リクルートエージェント企業スカウトとは？仕組みと口コミ、落ちる理由を解説
最終更新日:
株式会社マイナビ等のプロモーションを含みます
また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。※提携機関一覧
リクルートエージェントに登録すると、「企業スカウト」というメールが届くことがあります。
「企業スカウト」とは、企業が求職者のキャリアシートを見てスカウトメールを送るサービスです。
「スカウトが来た」と聞くと内定が近いように感じますが、「スカウトなのに選考に落ちた」という声もあり、実態が気になる方も多いでしょう。
スカウトには種類があり、通常の応募に比べて選考が有利になる可能性は高いですが、必ずしも内定が確約されるわけではありません。
本記事では、リクルートエージェントの企業スカウトの仕組みや評判、スカウトを増やすコツ、内定獲得のポイントを詳しく解説します。
気になる内容をタップ
- リクルートエージェント「企業スカウト」の評判・口コミ
- 「企業スカウト」の良い評判・口コミ（メリット）
- 「企業スカウト」の悪い評判・口コミ（デメリット）
- 【要注意】企業スカウトをもらっても落ちる理由と通過率を上げるコツ
- リクルートエージェントと併用したい転職スカウトサービス3選
- 面接確約のオファーが届く「doda」
- 年収1,000万円以上を狙うなら「リクルートダイレクトスカウト」
- ハイクラス転職を目指すなら「ビズリーチ」
リクルートエージェントの「企業スカウト」とは？仕組みを解説
リクルートエージェントの「企業スカウト」を最大限に活用するには、まず仕組みを把握しておくことが大切です。
リクルートエージェントから紹介される求人は、大きく分けて3種類あります。
- キャリアアドバイザーから紹介される求人
- 新着や応募履歴をもとにレコメンドシステムから紹介される求人
- 採用企業や企業担当者から送られるスカウト求人（＝企業スカウト）
このうち、3番目の「採用企業や企業担当者から送られるスカウト求人」を「企業スカウト」と呼びます。 企業は求職者のキャリア情報を確認した上でスカウトを送ってきます。
企業スカウトは2種類：「応募歓迎」と「面接確約」
リクルートエージェNTの企業スカウトには、2種類のスカウトが存在します。
【リクルートエージェント｜企業スカウトの種類】
| 応募歓迎スカウト | 通常応募と比較して書類選考に通過する可能性が約3倍 |
|---|---|
| 面接確約スカウト | 書類選考が免除され直接面接に進む |
「応募歓迎スカウト」は、企業の採用担当者があなたのキャリアシートを見て興味を持っている状態です。 このため、書類選考の通過率が約3倍になると言われています。
一方、「面接確約スカウト」は、書類選考が不要で面接に進むことが確定しているため、さらに有利な状況です。
企業がスカウトを送る理由とは？
企業が「企業スカウト」を活用する主な理由は、ニーズに合った応募者を集めるためです。
企業が求職者を直接スカウトする「ダイレクトリクルーティング」は、通常の求人募集で適切な求職者が集まらず苦戦している場合に行われることが多いです。
「応募者がいないなんて人気のない企業なのでは？」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
専門性が高い職種や、新規事業の立ち上げメンバーなど、特定のスキルを持つ人材をピンポイントで探しているケースも多くあります。
思わぬ優良求人に出会えることもあるため、先入観を持たずにスカウト内容を判断することをおすすめします。
他のスカウト（担当者セレクト等）との違い
リクルートエージェントでは、「企業スカウト」の他に「担当者セレクト」と呼ばれる求人紹介もあります。
「担当者セレクト」とは、エージェントサービスを利用する際に、担当のキャリアアドバイザーがあなたとの面談内容（転職理由や希望条件）を踏まえてピックアップし、紹介してくれる求人のことです。
企業スカウトが「企業から」直接送られてくるのに対し、担当者セレクトは「エージェント（人）から」紹介される求人である点が大きな違いです。
リクルートエージェント「企業スカウト」の評判・口コミ
リクルートエージェントのスカウトサービスの実態を把握するには、実際にスカウトを受けた方の口コミが参考になります。
ここでは、リクルートエージェントの企業スカウトに関する良い評判と悪い評判を紹介します。
リクルートエージェントのサービス全般の評判・口コミに関しては、以下の記事をご覧ください。
「企業スカウト」の良い評判・口コミ（メリット）
- 企業スカウトの質が高い
