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看護師がすぐ辞めるのはOK?入職後にすぐ退職したい時の対処法

看護師がすぐ辞めるのはOK?入職後にすぐ退職したい時の対処法

最終更新日:

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「転職したばかりだけど、辞めたい…」
「すぐに辞めても大丈夫なのか…?」

ブラックな環境だったり、聞いていた環境と違う場合は、すぐに辞めるのは有りです。

ただし、一時的な感情に流されて辞めてしまうと、後で後悔する可能性があります。

すぐに辞めたくなった看護師さんに向けて、この記事で辞めた場合のデメリットや対処法、すぐに辞めていいケースなどを解説します。

\看護師転職サイトおすすめ3選/
看護roo!レバウェル看護 (旧:看護のお仕事)ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)

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  • バイリンガル看護師

    監修者ダシルヴァ石田牧子さん

    ダシルヴァ石田牧子(だしるゔぁいしだまきこ)は、米国と日本で免許を持つバイリンガル看護師。また、外国人診療の看護師、医療英語の大学教員、精神保健分野の研究員など、さまざま分野での勤務経験がある。2021年にフリーランス・ナースとして独立し、コンサルティング、ライティング、講師、医療翻訳などの仕事に従事。順天堂大学医学部および順天堂大学の国際教養学部で医療コミュニケーション分野のゲスト講師を務める。看護師として「子育てしながら在宅でパラレルキャリアを積む」ことに挑戦中の2児のママ。
    ダシルヴァ石田牧子(だしるゔぁいしだまきこ)は、『Medical Explorer』『Medical World Walkabout / 医療の世界を見渡そう』の著者でもある。
    ▼書籍一覧
    ダシルヴァ石田牧子さんの著書一覧

  • 現役訪問看護師

    監修者周田 佳介さん

    周田 佳介(すだ けいすけ)さんは現役の訪問看護師として勤務中。 また急性期病院、慢性期病院、特養、グループホーム、ホームヘルパーと勤務経験あり。看護師資格を活かして、看護や介護の専門家で記事の執筆や研修講師などで働いている。資格は正看護師、介護福祉士、介護支援専門員、終末期ケア専門士などを保持している。

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看護師が転職後にすぐ辞める4つの理由

看護師が転職後にすぐ辞めたいと感じる、主な4つの理由を紹介します。

自分に当てはまるか確認し、悩みを改善する参考にしてみてください。

看護師が転職後にすぐ辞める理由

転職先の人間関係や雰囲気が合わない

看護師が仕事にストレスを感じる原因で、最も多いと言われているのが「人間関係」です。

「いざ働いてみたら、人間関係が合わなかった」という看護師さんも多いです。

また、看護師のための転職サイト看護roo!が実施したアンケート「何に1番ストレス感じる?」の結果でも、「同僚・上司との人間関係」が1位という結果でした。

人間関係や雰囲気が合わない状況の例を、5つ紹介します。

職場の人間関係が合わないと感じる状況

  • 歓迎されている雰囲気では無くなかなか馴染めない
  • スタッフの輪に入れず疎外感を感じる
  • 気軽に話せる相手がいなくて休憩時間が苦痛
  • わからない事があっても質問や相談ができない
  • 陰口を言われていたり、いじめられている

看護師の仕事はチームワークが大切なので、人間関係や雰囲気が合わない環境だと働きづらく、辞めたいと感じる人が多いです。

人間関係で失敗しないために、事前にSNSや口コミサイトで職場についてリサーチしておきましょう。

仕事内容や待遇が、入職前に聞いていた話と違う

仕事内容や待遇で転職先を決める人は多く、事前に聞いていた内容と待遇が違うことで「辞めたい」と考える人もいます。

仕事内容や待遇が、入職前に聞いていた話と違う6つの例を紹介します。

入職前と話が違う!と感じる6パターン

  • 夜勤に入らないくて良いと聞いていたのに、実際は入らなければならない
  • 休日にも研修に参加しなければならず、代休をもらえない
  • 希望していた診療科と違う場所に配属された
  • 給与や手当が面接時に聞いていた内容と違った
  • サービス残業が多い
  • 週休2日と聞いていたのに、実際は週に6日働いている

