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未経験からオペ室看護師になれる?実際の求人や転職の注意点を解説!

未経験からオペ室看護師になれる?実際の求人や転職の注意点を解説!

最終更新日:

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オペ室看護師に未経験から転職できるのか、気になっていませんか。

オペ室看護師は専門性の高い仕事ですが、仕事を一から学ぶ姿勢があれば、未経験でも転職できます

この記事では、オペ室看護師の求人や具体的な仕事内容、転職で失敗しないポイントなどを解説します。

また、記事の後半では社会人からオペ室看護師を目指す方法もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

※以下のリンクをクリックすると、転職パターン別の詳細情報がチェックできます。

■未経験からオペ室看護師に転職するなら
▶「未経験の手術室看護師(オペ看)に需要ある?」からお読みください。

■社会人からオペ看への転職するなら
▶「社会人から手術室看護師になれる?」からお読みください。

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    未経験の手術室看護師(オペ看)に需要ある?

    未経験の手術室看護師(オペ看)に需要ある?

    医療現場は人手不足に陥っており、手術室看護師(オペ看)も例外ではありません。

    そのため、「看護roo!」などの大手看護師求人サイトでは、以下のように未経験可のオペ看求人が数多く掲載されています

    看護師転職サイト名未経験可の手術室看護師求人数(※2024年6月時点)
    看護roo!492件(ブランク可の求人も含む)

    求人数からもわかるように、未経験から手術室看護師に転職することは決して不可能ではありません。

    ただし、手術室看護師の仕事や役割を知らずに面接を受けても、熱意がないとみなされて不採用となる可能性もあります。

    そこで次の章では、オペ看の仕事や役割について詳しく見ていきましょう。

    手術室(オペ室)で働く看護師の仕事・役割

    手術室(オペ室)で働く看護師の仕事・役割

    オペ室看護師の仕事は、大別すると「器械出し看護師」「外回り看護師」のふたつです

    ここでは、それぞれの仕事と役割を詳しく解説します。

    器械出し看護師

    器械出し看護師の仕事・役割は、執刀医のそばで手術を直接サポートすることです。

    「直接介助」とも呼ばれ、手術の準備や医療器械の手渡、安全管理などの業務を担当します。

    それぞれの業務内容を、詳しく見ていきましょう。

    器械出し看護師の仕事内容

    手術の準備

    器械出し看護師は、手術に使う医療器械の準備をおこないます

    • 器具を滅菌・洗浄
    • 器具の配置・並べ替え
    • 器具のメンテナンス(摩耗・ゆるみの確認)

    手術中に執刀医の指示に従って医療器械の手渡しをおこなうためには、事前の入念な準備が欠かせません。

    術中のサポートの手際のよさも大事ですが、準備段階の念入りなメンテナンス・下準備も、器械出し看護師の大事な仕事のひとつです。

    医療器械(器具)の手渡し

    執刀医への医療器械(器具)の手渡しは、手術をスムーズに進めていくうえで極めて重要な仕事です。

    手術中に、執刀医が必要とする器械(器具)を素早く手渡しする作業は、器械出し看護師としてのスキルがもっとも問われる部分といえます

    手術を手際よく進めるためには、執刀医の指示通りに正確に作業するだけでなく、ときには指示内容を先読みした行動も求められます。

    高度な知識と経験を要する仕事ですが、それだけに手術のスピードアップに貢献できたときの達成感は並々ならぬものがあるでしょう。

    ダシルヴァさん

    ダシルヴァさん

    外来の外科処置で器具の手渡しを行っていました。
    最初は器具の名前や用途、渡すタイミングを覚えるのに苦労しますが、慣れてくると処置がスムーズに進むのが目に見えてわかり、やりがいがありました。
    医師の求めるものを先回りして用意できるまでレベルアップすると、医師にとても感謝されますよ。

