40代SEが転職するのは難しい?注意点と内定を勝ち取るポイント
最終更新日:
提携各社(株式会社リクルート・株式会社マイナビ等)のアフィリエイト広告を含みます
また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。※提携機関一覧
「40代SEはいまからでも転職できるのか?」
「年齢的にどこも採用してくれないのでは?」
別の企業に転職したいものの、年齢がネックとなり転職に踏み切れない40代SEは少なくありません。
転職のしやすさに年齢が関係しているのは事実ですが、40代であってもしっかりとポイントを押さえれば転職を成功させることが十分可能です。
本記事では、転職したい40代SEに役立つ情報を解説するので、ぜひ参考にしてください。
この記事の要点
- 40代SEの転職は、20代・30代と比べると難易度が高い
- 40代ならではのスキルをアピールすることが転職成功の鍵
- 効率よく転職活動を進めるためには「転職エージェント」を利用するのがおすすめ
- SEの経験を活かして転職するなら「社内SE」という選択肢もアリ
40代の転職には「レバテックキャリア」の利用がおすすめ
現役エンジニア
監修者守田典男さん
2001年にSierに就職。金融系、在庫管理、生産管理などさまざまな分野のシステム開発プロジェクトに参画。インフラエンジニアとして20年の経験を持つ。得意分野はデータベース技術。
国家試験である情報処理技術者試験(プロジェクトマネージャ、データベーススペシャリスト、応用情報技術者)、AWS認定試験(クラウドプラクティショナー、ソリューションアーキテクト アソシエイト、AWS Certified Database - Specialty)に合格。
気になる内容をタップ
40代SEの転職は難易度が高い
40代のSEは、若い年代と比較すると転職難易度が高いです。
実際に、大手転職サービス「doda」が行った転職成功者の年代別割合の調査を見ても、IT/通信系エンジニアの転職成功者は20代~30代前半が多く、30代後半以上は割合が少なくなっています。
- (引用元
- doda|転職成功者の平均年齢調査)
なにを持って転職成功とするかは個人の価値観によって異なりますが、一般的に40代以上になると大幅な給与アップや待遇アップは難しくなります。
また、年齢がネックとなり内定自体を獲得できないケースも少なくありません。
40代SEの転職難易度が高い理由
専門スキルを持つSEであっても、40代になると応募できる求人自体が少なくなります。
転職サービス「doda」ではエンジニア求人が約4.4万件掲載されていますが、そのうち40代が該当する「社会人経験10年以上歓迎」の求人は約500件となっています。(2023年11月時点)
求人に年齢制限を設けることは原則禁止されているため「40代NG」という案件は少ないですが、若手を歓迎する求人に応募しても採用される可能性は低いです。
転職市場には「第二新卒歓迎」や「20代~30代が活躍」といった求人が多く、40代が挑戦できる案件は少ないのが現状です。
ここでは、企業が40代を積極的に募集しない理由や、ミドル層の転職難易度が高い理由について解説します。
40代SEの転職難易度が高い理由
理由1.高い給与が必要で人件費がかかる
40代のSEを採用すると、企業側は年齢やスキルに見合った高い給与を支払う必要があります。
現状の給与が高い40代を採用するとその分人件費がかさむため、企業としてはなるべく人件費のかからない若手を採用する傾向にあります。
厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」を見てわかるように、40代のソフトウェア作成者は20~30代よりも年収が高いため、採用を躊躇してしまう企業も少なくありません。
20~24歳 | 304万円 |
---|---|
25~29歳 | 404万円 |
30~34歳 | 489万円 |
35~40歳 | 562万円 |
