転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないこと!好印象を残すポイントも解説
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転職エージェントとの面談は、キャリアアドバイザーと転職の方向性をすり合わせる重要な工程です。
面談はキャリアアドバイザーが主導してくれるため、身構える必要はありません。
ただし、社会人としてのマナーをおろそかにしてマイナスな印象を与えた場合、サポートや求人紹介の優先度が下がってしまう可能性があるので注意が必要です。
転職エージェントとの面談を成功させるためには、「絶対にやってはいけないこと」や「好印象を残すためのポイント」を押さえておきましょう。
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- 転職エージェントとの面談で好印象を残すためのポイント
- 転職意欲が高いことを伝える
- 職務経歴やスキルを詳しく説明できるように準備しておく
- 転職理由と目的を明確に伝える
- 希望条件や転職希望時期を整理しておく
- 自分の長所や強みを整理しておく
- 面談後の連絡には早くレスポンスをする
- 転職エージェントとの初回面談の流れ
- 1.自己紹介・サービス説明
- 2.求職者の職歴やスキルの確認
- 3.転職理由や転職の目的の確認
- 4.希望条件やキャリアプランのヒアリング
- 5.求人紹介もしくは今後の段取りの確認
転職エージェントとの面談でやってはいけないこと
転職エージェントとの面談では転職に関するヒアリングが行われると同時に、求職者の人柄や態度もチェックされるため、マナーに欠ける行為はNGです。
具体的には、以下に注意して面談に臨みましょう。
転職エージェントとの面談でやってはいけないこと
無断キャンセルや無断遅刻をする
転職エージェントとの面談では、無断キャンセルや無断遅刻をしないようにしてください。
連絡なく欠席や遅刻をすると「社会人としてのマナーが身についていない」と判断され、転職エージェントからの評価が下がってしまいます。
また、転職エージェントのキャリアアドバイザーは求職者のために1~2時間の面談時間を確保しているため、急なキャンセルは迷惑がかかります。
何らかの事情で面談に参加できなくなったり、遅れてしまう場合はできるだけ早く連絡を入れるようにしましょう。
職務経歴やスキルに嘘をつく
転職エージェントとの面談では求職者の経験をヒアリングされますが、職務経歴やスキルに嘘をつくのはNGです。
嘘をついていることがバレてしまった場合、転職エージェントからの信頼が損なわれてしまいます。
また、詐称した職務経歴で求人を紹介してもらったとしても、紹介求人にミスマッチを感じたり、書類選考や面接でほころびが出る可能性が高いです。
自分に合う求人を紹介してもらうためにも、転職エージェントには嘘偽りない正確な情報を伝えましょう。
現職や他社のエージェントの不満ばかりを話す
転職エージェントとの面談では、現職や他社のエージェントの不満ばかりを話さないようにしましょう。
現職への不満は転職理由にも関連しますが、不満ばかりを伝えてしまうと今後についての話が進みません。
不満点を知ってもらいたい場合は「○○について不満だったため、転職して○○したい」など、転職への前向きな希望がわかるように伝えましょう。
また、他社の転職エージェントを批判する話もネガティブな印象を与えやすいです。
他社に不満があって別の転職エージェントを利用する場合も、不満ばかりを話すのは避けてください。
転職エージェントから他社の利用について聞かれた場合は正直な感想を伝えて問題ありませんが、悪口や批判ばかりにならないよう注意しましょう。
過剰なサービスを要求する
転職エージェントとの面談では、過剰なサービスを要求しないように注意してください。
転職エージェントはさまざまなサポートを提供していますが、サービスの範囲を超える要求をするのはマナー違反です。
面談でしてはいけない要求
- 退職代行などサービス外の対応を求める
- 営業時間外の対応を強要する
- 担当者のプライベートの連絡先を聞く
無理難題を押し付けたり、無礼な要求をすると転職エージェントからの評価が下がってサポートを受けられなくなることも考えられます。
常識的に考えてマナーやモラルに欠ける要求はしないようにしましょう。
横柄な態度をとる
転職エージェントとの面談で横柄な態度をとるのはNGです。
上から目線で話したり、無礼な態度をとると転職エージェントからの印象が悪くなってしまいます。
面談でしてはいけない態度
- 転職エージェントを見下して偉そうな態度をとる
- 友達感覚でタメ口で話す
- 自分の意見ばかり主張する
転職エージェントからの評価が下がると、「企業に紹介できない」と判断されて求人紹介を受けられなくなる可能性もあるので注意してください。
面談の際には丁寧な言葉遣いと真摯な態度を心がけ、失礼がないように努めましょう。
転職エージェントからマイナスな印象を持たれてしまうと、どうなるのか?