- 多くの企業スカウトが届いた
- スカウトから内定を獲得できた
また、スカウトサービスを利用している企業は54,000社以上（※リクナビHRTech公式サイト 参照）にのぼるため、多くのスカウトが届く可能性も高いです。
リクルートエージェントは、企業に対し「リクナビHRTech 転職スカウト」というスカウトツールを提供しています。 企業は人工知能（AI）によってピックアップされた人材の中から、ニーズに合った求職者を選定してスカウトを送るため、マッチング度が高くなりやすいです。
また、スカウトサービスを利用している企業は54,000社以上（※リクナビHRTech公式サイト 参照）にのぼるため、多くのスカウトが届く可能性も高いです。
実際に「スカウトを利用して転職した」という口コミもあり、スカウトが届いた時点で他の応募者よりも有利になっているといえます。
「企業スカウト」の悪い評判・口コミ（デメリット）
- スカウトの成約率が悪い
- スカウトをランダムに送っている印象を受ける
- スカウトをもらったのに書類選考に落ちた
悪い口コミで最も目立ったのは、「スカウトなのに書類選考に落ちた」「成約率が悪い」といった内容です。
リクルートエージェントからのスカウトは、あくまでも応募を勧めるものであり、内定を保障するものではありません。 応募者を採用するかどうかは、応募書類や面接を踏まえて最終的に企業が判断します。
特に「応募歓迎スカウト」は、書類選考の通過率は通常よりも高いものの、必ずしも優遇されるわけではない点に注意が必要です。
【要注意】企業スカウトをもらっても落ちる理由と通過率を上げるコツ
「スカウトが来たのに落ちた」という事態は、主に2つの理由で発生します。
- 「応募歓迎」スカウトだった場合:
「応募歓迎」は書類選考が免除されていません。企業は興味を持った層に広くスカウトを送り、実際に応募した求職者の中から、より優秀な人材を選定します。 そのため、他の応募者との比較で落ちる可能性があります。 - 面接確約」スカウトだった場合:
書類選考は免除されますが、面接で落ちる可能性は十分にあります。企業側が面接で「相性が合わない」「スキルが求めているレベルと少し違う」と判断すれば、採用は見送られます。
スカウトは「企業と面接できる可能性が高まるチャンス」と捉え、通過率を上げるために以下の対策を講じましょう。
- キャリアシートを見直す:
スカウトが届いた企業が「なぜ自分に興味を持ったのか」を分析し、キャリアシートの関連する実績やスキルをより具体的に書き直しましょう。 - 面接対策を徹底する:
スカウトだからと油断せず、必ず面接対策を行ってください。リクルートエージェントのキャリアアドバイザーに相談し、模擬面接などを依頼するのも有効です。
リクルートエージェントの企業スカウトを増やすコツ
多くのスカウトを受けるためには、あなたの存在が企業の目に留まるようなアクションが必要です。
ポイント１．キャリアシートを充実させる
たくさんのスカウトを受け取りたいのであれば、まずキャリアシートを充実させましょう。
.jpg)
（引用元： キャリアシート（履歴書）書き方見本｜リクルートエージェント）企業は、キャリアシートの情報をもとにスカウトを送ります。 情報が少ないとあなたの魅力や強みが企業に伝わらず、スカウトが少なくなってしまいます。
キャリアシートの情報が充実しているほど、スカウトが届く可能性は高くなるでしょう。
- 必要事項を正しく記載しているか
- 業務実績を漏れなく記載できているか
- スキルを漏れなく伝えられているか
- 誤字・脱字がないか
ポイント２．こまめにログインする
こまめにリクルートエージェントにログインすることも、有効な手段です。
一般的に、スカウトサービスでは最終ログイン日時が新しいほど検索結果の上位に表示され、企業の目に留まる可能性が高まると言われています。
転職意欲が高いと判断されるためにも、少なくとも週に1度はログインすることをおすすめします。
企業スカウトから内定を獲得するためのポイント
企業スカウトが届いたとしても、それを内定に繋げられなければ意味がありません。
ここでは、企業スカウトから内定を獲得するためのポイントをご紹介します。
① スカウトの本気度を見極める
スカウトを活用して転職を成功させるためには、そのスカウトが「本当にあなたを求めているか」を見極める必要があります。
というのも、人手不足の企業では、不特定多数の人にスカウトを送っている場合もあるからです。
貴重な時間を無駄にしないために、以下のポイントで「スカウトの本気度」を見極めましょう。
- あなたの経験・スキルを把握した上で送られているか
- スカウトした理由が具体的に記載されているか