40~45歳 | 585万円 |
45~50歳 | 643万円 |
(参考元:令和4年賃金構造基本統計調査|厚生労働省)
計算方法
(所定内給与額×12ヶ月)+年間賞与その他特別給与額=年収
また、システム開発にかかる費用の8割は人件費といわれています。(参考元:Webシステムの開発費用はどれくらいかかるの?見積もりや費用相場は?|発注ナビ)
開発費用を抑えるには人件費を抑えるのが効果的なので、「費用削減のため採用コストがかかる40代を積極的に採用しない」という企業も多いです。
理由2.柔軟性にかけると思われやすい
40代は若い年代と比較すると柔軟性に欠けると思われやすいです。
社会人経験が長い40代は「他社のカラーに染まっているのでは」「慣れることができないのでは」と懸念されて採用を掴みにくい傾向にあります。
とくに転職回数が多い場合は、採用後に定着するのかどうか不安視されやすいです。
以下「エン・ジャパン」が行ったミドル層の採用に関する調査を見ても、「転職回数が多いと定着に不安がある」と回答が多くなっています。
転職回数が3~4回など多い場合は、より入念な対策が必要になるでしょう。
年下が上司になることも……
40代の転職では年下が上司になる可能性もあるため、「双方にとって仕事がしづらくならないか」という点も問題視されやすいです。
柔軟性が懸念されやすい40代の転職では、コミュニケーション能力や協調性も十分にアピールする必要があります。
40代SEが転職する際に知っておきたい注意点
40代の転職には、いくつかのデメリットがあります。
転職後に後悔しないためにも、あらかじめ注意点を把握しておきましょう。
40代SEが転職する際に知っておきたい注意点
注意点1.年収が下がる可能性がある
40代向けの求人は高年収の案件も多いですが、求人数が少ないため競争率が非常に高いです。
よって年収を妥協せざるを得ないケースが少なくありません。
実際に厚生労働省が公表している「転職入職者の賃金変動状況」では、45歳~49歳の転職者の28.8%が転職して賃金が減少したと回答しています。
40~45歳でも23.5%が減少しているので、3割弱の転職者は年収が下がっていることがうかがえます。(参考元:令和3年雇用動向調査結果の概況 P18|厚生労働省)
40代となると家族を養っている方も多いので、年収が下がる可能性も考慮しながら転職すべきか判断するのが望ましいでしょう。
年収を下げたくないなら「転職エージェント」の利用がおすすめ
当サイトでは、直近3年以内に転職した40代を対象に「転職後の年収」に関する調査を行いました。
転職エージェント利用者と非利用者の回答を比較した結果、転職エージェント利用者のほうが年収が下がった人の割合が少ないことがわかりました。
転職エージェントの利用有無と年収に関するアンケート調査|株式会社エイチームライフデザイン調べ
調査期間 | 2023年3月20日~2023年3月22日 |
---|---|
調査機関 | 調査委託先:ジャストシステム株式会社(Fastask) |
調査対象 | 直近3年以内に転職をした40代の男女 |
サンプル数 | 642名 |
調査方法 | インターネット調査 |
転職エージェントを利用すれば、アドバイザーが企業と年収交渉をしてくれるため、年収ダウンを防ぎやすいです。
そのため「年収を妥協したくない」という方は、「レバテックキャリア」などの転職エージェントを活用することをおすすめします。
注意点2.未経験職種への転職は難しい
企業は40代を即戦力として採用するケースが多いため、知識の乏しい未経験の職種に転職するのはかなり難易度が高いです。
長年SEとして働き続けてきた人が、ITとまったく無関係の職種・業種に転職するのは現実的ではありません。
また、インフラエンジニアなど異なるエンジニア職種への転職を検討している場合も、その職種に必要な知識とスキルがないと採用を掴むのは難しいでしょう。
若い年代であればポテンシャルを見込まれて採用に至る場合もありますが、40代が経験ゼロで採用される可能性は低いです。