「入職前と話が違う!」という事態を防ぐためには、SNSや口コミサイトでの情報収集がおすすめです。

前の職場の方がよかったと感じる

転職先の環境に慣れることができず、「前の職場に戻りたい」と感じる人も多いです。

新しい環境に慣れるまでの間は、緊張や気疲れなどからストレスがたまりやすいです。

しかし、短期間で転職先を判断する癖をつけてしまうと、今後も転職を繰り返す可能性があります。

転職先に慣れてくれば、前向きな気持ちに代わる可能性もあるため、転職は慎重に検討しましょう。

中途採用だからと責任の重い仕事を任される

「経験者だから」と急に責任の重い仕事を任されたことで、辞めたくなる人もいます。

理不尽な状況には、以下の3つのようなケースがあります。

責任の重い仕事を急に任されたケース

  • 気難しい患者さんの対応を押し付けられる
  • 経験したことのない仕事を急に任される
  • 院内のルールを教えてもらえないまま仕事を任される

看護師は常に人手不足ということもあり、経験者は即戦力としての実力が期待されます。

しかし、転職後すぐに責任の重い仕事を任されると、「この先もここでやっていけるのかな」と不安な気持ちになるのも無理はないでしょう。

監修者

監修者

転職して間もない時期は、経験やスキルに見合わない「責任の重い仕事」を任されることもあります。
仕事を頼む側は、転職してきたスタッフのスキルを知らないケースが多いため、「できること」「できないこと」を自分から伝える努力も必要です。

看護師が転職後にすぐ辞めた時のデメリット

デメリット

転職後にすぐ辞めることには、少なからずデメリットもあります。

退職を検討するなら、デメリットも知ったうえで対策や準備を整えて転職活動に臨みましょう。

すぐに辞めるデメリット

すぐに辞める人は忍耐力がないと思われやすい

短い期間で仕事を辞めると、忍耐力のない人だという印象を持たれやすくなります。

採用側は、できる限り長く勤めてもらいたいと考えていることがほとんどなので、「採用してもすぐに辞めそう」という印象を払拭するために前向きな転職理由を準備して臨みましょう。

監修者

監修者

転職回数が多くても、転職理由が前向きなものであれば好印象を持ってもらうことも可能です。
「他職種に挑戦してチームワークを学びたかった」「〇〇のスキルを身につけるために〇〇病院で経験を積みたかった」などは前向きな転職理由です。
また、家族の都合などでやむを得ず転職をした場合には、そのことを正直に伝えましょう。

履歴書の職業履歴に書く必要がある

超短期間・試用期間中の退職を記載しなかったとしても、雇用保険や年金手続きの際に判明してしまいます。

経歴詐称を理由に解雇される恐れもあるので、短期間での退職も履歴書に記載する必要があります。

短期間の転職が多いと、採用されにくくなる可能性があることは大きなデメリットと言えるでしょう。

すぐ辞める癖がつきやすくなる

嫌な事があるたびに「自分には合わない」と退職すると、すぐに辞める癖がつきやすくなります。

辞め癖をつけないためには、自分が「どういう状況だと辞めたくなるのか」を理解した上で、転職先を探すのがポイントです。

辞めたくなる状況と解決策

  • 受け持つ患者さんの人数が多く、多重課題がつらい
    →患者さん一人ひとりに向き合える訪問看護の仕事に転職
  • 看護師が自分だけの職場で責任が大きくプレッシャーが強い
    →看護師が多く相談しやすい大きな病院に転職
  • 急変の対応が多く緊張感が続いて辛い
    →落ち着いた患者さんが多い療養型の施設に転職
  • 医療行為が少なく看護スキルが落ちそうで不安
    →教育制度が整った病院や最先端医療を扱う職場に転職

