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ITエンジニアを辞めたい理由とは?・向いていない人の転職先・退職方法

最終更新日:

ITエンジニア転職

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「仕事内容がきつい割には給料が低い」「自分が考えていた仕事と違う」といった不満を抱えるエンジニアは少なくありません。

しかし、次の転職先をどうしたらいいか考えると、なかなか退職に踏み切れない場合も多いでしょう。

そこで本記事では、あなたが「エンジニアを辞めたい」と思った際にまず考えたほうがいい以下の内容ついて、詳しく解説します。


  • エンジニアを辞めるべきか判断するポイント
  • エンジニア転職を成功させる方法
  • スムーズに退職する方法

後悔しないためには、しっかりとキャリアプランを立てることをおすすめします。

記事後半では、実際に転職したエンジニアの声もまとめていますので、参考にしてみてください。

エンジニア転職のプロに相談してみよう

エンジニアを辞めることを周りに相談できずにいるのなら、転職のプロであるエージェントに相談してみるのも一つの手です。

1人で悩むよりも、客観的な意見をもらえたほうが、気持ちや思考を整理することができるでしょう。

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エンジニアが「会社を辞めたい」と思った理由ランキングTOP5

「会社を辞めたいと思ったことがある」というエンジニア400人にアンケート調査したデータによると、辞めたいと思った理由は以下の通りでした。

エンジニアが「会社を辞めたい」と思った理由
(引用元
Tech総研

上位にランクインしている辞めたい理由には、あなたにも思い当たるものがあるのではないでしょうか。

ここからは、辞めたいと持った理由についてそれぞれの事情や原因を深堀りしていきます。

1位:給料が上がらなかった・下がった

給料上がらないと悩むエンジニアが多いことがわかりました。

実際にITエンジニアの平均年収は300~500万円台が多く、600万円以上に達している人は多くありません。

ITエンジニアの平均年収

どれだけスキルアップをしたとしても、昇給基準は企業によって異なるため、必ずしも昇給に結び付くとは限りません。

日本の企業は年功序列での昇給制度をとっているところもいまだ多く、「実績をあげているのに給与が上がらない」と不満を感じることでしょう。

また、本人の成果を重視して年収が決まる外資系企業やベンチャー企業に勤めているエンジニアとの格差が広がる場合もあります。

2位:自社では技術やスキルを伸ばせないと思った

「自分が成長できる環境ではない」という、職場環境に対する不満も多く見受けられました。

エンジニアは、常に新しい技術の習得が欠かせない職種です。

プログラミング言語は常に進化を続けており、これまでに習得した言語が、数年後には時代遅れになってしまうなんてこともあります。

プログラミング言語の歴史

また、自分自身がスキルを伸ばしたいと思っている分野と担当業務とのミスマッチがある場合、プライベートの時間で自己研鑽をしていくしかありません。

そのため、今の職場でスキルを伸ばす機会があまりない場合は、エンジニアとしての将来への焦りやもどかしさを感じてしまうことでしょう。

スキルアップの環境は企業によって差がある

会社によっては、エンジニア同士の自己成長を促す文化が根付いています。

例えば、以下のようなスキルアップを積極的に推進している企業や開発部署もあります。

  • 先輩エンジニアによるコードレビュー
  • 一つのプログラムを複数名で共同開発するペアプロ・モブプロ
  • 業務時間内でスキルアップセミナーへ参加

業務の中で成長機会を多くもてたほうが、成長スピードが早いということは間違いありません。

エンジニアとしてスキルアップを望むのであれば、会社の制度や文化も大切です。

3位:仕事で理不尽な目に合わされた

仕事での無茶ぶりに振り回されてしまい、ストレスを感じるというエンジニアは多くいます。

エンジニアの仕事の多くは、顧客(クライアント)との関係で成り立つ仕事です。

そのため、クライアントの要望に応えるために、開発の仕様変更が重なることも少なくありません。

デバッグやテストなどの根気がいる作業を、大元からひっくり返されてしまうなんてこともあります。

また、契約を取ってくる営業職が専門性を理解していないことも多く、無茶な要求をされることも少なくありません。

開発知識の乏しい人からの指示に対して、納得のいかない場面も多々あることでしょう。

4位:残業や休日出勤が多い・増えた

残業の多さに嫌気が差して、エンジニアを辞めたいと思う方も多くいます。

