC。
長年の実績があり、担当コンサルタントも腕の良い方が多数います。
JACリクルートメント|基本情報(21年12月時点)
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
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公開求人数 | 約8,300件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | すべて無料 |
【女性向け】40代におすすめの転職エージェント
転職エージェント名 | 特徴 |
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type女性の転職エージェント | ・女性の転職に特化した転職エージェント ・女性のキャリアアドバイザーが多く在籍 |
パソナキャリア | ・女性の転職にも力を入れている転職エージェント ・女性利用者からの満足の声も多い |
リブズキャリア | ・女性に特化した転職サービス ・年収400万円以上の女性向け |
type女性の転職エージェント

(引用:type女性の転職エージェント)
type女性の転職エージェントの特徴
- 女性に特化した転職エージェント
- 女性のキャリアアドバイザーが多く在籍
- 対応地域は首都圏のみ
type女性の転職エージェントは、女性の転職に特化した転職エージェントです。
運営元の「キャリアデザインセンター」は、女性向け転職サイト『女の転職type』を長年運営しており、女性の転職情報を豊富に集めています。
女性でも働きやすい求人を中心に紹介してもらえるため、他社で良い求人を紹介してもらえなかった人にもおすすめです。
対応地域は首都圏に限られてしまいますが、該当地域の女性は登録を済ませておくことを推奨します。
高野秀敏さん推薦
女性の転職の中で最も歴史や実績があるエージェントです。求人数が多く、マッチングも丁寧に行っていただけます。
type女性の転職エージェント|基本情報(21年12月時点)
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
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公開求人数 | 約8,000件 |
非公開求人数 | 約14,800件 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
パソナキャリア

(引用:パソナキャリア)
パソナキャリアの特徴
- オリコン満足度No.1にも選ばれる転職エージェント
- 求職者に寄り添った丁寧なサポートで評判が高い
- 女性の転職活動を支援するサポートチームを発足している
パソナキャリアは、コンサルタントのサポートが丁寧なことで評判の高い転職エージェントです。
女性特化のエージェントではありませんが、「女性活躍推進コンサルティングチーム」をサービス内で発足しており、女性の転職支援に力を入れています。
女性の転職支援に強いエージェントを希望する場合は、ぜひ面談を受けてみてください。
パソナキャリア|基本情報(21年12月時点)
運営会社 | 株式会社パソナ |
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公開求人数 | 約38,200件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
リブズキャリア

(引用:リブズキャリア)
リブズキャリアの特徴
- 女性に特化した転職サービス
- キャリアアップを目指す女性向けの求人を多く保有している
リブズキャリアは、女性の転職に特化してサポートを行う転職サービスです。
リブズキャリア自体は、自分で求人を探す「転職サイト」ですが、一方で「リブズパートナーズ」というエージェントサービスも行っており、必要に応じてキャリアアドバイザーをつけることができます。
女性向けの求人を多く保有しており、中でもキャリアアップを目指す女性向けの高年収求人が充実しています。
40代からさらなるキャリアアップを目指す女性には、ぜひ利用をおすすめしたい転職サービスです。
リブズキャリア|基本情報(21年12月時点)
運営会社 | 株式会社リブ |
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公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
【IT・エンジニア向け】40代におすすめの転職エージェント
転職エージェント名 | 特徴 |
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レバテックキャリア | ・IT・エンジニアに特化した転職エージェント ・キャリアアドバイザーの専門知識が豊富 |
ギークリー | ・IT・Web・エンジニアに特化した転職エージェント ・ゲーム関連のエンジニア求人に強みを持つ |
ワークポート | ・エンジニア求人を多く保有する総合型エージェント ・総求人の約6割がIT・クリエイティブ系 |
レバテックキャリア

(引用:レバテックキャリア)
レバテックキャリアの特徴
- ITエンジニアに関する幅広い求人を保有
- 年収600万円以上の高年収求人も多い
- キャリアアドバイザーがエンジニアの転職事情に詳しい
レバテックキャリアは、利用者数20万人を突破するITエンジニア専門の転職エージェントです。
大手からスタートアップまでITエンジニア向け求人を幅広く扱っており、さらには利用者の77%が年収アップを果たした実績も出ています。
徹底した企業ヒアリングを行っており、初回提案で90%以上の利用者がマッチングするという精度の高さも魅力的です。
ITエンジニア向けの転職エージェントとして人気・実績ともに優れているため、エンジニアの方は積極的に活用していくことをおすすめします。
高野秀敏さん推薦
エンジニア転職の中で特に求人数が多いです。エンジニア転職における第一想起の転職エージェントと言ってもよいかと思います。担当者の専門性が高い点もおすすめです。
レバテックキャリア|基本情報(21年12月時点)
運営会社 | レバテック株式会社 |
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公開求人数 | 約14,480件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 京都+兵庫+千葉+大阪+愛知+東京+熊本+神奈川+福岡 |
料金 | すべて無料 |
ギークリー