    安全管理

    オペ室の環境を安全に保つことも、器械出し看護師の担当業務のひとつです。

    安全管理の具体的な内容は、主に次のふたつです

    • 中材業務…器具の洗浄・滅菌・消毒など
    • 体内遺残防止…体内にガーゼや器具が取り残されないようにする

    手術自体は成功に終わっても、器具の滅菌が不十分であったり、患者の体内に残留物があったりしたことが原因で患者さんが亡くなってしまうこともあります。

    患者さんの命をより確実に救うために、術前・術後の準備と後始末をおこなうことも、器械出し看護師の大切な仕事です。

    外回り看護師

    外回り看護師は、手術の前後における患者へのケアやフォローなど、オペを間接的にサポートするのが主な役割です。

    器械出し看護師の仕事を「直接介助」と呼ぶのに対し、外回り看護師の仕事は「間接介助」と呼ばれます。

    ここからは、外回り看護師の主な仕事内容を見ていきましょう。

    外回り看護師の仕事内容

    術前・術後のフォロー

    患者さんに対して、手術の前後のフォローやケアをおこなうのは、外回り看護師の重要な仕事のひとつです。

    具体的には、外回り看護師は患者さんに対して以下のようなフォローをおこないます。

    • 手術前の内容説明
    • 手術に対する悩み・疑問への回答
    • 手術内容の記録
    • 手術後の経過観察

    手術の内容説明や術後の経過観察は病棟に訪問しておこなわれるので、外回り看護師には患者さんやご家族との信頼関係の構築も重要な仕事といえます。

    手術は心身への負担が大きいため、術前術後の身体的・精神的なケアは、非常に大切です。

    手術環境の整備

    オペ室において、手術環境を整えるのも外回り看護師の仕事です。

    具体的には、以下のような整備をおこないます。

    • 麻酔器や医療機器の配置
    • 薬剤や輸血製剤の確認・補充
    • 手術台や機材の準備
    • 室温の調整

    器械出し看護師がメスやピンセットなどの医療器械の準備をおこなうのに対し、外回り看護師は、薬剤や手術台などの機材の整備を担当します。

    麻酔の補助

    患者さんの身体に直接メスを入れる手術において、麻酔はまさに必要不可欠な存在です。

    麻酔導入自体を行うのは麻酔科医の仕事ですが、外回り看護師は患者の身体を支えるなどの介助を担当します。

    また、手術中に麻酔下での患者の整体反応をチェックするのも、外回り看護師の仕事です。

    呼吸や循環などをこまめにチェックして次に起こる事態を予測し、容体の急変を執刀医や麻酔科医に伝える、患者さんの命に直結する役割といえます。

    手術看護記録・状態観察

    外回り看護師は、手術看護記録や状態観察も担当します

    手術看護記録とは、以下のような項目で、手術の具体的な内容を細かく記録したものです。

    • 時間
    • 使用器具
    • 患者の変化
    • 出血量

    手術中の時間経過や、使用した器具・薬の記録はもちろん、患者さんのささいな変化でも気になることがあれば逐一記録します。

    手術看護記録を正確に取ることで、万が一、術後になにか不測の事態が起こっても冷静かつ迅速な原因究明と対処が可能です。

    未経験可の手術看護師の求人例

    東京などで募集されているオペ看の求人情報

    これからオペ看を目指す人にとって仕事内容と同じぐらいに気になるのは、「実際にどんな求人があるのか」ということです。

    ここからは、東京や神奈川などで実際に募集されているオペ看の求人情報をご紹介します。

    東京都の未経験可の手術室看護師求人例

    以下は、東京都の未経験歓迎のオペ室看護師求人です。

    当番制の外来応援業務が週一回ありますが、それ以外は日勤のみなのでライフワークバランスの取りやすい職場といえます。

    掲載されていない年数での給与モデルや、福利厚生の詳細については「看護roo!」の公式サイトをご確認ください。

    神奈川県の未経験可の手術室看護師求人例

    以下は、神奈川県にある病院の未経験応募可能なオペ室看護師求人です。

    正看護師だけでなく、准看護師も募集しています。

    准看護師は正看護師より即戦力性が求められる傾向が強いため、未経験からオペ看になりたい准看護師さんには、まさに必見の求人といえるでしょう。

    この求人の詳細は、「看護roo!」の公式サイトからご確認ください。

    大阪府の未経験可の手術室看護師求人例

    以下は、大阪府の未経験応募可能なオペ室看護師の求人です。

    1週間に1回程度、21:00まで働くときがありますが、基本は17:00までの勤務時間になっている求人です。

    また、賞与だけではなく、さまざまな手当も充実しています。

    この求人の施設情報や待遇などを詳しく知りたい方は、「看護roo!」の公式サイトからご確認ください。

    未経験可の派遣手術室看護師の求人例

    以下は、未経験応募可能なオペ室看護師の派遣求人でした。(現在は募集を終了しています)

