転職がバレるのはどうして?バレないための方法とバレたときの対処法
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「どうして転職活動は会社にバレるの?」
「会社にバレずに転職する方法はある?」
などと、転職が会社にバレる理由や対処法について気になっていませんか。
転職活動していることがバレてしまった場合、大事な仕事を任せてもらえなくなったり、会社にいづらくなったりする可能性もあります。
そこでこの記事では、転職活動が会社にバレる主な理由やバレずに転職するポイント、バレてしまったときの対処法などをご紹介します。
ポイントをおさえて円満退職を実現し、スムーズな転職活動を目指しましょう。
転職に不安がある人や時間がとれない人は転職エージェントの利用がおすすめ
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特定社会保険労務士・元 労働局職員 / 社会保険労務士法人岡佳伸事務所
監修者岡 佳伸さん
大手人材派遣会社、自動車部品メーカーなどで人事労務を担当した後に、厚生労働省管轄下 労働局の職員(ハローワーク勤務・厚生労働事務官)としてキャリア支援や雇用保険給付業務、助成金関連業務に携わる。
現在は特定社会保険労務士(社会保険労務士法人岡佳伸事務所 代表)・キャリアコンサルタント・1級ファイナンシャル・プランニング技能士として活躍中。
各種実務講演会講師および社会保険・労務関連記事執筆・監修、TV出演、新聞記事取材などの実績多数。
▼セミナー・講演・研修実績
東京商工会議所主催「トラブルにならない採用・問題社員・雇用調整対策セミナー」
東京商工会議所主催「令和4年度改正点を反映!雇用関係助成金セミナー」
公益社団法人東京ビルメンテナンス協会主催「「副業・兼業の最新ガイドラインとトラブル事例」
▼取材・メディア掲載
日経新聞、読売新聞、女性セブン等に取材記事掲載。
NHK「あさイチ」2020年12月21日、2021年3月10日にTVスタジオ出演。報道内容の監修も実施。
▼労務に関する解説DVD
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すぐにわかる 両立支援等助成金の申請の仕方と実務上の留意点
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どうしてバレた?転職が会社にバレる5つの理由
転職活動をしているときに、会社や上司にバレてしまった経験のある人はいます。
多くのケースでは、自分のちょっとした言動が原因となり、転職が会社にバレています。
この章では、転職が会社にバレてしまう5つの行動をご紹介します。
社労士 岡さん
業務のために会社から貸与されているパソコンや携帯電話などの機器を使って、私用の転職活動を行ってはいけません。
会社に発覚した場合は、就業規則等に基づき懲戒処分を受ける可能性があります。
社用のメールアドレスも同様です。原則、会社のシステム管理者などが自由に確認できるようになっています。
会社のメールアドレスで転職エージェントとの連絡は行わないようにしましょう。
理由1.電話対応
職場で転職活動に関する電話をしていると、会社にバレてしまう可能性があります。
近くに同僚や上司がいる場合、電話での話し方や内容を聞かれ、不審に思われてしまうでしょう。
特に敬語を使っている場合や日程の話をしている場合、周りの人が気に留めやすいです。
不審に思われてしまうと周りの目が変わり、問い詰められたりうわさの原因になり、転職活動していることがバレてしまいます。
理由2.職場での着替え
仕事が終わった後に面接へ向かう際、職場の更衣室でスーツに着替えると転職活動中であることがバレます。
私服勤務の場合、会社の更衣室でスーツに着替え、その姿をほかの社員に見られると怪しまれます。
「なぜスーツを着ているのか」と問われてもごまかしづらいため、職場内で着替えることは避けましょう。
理由3.有給が増えた
極端に有給を増やした場合も、転職が会社にバレます。
転職活動中は面接日程やスケジュール時間の確保のため、有給を使うことがあります。
しかし、有給を毎週1日必ず申請するような増やし方になると、不信感を抱かれやすいです。
転職活動で忙しい場合でも、急激に有給を増やさないようにしましょう。
社労士 岡さん
労働基準法で定められた年次有給休暇は自由利用が認められており、転職活動等で使用しても全く問題ありません。
会社は業務に支障がある場合は時季変更権の行使のため、年次有給休暇の取得事由を確認することがあるかも知れませんが、詳細に教える必要もありません。
年次有給休暇の取得を理由に、会社が社員に対して不利益な行為をすることは労働基準法で禁止されています。
理由4.職場の人に相談した
職場の人に転職を相談した場合、話が人から人へ伝わり、バレてしまうケースもあります。
以下のように、誰かに話してバレるパターンはいくつかあります。
- お酒の場で、うっかり話してしまった
- 大変な気持ちを分かってほしくて同僚に相談した
- 背中を押してほしくて、信頼できる上司に相談した
職場以外の友人に相談していた場合も、友人と職場の人のつながりから、バレる可能性もあります。
会社にバレずに転職したい場合は、軽い気持ちで転職の相談をしないようにしましょう。
理由5.転職サイトに登録
転職サイトに登録して、転職していることがバレることもあります。
転職サイトには、「スカウト」という機能があるためです。
スカウト機能とは
転職サイトに登録しているユーザー情報を見た企業が、来てほしいと思ったユーザーに対して、直接メッセージできる機能
今の会社が転職サイトで求人情報を掲載しているときは、注意が必要です。
スカウトするユーザーを探す過程であなたの登録情報を見つけ、転職活動中であることがバレる可能性もあります。
転職が会社にバレるとどうなる?