(引用:ギークリー)
ギークリーの特徴
- IT・Web・エンジニアの転職に特化
- ゲームエンジニアの転職に強い
Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
中でもゲーム業界の求人に力を入れており、コンシューマーゲーム(専用ゲーム機でプレイするゲーム)だけではなくソーシャルゲームまで、幅広く求人案件を保有しています。
利用者の年収アップ率は75%というデータも出ています。ゲームエンジニアの方はぜひ活用してもらいたいエージェントです。
ギークリー|基本情報(21年12月時点)
運営会社 | 株式会社GEEKLY(ギークリー) |
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公開求人数 | 約11,000件 |
非公開求人数 | 約14,000件 |
対応地域 | 関東 |
料金 | すべて無料 |
ワークポート

- (引用元
- ワークポート)
ワークポートの特徴
- IT系の求人に強みを持つ総合型エージェント
- 総求人の約6割がIT・クリエイティブ系
ワークポートは人材紹介業界で19年の歴史を持つ転職エージェントです。
幅広く求人を保有する総合型のエージェントですが、中でもIT系の転職支援に強みを持っており、総求人の約6割がIT・クリエイティブ系です。
また長年培ってきた独自のネットワークを活かして、他のエージェントでは扱っていないような、経験が浅い人でも挑戦できる求人も保有しています。
ITエンジニアの経験者はもちろん、経歴に自信がないエンジニアにもおすすめのエージェントです。
ワークポート|基本情報
運営会社 | 株式会社ワークポート |
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公開求人数 | 約54,000件 |
非公開求人数 | 約21,000件 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:22年6月時点)
【年収600万円以上】40代ハイキャリアにおすすめの転職エージェント
転職エージェント名 | 特徴 |
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JACリクルートメント | ・管理職や高年収の求人が多い ・年収600万円以上向け |
Spring転職エージェント | ・高年収の求人数が多い ・職種別に担当キャリアアドバイザーが分かれている |
クライス&カンパニー | ・実績豊富なキャリアアドバイザーがサポート ・経営幹部クラス向け |
JACリクルートメント

(引用:JACリクルートメント)
JACリクルートメントの特徴
- 30代以上をメインのターゲットとする転職エージェント
- 年収600万円以上の求人が充実
- 管理職など重要ポジションの求人も多い
JACリクルートメントは、30代以上を中心としたミドル層の転職に力を入れている転職エージェントです。
年収600万円以上の求人が充実しているため、年収アップを目指す人や管理職の求人を探している人は、優先的に登録することをおすすめします。
また、JACリクルートメントは1人のキャリアアドバイザーが求職者と企業担当者の両方とやりとりを行う「両面型エージェント」であるのが特徴的です。
大手の転職エージェントでは、企業側とのやりとりは別の担当者が行うサービスも多く、キャリアアドバイザーが企業情報にそこまで詳しくないケースもあります。
一方でJACリクルートメントは、キャリアアドバイザーが企業と直接やりとりを行っているため、企業情報を詳しく把握しているのも魅力と言えます。
高野秀敏さん推薦
ハイクラスや外資系に強いエージェントであり、求人数も多いです。経験豊富なコンサルタントさんにサポートしてもらえます。
JACリクルートメント|基本情報(21年12月時点)
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
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公開求人数 | 約8,300件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | すべて無料 |
Spring転職エージェント

- (引用元
- Spring転職エージェント)
Spring転職エージェントの特徴
- 世界最大規模の人材業者「アデコグループ」が運営
- コンサルタントが職種別の担当制になっており専門性が高い
Spring転職エージェントは、世界最大級の人材紹介企業「アデコグループ」が運営する転職エージェントです。世界60カ国とのつながりを持っており、求人数も非常に充実しています。
また、Spring転職エージェントの強みと言えるのが、キャリアアドバイザーが職種別の担当に分かれている点です。
各職種別の専門アドバイザーが、業界に縛られずにあなたに合った転職先を探してくれるため、専門領域でのステップアップを目指す場合にもおすすめです。
Spring転職エージェント|基本情報(21年12月時点)
運営会社 | アデコ株式会社 |
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公開求人数 | 約17,800件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
クライス&カンパニー

(引用:クライス&カンパニー)
クライス&カンパニーの特徴
- 「マネージャー以上」に特化した転職エージェント
- 多くの経営者や経営層とのパイプを持つ
- 転職後のキャリアまで考えた転職支援
クライス&カンパニーは、27年以上に渡ってマネージャー以上の転職支援を行っている転職エージェントです。
アドバイザーの多くがキャリアコンサルタントやGCDF等の国家資格を取得しており、質の高いコンサルティングに期待できます。
クライスカンパニーだけの独自のパイプを活かして、経営者や経営層と相談できる機会を作ってもらえるのも魅力的です。
マネージャー以上の転職を考えているのであれば、ぜひ相談を申し込んでみることをおすすめします。
クライス&カンパニー|基本情報(21年12月時点)
運営会社 | 株式会社クライス&カンパニー |
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公開求人数 | 約4,200件 |
非公開求人数 | 約9,400件 |
対応地域 | 関東 |
料金 | すべて無料 |
【外資系】40代におすすめの転職エージェント
転職エージェント名 | 特徴 |
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ランスタッド | ・世界最大級の転職エージェント ・外資系求人も豊富 |
ロバート・ウォルターズ | ・外資系転職に特化した転職エージェント ・語学力を活かした転職におすすめ |
マイケルペイジ | ・18年に渡り外資系転職をサポート ・外資系転職のスペシャリストが転職をサポート |
ランスタッド