    未経験可の派遣手術室看護師の求人例
    (引用元
    スーパーナース|2022年11月時点)

    時給2,200円で交通費も全額支給と、給与面の待遇がよい求人です。

    オペ看の派遣求人を探している人にはぜひ確認してほしい案件といえます。

    このような求人を検索してみたい方は、「スーパーナース」の公式サイトからご確認ください。

    手術室看護師に転職するメリット

    手術室看護師に転職するメリット

    手術看護師として働く場合、以下のようなメリットがあります。

    それぞれ順に見ていきましょう。

    独自の技術が身についていく達成感が得られる

    オペ室の仕事は、看護師業務の中でも独特です。

    たとえば、全身麻酔に伴う気管挿管作業や手術を間近で見ることは、一般病棟ではあまり経験できないことです。

    それゆえ、長く仕事を続けていけばいくほどに技術が洗練され、プロフェッショナルな仕事ができるようになる達成感があります

    看護師の口コミ

    匿名

    (医師の)呼吸が読めて来て、1秒もロスしないように準備して、もう大体そうやってくるとやっぱり直接介助をやっていて、ああ面白いな、ただ純粋に、面白いなって思う

    (引用:手術室看護師が経験している手術室看護の魅力

    このように、1秒のロスもなく動くことを意識して働くことができれば、日々の業務に大きな達成感を得られるようになるでしょう。

    チームワークを大切にして働ける

    高い集中力を要する手術では、スタッフのチームワークがとても重要です。

    以下は、手術室のスタッフを「チーム」と表現する手術室看護師さんのコメントです。

    看護師の口コミ

    匿名

    手術室ってこうチームって言ったら変ですけど、その1人の患者さんを取り巻く、まあ麻酔科医だとか主治医だとか、なんかすごく密接してる

    (引用:手術室看護師が経験している手術室看護の魅力

    手術室ではスタッフが連携して、一人の患者さんの手術をおこないます。

    仲間と力を合わせてチームで働くのが好きな人にとって、手術室看護師はとてもやりがいのある、魅力的な仕事といえるでしょう。

    夜勤や残業が少ない

    夜勤や残業が難しい人にとって、手術室看護師として働くメリットは大きいといえます。

    手術は日中に行われることが多く、業務は交代制のため、夜勤や残業のあるオペ看の職場は少ないです。

    ただし、急な手術に対応するためにオンコール体制をとっている病院も多く、当番の日は休日でも呼び出される可能性があります。

    職場によってオンコールの頻度は異なるため、オンコールが少ない職場を選べば、安定した生活リズムで働きやすくなるでしょう。

    土日は休めることが多い

    手術室のスケジュールは主に平日に設定されるために、土日は休みという職場が多いです。

    平日に予定手術、土曜日に緊急手術という体制をとっている病院もありますが、その場合も日曜は固定休としている病院がほとんどです。

    そのために、友人との休日が合わせやすく、プライベートを充実させやすいメリットがあります。

    オペ看の職場には過酷な場面も多くなりがちですが、休日を充実させることでバランスをとっている看護師さんも多いです。

    危険手当などが支給される

    オペ看には、普通の看護師に支給される「資格手当」「深夜手当」などのほかに「危険手当」などの独自手当が支給されます

    オペ看に支給される独自の手当

    • 危険手当…危険な職務に従事することに対し支給される
    • 待機手当…オンコール待機に対して支給される
    • 手術手当…独自の危険が多い手術業務に対して支給される