そのため、40代の転職ではこれまでと同じ職種やSEの経験を活かせる仕事を選ぶのが望ましいです。
守田さん
これまで経験したプロジェクトと関連性がある仕事はスキルや経験を活かしやすいです。
たとえば、SEの業務知識を活かして上流の「ITコンサルタント」を目指すことも方法のひとつです。
注意点3.大手企業への転職は難易度が高い
40代で大手企業へ転職するのは難易度が高いです。
大手企業は内部昇格によりポジションを埋めることが多く、外部から人材を招きいれるケースは少ないためです。
また、中途採用の募集があったとしても、大手企業の競争率は非常に高く採用を掴むのは簡単ではありません。
一方、知名度の低い中小企業の場合は人手不足に陥っていることも多く、年齢が高くても採用される可能性があります。
40代からの転職であれば、大手にこだわらず中小企業の求人にも目を向けてみるのがよいでしょう。
40代SEが転職を成功させるためのポイント
40代の転職は難易度が高いですが、きちんと対策を練れば成功させることも十分可能です。
ここでは、40代SEが転職を成功させるために押さえておくべきポイントを解説します。
40代SEが転職を成功させるためのポイント
守田さん
上記のなかで特に重要なポイントは、経験とスキルを十分にアピールすることです。
40代ともなれば即戦力が求められるため、「どのようなスキルをもって戦力になれるのか」をしっかりアピールしましょう。
ポイント1.即戦力として活躍できる求人を選ぶ
40代のSEが転職する際には、即戦力として活躍できる求人を選びましょう。
40代に教育コストをかける企業は少ないため、技術を活かせる求人に応募した方が採用される確率が高くなります。
求人を探す際には、業務内容に注目して経験してきた分野と関連があるかチェックしましょう。
転職サイト・エージェントなどで求人を探す場合は、職種や開発言語・開発環境などのキーワードで検索をかけるのも効果的です。
- (引用元
- Geekly)
また、現職が忙しく自分で求人を探す時間がない場合は、転職エージェントにこれまでの経験やスキルを細かく伝えて、条件の合う求人を探してもらいましょう。
最後の転職になる可能性があることを忘れずに
40代は年齢的に最後の転職になる可能性があります。
業務内容や給与の確認はもちろん、退職金の有無や再雇用制度など定年後の条件についても確認して転職先を慎重に選びましょう。
ポイント2.中小企業への転職も視野に入れる
40代SEが大手企業へ転職するのは高難易度ですが、人手不足の中小企業であれば即戦力として採用してもらえる可能性があります。
そのため大手に転職することだけにとらわれず、中小企業への転職も視野に入れてみましょう。
なお、中小企業の求人を探す際は、転職エージェント「レバテックキャリア」を利用するのがおすすめです。
レバテックキャリアでは中小〜大手企業まで幅広く求人を扱っているので、ぜひチェックしてみてください。
ベンチャー企業への転職はあり?
ベンチャー企業では経験やスキルを期待して40代を採用することも少なくありません。
ただし、ベンチャー企業は社員の平均年齢が低く、職場の雰囲気に馴染めない可能性がある点に注意が必要です。
「若い人ばかりの職場は向いていない」と感じるのであれば、中小企業への転職がおすすめです。
ポイント3.これまでの経験とスキルを十分にアピ―ルする
企業が40代を採用する際には、高いスキルやマネジメント力を期待している場合が多いです。
そのため、書類選考や面接ではこれまでの経験と身についているスキルを十分にアピールすることが重要です。
自分の能力を最大限アピールするためには、求人応募前に経験とスキルの棚卸しを行いましょう。
経験・スキルの棚卸しで書き出すこと
- これまでどのようなプロジェクトに関わってきたのか?
- 担当していた工程は?
- 扱ったことがある言語や開発環境は?
- リーダーとして部下をマネジメントした経験があるか?