(引用:ランスタッド)
ランスタッドの特徴
- 世界39の国に拠点を置く世界最大規模の転職エージェント
- バイリンガル求人も充実
ランスタッドは、世界39カ国に拠点を構える転職エージェントであり、外資系企業や日系グローバル企業を手広くカバーしています。
「スペシャリスト転職注目案件」という求人を用意しており、外資系企業に転職したいスペシャリスト向け求人を多数保有しているのも特徴的です。
バイリンガル求人も多いため、語学力を生かせる仕事を探している人も登録してみることをおすすめします。
高野秀敏さん推薦
取り扱っている求人が多く、外資系の求人も多いです。担当者も経験豊富な方が多く在籍しています。
ランスタッド|基本情報(21年12月時点)
運営会社 | ランスタッド株式会社 |
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公開求人数 | 約7,700件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
ロバートウォルターズ
ロバートウォルターズの特徴
- 金融関連の外資系転職に特化
- グローバル転職に強みを持つ
ロバートウォルターズは、外資系や日系グローバル企業専門の転職エージェントです。
30年以上の歴史がある外資系企業都なっており、世界30カ国以上にオフィスがあるため、世界中の企業とのパイプを持っています。
キャリアアドバイザーは大多数がバイリンガルであるため、外資系企業への交渉も安心して任せられる点も強みのひとつです。
|基本情報(21年12月時点)
運営会社 | ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 |
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公開求人数 | 約1,700件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 関東+関西 |
料金 | すべて無料 |
マイケルペイジ

(引用:マイケルペイジ)
マイケルペイジの特徴
- 1976年設立の老舗外資系向け転職エージェント
- 業界や職種に特化した転職サポートを実施
マイケルペイジは、外資系企業への転職に特化した転職エージェントです。
1976年設立の老舗エージェントとなっており、外資系企業への転職ノウハウや企業へのパイプが太いです。
また、社内に14のチームがあり、それぞれが業界や職種に特化した転職サポートを行っているのも特徴的です。
外資系企業を希望するのであれば、ぜひ登録を済ませておくべきエージェントと言えます。
マイケルペイジ|基本情報(21年12月時点)
運営会社 | マイケル・ペイジ・インターナショナル・ジャパン株式会社 |
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公開求人数 | 約3,700件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
【転職サイト型】スカウトも届く40代おすすめ転職サイト
転職エージェント名 | 特徴 |
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・リクルートが運営するハイキャリア向けサイト | |
ビズリーチ | ・登録するだけで高年収のスカウトが届く ・市場価値の把握に役立つ |
リクナビNEXT | ・転職者の8割が利用する転職サイト ・サービスが使いやすく、求人探しを行いやすい |
FROM40 | ・40代50代のミドル層に特化したサイト ・経歴に自信がない40代にもおすすめ |
リクルートダイレクトスカウト

(引用:リクルートダイレクトスカウト)
リクルートダイレクトスカウトの特徴
- リクルートが運営する高年収に特化のヘッドハンティング型転職サイト
- 年収1,000万円以上のスカウトも届く
リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)は、人材会社大手のリクルート系列が運営するヘッドハンティング型の転職サイトです。
ビズリーチとサービス内容は大きく変わりませんが、ビズリーチは一部機能が有料であるのに対して、リクルートダイレクトスカウトは全ての機能を無料で利用することができます。
また、ハイキャリア転職に力を入れており、マネージャークラスの求人が充実している点も強みの一つです。
ビズリーチと同様に受け身で転職活動を行えるサービスとなるため、早めに登録を済ませておくことをおすすめします。
リクルートダイレクトスカウト|基本情報(21年12月時点)
運営会社 | 株式会社リクルート |
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公開求人数 | 約93,300件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | すべて無料 |
ビズリーチ

(引用:ビズリーチ)
ビズリーチの特徴
- 登録するだけで企業や転職エージェントからスカウトが届く
- 面接確約のオファーも受け取れる
- 忙しい人でも受け身で転職活動を進められる
ビズリーチは、企業の人事担当者や様々な転職エージェントからスカウトが届く「ヘッドハンティング型」の転職サイトです。
経歴情報を入力するだけで、あなたに興味を持った企業やエージェントからスカウトが届くため、受け身で転職活動を進められます。
スカウトの中には、面接が確約された「プラチナスカウト」や、有料会員のみが閲覧できる独占求人もあり、利用者の8割はスカウトから転職を決めています。
自身に届くスカウトの内容を確認することで、市場価値の把握にも役立つので、ぜひ気軽に登録してみてください。
高野秀敏さん推薦
ハイクラス転職のスタンダードと言えるサービスです。ダイレクトリクルーティング案件もあればエージェント案件もあり、求人数が豊富です。
ビズリーチ|基本情報(21年12月時点)
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
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公開求人数 | 約66,300件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 登録無料(一部有料3,278円〜5,478円) |
リクナビNEXT