    夜勤のない職場では「深夜手当」は支給されないものの、上記のようにさまざまな手当があるために、手術数によっては病棟より給与が上がることも多いです。

    一方、手術数やオンコール頻度によっては給与が大きく下がる可能性もあるために、事前によく職場環境をチェックすることが大切です。

    手術室看護師に転職する場合の注意点

    手術室看護師に転職する場合の注意点

    オペ室看護師として働くことにはメリットも多いですが、当然デメリットもあります。

    ここでは、オペ室看護師のデメリットを5つ、対策方法と合わせてご紹介します。

    常に強いプレッシャーのもとで働かないといけない

    ひとつのミスが患者さんの命に関わる手術室は、想像以上に緊張感が高い職場です。

    手術中は常に強いプレッシャーを感じながら仕事を続けなくてはいけないことから、精神的に大きな苦痛を感じる人もいます。

    仕事のプレッシャーに耐えるには、前回の手術の疲れやストレスを次に持ち越さないことが大切です。

    手術中は全力集中するために、休憩時間や休日は仕事を忘れて、思いきり休んだり遊んだりすることが仕事を長く続ける秘訣といえるでしょう。

    オペ室の環境は過酷

    オペ室の環境は想像以上に過酷です

    手術中は肉の焼ける音や匂いで部屋が充満し、何度も響く骨を叩く音に生理的な嫌悪感を抱いてしまう人もいます。

    また、手洗いのしすぎや消毒による、手荒れに悩む人も多いです。

    看護師の口コミ

    (前略)手術室では専用の手指用殺菌消毒剤で手洗いをするため、手荒れが絶えません。保湿しても繰り返し手洗いをするため、一度手荒れをしてしまうとなかなか治らず出血することもあります(後略)

    (引用:武蔵野総合病院

    体質などでどうしても仕事に耐えられない場合は、他の職場への転職を考えたほうがよいでしょう。

    監修者

    ダシルヴァさん

    肉の焼ける匂いや音は、しばらくすれば慣れてしまうことが多いですが、慣れる・慣れないには個人差があります。
    わたしの場合、肉の焼ける匂いに慣れるのに1ヶ月ほどかかりました。
    匂いや音に敏感で「生理的に無理かも…」と感じる場合は、オペ室で働くことは慎重に検討しましょう。

