
リクルートエージェントの費用は無料!お金がかかる心配なしの理由と仕組みを大公開
最終更新日:
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求職者がリクルートエージェントを利用する際の費用は無料です。
この記事ではリクルートエージェントを無料で利用できる理由や、サポート内容・登録手順などを解説します。
リクルートエージェントのサービス全般について知りたい方は、「リクルートエージェントの評判・口コミはひどい?満足?転職者が実感したメリット・デメリット」をご覧ください。
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リクルートエージェントの利用に費用がかからない理由

リクルートエージェントを利用すると様々なサポートをしてもらえるのに、一切費用がかからないことに疑問を持つ方も多いでしょう。
もちろん、リクルートエージェントもボランティアでやっている訳ではなく、きちんと報酬を得る仕組みがあります。
リクルートエージェントの費用については、以下のポイントを押さえると理解しやすいです。
リクルートエージェントの費用の仕組み
転職エージェントは求職者に費用を請求できない
リクルートエージェントのような転職エージェントは、厚生労働省において「有料職業紹介事業会社」に分類されます。
そして、職業安定法第三十二条では、有料職業紹介事業会社が求職者から手数料を徴収することが禁じられています。
そのため、登録料や手数料などの費用が求職者に請求されることは一切ありません。
なお、名称に「有料」とあるのは、人材を採用した企業からの報酬を得るからです。
転職エージェントは企業からの報酬によって運営されており、求職者は無料で転職支援サービスを受けられます。
転職が成功した場合のみ企業が報酬を支払う
リクルートエージェントでは、求人を募集する企業に対して完全成功報酬型のサービスを行っています。
企業が求人を募集する段階では費用は発生せず、採用決定のタイミングで企業側が報酬が支払うシステムです。
各企業との契約によって報酬額は異なりますが、一般的な相場は「転職者が得ることになる年収の30〜40%程度」と言われています。
求職者が年収600万円で転職した場合、リクルートエージェント側が180〜240万円の報酬を受け取ることになります。
企業としても費用以上のメリットがある
企業は直接人材を採用できるのに、なぜ費用をかけてまで多くの企業がリクルートエージェントを利用するのでしょうか。
実は、企業がリクルートエージェントを使うことには、費用以上のメリットがあります。
例えば、転職サイトなどに求人を載せる場合は、高い広告費を支払って応募者を集めることになります。
しかし、費用をたくさんかけたとしても、採用したいと思える人が応募してくる保証はまったくありません。
一方、リクルートエージェントを通して応募をすれば、多くの登録者の中から企業にとって良い人材を積極的に紹介してくれます。
企業にとって効率の良い選考が可能になる
リクルートエージェントは、企業との信頼関係を大切するためにも、企業が求める条件に合わない人物は初めから紹介しません。
そのため、企業はある程度は絞り込まれた応募者だけに対応すればよく、選考にかかる手間を減らせます。
しかも、成果報酬型のため、万が一採用に至らなかった場合でも費用が一切かかりません。
こうしたメリットがあることからも、多くの企業がリクルートエージェントを利用して人材を採用しています。
有料サービスを行う転職サービスもある
「職業安定法」では、転職エージェントが利用者から手数料を徴収することが禁じられていますが、例外もあります。
有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。
ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。
- 引用元
- 職業安定法
例えば、ヘッドハンティング型転職サービスの「ビズリーチ」では、有料のプレミアムステージサービスを提供しています。

- (引用元
- ビズリーチ)
利用規約には、『職業安定法に規定される「職業紹介」は行いません』と明記されており、プレミアム会員はハイクラス向けのスカウトを受けられます。
会員登録やスタンダード会員としての利用は無料ですが、転職の選択肢を広げるために有料サービスを受けることが推奨されています。
ビズリーチ|基本情報
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
---|---|
公開求人数 | 約147,400件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 登録無料 |
(最終更新:25年2月時点)
無料でも安心して利用するために知っておきたい2つのこと

前章では、リクルートエージェントを無料で利用できる理由をご説明しましたが、無料ということで逆に不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「無理やり転職させられる?」
「紹介してもらえる求人が少ない?」
ここでは上記のような疑問にお答えするべく、リクルートエージェントのサービスを安心して利用するためのポイントを2つお伝えします。
リクルートエージェントを安心して利用するためのポイント
①無料だからと言って無理やり転職させられることはない
リクルートエージェントが成果報酬によって成り立っていることを知ると、「報酬目当てに無理やり転職させられるのでは?」と心配になる方もいるでしょう。
しかし、リクルートエージェントは、企業に対して「転職者が半年以内に退職した場合には全額返金する」というルールを設けており、求職者の意に沿わない転職支援は行いません。
転職者が早期離職してしまえば利益は得られませんし、職業紹介事業会社としての信用にも関わります。
そのため、マッチングの精度を高め、求職者・企業側双方のニーズを満たした転職を実現するためのサポートを行います。
②応募するべき求人を厳選してくれるため時間が無駄にならない
リクルートエージェントは、経歴や希望条件に見合った案件のみを求職者に紹介します。
応募求人を自由に選べる訳ではないため、応募できる案件が限られてしまうことにデメリットに感じる方も少なくないと思います。
しかし、企業が求める条件を満たしていないのであれば、応募したとしても採用まで至ることは難しく、選考を受けるための時間や労力も無駄になってしまいます。
リクルートエージェント側が求人を厳選してくれることによって、無駄なく効率の良い転職活動を行えるでしょう。
【無料】リクルートエージェントで受けられるサポート