転職していることは会社にバレてしまうと、以下のような弊害があります。
それぞれ順に見ていきましょう。
仕事を任されなくなる
転職がバレると、「近々会社を辞める人」「会社に気持ちがない人」などと会社から思われがちです。
期待する気持ちがなくなってしまうため、長期間のプロジェクトなどの重要な仕事を任されなくなる可能性があります。
反対に、簡単な仕事や雑用ばかりにあるケースもあるでしょう
理不尽と感じることもありますが、感情的にならず、最後まで仕事はやり遂げることが大切です。
無視される
会社から期待されなくなるからこそ、話しかけたり質問しても、まともに返答してくれない可能性があります。
同僚や上司によっては、無視することも考えられます。
転職活動を中断しても、元通りの関係に戻るのは難しいかもしれません。
円満な退職を希望するなら、自分の行動や言動には注意しましょう。
ボーナスや評価が下がる
転職がバレると、ボーナスや評価に響くことがあります。
仕事量や仕事に対するやる気が変わらなくても、転職を考えた「姿勢」を上司がマイナスに感じた場合、評価を下げられる場合があります。
評価が落ちてしまうと、ボーナスも下がるケースが多いです。
ボーナスや評価が下がることに対して抗議しても、余計に人間関係がこじれる恐れがあるため、受け入れるようにするのが無難です。
最後まで仕事は責任もって行い、気持ちよく退職できるようにしておきましょう。
会社にバレずに転職する6つのポイント
転職が会社にバレる原因の多くは、自分の行動です。
以下の6つのポイントをおさえて、スムーズな転職を目指しましょう。
ポイント1.電話や着替えは職場の外でする
職場の外で電話や着替えをおこなうことは、バレずに転職するコツです。
電話や着替えた姿を「いつ」「誰に」「どこで」見られているのかわかりません。
周囲を確認したつもりでも、たまたま通りかかった人に見られる可能性があります。
職場の更衣室で着替えるのは楽ですが、リスクが高いです。
会社にバレずに転職するためにも、会社から離れた場所で電話や着替えをおこないましょう。
ポイント2.同僚や上司に相談しない
軽い気持ちで同僚や上司に相談しないことも、バレずに転職する秘訣です。
一度うわさになると途端に話が広がり、いつの間にか話が大きくなっている場合もあるでしょう。
転職を知って応援してくれる人ばかりの職場なら問題ありませんが、不快に感じる人もいます。
気まずくならないためにも、転職の相談は軽い気持ちでしないようにしましょう。
転職の相談は外部機関がおすすめ
転職について相談する場合、同僚や上司ではなく、外部の機関がおすすめです。
東京しごとセンターが提供している「若者しごとホットライン」や「就職だれでも相談」は、無料で仕事について相談できます。
34歳以下の相談に対応している「若者しごとホットライン」は、15分程度の相談時間なので、忙しい人でも気軽に利用できるでしょう。
全年齢を対象としている「就職だれでも相談」は、LINEでも相談可能です。
※若者しごとホットライン、就職だれでも相談は東京都内で仕事を探している方を対象としています。
ポイント3.仕事の手は抜かない
最後まで、仕事の手を抜かないようにしましょう。
疲れている態度を表したり、仕事を雑に済ませていたりすると「やる気がない」「疲れている」などと、怪しまれてしまいます。
転職がバレると、仕事が適当になったといわれるケースもあります。
仕事をしながらの転職活動は大変ですが、いつもどおり、または今まで以上に仕事には手を抜かないように取り組みましょう。
仕事のやる気を維持するためには?