    覚えるべき知識や技術の幅が広い

    オペ看の仕事は独自性が高く、全身麻酔に伴う気管の挿管など、他の科では経験したことがないような仕事がたくさんあります。

    そのため、慣れないうちは新人に戻ったつもりで一から知識・技術を習得していく姿勢が強く求められます

    これまでの経験が活かせないことに戸惑いを感じるかもしれませんが、オペ看の仕事はそういうものだと割りきることも大切です。

    慣れてくれば、自分の経験やスキルで手術に貢献できる達成感を得られるでしょう。

    オンコール体制がある

    オペ看は、夜勤や残業が少ないかわりに、オンコール体制をとっている職場も多いです。

    オンコールとは、緊急時に駆けつけられるように、看護師を待機させることです。

    呼び出しがない限りある程度自由に過ごせるとはいえ、オンコール待機中、身も心も休まらない人は多いです。

    オンコールの担当回数は職場によって大きく異なるため、オンコールが苦手な人は、オンコールが少ない職場を選ぶとよいでしょう。

    向き不向きがある

    どんな職種にも向き・不向きはありますが、人の命に直接関わる手術室看護師は向き・不向きの差が大きいです。

    特に手術中にミスを犯しやすい不器用な人や、テキパキと術具の受け渡しができない要領の悪い人は、手術室看護師への転職は難しいといえるでしょう

    自分に不器用さや要領の悪さを感じる人は、ほかの長所を見つけ、それを活かせる診療科への転職をおすすめします。

    看護師の仕事は手術室看護師だけではないため、自分の長所を活かせる診療科目を探せば、転職成功率を高められます。

    監修者

    ダシルヴァさん

    医師の考えていそうなことを先回りして、テキパキ動ける人は、オペ看に向いていると言えます。

    未経験からオペ室看護師を目指すコツ

    未経験からオペ室看護師を目指すコツ

    オペ看護師はニーズが高く、未経験可能な求人もありますが、即戦力性の点から経験者が優遇されます。

    ただし、転職活動のコツを掴めば、未経験者がオペ室への転職を成功させることは充分に可能です。

    この章では、未経験からオペ看への転職を成功させる3つのコツをご紹介します。

    転職目的を明確にする

    未経験からの転職を成功させるための基本中の基本は、転職目的・理由を明確にすることです。

    採用側の視点に立てば、スキルのない未経験者より、知識や経験が豊富な経験者を優先したくなるのが本音といえます。

    ですが、明確な志望動機があれば、未経験者でも「採用してみよう」と考える採用担当もいます。

    面接では「病棟時代に手術で病気から立ち直る患者を見て自分もやりたいと思った」など、具体的なエピソードを添えると説得力が増すでしょう。

    教育体制が整った病院を選ぶ

    未経験から手術室に転職する場合、教育体制が整った病院を選ぶことも大切です。

    他の診療科では経験できない業務の多いオペ室では、一から仕事を教えてもらえる職場を選べるかどうかが転職の成否を左右します。

    教育システムが充実した病院を選ぶコツは以下のとおりです。

    教育制度が充実した職場を選ぶコツ

    • プリセプター制度やクリニカルラダー制度がある病院を選ぶ
      →教育に力を入れている病院だとわかるため
    • 小さな病院やクリニックやよりも総合病院を選ぶ
      →小規模の病院・クリニックは即戦力を求められることが多いため

    なかには、名ばかりのプリセプター制度を敷いている病院もあるため、転職の際は口コミサイトなどで事前に評判をチェックするとよいでしょう。

    前職の知識・経験・スキルを活かす

    オペ室看護師の仕事は専門性が高いものの、手術室で働くうえで必要なスキルは他の職場で培われることも多いです。

    たとえば、以下のような能力やスキルは、他の診療科・他職種でも身につけられます。

    他職種で身につけられる能力・スキル

    • 対応力
      →急性期病棟(容体が急変した患者への対応など)
    • 手先の器用さ
      →病棟・クリニック(採血や応急処置など)
    • 判断力
      →訪問看護・介護施設(一人で利用者への対応を判断する)

    他職種でも身につけられる能力やスキルを上手に伝えることで、即戦力性をアピールできます。

    面接の際は「急性期病棟では容体の急変内容から必要な処置を判断して患者の一命を取りとめた」など、具体的な体験も添えるとよいでしょう。

    ダシルヴァさん

    ダシルヴァさん

    オペ室の経験がなくても、例えば外来クリニックで外科処置の介助をしていた場合などは、その経験をアピールしましょう。
    器具の殺菌やメンテナンス、器具の手渡し、術前・術後のフォローの経験はオペ室でも生かせるため、採用側に好印象をもたれやすいでしょう。

    未経験からオペ看を目指す人におすすめの看護師転職サイト

    未経験からオペ室看護師を目指す場合、看護師転職サイトの利用がおすすめです

    看護師転職サイトとは、履歴書の書き方から面接対策まで、看護師転職に関するあらゆる支援をおこなってくれるサービスのことです。

    看護師転職サイトの仕組み

    転職希望者は、看護師転職サイトを無料で利用できます。

    看護師転職サイトは、2~3社併用することが一般的ですので、気になるサイトがあれば積極的に登録しましょう。

    ここでは、未経験からオペ看を目指す人におすすめの看護師転職サイトを3つご紹介します。

    この3つの中で、求人数とサポートの両方とも充実しているのは「看護roo!」です。

    しかし、手厚いサポートをしてくれるのかは担当者の良し悪しにも左右されるため、転職サイトは複数登録することをおすすめします。

    手厚いサポートを受けたいなら「看護roo!」

    看護roo!
    (引用
    看護roo!

    看護roo!の特徴・強み

    • 手厚いサポートが受けられ、特に面接対策と条件交渉に定評がある
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    看護roo!」は、看護師転職では「お決まり」と言えるほど人気の看護師転職サイトです。

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    なお、看護roo!は登録者限定に「転職ガイドブック」を配布しています。

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    運営会社株式会社エス・エム・エス
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    社会人から手術室看護師になれる?

    社会人から手術室看護師になれる?

    オペ室看護師は業務の独自性が強く、また患者の命に直結する仕事であるため、一般企業に勤める社会人からの転職は難易度が高いといえます。

    社会人からの転職が絶対に不可能というわけではありませんが、他の診療科で数年の経験を積んでからオペ看を志望したほうが転職成功率が高くなるでしょう。

    社会人からの看護師転職におすすめの転職先は、以下のとおりです。

    社会人からの転職におすすめの転職先

    • リハビリテーション科
    • 介護施設

    上記は、スピード感よりもコミュニケーション力や根気強さが求められるために、未経験でも仕事が覚えやすい職場です。

    社会人からの転職で、オペ室に強いこだわりがない人は、まずはリハビリ科か介護施設への転職から検討しましょう。

    【Q&A】手術室看護師への転職でよくある悩みと疑問

    手術室看護師への転職でよくある悩み

    最後に、手術室看護師への転職で、よくある悩みと疑問をご紹介します。

    手術室(オペ室)看護師の「あるある」って?