リクルートエージェントでは、様々な転職サポートを無料で受けられます。
また、転職のプロであるキャリアアドバイザーが自分の担当として付いてくれるので、困ったことや不安なことを何でも相談できる点も大きなメリットと言えるでしょう。
ここでは、リクルートエージェントで受けられる代表的なサポートをご紹介します。
【無料】リクルートエージェントの代表的なサポート
①キャリアカウンセリング
リクルートエージェントの利用をはじめるときには、必ずキャリアアドバイザーとの面談があります。
面談では、これまでの職務経験、転職しようと思った理由、転職先の希望などをヒアリングされます。
キャリアアドバイザーがうまく話を引き出してくれるので、話すのが苦手な人でも安心です。
また、カウンセリングをする中で、求職者自身が気づいていなかったスキルや強みが発見されることもあります。
面談を通して共有した情報をもとに、キャリアアドバイザーは一人ひとりの状況に合わせたサポートを行います。
②希望条件に合った求人紹介
キャリアアドバイザーは、企業側と求職者のマッチングを考慮したうえで、求人を紹介します。
企業側が求める条件を満たしている案件に限られているため、自ずと選考通過率は高くなります。
また、希望の業界・職種の求人だけでなく、これまでの経歴・スキルを活かせる案件を提案してくれることもあります。
他にも、求人票に懸念点がある場合は、応募する前にキャリアアドバイザーが直接企業に確認してくれるため、入社後のミスマッチも防げるでしょう。
③応募書類の添削・面接対策
キャリアアドバイザーは、応募書類をチェックし添削してくれます。
たとえば、各企業に精通したアドバイザーが、「この表現はこう直した方がアピールできる」「面談のときに言っていたあの経験を盛り込んだ方がいい」など、具体的なアドバイスをくれます。
応募書類の完成度が上がり、選考通過率を高められる点は大きなメリットです。
リクルートエージェントの面接対策
リクルートエージェントでは面接対策も充実しており、これまでの転職支援データに基づき、模擬面接が行われます。
面接でよく聞かれる質問にどんな狙いがあるのかを教えてくれ、その質問に対する回答を一緒に考えてもくれることもあります。
面接の準備を入念にしておけば、本番でも焦らず落ち着いた気持ちで臨めるでしょう。
④企業との日程調整・交渉
転職活動では、書類の提出や面接の日程調整など、応募企業とのやり取りが多く発生します。
場合によっては、給与や入社日などの交渉も必要です。
しかし、リクルートエージェントを利用すれば、企業とのやり取りはすべてキャリアアドバイザーに任せられます。
時間や手間を省けるため、特に仕事を続けながら転職活動をする場合には非常に有効なサービスです。
また、選考辞退の連絡や年収の交渉といった、自分では少し伝えにくい内容もキャリアアドバイザーが代行して伝えてくれます。
気まずい思いをしなくてもいいという点も、リクルートエージェントのサポートの魅力と言えるでしょう。
リクルートエージェントの無料登録方法
リクルートエージェントは、転職を検討している人なら誰でも利用可能です。
利用したからと言って必ず転職しなければいけない訳ではないため、転職しようかどうか迷っている場合や、転職先の希望条件が固まっていない場合の相談も気軽にできます。
利用を始める際は、以下の2つのステップで進めていくだけです。
リクルートエージェントの登録方法
STEP1.転職支援サービス(無料)に申し込む
まずは、リクルートエージェントの転職支援サービスに申し込みましょう。
会員登録は、リクルートエージェントの公式サイトから簡単に行えます。
トップページの登録フォームに必要項目を入力していくだけですし、入力項目もそれほど多くありません。

- (引用元
- リクルートエージェント)
まずは、「転職に期待すること」を入力します。
入力項目:転職に期待すること
- 転職希望時期(選択式)
- 希望勤務地(選択式)
- 現在の職種(選択式)
- 現在の年収
- メールアドレス
選択を迷ってしまう場合には、ひとまずどれかを選んでおけば大丈夫です。
キャリアアドバイザーとの面談の際など、後からでも詳しい希望を伝えられます。
次に、「プロフィール情報」を入力します。
入力項目:プロフィール情報
- 氏名
- 性別
- 生年月日
- 郵便番号
- 電話番号
- 最終学歴
これらを入力するだけで、申し込みは完了です。
申し込みをすると、7日以内にリクルートエージェントからメールか電話で連絡が来ます。
STEP2.キャリアアドバイザーとの面談の日程を調整する
リクルートエージェントから連絡が来たら、最初の面談の日程を決めましょう。
面談は休日や平日の夜間にも対応してもらえるので、在職中の方でも安心です。
リクルートエージェントでは各オフィスにて対面での面談も行っていますが、電話・オンラインでの面談も増えています。
なお、面談の前には、履歴書と職務経歴書を送るように依頼される場合が多いです。
リクルートエージェントの「マイページ(Personal Desktop)」から、案内にしたがって情報を入力していくだけで書類を作成できるので、面談前に忘れず送信しておきましょう。
【注意】紹介可能な求人が無いと面談は行われない!
登録者の経験や希望によっては、面談が案内されない場合もあります。
なぜならば、リクルートエージェントでは、求人状況を踏まえたうえで面談を実施しているからです。
紹介可能な求人が無く面談が行われない場合は、別の転職エージェントの利用を検討しましょう。
まとめ
リクルートエージェントの登録・利用には、費用はかかりません。
なぜならば、リクルートエージェントのような転職エージェントは、人材を紹介した企業から成果報酬を受け取る仕組みで運営されているからです。
転職相談、求人紹介、選考対策などの充実したサービスを受けても、利用者が費用を請求されることは一切ないので、安心して利用しましょう。
また、転職の可能性を広げたり、相性の良いキャリアアドバイザーを見つけるためには、複数の転職サービスを併用することもおすすめです。
本記事でご紹介した転職サービスを活用し、万全の体制で転職活動を進めましょう。
本記事で紹介した転職サービス
リクルートエージェント |
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