エンジニアの仕事は常に納期が設定されているため、仕事が遅れている場合には残業や休日出勤でカバーしなければならない場面もあります。

また、クライアントやお客様の要望で納期が変更になって、急に残業が発生することもあります。

転職エージェントの「doda」が行った調査「平均残業時間の多い職種 ランキングTOP20によると、上位にエンジニアが多数ランクインしています。

順位職種残業時間/月
1設計監理/施工監理/コンストラクションマネジメント
(建築/土木系エンジニア)
38.3時間
2プロデューサー/ディレクター/プランナー(出版/広告/Web /映像関連)
クリエイティブ
32.5時間
3施工管理
(建築/土木系エンジニア)
31.8時間
4建築設計/デザイン/積算/測量
(建築/土木系エンジニア)
29.8時間
5人材サービスの営業
営業職
29.2時間
6電機メーカーの営業
営業職
28.6時間
7機械設計/金型設計/光学設計
モノづくり系エンジニア)
28.5時間
8組み込みエンジニア
(モノづくり系エンジニア)
28.3時間
9経営企画/事業企画
企画/管理
28.3時間
10インフラコンサルタント
(IT/通信系エンジニア)
28.1時間

(参考元:doda

人員不足や業務過多に陥っている会社では、無理なスケジュールが設定されしまいがちです。

慢性的に残業が続くことが不満で、退職を決断するエンジニアも多くいるのが現実です。

自分の都合だけでスケジュールや残業をコントロールできないことに対して、不満を感じる方は少なくありません。

5位:職場の人間関係のトラブル

エンジニアにはコミュニケーションが得意ではない人も多く、職場での人間関係に疲れてしまう人も少なくありません。

エンジニアは高い専門スキルを必要とする職業のためか、個性的な人が多い印象です。

仕事への意欲が高い人が多い半面、職人気質な人や、理詰めな人、頑固な人などさまざまです。

その他の理由

ランキング上位の他にも、エンジニアを辞めたい理由はさまざま聞かれます。

以下を見て、あなたも「そうそう」と共感できるところがあるのではないでしょうか。

  • 仕事がハードで心身ともに疲れてしまった
  • 新しい技術についていけない
  • スキルを磨く時間が取れない
  • 希望する業務や事業に関われず面白みがない
  • 友人から転職や起業を誘われた

不満を抱えたまま働き続けるのは、とてもつらいと思います。

「エンジニアを辞めたい理由」が自分の中ではっきりしているのなら、どのように不満やモヤモヤを解決していくか、今後のことを考えていきましょう。

エンジニアを辞める前に考えたいポイント4つ

エンジニアを辞める前に考えたいポイント

「エンジニアを辞めたい」と思う瞬間は、さまざまな不満やストレスによって訪れます。

ただ、辞めたいと思って衝動的に退職してしまう前に考えてみて欲しいポイントが4つあります。

感情のままにに結論を出してしまうと、後悔に繋がってしまう可能性もあるので、一旦冷静になって考えてみてください。

ポイント1.現在の職場で不満を改善できる可能性

もしエンジニアを辞めたい理由が、今の職場環境に対する不満である場合は、人事によって改善できる可能性があります

ベンチャー企業や中小企業では、一人の意見から会社の体制や方針が変わることもあります。

社内に相談を持ちかけることで、自分にとってよい方向に動く場合もあるでしょう。

「職場の人間関係」「仕事のやりがい」「残業時間」といった不満は、部署異動や担当する業務や役割を変えてもらうことで解消できないか考えてみてください。

特に、人間関係で悩んでいる場合は、仕事を辞めずとも人間関係を仕切り直すことでストレスが軽減できる場合があります。

ポイント2.エンジニアではなく会社やIT業界を辞める選択肢

エンジニアを辞めずとも、他の企業や業界に転職することで、不満を解消できる場合があります

社風や働きやすさは、会社によって大きく異なります。

他の会社から転職することによって、エンジニアとしての新たなやりがいを見つける機会になるでしょう。

また、IT業界を辞めて他の業界に転身する場合は、ビジネス形態そのものが大きく異なるので、仕事で必要なスキルも大きく変わります。

これまで経験できなかった役割や開発言語に触れるチャンスです。

エンジニアとしてのこれまでの経験を、今後は他の会社や業界でどのように伸ばせるのか考えてみましょう。

エンジニアとして働くメリットを見つめ直そう

日々の仕事がしんどいと見失いがちですが、エンジニアとして働くことにはメリットも多くあります。

不満やデメリットと天秤にかけて考えてみましょう。

  • エンジニアの市場価値は高い傾向にある
  • IT業界ではリモートワークやフレックス制など働きやすい企業が多い
  • 経験豊富なエンジニアはハイクラス条件で転職ができる