- 登録している希望条件（勤務地など）を考慮してくれているか
不特定多数に送っているスカウトは、「経歴を拝見して…」など具体性のない内容が多いです。
一方で、本気度が高いスカウトメールの場合は、「○○企業での営業実績に感銘を受け...」「高い語学力に加え、マネジメント経験をお持ちとのことで…」などと具体性があるケースが多いです。
② 企業情報を入念にリサーチする
スカウトされた企業に応募する前には、企業の情報を入念にリサーチすることが大切です。
企業情報のリサーチが不十分では、自分に合った企業かどうかを正しく判断できません。 また、面接で的確な回答ができず、選考通過が難しくなります。
企業のホームページや業界動向サイトのほか、キャリアアドバイザーに情報をもらうのも良いでしょう。
自分に合っている企業か確認するには、企業口コミサイトをチェックすることをおすすめします。
例えば、320万件以上の口コミが掲載されている「転職会議」なら、募集要項だけでは分からない職場の雰囲気や残業時間なども分かります。
ネガティブな意見も含めて会社の情報を調べたいときには、ぜひ活用してみてください。
③ 転職の目的を達成できる企業かを検討する
「スカウトが届いたから」という理由だけで応募すると、転職後にミスマッチが生じ、後悔してしまう恐れがあります。
自分に合っている企業なのかを検討する際は、まずは転職の目的を明確にしてください。
- やりたいことができる企業に転職したい
- ライフワークバランスを整えたい
- 年収アップを目指したい
- キャリアアップできる職場を選びたい
常に「その企業で自身の目的を達成できるか」という視点でスカウトに向き合えば、転職活動の軸がぶれなくなります。
リクルートエージェントと併用したい転職スカウトサービス3選
転職サービスではそれぞれに独占案件を保有しているため、リクルートエージェントでは出会えなかった企業からスカウトが届く可能性があるからです。
自分に合うサービスを利用すれば、さらに多くのスカウトを受け取ることが可能です。
面接確約のオファーが届く「doda」
- （引用元
- doda）
「doda」は、人材業界大手の「パーソルキャリア株式会社」が運営する転職エージェントです。
通常のエージェントサービスに加え、スカウトサービスも利用できるため、効率的に転職活動を進めたい方に向いています。
- 利用料金無料
- 企業から直接オファーを受け取れる
- 匿名で利用可能
- 書類選考不要の面接確約オファーあり
（参照：スカウトサービスとは｜doda）
またdodaは、自分で求人を検索して応募する「転職サイト」としても利用できるので、自分のペースで転職活動を進めたい方にもおすすめです。
doda
- 01
- 20万件以上の求人を保有（※） ※2025年6月時点
- 02
- キャリアアドバイザーの交渉力に強み
- 03
- 顧客満足度No.1（※） ※2022～2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント 20代 第1位
| 得意分野 | 幅広い業界・業種 |
|---|---|
| 転職支援サービス | 個別相談・カウンセリング、キャリアプランの提案、応募書類の添削・作成サポート、職務経歴書エディターの利用、面接対策、面接力向上セミナー、面接日程の調整、業界・企業情報の独自分析の提供、給与や条件の交渉代行、退職交渉のアドバイス、入社後のサポート、入社後のキャリアアップ |
- ※2025年12月更新
年収1,000万円以上を狙うなら「リクルートダイレクトスカウト」
- （引用元
- リクルートダイレクトスカウト）
「リクルートダイレクトスカウト」は、ハイクラス案件に特化したスカウト型転職サービスです。
リクルートエージェント同様に、株式会社インディードリクルートパートナーズが運営しています。 年収800万～2,000万円の求人が豊富なので、経歴に自信のある方はぜひ登録してみてください。
リクルートエージェントが「エージェント」と「スカウト」の両機能を持つのに対し、こちらはスカウト専門のサービスです。 待つだけでハイクラスなスカウトが届く可能性があります。
リクルートダイレクトスカウト
- 01
- 年収800万～2,000万円の求人12万件以上掲載
- 02
- 利用者の多くがキャリアアップに成功
- 03
- AIの活用によりマッチング率が高い転職を実現
| 得意分野 | ハイクラス、管理職・エグゼクティブ、幅広い業界・業種 |
|---|---|
| 転職支援サービス | ヘッドハンターによる仕事の提案、業界情報の提供 |
- ※2025年12月更新
ハイクラス転職を目指すなら「ビズリーチ」