(引用:リクナビNEXT)
リクナビNEXTの特徴
- 転職者の8割が利用する人気転職サイト
- 業界トップクラスの求人数
- スカウト求人も届く
リクナビNEXTは、人材業界大手のリクルートが運営する転職サイトです。
転職者の8割が利用しており、転職活動では定番とも言える人気サイトの1つです。
リクナビNEXTは膨大な求人数に加え、業種や職種をはじめ細かい条件(フレックス・服装自由・etc)で検索できるので、希望にマッチした求人を見つけやすいです。
転職エージェントで紹介されない求人が掲載されている可能性もあるため、登録だけでも済ませておき、隙間時間などにチェックしてみることをおすすめします。
リクナビNEXT|基本情報(21年12月時点)
運営会社 | 株式会社リクルート |
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公開求人数 | 約52,400件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | すべて無料 |
FROM40

(引用:FROM40)
FROM40の特徴
- 40代・50代に特化した転職サイト
- 中高年向けの求人が充実
- 登録するとスカウト求人も届く
From40は、40代や50代を対象とした中高年向け転職サイトです。
求人が関東に偏っていますが、中高年向けの仕事が中心に掲載されており、40代以降の求人が多く見つかります。
「年齢を理由に落とされにくい求人」「給料ダウンしにくい求人」など、中高年のニーズを抑えた求人が多いため、他社で希望の求人が見つかりにくい際に利用してみることをおすすめします。
FROM40|基本情報(21年12月時点)
運営会社 | 株式会社ダトラ |
---|---|
公開求人数 | 約17,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
40代の転職って実際どうなの?気になる疑問点と転職成功のポイント

40代の転職活動には、様々な不安や心配事が付きまとうと思います。
転職を迷いなく進めていただくために、40代の転職事情に関する疑問点と失敗を防ぐポイントをまとめました。
キャリアアドバイザーの「高野秀敏」さんからのアドバイスもいただいてありますので、ぜひ一読してから転職活動に踏み出していただければと思います。
気になる疑問
【疑問①】40代の転職が厳しいのは本当?
「40代でも応募できる求人は見つかるのか?」という点は、多くの40代が不安に感じているポイントだと思います。
実情としては、40代は管理職としての役割が求められる募集が中心となるため、どうしても若手向けより求人数が少なくなってしまいます。
当サイトが40代の転職者に行ったアンケートでも、「求人探しで苦労した…」「なかなか応募が通らない…」といった声は非常に多く見られました。
不採用通知が多くて大変でした…
もう本当に大変でした。毎回応募するたびに、最初は何件か面接に行くのですが、すぐ不採用通知。
段々日がたつと面接も行けず、ひたすら応募もなくなっては希望が見つかるまで探し続け書類を郵送したり、ネットから応募もしたりくじけずにはいられませんでした。
書類も常に用意もしなくてはいけなかったですし、なんでもお金もかかるし精神的にも色々大変でした。
(40代男性 事務職|40代の転職体験談調査)
40代には40代の採用ニーズがある
40代の求人は若手向けと比べると少なくなりますが、一方で40代の採用ニーズは決して低いわけではありません。
実は、20,000以上の企業を対象にした調査結果では、約50%の企業が「中高年社員を採用したい」と回答しているのです。

(参考:人材サービス産業協議会)
中高年を採用したい理由としては、「優秀な人であれば年齢は関係ないから」「専門性が求められる仕事だから」「若手社員と比べて様々な環境に適応できるから」といった声が挙げられています。
募集の数が少なくとも、「40代だからこそ採用したい」というニーズ自体は決して低くありません。
企業側のニーズを捉え、これまで培ってきた強みをアピールすることが、内定を得るために重要と言えるでしょう。

高野さん
40代の方には即戦力性が求めらています。特にマネジメントでの実績。または専門職であればスペシャリストとしての実績が求められています。
企業から引く手あまたな実績のある人は、エージェント経由ですと年収交渉がしやすいです。
【疑問②】40代の転職で“失敗してしまう人”の特徴は?
40代の転職となれば、なんとしてでも失敗を避けたいところです。
しかし、エンの調査では、ミドルの転職で失敗する人は“約半数”も占めているとのデータが出ています。2人に1人が、思い描いていたような転職を実現できていない状況にあるのです。

(引用:PRTIMES|エン・ジャパン調査リリース)
失敗の理由として特にあげられるのが、「転職後のギャップ」です。想定していた仕事内容や条件と、転職後の実態がずれてしまうことが、転職後の後悔に繋がっています。

(引用:PRTIMES|エン・ジャパン調査リリース)
40代は求人数が限られていることもあり、「とにかく雇ってくれるならばどこでも…」と焦って転職してしまう人も少なくありません。
しかし、どうしても譲れない条件を妥協したり、情報収集が不足したまま転職したりすると、転職後に想定とギャップが生まれてしまう可能性があります。

編集部
実際に40代の転職活動をサポートしてる中で、「こんな人は失敗しやすい」という人の共通点などはありますでしょうか?