守田さん
選考の際は、「自分がなにをしてどういった成果を出したか」まで説明できるのが理想です。
以下のような形で独自に工夫したポイントをアピールするとよいでしょう。
「〇〇というプロジェクトで開発工程を担当しました。扱った言語はJavaで開発環境はWindowsです。そこでバックエンドのプログラムを2か月間で300本開発しました。短期間で開発するため、~~~の工夫をしました。」
なお、経験とスキルの棚卸しがうまくできない場合は、転職エージェントにサポートしてもらうことも手段のひとつです。
記事後半では40代のSEにおすすめの転職エージェントを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
40代SEが企業にアピールすべきスキル
40代は若い年代に負けない強みをたくさん持っています。
経験豊富な40代だからこその強みをアピールできれば、転職成功の可能性を高められるでしょう。
ここでは、40代が企業に積極的にアピールすべきスキルについて解説するので、ぜひ転職活動前に目を通してください。
40代SEが企業にアピールすべきスキル
守田さん
マネジメント経験があり、プロジェクトマネージャーを目指したいのであれば「マネジメント能力」を強調してアピールしましょう。
また、現場で培った経験を活かしてスペシャリストを目指すのであれば「自分が得意とする分野のスキル」をアピールするのがおすすめです。
スキル1.マネジメント能力
プログラマーや部下を率いてプロジェクトを進めてきたマネジメント力は、若手と差別化できる貴重なスキルです。
経験を積んだ40代SEはプロジェクトで中堅的な立場であるため、進捗の管理やメンバーの管理をした経験がある方も多いでしょう。
書類選考や面接でマネジメント経験をアピールする際は、以下のポイントを意識してみてください。
マネジメント経験をアピールする際のポイント
- プログラマーや部下など過去にマネジメントしてきた人数を伝える
- リーダーやマネージャーとして活躍していた経験年数を伝える
- どのようにマネジメントしてきたのか具体的な方法を伝える
- マネジメントによる成果を伝える(目標達成率など)
具体的な数字や実績を伝えることで、過去のマネジメント経験が伝わりやすくなります。
企業から「マネジメント力がある」と判断されれば、PM候補として採用される可能性にも期待できるでしょう。
プロジェクトを管理した経験がない場合は……
「プロジェクト全体をまとめた経験がない」という方でも、以下のような経験があれば立派なマネジメント経験としてアピールできます。
- チームのリーダー、サブリーダー経験
- メンバーの管理、教育経験
いずれの場合も、「マネジメントした人数」「マネジメントの内容」「マネジメントによる成果」を具体的に伝えることが大切です。
スキル2.ヒアリング能力
顧客ニーズを汲み取るヒアリング能力も、40代SEならではのスキルといえます。
SEの業務では要件定義などで顧客と意見をすり合わせる機会が多いです。
商談の中で顧客の要望を汲み取れるだけのヒアリング能力があれば、システムの仕様の提案もスムーズに進められます。
また、これまでさまざまな顧客とやりとりをしてきた40代であれば、20代・30代では見つけ出せない顧客ニーズを引き出せる可能性もあるでしょう。
若手との差別化を図るためにも、面接では過去の事例を交えながらヒアリング能力をアピールしてください。
スキル3.課題解決能力
豊富な経験を持つ40代SEは、トラブルが発生した時に瞬時に対応できる課題解決能力が備わっている人が多いです。
SEの業務では、納期前の仕様変更やシステムトラブルなどさまざまな問題が発生します。
トラブルが発生した時は冷静な対応が求められますが、経験豊富な40代であれば冷静に状況を分析して解決に向けて動ける可能性が高いです。
トラブルにも動じない姿勢は経験の浅い若手にはなかなか真似できないので、会社からも重宝される存在になれるでしょう。
面接では、過去にトラブルを解決したエピソードなどを伝えて課題解決能力をアピールしましょう。
スキル4.現場で培ってきた経験
現場でしか学べない実践的なスキルが身についていることも40代SEの強みです。
たとえば、マイナーツール(例:「JP1」「SyteLine」「Fiddler」)のカスタマイズや現場特有のルールなどは、研修では学べません。
経験に基づいた知識を多く持っていることは、若手にも負けない強みになります。
なお、過去の経験をアピールするためには、職務経歴書にこれまで取り組んできた業務を詳しく記載することが有効です。
開発言語や開発環境、担当フェーズやプロジェクト規模など、取り組んできた内容を具体的に記載しましょう。
守田さん
職務経歴を伝える際は「工夫して困難を乗り越えた経験」も交えると、能力や経験をより上手にアピールできます。
選考前には以下のような内容を整理して、具体的なエピソードを伝えられるよう準備しておきましょう。
・プロジェクトをマネジメントする中で発生した困難
・クライアントとのコミュニケーションで苦労したことや乗り越えたこと
・開発工程で発生したトラブルとその対応
40代SEの転職には「転職エージェント」の利用がおすすめ