自分の理想通りの職場を見つけるのは難しいので、転職先に求める条件の「優先順位」を決めることが大切です。

今すぐ辞めたい!転職後すぐ辞めたくなった時の対処法

今すぐ辞めたい!転職後すぐ辞めたくなった時の対処法

勢いで退職する前に、本当に今の職場をすぐに辞めていいのか、冷静に考えることをおすすめします。

あなたが感じている不満が一時的なものであれば、勢いで辞めてしまうと後悔する可能性があるからです。

辞めたいと感じた時の5つの対処法を紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

すぐ辞めたくなった時の対処法

対処法1.辞めたい理由を分析する

辞める理由が漠然としていたために、同じ理由で転職を繰り返したり、辞めなくていい理由で辞めてしまう人もいます。

以下のように、辞めたい理由を分析すると、「辞めなくても解決する悩み」だと気づくこともあります。

辞めなくても解決する悩みの例

  • 同僚の看護師と馴染めずに疎外感があり辛い
    →嫌われているのではなく、お互いに様子をみている状態
  • 前職ではスムーズにこなせた業務がうまくできず自信を失った
    →新しい職場で緊張していて思うように動けないことがある
  • 転職先のやり方をスムーズに覚えられず落ち込んでばかりいる
    →前職が長い場合は、癖が抜けるのに時間がかかる場合もある

抱える悩みによっては、時間が経てば自ずと解決するケースもあるので、焦って辞めるのではなく、まず辞めたい理由を分析するのがおすすめです。

監修者

監修者

転職先で扱う疾患の種類や緊急度が前職と大きく異なる場合には、経験のある看護師でも慣れるまでに相当の時間がかかります。
機器の使い方、アセスメントのやり方、連絡・調整のしかたなど、新たに覚えることがたくさんあるからです。
転職後は「すぐに全部覚えなければ」と焦らず、気持ちに余裕を持つことも大切です。

対処法2.誰かに相談する

上司や家族・友人など心を許せる人に、今の辛い気持ちを相談することも対処法の一つです。

他の人の意見を聞くことで、客観的に今の自分の状況を捉えることができます。

「実は自分の考えすぎで、意外と大したことではなかった」と、前向きな気持ちになれることもあるでしょう。

待遇や業務に関する問題は、上司に相談することで待遇の見直しや、業務内容の改善をしてもらえるケースもあります。

監修者

監修者

転職して間もない時期は、周囲のスタッフや上司はあなたのことをよく知らないために、困っていても気づかれないことが多いのです。
自分から積極的に「伝える努力」をすることも大切です。

周りに相談できる人がいない場合は、看護師専門の転職サイトのキャリアアドバイザーに相談してみるのも良いでしょう。

転職サイトとは、転職のプロであるアドバイザーに転職相談ができるサービスです。

おすすめの転職サイトについては「転職を繰り返したくない看護師におすすめの3つの転職サイト」で紹介しています。

転職サイトは相談のみの利用も可能なので、「まだ転職すると決めていない」という方も、気軽に登録・活用してみて下さい。

対処法3.有休があれば休んでみる

これは2〜3年目の看護師の話になりますが、有給休暇がある場合は、仕事を休んでリフレッシュしてみましょう。

仕事から離れると、転職先のことを客観的に見る余裕が生まれます。

「新人の頃よりはツラくない」「忙しい職場だけど人間関係はいい」と前向きな気持ちになり、仕事を続けられることも。

転職には時間や労力もかかるので、慎重に検討するためにも、まずは「休んでみる」ことをおすすめします。

対処法4.異動を申し出る

大学病院や総合病院といった大きな病院では、病棟が違うだけで環境が大きく変わります。

「今の病棟が自分に合っていないだけ」という可能性もあるため、院内で配属先を変えてもらうのも対処法の一つです。

異動先の病棟が自分に合っていたら、転職せずに同じ病院で働き続けられるためおすすめです。

今の環境を変えたい人は、師長に異動の相談をしてみてください。

対処法5.時期を見て計画的に退職する

退職すると決めたら、計画的に転職することをおすすめします。

退職の申し出時期は、職場によって1ヶ月〜3ヶ月前と差があるため、就業規則の確認が必要です。

退職の流れを理解し、余裕を持って行動するようにしましょう。

退職までの流れ

  • 就業規則を確認
  • 退職の意思を伝える
  • 退職日の決定
  • 退職届の作成・提出
  • 業務の引き継ぎ
  • 退職

退職におすすめのタイミングは次の3つです。

退職におすすめのタイミング

  • 試用期間中
    →人手不足や補充の負担をかけず、引き止められにくい
  • 年度末(3月)
    →4月に入職する人が多く、人手不足になりにくい
  • 転職先が決まったあと
    →金銭面の不安を抱えずに転職活動できる