高野さん
特に大手企業出身者の場合となりますが、企業ブランドを自分ブランドと勘違いしている人がいます。
会社の看板がなくなると次の会社では案外実績が出せないものです。自分の実績なのか会社の実績なのか勘違いしないようにしましょう。
また年収についても今の会社のブランドのおかげでお金がもらえているケースが多いです。看板がないと年収はそうそうもらえないものです。
「年収アップ」に固執するのは危険
転職するならば、やはり年収アップも狙いたいところではありますが、40代の賃金に関する調査では、転職で年収アップに成功した人の割合は半数に満たないというデータもあります。
年収アップに固執するがあまり、転職先がいつまでも見つからない事態に陥らないよう注意が必要です。

(参考:厚生労働省)
また、年収交渉が実を結び、結果的に条件アップに成功する場合もありますが、このようなケースも喜ばしいばかりではありません。
年収が上がるということは、それだけ会社からの期待も高まるということです。
転職後に期待以上のパフォーマンスを発揮できず、肩身が狭い思いをしないためにも、自身の市場価値を客観的に捉えながら転職先を探すことが重要と言えます。
【疑問③】アピールできるスキルがない40代はどうすれば良い?
自身の経歴やスキルに不安を感じている方もいるのではないでしょうか?
エンの調査を見ると、「アピールできることがない……」という悩みを抱える40代は決して少なくありません。

(引用:PRTIMES|エン・ジャパン調査リリース)
このように「アピールポイントが無い」と悩んでいる40代の中には、自身の強みを言語化できていないだけの場合も多いです。
20代からの長いキャリアを細かく振り返り、小さな実績も細かく洗い出してみると、それに紐づく自身の強みが見えてくる場合があります。
わかりやすい専門スキルだけでなく、「仕事の進め方」「人との関わり方」といった、どんな仕事にも共通するスキル(ポータブルスキル)を洗い出してみることも有効です。

(参考:厚生労働省)

編集部
自身の経歴に不安を感じている40代の方には、どのようなアドバイスをされることが多いでしょうか?

高野さん
焦らないことが大事です。長く活動をしていれば求人意欲が高い会社が出てくることがあります。すぐに結果を出そうとしすぎずに中長期で狙っていきましょう。
転職エージェントに利用を断られても求人探しの方法はある
40代となると、場合によっては転職エージェントから「紹介できる求人が無い」と利用を断られてしまう可能性もあります。
転職エージェントの利用が難しいとなれば、転職サイトやハローワークなど別の手段で求人を探してみる必要もあるでしょう。
転職サイトと言えば「リクナビNEXT」などが代表的ですが、40代に特化したサイトや「飲食業に特化したサイト」など、実は様々なものがあります。
もし求人が見つかりにくく感じているのならば、大手だけに捉われずに、幅広く登録して求人を探してみるのもおすすめです。
また、会社に直接雇用されることを前提に派遣される「紹介予定派遣」という働き方もあります。経歴にどうしても自信がない場合は、派遣から正社員を目指すのも一つの方法です。
本記事で紹介している以外にも、素晴らしい転職サービスはたくさんあります。なかなか求人が見つからない場合も、ぜひ粘り強く求人を探してみてください。
【疑問④】40代の今から転職に踏み出すべき?迷った時はどうする?
そもそも転職に踏み出すべきか、決心を固められずに悩んでしまうこともあるのではないでしょうか?
「もう年齢的に遅いのでは無いか…」「下手に動かない方がよいのではないか…」と悩んだ際の解決策としては、ひとまず転職活動に踏み出してみるのもおすすめです。
転職エージェントに登録して担当者と話してみるだけでも、視界が大きく開けます。
どのような仕事をどれくらい紹介してもらえるのか、実際に求人紹介を受けてみることで、自身の市場価値も掴めてくるはずです。
もし気になる企業が見つかったならば、ひとまず応募してみるのも良いでしょう。仮に内定が出たとしても、必ずしも承諾しなければいけないわけではありません。
「転職活動を行う=転職しなくてはならない」と身構えずに、迷ったらぜひ気軽に転職活動を始めてみてください。

(引用:キープレイヤーズ)
本記事を監修の「高野秀敏さん」が運営する「キープレイヤーズ」は、ベンチャー企業の転職を中心にサポートしている転職エージェントです。
高野さん自身もキャリアアドバイザーとして転職支援を行っており、転職事情を熟知しているからこその、きめ細やかなサポートを受けられます。
ベンチャー企業への転職相談に乗ってもらいたい場合は、ぜひ相談してみてください。
転職エージェントの利用の流れと最大限活用するポイント
ここからは、転職エージェントに登録して内定を得るまでの流れと、利用の際に際に抑えておくポイントをお伝えします。
転職エージェントを最大限活用いただき、納得のいく転職活動にしていただければと思います。
転職エージェントを使って内定を得るまでの流れ

転職エージェントに登録してから内定までの流れは上記の通りです。ここからは、各ポイントの詳細な流れについてお伝えしていきます。
登録・面談日の調整
転職エージェントの登録は、5分ほどで完了します。
何社利用しても料金はかからないため、まずは2~3社まとめて登録してみて、相性の良いサービスを探してみるのがおすすめです。
登録後には、面談の日程を調整を行います。登録が完了した後に電話やメールが来るか、もしくは「リクルートエージェント」のように登録時にそのまま日程を設定できる場合もあります。