40代向けの求人は限られているため、自力の転職活動ではなかなか条件に合う求人が見つからない可能性があります。
希望に合う求人をスムーズに見つけるためには、転職エージェントにサポートしてもらうのがおすすめです。
転職エージェントを利用すれば非公開求人も含めて案件を紹介してもらえるため、応募できる求人の幅が広がります。
ここからは、40代SEにおすすめのエージェントを3社紹介するので、ぜひ利用してみてください。
40代SEにおすすめの転職エージェント
レバテックキャリア |
|
---|---|
Geekly |
|
リクルートエージェント |
|
経験者向けの求人が充実「レバテックキャリア」
- (引用元
- レバテックキャリア)
「レバテックキャリア」は、IT系の求人に特化した転職エージェント。
IT・Web業界に精通したアドバイザーが在籍しており、求職者のスキルや経験に合わせて求人を提案してくれます。
上流工程など経験者向けの求人が多いので、経験豊富な40代も使いやすいでしょう。
また、高年収・管理職といったハイクラス求人も多いため「年収アップしたい」「ポジションアップしたい」という方にもおすすめです。
経験やスキルを活かして転職したいと考えている方は、ぜひ優先的に登録してみてください。
レバテックキャリア|基本情報
運営会社 | レバテック株式会社 |
---|---|
公開求人数 | 約35,800件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年12月時点)
中小企業の求人も豊富「Geekly」
- (引用元
- Geekly)
「Geekly」は、IT・Web・ゲーム業界の求人を中心に扱っている転職エージェント。
大手から中小まで幅広い求人を保有しているので、中小企業への転職を考えている40代におすすめできます。
また、Geeklyは選考対策のサポートに力を入れていることも特徴です。
応募書類を作成する際には、アドバイザーが各企業の特性に合わせて添削してくれるため、選考対策に自信がない方も安心です。
一人で転職活動を進めることに不安がある方は、ぜひGeeklyに相談してみてください。
Geekly|基本情報
運営会社 | 株式会社Geekly(ギークリー) |
---|---|
公開求人数 | 約29,900件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 関東・関西 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年12月時点)
幅広い職種の求人を探せる「リクルートエージェント」
- (引用元
- リクルートエージェント)
「リクルートエージェント」は、IT業界に限らず幅広い業界の求人を扱っている転職エージェント。
インターネット上では公開されていない非公開求人を多数扱っていることが特徴で、自力では見つけられないレア求人に出会える可能性があります。
扱っている求人数が多いからこそ、40代でも条件に合った仕事に出会いやすいでしょう。
また幅広い求人を扱っているので、SEとしての転職だけでなく、別職種への転職を検討している方にもおすすめできます。
転職の選択肢を増やしたい方やキャリアチェンジを考えている方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
リクルートエージェント|基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
公開求人数 | 約500,100件 |
非公開求人数 | 約242,400件 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
登録免許 | 厚生労働省有料職業紹介事業: 13-ユ-313011 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
(最終更新:24年12月時点)
その他のIT転職エージェントを使いたい方は、以下の記事をご覧ください。
40代は「SEから社内SE」を目指すことも手段のひとつ
40代SEは、社内SEへの転職を目指すことも手段のひとつです。
社内SEとは、受託業務ではなく、自社のシステム構築・運用・保守などを行う職種です。
異職種への転職ではありますが、SEとして運用・保守の経験があれば比較的転職しやすいでしょう。
また、社内SEになると以下のような悩みを解消できる可能性があります。
- 客先常駐SEの場合、現場が頻繁に変わって溶け込むのが大変
⇒ 自社勤務のため勤務地や働くメンバーが変わらない - 納期がタイトで激務
⇒ 自社内のシステムなので納期交渉がしやすい - 誰かの役に立っている実感がない
⇒ ユーザーが自社の社員なので感謝されやすい
ただし、社内SEの求人は人気が高いため転職する際は対策が必要です。
転職成功の確率を高めるためには、社内SEに特化したエージェントを利用することをおすすめします。
社内SE専門の転職エージェント「社内SE転職ナビ」
40代SEの転職についてよくある質問
最後に、40代SEの転職に関するよくある質問をまとめました。
40代SEの転職に関するQ&A
資格があると転職で有利になる?