退職前に転職活動を行えば、生活費や貯金の心配をせずに、慎重に転職活動が行えます。

辞める時期が未定の場合も、転職サイトに登録して、求人探しだけでも始めておくようにしましょう。

口コミあり|転職したばかりでもすぐ辞めていいケース

口コミあり|転職したばかりでもすぐ辞めていいケース

転職先が過酷な状況なら、我慢をせずに退職を検討した方がよいでしょう。

辛い環境で無理をして働き続けると、体調を崩してしまう恐れもあります。

すぐ辞めてもいいケース3つ紹介するので、退職を決める際の参考にしてください。

すぐに辞めていいケース

ブラックな環境|パワハラで新卒1年目に辞めたいケース

「パワハラがある」「サービス残業を強いられる」などの、ブラックな環境の職場なら転職を検討しましょう。

匿名さん

看護師1年目

パワハラ・セクハラが当たり前

私は入職してからこの半年間、本当に職場でいろんなことに遭いました。

パワハラ、セクハラは勿論のこと、毎日フォロー者にマシンガンのように注意され、時には理不尽に怒られ、本当にここの職場や人間がキライです。

部長へ相談しても、考えないようにするしかないと言われ、病棟の移動はさせてくれなさそうです。

今後、転職しようか悩んでます。

(引用:看護roo!お悩み掲示板

パワハラ・セクハラや理不尽に怒られるなど、ブラックな職場環境の場合、体調を崩してしまうかもしれません。

看護師として働けなくなっては本末転倒なので、ブラックな職場であれば退職を検討しましょう。

聞いていた環境と違う|1ヶ月で辞めたいケース

入職前に聞いていた環境とあまりにもかけ離れている場合には、転職の検討をおすすめします。

以下は、「病院の体験で聞いた待遇と異なる点が多くある」という口コミです。

匿名

看護師

入職して1ヶ月辞めたい。

入職して1ヶ月が経ちました。

この病院の体験に来た時は、みんな仲良く働いて離職率は非常に低く、働いてる看護師みんな満足していて、寮費も看護師は無料であり、月20万程度はお給料があり、残業も0で、5時になったらみんなで帰れるように働いてると聞いてました。

でも入職してみると、(中略)毎日3時間の残業。

朝は8時半には業務に取り掛かれるように、7時半出勤。

そんな毎日を1ヶ月過ごして、頂いたお給料は手取り9万円でした。

明細を見ると寮費が引かれててもうなにもかも聞いてた話が違って、すでに辞めたいです。(後略)

(引用:看護roo!お悩み掲示板

聞いていた話と違いすぎると、病院に対して「騙された…」と不信感を抱いてしまいます。

病院への不信感が強いと、看護に集中できなくなり患者さんに迷惑をかける可能性も。

上司に相談しても待遇が改善されない場合は、退職を検討しましょう。

監修者

監修者

転職の際には、転職サイトの口コミやキャリアアドバイザーなどから予め内情を聞いておくことをおすすめします。
転職後の「聞いていた待遇と違う!」という状況が防ぎやすくなるからです。
私自身も、キャリアアドバイザーに「過去にその施設に転職した人の口コミ」を聞いてとても参考になった経験があります。