エンジニアとしてのキャリアを続けながら、新しい企業で心機一転するという選択肢も検討してみてください。

ポイント3.エンジニアを辞めて年収が下がる可能性

エンジニアを辞めて未経験の状態で異職種に転職をした場合、今までよりも年収がダウンする可能性が十分考えられます。

エンジニアは専門性が高いため、他の職種と比べて若い人でも高年収を得られる可能性が高い職種です。

そのため、今までもらっていた給与とのギャップを感じてしまいがちです。

参考までに、転職エージェント「doda」が調査した「平均年収ランキング」によると、ITエンジニアの平均年収は全体平均を上回る高い給与水準という結果が出ています。

平均年収ランキング

ITエンジニア平均年収 438万円
全体平均年収 403万円
(引用元
doda

せっかくエンジニアとしての経験とスキルがあるのですから、このままキャリアを伸ばして年収アップを目指す道もあります。

給与ダウンしてまで他の職種を始めたいという強い気持ちがあるのか、よく考えてみましょう。

ポイント4.今後のキャリア・転職先

これからどのようなキャリアを形成していきたいのか、しっかりと考えた上で退職を決めることをおすすめします。

もし違う業種や職種に転職をする場合は、これまで身につけた経験や知識が別の企業では通用せず、一から身につけなければならない場合もあります。

キャリアプランを考える上で大事なポイント

  • 自分が働きたい職種・業界
  • 強みにしていきたい開発言語・技術
    (エンジニアを続ける場合)
  • 目指す役割・ポジション
  • 希望するライフワークバランス

現状を変えるために仕事を辞めることは、前向きな考えなので問題ありませんが、退職した後のキャリアをきちんと考えておかないと後悔する可能性があります。

「辞めない方がマシだった」といったことにならないよう、自分が将来どのように働きたいのかイメージを具体化してみましょう。

フリーランスとして自由に働く道も

正社員という枠に縛られずに、フリーランスや業務委託など、今後の働き方を変えることも手段のひとつです。

エンジニアやIT業界では、フリーランス案件の募集は数多くあります。

興味がある方は、フリーランスエンジニアに特化した転職エージェントにどのような案件があるかチェックしてみましょう。

なお、収入が不安定になってしまうことが心配な場合は、まずは副業として始めることをおすすめします。

エンジニアを辞めるべきか判断するポイント

エンジニア転職の判断するポイント

エンジニアが転職をすることは珍しくないので、必要以上に転職を躊躇する必要はありません。

とは言え、転職を思い留まったほうがいケースもあります。

つらい気持ちや不満をまずは整理して、エンジニアを辞めたいのかよく考えてみましょう。

エンジニア転職の判断ポイント

エンジニアを辞めて異職種転職を考えたほうがいいケース

もしあなたが「エンジニアに向いていない」「周りについて行けない」と思っている場合は、他の職種への転職を考えることをおすすめします。

エンジニアに向いていない人には共通した特徴があるので、当てはまる項目がないかチェックしてみてください。

エンジニアに向いていない人の特徴

  • スキルアップ・自己研鑽の意欲を持てない
  • IT業界への関心が薄い
  • スケジュールに追われたくない

上記に当てはまる方は、今エンジニアとして働いていて、いつも何かに追われているような焦りを感じてしまっているのではないでしょうか。

エンジニア界隈は技術や開発言語の進化が激しいため、自分のスキルをアップデートしなければついて行けなくなってしまいます。

特に、IT業界自体にあまり関心を持っていない場合はモチベーションを保っていくのが難しいでしょう。

多少のプレッシャーは自己成長の糧になりますが、常にストレスを感じてしまうようなら転職を検討することも手段のひとつです。

エンジニアを辞めずに別の会社に転職を考えたほうがいいケース

辞めたい要因が社風や労働環境にあったり、会社が自分に合っていないと感じる場合は、今の会社から転職することを検討しましょう。

働く環境を変えることで、今の不満やストレスから解放されるかもしれません。

以下の理由で辞めたいと思っている方は、エンジニアを辞めずに別の会社に転職を考えることをおすすめします。

会社が要因で辞めたいと思う理由

  • 自分のスキルや成果が給与に反映されない
  • 下請け・孫請け企業で労働時間が長い
  • スキルアップが期待できない環境
  • 労働基準法が守られていない

