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なぜ「IT業界はやめとけ」と言われるのか?4つの理由と実態を解説

最終更新日:

ITエンジニア転職
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「IT業界はやめとけ」と周囲に言われ、IT業界転職に不安を抱く方は多いのではないでしょうか?

実際、SNS上でもそのような声は多いです。

SNS上の意見

本当に好きじゃない限りIT業界はやめとけと言いたい
※イケイケな会社は例外

給料が良くても日々納期に追われてプレッシャーが付きまとう業務をやってるとお金以上の何かが無くなっていく気がする

(引用:X(旧:Twitter)

SNS上の意見

ぼくが後世に伝えられるのは
IT業界はやめとけという事です。
IT企業の半分以上は客先常駐ていう
実質派遣会社

(引用:X(旧:Twitter)

このような意見を聞くと、「やっぱりやめといた方がいいのかな?」と不安になってしまうものです。

そこで、この記事では「IT業界はやめとけ」と言われる理由について詳しく解説します。

IT業界はやめとけと言われている理由

  • 「プロジェクトの締め切りに追われて残業や休日出勤が当たり前…」
  • 「高パフォーマンスやクライアントからのプレッシャーでストレス…」
  • 「スキル面以外での評価が過小評価で給料が上がりにくい…」
  • 「常にトレンドの技術やスキルを学んでいかないといけない…」

IT業界が不安な方は、無理にIT業界で転職する必要はありません。

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    「IT業界はやめとけ」と言われる4つの理由

    まずは、「IT業界はやめとけ」と言われる理由について、4つ説明します。

    理由1.残業が多く休みが取れないから

    SNS上の意見

    みんな!!IT業界はやめとけよ!平気で休日なくなって平気で代休取れないから!
    俺有給消化しないとルールに抵触しちゃうから!

    意味わかんないよね!

    土曜日出勤!

    (引用:X(旧:Twitter)

    SNS上の意見

    「どこでも仕事できるから」って理由でエンジニアになった同僚の田中さんが、
    仕事中に倒れて入院した時、病院のベットの上で仕事させられてたのは悲しかったな
    どこでも仕事できるから逆に休めない

    (引用:X(旧:Twitter)

    上記のTwitterのように、「IT業界は休めない」という声は多いです。

    一方で、意外と休めるという意見も見つかりました。

    SNS上の意見

    IT業界は休めないからブラック言う人いるけど、普通の業界より長期休み取りやすいんだけどな。

    (引用:X(旧:Twitter)

    厚生労働省が行っている「毎月勤労統計調査」のデータはどうでしょうか?

    2022年1月時点では「残業時間(時間外労働時間)」は15.4時間で8産業中2番目に多く、「出勤日数」は17.6日で8産業中3番目に多い結果になりました。

    なお、正規の労働時間である「時間内労働時間」は134時間で8産業中3番目に多いです。

    産業時間内労働時間
    (順位)
    時間外労働時間
    (順位)
    出勤日数
    (順位)
    情報通信業134.0時間
    (3位)
    15.4時間
    (2位)
    17.6日
    (3位)
    建設業137.3時間
    (1位)
    12.5時間18.4日
    (2位)
    製造業130.3時間13.2時間
    (3位)
    17.3日
    運輸業・郵便業137.2時間
    (2位)
    22.3時間
    (1位)
    18.5日
    (1位)
    卸売業・小売業118.8時間7.3時間17.2日
    飲食サービス業等82.2時間4.1時間13.6日
    教育・学習支援業99.5時間7.9時間14.4日
    医療福祉119.7時間4.6時間16.8日
    (参考
    厚生労働省|毎月勤労統計調査 令和4年1月分結果速報

    この結果を見ると確かに残業が多く休みが少なく感じるかもしれませんが、常に残業が多く休みが少ないわけではありません。

    理由2.IT業界の下請け構造に問題があるから

    「IT業界はやめとけ」と言われる2つ目の理由は、IT業界の構造上の問題によるものです。

    IT業界は元請け企業が下請け企業に仕事を発注し、それが層になった以下のようなピラミッド型になっています。

    IT業界のピラミッド構造

    ピラミッドの下に行くほど労働環境がキツくなると言われています。

    SNS上の意見

    地元帰ってびっくりしたんだけど、
    大卒でIT業界の下請けで働いてるエンジニアの給料より、中学校卒業してそのまま地元の土建業に就職して暴走族やってる兄ちゃん達の方が給料いっぱい貰ってたわ…