いじめ|中途採用2ヶ月目で辞めたいケース

いじめが酷く耐えられない場合は、心身を壊す前に、退職を検討してください。

以下は、「転職先のスタッフの対応に傷ついている」という看護師さんの口コミです。

匿名

看護師

お局に嫌われ無視されている

転職して2ヶ月。もう我慢の限界です。

職場にお局がいます。みんなが恐れているような人です。

嫌われるようなことは何もしていないのですがその方に嫌われているようで、無視され、空気扱いされます。

目の前にいるのに違う人に仕事を頼んだり、挨拶しても無視。話しかけると、は?と言われる始末。入職してからずっとこんな感じ。

最近勤務がかぶると動悸がして、出勤しても、空気扱いなので一言も話さないんですが、気分が悪いです。

(引用:看護roo!お悩み掲示板

いじめのターゲットにされてしまうと、心も体も病んでしまいます。

「すぐに辞めると職歴に傷が付く」という理由から、我慢して働き続ける方もいるでしょう。

しかし、心身を壊して働けなくなっては元も子もないので、無理をせずに転職準備を始めるのをおすすめします。

看護師が転職に失敗して退職を繰り返さないための準備

看護師が転職に失敗して退職を繰り返さないための準備

転職に向けた準備をしておくことで、あなたに合う職場を見つけやすくなります。

転職を繰り返さないための3つの準備を紹介するので、あなたに合った職場を見つけるために、ぜひチェックしてみてください。

転職を繰り返さないための準備

自己分析をする

自己分析を行うことで、あなたに合った仕事を見つけやすくなります

自己分析で考えるべきことには、次のような項目があります。

自己分析で考えるべきこと

  • 自分はどのような人間なのか
  • 長所を仕事でどう活かせるのか
  • どのような働き方をしたいのか
  • どのような働き方は嫌なのか
  • 得意なことは何か
  • 苦手なことは何か

「自分にどんな仕事が合うのかわからない」という場合は、「看護roo!の職場診断」の利用がおすすめです。

看護roo!職場診断

看護roo!の職場診断は、簡単な質問に答えていくだけで、「向いている職場」「ちょっと違うかも⋅⋅⋅な職場」がわかります。

あなたに向いている職場の求人もチェックできるので、ぜひ活用してみてください。

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「私、看護師に向いてないのかも…」と悩んでいるなら職場診断をしてみましょう!(完全無料)

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(参考
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「自分って病院が合っているのかな?本当は他の施設形態が合っているんじゃないかな…」

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自分が今の施設形態と合っているのか不安でしたら、まずは職場診断を行ってみましょう。

職場診断をしてみることで「こんな自分がいたんだ」という自分でも気付かなかった能力やスキルを知ることができます。

「看護roo!」は厚生労働省から許可を得ているサービスなので、無料で利用できます。

あなたが本当に今の職場が合っているかを、この機会に確かめてみましょう。

転職先について事前に調べる

ミスマッチを防ぐために、事前に転職先についての情報収集をしておくようにしましょう。

病院のWebサイトや求人票を見ているだけでは、職場の雰囲気を掴むことはできません。

そのため、働きたい病院があれば、事前に職場見学をさせてもらうのがおすすめです。

「どんなスタッフが働いているのか」「どんな雰囲気なのか」などが事前にわかるため、自分に合いそうか判断しやすくなります。

忙しくて見学する時間が取れない場合は、口コミサイトやSNSで口コミをチェックするのもおすすめです。

ナスコミを利用しよう!

ナスコミ
(引用元
ナスコミ

ナスコミは、病院に対する看護師のリアルな口コミをリサーチできるサイトです。

同じ病院でも、部署によって看護師メンバーの雰囲気が異なったりするので、転職する前には職場の雰囲気を調べておくと良いでしょう。

利用は無料なので、ぜひ気軽に登録して、情報収集に役立ててください。

転職サイトに相談するのがおすすめ

一人で情報収集するのが難しい場合は、転職サイトの利用もおすすめです。

看護師転職サイトの仕組み

転職サイトのキャリアアドバイザーは、病院の内部情報に精通しているため、気になる病院の実態もアドバイザー経由で確認できます。

また、ネットに乗っていない好条件な職場を紹介してもらえたり、キャリアアドバイザーへの相談・面接対策のサポートを受けられるためおすすめです。

全て無料で利用できるので、気になる転職サイトは登録しておきましょう。

転職を繰り返したくない看護師におすすめの3つの転職サイト

おすすめ看護師転職サイト3選

今の職場からすぐに転職したくても、どうやって転職すべきかわからない人は多いでしょう。

「短期間で退職したから、次の職場が見つかるか不安…」という方におすすめなのが以下3サイトです。


【おすすめ看護師転職サイト3選】
転職サイト名公開求人数対応エリア
看護roo!
約5.4万件

全国
レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
約8.6万件

全国
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)
約3.6万件

全国

(※最終更新:2024年1月|公開求人数は「常勤のみ」の件数です)

まず初めの1社を選ぶならば、求人数・サポート共に充実している「看護roo!」がおすすめです。

しかし、手厚いサポートをしてくれるかは、担当者の良し悪しにも左右されるため「このサイトを使えば安心」と言い切れるサイトはありません。

相性の良い担当者を見極められるように、転職サイトは2~3社まとめて登録しておくことをおすすめします。

求人数・サポート共に充実している『看護roo!』

看護roo!
(引用
看護roo!