このケースに当てはまる場合、必ずしもエンジニアを辞める必要はありません。

エンジニアとして他の企業に転職をしたり、今後はフリーランスや派遣として働くという選択肢もあります。

働き方を変えることのメリット・デメリット

働き方を変える場合はメリットだけでなくデメリットもありますので、フリーランス・派遣・正社員の違いをしっかりと把握しておきましょう。

フリーランス・派遣・正社員の違い

働き方メリットデメリット
フリーランス
  • 働き方や働く場所を自分で決められる
  • 勤務時間や休日の調整を自分でできる
  • キャリアや人脈がないと仕事を得ることは難しい
  • 保険や年金は自分で加入する必要がある
  • 賞与や昇給がない
  • 保証がなく怪我や病気になった場合に収入がなくなるリスクがある
派遣
  • 数多くの企業を経験できる
  • 勤務時間や休日の調整がしやすい
  • 賞与がない
  • 保証がなく怪我や病気になった場合に収入がなくなるリスクがある
正社員
  • 会社の福利厚生を受けられる
  • 責任のある業務を任せてもらいやすい
  • 収入が安定している
  • 賞与や昇給が期待できる
  • 転勤や異動の可能性がある
  • 繁忙期に有給が取りづらい

フリーランスは収入面で不安定な面もありますが、あらかじめ独立資金や仕事のツテをつくることで対策できます。

フリーランス向けの転職エージェントもありますので、活用することも考えてみましょう。

退職を思い留まったほうがいいケース

不満やストレスを感じていたとしても、今の社内の環境を変えていける可能性が残っているのであれば、退職を思い留まったほうが無難です。

以下に当てはまる人は、退職を考え直してみましょう。

退職以外で解決できる可能性があること

  • 人間関係以外の不満がない
  • 今の給与に満足している
  • 社内で部署異動や職種変更できる可能性がある

人間関係で仕事を辞めたいと考えている場合は特に、部署や担当業務が変わることで不満を解消できるかもしれません。

まずは、同僚や上司、周りの知人などに相談してみることをおすすめします。

今の状況だけでなく、これからのことも見据えて退職を検討しましょう。

エンジニアが転職を成功させる方法

エンジニア転職の判断するポイント

なるべく自分にあった企業に転職するためには、成功のコツがあります。

初めて転職をする方は特に、以下の5つのポイントを参考にしてみてください。

エンジニアからの転職を成功させる5つのポイント

ポイント1.エンジニア経験を活かせる職種を選ぶ

エンジニアを辞めて他の職種に転職をする場合、これまでの経験やスキルを活かせる職業に就くことが成功の近道です。

もし完全に未経験の職種に転職をしてしまうと、年収を大幅に下げてしまう可能性があります。

エンジニアとしての経験を活かしつつ、新たな職種にチャレンジすることをおすすめします。

エンジニア経験を活かせる職種

ITコンサルタントITを用いた企業課題の解決の提案
プロジェクトマネージャーシステム開発などのプロジェクトのマネジメント
セールスエンジニア技術的な提案やサポートを含む営業活動
社内SE社内システムの開発や運用・社内の技術サポート