転職エージェントからの評価が下がると、求人紹介の優先度が下がったり、最悪の場合はサポートを断られてしまうことがあります。
マイナスな印象を持たれてしまったときに起こり得る事態について解説するので、あらかじめ把握しておきましょう。
面談で悪い印象を与えた場合に起こり得ること
求人紹介の優先度が下がってしまう
転職エージェントからマイナスな印象を持たれると、求人紹介の優先度が下がってしまう可能性があります。
通常、転職エージェントのキャリアアドバイザーは複数の求職者を担当しており、転職が早く決まりそうな求職者に優先的に求人を紹介します。
面談でマナーやモラルを欠いた行為をする求職者は、「企業に紹介しにくい」「採用面接を通過しづらい」と判断されて求人紹介の優先度が下がるケースが多いです。
求人紹介の優先度が下がると、思うように求人を比較検討できなかったり、転職活動が長引いてしまう恐れがあるため注意が必要です。
サポートを断られてしまう
転職エージェントからの評価が著しく下がると、最悪の場合サポート自体を断られてしまうこともあります。
非常識であったり横柄な態度をとる求職者を企業に紹介した場合、企業側から転職エージェントにクレームが入る懸念があるためです。
転職エージェントは企業から人材紹介の成果報酬を受け取ることで成り立っているので、企業に悪い印象を与えてしまう可能性がある求職者は紹介しません。
面談での態度に問題があり「企業に紹介できる人材ではない」と判断されると、求人紹介の前にサポート終了を告げられることもあるので注意しましょう。
サポートを断られてしまうと、また他の転職エージェントに登録して面談を行わなければいけないため、手間も時間もかかります。
問題なくサポートを受けるためには、面談での態度や発言に十分気をつけましょう。
転職エージェントとの面談で好印象を残すためのポイント
転職エージェントとの面談で好印象を残すためには、丁寧な態度を心がけ、転職に前向きな姿勢を見せることが大切です。
面談で好印象を残すことができれば優先的に求人を紹介してもらえる可能性が高まるため、ポイントをしっかり踏まえて臨みましょう。
面談で好印象を残すためのポイント
転職意欲が高いことを伝える
転職エージェントとの面談では、転職意欲が高いことを伝えましょう。
転職エージェントは求職者の転職が決まった際に企業から得る紹介手数料で運営されているため、転職意欲が高い求職者に優先して求人を紹介します。
面談では転職の意思があるかどうか聞かれることが多いので、「今すぐにでも転職したい」と返すと意欲的な姿勢をアピールできるでしょう。
なお、転職時期が決まっていない場合はそのまま伝えて問題ありませんが、転職意思があることを示すのがポイントです。
「良い求人があれば転職したい」「転職時期は相談して決めたい」などと伝えると、転職に前向きな印象を与えられるでしょう。
職務経歴やスキルを詳しく説明できるように準備しておく
面談を受ける際には、職務経歴やスキルを詳しく説明できるように準備しておきましょう。
転職エージェントとの面談では、担当のキャリアアドバイザーが求職者の情報を把握するためにヒアリングが行われます。
職務経歴やスキルをスムーズに話せるようあらかじめ準備しておくと、好印象を残せるだけでなく、マッチする求人も探しやすくなります。
基本的な職務経歴に加えて以下のような詳細を伝えると、キャリアアドバイザーが求職者をより深くまで理解できるでしょう。
アドバイザーに伝えるべき内容
- 経験してきた業務の具体的な内容
- 各業務に携わっていた期間
- 業務での実績・成果
- チーム内でのポジションや役割
- 保有資格やスキル
また、スキルについては「どのくらいのレベル感なのか」がわかるよう、具体的な数字を出したり、細かな粒度で伝えることを意識してください。
転職理由と目的を明確に伝える
転職エージェントとの面談では、転職理由と目的を明確に伝えましょう。
面談の際には、必ずと言っていいほど「なぜ転職したいと考えたのか?」「転職してどうなりたいか」と質問されます。
転職理由と目的はこれから行う転職活動や求人紹介の軸となるので、あらかじめ考えておいて説明できるようにしておきましょう。
キャリアアドバイザーと求職者が転職の目的を正確に共有することで、求人紹介の精度も高まります。
具体的には「現職にどういった問題や懸念があるのか」「転職してどういったことを実現したいのか」を伝えてください。
転職理由と目的の一例
転職理由 | 転職目的 |
---|---|
成果に応じた評価を受けられず、給与が上がらない | 実力主義の評価制度を採用している企業に転職して給与アップを狙いたい |
残業が多く、心身ともに負担を感じている | 残業が少ない企業や、働き方改革に積極的に取り組んでいる企業に転職してワークライフバランスを改善したい |
組織重視の社風で、自由度が少ないと感じる | 裁量権の大きいベンチャー企業に転職し、主体的に仕事がしたい |
転職エージェントにネガティブな転職理由を伝えて大丈夫?