どうしても仕事にやる気が起きないときは、1日のはじめにやらなければならないことをタスク化し、目標を設定しましょう。
目の前にある仕事から手をつける人も多いですが、しっかりと整理しなければ優先順位が不明確になり、業務がスムーズに進まなくなってしまいます。
業務が停滞した結果、やる気がなくなってしまうケースも少なくありません。
せっかく引き出したやる気を維持するためにも、「今日やるべきこと」「後回しにすることなど」業務を整理して仕事をはじめましょう。
業務が円滑に進めば、モチベーションが低下しにくくなります。
ポイント4.職場で転職の情報を調べない
職場で転職情報を調べないようにしましょう。
パソコンの履歴やスカウトメールなどから、職場の人に知られる可能性が高まります。
転職は悪いことではありませんが、職場内で調べる行為は、会社にとって不愉快や失礼と捉えられるケースも多いので注意が必要です。
転職情報は、自宅など職場以外の場所で調べるようにしましょう。
転職情報を調べるときは会社の口コミサイトがおすすめ
転職情報を集める際は、会社の口コミサイトを利用することがおすすめです。
会社の口コミサイトには、求人票にはない社員のリアルな口コミが掲載されているからです。
ただし、既に退社した人や今の会社に不満を持つ人が書き込んでいるケースも多く、ネガティブな情報が多くなってしまうという側面もあります。
就職・転職活動に活用する際には、信憑性の高い情報かどうかを見極めましょう。
利用者からの評価が高い会社の口コミサイトは、以下の4つです。
口コミサイト | 特徴 |
---|---|
転職会議 | 口コミ付きの求人情報も閲覧できる |
キャリコネ | 給与明細のイメージを確認できる |
OpenWork | 20代など若い世代の書き込みが豊富 |
エンゲージ 会社の評判 | 新着の口コミをチェックできる |
それぞれ異なる特徴を持っているため、事前に把握したうえで活用しましょう。
社労士 岡さん
就業時間中に職場で転職先の情報を調べることは、職務専念義務違反に該当する行為になります。
また、現在会社で従事している仕事の内容を転職先に詳細に話すことは守秘義務違反の問題が出てきます。転職活動の際は注意して行動しましょう。
ポイント5.SNSに転職のことを書き込まない
SNSに転職の書き込みをすることも避けるようにしましょう。
多くの人が利用しているSNS上での書き込みは、つながりがある人に関連する情報が拡散されやすいです。
職場の人とフォロー関係になくても、アカウントを知られていればバレてしまうリスクもあるのでおすすめしません。
書き込みたい場合は、円満に退職し、新しく企業に採用されてからにしましょう。
ポイント6.転職エージェントに相談する
転職に不安がある人や時間が取れない人は、転職エージェントの利用をおすすめします。
転職エージェントは転職のプロといえるキャリアアドバイザーから、各種サポートを受けられます。
転職エージェントは、あなたの経歴や相談内容から最適な転職先を紹介してくれるので、転職先のミスマッチが起きるリスクを減らせます。
また、企業の情報から業界の動向まで、転職に役立つさまざまな情報を提供してくれるので、転職を検討する際にはひとまず登録しておくことをおすすめします。
おすすめの転職エージェント
転職エージェントにはたくさんの種類があるので、どれを選べばいいか迷ってしまう方も多いでしょう。
そこで、ここからはおすすめの転職エージェントを厳選して3社ご紹介します。
転職エージェントは複数利用しよう
転職エージェントは求人数、得意分野、サービス内容が異なるので、複数登録しておくのがおすすめです。
多くの求人を見た方が希望に合った転職先が見つかりやすいですし、相性の良いアドバイザーに出会える確率も高くなります。
ここで紹介する3社はどちらも無料で利用可能なので、気になるエージェントはすべて登録しておきましょう。
書類選考の通過率が高い「リクルートエージェント」
- (引用元
- リクルートエージェント)
「リクルートエージェント」は、転職エージェントの中でもトップの求人数を誇る転職エージェントです。
幅広い業界・職種の案件を保有しているため、他の転職エージェントでは見つからない条件でも、リクルートエージェントなら見つかる可能性があります。
また、リクルートエージェントでは、応募書類の添削や面接対策も念入りにおこなってくれるため、選考通過率を高められるでしょう。
すぐに転職するつもりがなくても相談が可能なので、仕事を続けるべきか悩んでいる場合や今後のキャリアの不安などがある場合は、気軽に相談してみることをおすすめします。
リクルートエージェント|基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
公開求人数 | 約470,000件 |
非公開求人数 | 約230,000件 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
登録免許 | 厚生労働省有料職業紹介事業: 13-ユ-313011 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
(最終更新:24年10月時点)
面接対策に定評がある「doda」
- (引用元
- doda)
「doda」も、人材業界大手のパーソルキャリア株式会社が運営する転職サービスです。
「転職サイト」と「転職エージェント」両方の機能を備えている点が大きな特徴であり、ひとまず求人情報を見てみたいという方におすすめのサービスといえます。
気になる求人が見つかった場合は、キャリアアドバイザーに選考対策をサポートしてもらうことをおすすめします。
応募書類の添削や実践的な面接対策をおこなってもらうことで、一人で準備するよりも選考に通過率する可能性を高められるでしょう。
また、「転職を迷っている」「どんな転職先があるかアドバイスが欲しい」という相談にも応じてくれるため、気軽に利用してみましょう。
doda|基本情報
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
求人数 | 200,000件以上(非公開求人を含む) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年10月時点)
エージェントサービスに登録で非公開求人を確認!