ここでご紹介する職種はあくまで一例です。

IT業界以外にも視野を広げれば、エンジニア経験を活かせる仕事はたくさんあります。

今やどの企業でも自社のWebサイトや業務システムを使用しているため、どこへ行ってもエンジニアリング経験が重宝されるでしょう。

ポイント2.退職・転職をしやすいタイミングを選ぶ

退職をする際は、業務の引継ぎに必要な時間を逆算し、ゆとりをもったスケジュールにすることで、むやみな引き止めを避けやすくなります。

可能であれば、以下のタイミングで退職できると、よりスムーズに社内承認や手続きを進めやすいでしょう。

  • 担当する案件・プロジェクトの区切りで退職
  • 決算月など人事が重なるタイミングで退職
  • 新しいエンジニアを入れるとわかったタイミングで退職

今の会社へ退職話を切り出すのは、他社への転職の目途がついてからで構いません。

次の会社の入社予定日は、余裕をもって仕事の引継ぎを終えることができる日にちに設定しておきましょう。

ポイント3.転職理由を明確にする 

なぜ転職を決断したのか、自分の中で理由を明確にしておくことも大事です。

エンジニアが転職を成功させる方法

転職理由があいまいなままでは転職の軸がブレてしまい、また同じように辞めたくなってしまう可能性があります。

次の転職先を検討する上でも、「なぜ転職したいのか?」ということを明らかにしておきましょう。 

今の会社への不満だけではなく、転職することによって「今後自分がどのように仕事をしていきたいか」もセットで深掘りしてみてください。

異職種転職の場合「転職理由」は面接でも重要!

エンジニアを辞めて転職する場合、多くの企業から「なぜエンジニアを辞めたのか?」と聞かれます。

内定を掴むためには、納得感の高い理由と志望動機を考えておくことが大切です。

「エンジニアを辞めてどんな仕事を実現したいのか」ということを明確に話せるようにしておきましょう。

ナビナビ

【転職理由の例】
これまではアプリ開発を担当していましたが、今後はより直接的にサービスやビジネスのグロースに関わりたいと考えています。
これまでのエンジニアリングの経験も生かして、〇〇〇として活躍していきたいと思います。

ポイント4.転職先の企業研究を念入りに行う

転職を成功させるには、企業研究が重要です。

志望する会社について下調べを行い、企業と自分とのミスマッチを防ぐことで、より充実した仕事に就くことができます。

以下の点は働きやすさに直結するので、しっかり確認しておくことが大切です。

企業研究でチェックするポイント

  • 事業内容
  • 企業の強み・他社との違い
  • 経営者の考え・経営理念
  • 社風・社員の声

エンジニアを辞めたいからといって、次の転職を焦って決めてはいけません。

企業のサイトや、企業や社員が取り上げられている記事などは、最低限目を通しておくことをおすすめします。

また、転職してから後悔することのないように、残業時間、評価制度、会社の雰囲気など、細かな部分までリサーチしておくと安心です。

求人に応募する前には、「自分が目指す働き方ができそうな企業であるか」しっかりと調べておきましょう。

企業の口コミサイトが便利!

企業の評判がわかるサイト「」で、社員の口コミを調べることができます。

転職会議
(引用元
転職会議

会社の良い点・悪い点・入社後のギャップなどをチェックしてみましょう。

ポイント5.転職エージェントを利用する

転職の成功確度を高めるためには、転職エージェントの利用がおすすめです。

転職エージェントにはこれまで多数の企業と求職者をマッチングさせてきたノウハウがあるため、個々にぴったりな求人を提案してくれます。

転職エージェントを利用する

エージェントが自分の経験や希望条件に応じた提案をしてくれるため、自力で求人情報を探すよりも効率よく転職活動を進めることができます。

これまでの経験やスキル、次の職場に求める条件など、担当エージェントに相談をしてみましょう。

状況別!エンジニアからの転職におすすめのエージェント

後悔のない転職を実現するためには、無料で転職サポートが受けられる転職エージェントを利用するのがおすすめです。

あなたの状況に応じて、自分が目指す転職にぴったりのサービスを選んでください。

ITエンジニアを続けていくなら
レバテックキャリア
  • エンジニアに特化した転職エージェント
  • ハイクラス・年収アップの転職に強い
  • これまでの経験を活かした転職が可能
フリーランスエンジニアを目指すなら
レバテックフリーランス
  • フリーランスに特化した転職エージェント
  • フリーランスの案件数が業界トップクラス
  • 高単価案件を多数保有
別職種や業界に転職したいなら
doda
  • 求人の幅が広い総合転職エージェント
  • 業界トップクラスの求人数
  • 面接対策・履歴書添削をしてくれる

まだ転職に迷いがある場合は、複数登録してみよう!