(引用:リクルートエージェント登録画面)
キャリアアドバイザーとの面談
設定した日時にキャリアアドバイザーと面談を行います。基本はzoomや電話などでの面談となりますが、中にはオフィスで直接会って話せるサービスもあります。
面談では、キャリアアドバイザーの質問を受けながら、あなたの経歴と希望条件を伝えています。
経歴の振り返りを行うだけの面談にならないように、面談前に職務経歴書を作成して、自身の経歴を簡潔にまとめておきましょう。
求人紹介
面談後に、キャリアアドバイザーから求人を紹介してもらえます。
この時、紹介される案件が見当違いだったり、担当者との相性が合わないと感じたら、すぐに担当者の変更を申し出ましょう。
転職エージェントを利用する上で、「相性の良い担当者に出会えるか」は、転職活動の成功・失敗に大きく影響するポイントとなります。
担当者が頼りにならないと感じた場合は、早めに変更を申し出ることをおすすめします。
書類作成・面接対策・応募
気になる企業が見つかったら、書類を作成して応募します。
書類選考に通った場合は、続いては面接です。キャリアアドバイザーから過去の面接での質問事例などを教えてもらえる場合もあるので、入念に準備を済ませておきましょう。
なお、ここで一つポイントと言えるのが「複数利用しているエージェントの中で一番信頼できる担当者経由で応募すること」です。
転職エージェントに出回っている求人は、他の転職エージェント経由でも応募できるケースが多いです。
どのエージェント経由でも応募できるのであれば、頼れるキャリアアドバイザー経由で応募するのが一番成功率を高めやすいでしょう。
内定
無事に内定できた場合は、会社に退職の旨を伝えて、退職準備を行います。
退職の手続きでわからない点がある場合は、担当のキャリアアドバイザーに質問してみてください。
内定後も条件面の相違などのトラブルなどがあった場合は、キャリアアドバイザーに相談すれば、間に入って企業とのやりとりを仲介してもらえます。
転職エージェントを効果的に活用するポイント
続いては、転職エージェントを上手く活用するために知っておくべき6つのポイントをお伝えします。
- ポイント1.転職エージェントは2社以上利用する
- ポイント2.担当者へのレスポンスはなるべく早くする
- ポイント3.合わない担当者はすぐに変更する
ポイント4.迷ったら応募してから判断する
ポイント5.信頼できる担当者経由で応募する
- ポイント6.企業の口コミサイトを利用した情報収集も行う
ポイント1.転職エージェントは2社以上利用する
転職エージェントは少なくとも2社以上登録することが重要です。
転職エージェントを利用する上で何より大事なのが「良い担当者と巡り合えるか」です。
なるべく多くの担当者と接点を持ち、最終的には一番頼れるキャリアアドバイザーにサポートしてもらうことが、成功率を高めるポイントと言えます。
ポイント2.担当者へのレスポンスはなるべく早くする
基本的なことですが、「担当者へのレスポンスを早くすること」は転職エージェントを利用する上で重要なポイントです。
レスが遅いと、どうしても担当者のサポートの熱量が下がってしまいます。結果的に、好条件の求人紹介を後回しにされてしまったり、サポートの優先度を下げられる可能性もあります。
担当者を味方につけるためにも、メールの返信などはできる限りこまめに行うことが大切です。
ポイント3.合わない担当者はすぐに変更する
担当者が頼りなかったり、知識不足に感じる場合は、遠慮せずに変更を申し出てください。
「もう少し年代が近い担当者のアドバイスを聞きたい」など、ちょっとした不満だとしても気軽に申し出ていただいて問題ありません。
直接伝えにくい場合は、問合せページなどから相談してみることもおすすめします。
ポイント4.迷ったら応募してから判断する
気になる求人に応募するべきか…と悩む場合は、思い切って応募してみることをおすすめします。
やはり、自分に合う転職先かどうかは、実際に面接を受けてみなければわかりません。
悩んでいるうちに募集が終わってしまうこともあるため、面接の練習だと思って積極的に応募してみることをおすすめします。
もちろん、最終的に内定が出たとしても、違和感が残る場合は断っていただいて問題ありません。
ポイント5.信頼できる担当者経由で応募する
求人に応募する際は、信頼できる担当者経由で応募することをおすすめします。
「他のエージェントで紹介された求人ですが、〇〇さん経由で応募することは可能ですか?」と聞いてみると、別のエージェントの求人でも応募させてもらえることがあります。
一番信頼できて、添削なども丁寧に行ってくれるキャリアアドバイザー経由で応募することが、内定の可能性を高めるためにも重要です。
ポイント6.企業の口コミサイトを利用した情報収集も行う
キャリアアドバイザーに企業情報を教えてもらうだけでなく、企業の口コミサイトなどで口コミを入念に確認しておきましょう。
たとえば、過去に辞めた人の退職理由などを確認することで、転職後にどんな問題が起こり得るか事前に想定することができます。
「転職会議」「Openwork」などの企業口コミサイトで入念に情報収集を行っておきましょう。
40代の転職体験談|転職のきっかけや苦労したこと
最後に、実際に40代の転職者の転職体験談と40代の転職事情についてお伝えしていきます。
40代の転職理由に関する体験談
現場の先頭に立って働き続けたい(41歳 男性|経理)
20年近く経理をしており、年齢が40歳近くなってから管理職への昇進を打診されるようになりました。
残業代がなくなるという給与面の不満や、性格的に自分が現場の先頭に立っていたいという気持ちから、ずっと断り続けてきましたが、断ることができなくなり、
自分が責任を持ちながら、現場で活躍し続けられる環境があればと思ったことが、転職活動を行うきっかけになりました。
中間管理職のプレッシャーが辛かった(42歳男性|販売・営業)
前職ではいわゆる中間管理職でしたが、部下のモチベーションを上げるための提案をしながら、役員の意見を汲み取らなければいけないというプレッシャーに押し潰されてしまい、精神的に追い込まれてしまったので退職をしました。
休みを返上してでも仕事を終わらせなければいけないという、独特な社風もありましたので、その点も不満がありました。
コロナを機に転職を決意(40歳 女性|事務職)
前職は14年ほど勤めていた会社で、ステップアップも実現できていました。実績を増やすことで自信もついてきたのですが、転職を考えた最大の理由は、新型コロナの感染拡大でした。現在、未就学児を2人子育て中のため、子供への感染リスクを抑えること最重要と考えるようになりましたが、テレワークができない業務で、さらに休日出勤も増えたため、転職を決意しました。
休日の休みを取れるようにしたい(45歳 女性|事務職)
前職は営業でした。個人相手に電話にてアポを取りコンサルティング提案していくタイプです。
お客様に会わないと仕事にならないので、定時は9時17時でしたが、それ以外の時間や休日もアポを入れざるをえませんでした。
子育て中の為夜は18時までしかはたらかないと決め保育園の間は頑張りました。
子どもが小学校にあがり平日代休時に一緒の時間が取れなくなり、土日仕事を入れたくなくなったので転職を決意しました。
転職するなら最後のチャンスだと思った(42歳 男性|企画・マーケティング)
前職の広告業界は安定しているものの、自分がやりたい仕事はなかなかできない環境で、出向も多く自分の時間がほとんど取れませんでした。転職を考えだしたのは40台前半だったので、転職するならば最後のチャンスだと思って動くことを決意しました。また、新卒のころから行きたいと思っていた旅行業界への未練が残っていたということもあります。
40代の前半・後半によっても転職理由に違いがある
40代は前半・後半によって転職理由に違いが見られます。
厚生労働省の調査では、40代前半の男性は「会社の将来性に不安がある」という転職理由が多く、後半になると「労働条件が合わない」という人の割合が多くみられました。
また、40代前半の女性の場合は、「給料や収入が少ない」という理由が最も多く、後半では「職場の人間関係が悪い」という転職理由が多くなりました。