IT・Web業界で転職するなら「レバテックキャリア」
- (引用元
- レバテックキャリア)
「レバテックキャリア」は、ITエンジニアの転職支援に特化した転職エージェントです。
アドバイザーに相談することで自分自身の市場価値を知ることができるため、転職活動の際の有益な情報として活用することをおすすめします。
レバテックキャリアでは、IT業界全般の求人を扱っており、エンジニアやデザイナーをはじめ、事務やコンサルなど、幅広い職種の求人を保有しています。
業界特化型ならではの専門性の高さが強みであり、企業に合わせた細かい面接対策を行ってくれる点も魅力です。
転職未経験者からキャリアアップ転職を目指す方まで、幅広く対応しているので、IT業界での転職を検討する方すべてにおすすめのサービスといえるでしょう。
レバテックキャリア|基本情報
運営会社 | レバテック株式会社 |
---|---|
公開求人数 | 約33,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年10月時点)
転職がバレてしまったときの対処法
最後まで会社にバレずに転職できればよいですが、バレてしまうこともあります。
バレてしまったときは、「転職を否定しないこと」と「うそで固めないこと」が大切です。
ここでは、転職がバレてしまったときの具体的な対処法をご紹介します。
素直に認める
転職活動していることが会社にバレた場合、無理に否定したり、うそをついてごまかしたりせず、素直に認めましょう。
一度うそをついてしまうと、うそをうそで重ねていくことになるので、どこかで矛盾が生まれます。
気まずいまま仕事をするのはストレスになるため、素直に認めたうえで、しっかりと理由を説明しましょう。
正直に話せば、転職活動しながら仕事を続けることを認めてくれるかもしれません。
前向きな転職理由を話す
転職の理由を聞かれたときは、前向きな理由を話しましょう。
転職理由を伝える場合、「人間関係がわるい」「仕事がつまらない」などのネガティブな内容は避けてください。
「今の会社で学んだスキルをもっと活かしていきたい」「専門知識を深めていきたい」など、ポジティブな理由を話しましょう。
また、「通勤距離が遠い」「結婚する」などのやむを得ない理由であれば、会社側も納得しやすいです。
最後まで仕事に責任を持つ
仕事は最後まで責任を持ち、やり抜きましょう。
バレたからといって開き直ったり、適当に仕事したりするのはNGです。
希望先の企業から採用をもらった際には、引き継ぎまでしっかりとすることが重要です。
引き継ぎのポイント
後任者が決まっていて一緒に仕事ができるなら、退職1〜2週間前から一緒に作業をしておくのがおすすめです。
また、社内・社外の関係者への挨拶には、必要に応じて後任者を連れて行きましょう。
まとめ
転職は悪いことではありませんが、バレたらトラブルの原因にもなりかねます。
転職活動が会社にバレる主な原因は、以下のとおりです。
会社にバレる原因
- 電話対応
- 職場での着替え
- 有給が増えた
- 職場の人に相談た
- 転職サイトに登録
自分の言動には十分注意しながら転職活動を進め、円満な退職・転職ができるようにしましょう。
会社にバレずに転職する方法は、以下の6つの方法があります。
転職をバレずにする方法
- 電話や着替えは職場の外でする
- 同僚や上司に相談しない
- 仕事の手は抜かない
- 職場で転職の情報を調べない
- SNSに転職の書き込みをしない
- 転職エージェントに相談する
転職活動に不安がある人は、以下の3つの転職エージェントを利用してみましょう。
おすすめの転職エージェント
- はじめての転職の人におすすめ→「リクルートエージェント」
- 面接に不安がある人におすすめ→「doda」
- IT・Web業界で働きたい人におすすめ→「レバテックキャリア」
以下の記事では、出戻り転職や会社の辞め方を詳しく解説しています。
本記事だけではなく、以下の記事も参考にして、転職・退職でのトラブルを避けましょう。
社労士 岡さん
転職前の会社に転職後の会社名を知られることはありません。
それは、ハローワーク等の官公庁が、転職先の会社名を第三者に教えることはあり得ないからです。
ただし、前職の年次有給休暇中に転職先の会社に就職した場合は二重在籍扱いになるため、雇用保険がどちらかの会社でしか加入出来ないことや、社会保険の2以上勤務の扱いになるなどの支障が出る場合があるため注意しましょう。
社労士 岡さん
職業選択の自由は日本国憲法第22条で「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。」と定められており、自己の意思に基づいて自由に転職することができます。
現職に転職活動をしていることが知られても居心地の良い悪いはありますが、本来問題の無いことです。
ただし、職務専念義務があるため、就業時間中に転職活動は行わないようにしましょう。