今後のキャリアプランに迷っている場合は、利用する転職エージェントを無理に一つに絞らずに、複数に登録しておくのがおすすめです。

転職エージェントによって、得意な分野や保有している求人案件に違いがあるため、複数利用したほうが幅広く採用情報を確認することができます。

また、相談するアドバイザーとの相性もあるので、2~3件の転職エージェントサービスに登録して、最終的に気に入った1社をメインに利用するとよいでしょう。

ITエンジニアを続けていくなら「レバテックキャリア」

」は、エンジニアに特化した転職エージェントです。

エンジニア事情や市場価値に理解のあるエージェントが提案をしてくれるので、次の転職先をスムーズに見つけることができるでしょう。

取り扱っている求人数が多く、ハイクラス求人もあるため、引き続きエンジニアを続けるなら好条件で転職するチャンスです。

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運営会社レバテック株式会社
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対応地域全国
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フリーランスエンジニアとして働くなら「レバテックフリーランス」

フリーランスに働き方を変えてエンジニアを続ける場合は、「」がおすすめです。

フリーランス案件の紹介で15年以上の実績があり、認知度や保有案件数は業界トップクラスを誇っている転職エージェントです。

これまでフリーランスで働いた経験がない方でも、コーディネーターが案件のマッチングから受注後のフォローまでサポートしてくれます。

これまでのエンジニア経験を活かして、高単価の案件で仕事を目指すことが可能です。

レバテックフリーランス|基本情報

運営会社レバテック株式会社
公開求人数約57,000件
非公開求人数非公開
中間マージン非公開
支払サイト月末締め翌月15日払い
福利厚生(例)レバテックケア(税務関連・ヘルスケア・スキルアップ・生活支援など)
対応地域九州+近畿+関東+東海(愛知県のみ)
料金無料

(最終更新:23年12月時点)

別の職種や業界に転職したいなら「doda」

doda
(引用元
doda

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運営会社パーソルキャリア株式会社
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200,000件以上(非公開求人を含む)