転職エージェントとの面談は採用面接ではないので、現職の不満も含めて正直な思いを伝えて問題ありません。
ただし、現職の不満だけを伝えるのではなく「不満を解消するためにどのような企業に転職したいのか」もあわせて伝えるようにしましょう。
希望条件や転職希望時期を整理しておく
転職エージェントとの面談の前に、希望条件と転職希望時期を整理しておきましょう。
転職の方向性がある程度定まっている求職者は、「転職意欲があり主体性もある」と判断されて優先的に求人紹介を受けやすいです。
以下のような情報がわかるとキャリアアドバイザーが求人を探しやすくなるので、面談前に整理してメモしておくとよいでしょう。
面談前に考えておくべき希望条件
- 業種・職種・ポジション
- 年収
- 企業規模
- 勤務時間や働き方
また、転職希望時期については「3ヶ月以内に」「5月中に」などと具体的に伝えると、転職意欲の高さをよりアピールできます。
転職希望時期がまだ決まっていない場合は、以下の記事を参考にしてスケジュールを考えてみてください。
自分の長所や強みを整理しておく
転職エージェントとの面談の前に、自分の長所や強みを伝えられるよう準備しておきましょう。
サービスの一環でキャリアアドバイザーが自己分析を手伝ってくれるエージェントもありますが、求職者自らが主体的に動くことで好印象を与えられます。
長所や強みについては面談で特に質問されないことも多いため、職務経歴とあわせて伝えるとよいでしょう。
なお、自己分析の方法については「成功体験から強みを考える」以下のやり方がおすすめです。
自己分析の方法
工程 | 例 |
---|---|
これまでの経験を振り返る | 営業部の主任として部下の指導を行った。 |
経験から成功体験を洗い出す | 指導した部下の営業成績が昨対比120%となった。 |
成功体験の要因を深ぼる | 部下の営業実績を分析し、セールストークに改善点があることをフィードバックした。 また、達成しやすい短期目標を設定し、部下のモチベーションを維持した。 |
成功体験から強みを考える | 問題の原因を分析して解決に導く「問題解決能力」や、成果が出るように導く「育成力」がある。 |
手軽に自己分析したいなら「グッドポイント診断」がおすすめ
面談後の連絡には早くレスポンスをする
転職エージェントに好印象を持ってもらうためには、面談後の連絡に早くレスポンスすることを心がけましょう。
面談後は求人紹介や求職者の状況確認のため、定期的にキャリアアドバイザーから連絡がきます。
連絡がきた際は24時間以内を目安に返信すると、ビジネスマナーが身についていることや、転職意欲の高さをアピールできます。
もし現職が忙しいなどの理由で返信が遅れる可能性がある場合は、事前にキャリアアドバイザーに伝えておくとよいでしょう。
転職エージェントとの初回面談の流れ
転職エージェントとの初回面談では、キャリアアドバイザーが今後どのような求人をあなたに紹介するかを検討するためのヒアリングを行います。
アドバイザーの簡単な自己紹介があるほか、あなたのこれまでの経歴やスキル、転職活動を始めた理由、希望条件などを伝える場です。
面談でキャリアアドバイザーと話し合いながら、転職先選びの軸や、転職で叶えたいことなどを整理して、転職活動の自己分析に役立てましょう。
転職エージェントとの初回面談の流れ
※上記は一般的な流れであり、転職エージェントによっては話す順番が異なる場合もあります。
1.自己紹介・サービス説明
転職エージェントとの面談は、自己紹介とサービス説明から始まります。
求職者の職歴など詳しい情報は後から伝えるので、ここでは氏名や現在の状況などを簡潔に伝えるだけで問題ありません。
また、担当となるキャリアアドバイザーは自己紹介のほかに、得意としている支援分野やサービスの詳細などを説明してくれることが多いです。
キャリアアドバイザーやサービスについてわからない点があれば、遠慮せず質問しましょう。
2.求職者の職歴やスキルの確認
お互いの自己紹介が終わった後は、求職者の職歴やスキルの確認を行います。
レジュメがあると情報を整理しながら話を進められるので、可能であれば職務経歴書を用意しましょう。