    パラリラ〜パラリラ〜🏍

    (引用:X(旧:Twitter)

    その原因として挙げられているのは、システム開発の進め方である「ウォーターフォール」です。

    ウォーターフォールとは、上流工程をピラミッド上部の企業が行い、下流工程をピラミッド下部の企業が行うシステム開発の進め方です。

    ピラミッド下部の企業は上部の企業の影響を受けやすく、急な要望変更に振り回されることが多くなります。

    SNS上の意見

    要件定義時にかっちり仕様決めて承認してもらい、
    1ヶ月工数かけて影響調査やステップ数から見積もりしたのに、非エンジニアのお上の

    『やっぱりもっと使い勝手よくならないの?』

    の一言で計画が全て狂うのが下請けの辛いところ

    (引用:X(旧:Twitter)

    下請け、孫請の企業は急な仕様変更で仕事が増えてしまい、残業も多くなりがちです。

    理由3.給与が安い・残業代が出ないから

    「IT業界はやめとけ」と言われる3つ目の理由は、給与が安い・残業代が出ないからです。

    しかし、以下のTweetで言われているように、IT業界全てが給与が安く、残業代が出ないわけではありません。

    SNS上の意見

    IT業界は技術だの知識だのよりも「n次請け」のランクの高さによって給料が決まるので、
    どれだけ技術があっても3次請けの仕事ばかりの会社にいたら給料安いし
    逆に元請けにいればExcelで下請けの進捗管理だけやってても給料は高い。

    (引用:X(旧:Twitter)

    IT業界の下請け構造に問題があるから」で解説したように、給与は元請け>下請け>孫請け(3次請け)の順に少なくなっていきます。

    就職・転職するときは、入社希望の会社が元請けなのか、それとも下請けなのかをしっかり確認するようにしましょう。

    ただ、元請けなのか下請けなのか、求人票にはっきり書かれていないこともあります。

    その場合は、下記のように会社の規模や取引先などが、元請けと下請けを見分けるヒントになります。

    元請けの傾向下請けの傾向
    • 大きい会社
    • 中規模でも自社ホームページで「主要顧客(有名企業、官公庁)」を紹介している
    • ホームページがない、パッとしない
    • 会社概要に取引先などを明記していない

    これはあくまでも傾向なので、しっかり確認したいなら企業内の情報に詳しい「ワークポート」などの転職エージェントに相談するのがおすすめです。

    理由4.AIに仕事を奪われる可能性があるから

    「IT業界はやめとけ」と言われる4つ目の理由は、AIに仕事を奪われる可能性があるからです。

    近年、AIの発展はめざましく、今まで人間が行ってきた仕事をAIが取って代わる可能性が指摘されています。

    しかし、IT業界については全てがAIに取って代わることはありません。

    確かにIT業界の業務のうち「プログラミング・動作テスト」などの下流工程は自動化しやすい業務のため、AIに取って代わる可能性があります。

    しかし、要件定義、設計などの上流工程はAIによる自動化が難しいため、今すぐにAIに取って代わる可能性は低いです。

    今後IT業界で活躍するには、要件定義、設計などの経験を積んでいくことが重要になってきます。

    結論|待遇や職場環境の良し悪しは会社による

    「IT業界やめとけ」という意見は多いですが、「意外とホワイト企業も多い」という意見もあります

    SNS上の意見

    うーん。IT業界がホワイトとは言わんが、かなりホワイト化してると思うけどなぁ。俺の観測範囲だけか!?流石に9時5時でウハウハ給料とは言わんが。

    (引用:X(旧:Twitter)