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エンジニアが現職をスムーズに退職する方法

エンジニアが現職をスムーズに退職する方法

スムーズに退職を進めるためには、会社との段取りを早めにつけておくことをおすすめします。

転職することを家族に相談したり、転職する企業を先に決めておくなど、自分都合の準備が整ったら、会社を退職するスケジュール調整に入ります。

スムーズに退職する方法

方法1.退職に関する就業規則を把握しておく

就業規則のルールを確認した上で、退職したい日に間に合うように逆算して転職活動を進めてください。

会社によっては、退職届を出すタイミングや提出方法が規則で決められている場合があるため、事前に退職に関する就業規則を確認しておきましょう。

その他、健康保険や雇用保険についても、人事部や総務部にどのような事務手続きをすべきか確認が必要です。

詳しい段取りは、以下の記事も参考にしてみてください。

方法2.引き止められた場合の対処法を考えておく

退職したいという意思と共に、「なぜ退職したいのか」「これからどう働いていくつもりか」など、上司や会社への説明を準備しておきましょう。

エンジニア人材はとても貴重ですので、慢性的に人材不足に陥っている会社も多くあります。

退職を切り出した時に、言葉巧みに引き止めようとされるかもしれません。

よくある例としては、会社への不満を退職理由にしてしまい、「改善するから残って欲しい」「よその会社でも同じだから」などと粘られてしまうことです。

そういった社内の話し合いや交渉で退職のタイミングが延びてしまわないよう、前向きな理由を毅然と伝えることが大事です。

その他の退職引き止め事例と対策は、以下の記事を参考にしてみてください。

方法3.有給消化を考慮して引継ぎ期間を設ける

退職日を決める際には、有給消化にかかる日数を考慮しましょう。

担当業務の引継ぎにかかる期間に気を取られてしまい、有給消化についてはつい忘れられがちです。

まずは残りの有給日数を確認し、有給消化と業務の引継ぎに必要な期間を空けて退職希望日を伝えるようにしてください。

急に人が辞めてしまって、業務の負担が増えて大変な思いをしたことがある方もいらっしゃると思います。

退職までの残りの期間を気持ちよく過ごすためにも、余裕をもった退職スケジュールを考えましょう。

もし有給が多く残ってしまっている場合は、転職活動のうちから少しずつ消化していくことをおすすめします。

スキルアップしながらじっくりと転職したい人におすすめのスクール

スキルアップにおすすめのオンラインスクール

今すぐには転職しないけれど、いつかのために準備をしておきたいという人は、オンラインスクールでスキルアップしておくのがおすすめです。

できる言語や得意分野を増やすことで、より高収入・好条件で転職しやすくなります。

また、エンジニア以外の未経験領域への転職を考えている方は、選べる求人の幅を広げることにも繋がります。

学べる分野別におすすめのスクールを3社紹介しますので、これを機にぜひ活用してみてください。

スキルアップにおすすめのオンラインスクール

マーケティングやWebデザインなど幅広く学べる「テックアカデミー」

」は、エンジニア領域以外の分野も学習することができるオンラインスクールです。

Java、PHPといった言語別の学習や、アプリやゲーム制作を学べるものなど、さまざまなコースがあります。

副業支援や転職支援もサポートしていて、学習後に仕事を紹介してくれます。

テックアカデミー|基本情報

運営会社キラメックス株式会社
受講形態オンラインのみ
対象地域全国どこでも
年齢制限

なし

※エンジニア転職保証コースは32歳以下に限り転職を保証

受講料(税込)

174,900円(税込)〜

※12週間Liteプラン139,700円(税込)~もご用意

学べる言語

PHP・Java・Ruby・HTML5/CSS3・SQL・JavaScript・Python・Swift・Kotlin・Unity・C#・Scala

勉強時間の目安週20~25時間(8週間コースの場合)

(最終更新:23年9月時点)

AIプログラミングに特化したスクール「Aidemy」

」は、AI(人工知能)・機械学習に特化したプログラミングスクールです。

AIを学ぶ上で必要なPythonの基礎を学べる無料講座も用意されており、未経験でも3ヶ月でAI人材を目指すことができます。

有料のAidemy Premier Planでは8日間の全額返金保証があるため、初めてオンラインスクールを利用する方でも安心です。

Aidemy|基本情報

運営会社株式会社アイデミー
受講形態オンラインのみ
対象地域全国どこでも
年齢制限

なし

受講料(税込)

327,800円〜1,078,000円

学べる言語

Python

受講期間目安3ヵ月~9ヵ月

(最終更新:23年8月時点)

フリーランスとしての地力をつける「tech boost」

」では、プロのカウンセラーが一人一人の目標に応じた最適なプランを提案してくれるプログラミングスクールです。

Ruby、Rails、PHPといった言語の他、要件定義や仕様書作成など、開発工程に沿った実務を学び直すことができるので、今後はフリーランスで働きたい方や副業を始めたい方におすすめです。

TECH BOOST|基本情報

運営会社株式会社Branding Engineer
受講形態オンラインのみ
対象地域全国どこでも
年齢制限

なし

受講料(税込)

入学金 126,500円~408,320円+32,780円/月~

学べる言語

HTML/CSS・Ruby/Rails・PHP/Laravel・Java・JavaScript

受講期間目安3ヵ月~12ヵ月

(最終更新:23年8月時点)

実際にエンジニア・IT業界を辞めた人の転職エピソード

スキルアップにおすすめのオンラインスクール

最後に、実際に転職をしたエンジニアの意見や体験談を紹介します。

今後のキャリアをどう変えて行くか、ひとつの参考にしてみてください。

職場を変えて仕事が充実した毎日になった

エンジニアとひとくくりに言っても、言語や分野は多岐に渡ります。

自分が楽しいと思える環境で働くことで、充実した日々を送ることができるでしょう。

これからの将来を見越した転職が大事

今後もずっと今の会社で働き続けるべきか、答えが出ないまま悩む人は多くいます。

5年後、10年後の未来をイメージして、自分のなりたい姿を考えてみてください。

周りのエンジニアも転職で給与アップ

エンジニア人材は売り手市場のため、年収をアップするには転職するのが最も早い手段だと考える人も多くいます。

それなりの経験とスキルが求められますが、「転職で年収がアップした」という声も多く見受けられました。

まとめ

エンジニアを辞める場合は、今後のキャリアをどうするか考えておくことが大切です。

具体的には、以下の4つの選択肢があります。

  • エンジニアとしてキャリアアップ
  • 異業種へのエンジニア転職
  • エンジニア経験を活かせる別職種に転職
  • フリーランスとして独立

エンジニアとして他企業に転職するか、異業種で新しく経験を積むかによっても選択肢は変わってきます。

「なぜ辞めたいのか」「今後はどう働いていきたいのか」という点をしっかり考えましょう。

なお、転職先を選ぶなら、無料で転職サポートが受けられる転職エージェントを利用するのがおすすめです。

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