    回答

    手洗いや物の扱いが丁寧になることなどです。

    どんな仕事にも、その職業に就いている人ならではの「あるある」があります。

    以下は、特によく聞かれるオペ看の「あるある」5つです。

    • 手洗いが丁寧になる
    • ドラマに突っ込んでしまう
    • 物を丁寧に扱うようになる
    • 常にマスクをしているのでアイメイクが命!
    • 携帯の着信音に敏感になる

    ドラマや小説などのフィクションにツッコミを入れてしまうのは、専門性の高い仕事であるオペ看ならではの「あるある」といえます。

    また手洗いや物の扱いが丁寧になることから、オペ看にとってはそれだけ清潔さや、器具の扱いの丁寧さが大切だとわかるでしょう。

    オペ室看護師に特別な資格は必要?

    回答

    看護師資格があれば転職できます。

    オペ看への転職には、看護師資格以外に特別な資格が必要ではありません

    転職に必須ではありませんが、オペ看に関する資格として「手術看護認定看護師」という資格があります。

    手術看護認定看護師とは

    この認定資格を取得した看護師は、他のオペ看護師の教育をしたり、患者さんや他の医療スタッフとの間に立って手術計画の立案に協力したりする役割を担う。院内の手術室看護の質を向上させる重要な役割もある。

    手術看護認定看護師の受験するには、看護師として5年以上かつ、そのうち3年をオペ看として実務を経験している必要があります。

    オペ看としてキャリアアップを図りたいのであれば、取得して損のない資格といえるでしょう。

    オペ看と病棟看護師の違いは?

    回答

    病棟看護師よりも、働きやすさに関しては優れています。

    オペ室看護師と病棟看護師の違いは次のとおりです

    病棟看護師とオペ看の違い

    • 業務内容…特殊なので病棟よりも他の職場に活かしづらい
    • 働きやすさ…病棟看護師よりも優れている
    • 給料…病棟看護師とあまり変わらない

    手当の種類に差はありますが、給料はそれほど変わらないケースが多いため、ご自身のキャリアプランや適性にあわせて選ぶのがおすすめです。

    病棟時代に夜勤が多かった人は、手術数やオンコール回数の多い病院を選べば、夜勤手当分の給料も補えるでしょう。

    手術室看護師の平均年収は?

    回答

    平均年収480万円程度です。

    大手看護師転職サイト「看護roo!」が運営する「ナースなワタシのお給料」によると、手術室看護師の平均年収は約486万円でした(2022年11月時点)

    同サイトによると、病棟看護師の平均年収は約482万円であったため、病棟看護師と手術室看護師の年収はほぼ変わりません(2022年11月時点)。

    手術室看護師に向いている性格や特徴は?

    回答

    向上心が強く、高い忍耐力や洞察力を持つ人です。

    オペ看の仕事や役割、メリット・デメリットを踏まえると、以下のような性格・特徴を持つ人がオペ看に向いていると考えられます。

    オペ看に向いている性格・特徴

    • 高い判断力や洞察力を持っている人
      →一瞬の判断ミスが患者の死につながる
    • 体力に自信がある人
      →手術中は高度な集中状態が長時間続く
    • 向上心が強い人
      →独自性が高く一から学ぶ姿勢が必要

    向上心が強く高い忍耐力や洞察力を持つ人なら、プロフェッショナルを目指せるのもオペ看の魅力といえるでしょう。

    まとめ

    オペ室看護師は、専門性の高い仕事であるものの未経験から転職することは不可能ではありません

    オペ看への転職を成功させるコツは以下のとおりです。

    オペ看への転職を成功させるコツ

    • 転職目的を明確にする
    • 教育体制が整った病院を選ぶ
    • 前職の知識・経験・スキルを活かす

    転職活動を有利に進めるためには、転職のプロのアドバイスを受けられる看護師転職サイトの利用をおすすめします。

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    未経験からでも、新しいスキルを身につけるモチベーションがあれば、オペ室に転職することは可能です。
    あらかじめオペ室での役割をよくリサーチしておき、今の自分が持っている長所をどう生かせるかをアピールしましょう。

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