看護roo!の特徴

  • 手厚いサポートが受けられ、特に面接対策と条件交渉には定評がある
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看護roo!』は、看護師転職ではお決まりと言えるほど人気の看護師転職サイトです。

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求人数とサポートの丁寧さを総合的に判断するならば、看護roo!への登録は外せないと言えるでしょう。

なお、看護rooは登録者限定に「転職ガイドブック」を配布しています。転職者に寄り添った配慮がある点も、看護roo!をおすすめできる理由の一つです。

看護師の転職には欠かせないサイトですので、優先的に登録しておくことをおすすめします。

看護roo!|基本情報

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求人ページだけでは分からない内容があれば、キャリアアドバイザーが丁寧に情報提供してくれるので、応募先をなかなか決められない人にもおすすめのサービスです。

少しでも多くの求人を見たい人や、職場の雰囲気を事前に詳しく知りたい人は、ぜひレバウェル看護も活用してみてください。

レバウェル看護 (旧:看護のお仕事)|基本情報

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2005年から運営されている老舗の転職サイトであり、医療機関との繋がりが強く、非公開求人も含めて全国幅広くの求人を保有しています

また、各都道府県ごとに担当のキャリアアドバイザーが在籍しており、職場の雰囲気なども詳細に教えてもらえるのが魅力的です。

実績豊富で求人数も充実しているサービスであるため、看護師の転職には欠かせないサイトの1つと言えます。

全ての看護師におすすめですが、特に20代や30代のサポートに強みを持っているので、該当する人は優先的に登録しておきましょう。

ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)|基本情報

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対応地域全国
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看護師転職サイト利用の流れ

すぐ辞める人のための看護師転職サイト利用法

看護師転職サイトを利用した転職活動の流れを解説します。

転職サイト利用の流れ

  • 利用登録をする
  • 初回のカウンセリングを受ける
  • 求人の紹介、求人への応募
  • 新しい就職先との条件交渉

特に難しいことはありませんので、ざっくりと流れだけでも確認しておいてください。

ステップ1.利用登録をする

看護師転職サイトは最初に利用登録を行います。

メールアドレスや電話番号、希望する働き方など、簡単に入力できる項目なので数分で登録が完了します。

利用料は完全に無料なので安心して利用してください。

ステップ2.初回のカウンセリングを受ける

登録した当日や翌日に、看護師転職サイトのキャリアアドバイザーから電話が入ります。

電話ではスタッフから、仕事の悩み、転職希望時期、希望する働き方や看護技術の習得レベルなどを詳しく聞かれます。

面談については電話やWebが主流になっているため、対面面談を希望する場合は、事前に対応可能か確認することをおすすめします。

ステップ3.求人の紹介、求人への応募

カウンセリング後、希望の条件を満たす求人があれば紹介してくれます。

求人に応募する前には給料、職場の雰囲気など、 転職先の病院に直接聞きづらいことも看護師転職サイトのキャリアアドバイザーが聞いてくれます。

実際に応募する時は、履歴書の内容確認や面接の練習を担当者が電話でサポートしてくれます。

病院の面接日程の調整もキャリアアドバイザーが代行してくれるため、自分で日程調整をする必要はありません。

面接を受けて合格したら新しい就職先の決定です。

ステップ4.新しい就職先との条件交渉

面接に合格した後は、入社日、給料や勤務の条件交渉なども、キャリアアドバイザーが代行してくれるため安心です

条件交渉が終わると、入社日に出勤して新しい職場で働くことになります。

転職サイトを最大限活用する方法

成功のコツ

転職サイトは看護師の転職をバックアップしてくれますが、任せきりでは上手くいきません。

最大限サポートを活用するために、知っておきたいポイントを詳しく紹介します。

転職成功のポイント

転職を成功させるために、ぜひチェックしてみてください。

1.良い転職先があればすぐ転職すると伝える

キャリアアドバイザーとの最初の面談時に、「良い求人があればすぐ応募したい」「すぐに転職したい」と前向きな希望を伝えましょう。

キャリアアドバイザーは、あなた一人だけをサポートしている訳ではありません。

転職を急いでいる人を優先しますし、熱心な人には案件が出たらすぐに案内します。

好条件の求人は競争になりがちなので、しっかりアピールすることが大切です。

2.担当者とこまめに連絡をとる

担当のキャリアアドバイザーとは、こまめに連絡を取るようにしましょう。

「新しい求人はありませんか」と定期的に尋ねることで、転職の意志を伝えられ、新しい求人が入った時に「この求人はあの人にぴったりかも」と、すぐに思い出してもらえます。