なお、転職エージェントとの面談は採用面接ではないので、身構える必要はありません。
求職者が話しやすいようキャリアアドバイザーがリードしてくれるので、聞かれたことに答えていく形で大丈夫です。
転職エージェントから書類の用意を求められる場合もある
転職エージェントによっては、履歴書・職務経歴書を事前に送付したり、面談時に用意するよう求められる場合があります。
指示された場合は、漏れなく対応しましょう。
3.転職理由や転職の目的の確認
求職者の職歴やスキルのヒアリングが完了した後は、転職理由について聞かれます。
転職理由は求人紹介の軸となるので、正直な理由を伝えてください。
現職の不満ばかりを長々と伝えるのはNGですが、転職を考えるきっかけとなったことはそのまま伝えて問題ありません。
4.希望条件やキャリアプランのヒアリング
転職理由を共有した後は、詳しい希望条件やキャリアプランのヒアリングが行われます。
業種・職種・年収・ポジションなどの希望について質問されるので、答えられるように準備しておきましょう。
また、転職エージェントとの面談では将来的なキャリアプランについてもヒアリングされることが多いです。
そのため「5年後・10年後に目指すポジション」や「将来的に実現したいこと」なども考えておくとよいでしょう。
5.求人紹介もしくは今後の段取りの確認
希望条件やキャリアプランのヒアリングが完了した後は、求人紹介もしくは今後の段取りの確認に進みます。
求職者の希望条件にマッチする求人がある場合は、初回面談の場で紹介してもらえることもあります。
もちろんすぐに応募するかどうか決める必要はないので、ゆっくり検討して問題ありません。
また、初回面談の場で求人を紹介できない場合は、今後の転職活動の進め方について確認します。
転職エージェントとの面談に関するよくある質問
転職エージェントとの面談ではどのような服装が望ましい?
回答
転職エージェントとの面談で特に服装を指定されていない場合は、オフィスカジュアルなど清潔感のある私服を着用するのがおすすめです。
近年はオンラインでのWeb面談が主流ですが、スウェットなどラフすぎる服装は避けたほうがよいです。
また、服装を迷ってしまうようであればスーツを着用しても問題ありません。
Google meetやZoomなどのWeb面談で気をつけるポイントは?
回答
Google meetやZoomなどのWeb面談では、円滑に会話できるよう面談をする環境や話し方に気をつけてください。
- 静かな場所を選ぶ
- 通信状態に問題がないか確認する
- 画面に映る背景に注意する
- 聞き取りやすい声でゆっくり話す
転職するか迷っている段階でも転職エージェントの面談は受けられる?
回答
転職するか迷っている状態でも、転職エージェントの面談を受けることが可能です。
ほとんどの転職エージェントは相談だけの利用も受け付けているため、転職する・しないに関わらず面談を受けることができます。
ただし、転職意欲が低い場合はサポートの優先度が下がる可能性があります。
積極的に求人を紹介してもらいたいのであれば、転職意欲が高いことをアピールしましょう。
1社の転職エージェントだけと面談するのは避けよう
転職エージェントを活用して転職活動を行うのであれば、1社だけと面談するのはおすすめできません。
1社だけしか面談しなかった場合、相性のよいキャリアアドバイザーと出会えなかったり、求人の選択肢が限られてしまう可能性があるためです。
転職成功の確率を高めるためには、1社ではなく2~3社と面談してもっとも自分に合う転職エージェントからサポートを受けることが大切です。
複数の転職エージェントと面談するメリット
- 相性のよいキャリアアドバイザーと出会える可能性が高まる
- 紹介される求人数が増える
- 自分に合うエージェントを比較検討できる
- さまざまな意見を聞ける
「何社も面談を受けるのは面倒」と思われるかもしれませんが、ヒアリングされる内容に大きな差はないので、慣れてしまえばそれほど負担にはなりません。
以下に求人数が多くサポートが手厚いと評判の転職エージェントをまとめたので、ぜひ2~3社に登録して面談を受けてみてください。
転職エージェントおすすめ3選