    このように、業界に対する満足度は働く会社によって変わります。

    入ってすぐに「IT業界やめたい」とならないためには、自分にあった働き方ができる会社を選ぶことが大切です。

    続けたいと思える職場を見つける方法

    続けたいと思える職場を見つける方法

    IT業界に転職して長く働きたいのであれば、長くそこにいたい」と思える職場を見つけることが大切です。

    ここでは、長く働ける職場を見つける方法を3つ説明します。

    方法1.IT業界でどんな働き方をしたいかを明確にする

    1つ目は、IT業界でどのように働きたいのかを明確にすることです。

    IT業界といってもアプリ開発をやりたいのか、ネットワーク機器をいじりたいのか、やりたいことによって職場選びにも違いが出てきます。

    ネットワーク関係の企業の面接を受けるときに「アプリケーションの開発がやりたいです」といっても、相手にされないのは明白です。

    今後の転職活動の指針になるため、IT業界でどのように働きたいかは明確にしておきましょう。

    具体的な働き方とそれに対応したIT企業の種類を、以下の表にまとめました。

    分類適性
    ITサービス一般的に知られているサービスの開発に携わりたい
    ソフトウェア情報システムを開発してお客さんの反応を直接見聞きしたい
    SES専門性の高いスキルを持ちたい
    SIer情報システムの企画・開発・運用まで総合的で専門性のあるスキルを身に付けたい
    外資系成果の大きい仕事に挑みたい
    ユーザー系一つの情報システムに長く携わって、安定的な仕事をしたい
    メーカー系大きな仕事に対して、段取りをクリアする形でこなしたい
    独立系自己裁量を持ちながら、さまざまな仕事に取り組みたい

    ソフトウェアの分野は、担当する仕事の範囲によってSESとSIerの2つに分類されます。

    SES(システムエンジニアリングサービス)は、ある特定の業務に対して自身の労働力を提供する働き方です。

    基本的には派遣のような、客先常駐での仕事になります。

    対してSIerは、システムインテグレーターともいい、システムを導入しようとしている顧客の面倒を、最初から最後まで全て見るのが仕事です。

    企画・開発・運用まで全て請け負うため、様々なスキルを身につけたい人に向いています。

    一般的に知られているサービスに関わりたいか、顧客の反応を直接見聞きしたいかなど、自身の叶えたいことによって入社すべき企業の種類がわかります。

    どの働き方をしたいのかを明確にして、自分にぴったりの職場を見つけましょう。

    方法2.企業の口コミをチェックする

    2つ目は、企業の口コミをチェックすることです。

    企業の口コミは現在働いている社員や退職した元社員が投稿しており、働き方・給与に対する不満、仕事のやりがいなどが掲載されています。

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    (引用元
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    方法3.転職エージェントを利用する

    3つ目は転職エージェントを利用することです。

    転職エージェントは無料で転職相談ができるサービスで、求人紹介を始め、面接対策や書類添削など様々な支援をしてくれます。

    自己応募する転職サイトに比べてキャリアアドバイザーのサポートが受けられため、初めて転職する人におすすめです。転職サイトと転職エージェントの違い

    転職相談した上でぴったりの企業を紹介してくれるため、転職後のミスマッチがおきにくいというメリットがあります。

    そのほかにも、応募書類の添削、面接の対策など手厚いサポートも行ってくれるので、転職活動をより確実に進めることができます。

    IT業界未経験者におすすめの転職エージェント

    先述したように、転職エージェントを利用すれば、あなたに合った企業に転職することができます。

    ここでは、IT業界未経験者に向けたおすすめの転職エージェントを3つ紹介します。

    ワークポート
    • IT・クリエイティブ系の求人が豊富
    • 未経験からの転職支援にも力を入れている
    レバテックルーキー
    • ITエンジニア向け就活専門の転職エージェント
    • ITエンジニアの知識が豊富なアドバイザーに相談できる
    • 有名企業・ベンチャーの求人を多数保有
    doda
    • 転職サイト・転職エージェントの両方が使用可能
    • 書類添削や面接対策などのサポートが手厚い
    リクルートエージェント
    • 業界No.1の支援実績
    • 圧倒的な求人数

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    転職エージェントは併用がおすすめです。

    それぞれ保有している求人が異なりますし、複数利用することで相性の良いアドバイザーに出会える確率も高くなります。

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    まとめ

    「IT業界はやめとけ」と言われる理由は以下ですが、会社によって働きやすさは大きく異なります。

    「IT業界はやめとけ」と言われる理由

    • 残業が多く休みが取れないから
    • IT業界の下請け構造に問題があるから
    • 給与が安い・残業代が出ないから
    • AIに仕事を奪われる可能性があるから

    休みが取れない、下請けで年収が低いなどの問題は、選ぶ会社によっては避けられる問題です。

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