- （引用元
- ビズリーチ）
「ビズリーチ」は、ハイクラスに特化したヘッドハンティング型転職サービスです。
経歴を登録しておくだけで、ヘッドハンターや企業から直接スカウトが届くため、在職中に転職活動を行う際にも使いやすいでしょう。
年収600万以上の求人が多く、キャリアアップを目指す方や、自身の市場価値を知りたい方は、ぜひ利用してみてください。
※簡易職歴書（27問/入力時間10分程度）を登録時にご記入ください。スカウト数が大幅に増加します！
ビズリーチ
- 01
- 優良企業やヘッドハンターから直接スカウトが届く
- 02
- 経験やスキルを活かしたハイクラス転職サイト
- 03
- 年収500万円のキャリアアップ〜年収800万円以上のハイクラス転職まで対応
| 得意分野 | ハイクラス |
|---|---|
| 転職支援サービス | 個別相談・カウンセリング（Web）、応募書類の添削・作成サポート、面接日程の調整、面接対策、入社日の調整、給与や条件の交渉代行、内定承諾時のお祝い、複数の転職エージェントやヘッドハンターと面談可能 |
- ※2025年12月更新
リクルートエージェントの企業スカウトに関するよくある質問
最後に、リクルートエージェントの企業スカウトに関するQ&Aをまとめました。
Q1．スカウトサービスに登録したのに企業スカウトが届かない場合はどうしたらいい？
リクルートエージェントから起企業スカウトが届かない場合は、「キャリアシートが充実していない」「経歴・スキルに合った求人がない」ことなどが考えられます。
まずは「企業スカウトを増やすコツ」で解説したキャリアシートの充実を試み、それでも届かない場合はキャリアアドバイザーに相談してみましょう。
Q2．企業スカウトが来たら応募しなければならない？
オファーが来た企業に必ずしも応募する必要はありません。
実際に応募するかを決めるのは求職者の自由です。
興味がない場合は返信しなくても問題ありませんが、今後のために応募を辞退する旨を返信しておくと丁寧です。
Q3．企業スカウトで転職活動がばれてしまうことはない？
リクルートエージェントでは、特定の企業に対してキャリアシートを公開しないように設定することができます。
これまでに在籍経験のある企業や顧客先など、見られたくない企業にキャリアシートを公開しないように設定しておきましょう。
スカウトサービスを利用する企業に公開されるキャリアシートは匿名であり、利用者の許可なく登録情報が公開されることはありません。（参照：ヘルプ｜リクルートエージェント）
Q4．リクルートエージェントの企業スカウトを停止する方法は？
リクルートエージェントの企業スカウトを停めたい場合は、転職情報メール配信停止の手続きをしましょう。
公式サイトの「お申し込みフォーム」を利用してください。
リクルートエージェント
- 01
- 業界トップクラスの求人数を保有
- 02
- 未経験からハイクラスまで幅広く対応
- 03
- 転職に役立つセミナーを開催
| 得意分野 | 幅広い業界・業種 |
|---|---|
| 転職支援サービス | 個別相談・カウンセリング、キャリアプランの提案、応募書類の添削・作成サポート、職務経歴書エディターの利用、面接対策、面接力向上セミナー、面接日程の調整、業界・企業情報の独自分析の提供、給与や条件の交渉代行、退職交渉のアドバイス、入社後のサポート、入社後のキャリアアップ |
- ※2025年12月更新
まとめ
リクルートエージェントの企業スカウトは、転職の可能性を広げてくれる便利なサービスです。
スカウトには「応募歓迎」と「面接確約」の2種類があり、特に面接確約は書類選考なしで面接に進めるため大きなチャンスとなります。
ただし、「スカウト＝内定確約」ではないため、スカウトが届いても落ちる可能性はあります。
スカウトサービスを最大限に活用して転職活動を成功させるためには、以下のポイントを意識してみてください。
- スカウトの本気度を見極める
- 企業の情報を入念にリサーチする
- 転職の目的を達成できる企業かを検討する
- スカウトに頼りすぎず、面接対策などを徹底する
リクルートエージェントは、豊富な求人数と転職支援実績を誇るエージェントです。 企業スカウト機能を活用しつつ、キャリアアドバイザーのサポートも受けることで、希望通りの求人に出会える可能性が高まります。
また、より多くのスカウトを受け取るためには、複数の転職サービスを併用するのがおすすめです。
本記事で紹介した転職サービスも活用して、理想の転職を叶えてください。
転職活動についての関連記事
リクルートエージェントに関する詳細情報
リクルートエージェントの評判の関連記事