転職入職者が前職を辞めた理由別割合(40代男性)

転職入職者が前職を辞めた理由別割合(40代女性)
(参考:平成30年雇用動向調査)
40代の転職にかかった期間と苦労したことの体験談
条件に合った求人が見つかりにくかった(40歳|事務職)
自宅から30分の通勤圏内、残業なし、土日休みなど、希望条件に合う求人探しに苦労しました。自分で探す以外にも、ハローワークのスタッフさんにもご協力いただくことも多かったです。その他のエージェントさんにも登録しましたが、なかなか希望条件に合うところを探すのは難しかったです。実際に活動を始めてからは、日程調整に苦労しました。
転職するなら最後のチャンスだと思った(42歳|営業・販売)
興味のある仕事はたくさんあったのですが、年齢的に未経験の仕事を始めるには遅かったため、書類選考で落とされることが多くありました。
また家族もいて家も建てていたので、勤務地も限られていましたし、引っ越しを伴う転勤もしたくはありませんでしたので、求人探しをする際も限られてしまったので、その点はとても苦労しました。
転職活動の期間は半年ほど見ておくのがおすすめ
40代の転職は、半年ほどかかる想定で進めていくことをおすすめします。
エンミドルの転職の調査によると、20代や30代と比較して、40代以降は3ヶ月以内の転職割合が少なくなっています。
40代は、より入念に情報を集めて転職活動を行うことが大事となるため、期間に余裕をみてじっくりと転職活動を進めていくことが大事です。