また、定期的にコミュニケーションを図ることで、良好な関係を築くことができ、円滑に転職活動を進められるためおすすめです。

3.推薦書を自分でもチェックする

転職サイトで紹介された求人に応募する際には、キャリアアドバイザーが推薦書を作成して添付してくれます。

転職のプロであるキャリアアドバイザーの推薦なので、あなたの印象は良くなるでしょう。

しかし、面談の際に提出した質問表を使い回したり、職務経歴書を書き写すだけの推薦書を書くキャリアアドバイザーもいるようです。

そのため、できるだけ提出前に自分で確認することをおすすめします。

きちんと書いてくれるキャリアアドバイザーがほとんどですが、「面接時に聞かれて困らないよう念のため確認させてください」とお願いしてみましょう。

4.質の悪い担当者はすぐに変更する

なかには、強引に転職をすすめたり、条件と違う求人を紹介したりする、質の悪いキャリアアドバイザーもいます。

以下のような場合は、キャリアアドバイザーの変更がおすすめです。

すぐ変更すべきキャリアアドバイザーの特徴3つ

  • 断った求人を何度もおすすめしてくる
  • 専門的な話が通じない
  • 病院の雰囲気や情報などを質問しても教えてくれない

また、担当者との相性もあるため、「今のキャリアアドバイザーとは合わない」と感じるなら、遠慮せず変更をお願いしましょう。

以下に、担当者変更を申し出るときの文例を紹介します。

担当変更メールの文例

お世話になっております。○○と申します。

現在○○様に転職支援をご対応いただいておりますが、視野を広げるためにも、可能であれば他の担当者様のご意見もお伺いさせていただきたいと考えております。

大変丁寧に支援頂いている中恐縮ですが、担当者を変更いただくことは可能でしょうか?

お手数をおかけしますが、ご確認よろしくお願い申し上げます。

5.面接日程を近づけすぎない

面接を受けるのは、1週間に1回、多くても2回までにしましょう。

好条件の求人が重なると、まとめて応募しがちですが、面接のための準備や情報収集の時間が取れなくなってしまう可能性があります。

結果として、面接自体がおろそかになって採用を見送られるような事態は避けましょう。

面接に万全の態勢で挑むためにも、面接日程は余裕を持って組むことをおすすめします。

6.複数の看護師転職サイトを利用する

転職活動では、複数の転職サイトを利用するのがおすすめです。

複数の転職サイトに登録しておけば、より多くの求人情報が得られます。

さらに、仮に質の悪い担当者に当たっても、別のサイトを利用できるので転職失敗のリスクを減らせるでしょう。

他の転職サイトも併用する

複数の転職サイトを利用すれば、求人の選択肢が増え、複数の担当者からアドバイスをもらえるのでおすすめです。

まとめ

転職後に「すぐ辞めたい」と考える看護師は多いです。

しかし、転職後にすぐ辞めることには、次のようなデメリットがあります。

すぐ転職するデメリット

  • 忍耐力のない印象がつく
  • 履歴書の職業履歴に書く必要がある
  • すぐ辞める癖がつきやすくなる

デメリットも踏まえた上で、「それでも転職したい!」と考えるなら転職活動を始めましょう。

自分に合う職場への転職を成功するには、次のような事前準備が大切です。

転職の事前準備

  • 自己分析をする
  • 転職先について事前に調べる
  • 転職サイトに相談する

ひとりで希望の転職先を見つけるのが難しい場合は、転職サイトの利用もおすすめです。

転職サイトでは、個人では情報収集しきれないような、病院の内部情報を教えてもらえます。

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監修者

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この記事は有料職業紹介許可番号:23-ユ-302788)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社エイチームライフデザインが制作しています。

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