回答
転職で再びSEとして働く場合、SEに関連する資格があれば転職で有利になる可能性があります。
40代は基礎的な資格があっても評価されにくいですが、以下のように専門性や高度なスキルをアピールできる資格であれば有利に働く可能性があります。
守田さん
オラクルマスターであればGold以上、Linux技術者認定試験であればレベル3など上位資格を持っていることが理想です。
40代は即戦力としての採用が前提であるため、下位資格を持っているだけではそれほど有利になりません。
一方で、上位資格を持っていて経験豊富な人材は40代であっても歓迎されやすいです。
自分の市場価値を知る方法はある?
回答
自分の市場価値を把握するためには、スカウトサービスの利用がおすすめです。
スカウトサービスとは、自身の職務経歴やスキルを登録して企業からの求人を待つスタイルで転職活動を進めるサービスです。
自分の市場価値を知りたいときには、スカウトサービスに登録してどのような企業からスカウトが来るのかチェックするとよいでしょう。
条件にマッチする企業からスカウトが来た場合は、そのまま求人に応募することも可能です。
スカウト型の転職サービスなら「ビズリーチ」
- (引用元
- ビズリーチ)
「ビズリーチ」は、企業からのスカウトを受けられるヘッドハンティング型の転職サービスです。
受け身のスタイルで転職活動を進められるので、忙しい40代SEにもおすすめできます。
また、管理職をはじめとするハイクラス求人を多く扱っていることも特徴で年収アップも狙いやすいです。
自分のキャリアでどれくらいのスカウトが来るのか知りたい方は、ビズリーチに登録してスカウトを待ってみてはいかがでしょうか。
ビズリーチ|基本情報
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
---|---|
公開求人数 | 約144,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 登録無料 |
(最終更新:24年12月時点)
40代女性SEが転職することは可能?
回答
企業が求めるスキルや経験があれば、性別関係なく転職できます。
SEは性別関係なく活躍できる仕事なので、女性だからといって転職で不利になることは基本的にないと考えてよいでしょう。
ただし、小さい子どもがいるなど家庭の事情がある場合、企業の考え方によっては影響が出る可能性があります。
女性のSEが転職をする際には「働きやすい体制が整っているか」という点もチェックしましょう。
女性向けの求人を探したい方は、以下の記事を参考にして使いやすい転職エージェントを探してみてください。
40代SEがインフラエンジニアに転職することは可能?
回答
インフラに関する知識や経験があれば、40代であっても転職できます。
SEとしてインフラ関連の対応に携わった経験があれば、積極的にアピールしましょう。
一方でインフラの知識や経験がまったくない場合、インフラエンジニアに転職するのは難しいです。
スムーズに転職したいのであれば、これまでの経験を活かせる職種に転職することをおすすめします。
まとめ
40代SEの転職は簡単ではありませんが、若い年代にはないスキルをアピールできれば転職を成功させることも十分可能です。
書類選考や面接の際には、以下のスキルを重点的にアピールしましょう。
- マネジメント能力
- ヒアリング能力
- 課題解決能力
- 現場で培ってきた経験
また、40代向けの求人は限られているため、非公開求人なども扱っている転職エージェントを活用するのがおすすめです。
以下のエージェントでは求職者のスキルを活かせる求人を提案してくれるので、ぜひ利用してみてください。
40代SEにおすすめの転職エージェント
レバテックキャリア |
|
---|---|
Geekly |
|
リクルートエージェント |
|
守田さん
40代の転職は、若い世代と比べると難易度が上がります。
しかし、40代だからこそアピールできるポイントもあります。
選考の際には「困難やトラブルを乗り越えた経験」や「柔軟に対応できる人間性」をアピールして内定獲得を目指しましょう。
守田さん
転職後は20~30代の若手から指示を受けて仕事をする場合もあるので、柔軟に対応できるコミュニケーション能力が必要です。