(引用:転職活動の期間について)
40代転職者の年収に関する体験談
年収が80万円アップした(42歳 男性|営業・販売)
前職と比較しても、年収が80万円程度上がったので、とても満足しています。
子供の教育のためにお金がどれだけあっても足りないくらいでしたが、年収が上がったことは妻もとても喜んでくれました。
また休日も増えたおかげで子供遊んだり、趣味の時間を増やす事が可能になりましたし、休日出勤もないため、精神的にとても楽になりました、
年収が2/3ほどに落ちてしまった(42歳 男性|事務職)
年収が前職に比べて3分の2くらいにまで下がってしまいました。また、有給休暇が全くとれず、体調不良などで休めば給与から差し引かれるのが転職後の不満です。また、仕事を一任されてるとはいえ、仕事のミスやクレームなどが入れば他人のミスでも全て私が謝罪しなくてはならず、「上司に代われ」と言われない限り誰にも助けて貰えない部署にいることがかなり不満でストレスになります。
年収500万円上限が多かった(41歳 男性|財務・経理)
転職を始めるときは年齢が気になっていましたが、思った以上に年齢により応募を断られたりすることはなかったと感じています。エージェントからも経験があればそれなりに需要があるという言葉をいただいていました。
一方で給与面については厳しい状況でした。
私は600万円で探していたのですが、500万円が上限の案件が多く、
あったとしても、英語力や上場企業での管理職経験など、求められる職歴のハードルが高く、
なかなか応募に至りませんでした。最終的には応募は10件程度、面接まで進んだのが4件でした。
リクルートエージェント経由で年収アップできた(40歳 男性|営業・販売)
リクルートエージェントを利用して転職しました。担当者がとても優秀な方で、私の希望をとてもよく聞いてくださいました。私の希望する会社を提示してくださって、転職に成功し、年収も200万円アップしました。リクルートエージェントに登録してから転職までも3ヶ月くらいだったのでとても早く転職できたと思います。
40代の平均年収は510万円
dodaの調査では、40代の平均年収は「510万円」というデータが出ています。
doda公式サイトでは40代の年齢別や職種別で見た細かな平均年収データがまとめられているので、ぜひ転職活動の参考にしてみてください。


(引用:doda)
40代で結婚や子育て後の再就職に関する転職体験談
産後ブランクがあったがアピールポイントを見直せた(40歳 女性|事務職)
産後に少しブランクがあったのと40代になっていたことから不安がありましたが、
転職エージェントで担当の方に面談アドバイスや応募書類の添削をして頂き、
客観的に自分のアピールポイントを見直すことができて良かったと思います。
ブランクがあったもののたくさんの求人紹介が届いた(42歳 女性|事務職)
専業主婦となりブランクがある状態での転職でした。子供たちも成長して中学生、高校生となり、時間的にも精神的にも余裕ができたので、そろそろお仕事をしようと、なんとなく就職サービスに登録しました。いろいろな就職サイトに登録したところ、多くのメールや電話がきました。あまりの多さに対応しきれない状態が大変でした。
再就職の場合、ブランクがあること不安要素として捉える企業もありますが、一方でコミニュケーションが得意な主婦などを積極的に採用したいと考えている企業もあります。
正社員に固執しすぎずに、派遣の仕事を探してみるのもおすすめです。
40代の転職体験談では、派遣のサイトに登録したところ多くの求人紹介を受け取れたという声も寄せられています。
40代からの異業種に転職に関する体験談
今のうちに転職できてよかった(49歳 女性)
全く今までと違う業種への転職だったので、若いころには思わなかった思わぬ体調的な不安があります。
今は目を使う仕事をしたいるので、老眼が急に進んでコンタクトが出来なくなりました。転職前も転職後も立ち仕事なので大丈夫と思いましたが、動く立ち仕事から動かない立ち仕事に変わった事で、足のむくみや肩こりがひどくなり大変です。
新しい業界の慣習になれるのが大変だった(42歳 男性|事務職)
特別な資格やスキルはあまり必要がなく異業種からの転職でも比較的容易に仕事をして行ける環境ではありましたが、旅行業界特有の年功序列や体育会系の気質については、慣れていく必要がありました。また、前職では接待などはあまりありませんでしたが、旅行業界では飲み接待やゴルフ接待が当たり前の世界なので、最初は若干戸惑うことが少なくなかったです。
コロナの影響で異業界へ転職(40歳 男性|販売・営業)
コロナの影響で前職の業界内での転職は難しい状況で、選択肢としてはどうやっても別の業界で探すしかないというのは、前職の経験やキャリアを活かす事がなかなかできないという意味で、理想の仕事に就く事はできませんでした。全く未経験の業種、職種に40代で就くというのは苦労が多く、希望の仕事でも無いため仕事への興味もなかなか持てなかったのが難しいところでした。
異業種からの転職が50%以上

(引用:doda)
dodaの2021年の最新データでは、40代以上の“半数以上”が異業種から転職をしているデータがあります。異業種への転職は、どちらかと言えば多数派です。
また、異業種転職をしている年齢層の割合についてコロナ前後で比較してみると、40代の割合が一番増えている結果もでています。

(引用:doda)
異業種への転職は決して珍しいものではないため、キャリアアドバイザーに相談しながら、自身の希望を一番に叶えられる職場を探してみることをおすすめします。
まとめ
40代におすすめの転職エージェントをお伝えしました。
40代の転職活動は場合によっては難航するかもしれませんが、一方で頼れる転職エージェントはたくさんあります。
求職者は何社利用しても費用がかかりません。ぜひ信頼できるキャリアアドバイザーと出会い、入念に情報を集めながら、納得のいく転職活動にしていただければと思います。

本記事で利用したアンケート調査
40代の転職体験談 | |
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調査方法 | インターネット調査 |
調査対象 | 40代で転職活動を行ったことがある男女 |
調査地域 | 全国 |
調査期間 | 2021年9月23日~2021年9月27日 |
調査人数 | 50名 |
調査機関 | クラウドワークス |
編集部
多くの企業は、40代の転職者に対してどのようなスキルやパフォーマンスを期待しておりますでしょうか?